1. 神田大介の経験
  2. 最高裁判決に思う 前編
2024-09-26 10:10

最高裁判決に思う 前編

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今回は私の経験じゃない話をしようと思いますけれども、何かというとね、昨年2023年の10月にある決定があった、トランスジェンダーをめぐる者でして、この方はですね、経済産業省にお勤めなんですね。
性別っていうことで言うと、いわゆるですね、戸籍状の性別っていうのは、つまり肉体的な性別と言いますかね、は男性なんだけれども、性自認としては女性、つまり自分とは女性であるというふうにしか考えられないという、そういう人です。
これトランスジェンダーの中でもね、M2Fとかって言いますけれども、この人が女性用のトイレを使いたいと、やっぱり男性用のトイレを使うのは耐えられないわけですね。
ところが、その女性用トイレに入るっていうことを、女性の職員が嫌がるというようなことがあってですね、使ってはいけませんっていうような判断がなされていたと。
その経済産業省だけじゃなくて、公務員というのは人事院というところで、人事を司どられていますから、給料の額とかね、いろいろなこともそっちで決まっておきますからね。
人事院もやっぱり制限しても良いと、制限には問題がないというふうにしていたんですけれども、これが訴訟になってですね、
最高裁判所でこの決定は違法であると判定か、つまり人事院がこの女性用トイレにトランスジェンダー女性が入るっていうことを制限するとダメですよっていうことは問題ありませんって人事院は言ってたんですけれども、いやいや問題ありますよっていうふうに最高裁が言ったっていうことですね。
っていう判決がありましたと。
で、これはいろいろとすごく衝撃を持って受け止められる向きもありましたし、訴えは当然だろうと最高裁の判決というのも当たり前だろうっていうような見方もあった。
判断が分かれていて、結構この問題っていうのがセンセーショナルに扱われる向きもある。
と思うんですよね。
去年の10月とかにこの話すると、なんかもう余計な波風が立ってたと思うんで、いい感じで時間が経ってきたしっていうのと、ちょっとね、いろいろ自分の中でタイミングがあってですね、いまだにやっぱりこういう話っていろんなところで目にしたり聞いたりするんですよね。
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例えばですけれども、これもだいぶ前になりましたが、東京都知事選のときに、
東京都知事選のときだったっけ?
いや、そうか、違います。
ごめんなさい。
その前だな、衆院選の補選があったんですよ。
で、東京15区、江東区に演説を聞きに行ったときに、百田尚樹さんがいてですね、日本保守党か。
で、そこで飯山あかりさんっていう人が候補として出てきて、百田さんの演説を聞いてたら、この話が出てたんですよね。
ポッドキャストって放送禁止言葉とは関係ないんですけど、あんまり言いたくないんで言わないですけれども、百田さんはふんふんをつけた、ふんふんをぶら下げた男が女暮らに入ってくるんですわ、とかって言って、
それと、衆院補選と何の関係があるのかなっていう気もしなくもないですけれども、ご自身のそういった主張をということでしていたと。
で、だから、これってしかし、私の周囲の女性なんかでも、やっぱり嫌悪感を示したりとかですね、拒否感を示したりってことはありますからね。
トイレもそうですよね。
女性用トイレにトランスジェンダーの女性が入ってくる、トランスジェンダー女性っていうのは要するに外形的には、いろんな人がいるんで本当になんとも一口では言えないんですけれども、男性業務を持っている人も中にはいますよね。
政治人が、つまり自分の心持ちとしては女性だっていうところで、それは確認しようがないっていうのがあったり、あるいは過去にそれを悪用した犯罪、つまりそういう自分はトランスジェンダーであるということを言って、そういうトイレだ風呂だみたいなところに入るみたいな、そういう犯罪がアメリカとかであったっていうようなことが報道されている。
自分は報道ベースでしか知らないですけれども、なんていうところが持ち出されてですね、不安を煽るかき立てるっていうようなことがあったように思うんですよね。
で、ちょっとなんかね、あの、腑に落ちないところがあって、私は別に性的マイノリティの支援の活動してるわけでもないんでもないんで、お前がそんな言う立場にあるのかって言われそうなのと、まあとはいえ、なんていうんですかね、そういう人たちに対して、
もっと何か理解が広がっていけばいいなと思ってるんで、そういう奴が言ってることだからバイアスかかってるだろうって、両方から責められそうな気するんですけど、まあいいやと思って、別に責めだけは責めればいいので、話しますとですね。
なんですか、まず雑なんですよね、話がね。
で、例えば、男性が女性トイレに入ってきた場合に何が問題になるのかっていうところから考えたらいいですかね。
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基本的に女性用のトイレって個室になっているので、中は見られないんですよね。
で、ただまあ、そういう場所に男性がいるっていうことに心理的な問題があるっていうのであれば、それはなるほどとは思うわけなんですけれども。
具体的に、じゃあ法律で考えた時にですね、何が問題になってくるのかというとこは、例えば最高裁判決とかっていうところに考えても、日本というのは法治主義、法に基づいて価値の判断が行われる国家なので。
要するにこれと逆なのがですね、なんか独裁者みたいな人がいて、その人がこうだって言ったら、それにみんなが従わなきゃいけないっていうのがかつてあって、そしてみんな苦労してきたので、法律に基づいて、つまりどんな人がトップになっても同じことが起きるようになっているわけですね。
今の社会っていうのは日本もそうですよと。
じゃないですか。
で、犯罪防犯みたいなことで言うと。
まず盗撮。
これは男性が女性を盗撮するケースがほとんどですね。
統計見てもそうですね。
なんですが、中にはですね、女性が女性用のトイレあるいは女性の脱衣所、銭湯とかね温泉とかのに入って盗撮用のカメラを仕掛け、盗撮に及ぶっていうような犯罪もあるんですよね。
件数はちょっと比較は私は統計は見つけられなかったですけれども、あるはあるんですよね。
なので別にそこに入っている人が女性であるから安心できるっていうことでもないわけじゃないですか。
ということは盗撮をされるか否かというところでは判断ができない。
つまり政治人とかが何であろうと別に盗撮は起こり得るんですよね。
そこはあまり問題にならないはずなんですね。
あと性指向の問題がある。
つまりトイレというよりはお風呂の方が指摘が大きくなるのかなと思いますけれども。
要は自分の裸を見られるっていう部分ですよね。
トランスジェンダーの性指向っていうのはこれも人によって違うので別にいろんな形があり得ると思うんですね。
政治人が女性だったとしても性的性指向は女性だっていう人もいるでしょうから何とも言えないわけなんですけども。
そうそうだからそこで考えてもらいたいのはそもそも温泉とか生徒には性指向が自分に向かっている人って必ずいるはずなんですよね。
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例えば私は男性っていう性別になってますので男に入るんですけれども大体1割ぐらいの確率で同性愛者であったりバイセクシャルの人が含まれるって言われてるわけですね。
10人入ってる銭湯なんて別にザラにあるじゃないですか。
温泉もそうですよね。
そこの中には確実に性指向が男に向いてるとつまりゲイであったりバイセクシャルの男性だったりっていう人は1人とか2人とか含まれるっていうことにあるわけですね確率としては。
で私もうすぐ50歳ですけれども何か起きてきたかって言うと別に何も起きないわけですよ。
それは別に性指向が自分に向かってたとしてそこでレイプが行われるっていうことではないわけですよね。
そこはちゃんと理解した方が良いんじゃないかなと思うんですね。
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