1. ハートに火をつけろ by ANRI
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2024-06-18 28:04

#006 偉大な会社を作るために。組織力を強くする「BU☆CHI☆A☆GE」文化【ゲスト:YOUTRUST - 岩崎由夏さん】

今回のゲストは、前回に引き続き 株式会社YOUTRUST代表取締役CEO の岩崎由夏さん。

YOUTRUSTに浸透している『BU☆CHI☆A☆GE』文化や岩崎さんが見据える未来についてお伺いしました。


●エピソード詳細

・オープニング

・『BU☆CHI☆A☆GE』がもたらす組織の熱狂

・グレートカンパニーを生み出すには

・岩崎さんが見据える未来

・エンディングトーク


●ゲスト紹介

岩崎由夏

株式会社YOUTRUST代表取締役CEO

大阪大学理学部卒業後、2012年株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社し、2016年子会社ペロリに経営企画として出向。採用担当として経験を積む中で、求職者にとってフェアでない転職市場に違和感を覚え起業を決意。「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」というビジョンを掲げる、株式会社YOUTRUSTを2017年に設立。2018年4月にリリースしたキャリアSNS「YOUTRUST」は、信頼できるつながりからキャリア・オポチュニティに出会える画期的なサービス。同時に転職潜在層が集まるSNSの独自性を基盤にしたHR Tech SaaSも法人向けに展開。


株式会社YOUTRUST ( https://youtrust.co.jp/ )


