真珠湾攻撃の意見の相違
はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、真珠湾攻撃の問題点というテーマで、僕の考察をお話しさせていただきたいと思います。
というのは、やっぱり日本、さっきの大戦で、たくさんの犠牲者が生まれてしまったわけなんですよね。
で、やっぱり戦争って良くないです。で、戦争を行った後も、間違いもあるだろうし、問題点もあるだろうと、それを一つ一つ学んで、反省して、それを未来につなげる、今後に生かすということが僕たちの使命だと思うので、今回このテーマでお話しさせていただこうと思うんですけれど、
やっぱりこういうテーマになるとですね、人によって意見は全然違うし、
いろんな資料、論文を読んでも、違う意見が書かれていたりとかするわけです。
なので、僕がこういう話をするとですね、やっぱりコメント欄でいろんな意見があると思います。
なので、僕と違う意見の方は遠慮なく書き込んでいただきたいと思います。真摯に読ませていただきたいと思いますので。
ただ、僕の話した内容をですね、一方的に批判するだけっていう人がですね、一定数いるんですよ。ほんのわずかなんですけど。
例えば、間違いだらけです、だけで終わったりとか、全然わかってないですね、とか。
もっと勉強してください、とか。少ない文章だけの、批判だけの文章ってあるんですけど、できればそういうのはやめてほしくて、
もし何が間違っているのか、何がわかってないのかっていうことをですね、指摘していただいて、
それをですね、具体的にコメントで書いていただけるとありがたいので、
なんか一言だけして批判するのはね、できればやめていただきたいと思います。
じゃあ早速本題に入ろうと思うんですけど、
新庄湾攻撃、これは日米海戦の方、
きっかけになった出来事なんですけれど、
よく言われているのはですね、新庄湾攻撃、大成功っていう言葉もあれば、
あれは失敗だったっていう意見もあるわけであって、
失敗だったっていう人の中にはですね、
やっぱり鉱床とか石油タンクがほとんど無傷のまま残っていたと、
これを徹底的に破壊すべきだったのではないか、
この意見、よく言われているわけですね。
石油タンクや鉱床の破壊について
この石油タンク、鉱床を破壊すればですね、
アメリカの太平洋艦隊が燃料を補給するとか、
あるいは艦艇の修理ということがですね、できなくなってしまうわけですね。
そうすると、もう完全に新庄湾の基地が機能しなくなると。
となると、やっぱり太平洋艦隊の本拠地をアメリカ本土の西海岸の方に移さざるを得ないという状況になる、
その可能性が高いわけですね。
で、新庄湾の方にですね、石油タンク、
タンカーで石油を運ぶということにもなると。
で、その場合、日本が潜水艦でシーレーンを破壊するとか、
それも脅威になるんじゃないかと。
なんでそこまでやらなかったんだという意見があるわけですよね。
この徹底的に石油タンクや鉱床を破壊するのを、
まず第二次攻撃の時点で行うべきだったんじゃないかという意見があるわけなんですけれど、
これなんで石油タンク、鉱床を破壊しなかったかというと、
やっぱり、
日本人、当時の軍人の中でも武士の魂みたいなものがあって、
やっぱり日本の過去の歴史を学んでもですね、
戦国時代にしても、原兵の合戦にしてもですね、
やっぱり戦うものとしては、
敵の対象の首を取るということが、
やっぱりこれが手柄であり、
巧妙が上がる、
位が上がると、
そういうものがですね、伝統的にずっとあって、
当時の、
日本の軍人の頭の中にもそういうものがあったわけですよね。
なので、
その敵の対象の首を取るというのが、
やっぱり敵の国の戦艦や空母を破壊すると、
大型の巡洋艦を破壊するということに、
合わせてしまってですね、
それが手柄になると。
なので、
軍艦を破壊するのが、
その昇進のきっかけになるという、
そういうシステムになっていたわけですよね。
なので、
手柄を破壊するというのがですね、
やっぱり現場の、
