2025-03-02 19:31

EP.513 【マイスリー】ゾルピデムは脳に”ゴミ”を溜めて認知症を招く恐るべき睡眠薬【医療・製薬業界が激震】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=6xKeJCbaUKU

サマリー

今回のエピソードでは、睡眠導入薬ゾルピデム(商品名:マイスリー)が脳に与える影響について議論されています。研究結果によると、ゾルピデムが脳のゴミ排出システムに悪影響を及ぼし、認知症のリスクを高める可能性があることが医療界で注目されています。また、エピソードでは、マイスリーの使用が脳に与える影響や、脳のゴミ排出システムの妨害が認知症のリスクにつながる可能性が指摘されています。医療業界の現状や、現代社会における睡眠の難しさについても触れられています。

ゾルピデムの影響について
はい、こんにちは。今回なんですけれども、ゾルピデムっていう睡眠導入薬について私の意見をお話しさせていただこうと思うんですけど、というのはですね
先日ダイヤモンドオンラインに記事が掲載されたんですね。ゾルピデムに関する記事が。それがヤフーニュースとかにもなって、いろいろネット上で言われているわけであって
その記事のタイトルが、「脳にゴミを溜めて認知症を招く恐るべき睡眠薬とは?医療・製薬業界が激震?」というタイトルで、ゾルピデムに関してのお話なんですけど
ゾルピデムっていう一般名の睡眠薬、商品名だとマイスリーっていう名前で有名だと思うんですけど
このマイスリーはですね、僕結構若手時代、結構たくさん処方しちゃったんですよね。
僕精神科医じゃないんですけど、形成外科医とか統計部外科医として、普通にですね、入院患者さんに対して睡眠薬ってよく処方するんですよね。
っていうのは、入院中の患者さん、特に手術前ですよね。緊張して眠れないとか、そういう状態の人に対して睡眠薬を打たせてくださいって言われて
睡眠薬を出すっていうことがですね、多々あるんですね。それは病棟で働いているお医者さんとか看護師さんだったらよーくわかっていることだと思うんですけれど
生活環境が変わったりとかね、手術とか検査の前で緊張してると寝れないと、だけどやっぱりね、寝たほうがいいんですよね。
寝ないと免疫力が下がったりとか、体調が悪くなったりとかすることがあるので、そういう人にはゾルピデム、マイスリーとか出してたんですけど
それ以外にもね、ハルシオンとかディスビーとかいろんな薬を出してたわけなんですけど、僕は若手時代ですよね。
今は高須クリニックで、美容クリニックで働いてて、入院患者さんの対応って基本的にほとんどないんで、ほとんど外来とかなので
脳のゴミ排出システム
睡眠薬を出すってことはほとんどないんですけど、普通に精神科医とかじゃなくても、外科医とか内科医とかでもね
入院患者さんに対して、睡眠薬を出すってことは多々あることなんですよね。だから僕もよく出してて、僕自身もマイスリーって実は結構飲んでたんですよね。
やっぱり救急医療とかやっててね、泊まり込みでやってて、グループでやってて、そうすると夜になると患者さんが少し少なくなるんで
分担して仮眠をとるんですよね。ここからここまでは私たちが仮眠して、この人たちが働きますって、となると3時間仮眠して、3時間働いてとかってなると
まあ緊張した状態でわーって救急やって、その後すぐ3時間寝るとかってなかなかできないんで、そういう時にマイスリーとかで
短時間寝るとかで、そういうのに結構ね、医者とか看護師さんって睡眠薬使ってるんですよね。
そのことに関しては後で詳しく話すんですけど、本題に入るんですけど、そのマイスリー、ゾルピデムなんですけど
今回記事になったのはですね、脳のゴミ排出システムの作用を妨げ認知症につながる可能性を指摘した論文が
世界の医療界や製薬業界をざわつかせていると。その分野の権威であるデンマーク出身の神経科学者
マイケン・ネダーガード氏に話を聞いたっていうものなんですけど、この先生がですね、その
学術士、セルっていうものがあって、世界最高峰の最高峰の学術士って言われてるんですけど、そこに発表した論文で
