00:06
こんにちは。創業期のスタートアップトースに特化したベンチャーキャピタル、ANRIの代表、さまたANRIです。
この番組では、毎回様々な企業家精神を持った方をゲストに呼びし、企業背景や目指す未来など、その人を聞き起こす熱について深く取り下げていきます。
今回のゲストは、株式会社NEWN、株式会社Stand Technologies代表取締役の中川綾太郎様にお越しいただきました。
本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
すごいテンション低めで来ましたね。
いやいや、全力で上げました今。
久しぶりにオフィシャルで生で話す。
そうですね。
結構いろんなことやられてるし、一個一個のリリースだけ見てると、多分何やってる人か分かんなくなってくる人なんじゃないかなと。
完全にそういう人ですね。
そうなんですよね。
一番怪しい。
アクセサリーやったり、食べ物やったり、ウェブサービスやったり、何の人なんだろうってのと。
正直今の若い企業から見ると、多分メリーをタッチしてない人が増えてると思うんだよ。
そうなんですよ。
もうケーキ屋だと思われてたり。
ケーキ屋さん。
する可能性がありますね。
お菓子を作るのが上手いと思われてる可能性があるので、改めて中川さんがどんなことやってきたのか含めてそこから聞いていければなと思います。
じゃあ自己紹介をぜひ。
わかりました。
初めまして。
私は1988年生まれ、兵庫県出身の36歳って書いてあるんでそこから言ったんですけど。
元々はメリーって女性向けのコミュニケーションのメディア、スマートフォンのアプリを大学卒業後の企業でそれを運営する会社ペロリっていうのを創業しまして、
それを2014年にDNAに売却をして、そこから2年半ぐらいグループ会社として経営をしていて、
その間個人でもエンジェルの投資とかっていうのを車数で言うと多分80社近く今までの間やらせてもらって、
今はアパレルブランドとかライフスタイルのブランドを中心とする株式会社ニューンっていうところの代表をしてます。
さっきあったスタンドテクノロジーっていうのが元々スタンドFMっていう音声の配信アプリをやろうというので企業を創業したんですけど、
そっちはどっちかとITの会社でウェブサービスをどんどん作っていったりする会社としてやってましたと。
最近はそのサービス自体を吉本さんに売却をしてですね、今はその残ったチームで音声AIの領域で事業をやっているという、そんな感じになります。
03:02
なるほどわからんって感じですね。
わからんですね。
不思議な人に見えますよね。
そうなんですよね。
元々はそのいわゆるスタートアップスタジオみたいな概念でいろんな事業をどんどん作って、全体としてはインキュベーション装置というか、そういうものを志向してニューンっていうのをまずやろうと。
で、何をやりたいか一つに決めるのはすげえむずいっていう背景の中で、でも専業投資家を自分がやるっていうのはやっぱちょっと違う。
事業を作るのがすごい楽しいし好きだっていうので、ただ一個絞れないしでもでかい事業をやりたいっていう葛藤の中で、7年8年前ぐらいにそういうコンセプト自体が海外で盛り上がりつつあったっていうのもあって。
で、その時もうちょっと自分は器用にできるって思ってたんで、何ですかね、何個かできんじゃないかみたいな。
で、半分消去法でもあり半分やりたいこと、結局日本で一個でかいのやるっていうのがすげえむずいってなった時、ありがちですけどじゃあ100億10個やると1000億じゃんみたいな。
そういう思考だったりもあって、それでその複数の事業を運営する母体を作ってみたっていう感じなんですよね。
ただそれが全体として一気通貫するコンセプトでやりきるというよりは、ITをITで結局分けてやったり、外部資本入れる箱と入れない箱みたいな感じになったり、
ブランドはブランドで、一つ一つのブランドを自由に運営していく方がクリエイターの才能が開放されていいんじゃないかみたいな。
