日光機事故についての意見対立
はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。ご質問は、日光機の事故でペットを助けることができなくて批判されている件について三木屋先生の意見を聞かせてください。というご質問です。
そうですね。先日の事故でペットが残念ながら助け合えることができなかったと。それに対していろんな意見が出てるんですね。
Twitterとかでも一般の方とか芸能人の方、有名人の方からもいろんな意見が出てて、結構意見が対立してて、署名活動とかも行われてるわけなんですけど、どういうふうに意見が対立してるかっていうと、
1月2日の羽田空港での滑走路で、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突したと。
日本航空の旅客機の方は乗客、乗員379人、全員脱出することができたと。
これは現場で働いてた乗員の方とかもね、本当に尽力していただいて、乗客の方も本当に怖かったと思うんですけど、
大きな騒ぎも起こすこともなく迅速に脱出することができて、命が助かったことは本当に良かったと思います。
一方、海上保安庁の航空機の方は6人中5人の方がお亡くなりになってしまったと。
これは本当に残念なことで、自分も心からお悔やみ申し上げます。
あとは、海上保安庁の方は機長1人が重傷を負って、
日本航空の旅客機の方は乗客、乗員379人、全員、命は助かったんですけれど、
貨物室に預けられていたペット、犬と猫2匹が置き去りになってしまって、命を落とすことになってしまったと。
ペットっていうのは、旅客機の場合は、多くの場合は、手荷物扱いになるので、
貨物室の方に預けられる。
だから一緒に脱出することができなくて、助けることができなかったっていうことなんですね。
このことに対して、いろんな意見が出てるわけなんですけれど、
まずは、動物を荷物として扱うこと自体がまずひどいと。
一緒に客室に乗れるようにすべきだと。
それが全部の旅客機でそうすべきっていうわけではないんだけど、
それもそういうのをですね、どんどん増やしていくべきだと。
そういう署名活動みたいなのも起きてるわけだしし、
だけどそういう意見に対して、動物アレルギーの人とかどうするんだと。
鳴き声とか匂いとかね、動物嫌いな人とかもいるわけだしとか、そういう意見もあって。
そういう意見に対して、全部をそうすべきじゃなくて、一部だけでもそういうことをね、
そういう旅客機を増やすべきだっていう声が上がってるのもあると思うんですけど、
あとは、
動物を飼うっていうこと自体がですね、
もうその、動物を連れて遠方に移動する手段が限定されるっていうことをそもそも覚悟すべきだと。
車で移動するとか、他の移動手段の方に限定されるっていうことも覚悟すべきなんだからしょうがないとかね、
そういう意見も出てて、結構ね、意見が割れてるんですけど、
これってね、本当にしょうがないんですよね。
っていうのは、
ペット同伴搭乗の意見対立
愛犬家とか、愛病家の方って、みんながみんなそうじゃないんだけど、
特に、ここ最近はですね、
飼ってる犬とか猫を、本当に人間と同じように扱ってる。
本当に家族の一員として、一緒に暮らしてるっていう人がすごく増えたんですよ。
これ、僕が子供の頃と比べても、明らかにこういう傾向に変わってきてるっていうのがあるんですけれど、
なので、
オスに刺すっていうのは、しょうがないと思うんですよね。
うん。
あとはその、
スターフライヤーっていう会社の
フライウィズペットっていうサービスもあって、
これはですね、
ペットと一緒に客室に搭乗できるっていうのもあるんですね。
ただこれはですね、
あの非常時に、
緊急の酸素サービスは、
ペットにはないんですよと。
あとは、
脱出時はペットを機内に置いていかなければなりません
というのに同意書に署名する必要があるんですよね
結局ペットを客室に一緒に乗り込むってことは
ほとんどケージに入れてるわけですよね
そのまま抱っこしてると走って逃げちゃったりとか
人に迷惑かけることもあるから
大抵ケージに入れてるわけなんですけれど
そのケージを抱いたままスロープを降りるっていうこと自体が
そもそもそういう設計になってないし
やっぱりそもそも脱出時って
普通の荷物も持って脱出すること自体も禁じられてるわけですよ