航空機を操縦している方の頭の中には、
あんまりなかったというのがあるんです。
命令されればやるわけなんですけれど、
やっぱり積極的に破壊するのは、
軍艦ということになってしまっていたわけですね。
これで良かったのか、良くないのかというのも、
いろんな意見があって、
結局、その真珠湾攻撃、
山本五十六連合艦隊司令長官の頭の中では、
まず日米開戦して、
短期決戦を想定していたわけですよね。
なので、
一時的に、
真珠湾の太平洋艦隊を、
機能不全に陥ることができれば、
目的を達成できるのではないかというのがですね、
やっぱり真珠湾攻撃の目的みたいなのも、
あったわけなんですよね。
なので、それだったら、
やっぱり、
真珠湾を破壊するということを、
一番の目的にすべきだという、
そういう意見も中にはあるわけですよね。
これ、いろんな意見があるわけですけど、
ただやっぱり、戦争っていうのは、
叩けるうちに徹底的に相手を叩くっていうのが、
鉄則なわけなので、
やっぱりこれは間違いじゃないかと、
やっぱり石油タンクも、
徹底的に破壊すべきなんじゃないかという意見が、
強いわけであって、
それは僕も一理あると思うんですけれど、
あとは、やっぱり真珠湾攻撃で一番言われること、
一番非難されることがですね、
南雲忠一中将は、
なんで、
第三次攻撃を仕掛けなかったのかと、
これが一番非難、
対象になることがあるわけです。
人によっては、
南雲忠一中将は、
なんかですね、
的確な判断ができなかったとか、
場合によってはね、
育児がないとか、
ダメだと、
この判断間違ってるっていう意見がですね、
結構多いんですよね。
南雲忠一中将を批判する意見と、
やっぱり未だにね、
現代の世の中でもたくさんあるわけなんですけど、
それが実際どうなのかっていうことをですね、
考察するとですね、
やっぱり石油タンク、
工廠設備がほぼ無傷であったと、
で、
敵が混乱している間に、
徹底的に叩くべきだと、
これ本当に一理あるんですけれど、
まあ、
南雲忠一中将の判断や攻撃の目的について
第二次攻撃が終わって、
その後、
第二航空戦隊司令長官である、
第2航空戦隊司令長官である、
山口多聞少将もですね、
攻撃隊の発艦を、
催促していたぐらいですね。
だから、
現場としてはですね、
結構、
やる気、攻撃しかけるのに、
前向きだった人たちもいるっていうのは、
現状なんですけど、
でも、
山口多聞少将もですね、
実際には、
南雲さんはやらんだろうなって、
つぶやいてため息をついたって、
そういうふうにも言われているわけなんですよね。
しかも、
中将はですね、
攻撃の成果は十二分に達成した、
ということで、
帰還することになったわけですね。
で、これを、
真珠湾攻撃が大成功したっていう形で、
日本に報道されるわけなんですけれど、
やっぱり、
これに対して、
避難する人ってすごくいるわけですね。
昔から現在に至って、
たくさんいるわけなんですけれど、
で、
しかもですね、
攻撃を仕掛けるとき、
当初の攻撃の
目的だったですね、
アメリカの空母っていうのが、
不在だったんですよね。
もしですね、
日本の艦隊がですね、
ハワイの近海に
とどまっていたら、
その状態を、
敵空母の
策撃機に見つかって、
場所を特定されてですね、
空母の艦載からの
攻撃を受けてしまうっていう、
そういう懸念ももちろん、
あるわけですよ。
なので、これがですね、
仮に真珠湾への攻撃、
第3次攻撃を
仕掛けた後、
だったとしたら、
その状態で、
策撃機に見つかってですね、
敵の空母の艦載機の攻撃を受けるっていうことがあればですね、
場合によっては、
空母が何隻か沈められるっていうですね、
本当に極めて甚大な被害に
陥る可能性もあるわけです。
それはまあ、
ミッドウェイ海戦を見てもわかる通り、
日本がですね、
戦力で下がっても、
空母の数で勝っていたとしてもですね、
やっぱり、
先に見つかって、
先手必勝を打たれてしまったらですね、
空母って攻撃に対して脆いわけですね。
