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2025-06-03 33:08

#029 寄付で成り立つ次世代イノベーター支援。ワンアンドオンリーな私塾運営に込めた想い【ゲスト:MAKERS UNIVERSITY 代表 - 内野博礼さん】

今回のゲストは、NPO法人ETIC.でMAKERS UNIVERSITYの代表をされている内野博礼さん。

内野さんのキャリアを伺いながら、次世代イノベーターが集う私塾「MAKERS UNIVERSITY」の立ち上げ背景や活動内容、支援者マインドに迫ります。


●エピソード詳細

・オープニング

・支援者ゼミ

・支援者マインドの共通項

・MAKERS UNIVERSITYとは

・メンバーを選ぶ基準

・内野さんとETIC.の出会い

・インターンシップのコーディネート事業

・MAKERS UNIVERSITYの立ち上げ背景

・合宿にこだわる理由

・寄付型というビジネスモデル

・10年間での大学生の変化


●ゲスト紹介

内野博礼 https://x.com/h_uchino

2000年、早稲田大学在学中にNPO法人ETIC. (エティック)に参画。 大学生の「アントレプレナーシップの解放」をテーマに起業家の元でのインターンシップ事業を運営。 2016年、大学生・大学院生に特化した起業家・イノベーター育成私塾 MAKERS UNIVERSITYを創設。


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サマリー

内野博礼さんが代表を務めるMAKERS UNIVERSITYは、起業家を目指す大学生が集う市塾であり、支援者の寄付によって成り立っています。番組では、支援者のモチベーションやMAKERS UNIVERSITYの活動内容が話し合われます。このエピソードでは、内野博礼さんが寄付を基盤とした次世代イノベーター支援の重要性について語り、インターンシップや起業家教育の変遷にも触れます。特に、社外からの資金調達が難しい中でコミュニティの力を活かす方法が考察されます。また、内野さんは現在の大学生の起業意識やその変化についても述べます。

