1. ハートに火をつけろ by ANRI
  2. #027 AI時代、ネットメディア..
2025-05-13 31:16

#027 AI時代、ネットメディアはどうなる?これからのコンテンツ産業の構造について【ゲスト:アル株式会社 代表取締役 - けんすうさん】

今回は特別編!番組1周年を記念して、初の公開収録!

ゲストは、アル株式会社 代表取締役のけんすうさん。 AI時代のメディアについて深く熱くお話しいただきました!


●エピソード詳細

・オープニング

・ハートに火をつけろ1周年記念!

・特に印象に残っているゲスト

・Googleへの憧れ世代

・色々なスタートアップがあって良い

・日本からソフトウェア,プラットフォームの軸で評価されるのはとても難しい

・トルクメニスタンで寿司屋をやる

・けんすうさんのここ最近の活動について

・AIで切り抜く前提のメディア

・PIVOTはAI切り抜きを前提としていない

・異世界転生モノの漫画はAIコンテンツの未来を示している

・ネットメディアは生き残るのが難しい時代になる

・能動的に摂取するコンテンツとは

・エンディング


●ゲスト紹介

けんすう : https://x.com/kensuu

1981年生まれ。浪人中に大学受験サービス「ミルクカフェ」を立ち上げる。早稲田大学政治経済学部在学中に、レンタル掲示板の「したらばJBBS」を運営。リクルートに新卒入社後、起業してハウツーサイト「nanapi」を立ち上げるなど(2014年にKDDIに売却)、学生時代から多くのネット企業や事業を立ち上げてきた連続起業家。現在はアル代表取締役として、マンガ情報共有サービス「アル」や、コラボ型きせかえNFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)「sloth(すろーす)」、成長するNFT「marimo」などを手掛けている。


●番組へのメッセージフォーム

https://forms.gle/HsggHGEzxZhgJBkQ8

SNSからは「#ハートに火をつけろ」で感想などお待ちしております!


●起業・資金調達の相談

https://bit.ly/4c5h8h6


●制作

PitPa Podcast

https://pitpa.jp/

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

サマリー

今回のエピソードでは、アル株式会社のけんすう氏が登場し、AIとテクノロジートレンドがネットメディアやコンテンツ産業に与える影響について議論しています。また、今後のメディア構造の変化や新しいコンテンツ制作方法についても語られています。このエピソードでは、AI時代におけるネットメディアの変化とコンテンツ産業の未来について語られています。特に、異世界転生ジャンルの漫画がどのように影響を受けるのか、またメディアのマネタイズ構造についての考察が行われています。AI時代におけるネットメディアの未来について議論し、ポッドキャストの進化とコンテンツの質の向上について触れています。特に、深いリサーチと独自の切り口が求められる時代におけるコンテンツ創造の重要性が強調されています。

