1. ハートに火をつけろ by ANRI
  2. #033 ベンチャーキャピタルと..
2025-09-09 32:04

#033 ベンチャーキャピタルという存在の再解釈。ANRIが今考えていること【ゲスト:ANRI - 中路隼輔さん】

今回のゲストは、ANRIの中路隼輔さん。雑誌、書店、奨学金など、中路さんの様々な活動を伺いながら、今ANRIが考えていることについてお話しします。また、スタートアップやベンチャーキャピタルで起きていることについても触れていきます。


●エピソード詳細

・オープニング

・中路さんの自己紹介とキャリア

・ベンチャーキャピタルという存在の再解釈

・雑誌を作る意味

・ホームパーティー文化

・書店という表現

・人文奨学金の背景

・アンダーバリューと投資家的な感覚

・VC的な表現


●ゲスト紹介

中路 隼輔 https://x.com/nakajish

香川県出身、早稲田大学在学時からスタートアップに関わった後、卒業後に新卒ではGoogle Japanに入社。SMB顧客のWeb marketing支援として2年ほど働いた後に、学生時代から縁があったLUXAに転職。事業開発部として数プロジェクトの事業責任者を担う。その後にDCM venturesにアソシエイトとして転職、その後ANRIに2018年に参画。VCとしては人々の生活が目に見えて変わるような産業を立ち上げるために、シード期から大きな課題やテーマに挑むようなものに日々取り組んでいけるように尽力中。


●番組へのメッセージフォーム

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サマリー

今回のエピソードでは、ANRIの中路隼輔氏がゲストとして登場し、スタートアップやベンチャーキャピタルに関する考え方や新たな活動について深く掘り下げます。特に、閉塞感の中でのベンチャーキャピタルの再解釈や、日本独自の投資テーマの重要性が議論されています。中路氏が自身の経験と価値観を基に、ベンチャーキャピタルの新しいアプローチについて語ります。また、雑誌を通じた情報発信の重要性や、リアルなものへのニーズについても触れられています。このエピソードでは、中路氏がベンチャーキャピタルの新しい役割について話し、特に思想や価値の重要性に焦点を当てています。また、奨学金の取り組みを通じて人文系の価値を再評価し、テクノロジーと人間の関係について考察しています。ANRIの中路隼輔氏が、ベンチャーキャピタルの新たな視点や、投資対象としての人文領域の重要性について論じています。ポッドキャストでは、彼の活動や未来の社会におけるスタートアップの役割についても触れられています。