MAKERS UNIVERSITYの概要
こんにちは。創業期のスタートアップ投資に特化したベンチャーキャピタル、ANRIの代表、様田安里です。
この番組では、毎回様々な企業家テンションを持った方をゲストに呼びし、その人を突き起こす熱について深く掘り下げて、熱くためになるお話を届けています。
今回のゲストは、NPO法人エディックでMAKERS UNIVERSITYの代表をされている内野さんにお越しいただきました。
内野さん、今日はそもそもMAKERSって何なんだとか、内野さんがどういう経緯でこのMAKERSに出会って、それで今何をやろうと思っているかについてお話を伺えればと思っています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は実はちょっと裏テーマがありまして、僕今MAKERS UNIVERSITYで久々にゼミっていうものをメンターやらせてもらっていて、
支援者ゼミっていうのを今テストで作っています。いろんな産業に対して支援者って常にいるなと思っていまして、支援者って何にやっているのっていう。
例えばミュージシャンとか料理人とか、そういう人たちはわりと脚光を浴びるんだけど、支援者って何も言わないと。僕もVCっていう支援者やっているので、支援者って何のモチベで何やって、なんで要はたくさん成功する人を出している支援者って何考えているのっていうことをねほりはほりするシリーズの一発目です。
面白いですね。
そうなんですよ。この後もミュージシャンを支える人とか、実は何回か前に料理人を支える人とかそういう人が出てもらっていて、やっぱり僕も支援者なんで支援者マインドってあって、支援者マインドが素晴らしい人の共通項がさっき分かったんですけど、メディアに出ない。
なるほど。まあそうですよね。自分が目立ちたいわけではないですからね。
だからね、素敵な支援者ほどあまりメディアで出ないし、あいつは私が育てたみたいなことを言いたがらない。
知能深い方なので出ないし、あんまり望む発言をしてくれない。というのが感じなんですけど、今日はそんな内野さんをねほりはほり聞きたいなと思っています。
まず僕も実はあんまり分かっていなくて、内野さん自分のことあんまり語らないので、どうしようか、どっちから行こうかな。
じゃあまずメーカーズユニバーシティっていうのが初めてメーカーズユニバーシティを知る人として何なのか、謎の団体なんですけどこれ。
メーカーズユニバーシティはNPO法人エティックを母体にやっている市塾で、2016年2月にスタートして間もなく10年になります。今10期目ですね。年に1期やるんですけど、
要するに就職なんてしたくない。自分は自分が信じた道を突き進むんだということで、起業家という道を選んだ大学生、大学院生がわちゃわちゃする市塾ですね。
まるでまっしゃでわちゃわちゃする。でもねこれ、わちゃわちゃするに確か全てがこもってきますね。
そうですね。
なんで市塾だが決まったプログラム座学っぽい感じもあんまないですもんね。
家宿をよくやってるんですね。これはメーカーズの名物ですけど、毎年2月にスタートして、最初の2月に4泊5日、1泊2日、4泊5日の計912日の家宿を代々木のオリンピックセンターという、人によってはプリズンと呼ぶ安宿で缶詰になって、
家宿をしてからスタートするんですけど、その後は今回安里さんがゼミ持ってくださってますけれども、いわゆる先輩起業家がゼミを持ってくださって、10のゼミがあって、そのゼミ制、各メンバーは各ゼミに分かれたりして、わちゃわちゃすると。
で、そのお金は無料であると。
そうですね。寄付で成り立っているっていうのが最大の特徴ではあると思います。
それは安里さん含め、いわゆる孫大蔵さんはじめ、そういった方々が、やっぱり皆さん言うのは、自分も若い頃、本当に先輩経営者にお世話になったからこそ、次の世代には返していきたい。
なので、何かあればいつでも言ってねっていうような、こういうメーカーズに集まる起業家こそ日本の未来であると、信じて託してくださる方々の経営者の寄付によって成り立っているっていうのは、結構特徴的なところかなと思います。
だから本当にスポンサードですらなく、本当寄付なんですよね。出てくる人に特に、お金を渡した人に果実はない。
断言できる。