ゲストとの対話
こんにちは、創業期のスタートアップ投資に特化したベンジャーキャピタル、ANRIの代表、さまたANRIです。
この番組では、毎回様々な企業家精神を持った方をゲストに呼びし、その人を突き起こす熱について、深く掘り下げ、熱くためになる話をお届けしています。
今回のゲストは、アル株式会社代表取締役のけんすうさんにお越しいただきました。
本日はけんすうさんに、最近のテクノロジートレンドやAI、そしてなぜ春がうまくいってないのかについてお話を伺えればと思っております。
ではけんすうさんお願いします。
ありがとうございます。
ということで、本日は当番組ハートに火をつけるの1周年ということで、公開収録をしております。
ということで、当日は音声配信ですけれど、今日は25人ぐらいの方を抽選で選ばせていただいてお越しいただきます。
今日はよろしくお願いします。
お願いします。
今までのゲストで、一番印象に残っている人って誰なんですか?
印象を残っている人、そうですね。
僕的には、ノットワホテルにいらっしゃる林さんっていう、メディアにあまり出たがらない方を無理やり引きずり出して、ネホリハホリ聞けたの結構面白かった。
いいですね。
ひたすらミシュランの星を取れるっていう人で、ミシュランの星4回、3とって2とって1とって1とってのかな?
最短記録がオープンから8ヶ月で星2っていう。
で、再現性がある。星を取るってことには再現性があって、そのルールっていうのを多分世界であの人だけは分かってるっていう人でした。
めっちゃすごいですね。
そうなんですよ。
で、僕このポッドキャストで一貫してるのは、なるべく企業家がシンプルにスタートアップで頑張ってるっていうのだけじゃないようにしようかなと思ってて、
いろんなジャンルで企業家的にやってる人、フェンシングローダーさんとかも。
なるほどね。
そういう人たちがなんで企業家的に振る舞えるのかっていうのをなるべくフォーカスしたい。
じゃあ企業家の幅がもうちょっと広いというか。
広い。
なるほどね。
なんでか楽しいですか?
もちろんです。
なんかインターネットソフトウェアで起業するっていうフォーマットって、ケンスと僕の世代が一番強く影響を受けてる世代。
確かに。
これなぜかというと僕ら大学生ぐらいの時にGoogleって会社がすごい伸びてきて、100%学生時代にシリコンバレーでGoogleのキャンパスに行ってる世代なんですよ。
行ってない。
行ってないの?なんでじゃあ影響を受けてるの?
行ってないっすね。
おい話の腰折るなよ。
そこの世代ってすごいGoogleへの憧れみたいな。
ありましたね、すごい。
スタートアップってソフトウェアでプロダクトを出してユーザーの支持を得て伸びていくんだっていうムーブメントってあるんですけど、感覚的にはそれじゃないスタートアップっていっぱいあっていいなと思ってます。
確かに。
やっぱあのゲームって西海岸でめちゃめちゃうまくフォーマット化された戦い方で、あれを日本人として向こうに行ってやるって素晴らしいゲームだと思うけど、あれじゃないフォーマットでトップ目指すみたいなものがもっと企業にあっていいんじゃないかなと。
確かにね。
その中で僕がいろいろ投資をさせてもらっていると、アートとか職とかインバウンドみたいな全然違う軸だといきなり世界トップになれるんだけど、僕らがソフトウェアでベイエリアでコードを書きますっていうといきなりめちゃめちゃ遅れた国から来た人の戦い方をしなきゃいけないから、いろんなスタートアップの概念があっていいよねと思っていろんな人に話を聞こう。
なるほどね。確かにカバーとかVTuberとかソフトウェアじゃなくてコンテンツのところでやっぱり海外に評価されているけど、日本からソフトウェアで評価を集めるのはやっぱりメルカリですら大変だって考えると難しいですよね。
いろいろソフトウェアの中でさらにプラットフォーム的な思想を持ったものを作ろうっていうゲームって、やっぱ本当にあれ別に世界中で成功してる例はあんまりなくて、基本的にベイエリアに特筆して多い成功パターン。
アメリカでもね、他の地域でもそういうの生まれてるかというと、別に生まれてないっていう。ニューヨークぐらい?でもあれもメディアとかがね。