ANRIと中路隼輔の紹介
こんにちは、創業期のスタートアップ投資に特化したベンチャーキャピタル、ANRIの代表、玉田ANRIです。
この番組では、毎回様々な企業家精神を持った方をゲストに呼びし、その人を突き起こす熱について、深く掘り下げ、熱くためになる話をお届けしています。
今回のゲストは、ANRIの中路隼輔さんにお越しいただきました。
本日は、中路隼輔さんがANRIでしている様々な活動を通して、今、ANRIが何を考えているか、そして、中路隼輔さんから見て、今、スタートアップ、ベンチャーキャピタル、何が起きているか、などについてお話を伺えればと思っております。
中路隼輔さん、よろしくお願いします。
ということで、ついにいろんなゲストを呼んできて。
お、ゲストつきました?
つきてないな。
身内を呼ぶということになっていると思うんですけど、大丈夫ですか?
純粋にいろいろ聞きたいなと思ってお呼びしたのと、まずはじめに、8月配信をお休みさせていただきまして、私、2ヶ月ほどアメリカワーカルフォルニアスタンフォードで、エグゼクティブプログラムに参加してきまして、
朝5時45分から夜9時半まで、さらにそこから飲み会まで、恐ろしい時間を過ごしてきました。
なかなか改めて、ちょっと今日の話にも関わるんですけど、スタンフォードっていう、本当にスタートアップの聖地、ベンチャーキャピタルの聖地みたいなところから見て、何が起きているかというのと、そこから見た日本って何なんだろう、みたいなこともいろいろ思ってですね。
実はそれと、今私たちがいろいろやっている活動って結構つながっているな、みたいなことを思って、それ含めて話したいなと思って中地さんを呼びしています。
スタートアップの現状と課題
改めて、このポッドキャストで社内の人を呼ぶのは初めてなので、中地さんって何者やねんっていうのをいろいろ伺いたいんですけど、中地さん、自己紹介的なものを。
自己紹介的なものをアンリーのポッドキャストで、アンリーの中地の自己紹介をさせていただきます。
これね、薄々勘づいてるんですけど、スタートアップの人じゃない人がすごい聞いてるんじゃないかな。
それは本当に申し訳ない。初めまして、アンリーの中地と申します。
アンリーにはもう7年半前ぐらいに入ったので、3人目なんで、いわゆる子さんの、本当に子さんの子さんのメンバーになってきましたと。
僕の自己紹介はどこからすればいいか難しいんですけど、大学の時にアンリーができたのを知ってるんで、2010から14年が大学生だったので、
その時にスタートアップ、VC含めて、スマートフォンのシフトが起きてた時期だったので、知的好奇心の延長でスタートアップとかベンチャーとかが面白いなと思っていて、
その時のVCっていうのが面白そうだってことは思って、サマータンアンリーという、その時20何歳でしたっけ、7とか、近くはないけど遠くもないような人が独立しててみたいな。
なんかすごい面白そうな業界だなとは思ってはいたんですけど、その延長で今のビズリーチとかバイトしてたりとかしてて、浅くスタートアップとかベンチャーには関わっていて。
ワセダだから、ワセダ企業化講座がちょうどやり始めた。
一期生ですね、僕。企業化要請講座の一期で受けて。
いい影響受けてますね。
服のレンタルサービスとか企業案で出してましたね。その時代っぽい、時代を感じるシェアリングとかのテーマの時だったので、それを出してプレゼンした記憶が未だにあるっていう感じですね。
飛ばすとそこから就職はGoogle Japanに行って、でもやっぱベンチャースタートアップが面白そうだってのがあって、
バイトしていたルクサっていうビズリーチの子会社の会社に入って、KDDIに売却になったっていうところで、スタートアップかVC化っていう時に縁があってDCMっていうVCに行って、
1年で辞めて、案例に来て7年ちょっとぐらいなので、最長キャリアにはなってるかなっていう感じですね。
これ一個ずつ紹介すると長くなりすぎるんで、そういう人間ですという感じですね。
そうですね。僕らがベンチャーキャピタルの若手の飲み会に許可を取らずに勝手に僕とサメシマさんが乱入した時に、
2人で共通して誰が一番優秀だと思うって言って、中地さんって人が優秀だと思うって言ったのをすごい覚えてる。
そうですね。それはありがたい。まだ若手VCが8人ぐらいしかいなかった頃だと思うんですけど。
そうだね。まだ全然若手でVCやってるだけで一個フラグが立ててるか。