素晴らしい。今だと、まだメーカーズのイメージを見つけてもらいたいんですけど、何人ぐらいワンバッジ、1年で参加するんですかね。
そうですね。だいたい毎年310人応募があって、そこから40から50人採択させてもらう。それを1年に1回。2月に912日の合宿がスタートして、最後11月、デモデーという形で、大概的にはプレゼンテーションの機会があって。
支援者の役割とは
12月に最後の1泊2日の合宿があって、終わりということなんですけど、卒業がない学校といっているので、終わってからもすごく継続的に彼らとは付き合いがあるという感じですね。
なるほど。これはいわゆるスタートアップをやる子が集まっているんですか。
これが本当にメーカーズの面白いところなんですけど、いわゆるスタートアップ的なエクイティ調達をして世界を変えてやるという、自分が作ったサービスを世界中の人たちに使ってほしいというような人もいれば、いわゆる資本主義から外れてしまうような社会的な課題を解決したい。
手段はNPOとしてやるというメンバーもいれば、一方で本当に田舎の小さな町で、その町をより良くするために起業していますみたいな地域に根差したメンバーもいれば、そこが本来であれば交わらないような人たちが切磋琢磨している。
お互いにリスペクトし合って影響し合っているというのは、すごくメーカーズの特徴的なところだなと思います。
ありがとうございます。これは選んでいる人の基準とかにもかかると思うんですけど、スタートアップの人って分かりやすいじゃないですか。俺はやるぜって言って、比較的良い教育を受けたりして、バックグラウンドが分かりやすくてっていうじゃない人もいる。
ローカルで例えば何だろうな、自分の町が加速化してどうにかしたいっていうのもいるし、アーティストもいますよね。いわゆる支援者っぽい人もいるし、これ何の基準で選んでるんですか?
基準は、一つ本当に実現したい未来がある。こういう未来を実現したいっていう強い思いがあるっていうのが一番共通しているところで、あともう一個一番分かりやすいのは就職をしないつもりです。
いいですね。
する気はありませんと言って動いちゃっているっていうのは一番の基準かもしれないですね。
それ基準にしてるんですね。
それ実は明言したのはここ数年です。今までベースエティックという母体のベースはアントレプレナーシップなんで、そのアントレプレナーシップの発路は、それは大企業であっても行政であってもアントレプレナーシップを発揮していけばいいという考えの下でずっとやってたんで、そこは何でもありという気持ちでやってたんですけど、
ただやっぱりそこはもう自分の気持ちとしては組織に入らず自分でやっていくやつを応援したいなという気持ちがやっぱり強いなと思って、今はウェブでもそこをちょっと躊躇しましたけど、今は就職せずにという文言を数年前に入れました。
なかなかですね、僕とメーカーズエティックの繋がりでいくと、僕自身がエティックさんのそういう活動に参加した学生で、エティックさんに15年前とかにお世話になった。
内野さんの個人的な経験
それこそ当時15年前に休学の勧めっていうね、みんな休学とか留年とかしてよくわかんないギャップギャを過ごそうよっていうのを促進するっていうとんでもないイベントを。
積極的休学の勧めというのを毎年やってたんですよね。
そういうのをやってた団体で、僕も結局大学1年計画留年、わざと卒業しないで1年だらだらしてて、そこからちゃんと踏み外していくわけですけど、大いに影響を受けたなと思って。
うちらの言う通りで、やっぱりペイフォワードだなと思って、そういう訓導を受けたので、自分もやる側に回りましょう。
30歳の時から、10年前から応援させてもらってるんですけど、独自のマインドですよね。素敵なキャリアを積んで、MBAとか行ってなんとかしようとか、留学してどうにかしようとか、そういうのじゃないんですよね。
そうですね。
自分でやることが決まってるんだったら、もうそれをやればいい。それに向かって素敵なキャリアを描こうとかいうよりは、直球それをやれって考え方なんですかね。
それは、もともとエティックとの出会いであり、というところから話すとわかりやすいんですけど、さらにもっと遡ると、僕の小学校の卒業文集は、将来の夢は社長になるって書いてある。
なるほど。