まさにおっしゃる通りで、だからそのだったらまだニューヨークのほうが参考になるかもしれないしとか。確かに。なんかいろんな国のいろんなモデルみたいな中で、日本人とにかくベイエリアのスタートアップが好きすぎる。
あれは素晴らしいんだけど、他のパターンあっても良いし、例えば近く韓国だとハイブみたいな、そういうプロダクションモデルってあるよね。
VTuberはまだプロダクションモデルに近いわけで、それとか日本だと漫画とか食みたいな全然違うコンテンツから世界でいけるパターンってもっとあってもいいんじゃない?っていう考えです。
確かに。だって絶対シリコンバレーとかベイエリアのほうがお金の量がまずVCのお金が100倍ぐらい違う上に、エンジニアとかの数も違うし、世界戦戦ったことある経験者もいるので、ちょっとあそこ以外であれをやるのは難しいですよね。
もちろんやってもいいんだけど、僕がいつも言ってるのはトルクメニスタンで寿司屋をやるっていう話をしていて。
例えばトルクメニスタンで寿司屋をやろうと思うと、まず職人がいない。魚の流通ができないとか、その魚が頑張って美味しくしたっていうのをわかる客がいないみたいな。
客側の連動ってあるじゃないですか。これと同じことを私たちはシリコンバレーで起業するって時に話してるはずなんだけど、頑張ればいけるっていう論だけにしちゃうから。
僕らから見るとトルクメニスタンで寿司屋をやりたいですって、例えばパキスタンの人が来たとすると、いやすげー大変なんじゃない?とか、普通に日本で修行した方が良くない?とか、
なんか日本の人とやった方が良いんじゃない?とか思うじゃないですか。あれと同じ感覚持たれてるんですよね。
なるほどね。
それをひっくり返して頑張ってる方。アザブジューマンに韓国人の方が翔太の寿司が大好きすぎて、翔太っていうお寿司屋さんを作ってる方がいらっしゃる。
そういう素晴らしい方がいらっしゃるけど、基本的にアゲインストな世界の中でやっていくっていう前提で頑張った方がいいよね。
確かに。
大体なんでも寿司屋で例える芸人としては、寿司の漫画でしか例えられないので。
確かにね。漫画は避けたんだね今。
漫画はね。ちなみに始まるまでの1時間ぐらいはずっと異世界転生の話だけど。
最近読んだ異世界転生の話で、ヘルモードとか。
そうですね。ダンジョンシェルパーとか。
ダンジョンシェルパーとか。リボ払いで貸すやつとかすごい盛り上がったんですけど、誰もわからないのでやめようってなりました。
よかった。今公開収録してるんで、皆さんの空気を見て、本当にこのテーマにしなくてよかったな。
そうですね。本当に事故るところでしたね。
そうですね。危なかった。僕ら本当に異世界転生の漫画とか、漫画が大好きなんで、いろんな漫画を見て、こういう風に冷える漫画があるんだとか話してるんですけどね。
あんまりね、わかってもらえない。
特にみんながわかってもらえるもんじゃない。
真面目に話をしますか。
そうですね。
今回ケンスをお呼びしたのは、公開収録ということで、いろんな人がいろんな興味を持ってる中で、ケンス最近ノートとYouTubeの話とかいろいろやっていて、いろんな人の話をいろいろ話すみたいなのをやっていて、何考えてやってるのかなってダンジョンに興味があったっていう。
確かにね。
個人的に割と関係が長いので、最近何考えてるの?みたいな仕組みで聞きたいってことで。
なんであんなことやってるんですか?
やっぱり真面目に話すと、昔僕メディア系の会社やっていて、その時ってWeb 2.0の最後の世代で、お客さんに記事書いてもらうと本当に大きなメディアができるんじゃないかっていうのでやってたんですよ。
当時考えたのはクラウドソーシングっていう仕組みが海外にあるらしいと。
自分たちで作って、お金をお支払いしながら、日本中の人たちが持っているHow Toの知見とかを投稿するHow Toのメディアを作ろうって言ってやってたんですね。
それがやっぱりちょっとハマって、PVが増えたっていうのがありましたと。
今で言うと、AIによってメディアの構造が確実に変わるだろうと思っていて。
僕も最近YouTubeを始めたんですけど、なんでやってるかというと、YouTubeで1時間話したものをAIによってまず話題を切って、それを自動的に半自動的に切り抜きをしたりとか、テロップつけたりとかがどんどんできるようになっているし、
そこから切り抜いてポッドキャストにすることもできるし、それをAIに入れてノート記事も作れたりすると。