そうですね。10人はいなかった気がしますね、20代で。その投資権限があってっていうのは。
ある人っていなかったね。あとは大学生のインターン生っていう人が。
インターン生はいたと思うんですけど、懐かしい時代ですね。
そう。そんな中地さんをお呼びした理由なんですけど、最近僕もXで書いたんですけど、
スタートアップとベンチャーキャピタル、悲観論みたいなのがすごい出てきたなと思っていて。
僕こういうの大好きなんですけど、なぜ人が悲観論を言いたがるのかっていう。
一方で、ちょうど最近いろんなメディアの方とも話してたんですけど、
スタートアップ5カ年計画っていうのが、実は今2年半で折り返し地点。
に対して私たちは何をやってきて何ができないのかみたいな。
ものを話していく時に、やっぱり今世の中で結構話しているのは、
スタートアップこのままどうするんだろうかとか、
シリコンバレーになるぞみたいな話の上げた拳はどこに向かうのかっていう議論がある中で、
たぶん案理としては、ちょっと既存の、僕たちが目指したシリコンバレーのベンチャーキャピタルって活動と
ちょっと違う文脈の探索をやっていると思ってまして、
その探索を一番鋭くエッジにやっているのが中地なんじゃないかなと思ってまして。
その活動が何考えてやっているんだろうかみたいなものを、
結構僕らってバラバラに、たぶん各メンバーがそれぞれの思いで、
共通している理念はあるけどバラバラに話しているので、
お前ら何考えているんだろうって、外から見て思うんだろうなと思っていて。
よく分からないですね。
よく分からないですよね。
僕らもなんでVCがこれをやっているんですかって質問を最近の活動全般に言われることがあって。
裏側ではちゃんとテーマはあるんですけど、
難しいというか、自分でも模索はしていますっていう感じなので、
明確な答えがあるわけでは正直ないんですけど。
企業家の方とかすごい分かっていただけると思うんですけど、
ベンチャーキャピタルの再解釈
何を考えているのかっていうと、
何がしかおぼろげに向こう側に答えはあるが、
明確な原告ができない現象ってあるじゃないですか。
僕らはVCとしてそういうことを感じてこういう活動をやっていると思っているんですよね。
で、それをですね、
じゃあそのおぼろげながら見えている何かって何なんやねんっていうのを
ちょっと話すと、
僕らが今何を考えているかちょっと伝わるんじゃないかなっていうふうに思っています。
で、そういうふうに考えていると、
何やねんっていうのをちょっと話すと、
僕らが今何を考えているかちょっと伝わるんじゃないかなっていう期待があるとかないとか。
おぼろげな会話をするしかないんですけど。
そうなんですよ。極めておぼろげなんで、
これがね、本当に面白いのかと思ったんですけど、
ただ、僕もPodcastをずっとやってきて思ったのは、
これはね、自分たちがすごい面白いと思っていることを話した方がいいなと思っているので、
僕からするとこれすごく今、意味がある新しくて非常に形がないものをやっているので、
ぜひですね、今中地さんが直近でやっているこの分かりやすく3つぐらいやっているので、
それをちょっと1つずつ話してもらいながら、
あんた何考えているのっていうのを迫りたい、今日は。
なるほどね。
そうですね。本業はもちろんベンチャーキャピタル投資なので、
僕自身も投資を7年ぐらいやってきている中で、
ベンチャーキャピタルという存在の再解釈を図っているっていうのが全体感ではあるかなと思っています。
それは日本のおけるベンチャーキャピタルとかを含めて、
投資とか、そういうものをもう1回考えてみようみたいなことを、
なんとなく自分の中ではずっと考えているっていうのが現れてきているのが、
一番分かりやすいのは雑誌を作っていました。
ファストフォワードっていう雑誌を作って、
ここもいろんな意図はあるんですけど、
簡単に言うと投資テーマとかを自分で作っていきたいというか、
日本なりの新しい投資テーマとか、
日本にもっと目を向けることによって、
新しい投資テーマが生まれるんじゃないかっていうところが第1弾の特集なんですけど、
それは今までのシリコンバレーが好きすぎて、
2010年代とかはインターネット、スマートフォン、コンシューマー向けアプリとかも
どんどん日々が変化していくのが楽しすぎて、
アメリカとかを見ながら、