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00:06
こんにちは。創業期のスタートアップ当時に特化したベンチャーであったる、ANRIの代表、佐又安理です。
この番組では、毎回様々な企業家をゲストに呼びし、企業家を突き動かす熱について、深く掘り下げていきます。
今回は、前回に引き続き、株式会社ユートラスト代表取締役CEOの岩崎由夏様にお越しいただいています。岩崎さん、よろしくお願いいたします。
前回は、そもそも岩崎さんがどんな生活をしてきたのかというと、いかにP&Gを愛しているかという話をいろいろ伺ったので、
今回はこれから、今、ユートラストっていう会社でどんなことを考えているのかとか、これから人生で挑戦したいことみたいなことを伺っていきたいなと思っています。
まず伺いたいんですけど、ユートラストでやっていることは、結構普段いろいろな話をされているので、とにかく今、ぶち上げっていうのをやっているじゃないですか。
僕、ユートラストってすごい会社だなと思うのは、岩崎さんを中心に異常なテンションで会社を運営するっていう。
あれは何なのか。岩崎さんが本当にずっと異常なハイテンションなわけではないと思っているので、これ何なのかっていう。
そうですね。多分お会いいただくと、アンリーさんと波長が合う側の人間なんですよね。
こんないったらアンリーさんに失礼かもしれないですけど。
どっちかっていうと、一人でめっちゃテンション高いとかっていうタイプではなくて、っていう感じなんですけど、
ぶち上げとか、ぶち上げってB、U、☆、C、H、I、☆みたいな。
ぶち上げ。
ぶち上げっていう、ちゃんと正式な書き方まで決まっている社内のお祭りですね、あれは。もう祭りだって言ってるんですけど。
あって、そういうのは意識して作っています。
例えばですけど、ぶち上げには大波、中波、小波っていうのがあって。
社内用語であるんですか、そういうのは。
そうですね。ぶち上げっていうのは、もう大波の時にしかあんまり使わない用語ではあるんですけれど、実は。
社会学的に当たり場の現象みたいに言うけど、社内だけの。
ぶち上げ知らないですか。
大波、なんとなくザワザワさせる年間スケジュールみたいなのは最初に引くんですよね。
1年に1回はぶち上げをやると。
半年に1回中波、クォーターに1回ぐらいは小波でニュースが出ているようにしようっていう、ぶち上げスケジュールみたいなのは年間で引かれていて、ざっくり言うと2つ意味があるんですね。
1つ目はすっごくわかりやすくて、やっぱりプロダクトの数字にヒットしやすい。
03:01
ユーザーさんでザワザワしてくれる人たちが直接ユーザーさんだったり採用企業の方だったりするので、やっぱり世間を賑わしていると、そこが本命なんだって思ってもらえることで使ってもらいやすくなる。
2つ目が多分あんまり世間には見えていないところで、社員用なんですよね。
社員があのタイミングでガッと会社のことを大好きになるタイミングなんですよね。
私言ったことないくせに言おう言うんですけど、徳島県民にとっての泡踊りみたいな、泡踊りがあるから。
空想上の泡踊り。
そうそう、言ったことないくせに。でも徳島の人たちってみんな泡踊りが大好きで、それを誇りに思って、それがゆえに徳島県アイデンティティみたいなのあるじゃないですか。
言ったことないのにね。
言ったことないけど。あれだと思ってて、やっぱり全員で何か一つのことをするって、そのコミュニティへのロイヤリティだったりとか、愛情みたいなのを深くして結束力を高めるんですよね。
そうするとやっぱり人間って不思議なもんで、感情的にいけるとか、この会社大好きって思うと、やっぱりいざというときの踏ん張りが効きやすくなるんですよね。
この会社好きだかよくわかんないなとか、会社にあんまり友達いないなとかっていう人たちよりは、多分大変やのないっしょ、でも頑張るみたいな最後の踏ん張りが効くんで、私はそれが福利で効くと思ってるんですけれど、やっぱりそれが毎月1.01倍し続ける組織と、0.99倍し続ける。
いったん一曲線。
これ、ぶち上げの思想はDNAとかピロリから来てるものなの?
いや、来てなくて、正直あんまり覚えてないんですよね。ただ、多分最初の発端は、私がツイッターが好きだったんですよね。
で、なんとなくツイッターとかをいろいろスタートアップを観測してたときに、やっぱり波があるんじゃないかという仮説を持ってて、一気にその日の1日のタイムラインを染め上げる会社って、もちろんスタートアップなんで上に上がるときもあれば下に下がるときもあるんですけど、なんとなくうまくいってる会社さん多いなという感覚があって、その波に乗れるかっていうのはすごい序盤から意識はしてました。
とか、あとあれですね、毎回名前忘れるんですけど、日本の漫画家たちがいたトキワソに入れるかっていうのをすごい意識してて、これなんかアンリーさんもどっかで言ってた気がするんですけど、日本で一番ホットなコミュニティって各業界あんまりそんな数ないと思っていて、
