元動画: 2023/07/13
https://www.youtube.com/watch?v=21MFHEkfVfM
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、テレビのニュースとかネットのニュースとかでも出ているので、ご存知の方はご存知だと思うんですけれど
経産省の職員の方でトランスジェンダーの方がいらして、その方がですね、トイレを使う際に2階以上離れた場所のトイレしか使わせてもらえなかったと
そのことに対して不満を持って人事院にトイレの利用制限の改善を求めるんだけれど断られてしまったと
そのことが不服なので、トランスジェンダーの方は裁判を起こしたんですよね。
この国の判断、トイレを遠いところしか使わせてもらえないという国の判断が違法かどうかという裁判で争ったわけなんですけど
その場合1審が違法で、2審が適法になって、3審でまたひっくり返して最高裁で違法という判決が出ましたよと
今回のこの判決は性的少数者の職場環境の最高裁の判断としては初めてだったんですよね
なので今回のこの判決が出て、ツイッターとかネット上の意見を見るとですね
これは大変なことが起きたと、女性の権利が侵害されるじゃないかと
今後は体が男で、実は心も男なんだけど自分は女です、心は女です、政治人女ですって言い切ってしまえば
そういう悪い男、スケベな男でも女性用トイレに入ったりとか女風呂に入ったりとか女性用更衣室を使える世の中になってしまう
これは女性の権利が侵害されるとんでもないことだって言われてるんですね一部の方で
今回のこのことに関して三木屋先生はどう思いますかっていう質問が多いので答えさせてもらいますが
結論としましては、僕個人の判断としては今回の最高裁のこの違法だっていう判決は正しかったと思っています
これ本当に人によって意見違うと思います
知らない人のためにですね、今回のことをですね詳しく説明させてもらいますと
計算所の職員なんですけれど、その方は2009年に性同一性障害と診断を受けているわけですね
女性用の休憩室とか更衣室の利用は認められていたんです
この方は健康上の理由から性別適合手術は受けられず、戸籍上の性別は男性のままであったということなんですね
トイレに関しては職場から2階以上離れた遠いところのトイレしか使わせてもらえなかったと
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それに関して人事院にトイレの利用制限の改善を求めるも断られたので
今回の裁判を起こしたという争いになったということなんですけれど
要するに近くに女性用のトイレが多分あったと思うんですけど
本人はそこの女性用トイレを普通に女性として使いたかったんだけど
それだけが断られて離れたところで使わされたってことなんですね
おそらく職場の女性がそれだけは嫌ですみたいな反応をしたんじゃないかなって思われるんですね
裁判官の話を聞くとそういう流れだったんじゃないかなって思うわけですよ
なんだけれど今回の最高裁の判決では
国の判断は他の職員への配慮を過度に重視し妥当性を欠くという結論なので
他の女性職員なんかがなんとなく嫌だわって
あの人は男なんじゃないですかねみたいな感じ
なんとなく嫌ですとか生理的に嫌なので
トイレだけは使わせないでくださいみたいな意見があったのじゃないかなっていうことが浮かれるわけですよね
なので女性とか職員への国が配慮したっていうのは過度に重視しすぎだと妥当性を欠くので
これは違法だっていうことなんですよ
そういう判決が出たんですけど
ここだけはですね勘違いしないでほしいんですけど
今回違法だっていう判決が出たからといって
今後体が男性で私は政治人は女性ですって言えば
誰でも女性小椅子とか女性トイレとか女風呂の中入れるっていうその判決ではないんです
それとは一線を隠してほしいんですよね
線引きしてほしいんですよ
今回のこの判決は本件に関しての判断なんですね
なので今回裁判官全員が異例の補足意見っていうのを述べていて
それを読み上げますと
同僚の女性職員が違和感・羞恥心を抱くとしたら
トランスジェンダーへの理解が不十分でないことが考えられる
経産省は早期に研修を実施し制限を見直すことも可能だったと
要するに経産省の同僚の女性職員が
