学費の値下げ発表
はい、こんにちは。今回なんですけれども、藤田医科大学が2026年度から医学部の学費を総額2152万円に値下げしますよということに関して解説させていただきたいと思います。
6年間の学費が、今までは総額で2980万円だったのが2152万円に値下げと、これが約30%の値下げという形になりまして
私立大学医学部の値下げとしては、かなり画期的なんですよね。これが今ニュースになってますんで
解説させていただこうかなと思うんですけど、というのは、皆さんご存知の通り、私の母校なわけですよ。愛知県にあります藤田医科大学医学部
名古屋市、緑区と、あと愛知県の豊垣市っていうところの、大体中間ぐらいにあって、僕緑区とか豊垣市、本当に思い入れがあって大好きな土地なんですけど、僕ずっと
豊垣に住んでましたからね。緑区よりも豊垣の方がアパートの家賃が安いんですよね。田舎だから。っていうのもありまして
値下げしたことによって、全国で31ある私立大学医学部の学費が全国4位になったんですよ。
で、慶応と同程度になったわけですよね。慶応と同程度ってね、まぁすごいことだなぁってね、僕的には思うんですよ。
ちなみに国際医療福祉大学、潤天堂大学、関西医科大学に次ぐ4番目っていう形なんですよね。
で、藤田慶応、その下が日本医科、東京地形医科大学、自治医科、東方大学、昭和医科大学っていう感じであるわけなんですけれど、ついにね
全国4位まで上がってしまったわけでございまして、これによって偏差値が上がるんですよね。当然
学費が安い方が入りやすいわけなので、募集がたくさん来るわけですよ。それは私立の医学部行くんだったらね、高いところよりか安い方がいいわけだし
あとは、場所にもよりますよね。いい場所の方が人がたくさん集まりやすいんで、その分偏差値が上がりやすいっていうのもあるんですけど
一応ほぼ名古屋市なので、比較的場所はいいかなと。中部地区の中ではいいかなと。だから結構浜松医科大学に受かったんだけれど、国公立受かったんだけど藤田の方がいいからって藤田選ぶとかね
そういう学生も多いらしいんですよね。それはね、どれだけ親が学費払ってくれるかっていうところにもよると思うんですけれど
なんで藤田医科大学が学費を下げることができるかって言いますと
昨年度の文部科学省の橋渡し研究機関に認定されたとか、あとは精神神経領域の研究が地域中核特色ある研究大学強化促進事業
JPEAKSって言うんですけど、それに採択されたとかね。あと全国トップクラスの研究大学であると。
なので、より優秀な人材を確保するためには学費を下げた方がたくさん集まってくれるってことですよね。
地域の評判と競争力
あとは病院経営がですね、結構うまくいってると。黒字経営の病院であると。
あとは手術件数がすごく多いんですよね。東海地区でトップクラス。
MDC指数、これはですね、医療の複雑さを示す指標なんですけど、これも全国の大学病院でトップだと。
という感じで、地元でもね、やっぱり評判いいんですよね。愛知県とか中部地区でもね。
藤田医科大学病院って言うとね、あそこの立派な病院ね、いいとこなんですよねって、研究とか技術が進歩しててとかね。
よくニュースになるんですよね。例えばロボット手術とか、あとは臓器移植とかもできる環境があって盛んに行われてると。
あとはね、医療事故のニュースとかがですね、
よその病院、大学病院なんかに比べると比較的少ないんじゃないかなって思いますね。
やっぱり医療事故、大きな医療事故なんかが起きて、それがニュースになると病院の評判が落ちちゃうんですよね。
地域の患者さんたちも、あそこの病院はこの間ニュースでいろいろあったからやめとこうって言って他の大きな病院をね、
選んだりとかね、そういうこともたまにありますよね。大きな病院ってなると、紹介で行くっていう場合が多いんですけど、
あそこの病院よりこっちの病院がいいですとかね、やっぱり患者さんが意見言ったりとかっていうのもあるわけで、
あとはその、汚職とかもね、ニュースに、僕は聞いたことないですけどね、例えば
他所の大学病院とか、医学部以外の大学とかでもね、結構その理事長とかが汚職とか、あと私利私欲にまみれてね、
お金使い込んでるとかね、着服してるとかね、そういうその汚いニュースってよくあるじゃないですか、大学で。
まあそういうニュースがあると、やっぱり評価が落ちてね、患者さんも選ばなくなるし、
あと学生もね、そういう大学には行きたくないってなっちゃうんですけど、
あのー、っていうのはあると思いますね。
という感じで、まあ学費が下がると偏差値が上がるので、まあ
母校なんで、まあ誇らしいですよね。まあ、