甲板がすぐに爆弾で破壊されて、
なおかつ、
艦載機に引火してですね、
艦載機が爆発して、
一発の爆弾がきっかけでですね、
大きな空母を、
空母を受けてしまうっていう可能性があるわけです。
なので、
仮に空母の数で勝っていたとしても、
大量に日本の空母被害を受けてしまう、
撃沈されてしまう
っていう可能性もですね、
なくはないわけですよね。
もともとですね、
真珠湾攻撃って、
出撃前にもですね、
軍令部から、
母艦を損傷しないようにって
強く要望されていたわけですよね。
っていう
いきさつもあるわけだし、
まああと、
再攻撃自体がもう、
実際に無理だったんじゃないか、
難しかったんじゃないかっていう説もあるわけですね。
っていうのは、
まずこの時点で、
29機の航空機を失っているわけですね。
で、あとは、
被弾して出撃不能になっている
航空機も、
70機ぐらいいたと言われていると。
となると、
25%がですね、
この状態に、この時点でなっていたわけですよね。
で、
なおかつ、
真珠湾のですね、敵の戦闘状態っていうのは、
どんどんどんどん整ってきているわけですよ。
で、
この状態でですね、
第3次攻撃を仕掛けると、
最悪の場合、日本の航空機のですね、
半数ぐらいが使用不能になるっていう可能性もあって、
その状態で、
敵空母に、
作敵機にぶつかって、
空母の艦載機からの攻撃を受けたらですね、
襲撃をされたらですね、
かなり甚大な被害を受けていたんじゃないかと。
っていうのがあるのと、
あとは、
第3次攻撃を仕掛けていたら、
攻撃を仕掛けた艦載機が、
空母に帰還するのが、
日没後になるんですね。
夜間の帰還っていう形になってしまうんです。
夜間の帰還ってですね、
熟練したパイロンの中でも、
すごく難しい、
真珠湾攻撃の危険性と燃料問題
事故が起こりやすいって言われているし、
なおかつ、被弾して、
破損してですね、
故障している状態の航空機も多数、
帰還することになるので、
その時点で事故が起きる、
人命が損傷する、
航空機を失われるっていう危惧もあったわけだし、
あとは、燃料の問題もありますよね。
真珠湾攻撃の際に、
タンカーがですね、
7隻、
7隻、
炊飯していたのですけれど、
そのタンカーの燃料の量もですね、
ギリギリだったって言われているんですね。
そもそも、
日本とハワイを往復するっていうのは、
大量の燃料が必要になるわけだし、
なおかつ、
第三次攻撃の博打と南雲中将の決断
攻撃することによっても、
大量の燃料を失うっていう形になりますので、
まあ、
そうですね、
となるとですね、
あのー、
最悪、
第三次攻撃を仕掛けて燃料も失って、
なおかつ攻撃も受けて、
日本にもう、
帰ることができないっていう状況になるってこともあるわけです。
なので、
全てのことを勘案すると、
やっぱり第三次攻撃を仕掛けるのって、
大きな博打、
大博打だったと思うんですよ。
なので、
仮に大成功してれば、
よくやったで済むわけですけれど、
もし、
第三次攻撃をして、
大失敗して、
空母も失うっていうことになったり、
あるいは日本に帰還できない、
多くの戦闘員をですね、
失うっていうことになってしまったら、
やっぱりその後、
それを検証した人間においてはですね、
なんで第三次攻撃したんだよ、
っていう言葉が出てくると思うんですよ。
第三次攻撃しなくて、
攻撃が不十分だった、
この史実を見て、
我々は、
僕は非難しないんですけど、
多くの人は、
なんで第三次攻撃しなかったんだよって、
なんで南雲中将はですね、
やらなかったんだ、育児なしだって、
徹底的にやっておけばよかったのにって、
臆病だったんだとかね、
そういう非難をする人もいるんですけど、
私が指揮をする立場の人間、
最終的な責任を負う、
人間化してみればですね、
攻撃を仕掛けるかどうかってね、
極めて大きな博打で、
攻撃仕掛けないで、
日本に戻るっていうのはですね、
間違いではなかったんじゃないかな、
って思うんです。
となると、
結果的になんで攻撃しなかったって、