なんとなくあの人女性トイレの中入ってくるの嫌だわって
なんとなく生理的に嫌だわっていう意見があったから
トイレを使わせないっていう判断だとしたら
経産省としてはなんとなく嫌だわとか
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なんとなく生理的に無理だわっていう女性に対して
ちゃんと研修して教育して考えを見直させて
トランスジェンダーの方も女性のトイレを使わせるように
みんなを説得するべきだったと
教育すべきだったっていうことなんですよね
あとは性的マイノリティに対する誤解や偏見がある現状では
利益考慮・利害調整を感覚的・抽象的に行うことは
許されるべきではない
他の女性職員らの利益が本当に侵害される恐れがあったのか
具体的に客観的に検討されるべき
これもそうですよね
なんとなく誤解とか偏見がある現状では
他の女性職員の利益が本当にそれで女性トイレを使うことによって
侵害されるのかっていうことを
ちゃんと検討すべきだったのではないですかという意見なんですね
あとは判決はトイレを含め不特定多数の人々の使用が想定される
公共施設の利用のあり方に触れるものではない
この問題は議会を改めて議論されるべきだと
最後のこの文がすごい重要なんですけど
今twitterとかで騒がれてる体が男で実は心が男でも
自分は性自認は女だって言い張って
女性トイレとか女性公室に入るのが許せられないとか
あるいはそうじゃなくて本当に性自認が女性で体が男性だとしても
そういう人がみんなすぐに女性用トイレとか女性用お風呂に入れるわけではなくて
今回に関してだけですよと
要するに今回の経産省の職員は2009年に性同一性障害というふうに診断されていて
だけど健康上の理由から性別適合手術を受けることができなかったので
戸籍上はまだ男のままだったんだけど
2009年に診断されていてそれからずっと働いてたとすると
一緒に働いてた人たちはこの人は心は女性なんでしょうっていう感じで
なんとなく認識してたと思うんですよ
だけどみんながみんな正しく認識してたのは限らないんですよね
やっぱり誤解とか偏見というものがあるわけだから
この人は何なのって生理的になんとなく受け付けないわって思ってた人もいたのかもわからないんですよ
だけど今後は法律もできたわけだし
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今回のこの件に関してはやっぱり国の判断
トイレを使わせないっていうのは間違いですよっていう
最高裁の判決が出たわけなんですよね
なので僕個人の意見としてはこの最高裁の判決は妥当だったんじゃないかなって思います
だけどこれ本当に人によって意見が違うと思いますので
難しいところだと思いますけど僕個人としては妥当だったと思います
というのは今回のトランスジェンダーの女性は
同一性障害っていうふうに診断はされていたわけなんですけれど
健康上の理由から性別適合手術は受けられなかったので
戸籍上は男のままだったわけなんですよね
今の日本の法律だと戸籍上の性別を変えるためには
6つの要件を満たさないといけないんですね
それを説明しますと
1、青年の子がいないこと
5、性色線がないこと
または性色線の機能を永続的に書く状態にあること
6、他の性別の性器の部分に禁じする外観を備えていること
この5・6を見ればわかるんですけれど
要するに性別を男性から女性にするためには
まず巨性手術をしないといけないんですね
精巣を取る必要があるわけです
そうすると子供を作ることはできなくなりますよと
生殖機能がなくなりますよと
あとは見た目がおちんちんがついている状態を
女性器の形にする必要があるんです
なのでおちんちんを取って
性別適合手術とか性転換手術って言うんですけれど
おちんちんを取って
通常だったら窒の内空を作るんですね
その窒の内空っていうのは皮膚移植したりとか
院の皮膚を裏打ちして
皮弁にして持って行って内空を作ったりとか
あるいは腸を内空にしておちんちんを入れて性行為できるようにするとか
いろんな方法があるんですけれど
あるいは最近だと窒の内空を作らないで
見た目だけ女性器にするっていう手術もあるんですね
やっぱり窒の内空を作るってなかなか難しくて
植肥で入れた場合なんかは
だんだん内空が狭くなったりとかするので