みたいなことをやると、1つのソースでマルチユースというか、いろんな形で出せるようになるよねっていうところがやっぱりメディアのすごい大きな変化だなと思ったんですよね。
やっぱりPivotとか動画メディアとして素晴らしいんですけど、やっぱり動画メディアとしての完成度を上げているので、
やっぱりAIで切り抜いていろんなコンテンツを作るという構成になっていないので、当然当時なかったんで。
だけどAIで切り抜いたり加工したり、ユーザーが編集したりすることを前提としたメディアを作ると、結構面白いんじゃないかなと思っているという感じですね。
僕もPivotとか、TBSかクロスディークとか、だいたい全部、全部のコンテンツを全部見てる。
すごい。
一応仕事なんで見てるんですけど、あれが切り抜きに向かないのは何でなんですか?
やっぱり切り抜こうと思って作ってないので、1時間の構成とか作っちゃうんですよ。
だからこの原稿とかもポッドキャストなんで正しいんですけど、やっぱり本編30分ってなるとトークテーマがあって、この順番でクロージングがあってじゃないですか。
でも切り抜き前提で言うとオープニングもエンディングもいらないんですよ。
その代わり3分とか5分で話題が切り替わった方がやりやすいとか。
だから一番初めにこれ収録版カットされてますけど、一番初めに公開収録でさっき確実にカットされる話題をしたんですけど、
ああいう話をバラバラにしていくと切り抜きにしやすい。
そうですね。だから広行スタイルはやっぱり正しくて、質問に対して答える。なので切り抜きに向いているっていう。
っていうフォーマットが来るなっていうのを自分で実験してみよう。
自分で実験してみようと。で、なると1時間撮っただけでいろんなコンテンツが作れるようになると、
作り方がやっぱり全然違うんですよね。メディアの。っていうところにやっぱり何かチャンスがあるかなっていうのと、
世の中でいろんな知識とか知見持ってる人ってあんま発信しないじゃないですか。
確かに。
さっきのお話じゃないですけど、ミシュラン撮れるテクニックがあるのに表で話さない。
ので知見が流通しないっていうのがある中で、30分喋るだけだったらいいやみたいなのがあると思うんですよ。
その30分の動画だけじゃなくて、ポッドキャストにして、切り抜きにして、記事にして、画像にしてとかがあると広がりやすいし、
1人の人がそんなに時間かけなくても、メディアコンテンツたくさん作れるっていう風になるんじゃないかなと思ってるんですよ。
あるとしては、ちょっと今ドヤって顔をしたね。
ドヤってしたな。どうだっていう。
あるとしては、そういうのを自分のコンテンツに試してみて、いろんな人たちのそれを支援する仕事みたいなのをしてみようかなみたいな。
そうですね。だから今何社かそういうので支援してたりとか、めっちゃすごい有名というか業界内ではすごい成果を上げたけど、別にYouTubeとかやってない人ってたくさんいるじゃないですか。
そういう人たちを出してコンテンツにするとかできたら面白いよねと思ってますね。
なんかそのケンスとしては、メディアの専門家的なものだと思うじゃないですか。
僕さっき取締役会、ある社に投資をさせてもらってるんで、さっき取締役会の動画を改めて見てて、メディアで稼ぐのは本当に難しくなってるみたいな発言があったんですけど、あれってどういう背景ですか?
やっぱコンテンツ作るのが簡単すぎて、みんな作るのでその中で戦うっていう。
要は本当中学生がスマホ1台あれば発信できちゃう時代に、どんどんコンテンツ量が増えるっていうのに加えてAIによってテキスト記事とかもどんどん作れるようになっちゃってるっていうのがあるので、逆に人とかに寄せないといけないかなと。
メディアの新たな方向性
だから広雪と同じこと言ってても普通の人だと読まれないけど、広雪が言ってるなら読もうとか見ようってなるじゃないですか。
で、こっちの方に比重が来るかなと。
文脈、その人セットの文脈じゃないとあんまり意味が出なくなる。
意味が出なくなる。
一般的に正しいこと、理論整然としたことはAIに勝てないから。
勝てないし、逆に言うと、僕がその言頭者の編集者の水野さんっていうのとやってるポッドキャストは、質問があってAIが答えるって言ってるんですよ。