で、よりクロコっぽい会社経営をしたことで、なんかいろいろあるなみたいな感じになって、よくわからない奴がバックタウンするっていう。
そうですね。あやたんが面白いのは、先っぽの事業の改造度が高いんだけれど、メタ的に見ると意外と事業と投資の間ぐらいの仕組みとかに結構興味があるのはすごい面白くて、
この後また話聞きたいんですけど、NEUNの中でも結局やっぱりクリエイターがオーナーシップを持ってやっていく事業とかをたくさん生んでいくっていう形なので、
実は意外とインキュベーターっぽいものもあるし、投資も結構上手というか、引き際もこれ、すごいエンジニル投資が下手なタイプの企業を買っていっぱいいて、乗り込んでいっちゃって潰そうとするっていう。
手が抜けない。投資化モードっていうのと企業化モードっていうのの使い分けが苦手な人っているんですけど、あやたんってむしろ投資化モードがすごい上手。
ここはこの人を立てて、でもここは自分が見るみたいなのを役割分担のメタ認知がすごい上手な人っていう印象がある。
06:07
それと、とはいえ自分は事業で企業化しちゃってなきゃダメだっていう気持ちがないまぜになっているのが、
そうなんですよ。
あやたんのこの事業体がカオスになる。
カオスになってますね。
もともと今後、ずっとやってきたメディアをやるとかも、今のスタンドFMとかも、ブランド作りとかも、
基本的には個人の才能、クリエイターの才能とかが解放される何かしらの仕組み、それがソフトウェアのプラットフォームって形の仕組みなのか、
インターネットをツールとして使って、経営システムとしてはそういうクリエイターをエンパワーしていくみたいなことなのか、
基本的にはやりたいこと大体そういう感じでやってるっていうのはあるんですよね。
真ん中の抱えているものは実はそんなに変わってない。
そうなんですよ。
出てくるアウトプット物のクオリティが高く遺憾性が、アウトプットだけ見てるとないというのが、
全くないっていう。
謎の人がバックターンしてる理由。
そこら辺も含めて多分ですね、聞いていただいてる方の中で、
メリーをそもそも、もちろん事業継続してますけど、
メリーというものが何かとか、
起業家として何をやってたのかってのがわからない人がいると思うんで、
そもそもメリーって何なんでしたっけっていう。
えっとですね、古いにあった女性向けのスマートフォンのメディアなんですけど、
時代背景的には当時まだスマートフォンが出始めて、
まだこれからアプリ来るぞみたいな。
みんなが言ってるタイミング。
2012年とかですね、それが。
5年ですね。
で、それこそニュースアプリが、
Yahoo!ニュースからスマートニュース出てきて、
グローシー出てきて、アプリでみたいなとか、
っていう時に僕らが興味を持ったのが、
インターネットでなかなかファッション誌、女性ファッション誌のような体験っていうのが、
当時全然ないよねみたいな。
で、そこが当時まだウェブになかったんで。
ウェブにそういうコンテンツが今思うと足りなかった時代。
足りなかったって時代ですね。
で、閲覧する場所がスマホで強烈に増えた。
だけど、閲覧するものがない。
そもそもないっていう。
っていうのがバランスが悪かった時代ってことですよ。
はい、そうです。
ちなみに中川さん、そもそも学生だったわけではないんですよね、これ。
正確に言うとそうですね。
これ作った瞬間はたぶん24とかで、
年齢で言うと1年遅れて大学入って、
で、大学の時に1社目起業したのが、
あとこれっていう仲間うちで作ったアート系のサービスで、
1回失敗して辞めたタイミングだったんで、
その時はでも社長じゃないんですよね。
09:01
社長じゃないです。
あとこれっていう会社の時は社長ではなくて、
社長は成田。
成田修造ですね。
クラウドワークスのもはやコメンテーターとして。
もう腐れ縁ですけど、コメンテーター兼、
営業家、パパ友みたいな。
そしてCTOに石原。
CTOはKawaiなんですよ。
あ、そうか。CTOはKawaiさんが。
で、今Kawaiさんスタンドテクノロジーの代表なんで、
長いんですけど、付き合いで。
職権は?