僕らとか特に自分とか毎日テックランチのニュース見るのが大学生の時好きだったりとかもしたので、
それをやってきたけど、どうやら違うかもしれないぞっていうのが、
なんとなく投資をしてても思ってきていて。
これすごく面白いポイントだし、
僕らの中で共通認識になってるけど、
ちょっと外部の方に聞いてもらうときに話を聞きたいんですけど、
そもそも再解釈をしたいっていうのの起点は、
ある意味閉塞感的な話なんですか、今の話を聞くと。
閉塞感もあるし、自分の性格もあるんでしょうね。
さっき言ったね、ベンチャーキャピタルが昔10人しかいなかったところから、
これだけ増えているので、
同じことをしてても同じになっちゃうなっていうので、
常にオルタナティブっぽいことを探したいっていうのは、
自分の性格でもあったのかなと思いますね。
あの時代にベンチャーキャピタルを選ぶっていうのは、
アリさんもそうだと思うんですけど、
ある種のオルタナティブ。
ベンチャーキャピタルの再解釈
選択をするだけでオルタナティブな意思決定であった時代。
あったし、それだからこそ価値があるけど、
まだみんな、世間一般には見つかってないものだったと思うんですけど、
さっきの5カ年計画とかを含めて、
スタートアップっていうものが見つかりすぎているというか、
一つの大きなメインストリームになっていって、
これはもっと成長するとは僕は思うんですけど、
一方で自分の性格かつシードVC、
早めに投資するベンチャーキャピタルとしては、
もっと違うオルタナティブを考えないと、
競争に巻き込まれるなみたいな。
それは自分は意識して、
やりたくないっていうのもあって、
面白くないっていうのもあるので、
どうせVCやってて、
アンリーでやってるんであれば、
もっと訳わからないもの、
訳わからないけど今後伸びそうなもの、
っていうのを見つける仕事をしないと、
普通になっていってしまうっていう危機感っていうのの、
閉塞感はもちろんあると思うんですけど、
どっちかというと自分の性格と価値観とか、
そういうところから考えてることが多い気がしますね。
雑誌の重要性
っていう風な、
自分たちの中から新しいテーマを模索するんだっていうときに、
それと雑誌っていう結論が、
ここはどういうリンクで繋がってくるんですか?
普通だったら例えば、
コンサルティング的な人たちとディスカッションするとか、
企業間にヒアリングするとか、
わかりやすいじゃないですか。
リサーチするみたいな、いわゆるリサーチをする。
それがなぜ雑誌を作るようになるのか?
これは直感な部分が多いんですけど、
そういうふわっとした話が多分、
一番答えを探した時には正しいアプローチだと思うんですよね。
なんかこの、
人に深く刺さるタイミング、
物って何だろうっていうことを考えていたときに、
Xとかタイムラインとかがすぐ流れて、
表現方法はずっとメルマガとかも自分も書いたりとか、
ずっとこういう思いとか、
2018年ぐらいから毎年こういうところを通したいテーマを
もう7年ぐらい書き続けているんですけど、
誰に読まれているかわからないけど書くみたいな、
そういうことを含めてやってきているけど、
もっと違う表現はないのかっていうことを考えたときに、
PodcastとかYouTubeもすごい考えたんですけど、
これはさっきの正解で、
みんなやられてるなと。
やってるから、
ここでそれやっても仕方ないなっていうときに、
いろんな要因があるんだけど、
一個思い出したのは、
アニさんが本出したときに、
本見て感動した人ってめっちゃ多くなかったですか?
多かった。
あんだけ情報発信してるし、
あんだけメディア出てるのにっていうのがあって、
僕は本好きなんですけど、雑誌も好きなんですけど、
それを見ている瞬間って思想が全部詰まってるんで、
特に雑誌とか、
一からデザインしないといけないから、
新体制があるものに対して、
人は逆に惹かれるんじゃないかなっていうのが、
個人的な仮説を持ってたんですね。
それは投資仮説も含めてですけど、
途中から僕、リアルなものを投資したりするとか、
多くなってきたりしたんですけど、
インターネットにおける反動にニーズがあるんだろうな、
っていう感覚は、
すごい自分の中では感じていて、
そのときに、
ブランドとかもすごい勉強したとか、
気をつけたときに、
高いブランドとかから、
雑誌が送られたりするときもあるんですよ。
確かに。
こうやって作りました、みたいな。