それはただ、人の下につきたくないとか、人と同じは嫌だとか、そういうただのアマノジャックであり、社長像が明確にあったわけじゃなくて、そうだったっていうのは認識してるんですけど。
その大学に入るときに、サークルを探したんですね。そこでエティックという団体に出会ったんです。企業家になれみたいなメッセージがあって。
実はそのエティックという団体を創業者の宮城春男というのがやって、1993年からやってて任意団体としてやっていて、僕が入った97年もまだNPO法が立ち上がる前なんで任意団体としてやって。
NPOという法人格がなかったのか。
ただの団体だったんです。
そのエティックの創業メンバーの一人が村松龍さんだったんです。僕がまだ知る前の時代。
そこで企業をしたいという大学生を集めて事業計画書の書き方を教えたりとか、企業家が大学に行って講演したりとか、本当に当時企業って何という時代にアントレプレナーシップを若い人たちに広めたいという思いで立ち上げた団体に
97年、大学1年生の時に出会ってこれだと。社長になりたいと言ってた僕はそれでこれだと言ってエティックに入ってたんですね。そこで孫正義さんの講演会連れてってもらったりとか、渡辺美樹さんの講演会に行ったりとか、HISの沢田さんの話を聞いたりとかして
かっこいいのやっぱり社長って企業家ってって思ったっていうのが最初なんですけど
ただ実はその当時のエティックに集まる若い人たちって、その後僕もそうなったんですけど、5年生とか6年生とか7年生とかなんか怪しい集団で、大学1年生の僕にとってはちょっとなんか怪しすぎてですね
一旦距離を置いて、僕はアイセックという世界何十団体もある国際インターンシップコーディネート団体サークルに入ったんですよ。そこは同世代の女性とかもいて楽しかったという中でそれでアイセックの活動にとことんはまっていったという形ですね
そこでビジコンの企画をやったりとか、海外のいわゆるリーダー的なスリランカの女性は本当に自分はその国を背負って立っているという感覚を持っている女性に出会ったりとか
台湾の男の子とかは本当に将来自分はその経営者になって世の中を変えるみたいな人たちと出会う中で一方でその自分の大学でみんな寝てるやつばっかりで授業はつまらなくてというこの差、これはこれから日本はまずいぞという思いがあったりとかして
どうしたら自分も含めた若い人たちが世の中を変えていくぞという存在になっていくのかというのを考えながらアイセックというサークルにどっぷり使っていったという感じなんですね
僕はアイセックを引退した後、もうアイセックの活動にハマりすぎて流年が決まっていたんですね
結局そうなんですね
流年がもう決まっちゃっていて、じゃあ何するかなと思った時に実はアイセックの3校上の先輩がエティックでベンチャーインターの事業家をやっていたんです
なるほど
インターンシップの始まり
山内っていうんですけど、創業者の宮城と山内が一気統合して、その山内が日本に当時なかったベンチャー企業の企業家の下でのインターンシップの事業家というのを日本で初めてスタートしていて
僕はエティックと出会っていたこともありますし、その山内という男をリスペクトしていたので、卒業までの間この山内さんの下で修行させてくださいみたいな感じでエティックに完全に入っていったという感じですね
そこでインターンシップのコーディネート事業をやって、まさに最初の僕のクライアントがDNAのナンバーさんだったんですよ
そうですよね、わかります、ナンバーさん、一昨日もナンバーさんと飯食ってて相変わらずナンバーさんでした
そこからそのままずっとエティックですか?
そうなんです、そこは21歳の時で今46なんでもう25年間大学生向け
僕もエティックでずっとお世話になっているんで、でも10年前に結構そういう学生向けの活動の一個集約としてメーカーズやるぞみたいな
そうなんです、まさにインターンシップのベンチャーでインターンをするっていうのはその学生のアントレプレナーシップの覚醒にとってとっても素晴らしいなと
手段として素晴らしいなと思ってずっとやってたんですけど
2009年、10年くらいになってちょっと事業に限りが出たというか
これ完全にインターネットにディスラップとされたんですけど
要するに今までは丁寧に企業家の思いを聞いて
そこに学生を紹介してっていう、いわゆる仲介という形でやっていたのが
オンテッドリーが出てきて、ツイッターが出てきて