で、AIが答えたのを僕らが辻褄合わせて喋るっていうのをやっていて。
そういうこと。
でも、読み味が重要。味が重要なのではなくて中身が重要じゃないというか。
だから、例えば可愛いアイドルがAIに聞いた話をそのまま喋るのも多分価値があるんですよ。
でもAIの内容をそのままTwitterに貼っても多分読んでもらえない。
なるほどね。
これがやっぱ違うかなと思ってます。
その方向になった時にメディアってどうなっちゃうんですか、これ。
メディアだからどうなっちゃうんだろうなと思ってて、この前もとある大手代理店の人からのヒアリングで大手メディアどうなりますかって聞かれたんですけど、やっぱり今までのやり方だともう潰れんじゃないですかってなりましたね。
やっぱそれ前提で作ってないので、テレビの放送を勝手にユーザーが切り抜いたりしちゃダメだよね、になってるし。
その辺の制限がありすぎるので、元からAI使って加工する前提でコンテンツ作らないと無理なんだろうなと思ってますね。
なるほどね、確かに。
僕ら多分漫画読みとしてはなかなかの数やってるじゃないですか。
特に異世界転生モノをよく見るじゃないですか。
よく見る。
2人で会話してても異世界転生モノ、読み口が軽いんですよ。
なぜかというと、異世界転生モノ何が面白いかというと、8割ぐらいベースのフォーマットが決まっていて、
ナロウ系ってフォーマットで中世の世界でとか、こういう呪文があってとか、デバフってワードがあってみたいな、
全部決まってる中で2割ぐらいチューニングして、こういう設定だったらこういう風に走るよねっていうのがあるんですよね。
あれをいっぱい読むとすごい読みやすいんですよ。
なぜかというと、この世界ってどうやって構成されてるんだろうかっていうのを考えなくていいから。
なんですけど欠点があってすぐ忘れちゃうんですよ。
みんな同じだから。
そうそう、全部同じだからっていう。
で、僕が昨日読んだ漫画話をしたら、3日前に読み終わったからもう忘れてるっていう話をしてて。
どの漫画がどの話だったかが本当にわからなくなるって。
そう、なんも覚えてないですよ。
異世界転生ジャンルの影響
で、これってもう人間が本当に作ってる理由あるんですかね。
それもやっぱ議論としてはめちゃくちゃあるなと思ってて。
まずフォーマットが8割統一されてないと読んでもらえないっていう現象は多分起きていて。
だから全く新しい設定の漫画を読もうとするとやっぱちょっとパワーいるんですよね。
なのでやっぱそういった漫画でヒットさせる人って本当にすごいんですけど。
そういうのが、そういう作品ばかりではないのでやっぱり8割のフォーマットが決まってて、
20万部とか売れるみたいな漫画を狙ってるっていう出版社もあって。
それが多分異世界転生とかなんですけど。
こうなった時にやっぱりその2割ぐらいのところは、
AIと人が共同で書いてたくさん作っていくってことはあり得るんだろうなと思いますね。
なんかアドフォーマットが一番なんかそのコンテンツの未来の一つ極端な方向。
でもあれができるってことは漫画っていうメディアがマネタイズに異常に優れてるだけなんだと思うんですよ。
テキストメディアだったらもう多分テキストだともうあんまつかないんですよ。
課金力がつかない。
マネタイズ広報が広告しかないので、広告だけであれは食っていけないはずなんですけど、
漫画ってとはいえ600円700円のものを課金させる力が結構まだ強いんですよね。
だからああいうなんか残ってて、僕は異世界転生の漫画って本当にAI時代の末期になってるんじゃないかなって。
ネットメディアの課題
確かに。でもね月300冊ぐらい買ってるんですよね。
買ってます。一応月300冊読むっていうのを自分に貸してるので。
ということは21万円払ってるってことですもんね。
でもあれですよ、僕は読み終わった漫画ももう1回課金するっていう修行してるので、もっと課金はしてます。
なんで?
漫画っていうコンテンツに愛がありすぎて、たとえばコチカメとかは紙で当然全画買ってるんですけど、
電子で1回買い直そうとか、はじめの一歩とか。
やっぱ漫画っていうメディアの限界は1回課金すると終わっちゃうっていうのがあって、
教えの課金のリミッターが結構ちゃんとあるんですよね。
それを超えてやってる。
でも出版社の人と話してて、出版社って水が出る蛇口がちゃんとあると。