こうで、みたいなこと書いてあって、
これメルマガでもいいのに、
なんで雑誌にするんだろうって思ったら、
表紙からガーンって出てるし、
そのブランドの思想が含めて、
こうやって伝わるものがあるんだろうなって思った。
なるほど。
多分雑誌とか本っていうものが、
アンダーバリューされてるなとは思ったから、
じゃあ自分が次やる表現としては、
ポッドキャストとか、
YouTubeももちろん伸びてくけど、
その逆のものをやったほうが、
刺さるんじゃないかなっていう感じで、
雑誌にたどり着いたっていう。
ここから雑誌になる。
越境する文化の必要性
面白いのは雑誌だから、
要は自分が全部書くというよりは、
むしろ自分が書いてる部分はすごく少ないじゃん。
少ないですね。
むしろだから、自分がキュレートするというか。
一種の話していく中で、
編集に近い作業を、
編集者に対して多くの人に、
ベンチャーキャピタルも近いようなことを
やってるんじゃないかなっていう感覚は
持っていて、
時代がこうなっていくから、
こういうサービスが伸びるとか、
多分雑誌もこういうふうに、
時代がなっていくから、
これを載せれば売れるとか、
っていう話に近いなって思った時に、
そこがリンクしていったみたいなことは、
雑誌という表現かつ、
ちょっと雑多性だし、
遊びもあるじゃないですか、
っていうのもあって、
本当は漫画とか載せたかったんですけど、
間に合わなかったんですけど、
それを含めて、
オーダーとして、
ビジネス雑誌にしないでくれってことは
ずっと言ってたんですよね。
ビジネス雑誌にせずに、
余白を残してほしい、
そっちの方が思想が出るから、
っていうことを含めて、
インターネットの方が
つまらなくなったと思ったんですよね。
全員がNOと書いて、
全員がXでコストして、
全員がYouTubeというプラットフォームでやって、
っていう景色が全部同じじゃないですか。
違う軸でやった方が、
最終思想とか、
安理っていうこと自体も、
中地ってこと自体も、
いかに選ばれるかの職業だった時に、
この人っぽさっていうのは、
プラットフォーム上だから、
どうしても出なくないって思った。
確かに。
一番こうやって人と会うとかがいいですし、
ポッドキャストも音声だから近いなと思ってるんですけど、
より雑誌の方が、
作ってみて思ったんですけど、
マジで全部決めないといけないんで。
表紙どうするか。
あまりにも自由なんですよね。
物理的なものってあまりにも自由で。
でも昔インターネットってリアルとか、
全力プロフィールとか含めて、
自分でクラフトしてる感覚みたいな。
全部っていうのがいいですね。
今パッとできたのがグー簡単ホームページだったんで、
ここに時代性を感じる。
世代、世代、時代性感じるけど、
でもクラフト感。
ここにカウンターつけようとか、
そういうのが楽しかったはずなのに、
ゲーム化されたプラットフォームの上では、
そういった表現を狭まれてるっていう感覚があるし、
よりこのXの炎上体質なもの、
アテンションエコノミーになってきたときに、
みんなが言いたいことはもう言えないだろうな。
自分もXとかに投稿するときに、
気をつけちゃうんでっていうところはあるんで。
雑誌で1万円という価格にしたのもそうですけど、
閉じるからこそ大きくなるというか、
そういった表現って、
時代に求められてるんじゃないかな、
っていう感覚もあって、
何か、
そういった表現って、
時代に求められてるんじゃないかな、
っていう感覚もあって、
雑誌だけど、
アート思想本でもあり、
いろんな要素が詰まってる理由で作った、
っていう感じはありますね。
アニの広報誌でもある。
ただ、アニの投資先を税賀費でも載せないっていうのも
気をつけました。
それはすごい。
僕も、
ポッドキャストの話で誰かに言われたのは、
投資のノウハウとかスタートアップのノウハウを
喋らない。
そして投資先が出ない。
これは結構僕は意識してやってるんですけど、
今の次のスタートアップのために意味がある
別な産業のトップの起業家的な人と、
いかにダイレクトではなく
スタートアップの本質に迫るかみたいなのが
実はハートの火をつけると
結構気をつけてることで。
それに近いと思いますね。
やっぱり変化がない時代は
越境しないといけないっていうのが
僕の持論で。
変化がある時代は
みんなでその変化を終えればいいんですけど、
今そこまで、
まあ、