ゾルピデムがですね、グリーンパティックシステムの作用を妨げる可能性を指摘しましたと。
グリーンパティックシステムっていうのは脳のゴミ排出システムのことで、このシステムがうまく働かないと脳のゴミである
アミロイドβっていうタンパク質が蓄積されますよと、その症状はアルツーハイマー型認知症と深く関連することがわかっていますと。
この脳のゴミ排出システムっていうのは睡眠中に活性化するんですよね。
脳の老廃物の蓄積がアルツーハイマー病とかパーキンソン病とかハンチントン病などの神経変性疾患の特徴であることは疑いありませんと。
年齢を重ねると脳のゴミ排出システムがうまく機能しなくなって、そうすると脳を循環する水液が停滞してアミロイドβが蓄積し凝集しますよと。
部屋の隅に埃があるとそれがさらに埃を引き寄せますよね。それとよく似ていますって言ってるんですけど。
依存と不眠の問題
この件に関しては数千もの論文が出ていますが、その半分は臨床に関するもので
カレート神経変性のゴミ排出システムの機能不全が非常に直接的な相関関係があることを示していますと。
ゾルピデム・マイスリーがゴミ排出システムを妨げるって言う論文は世界が新観しているって言うことなんですけれど
僕の感想としてはそんなもんだよねって話ですよね。
ゾルピデム・マイスリーって僕が若手の時に出てきたんですよね。
2000年の12月に日本で販売開始なんですよ。
研修医の時に結構薬屋さん、MRさんが病院に来て薬の説明してくれるんですよ。
多分ほとんどの科に説明行くんですよね。
睡眠薬って入院患者さんにどこの科でも処方されることが多いので
新しく出たマイスリー、ゾルピデムっていうのは今までの睡眠薬と違ってすごく安全なものなんですよって
すごい宣伝してくれたんですよね。
僕はもう研修医なんで、そうなんだって説明その通りに聞くわけですよ。
従来のベンゾー・ジアゼピン系の睡眠薬とか抗不安薬と違って
非ベンゾー・ジアゼピン系なんですって、こっちの方が安全で安心なんですっていう触れ込みなんですけど
実際のところ、科学構造式がベンゾー・ジアゼピン系ではないんで非ベンゾー系って言われてるんですけど
実際にはベンゾー・ジアゼピン重体作動薬なわけであって
微妙に聞き方が違うんだけど、基本はベンゾー・ジアゼピン重体作動薬なんですよね。
なのでベンゾー・ジアゼピン重体作動薬によく言われている耐性、依存性、あとは強い離脱症状ですね。
あとは半長性不眠、長期間連用してこういったお薬、抗不安薬とか睡眠薬
ベンゾー・ジアゼピン重体作動薬のものを使っていると耐性ができるんですよね。だんだん効かなくなるんですよね。
依存するんですよ。それがないと寝れなくなったりとか不安が強くなったりとかすると
これは良くないとか、かえって調子が悪くなった、やめようとすると、やめると離脱症状ですごい不安で憂われたりとか
辛くなったり、精神的に辛くなったりとかして、睡眠薬の場合は半長性不眠と言ってそれをやめたらですね
根本的なストレスとかが解決したにもかかわらず寝れなくなっちゃうんですよね。だからまた飲み続けて、ずっと満善と飲み続けて
それでまだ寝れればいいんだけど、結局前よりも寝れなくなっちゃうって感じで
結局不眠症っていうのは何らかの原因があるっていう人がほとんどなんですよね。
例えば仕事のストレス、多くは人間関係のストレスですよね。あとは
運動不足とか、日光、朝浴びなくてメラトニンリセットできないとか、あとスマホ、夜遅くまで長時間やって光の刺激で寝れないとか
寝る前にね刺激のある
アルコールを大量に飲んでね、アセトラルゼロになってその刺激によって寝れなくなるとか
あとSNSずっとやってて、それで精神的にストレスが溜まっちゃって寝れなくなるとか、仕事のメールとか来て
それでストレスが溜まってね、興奮して寝れなくなるとかね、あと夜遅くまでゲームやったりサッカーの
感染者や格闘技とか見て興奮して寝れなくなるとかね、いろんな要因があるんですけど
例えば短期的に何か大きなストレスがかかると寝れなくなって、本当その短期間だけ飲んで
そのストレスから解放されたらそれやめて普通に寝るっていうのが理想なんですけど
その間に依存してしまうとですね、根本的な原因が解決したにもかかわらず