その強い人たちのトキワソ、あの時代の漫画家にとってのトキワソに入ってしまえば、ある種周りのレベルが異常に高いんで、自分にとって普通でも周りが高いと普通の基準が上がったりとか、なんなら実際引き上げてもらえたりとかするっていう感覚があるんで、まずはトキワソに入ろうと思ってたんですよね、スタートアップの。
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で、ある種一番簡単な方法がツイッターで目立つ。今はあんまり聞かないかもしれないですけど、昔は結構本当にツイッターにみんないたじゃないですか。
モメンタムがある時期が4年くらい前までかな。
そうですよね。あの時期だったんで、とりあえずツイッターを匂わせてみようみたいなのが多分最初の発端っすね。
僕がこのぶち上げにすごく興味があるのはいくつかの側面からなんですけど、明らかに好き嫌いを選ぶ極端な車いって話と、あと僕はこれ岩屋がすごいなと思うのは、これものすごく緻密に考えて決めたらアホみたいにやるっていう、でもグラントデザインは結構ロジカルというか、計画的に決めてるんだけど、決めたらとことんやるみたいな、ここのオフは意外とできる人少ない。
そうかもしれないですね。
思っていて素晴らしいですと。さっき前者言ったことで、これ嫌な人は嫌でしょ明らかに。
うん、絶対そうですね。なんでプライベートアカウントで拡散せなあかんねんとか言おうと思えば何もでも言えるんですよ。
今はもう出ないですか?
出ないっす。全く出ないっす。
これはもうそういう人は来ない会社になってる?
なってますね。たぶんうちのカルチャーって外にもかなり伝わってるんで、入ってくる段階で、まずもってそういうものに対して嫌だって思う人は受けに来ないんじゃないかなっていう仮説ですね。もはや観測されないのでわかんないですけど。
いやでも素晴らしくて、なんか僕もいろんな会社見たときに、自分で応援させてもらってる会社で最近特に極端なカルチャーだなって思うのは、ユートラスタとノットアホテルで。
ノットアホテルは本当に社員がノットアホテル好きな人しかいないし、それしか残らない。本当にたぶんこれみんな好きなんだなって。
ノットアホテルって福利構成が1個しかなくて、年間100万円好きなとこに旅行できる。
最高っすね。
で、みんなノットアホテルに行ってるの。
だってあんないいもんないっすもんあんまり他に。
っていう会社なんだろうなっていう。それを磨き続ける。
全員で、やっぱうちのプロダクト最高だわって本当にみんなプライベートアカウントでつぶやき続けてる会社で。
僕もだから社員の方3、40人ぐらい総合フォローしてるんですけど、
あ、これはもう全員がノットアホテル最高って言ってて、これ本当にいいプロダクトだなとか、自分のお子さんがゴロゴロしてるの見てこれ本当にいいわってみんながキャッキャキャッキャ言ってて。
確かに投資家目線でいうとそれ一つの指標にしてもいいのかもしれないですね。
なんかやっぱりその中の人たちが自分たちの会社のこと大好きかどうかって結構どこまで遠くに行けるかに大きなKPIになると思ってて。
やっぱグレートカンパニーにするんだとすると、なんかどんだけ熱狂したコミュニティを作れるか。
09:05
私は健全な宗教やって言ってるんですけど、みんな中にいる人たちがここが大好きで楽しいって思えてないと、大したところまで行かないんじゃないかなって思ってるっていうのが一番でかいですね。
僕はDNAって会社が大好きなのは、全メンバーに話聞いて必ずみんな飲み会中に私とナンバトモコっていうエピソード必ずみんな持ってて、それを披露する。
これはほぼ全てのDNAの人はみんな持ってて、必ずなぜ飲み会で披露するかわかんないけど、飲み会で披露してくれるんですよね。
大好きなんですよね。みんなナンバさんのことが大好きで。
これねソフトバンクも結構、私と孫さんってエピソードを特に中層の方とかみんな持ってて、めちゃくちゃなんだよ孫さんって言いながらすごい楽しそうにしゃべる。
こういう会社って多分強いんだろうな。
そういう熱狂したコミュニティとか健全な宗教とか、学ぶべきはキリスト教とか仏教なんじゃないかなと思ってて。
中長期的には私は天寺を全うするまでこの会社をでかくするつもりでいるんですけど、いつか死ぬじゃないですかっていう先を考えたときに、やっぱりその教祖、創業者がいなくなっても成長し続ける会社ってコミュニティって考えたときに、
多分キリスト教と仏教が一番強いんですよね。比較的身近で言うと。
若くして消えてるんですよね。
そろそろすかね。
私リクルートって会社にいるので、あの会社って創業者が実質的な気がしなくなってからの方が長いんですよ。
そっからのは成長してるんですけど、むしろ実質的な創業者である江添さんって方は割と借金作って消えてるので、
でもものすごく元気なところまでで逆にバツって消えてるからこそリフレインされてるんだと思う。
興味がリフレインされてて。
あのとき江添さんならどうしたんだろうみたいなものを一生懸命みんな考えてるんですよね。
キリストは結構そっちに近いと思っていて、福神たちがピーク時のキリストを見てるから、逆に侵含されたんじゃないかなと。