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ダイレーターっていうのを定期的に入れて広げるとか
それが痛かったりとか大変だったり血が出たりとか
匂いがしたりとかありますし
あと腸で内空を作る場合でも
分泌物が出て匂いがしたりとか
常に下着が分泌物でベタベタになったりとか
窒を作るって結構大変な手術で手間もかかるし
それなりのリスクもあるわけですよね
なので清掃をとってなおかつおちんちんをとって
女性器を作らないといけないわけです
おちんちんをとってその尿道を窒の中の尿道口を作って
そこからおしっこが出るようにしないといけないので
結構大変な手術なんですね
性別適合手術っていうのは
なので例えば健康上の理由
基礎疾患があって手術受けられないとか
場合によっては血流病とかフォームミルバンド病とか
血液の疾患で血が止まりにくくて大きな手術できないとか
結構出血して輸血が必要になるとか
そういうことがある手術なので
糖尿病なり高血圧なり
それなりのリスクを抱えている人だったら
手術受けることができないっていうこともあるわけですよ
心臓の病気なり脳の病気なり
持っていれば手術受けたくても受けられないっていう人はいるわけですよね
今回のこのトランスジェンダーの方が
どういった健康上の理由からできなかったのか
わからないんですけど
受けることはできなかったわけですよね
なので戸籍状は男性のままだったっていうことなんですよ
実際僕トランスジェンダーの方
たくさん診察してるんですね
美容外科医っていう職業なので
普通にM2Fの方
体は男性なんだけど
性自認は女性の方で
顔を可愛くしたいとか女性っぽくしたいっていう方が
たくさんいらっしゃるわけですよ
やっぱり顔つき骨格が男性だと
男性っぽい顔から女性っぽい顔
可愛らしい顔、綺麗な顔にしたいっていう人は
よくいらっしゃいますんで顔の手術もやるし
あとは大抵トランスジェンダーのM2Fの方っていうのは
まず体を女性っぽくするためには
虚勢手術をまずするっていう人が多いんですよね
そうすると男性ホルモンが分泌されなくなって
それだけでもちょっと女性っぽくなって
なおかつ女性ホルモンを定期的に打つと
さらに皮下脂肪がついて女性っぽい体つきになって
胸もちょっと膨らんできて
ちょっと大きくなってきたりとかするわけですよね
さらに胸を大きくしたくなったら
シリコンバックプロテーゼンを入れて
包協手術をして胸をしっかり大きくするわけで
そういうトランスジェンダーの方の包協手術も
うちのクリニックたくさんやってるわけですね
その別でF2Mで胸がある人の胸を取って
男性っぽい平らな胸にしたりとか
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そういう手術はやってるわけです
顔とか胸の手術っていうのはやってるわけなんだけど
ただ性別的合手術に関しては
たかつクリニックではやってないんですね
性別的合手術って結構専門性が高くて
誰でもできる手術っていうわけじゃなくて
ある程度その手術にずっと従事してて
トレーニングしてる先生じゃないとできない
っていうところがあって
日本国内で性別的合手術を受けることが
ちゃんと受けることができる施設って結構限られてて
受けたくてもずっと手術を待っていて
受けられないっていう人いたりとか
あるいは手っ取り早くすぐに受けるために
タイに行ってですね
タイで手術受けたりとかすることもあるし
あと日本国内でも
ヤミ医者みたいなところで手術受けたりとか
となるとですね
やっぱりタイで手術受ける場合も
タイでもすごい上手い人もいれば
あんまり上手くない人もいるわけですよ
そういうところ
あっせんしてくれる人とか業者とかがいて
あっせんしてもらって
手術するってことはあると思うんですけど
あるいはヤミ医者で手術する場合
日本国内でやる場合でも
それなりのリスクがあって
やっぱりトラブルも結構多いんですよね
場合によっては命を落とすっていうこともあるし
あるいは術後もちゃんとした正規ができていないと
なんとなくうまくいかない
痛みがずっと続くとか
鎮の内側がすぐ閉まっちゃうとかですね
ちっちゃくなっちゃうとか
トラブルって結構多いんです
なのでこの性別適合手術
戸籍を変えるためには必要な手術なんだけど