下にはちゃんと水が出る用のインフラが整ってるんだけど、
編集者とか漫画って買ってこれを当たり前だと思ってるんじゃないかっていうのを、
とある出版社の方が言っていて、そこじゃない勝負になった途端、
たとえば出版社がYouTubeやっても200万登録とかいってもあんま儲かんないとかで、びっくりするらしいんですよ。
漫画ってやっぱ売れる、面白いものがあって話題になったら売れてマネタイズになるって、
ここがちゃんと整備されてるっていうのがすごい大きいと言っていて、
さっきのメディアの話に戻ると、やっぱりインターネットメディアの弱いところは蛇口がないんですよ。
だからYouTubeで100万登録いってすごいねってなってもマネタイズできてないところも、
やっぱりあったりするし、テキストメディアとか広告だらけでみんな衰退してるし、
広告を増やさなきゃいけないけど、そうするとアドブロックが流行っちゃうっていうことが起きてるので、
かときですね、すごい。
ネットメディアとか本当にマッキーに近いなと、いわゆる特定のニュースサイトみたいなものは、
Yahooが今動線切り始めてるってのもありますけど、Yahoo動線切り始めてるんですね、あれ。
動線切り始める?
定型メディアを出版社ごと全部バンしてってるんですよ。
要はメディア、ニュースサイトの大きな動線のYahooって強いんで、
そこにペイドのアドみたいなものを流し込んでるのをYahooは当然知ってるんですけど、
そういうのを何回も注意しても直んないってところが出版社ごと全部切ってってるらしい。
Yahooも結構ついにそういうのやり始めたなと思って。
メディアっていう場合は検索でたどり着くのもだいぶなくなってきてる中で、
Yahooの流入ってすごい強かったのが、Yahooも普通にさすがにこれはもうダメだって聞き始めてて。
なるほどな。
インターネットメディア本当になくなるんじゃないかな。
ね、ギガジンですらやっぱりもうサーバー代だけできついってよくね、寄付してってやってるぐらいですからね。
まだ寄付して、だから投げ線ってモデルがもしかしたら相性いいかもっていう実験に近い感覚もありますけどね。
それこそ投げ線ってやっぱり1回すると満足しちゃうんですよね。
1000円払ったわって気持ちだけ残っちゃうので。
でもそうすると名物編集長ってキャラにして投げ線を待つような、この記事は何で書いたのかって文脈を話すとか、
でもそうですね。
今の時代には近いってことですね。
近いですね。僕もYouTubeやっててやっぱ投げ線は強いんだなと思いました。
投げ線とあとブログの方はサブスクっていう。
広告はやっぱりきつすぎるっていう。
そうですよね。
だから僕らがインターネット見た時って広告が一番強かった時代。
それこそGoogleの成長に近いんですよね。
確かに。
広告がすごい強かった時代が見事になくなっていくと。
大丈夫ですか?メディアの話してますけど大丈夫かな?
読めます?
珍しく。
読めます?
全然いいですけど。
メディアの話は確かに。
毎回ね、いろんなテーマを話すんですけど、今回はメディアな。
確かにメディアな。
でも僕は本当に面白いなと思ってて。
やっぱり体感してもGoogleがなくなってきたし。
なくなった。やんない。
1ヶ月ぐらいしてないかも。
それは怖いね。
でもやっぱそうなってきますよね。
リサーチをするっていうことが全部AIだと早い。
早い。
この前チャットGPTに僕が持ってるデバイスを把握してくださいって言ったら、
もうほぼ当たってたんですよ。
これ持ってますよね。
じゃあ何がお勧めって言ったらこのデバイスお勧めですって言ってきて、
これやっぱGoogleよりもはるかに便利だし、
今までだったらマイベストとか見てトップ10とか見てたのが、
自分の持ってるものを知ってるAIが進めてくれる方がやっぱ精度がいいってなってくると、
いよいよだなと思いましたね。
いよいよだな感がこの2,3年でどんどん増してきてる感じはあるし、
後から思うともう割と行くところまで行ったっていうのはもう来てるんじゃないかなっていう。
来てると思う。
自民党の偉い人と話すとやっぱマスメディアの方向見てる人一人もいないんですよ。
もうやっぱ切り抜き動画をどうやって作られるのかとか。
最近このディスカッション本当に多いですね。