それはありますよね。だから組織とかコミュニティで言うと、その教祖から直接訓導を受けた人たちが次どんだけそれを伝播するかとかっていうのが、結構それが抜け落ちてる会社ってあるなと思ってるんですけれど、
なんかうちの会社だと、例えば新卒から今5年目でマネージャーやってる吉野さんっていう子がいるんですけど、別に私全員でツイッター押しろって言ってないんですよ。一言も。
だってプライベートアカウントかもしれないから言えないじゃないですか、別に究極的に。でも例えば吉野さんとかが、じゃあぶち上げやって。
12:02
ぶち上げというものはですね、みたいな。ツイッターは仕事ですって彼女が言ってくれるんですよね。
そうすると、初期ファミリーサイズで岩崎が全員のカレンダーブロックして、今からツイッター以外するなって言ってたのを、もう社長が言わなくても自己発声的にどんどん拡大してやっていってくれるんですよね。
これがたぶんずっとじゅうずうつなぎになって、吉野を支える誰かがいてみたいなのができたら、たぶんすごくグレートカンパニーにできるんじゃないかなと。
僕はマニアックな新卒だったので、リクルートを1年目のときに、会社の昔の写紙とかを開けまくってパクってたんですけど、もういらなくなってるやつね。
で、やっぱり見ると社内制度が大量にあるんですよ。で、いろんなカルチャーの思想のもとに残っていって、最後はなんでやってるかみんながわかんなくなる。
リクルートって例えば社内法カルチャーっていう、社内法とチームごとの州法と、部署ごとの月報とみたいな、とんでもない数、網目状にいろいろあるんですよ。
で、トイレに張るためだけの総務が出してる川矢版っていうのがあったとか、とんでもない数のものがあって、でもそれ、なんでってかみんなもうわかってない。
あとは入社した初めの日に初めに声かけた人が、なんて呼べばいい?
あ、そう。それありますよね。
これ、みんななんでやったかわかってない。
これって根強いカルチャーですよね。
これカルチャー化しちゃってて、制度だったものが高次元に昇華されると、なんでやってるかみんなわかんなくなっちゃう。なんでやってるかわかんないけど、全員当たり前にやれてるっていう、企業の倫理観に近いものに擦り込まれちゃってる。
いやでも、あだ名とか、そのコミュニティの中でのネームってすごい重要だと思っていて、やっぱ人間って人格が分かれるんですよね、それで。
岩屋んって呼ばれるときと、ゆかちゃんって呼ばれるときと、岩崎さんって呼ばれるときで、たぶん答え方が違うんですよね。
で、そのコミュニティにおけるその人格みたいなのを作る方法で一番簡単なのが、あだ名をつけるなんですよね。
私の性格の悪い実験言っていいですか。
はい。
誰かにあだ名をつけて、そのあだ名に誰が同じあだ名に呼び始めるかで、その人との親密度を測るっていう。
え、どういうことっすか。例えば。
僕と親密度とか、リスペクトが高い人は、僕と同じ呼び名で呼ぶようになってくる。
なるほど。安里さんが、たとえばわかんないけど、直子さんとかって呼ぶじゃないですか。それを真似して岩崎も直子さんって呼ぶみたいな話ですか。
で、自分が誰に対して影響度が強く持てるのかとかを実験してるんですよ。
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それで、同じ読み方をしてくる後輩は影響を受けてると。
影響を受けてるんだろうなとか。
なるほど。
そういう性格の悪い心理実験とかやってるんですけど、日常で。
いや、まんまとハマってますね、私。
そういうの、ミラーリングってあるじゃないですか。あれと同じです。
普通に話でパッとこうやって動いた時に、動くかどうかでこれでも書かれるんですけど、こういう古俗な心理実験をたくさんやるっていう。
でもこれ、半分冗談半分本当で、江沿いさん調べていくと、やっぱりあんまり元々話すのが上手な方ではなく、東大で心理やってたから、心理学とかそういうものをベースにルールを作っていったらしいと。
そういう感じなんじゃないかなと思ってて、そういう古俗な話をいつもいっぱい作ってます。
それは賢いテストですね。
そういう話、私も大好きなんですけど。
なんとか放送できるぐらいの深さにして続けようと思ってます。
でも確かに、山井さんとかもそんなに話すのが上手じゃないって最近流行ってるユニクロに載ってますよね。
なんかあんまり話すのが上手だっていう人じゃない方が、仕組みとか伝わり方、自分の考えを誰かが代わりに話してくれる設計をしようとかを一生懸命考えるんでしょうね。
それはあるような気がしますね。
いろんな組織の作り方があって、まずはGMの熊谷さんは明確に宗教的な設計をするのだって言って競技を作って、リーダーたち、電話役のリーダーたちが読むスピリットベンジャー宣言。
あれを読むから、今でも週一、コアの経営陣でやってる。
徹底してやられてますよね。
徹底してます。
本当にGMの熊谷さんは素晴らしい経営者だなと思うのは、グループ入りっていう仲間になった人たちがやめない。
本当そうですね。
徹底してる。