薬から離脱できなくなっちゃって、効かなくなって不眠が酷くなるっていう人がやっぱり一定数いて
Twitterとかネット上でもね、ベンゾンに依存させられてとんでもない目に遭ってるって離脱症状が酷くて
永久に飲み続けなくて、薬を飲む前よりも体調が悪くなってしまったとかね、調子が悪くなってしまったっていう声があるわけであって
その反面薬に助けられてますよって、薬を批判しないでくださいっていう声もいっぱいあるわけであって
結構だからこのことを話すとね、結構コメント欄荒れるんですよね
私はこのデパースとかね、ベンドゼラキペン状態作動薬によって助けられているので
薬のことを悪く言わないでくださいっていうのもあって、いろんな意見があって
なわけですよね、なのでこの話をすると毎回コメント欄が荒れてしまうわけなんですけれど
決してその毎日ね、デパース、毎日飲むのは良くないとは僕は思うんですけど
毎日ハルシオン飲んで、毎日マイスリー飲んでる人ってね日本中にたくさんいるわけなんですけれど
本人が悪いわけではないんですよということが言いたいわけであって、という感じで僕も飲んでたんですよね
研修医の時は飲んでなかったか
5年目、6年目ぐらいの時に救急外来やってて飲んでましたね
これいいなと思って、当然薬屋さんからもね、これは安全な薬で依存性が少ないって言われてるんですって言われてたんですよ
だけど薬っていうのは売り込む時っていうのはやっぱりいいことばっかり言うんですよね
だけどそれが10年20年と使われてるとだんだんその害っていうのがゆっくりわかってきて
やっぱり今後はこういう薬は出さない方がいいですとかね、そういう方針になったりとかするわけであって
この薬だけじゃなくていろんな薬でも同じようなことが多々あることなんですけれど
なので薬屋さんからね、これは依存しにくいもので安全性高いですよと言われて
周りでも飲んでる人いっぱいいるんですよ、お医者さんとか看護師さんとか
じゃあ俺も飲もうって思って飲んで
初めて飲んだ時はね、ストーンと寝れてね、これは良い薬だと思って
本当に実際不眠なんですよね、夜遅くまでガーッと救急やってて興奮状態で
体力的に辛いからじゃあもう何とかして無理やりでも睡眠を取るために飲もうって感じで毎次飲んで
最初の1週間ぐらいはそれでストーンと寝れるんだけど
だんだんやっぱり体勢がついていって効きが悪くなってくるんですよね
寝れなくなったりとかして、これ意味ないなーって思って
辞めるとやっぱり半調整不眠になっちゃうんで
ちょっとずつ減らしながらね、飲んで
ゆっくりゆっくり離脱していくっていうことをしないといけないわけであって
それは結構大変なんですけど
やっぱりその離脱していくっていうのはですね、難しいんですよね
結局精神的にも依存していてこれがないと寝れないんだって
マイスリーの影響
で、半調整不眠で寝れないと不眠っていう恐怖に襲われるようになるんですよ
どうせ今日も寝れないんだろうな、寝れないんだろうなっていう恐怖
それによってかえって不眠症が悪化するっていうことが
結構こういう状態の人多いんですよ
今までは普通にストーンとね、薬なしでも疲れてたら寝れたのに
半調整不眠を味わったことによって不眠の恐怖を知ってしまって
今日も寝れないんじゃないかって感じで寝れなくて
結局寝れないんじゃないかっていう不安が強くて興奮しちゃって寝れないんですよね
やっぱり寝る時って腹交換神経優位でリラックスしててストーンって寝れる
これがもう人間として普通の正常の反応なんだけど
それが精神的に薬に依存しちゃったりとかすると不運が強くなって寝れなくなっちゃったりとかするんですよね
こういうのはハルシオンとかデパとか同じようなことが言えるわけなんですけど
というのが僕の自己体験で
だけどね、結構未だにお医者さんとか看護師さんでもね
毎日マイスリー飲んでて寝てるっていう人結構多いんですよね
体勢とかないのって言っても大丈夫だよって毎日飲んで大丈夫だよって
っていう感じでね結構お医者さん看護師さんでもね
毎日マイスリー飲んで寝てるっていう人が多いっていうのが現実ですよね
ということなんですけどここでこの論文ですよね