それが邪魔になってね通路邪魔になって
それによって人が助からなくなるとかね
そういうことも考えられるので
ペットも荷物と同じように扱われて
一緒に抱いて逃げることができました
そういうことも考えられませんよっていうことを
署名しないといけないわけなんですけど
それに対しても結構批判してる人がいるし
批判すべきじゃないっていう人もいて
意見が対立してるんですけど
結局さっきも言ったようにですね
犬猫の扱いに関する意見対立
犬や猫を人間と同じように扱うべきだっていう考えの人と
犬や猫はあくまで犬や猫であって人間とは違うんだ
人間の命の方が尊いんだっていう考えの人
二極化してるんですよ
その考え方が
対立するのってしょうがないんですよね
じゃあ僕はどう考えてるかっていうと
それはですね
やっぱり犬と猫だったら
人間の命とどっちが尊いかっていうと
人間社会で人間がルールを決めるわけなので
こういうことを言うと叩かれるかもわかんないんだけれど
人間の命の方が尊いって考えないと
逆に危険だと思うので
そうすべきだと思うんですよね
っていうのは人間の命と
あと犬や猫の命と
どちらが重いかっていうのを一緒にしてしまうと
犬や猫を助けないといけない代わりに
人間が助からなくなる
人間が命を失うっていうケースが
いろんなケースで出てしまうと思うんですよ
飛行機以外でも
災害時の避難地でも
そういうことが生じてしまうわけなので
犬を助けるべきか
人間を助けるべきかっていうので
命の選別が
命の選別が
命の選別っていうかですね
それによってですね
犬を助けることによって
人間が助からないとかね
そういうケースも出てしまうわけだし
そもそも
人間社会の法律では
人間の命の方が
尊いってことになってるわけなので
ある程度はしょうがないかなって思うんですけど
ただ僕も犬を飼ってる立場としては
飼ってる犬や猫が
人間と同じだけ命が尊いとか
本当に家族の一員だっていう気持ちで
うちの人の
その気持ちもすごく分かりますんで
そういう人の意見も尊重したいんですけど
ある程度はしょうがないかなっていうのは
ありますね
実際ね本当に
犬や猫はね
家族の一員として飼ってる人って
そういう人の生活見てると
本当に一緒に暮らしてる
一緒に寝て
一緒にご飯食べて
服着せて
本当に大事にして
一緒にお風呂入れて
誕生日にはねケーキ買って
一緒にお祝いして
人間として扱ってるわけですよね
そうやって暮らしてれば
感情移入して
人間と同じように扱わなきゃいけない
っていう気持ちになる
その気持ちもすごく分かります
なので僕もね
犬系YouTuberとしてね
犬の動画上げてるんだけれど
結構ね相当
気を使って動画出さないと
コメント欄でも叩かれちゃうんで
僕相当ね気にしてるんですよね
例えばその
俺は邪魔だってね
やると虐待だとかね
かわいそうとかね
そういう風に言われちゃったりとか
書かれちゃったりとかするしね
食べ物あげる時でもね
量が多すぎるとかね
量が少ないとかね
2匹飼ってて
スズとチビに餌あげて
たまたまちょっとスズの方がね
与えた量がね
多かったりとかすると
たまたま一つのものをちぎって
与えてスズの方が多かったりすると
ちびちゃんがかわいそうだとかね
あのすごい批判いただくことがあって
人間と同じように
本当に対等に扱ってって
しないといけないから
喧嘩しないように
ちゃんと餌を与える時は離れてとかね
壁を作ってとかね
そういうのすごい
ご批判いただくわけなので
動画出す時は
実際にはそのかわいいところ
綺麗なところだけ切り取って出すように
最近してるんですけれど
実際には大喧嘩してね
耳噛まれて流血してとかね
あるんですけど
ペット同伴搭乗の是非について
そんなのとても動画にはアップできないですね
まあ普通に2匹とか3匹犬飼ってて
喧嘩して流血するっていうことって
たくさん飼ってる人は分かってると思うんだけど
たぶんそういうのを見て
すごく過剰に反応する人って
逆に犬飼ってない人だったもわかんないですね
あるいは一匹だけおとなしい犬飼って
ものすごい可愛がって飼ってる人とか
ともわかんないんですけど
ちょっとそれはケースバイケースなんで
一概にはね
愛犬家の方が批判してるとは言い切れないし
愛犬家じゃなくて
ただ叩きたいだけの人が叩いてるのかも
わからないんだけど
とにかくそういうことはね