あれを社に構えてやゆするのって簡単なんですけど、やゆしてる側にいるうちって何にも生まないんですよね。
そうですね。
結構、過去の自分ってそうだったなっていう感覚はあって、社に構えて宗教は嫌だとか、そういうこと言ってたんですけど、冷静に作動で考えると素晴らしいんですよね。
日の打ちどころがなくて、ただ悲願で社に構えて石投げてるだけなんですよね。
っていうのに結構自分の中で気づいた瞬間があって、会社の組織作りとかっていうのもその瞬間にパンって方向転換して。
なので一番最初からうちの会社が今のパルチャーだったわけでは実はないんですよね。
すごい変わっていったし、なんか僕が素晴らしいなと思うのは、会う会わないがはっきりした会社になったなと思っていて、なんとなくみんなが働きやすい会社って別にそんなにグレートカンパニーにならないんじゃないかなって気もしてたんですよね。
ほんまにそうだと思います。
平均的な就労環境の中で平均的な風前したらスタートアップは失敗するはずなので。
ほんまにそうですね。
収束するものは基本的には失敗なんで。
うわー怖い。
恐ろしいですね。でもやっぱり平均的な振る舞いは失敗につながるっていうのは僕は素晴らしいことだと思うし、だから経営者は直感的にはなんかいやそれはないなってことをもしかしたらあるんじゃないかってやり続けなきゃいけないっていう。
18:12
なんかやっぱりスタンスを取らないといけないと思ってるんですよね。別にどっちの方向でもいいんですけれど、スタンスを取ってない人はリーダーシップをまとわないし人はついてこないんですよね。
だから言い方を変えると賢い人がバカにしやすい会社になってるんですよね。
そうっすね。うちはそうだと思います。
だから僕はそれすごいいいなと思ってて、ものすごく伸びてるときのサイバーエージェントとか、毎年会社の目標とか発表してるサイバーエージェントとかで社員を熱狂してるけど、外から見てるとようわからんなっていう。
あの感じ僕すごい尊敬してて、そういう熱狂を社内で作ってるんだし、それが外の人から見るとちょっとなんか盛り上がっちゃってるわって見えれば見えるほど、ここに差分が生まれてるんだなって。
本当そうなんですよ。10年前の自分は多分今の会社を社外から見たら多分バカにしてる側の人間なんですよね。私ああいう会社やだとか、何を盛り上がっちゃってるんだろうみたいな。資金調達しただけっしょみたいな。
なんでリツイートしわくってんだよとか思う側の人間だったんですよね。なんでそれは一つ人生の中で大切な自分の中の新しい価値観をゲットしたなっていう喜びがありますね。
なるほど。それがぶち上げ。
ぶち上げですね。でもみんなが楽しんでくれてるのが何より楽しいですね、本当に。
でも本当にみんなで上げていかないとどうしようもない時ありますからね、スタートアップは。
本当そうですよ。最近よく広報戦略みたいなこと聞かれるんですけど、別に戦略もってやってたわけじゃないんですけど、メディアが最初から無名のスタートアップなんて取り上げるわけないじゃないですか。
なんだけれども乗りたいっていう相談をもらうんですよね。あのメディアに出るにはとか、あのYouTubeに出るためにはとかって。まずはバイマイセルフでトレンドの人になるしかないんですよね。
で、トレンドの人に自分でなんとかしてなると、もうそこはそういくんですけど、なんとかしてなるとメディアから声がかかる。出てもらえませんかって。旬だからって出るんですよね。
で、その旬で出たメディアでまた拍がついてっていうのを繰り返しているうちにスタンダードになっていくっていうのが、たぶんうちが偶然やってきた広報戦略で、
その最初の自らトレンドの人になる、その椅子に座るっていうのは、もうぶっちゃけ何かなりふり構わずパワーをかけるしかないのかなって。
なるほど。本当に面白い会社だなと思っていて。なんかその、僕ら身内になってますけど、外から見たら何か騒がしいっていうのと、何かすごい失敗したっぽいとか、何か盛り上がってるから昔から失敗しないかなって期待したくなっちゃうぐらいの感じ。
21:07
いやー、わかる。その感じでしょ。
僕、ずっとソフトバンクとサイバージェンドって、20年ぐらい前からずっとそういう感じだったんだろうなって思うんですよね。何か盛り上がってる昔から、何か超失敗しないかなって言って、忽れ忽れサイバーとか、藤田さんとか孫さんとかもうダメだみたいに言われてるみたいな、あれの繰り返し。今の楽天がちょうどそんな感じ。何かあいつら盛り上がってるしムカつくから何か失敗しないかなって外野が思う感じ。
あれは一つのフラグですよね、だから。
そうそうそうそう。そういうふうに思われてるとしたら、フラグだってそういう何か悔しいけど目が離せないんですよ、多分それって。
いつもぶち上げのときに社内に言うんですけど、ぶち上げってやってるうちに結構どんどん遠くまで行くと、行ってネガティブなコメントが出てくるんですよ。
出ますね。
で、うちの会社の人たちってとっても人間性のいい人たちなんで、もうびっくりしちゃうんですよね。え、どうしようみたいな知らない人を傷つけちゃったかもしれないってなるんですけれど、そこまで届いてるってことは成功の証だよってめっちゃ言ってて、そこまで届いてやっとぶち上げは成功したと言えると。
