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2023-08-13 22:35

#132-2 リーダーの役割は「温泉街の源泉」である(髙木ビル3代目代表 髙木秀邦さんゲスト回2/3)

第2話は、髙木さんが考える「新しい組織図のカタチ」についてです。ピラミッド型の組織とは違う、コミュニティ型の組織作りに挑戦。birthブランドのコンセプトでもある「91°の人生を歩もう」についても触れています。
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働き方ラジオ始まります。働き方エヴァンデリストの田中健士郎です。今回は続きの回になります。
髙木ビル3代目の髙木秀邦さんをゲストにお呼びして、お話を伺っております。
なんかその、そこで言うと、やっぱりオーナーだし、経営者だし、
その僕がやっぱり表現していくことが大事なんだなっていうのは、そういうふうに思ってますね、いろいろと。
それが、やっぱりうちの会社で働くメンバーの、やっぱりワクワクだったり、楽しさだったりとか、幸せにつながることが大事だと思っていて、
僕の役割って何だろうなーみたいなことは、すごくずっと考えている中で、
もちろん新しいものを生み出すとか、利益を生み出すとか大事なんですけども、
僕のイメージでは、うちの会社、会社って言っちゃうとちょっと違うのかもな。
要は仲間とかメンバーたちの働く場所としての、僕は何か源泉、要は泉のようなものにならなきゃいけないなと思ってるんですよ。
やっぱり湧き出る、湧き出すものがずっと僕に求められてることなんじゃないかな。
それはもちろん具体的なビジネスだったりとか、プロジェクトもそうですし、そこに対する思いとか、熱量みたいなものもそうなんですけども、
そういったものを生み出すものが、ことが私の役割じゃないかなーってことは、最近特に思いますね。
そうなんです。実はこの源泉の話は、この間お会いさせていただいたときに、ちょっとした絵みたいなものを見せていただいて、
僕それにすごい感動して、ちょっとあんまり出せないものだったと思うんですけども。
でもちょっとその話をしてもいいですか。
はい。ぜひもし聞ければ聞きたいです。
ありがとうございます。今ですね、うちの組織作りとか、アーキテクトのマネージメントしてくれなくて、
もちろんその会社なので、正社員が中心なんですけども、バースとか新しいプロジェクトのメンバーって、
半分ぐらいがフリーランスの方だったりとか、外部の会社の方と一緒に協業してたりとか、競争関係を持って進めてることが多いんですね。
なのでもう赤木ビルの社員でいろいろやってるとかって言うんじゃなくて、ほぼ外みたいな、むしろ外と内側の境目があんまないみたいな感じですか。
あんまなくなってるんですよ。なんかバースに入居してる、いわゆる言ってしまえばテナントさんと一緒に協業したりするわけですよ。
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そうですよね。この間もちょっとそれを感じました。
そうなんですよ。うちに入居した方と一緒にクリエイティブを作ったりとか。
そういう関係性になるので、うちの会社もいわゆる組織図ってあるじゃないですか。
網田くじみたいな形というかありますよね。階段状のツリーのやつですよね。
ツリーになってるやつ。
責任者が上の方に行ってみたいな。
一番ピラミッドの頂点が代表取締役みたいな感じですよね。
あれ作ろうとしたら、全く作れなかったんですよ。どのようなことを表現できなくて、うちの組織というか、図っているメンバーたちのことを。
そもそもこの人は社外だけど、でも社内の人よりもむしろコアみたいだしみたいな。
俺の人としてはコアでいるしとか。雇用してないんだけどとか。
してないんだけどみたいな。
社員もいろんな部署を掛け持ちしちゃってて。
グラデーションのようにワークが重なり合っちゃっているので、網田くじツリーでは表現ができなくて。
できないと。
困って困って、僕の頭の中を絵にしてみたら、上から見たら円のように。
円みたいに。
円の中心に僕がいるんですが、そこにいろんな人が円状にバラバラに広がっていく感じ。
なるほどなるほど。
棒踊りみたいに広がっている感じになったんですよ。
はいはい、まるでだんだん外側に広がっていくという。
それを思った時に、なんか島みたいだなと思ったんですよね。
なんかちょっと丸っこい形の島で真ん中に山があってみたいな。
そんな感じに思えたんで、それを式図にしちゃえばいいやと思っていて。
実はライブにグラフィックとかクリエイティブやるメンバーも最近いるんで。
その話したら、ちょっと作ってみますとか言って作ってくれて。
それがこの間できて、かなかさんにチラ見させてもらった。
そうなんですよ。
あれがすごく響いてくれて。
そうですよね。なので、ピラミッド上に上下関係というよりも、
同じ島で共に生きている仲間だし、社員じゃない人もその島にいたり。
そうなんです。
その島に行き来たりするみたいなのもあるってことですかね。
常にここに定住しているわけじゃなくて。
ないですないです。いろんな島があって、そこに必死がかかってた。
たまに船で乗りつけるやつもいたりとか。
なるほど。
そんな感じのエピソードを現していて。
僕がさっき言った厳選みたいな話も質問ですけど、