本当に多くて。
で、やっぱホリエモンとコラボしたいとか、リハックとかビボットに出たいみたいな。
この辺でもはや新聞とかテレビを見てる人って、
高齢者向けの政策とかやってる人だけになってる感覚があるんですよね。
変化が激しすぎる。
変化が激しいですね。やっぱ政治家の人たちはそこに敏感なんで。
確かにね。政治家の方が確かに定期的に政治家にみんな会うじゃないですか。
で、この1,2年で露骨にもう切り抜きとリハックが本当に強い。
リハックが本当に強い。
切り抜きとリハックの話。
確かに。だけになりましたね。
いや本当にそのレベルになってますね。
というのと僕らに話すのはそれだけになったってことですね。
確かに。
お前らはそういう、でもそういう意味では政策論よりも
自分を売るためにインターネットの世界の人たちってのはこういうのができるっていうのが期待されてるっていうのもありますね。
ありますね。
昔多分テレビ局の人たちにされた話を僕らにされてるんじゃないかなっていう。
確かに。確かに。それですね。
でもなんかこの前NHKの番組で霊話ロマンがやってる番組に出たときって
一見も別に連絡なかったんですよ。誰かから見ましたよって。
ただ霊話ロマンのM-1終了後の配信で僕は5万円課金して
ケンスーサンダーみたいに言ってくれたその10秒ぐらいの会話、これめちゃくちゃ連絡きたんですよ。
へー面白い。
なのでやっぱNHKがすごいコストかけて作った番組って
こんだけ見られてなくて、逆にその会議室でマイクも使わずにやってる配信って
こんだけ見てんだみたいな。
確かに。
すごい感じてびっくりしましたね。
見られてはいるんだけど、能動的に見られてないっていうのがある。
あーそうかも。
僕、フォトキャスターなんで何でも言っていいと思うんですけど。
そんなことないよ。
そうか。
何でも言っちゃダメか。
何でも言っちゃダメか。
テレビ雑誌とかあらゆるもので新聞とか全部だから一番反響ないのラジオなんですよ。
あー。
いわゆる地上派ラジオというか、いわゆるラジオが一番反響なくて
能動的に聞いてる人の率がすごい低いんじゃないかな。
あーそうかもね。
で、帯を持ってる。帯番組自分でやってれば多分能動的に聞く人増えてくるんでしょうけど。
何かの誰かの帯番組でゲストに出た時の反応の無さたるや。
確かに。
エゴサしてもゼロなんですよね。
そう。
すごい。
エゴサしてゼロなんです。
ゼロっていう。
これブログとかYouTubeとかだったら確実にあるのに
ポッドキャストの進化
ラジオはたくさん聞いてるはずなのにゼロっていう。
うん。
これありますね。
やばい。
僕、いろいろお声掛けいただくんで何に出るか出ないかって決めていくんですけど
ラジオは出なくていいって言ってるんですよ。
それは何回も出ても反響がない。
確かにね。
フォッドキャストの方が全然あるもんね。
そうですね。僕の場合、結局いろんな人に会っていくと
自分で書いた書籍とテレ東だけ。
そう、テレ東。
テレ東の申さてに出る。
申さては見る、確かに。
で、申さてのエグゼクティブが見てるりつたるや。
分かる。
普通にこの前銀行の遠取りの方とご飯食べてて
この前出てたでしょって言って
うちの奥さんにあの人とご飯食べたことあるんだよって言ってるんだよって言われて
そうかと。
確かに申さては反応がいいってみんな言うもんね。
だから、いわゆる世の中のメディアの視聴率とかと全く違う
能動的に濃い人が見てる率っていうのが
申さてとかWBSとか極端に高いものってあるんだなと。
YouTubeとかも特定の世代で何に興味ある人とかで切っていくと
見られてる人数は5000人なんだけど
すごい濃い5000人が見てるみたいなのは
確かに。
それがすごい露骨になってきてるんだろうなっていう。
僕らがずっと死んだPVみたいなものじゃないものが
そうね。
どんどん強化されてる気がする。
コテンラジオとかやっぱりリスナー数が月20万人とかなんだけど
1000円以上払っているお客さんが1万人を超えているっていう。
だからそれだけでも月賞1000万を超えているので
すごくいいコンテンツ作れるっていうサイクルになってる。
なるほど。
けど月に1000万かけられるラジオ番組ってたぶん存在しないんですよ。
ないですね。
っていうのが出てくるとクオリティ的にもポッドキャストの方が上だよねとか。