デザイナーです。
デザイナーか。
CCO、チーフカルチャー、クリエイティブ。
今コメンテーターとして。
コメンテーター多すぎ問題っていう。
社会派の会社だったんですかね。
社会派の会社だったんです。
なので、
COOとして成田くん上位したっていう。
ただ、どう考えてもロール間違ってるなっていう、
間違いがあるんですけど。
なので、大学生の時は、
いわゆる学生企業って形では、
そのメンバーとアトコレっていう会社でやって、
ただ辞めたタイミングだったんで、
もう大学生でもなければっていう感じでしたね。
で、自分で会社やろうっていうので。
そうですね。
なので、形的にはアトコレがそんなに、
成功って感じは全然ないので、
このまま就職するわけにもいかんだろうっていう。
こんなとこじゃ終われねえわっていうので、
始めたっていう感じですね。
ちょうど始めるわって頃が、
僕が始めた頃ぐらいですよね。
アトコレ辞めた後に僕会ってるんじゃないかな。
いや、正確に言うと、
辞める前に兄さんお会いしてて、
で、辞めようとしてる時の相談に行ったんですよ。
そうだわ。
懐かしいな。
僕が初めて会った印象がとにかく悪くて。
はい、知ってます。
僕ら共通の大恩人師匠である松山大賀さん。
松山大賀さんが開く起業家の飲み会の、
お互い多分スタッフですよね。
スタッフです。
お酒とかを配膳しなきゃいけないスタッフで呼ばれて、
僕はとにかく冷蔵庫の前でぼーっと立ってるなっていうのが、
すごい邪魔だなっていう記憶が、
一番初めのあや太郎さんの記憶でございますね。
僕はとにかくこの人めっちゃ怒ってんなっていうのが、
初めの記憶で。
僕は、大賀さん確か当時2回目で、
一番初めたぶん1時間ちょっとお茶したことあるみたいな感じで、
2回目連絡もらった時に、
今度家でちょっと集まりあるからおいでよって言っていただいて、
行ったら本当にすごいいわゆる今で言うと大活躍されてる。
レジェンドですよね。
レジェンドが。
僕らがインターネットの教科書で見てた人が、
全員集まるホームパーティー30人、20人とか。
結構いらっしゃいましたよね。
今思うと、
なんであんなとこによくわからん若手呼んでくれたんだって感じなんですけど、
僕はスタッフだと思ってなかったんで。
なんかいつDMもらって呼ばれてきたら、
すごいとこに呼ばれちゃったみたいな。
12:00
普通はそれで仕事しなきゃって思うじゃないですか。
そんなの全く思ってなかったんで。
なんかこの人怒ってんだけど、
俺何すりゃいいのみたいな。
怖いんだけどみたいなのが。
よくそれで仕事してるよね、今我々は。
そうです、ほんとに。
一番初めはそれですね、アニさんとの出会いは。
それで、確かにあとこれやめて、
会社を作るタイミングで多分メッセージもらった。
そうです。
で、一番初めはやめようと思ってんだけど、
いわゆるそのあとこれも投資いただいてる、
投資家の方がいらっしゃったんで、
どうちゃんと自分がやめるっていうことを伝えてとか、
どうちゃんとすればいいのかっていう。
数字をどうやって通せばいいのかみたいな文脈の相談からでしたね。
懐かしい、それミッドタウンのカフェとかで話してた気がする。
それで僕からすると、
アニさん当時めっちゃ怖い人だって印象があったんで、
怖い人が言う数字の通し方をちゃんとやった方がいいっていう。
確かにね。
思って、一番怖い人に会いに行こうと思って。
ありがとうございます。
厳しいこと言ってくれそうだって思ったんですよね。
それでもしお前ふざけんなっていうので、
死ぬまでやれって言われるのかもしれないし、
こうした方がいいって言われるのかもしれない。
なんか分からなかったですけど、
それはなんとなく、
なんでしょうね、
ちゃんとしようって決めて相談に行ったっていう感じですかね。
多分その次が、
相談した後に一応辞めることになったんで、
次会社やろうとしてますみたいな感じで相談に行った気がします。
確かに。
あれですよ。
覚えてるか分かんないですけど、
ミドタウン近くのパスタ屋ですよ。
割とちゃんと覚えてる。
すごい。
メッセージ、電話かなんか来た瞬間で、