受けたくないっていう人も結構いるんです
それはリスクもあるし
あと金銭面とか
受けたくてもずっと
何ヶ月も待たないといけないとかですね
そういう状態なので
受けたくても受けれないっていう人いるわけですよ
健康上の理由だけど
なので性別を変えたい
戸籍上女になりたいんだけど
手術を受けられないことによって
変えられないっていう方はたくさんいるわけです
本当は戸籍を女にしたいんだけれど
なので強制もして
なおかつ女性ホルモンも定期的に注射して
包協手術もして
おチンチンだけはまだ残ってるっていう
トランスジェンダーの方って結構多いんですよね
そういうタイプの方の方が
まだ多いぐらいなのかもわからないですね
性別的ご手術はハードルが
すごく高くなってしまうので
おチンチンだけはまだ残ってるっていう人いるんですよ
なのでそういう方は
戸籍は男のまんまなんですけれど
あとは結構多いのが
おチンチンだけは残ってると
あとはもう玉抜きもして
包協もやって女性ホルモンも打ってるんだけど
付き合ってる彼氏が
性別的ご手術はしないでくれって言われてるから
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おチンチンは残してるっていう方も結構多いんですね
おチンチンだけが残ってるっていうことは
見た目は女性で
胸も包協して大きくなってるんだけれど
おチンチンだけはついてる状態なんですね
ってなると男性から見ると
女性なんだけどおチンチンはついてる
おチンチンがついてる女性なんですね
世の中の男性には一部なんだけど
おチンチンがついてる女性が好きだっていう男がいるんですね
なのでそういう人と
おチンチンがついてるトランスジェンダーの人が
マッチングすると
カップルとしててうまくいく
ラブラブになれる
ずっと付き合えるっていうことが結構あるんですよ
あとはおチンチンがついてるトランスジェンダーの方で
そういう方が働くバーとかで働いてたりとか
あとそういう風俗店で働いてたりとかする方もいるし
例えばそういう風俗店だとですね
やっぱりそれなりに需要があるわけですね
おチンチンがついてる女性なので
そういう人が好きな男性は
おチンチンをくわえたりとか
おチンチンを自分のお尻の穴に入れてもらったり
っていうのが好きなんですね
男性でも入れるより
お尻に入れられる方が好きだっていう人って
一定数いるんです
あるいはEDになってしまって
入れることができなくなっちゃったから
入れられることを覚えて
そっちの方にはまったっていう人もいるので
そういう人にとっては
おチンチンがついてる女性って
すごく貴重でありがたいので
カップルになると
彼氏は頼むから
おチンチンだけは取らないでくれって
おチンチンが好きだからっていう人はいるんですね
そういう理由で
おチンチンだけは残してるっていう人もいるわけです
そういう人もし性別的におチンチン取ってしまったら
彼氏にとっては
振られちゃうっていう可能性があるんですよ
彼氏が振っちゃうっていう可能性があるんですね
だからそういうトランスジェンダーの方って
今の彼氏がどうしても
性別的にお手術しないでくれって言われてるから
もし彼氏と別れたら
タイに行って
手術受けようと思ってるって
それで悩んでるとかね
そういう相談も受けるんで
実際そういう方いるんですね
なので
本当は戸籍を女性にしたいんだけど
何らかの理由で
手術受けることができなくて
戸籍だけは男性のままっていう方いるわけですよ
そういう方がたくさんいるので
そういう方に対しても
個別で判断して
女性用トイレを使わせてあげたりとか
してあげてもいいかなって思うんですね
それがお風呂になるとまた難しいですね
おチンチンがついてる性自認が
女性の方がお風呂入ってくると
おチンチンが入ってる人が入ってくると
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やっぱりびっくりして
拒絶するってこともあるかもわからないんですけど
トイレに関しては個室なので
ありなんじゃないかなっていうのがありますね
っていうのが僕の意見です
ご視聴ありがとうございました
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