かなり気を使って
最近は動画を上げるようにしてるわけなんですけれど
ということでですね
話戻るんですけど
結局愛犬家愛病家と
あと犬や猫飼ってない人
あるいは昔の感覚で犬や猫を飼ってる人
昔って結構外で鎖でつなぎっぱなしでね
飼ってるのが普通だったんですよ
僕が子供の頃なんかは
近所の家とか見てもね
そういうとこが多かったんだけれど
今はどっちかって言うと
マンションとかアパートの中で
本当に服着せてね
一緒にご飯食べてって
人間と同じように
家族と同じように暮らしてるっていう人が多いわけなので
昔の犬や猫飼ってた人の感覚とは
違ってきてるっていうのもあるんで
温度差があって
意見が対立するのって
しょうがないと思うんですけれど
なので署名活動もするのもいいんですけれど
なのでまあ
日光機にしてもですね
それ以外の民間の旅客機にしてもですね
結局商売でやってるわけなので
別に一部だけだったら
ペットとお客さんが一緒に登場できる旅客機があってもいいと思います
全部じゃなくてね
一部だけそうするんだったら
ただその場合はね
やっぱり割高になってしまうのはしょうがないかなって思います
犬や猫が乗ってるんだったら
私は乗りたくないっていう人だってね
必ずいるわけだし
それで限定されるわけなので
かなり割高になってしまう
乗員のサービスだって
手厚くしないといけなくなってしまうわけなので
割高になっちゃうのはしょうがないんだけど
そういうサービスがあっても僕はいいと思います
人間とペットの関係
ただ脱出時に一緒にね
脱出できなくなるっていうのはしょうがないですよね
っていうのは
やっぱり人間がたくさん乗ってるわけなので
ペットを連れて脱出しようとする人がいることによって
人間が助からなくなっちゃう
ペットの命が助かった代わりに
人間が助からなくなっちゃうっていうこともあり得るし
ペットも人間もその行動のせいによって
どっちも助からなくなるっていう行動があるので
脱出時にペットを抱いて脱出することはできなくなる
っていうのはしょうがないことだと思います
ということで
そもそも僕も犬をずっと飼ってきてるんだけど
飼ってる僕自身も
人間がペットを飼うっていうのは
僕は完全に人間のエゴだと思って飼ってるんですよ
そう言うと
家族のように犬や猫を愛してる人から言うと
エゴじゃない
本当に家族なんだって批判されちゃうと思うんだけど
やっぱり僕はエゴだと思うんですよね
自分自身もエゴだと思ってて
というのは犬も猫も
もともとは
野生動物だったわけですよね
もともと犬は狼が野生でいて
一部のおとなしい狼なんかが
人間の群れの方に懐いてきて
餌をやったら懐いて
狩りのお供をするようになって
共存するようになって
お互いに利益があるから
共存していたわけであって
猫だって
例えば食料を倉庫に貯めておいて
そこに
ネズミが湧いてくると
そのネズミを目的に猫が来て
そこに住みついて
ネズミ捕りをしてくれるっていう形で
人間と犬や猫が
お互いに利益があるから
共存するっていう関係が
ずっと続いてきたんだけど
今ではそういう関係ではなくなって
本当に単なる愛顔として
犬や猫を人間は飼ってるわけですよね
もう可愛くて
一緒にいたいからっていう理由で
好きだからっていう理由で
飼ってるわけであって
犬や猫を繁殖する人たちとか
業者がいて
ニーズに合わせて繁殖させて
それを譲るとか
売るとかそういうことをして
でも増えすぎては困るわけなので
不妊手術をして
頭数をコントロールしてっていう形なので
完全に犬や猫が
人間たちに
都合のいいように
人間たちがコントロールしてると
そもそも品種改良だって
ずっとされてきて
人間に愛されるように
好まれるように
容姿も可愛くなるように
可愛くなるようにとか
かっこよくなるようにとか
品種改良していて
性格も人間に懐くように
っていう形で
どんどん品種改良されてきているわけなので
まあ
エゴだなって思います
人間と犬や猫の命が同じになることの方が
むしろ弊害が生じるんで
ある程度線引きするのはしょうがないかなって思います
ただ犬や猫を本当に人間と同じように
家族と同じように
扱いたいっていう気持ちの人も
僕はすごくわかりますんで
そういう人たちの気持ちも尊重すべきだと思います
というのが僕の意見です
ご視聴ありがとうございました
ご視聴ありがとうございました