もう覚えてるもん。
相談のなんか。
へえ。
当時、
ノマドのアワバーオーナーの、
小笠原さんがやってる西アザブのコワーキングに、
月1万円でいさしてもらってたから。
へえ。
懐かしいな。
そういう出会いです。
僕は多分当時、全然分かんないけれど、
まあでもいい奴っぽいっていうぐらいの期待値で投資。
今のメッセージの内容は覚えてるけど、
前回の会社はこれだけど、
これ一回辞めて、
その会社ですから、今この価値しか付けられない。
ってオファーさせてもらって、
そうですね。
出会いの数字上、タイガーさんも多分出してくれるかって言って、
タイガーさんと一緒に出産してもらったってのが多分スタートだよね。
なんで僕的には、
タイガーさんはちょうどそういう話の1年半、2年前ぐらいから、
なんとなく面識あるというかお世話になっていて、
なんで、タイガーさんは絶対何にも言わないじゃないですか。
うん。
なんで、すごい優しいお守りみたいな感じで、
アヤニさんは厳しいっていう、
15:01
この両方言ってもらった方が、
なるほど。
僕的にはいいんじゃねえかと思って、
なんでその2人にお願いしたっていうのもあるんですよね。
ありがとうございます、本当に。
一番初めのそのペロリっていう会社の時は創業で、
イーストベンジャーズのタイガーさん、
当時EVですらなかったのかもしれないですけど、
EVでしたよね。
クロノスファンドの最後ですね。
クロノスの方されますよね。
もう多分誰も知らない。
そう、あまり知らない。
もともとクロノスファンドっていうファンですからね。
なんで、タイガーさんとアンリーさんに創業ラウンド出資いただいて、
会社を作ることができたっていう、
そんな成り立ちでしたね。
前の会社は。
今でも覚えているのは、
1サービス名が全然ダメで、
で、間に多分ブックリストを作って、
で、次作るタイミングで、
カフェで話してて、
全然意味が分かんないと。
何言ってるか全く分かんないけど、
いいんじゃないと思って、
で、調達のタイミングぐらいの時に、
めちゃめちゃ伸びてるっていうふうに話して、
その時に刺激を受けて、
ああ、こいつはずっと訳分かんないこと言ってるけど、
訳分かんないのは俺の方だったんだ。
っていうのが今すごい衝撃。
で、今でも、やっぱりシート通し始まる時に、
すごい学びになってて、
本質的なことが全部分かっていても、
ビジネスプロトコルが追いついていない若い人っていうのはやっぱりいて、
伝える力が弱いけれど、
本質が分かっている人っていうのがいて、
それはビジネスプロトコルが割とできている人からすると、
あたかも何も分かっていない人に見えるんだけれど、
それはあなたが間違えてるんだよっていうのが、
当時のすごい、28の時のすごい衝撃で。
ああ、そんなふうにあれなんですね。
いや、僕はアンリさんうんうんって言ってるから、
分かってんのかと思わないですけど。
全然、まあ、どわけ分かんないこと言ってるけど、
まあ、なんかいいんじゃないかなみたいな。
ギャップがありますね。
でも、当時からやっぱり筋立てがすごい上手だし、
まあ、毎回いろいろ聞く中でいつも思うけど、
仮説検証ですよね。
ああ、そうですね。
自分の仮説があって検証して、
この検証がダメだったらやめます。
良かったりやりますっていうのを繰り返しを
ずっと昔からするじゃないですか。
確かに。
今思うとそうなんだけど、
まあ、よく分からんことを言ってるし、
よく分からんことを言ってて、
1個目のサービスがやめた人みたいな。
そうですね。
そうですね。
なので、基本こう割となんか何でしょう、
1個の発行をこう絶対うまくいかせるっていうよりも、
プロジェクトの1つがこういう仮説で、
これでうまくいかないならうまくいかないよねとか、
なんかどっちかとそういう本当にこう
事業と仮説が一体で、
割とこう別途しているみたいなスタイルなんで、
なんかNEWNでやってる事業も撤退早いやつは、
これでうまくいくんならいくし、
いかないんならもううまくいかせようとしない、
っていう感じで、
なんで撤退早かったりするの?