直接企業家とつながれるみたいな時代になり
本当にヤフーの人事とかリクルートキャリアの人事の卒業生とかに聞いたときに
内定者のうちほぼほぼみんなベンチャーでインターン、長期インターンをやってます
その中でも本当に珍しいのは在学中に起業してましたっていうやつがちょっと珍しいぐらいで
っていう話を聞いたときに
これは1997年にベンチャー、アントレプレーナーシップを覚醒させるために
ベンチャー企業でインターンをする、企業家の下で働くっていうものを
NPOとして作ってきたけれども
これはNPOとしての役割は終えたんじゃないかと広まった
十分広まったからそういう啓蒙フェーズもなくなったし
ある意味それで飯食うスタートアップもできてるから
自分たちはここを掘らなくてもいいねっていう
そうなんです
なるほどね
っていうときになんでメーカーズのコンセプトっぽくなっていくんですか?
それでまさに模索期があって
転機になったのは2014年に
たまたまですけど東京都と今もやっているビジコンがあって
東京スタートアップゲートへっていうのが
立ち上げることになったんですけど
要するに東京都の悩みは当時の
それ以前は東京都学生企業家選手権というのを10年やっていたんだけれども
応募してくる学生が履歴書のためみたいな感じになっちゃってて
全然東京都学生企業家選手権から企業家が生まれないと
ビジコンから全然企業家が生まれない
なので企業家がたくさん生まれるビジコンを企画できる人いないか
募集に手を挙げて作ったんですね
本当に予算が2千数百万あったんで
ちょっと理想を詰め込もうという形で
競い合うコンテストではなくて
応募者同士が切磋琢磨するコンテストであるとか
あとはメンターとマッチングするとか
あとはファイナリスト同士が合宿して切磋琢磨するとか
似てきた似てきた
っていうようなコンテストを東京スタートアップゲートへを
2014年にやったんですけども
それがすごい手応えがあったんです
それのファイナリストが実は空飛ぶ車の中村つぶさん
私の高校の同級生ですね
ラントリップっていうランナーのためのコミュニティをやっている大森くんとか
台風発電のチャレナジーとか
結構すごい量が
ガチっぽい人がいっぱい集まったと
たくさん生まれ
そこにファイナリストは学生2人くらいだったんですけど
セミファイナリストの20数名は学生たくさんいたんですね
そこの学生たちがもうめちゃくちゃ楽しかった
まさに自分が出会いたい学生って
こういう学生応援したい学生ってこういう学生だなっていうことで
もうインターンとか修行とか行ってる場合じゃなくて
もうすぐ起業したいですという奴らの応援こそがやっぱりやりたいことだなと
2014年に気づいたんですね
寄付を基盤とした運営
なるほどな
じゃあそっからそれが通年プログラムになっていく
それが通年プログラム
そのあたりから孫大蔵さんと理事だったんで
結構ディスカッションをさせてもらってて
大蔵さんからうちこれからの学校は
ノーティーチャーノーカリキュラムだよと
本当にやる気がある学生が集まりさえすれば勝手に育つよ
っていうのはめちゃくちゃピンときたんですよね
そこがそっか今でもコンセプトに残ってるから
プログラムがなく交流型になったっていうのか
最初ちょっとプログラムスクール型残してましたけど
本当に意味ないなって思った
それこそ1期目は孫大蔵さんが来る
ナンバーさんが来る
マネックスの松本さんが来るとかっていう
結構豪華な感じでやってたんですけど
それこそ安理に出資を受けている
ソラフレの植地蓮が最後の合宿の最後に
本当に日中のプログラムとか全然覚えてないんですけど
夜な夜なこいつらと語り合ったのが
本当に良かったですみたいなこと言われて
プログラムの企画をする立場からすると
おいおいなんですけど
なんだけどそれが本質だろうなと
この同世代の切磋琢磨こそが
本当に必要なことなんだなっていうのを
やっていくうちにですけども3期目4期目ぐらいから
もうそれだなと
それでしかないなぐらいの
そういうことですね
どんどん座学
いわゆるエンカレッジしてくれるような
有名な人みたいな人よりは
とにかく話し合わせる
話し合いの具として
面白いおっちゃんとか面白いおばちゃんが来るみたいな
くらいになりましたね
そういうものですね我々確かに
なるほどなだから徹底して
だから合宿ってフォーマットでもある