AIとかもちろんあるんですけど、
特に日本、
これ僕ホームパーティー文化と呼んでるんですけど、
アメリカに行かれたら分かるんですけど、
みんな越境するじゃない、勝手に。
ワイワイするんですけど、
日本って同じ業界とか
同じ人だけで集まって
永遠と話をする。
タコ壺をより進化させることに
快楽を得るとか。
あれ意味ないでしょっていう。
個人的には思っていて。
なるほどね。
雑誌って一番
大学教授も今回載せれば
ヒップホップの
東山とか載せれば
本当にミクシー元社長で
コアリスの原田さんとか
ビジネスっぽい人も載せればっていうので
ベンチャーキャピタルの再解釈
ごちゃ混ぜ感みたいなのが
すごい僕は雑誌読んでるのが好きだった。
雑誌だったんで
本でもないなと思って
独り語りするわけでもない。
こっから雑誌ができて
さらにそこからもう一個
書店やったじゃないですか。
書店もやりましたね。
簡単に言うと
どう雑誌売ろうかなって思って
別に雑誌の販売イベントで
よかったんですけど
販売イベントって面白くないなって思って
ここに来たら買えますよっていうのは。
それよりかは
さっき言ったように思想を出すっていうのを
大事にしてたので
独立系書店とか行くと
めっちゃ思想出てるじゃないですか。
まず独立系書店ってワードが
特殊用語なんですよ。
今さっきの
プラットフォーム理論に近いですけど
日本やって
あんまりいらなくなってくると思うんですよね。
市内揃えSKUの勝負みたいな。
なんでも揃ってるのは
今はぶっちゃけAmazonでいいし
楽天でいいっていう感じなんですけど
ここでカウンターとしてできたのが
独立系書店だなと思っていて
行くと選書から含めて
こういう未来を作りたいんだなとか
こういうことに関心がありますよ
っていうのが全面に出てるんです。
編集長とか
キュレーターって言われる
仕事に近いってことですね。
そうなんですけど
あのムーブメントを見ていて
かつそこでイベントとかやったりしていて
一つの本屋っていうのを再解釈をして
新しいビジネスモデルにしたんだなって
横目に見てて思っていて
僕も好きだから
全国の独立系書店とかめぐってたりしてて
その時に思ったのが
なるほどこれが思想を出す方法だったら
この本を作るために
どういうことを考えたかっていうのを
本屋という形にして表現しよう
って思ったっていうのが
きっかけっていう感じですね。
僕も当時追加してもらって
面白いなと思うのは
直接話せるし
私たちが何を考えて作ったかを
そのまま話せる。
来てる人は基本的に
それに興味を持った人しか来ないから
いきなりドンって始まるというか
クラフト感とか
インターネットの逆をやりたかったので
そのすべての裏側には
人がいますよっていうことを
ちゃんと伝えたくなって
やりたかったっていうのがあって
だからなぜか7日間毎日経つっていう
通常業務やりながらしたっていう
死にそうなウィークだったんですけど
っていうのがあったんですが
それが大事だと思って
やったっていうのはありますね。
非常にいいですね。
インターネットってものの
速さとか広さみたいなものの
逆側のもので
刻に出したものとかをやる
それを物理的にやるとかが
このタイミングでやると
5年前だと僕はやってないと思います。
だからベンチャーキャピタル投資も
今の時代に必要そうなもの
みたいなことを
どう考えて
表現するものが
投資だったと思うんですけど
別にベンチャーキャピタルが
何回やってもよくない
みたいなことは思っていて
それを薄々感じてるから
皆さん僕もそうですけど
Xとかいろんな記事書いたり
とかはしてるんですけど
そういうところで
やってったら
世の中もっと面白くなるんじゃないかな
と思っていて
型にはまりたくないっていうのがある。
独立系書店の影響
日々ベイエリアとかの情報の
翻訳とか
要約みたいなものが
AIのおかげで
本当にコモディティ化してきたので
昔はそこそこ価値があったわけじゃないですか。
そうですね。
翻訳とか要約の価値って
ものすごい下がっている時に
自分の濃いものとかを
もちろん価値が高まるっていうのは
若い企業家とかが
みんな一生懸命YouTubeとかやりだすの
よく分かって
理解できますね。
それをアテンションエコノミーにしない
引力をどう持ちながら表現できるか
っていうのを今実験してる
っていう感じですね。
例えばこの雑誌もAI特集した方が
売れたわけですよ。