割とそういう。
確かに。
なんかあんま思い、
もちろん思いはあるんですけど、
それとうまくいくかどうかの筋は別だっていうふうに切り分けてる。
18:00
そこの切り分けがすごい上手だなと思ってて、
そういう情熱っぽいものと、
見定め?見極めみたいなものの切り分けがすごいうまい。
で、うまくいかなかったものも話聞くと、
いや今回はこれがダメ、
組織作りがダメでしたみたいな。
そうですね。
スパッと要因がこれで、
これがダメだったらもうやめようと思ったのでやめますみたいなのが、
結構ちゃんと決まってる。
そうですね。
はじめに決めてる節もあるんで。
客観的に見させてもらってると、
ひたすら打率が高いように見えるんだけれど、
決めて振って決めて振って、
ダメだったらこれはやめてのこれがうまい。
で、そういう意味では全体で見ると、
撤退力が高いのかなっていうのが僕なりのあやたんの評価。
なるほどですね。
いや別にそこ粘ってるよねってものがあんまり粘んない。
事業一個一個の見た目に関しては。
そうですね。
なんでなんか粘っててもいけるやつもあるのかもしれないんですけど、
なんか得意じゃないですね。
それが。
なんでそういう意味で、
向いてる事業領域とか、
向いてない事業領域とか結構あるタイプかもしれないですね。
本当は。
でもなんか比較的何でもできるんですよね。
いやー。
いやなんかそのいわゆるプロダクト型ウェブサービスって話と、
結構本当に商売に近い。
よりなんかD2Cというよりも本当これは商売だなっていうのに近いものまで幅広に触れるし、
結局そういう事業計画とか、
PLBSとかの見立てとか、
そういうのがノルがすごい高い印象がある。
地味に好きなんですよね。
数字見たり、経営の部分考えるっていうのは。
なんでなんですかね。
なんか結構好きなんですよねあれ。
これがすごい面白いと思ってて、
見た目とキャラのインターフェースと、
コアスキルが全然違う。
どちらかというと、
係数とか見立てとかに強いタイプなんだけど、
あんまりそういう風に見せないキャラクター。
そうですね。
めっちゃアホだと思われがちなんで。
多分そうなんだよね。
これがキャラクターと事業の直感的な接続性がない。
今日僕上司さんの取締役から言ってるんですけど、
松本さんとか分かりやすいんですよ。
確かに。
ロジカルにやってそうだなって感じで、
ロジカルにやってそうだ感じがするじゃないですか。
実際はそうでもなかったりするんですけど、
そこの印象論とアウトプット物っていうのを。
言われそうですね。
そう言われがちではありますね。
ちゃんとしてるんだけどなと思いながら。
D2Cとかも普通に事業だし、
よりエモーショナルにごまかせないというか、
ウェブサービスの方が正直PLでオリャってやれるじゃないですか。
固定費一定なんで、
何も考えず頑張るっていうのと、
21:02
バーンって蝶出してバーンって踏むみたいな。
そう。
っていう側面ありますよね。
D2Cでしかも自己処分なんで、
全然そういうんじゃないもの。
油断してるとすぐ潰れるんで。
そうですね。
頑張ろうっていう。
もうこの1,2年の話でやっぱり原料調達だなって思って。
そうなんですよ。
社会上コロナの後も、
どう食材のコストが高騰する中で調達するのかとか、
結構そういう、
こんなこと考えたことないなみたいなことが結構出てくるんで。
あと円安。
円安とか。
そういう意味で経営力はちょっと上がったかもしれないですね。
スタートアップ的なスタイルとはまた違うやり方もいろいろやってみたっていうのが、
NEWMは自己処分でやることでいろいろ挑戦できたかもしれないですね。
確かに。
今一番分かりやすくやってる事業は道。
そうですね。
今最近コーヒーナオサザビーリーグさんに売却してしまったので、
手持ちだとMr.チーズケーキが一番分かりやすくはありますね。
Mr.チーズケーキはどういう経緯でスタートしてるんですか?
一番初めは、それこそ掃除。
アパレルをやり、コスメをやり、アクセサリーをやるっていう中で、
僕自身がすごい分かりやすくやりたいものというよりは、
ある種クリエイティブディレクターというか、ブランドの責任者がいて、
それがコーヒーナだと田中彩子さんっていう方だったんですけど、
その課題に共感したり、彼女のやりたい世界をどう推進するかを経営として一緒にやるっていうのはあるけど、
自分自身はよく分かんないわけですよ。
分かるものとか、僕暇になっちゃうと事業作りたくなるんで、
なんか俺も自分が好きなブランドとか事業やりたいなみたいなって思ってたときに、
確か友達との話で、ミスターチーズケーキってすごいうまいケーキがあるんだというのを聞いて、
そっか、じゃあそっからなんだ。
そうです。で、クリスマスかなんかのケーキで買って食べたんですよ。
めっちゃうまいってなって、こんなうまいんだったら絶対もっと広げた方がいいわと思って、
それで田村さんっていうシェフの人を調べて、
で、そしたらあれ高谷とリップしてんじゃんみたいになって、
で、高谷に俺このシェフの方お会いしたいんだけど、紹介してって言って、
そっからなんだ。
で、高谷と3人で代官までお茶しようってなって、
そしたら高谷当日なんかコンペ入っていけませんとか言って、
で、全く知らない田村さんと2人で初めてお茶して、
24:03
で、全然わかんないんで、そもそもどんなスタンスでやってるか。
なんで今ってどういう感じで作られてるんですかとか、どこで作ってるんですかとか、
いわゆる普通に聞きつつ、で、僕一応今までこう投資をいろいろしてきて、
で、アパレルだけどこういうメーカー業もやってて、
なんか一緒にできる余地ないですかねみたいなところを話して、
そしたら多分田村さんも当時すごい1人プラス数名の感じでやってて、
これから大きくしていくってところに課題感をこの辺が苦労しそうとか、
多分思ってる部分もあったと思うんで、
なんでちょっといろいろ話して、今度じゃあキッチン見に行かせてくださいとか、
ところから始まったって感じです。
会って田村さんがいて、そっからなの?