合宿なんですよ
でも私塾としては
すごいよくわかる気はしていて
結局やっぱり
僕もいつもみんなに言いますけど
僕と君たちが親友になるのは
今から難しいけど
隣に座ってる君たち同士は
多分親友になれる
お互いが触発し合うから
仲良くなった方がいいよっていう
なるほどね
結構考えられてた
面白いですね
そういう風に変わっていくのか
だから教える側の
場所を提供するみたいな
インターンとか座学っぽいものから
同志同士を濃いめに
コミュニケーションさせる
で教え合う学び合う
とこに変えていったと
学び合う助け合う
確かに
すごいよく考えられてた
初めて知った
なるほどですな
これ10年
結構こういうプログラム
10年続けるしかもビジネスモデルが無というか
儲ける仕組みは無い
恐ろしい団体だなと思うんですけど
僕も初めて関わった時
初期はエゾエさんの
奨学金とか
それは有事メーカーズの
高校生部門の方ですね
大学版も高校版も
金が無い
って話から始まった気がしますね
そうですね
本当に生み出されている
メーカーズに来る
彼らは素晴らしい
というのには確信を持って
絶対的にこれだと
なんだけど金が無い
でもこれは結構ビジネスモデルは
実は試行錯誤が
あって
最初タイゾーさんとかと
120万の寄付を
50人から集めて
それで運営しようみたいなところで
始まったんですけど
なかなか寄付って集まらなかった
だからその寄付を
集める活動をしつつ
ビジネスモデルも作ろうということで
一期二期三期くらい
ちょっと試行錯誤していて
かつそれ前の
インターンシップ事業を
引きずってた部分もあって
50人のメーカーズ生がいたら
起業するのは
20人とか30人で
残りのメンバーは
例えばDNAの新しい新規事業を
やるとか
他の子会社の社長になるとか
っていう形で
人の土俵でイノベーターになっていって
いずれ起業していく
みたいなところで
例えばDNAからお金いただくとか
っていうビジネスモデルも
考えて
一部ちょっとやったりはしていたんですけど
蓋開けてみると
ほぼほぼメーカーズ生が
人の土俵でやりたくない
っていう層ばっかりで
ありましたね
もうビジネスモデルが成り立たなくなった
ので
これは腹くくって
寄付でやると
腹くくろうって面白いもんで
腹をくくってから
寄付って集まるようになった
一番初期僕も思い出しましたけど
起業したら
株ちょっとくるとか言ってましたよね僕ら
メーカーズって
ヒエルやってるから
もし会社作ったら株ちょっと
メーカーズに入れるみたいな
っていうのを提案してましたよね
考えたことありましたよね
でも
それがやっぱないなと
場の熱を見てたらそういうんじゃないな
ってなったのはやっぱり
内野さんの良いリーダーシップですね
そうやって金を取るのは無理だ
確かに
今は完全寄付運営
そうなんですよ
株云々とか
安里さんにそんな
ファンド型とか
安里さんとかエティックは絶対苦手そうだから
辞めた方がいいみたいなこと
言われたらでも本当そう思います
だし
そこでもし株を取るみたいな
モデルにしてしまうと
最多くの段階の
50人の選び方が
絶対に
ニュートラルに
いろんな人たちを
取るということを思ってたとしても
やっぱりビジネスモデルに引っ張られるんで
ある程度彼は
いずれいきそう
目が出ちゃうだろうなとも思った
僕はやっぱり一貫して
メーカーズ関わる人もあって
10年
何が楽しくてわからないけどずっとスポンサー
どうというか寄付させてもらってますけど
その
一見評価が高まりそうな人が
ヒーローになったりとか
U18でも
一見すごい人が
すごいいいピッチしたら
次世代イノベーター支援
大量に奨学金が集まるみたいな設計を
させない
ゼミの採択も
分かりやすくイケてる子が
選ばれるとかでもない
みたいな感じにしていくのが
僕はメーカーズって意味があると思ってるので
割と一貫してそこら辺は
あんまりこうなんか
資本主義アルゴリズムってやっぱあって
イケてる奴にイケてる人が集まって
イケてるお金が集まるみたいなのに
メーカーズ内はあんまりしない
それぞれのイケてるってなるし
その情熱が
火がついたりしたときに
結果が来るリズムってのが
あるから早期にリズムが
来る子もいるけど遅く来る子もいるときに
それぞれそんなに
優劣をつけさせすぎない方が