明らかにAI特集
なんとかに研究者してみたとか
そっちの方が絶対売れるんですけど
その引力にも
抗いたいけど重要なもの
っていうのは何だろうっていうのを
普通の本屋に行ったら
あんま売ってないなって正直思ったんです。
これは本屋書店も
設けないといけないので
多分AI作るんですけど
僕らって本業で設ければいいんで
そうした場合社会に必要なものを
本業じゃないところで
出していくことができる
軽な存在かもしれない
ベンチャーキャピタルというものは
っていうのを
自分の中では解釈したっていう
奨学金の重要性
感じですね。
いいですね。
ただ一生懸命売りましたよ。
でも実際売れたんで
良かったなと思ってるんですけど
思ったより売れたっていう
買う人そこそこおるなと思って
だからそこも
事前活動とか僕はしたくなかったので
続ける続けないも
ちゃんとこれだけ売れたらやろうとかは
決めてやったんですけど
でもそこで例えば
これを大ヒットにしようっていう
欲が出ると多分
情報商材なんですよ
とかやっぱり炎上系になっちゃう
ってくるんで
それって別に
僕らは本で食おうと思ってない
そう思ってないから
僕らは投資でやっぱりそれは本業なので
そこは絶対に外せないけど
だからそっちがあるからこそ
こっちでは何だろうな
売らなくてもいいけど
売れなくてもいいぐらい
自己勝手じゃないぐらいの
表現ができるなと思って
なるほど
あとこれと2つあって
もう1個今
奨学金をやってるじゃないですか
そうですね
これは何が起きてるかっていうのを
説明してもらってもいいですか
人分値っていうものも定義広いんですけど
そういったものに奨学金を出したい
っていう企画を
多分半年前ぐらいにして
いざ集めて
今最終決定してる途中なんですけど
結構集まりましたか
300人ぐらい集まって
150目標にしてたので
第1回目でこれは
相当成功したんじゃないかなと思う
聞いてる皆さんに補足すると
一般的に奨学金的なものっていうのは
割といわゆるSTEM領域
俗に言う理系みたいな分野がすごく多い
それに対して多分
人分系って言われるものはあんまりない
検証論文とか
熊財団とかはちょっとあるかもしれないですけど
そんなに多くはないです
基本は理工系のSTEM教育に出していく
7期ぐらい8期ぐらい
ずっとやっているので
っていうところはありますね
これ何でやってるんですか
でもほぼ雑誌と同じで
アンダーバリューされてるなと思った
人分値が
かつ伸びるなと思った
伸びるって何ですか
必要性が迫られるなっていう社会の
それこそ去年に
オープンAIで揉めた
効果的加速主義か
効果的リーダー主義かみたいなので
結局テクノロジーが進化しても
どの方向性を決めるのかは
人間じゃないですか
イデオロギーが大事で
人間とは何かとか
そういうことをもう一回考えないと
テクノロジーの行く先を決めれないな
っていう感覚が
すごい僕はしたんですよね
かつ日々AI触ってても思うんですけど
っていうところはあって
かつ2020年代に入って
ウクライナ振興とか含めて
世の中どうやら
いい方向に向かっているかどうか
すごく起こってきたなと思っていて
2010年代って結構
もちろん世界全体で平和じゃないところ
いっぱいありますけど
まだなんかマシだったというか
すごくテクノロジーだけでも
社会が良くなっていく感覚
とりあえずEating World含めて
カルフォルニアイデオロギーと勝手に呼んでるんですけど
なんとなくヒッピー文化から始まり
テクノロジーを使ったら
上手く社会がいくぞって思ってて
自分も信奉してたけど
いや本当か?みたいなことは
最近すごい起こってるなっていう
2010年以降でなんとなく
人類が進歩していくって話と
戦争が減っていくってのが
なんとなく直感的で相関性があるんじゃないかってものが
多分この4,5年でしっかりと否定され始めていて
これの解決策ってなんだっけって話と
AIっていう久々に来た超進化産業
テクノロジーと
この2つのテーマが
これってどこに置いて
どこに向かうんだっけってのが
まだ新しいミームがないんですよね
まだ決めてないし
分からないものだと思うし
フランシス・クエマの歴史の終わりみたいなのは
嘘だったっていう話だと思うので
新しい歴史の始まりだったっていう時に
つまりより哲学とか思想とか
そういうものがどんどんアンダーバリューされてたけど
一周回って