もう完全にそれです。なんで初めはただの消費者です。
これ食ってうまいじゃん、絶対いけるやりたいと思って。
で、くどきに行ったっていう。
3回ぐらいミーティングして、じゃあこういうのでどうですかっていうのでやったっていう。
なるほど。
関わり方別に投資家って感じでもないですもんね。
そうですね。
一緒に事業やりましょうっていう。
完全にもう田村さんは本当の意味で言うとかなりもちろんいろんなことやって、
当然田村さんの会社でなのであれなんですけど、
分かりやすい分担で言うと、
そういう商品、プロダクト、味、クリエイティブの最終権限というか、
田村さんでそれ以外で何かしら会社っていろいろやらないといけないことが多いじゃないですか。
なんでそのオペレーションの拡大だったりマーケティングだったりっていうのをうちで全部やりましょうみたいな。
そういう始めからお金だけ出すっていう感じよりはもう一緒に事業作っていくみたいな。
っていう感じでやりました。
なるほど。
やっぱりそのミスターチーズ的なかかり方は結構自分的な要因。
当時はそういうのもやってみたかったっていう。
なんで、クリエイターの才能が生きるとか、
そのクリエイターの才能の新しい選択肢が生まれるとかっていうのに興味があったんですよね。
なんで、田村さんってシェフの方がお店で素晴らしい料理まで作られていて、
ただそれが別のお店でやる以外の選択肢っていうのが、
初めてじゃないかもしれないですけど、
たぶんそこまで一般的じゃない時代で、
で、それの事例というか先行、先駆けてやられてたっていうのは、
それでもしうまくいくと、また事例が事例を読んで、
世の中のシェフの方のアウトプットの出し方がまた変わるじゃないですか。
僕はそういう世の中変わるような、自分たち一人の事業で変えなくても、
象徴的な何かを生み出すことで世の中前に進むといいなと思ってるタイプだったりするんで、
27:05
そうなるといいなみたいな。
経営としてそれがいいかどうかっていうよりは、当時はそれをやってみたかったっていう感じですね。
確かに。その文脈でひもと置いてくると、
ニューンでやってる事業もスタンデフェムとかも結構似てるんですよね。
そうです。僕的にはそういうつもりでやってるっていう。
それが株式会社っていうものを一緒にやるっていう経営システムっていう形なのか、
コードでできたソフトウェアなのかっていう違いかなっていう。
なるほど。これが綺麗にまとまってると、多分みんな理解しやすいんだけど。
まとまんないっていう。
あんまり自分で丁寧に説明する気もないよね。
ないっていう。
だいたいいつもめんどくさくなってて、わけわかんないことやってますっていうので丸めるから。
そうなんですよ。
面白い。
第15回目は中川彩太郎さんにお越しいただきました。
今回ですね、中川さんの起業家としての話みたいなことを今までとかどういう価値判断なのか
みたいなところを伺ってきたんですけれど、
次回は中川さんのこれから、だいぶ今これからを考えてる時期で、
出来上がってないけれどそこも含めて、
あとはやっぱり何に結局情熱があるんだっけみたいなところも含めて伺っていきたいなと思っています。
そして番組ではメッセージを募集しています。
ポッドキャストの感想や私様と安里への質問、今後の希望ゲストなど何でも寄せてください。
また安里では企業相談や資金調達の相談を受け付けています。
どちらも番組概要欄にフォームのリンクがありますのでそちらからお送りください。
それからXなどSNSでもぜひ感想を呟いてください。
ハッシュタグはハッシュハートに火をつけろでお願いします。
それでは次回もお楽しみに。
圧倒的な未来を作るのは君だ。
ハートに火をつけろ。
ハートに火をつけろ。