脳のゴミ排出システム、グリーンパティックシステムの作用を妨げるっていうことが言われてるわけであって
となると良くないよねっていう話になって今日本の医療業界がざわついてるって
世界の医療業界がざわついてるっていうことなんですけどね
まあそういうもんだよねって感じで
現代の睡眠環境
まあ本来はですねそれはゾルピデムもなしでね自然に寝れればいいんですけど
やっぱり現代のこの世の中で生きてて普通にストーンと寝れるって言う人
世の中いっぱいいると思うんだけどそれができないって言う人多いと思うんですよ
やっぱり不安が強いとかちょっと過敏とかそういうのもあると思うんですけどね
結局仕事のストレス、勉強のストレスとか人間関係のストレスとか
あとはやっぱりコンピューターですよね
スマホ依存とか結局スマホがないと今生きていけない時代になってて
夜中までスマホ見ていないといけない人って結構多いと思うんですよ
ゲームとかねくだらないTikTokとかそういうのは置いといて
やっぱり僕ねいろんな人と仕事でつながってるんで
やっぱり夜寝る前にLINE来たりとかメール来たりとかしょっちゅうなんですよね
やっぱ日本全国にね高須クリニックがあって
まあ人間関係のいろんなこととか誰ださんが病気になりましたとかね
スタッフがいろいろインフルエンザで休むことになって人が足りないので
こっから派遣してくださいとかね
寝る直前にですねそういうLINEとかメールとか来て
やっぱりそれだとねなかなか寝れないんですよね
そういう世の中になっちゃったから
昔はねスマホもSNSも電子メールもなくて
電話でやり取りしてたわけであって
まあまだね電話の方がねよかったかもわかんないですけどね
電話だから今日はやめとくかみたいな感じだったんだけど
LINEとかだったらスポンスポンってすぐ送ってきて
大量に来るわけなんでね
まあそれがストレスになっちゃって寝れないとかっていうのも
僕もあるし僕以外のね世の中の社会人
そういうの経験してる人っていっぱいいると思うんですよね
なのでね今のこの世の中でね
まあストレスなく
あとはテクノストレスもなく
ストーンと寝れる人ってねそんないないですよね
それはね誰だってね
あのそういうものがなかった時代みたいにね
朝起きて日光浴びて適度に運動して
もうスマホもなくてテレビもなくてもね
LEDとか蛍光灯とかもなくて
日没とともに自然に眠くなってきて寝るとかね
まあそんな生活できたら本当に羨ましいですよって感じなので
まあ厳しいよねっていう感じですよね
なのでね今睡眠薬はデイビゴベルソムラとか
ロゼレムの方に移行していくっていう方針だと思うんですけど
やっぱりこれだとなんかマイスリーみたいなキレがなくて
あとは翌日まで残るから
結局マイスリーゾルピデム飲んでる人っていうのも結構多いみたいであって
まあそれも精神科の先生によってね方針って全然違うと思うんですよね
私はデパスは出さないとかね
あのでもデパス出すのもしょうがないからって出すとかね
いい悪いは別としてね
いろんな方針の先生はいると思うんですけど
まあそういうもんだよねって感じですよね
っていうのが私の意見でございます
なので私自身はね
マイスリーはとかねベンドゼアベンジオタイサドウ薬はね
基本飲まなくて
どうしてもそういう夜興奮して
でも明日朝早くから手術で早く寝ないといけないとかだったら
僕は今デイビゴ5ミリグラムを飲んでますね
たまに飲むとかそんな感じですね
ロゼレムはね試してみたけどね効かなかったですね
毎日飲み続ければリズムが作れるかもわかんないですけど
ベルソムラは飲んだことないですね
っていう感じです
かといってねデイビゴもね
今は比較的ね体制ができなくてね
依存しにくくて安全安心
比較的そういうふうに言われてるんですよ比較的ね
絶対安全安心っていう薬はないんですけどね
だけどまた10年20年30年経って
新たな害が見つかりましたとかね
そういう流れになる可能性もあるなって思いながら
そう考えておりますっていうのが私の意見です
ご視聴ありがとうございました
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