ベンチャーキャピタルの再解釈
それが主流になるかどうか
理工系は未だに重要だと思うし
やっぱりテクノロジーが未来を進めていくっていうのは
僕も信じてはいるものの
それだけじゃなくないっていうことは思っていて
そういう意味で言うと
事前事業でいうよりかは
利があると思ってる
人文字にお金を出すことが
利がある いい言葉ですね
これ5年前だったら
僕やってないかもしれないですね
ずっと僕人文字好きでし
興味関心はあったし
本も読んでたんですけど
今の方が求められてるけど
誰もやってないなっていう感じがあるから
やった方がいいなと思って
そこの感覚非常に投資家的だなと思っていて
多分ずっとアンダーバリューされてるが
おそらく社会の要請側が高まっているから
スプレッドが大きくなってるから
では今やった方がいい
これ結構投資家っぽい感覚だなっていう
それは多分VCがやっぱり
本業はそこなのでってなってくると
まだ必要だけど
みんな目つけてないものに対して
どう取り組むかの方が
重要だなと思ってるので
すごく投資家的というか
VC的な感覚で
人文字とか雑誌も全部見てるとは思いますね
だから全部繋がってはいるんですよ
ただ単独では繋がってないから
かつ他の人にVCが言われて
これ投資に繋がるんですかって言ったら
投資に繋がるか分からないっていう
分かります中地さん
今30分僕らが考えている
特に中地さんの考え方をシーソーに話してもらって
やっとみんなギリ分かったと思ったとすると
これはXリリースを15秒見ただけだと
本当に意味が分からないと思いますね
でもそれで良くないって思ってるんですよね
それがフィルターになると思うっていう感覚が
番人に届けようと思うから
みんな濁るっていう感じがあるから
やっぱりここの人たちに届けたい
っていうだけをやった方が
僕ら別に大衆から選ばれなくてもいいじゃないですか
基本的にはそういったアンドロイドプランシップ
抗議のアンドロイドプランシップを持った人たちと
一緒に僕らやりたいっていうので
すごくVC的な表現を
めっちゃ全部してると思ってる
っていう感じですかね
そういう意味で
僕らのアンドロイドプランシップを
すごくVC的な表現を
めっちゃ全部してると思ってる
っていう感じですかね
1万円の雑誌も人文奨学金も
めちゃめちゃベンチャーキャピタルだなと
個人的には思ってるんですけど
この感覚が伝わるかは分からないっていう
響くべき人に深く響けば良い
中路隼輔の活動
っていう話ですね
確かに
僕ら別に全員VCから通した授業が
良い授業でもないじゃないですか
やっぱりちゃんと成長したいという
志とか含めて
相性が良ければお互いにやりましょう
って話なので
そうやってフィルタリングするべきで
それはお互いにフィルタリングすべきなので
万人に響いた先に幸せはないですからね
私たちの道ですからね
どっちかというと
そういうことをカンティーンと一緒にやった
死亡災害も含めて
それも新しい志なんですけど
多様な資本コストというか
多様なオプションがあるからこそ
社会が多様になっていくって話だと思うんで
VCはあくまで1オプションだと思うんで
その多様なものを
自分はやりたいっていうのはありますね
良いですね
ここまでVC
キャピタリスト同士話してて
何もテックトレンドなしじゃない
これがしたくて
今日やってるので
ということで
第33回目は中地俊介さんに
お越しいただきました
今回は中地さんに
今中地さんがやっている
雑誌書店奨学金のテーマについて
お話を詳しく伺いました
次回は中地さんに
それ通して今考えていることですとか
今案理でやっている
他の活動も通して
案理としてスタートアップで
何考えているかですとか
これから社会がどういうふうになっていくか
みたいなことについて話していければな
と思っています
そして番組では
皆さんの感想や質問をお待ちしています
XなどSNSでは
ハッシュ
ハートに火をつけろ
をつけて取り上げます
ぜひ投稿してください
投稿はすべて読ませてもらっています
皆さんいつもありがとうございます
また案理では
企業相談や資金調達の相談を受け付けています
番組概要欄にリンクがありますので
そちらからお送りください
それでは次回も楽しみに
圧倒的な未来を作るのは君だ
ハートに火をつけろ
32:04

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