なんすか、最近でもね、大学どこですかって聞かれて、藤田医科ですって言うと、あそこの立派な大学なんですよね、素晴らしいですねってね、
言われることがね、多くなってね、昔よりも言われるようになったんで、このままね、どんどん学費をもっと下げて、偏差値上げてくれるとね、
出身者としてはね、嬉しいなーっていうのはありますよね。ほんとね、評判がいいんですよね。
いろいろ、コロナの時のね、支援とかも、やっぱりすぐ手を挙げてですね、駆けつけるっていうところがありますんで、
そういうので評価が上がってるっていうのはありますよね。 なのでね、最近の藤田の話を聞きますと、
昔と比べて、お家が病院とかクリニックとかじゃない、親が医者じゃないっていう家庭の子供の比率がね、
増えたって聞きますね。 なので、
学費が高いと、開業医の子供が多いんですよね。男の子でも女の子でも、開業医の子が多くなる学生さん。
あとは勤務医でもね、 多少いるんですけど、学費が下がることによってお父さんが会社員とかね、
それ以外の仕事してる、医者じゃない仕事してるっていう子供が増えるんですよ。
という感じで、なので今、 今度から2152万円、6年間この金額になるってことは、
ざっくり6で割ると、1年あたり458万円、それでもね、
年間458万円って高いんですけれど、 そこそこ稼いでる
親だったら払えますよと。あとは、 あれですよね、ローンとかもやってますからね、藤田学園ローン、
学費支援制度っていうのもありますんで、 そういうのも利用して藤田に入ってくるっていう人も多くなってきてるっていうふうには聞きますよね。
っていう感じなんで、なのでね、やっぱり留年すると大変なんですよね。留年すると1年あたり450万円とかそれぐらい
かかってしまうわけなので、とにかく留年が厳しいと。 なのでね、場合によっては留年したことによって学費が払えなくなるとかね、
そういう話もね、ちょこちょこ聞くんで、 だけどね、結構医学部の留年って今でもね、あるんですよね。
ただ単に勉強ができないからっていう理由じゃなくて、 人間的に問題があるから進級させないとか、そういう話をね、全国の医学部で最近は
あるってね、聞くんですよね。例えば病院にね、病棟に実習に行って、そこで態度が悪いとかね、なんか
なんかヘラヘラしながらスマホいじっててって叱っても、ちゃんと謝らなくてヘラヘラしてて、 半笑いでへーとかして、これは医者として相応しくないっていう感じで、そういうのでね、
なんか留年するっていう話をね、 全国の医学部であるっていう話をね、最近は聞くんですよね。
だからそんなんで留年したら本当もったいないなーって思うんですよね。 学費もかかるし、医者になるのが1年遅れるって、かなりのね、
経済的にも、あとまあ、 自分の人間としての技術を高めるっていうことに関してもね、かなりもったいないと思うんですよね。
という感じで。で、男女比はね、今、藤田、 だいたい6対4ぐらいかな。
ちょっとあの男の方が多いって感じなんですけれど、 やっぱり他所の大学とか見ると、偏差値が上がると、やっぱり男子の割合が増えるっていうのはありますんで、
偏差値が上がると、男女比でね、多少男の比率が上がるっていう可能性もありますよね。
まあ、という感じで。 最近ね藤田行かね、行ってないんですけれど、卒業、僕ずっと働いてたんですよ。
大学6年間、医学部通って、 その後研修医2年間も藤田でやって、その後大学院にも行ったんですよ。
大学院はね、無給で働きながら、大学で働きながら、 学費年間100万ぐらいだったかな、払って、研究して博士号取って、その間ずっとただ働きで、
アルバイトして生計を立てるっていう状況だったんですけど、 だから学位も藤田なんですよ、私は。
なので藤田にはね、思い入れがありますんでね、 今回のこのニュースはね、本当誇らしいニュースだなって思いました。
ちなみにね、愛知県内は医学部は4つあって、 名古屋大学医学部、名古屋一律大学医学部、
あと藤田医科大学、愛知医科大学って4つあるんですよね。 その中でもね、
藤田って言うとね、ああ良い病院だよね、立派な大学だよねってね、 言ってもらえることがね、すごく増えましたんでね。
本当は藤田はね、柔道部があればね、練習に行くんだけど、 なんかもう柔道部なくなっちゃったらしいんですよね。
僕が藤田柔道部だった時に西異体優勝して、 あと東海医師役っていう大会も4連覇してね、大活躍して黄金時代を築いたんですけどね、
残念なことになんか今、柔道をやる学生がいないらしくて、 柔道部も多分ないんじゃないかなって思いますんで、
そこが寂しい限りなんでね、 また柔道部もし復活したら行きたいなって思っております。
はい、というのが今回の藤田医科大学に関する解説でした。 ご視聴ありがとうございました。