コテンラジオって僕も深井さんのやって聞いてますけど
あれって究極的な内容的なAIでも作れるじゃないですか。
いやあれね無理なんですよ。
何なんですかあれは。
今ちょっと深井さんと撮ってるんですけど
1年半ぐらいかけて調査員が国内の本全部読むんですよ。
まず全部。
1985年に出版されたこれとかを読んだ上で考察してまとめた上で
どの切り口だといいかっていうのを調べた上で
例えばフランスの子育て資源を調べるときは
フランス語でサイトとかを見ていかないとダメとかを
世界各国やるとかをやり始めると
やっぱ全然違うレベルになってくる。
ディープリサーチと追いつけない世界線を最後の勝負をしてるかもしれないですね。
最後の勝負確かに。
ディープリサーチ間違ってますねって言えるレベルの考察になってて
しかもそれを誰も調査してない軸で調べるので
もう無理っていう。
それをやっぱ3人が1年半それにコミットしてやるとかは
ちょっと無理でしょうね。
そこまでいかないと勝てないってことですよね。
そこですね。
2025年時点のAIと戦おうと思うと。
そうですね。
独自の切り口とリサーチ
2026年のAIと戦うとどうなるかってわからないですけど。
どうなるかね確かにね。
でも今はやっぱりその軸があるから価値があるっていうね。
確かに。
でも国会図書館の本全部食べさせてみたいなプロジェクトを
誰かが進めるとするじゃないですか。
そうするともう一段。
そうするともう一段上がりそうですね。
あとは専門家に聞きに行くっていうプロセスを彼らもやってるので
そこはやっぱりまだAIがキャッチアップしてないって。
そういうものじゃないといわゆる知識系とかノウハウ系とかもう勝てない時代になって
まあでもなんか僕その先に行くと
古典ラジオファンって人たちは
じゃあディープリサーチで見れるからいいやじゃない気もするんですよね。
確かに。
だからそこにやっぱり独自の切り口があったり
喋り口があったりっていうのもあるし
あとはさっきのミシュランの話じゃないけど
もうネットにないからAIがキャッチアップできてないっていう
これを持っている人が原液として
カルピスの原液みたいな感じで出していくっていう。
そのカルピスの原液が出していくと
それもいつか食われるわけじゃないですか。
はい、枯渇していくんでしょうね。
だからサイクルがめっちゃ早くて
もう原液を作ったその日にはもうたくさんコンテンツできて
これでサイクル終わり。
それから毎日YouTube配信しなきゃってなっているのが今です。
じゃあその検数ポートキャストっていうのは
毎日生きてて新しくなんか知った何かを配信し続けるっていう。
これがねまたちょっと違くて。
違うんかい。
今ここまで持っていったけど。
違かった。
違かったか。
同じ話した方が良かった。
読み口とか感じたいものが同じなので
テストステロンさんっていうXの有名アカウントがあるんですけど
マライアキャリーと一緒で3曲ぐらいしかないって本人言ってて
3曲ずっとリピートしてるけど毎回1万リツイートとか言ってるっていう。
でファンが求めてるのはこの有名な3曲だから
それ以外やるなっていう。
完璧ですね。
すげえと思いました。
つがる海峡風景色歌い続ける。
歌い続ける方が良くて
やっぱ新曲そんな求められてない問題もありますね。
確かに。
なるほどありがとうございます。
ということで第27回は検数さんにお越しいただきました。
今回は検数さんに
メディアとあとはAI時代のメディアがどうなっていくのか
というのをテーマにお話を詳しく伺いました。
次回は検数さんにせっかく公開収録ですので
たくさん質疑応答事前にも受け付けますし
当日も受け付ければと思います。
について伺いするとともに
皆さんといろいろディスカッションできていけばなと思っております。
はい楽しみ。
そして番組では皆さんの感想や質問をお待ちしております。
XなどSNSでは
ハートに火をつけろをつけて投稿してください。
投稿はすべて読ませてもらっています。
皆さんいつもありがとうございます。
また案理では企業相談や資金調達の相談を受け付けています。
番組概要欄にリンクがありますのでそちらからお送りください。
それでは次回も楽しみに。
圧倒的な未来を作るのは君だ。
ハートに火をつけろ。
31:16

コメント

スクロール