なんか仲いい人たちだけが騒いでてもダメで、やっぱり言って何かよくわかんねえなと。あいつらは何だかして転ばんかなって思ってる人たちがつぶやくぐらいになって、やっと多分比較的遠くまで届いているのしさかなっていうので、大丈夫だよってよく言ってます。
いいですね。確かにツイッターも数千RTぐらいから謎のバリゾーゴンとか。
逆にバズれる人たちからするとバズらないように言ったりするじゃないですか。
はいはいはい。そういう感じね。確かにインフルエンサー業だわ。
はい。
いいですね。まあユートラストで目指しているものでもいいし、最後にその人間としての岩崎さんが目指しているものみたいなのって何ですか。5年後10年後とかで。
偉大な会社を作ることですね。やっぱり。
どれぐらいまでいくと偉大なんですか。
私たちはサイバーエージェントリクルート経由がファミーって言ってるんですけど。
なるほど。
ミーって最後はY勝手に作らせるやつですね。
なるほど。
やっぱりそういう時代の経済成長を牽引するような会社にならないと意味がないんじゃないかと思ってますし、ここからはプライベートの話ですけれど、そんだけ偉大な会社を女が作るってことに意味があると思ってるんですよね。
それはその起業する前の自分が、起業は自分の選択肢じゃないと思ってた。無意識化で。
逆にそれが例えば1万2000万人のうちの半分だとすると、すごいキャップじゃないですか。半分が自分たちにはできないと思っていると。
それが半分の人たちが自分たちでもあんなでけえ会社作れるかもしれないって思ったら、たぶんこの国力めっちゃ上がるんですよね。
24:05
っていうことを考えると、自分自身岩崎由加がやる意味があるなと思って、めっちゃ楽しい人生のゲームを見つけたって思ってるのがいますね。
なるほど。人生の楽しいゲームですよね。
そうですね。
これ攻略したらなかなかいいゲームなんじゃないかな。
本当に。私の大好きな3人目の師匠のナンバーさんが出たのが、私がした人生の意思決定のうち2番目に良かったのが起業であるって言ってて。
ちなみに1番は旦那さんと結婚することなんですけど、それ結構刺さってて。私もちょっと1番だか2番だかは言わないですけど。
こやかしたな。
本当に7年前の自分には感謝してますね。
いろんな人の期待とか責任を背負ってやっていくと、全部成功だったことにするっていうのが1番だなと思っていて。
いろんなこと起こるし、やったほうが良かった、やんなほうが良かったってあるけど、最終的に全部良かったことにすればいいんじゃないかな。
本当に、全てのことはもうね、人間の心うちの解釈の問題なんで。
例えばわかんないですけど、極論、最終的にめちゃくちゃ死亡だとしても、私はグレートカンパニーを作ったって言ってるかもしれないですし。
自分の心が決めることだから、やりたいようにやりきっていこうっていう。
まあ、その日の中心にいるからには、自分が楽しくないとやっぱり失礼だと思うんですよね。
あとラッキーなことに、私はもう決めたらそれに100%打ち込むのは得意なんで、オタク体質なんで。
ここで結果を出して満を持して、P&Gに入社するっていうだけ。
それめちゃめちゃ面白いですね。
いつか何かでP&Gとやってほしいですね。
そう、お前何がしたいんっていう。
30年分のフラグを回収するP&Gで。
もう何の未練もないですけどね。
いや、でもわかんないですよ。CMとかタイアップ番組出る機会もあるから。
だからこういう場所でね、P&Gを叫んでおけば。
そうですね。もうずっと憧れてる会社です。本当に。
ということで、今回も株式会社ユートラスト、代表取締役、CEO岩崎由加さんにお越しいただきました。
岩崎さんと、大体いつも家族で飲んでるとかがいつも多いんで、
どういう人生だったかとか聞けてめちゃめちゃ面白かったです。
ありがとうございます。
打ち上げの話がいいですね。
打ち上げは何も喋ってもいいんですよね。
喋ったところで真似するのが難しいんで。
そうね。これものすごい大事な経営の意識っていうか、決めなので。
もうリーダーシップっすね。
27:01
ノウハウ全部喋っても真似できるかしら。
そうなんですよ。
でもそういうものが本当の競争有意ですよね。
そうだと思って信じてやってますね。
ありがとうございます。
はい、番組ではメッセージを募集しています。
ホットキャストの感想や私さまた姉への質問、今後の希望ゲストなど何でも寄せてください。
また、案理では企業相談や資金調達の相談を受け付けています。
どちらも番組概要欄にフォームのリンクがありますのでそちらからお送りください。
それから、XなどSNSでもぜひ感想を呟いてください。
ハッシュタグはハッシュハートに火をつけろでお願いします。
それでは次回もお楽しみに。
圧倒的な未来を作るのは君だ。
ハートに火をつけろ。
28:04

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