僕は意味があると思っている
僕はそういうのがやっぱりメーカーズの
不気味なところというか
客観的に見ると
素晴らしい
スタートアップの世界の人が聞いてる方が多いと思うんで
正直的にはタイミング側が
3期かな
僕らも
空船のうえちとか
ジップのスッジとか
そういう素晴らしい企業から投資させてもらってますけど
結果的に
なんですかね
だからヒーローでもないし
結果的にそういうのが出るんだけど
不思議なコミュニティになってる
僕はやっぱり
真似できないあんまり
ベンチャーキャプチャーがやろうと思っても真似できないし
人材屋さんがやろうと思っても
真似できないんですよね
やっぱりその
イケてる人たちをどっかに送ってお金貰おうとなっちゃうと
また違う人選んじゃうので
これはやっぱり
めちゃめちゃワンアンドオンリーな
特殊な集団だなっていう
大学生の起業意識の変化
不気味ですよね
なるほどな
これ一個最後に伺いたいんですけど
10年間
大学生
何かことを起こしたいというか
起こしてる大学生が来て
大学生の
変化
とか感じますか?
あんまり感じないんですけど
ただ
今年は
310人応募があって
結果でいうと
40数名のうち
登記してたのが
40名とか41名だったので
ほぼほぼ登記してるんですね
何でみんな登記するかな早いな
落ちたメンバーも
全然登記をしていた
っていう意味でいうと
1期生の時は
40数名中
登記してたのは1人だったので
そこは圧倒的に
まさに我々の
努力だとは思いますけど
企業の
ハードルは下がったんだろうな
それってすなわち
企業会社登記
ってものが下がったのか
プロジェクトが1点まで進むスピードが
上がったのかどの辺だと思います?
両方で
ですよね
確かにあんまり
変わんないなっていうのは
3期生とかは登記は
そこまで多くなかったですけど
取ってる水準が
大きく変わってるかというとそうでもないので
登記は早まってますよね
確かに
登記早まり現象不思議ですよね
何事なく登記
学生団体っていう名前で
お金取ってる人いっぱいいたじゃないですか
学生団体やってたようなやつはもう登記しますね
学生団体って名前で
就活セミナーとかあってお金稼いでいて
結構稼いじゃってる個人講座やってるみたいな
人がいっぱいいたのが
それが今だと結構会社になってて
ただ留堂は当時の学生団体と近くて
そんなにやること決まってなくても
登記はする
ってのが増えてきてて
これは面白い現象だな
っていう
増えてきて
あんまり変化は
感じないんですよね
そこはただ就職しないぞ
っていうやつが増えてきたっていうのは
すごく嬉しいことで
そうですね
なんとなく僕
一時期
まさに本気で
何かやりたいことがあるんだったら
就職しないで
やっちゃえと思うんですけど
結構
この時代が
まあまあ来てんじゃないかな
っていうのは
僕ねメーカー勢としか話してないんで
実際は違いますよ
極めて偏ったサンプル
一番バイアスかけちゃった
サンプルを抽出して
その中でバイアスとか変化とかあるかなっていうと
偏り切ってますからね
普段あんまり
メーカー勢以外と接しないんで
その違いが
分かってないっていうことかもしれないです
あー面白い
なるほど
ということで第29回目は
内野さんにお越しいただきました
今回内野さんに
メーカー勢ってそもそも
何なのかですか
メーカー勢を作った
内野さんの今までの人生から
メーカー勢を作った経緯
あとはメーカー勢でどういうことをやっているのか
っていうお話を伺いました
次回内野さんに
今後メーカー勢がどういう方向に行きたいか
またこれから
そういう挑戦者たちがもっともっと
活躍するにはどういう環境とか
どういうことをやればいいんだろうかということを
伺いたいと思っています
そして番組では皆さんの感想や質問を
お待ちしています
XなどSNSでは
ハッシュハートに火をつけろ
をつけて
投稿してください
投稿はすべて読ませてもらっています
皆さんいつもありがとうございます
また案理では
資金調達の相談を受け付けております
番組概要欄に
リンクがありますので
そちらからお送りください
それでは次回もお楽しみに
圧倒的な未来をつくるのは君だ
ハートに火をつけろ
33:08

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