非難されるんですけど、
世の中っていうのはそういうものではないかなと。
やっぱり口で言うのは簡単であって、
実際現場でやる人間にとっては、
大きな博打、
ということだと思いますね。
で、南雲忠一中将もですね、
最終的には、
裁判頭で自決してるわけです。
たくさんの部下を失って、
なおかつなるべく部下の命を守ろうと、
尽力もしていたわけだし、
最終的には、
部下をたくさん死なせた上に、
自分だけ生き残ったっていうわけではなくて、
自分も自決してるわけなので、
部下思いの南雲忠一中将が、
まあ、
たくさんのことを勘案した上で、
最適な決断をしたんじゃないかなって、
僕個人は思います。
これは本当に人によって意見違うので、
違う意見の人はね、
遠慮なくコメント欄にですね、
詳しく具体的にどこが間違ってるのか、
っていうことをですね、
書いていただけると、
ありがたいと思います。
じゃあ、仮にですね、
第三次攻撃も仕掛けて、
それも大成功して、
なおかつ敵の空母も破壊したと、
石油タンクも、工廠も破壊して、
そういうことが起きたら、
実際じゃあこの戦争はどうなってたのか、
ということまで考えますとですね、
まあそこまでやってしまえばですね、
おそらく、
アメリカ国民の反感っていうのは、
史実以上の大きなものになってたわけですよね。
まあ、
日本軍がですね、
騙し討ちをして、
太平洋艦隊を壊滅させたと、
なおかつ、
そのハワイに住む一般人もですね、
犠牲を被ってしまったと、
これはもう絶対許せないと、
このスローガンがですね、
より巨大なものになるわけです。
なので、
太平洋艦隊が破壊されたと、
真珠湾攻撃で、
大成功したからといって、
これで戦争が終わるわけでもなく、
アメリカが講和に応じるっていうことは、
絶対にないし、
もうアメリカは、
民主主義国家なんで、
アメリカ人の反感が強ければ強いことですね。
やっぱり、
アメリカ軍の日本への攻撃も強くなってしまうわけですよね。
はい、なので、
真珠湾攻撃、
大成功していればですね、
おそらく、
ミッドウェー海戦での大惨敗っていうものは、
なかったのではないか、
っていうことが考えられるわけですよね。
で、
それがなければですね、
日本の空母も、
あるいは艦載機もですね、
健在なままで、
あとは、
ベテランの熟練、
日本が誇る熟練の搭乗員もですね、
多くのものが健在であると、
巨大なね、
戦力を残したまま、
この時点に至るわけなんですけれど、
かといって、
日本とアメリカの物量の差が埋まる、
っていうわけではないわけですよね。
埋まるのはほんのわずかなわけです。
で、
復讐に燃えるアメリカはですね、
空母も、
航空機もですね、
大量に生産するわけですよ、
アメリカ本国で。
で、なおかつ、
シーツのように開発されていて、
実戦で投入されるわけです。
なので、
海戦当初は、
ゼロ戦ってですね、
日本、世界で一番優れている戦闘機だって
言われているぐらい、
優秀だったわけなんですけど、
皆さんご存知の通り、
それは初期の話だけであって、
アメリカの戦闘機の技術も上がっていてですね、
冷戦の優位性っていうのは、
なくなっていくわけです。
いくらベテランでね、
優秀なパイロットがいても、
戦闘機自体の優位性は下がっていってしまうわけだし、
あとは、
シーツの通り、
レーダー照射射撃とか、
VT新艦っていうものも、
どんどん実戦で投入されてですね、
結局、
日本軍は劣勢になると。
まあ、
マリアナの湿面超打ちっていう言葉もある通り、
それがですね、
また、
現実にも起こってしまうということになるわけです。
物量の差を埋めることはできないので、
まあ、結果的に、
戦争にですね、
戦争で大敗してしまうという結果になりますので、
やっぱり僕が考えるのは、
真珠湾攻撃、
この作戦自体が、
間違いだと思います。
これも本当に、
いろんな意見があると思いますけど、
真珠湾攻撃を仕掛けたこと自体が、
間違いだったと考えています。
はい、ご視聴ありがとうございました。