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温泉みたいなイメージも持ってるんですよね。
温泉街とかって、例えば草津みたいなのあるじゃないですか。
ありますよね。草津温泉って書いてあるような、掘ってるところがありますよね。
地下何百メートルと掘ってますみたいなのわかんないですけど。
それが厳選が中心で、僕はそこの厳選の中心にいろんなお湯を沸き出してる。
例えば高木ビルを旅館とすれば、そこに働いてたりとかして経済圏を作ったりするんですけども。
温泉街って面白いんだけど、日帰り入浴で来る人もいるでしょ。
いますね。
日帰りに日帰りで来てくれて、プロジェクトに参加してくれたりとか。
なんなら足湯もあるじゃないですか。
足湯ありますね。よりラフに来るやつですよね。
もしかしたら田中さんもこないだバーっとのイベントに足湯に使って。
僕、足湯にしっかり使ってファンになりました。またこの足湯来ようとか思って。
そうそう。そういうメンバーも僕としたら同じくらい、
そういうメンバーも僕としたら同じ温泉の使ってくれた仲間なんですよ。
あー、なるほど。
そうなんです。一緒に今ラジオで会ってるんですよ。
はい。本当そうですよね。
こないだね、こういう人と話しといたんですけど、草津に行ったら、旅行行ったんですよ。
そしたら顔を言うってのがあるんですよ。
顔を言う。
顔をつけるんですか。
顔をつけるとベルベルになってたんですけど、温泉のところから筒が出てて、筒を覗き込むんですよ。
あー、なるほど。
湯気と匂いがそこにバーっと上がってくるんで。
なるほど。
湯気と匂いで温泉を楽しむっていう、多分これコロナの間に発明されたんじゃないかなと思うんですけども。
へー、なるほど。
湯にすら浸からない顔を言うってのがあるんですよ。
湯気だけで感じて、あーいい匂いだなとか。
あーここいいなーみたいな。
なるほど。
そう、ノータッチで温泉を楽しむっていうんですかね。
いやでもなんか、コロナでいろんなことをなくそう、もう停止しようってなる中でその発想いいですね。
そうそうなんです。
それでも楽しもうって。
楽しもうって。素晴らしいなと思って。
素晴らしいですね。
最近ね、高湯ビールの顔湯って何なのかなって結構考えてる。
もしかしたら今日もお話を聞いてくださってるリスナーの方々。
そうですね。ちょっと湯気ぐらいはたぶん届いてる。
湯気ぐらい届いてると思うんですけど、この熱い熱気の。
熱気はやっぱり厳選の熱気はすごいですから。
熱気が届いてるんじゃないかなと思いますんで、今日は顔湯を浴びてるのでお話を聞いてくださると嬉しいなと。
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めちゃくちゃいいですね。
なんか結構僕もこのラジオで、例えば温度は高いところから低いところに伝わるとか、そういうテーマで話したこととかもあって。
やっぱりその厳選というか、リーダーとかって何をしなきゃいけないのかなっていうときに、やっぱりいろいろやらなきゃいけないマネジメントとかあると思うんですけども。
一番欠かしていけないのってその熱をちゃんとみんなに伝えていくというか。
逆にそれコミュニティでも一緒で、自立型のコミュニティを作りたいなと思ったことと、
自分があんまりタッチしないほうが回るほうが理想とか思って、逆になんかちょっと別のことをやってる。
だからちょっとなんかこうコミュニティの温度がちょっと下がったりした瞬間とかがあって、で僕はそれいけないと思って、
その任せることとその温度を低くするってことは違うんだっていうことに気づいて、なんかやったりとか。
あとチームでも結構同じようなことがあって、自分の熱が下がると数字が上がらなくなったりとか。
なんかそこの温度が関係するってところと厳選って話もなんかちょっとつながるなと思ったり。
あと各リーダーとかまたその厳選をもう一回自分のところで、なんていうんですかね、追い抱きみたいな。
いいですね、追い抱き。
追い抱きして、でもやっぱり厳選がちゃんとしてないと届かないとかもちろんあると思うんですけども、
でもちょっと追い抱きするだけで各チームのリーダーもまたそこで温かいお湯を作ってチームの中でそのプロジェクトを動かしていったりとか、
そういう意味でも厳選っていいなと思って。
働く場所温泉楼みたいな、なんか面白いなと思いました。
この厳選を島中に巡らせるみたいな役割っていう感じですよね。
エリアによって生まれる目がまた違うんですよね。土壌が若干違ったりとか。
不動産寄りの土壌のエリア、不動産地方、島の不動産地方とか、アカデミア地方とか、地方創生地方とか。
今、僕らこの投資会社も設立して、万層投資してるんですけども、そういう一緒に未来作りできるような、投資をする、投資地域。
投資法とか。
そうすると、僕の持っている厳選がその土地に届いたときに、その土地の土と混ざって違う何か作用が起きるんですよ。
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あー、なるほど。
なので、そこで生まれる木とか、果物とか、野菜とかが違うものができるはずなんです。
はいはいはい。
だけど根っこは一緒。栄養分の元は一緒だよ。
栄養分の元は一緒だけど、いろんな変化があって、それは違ってもいいっていうことですよね。
違ってもいい。
全部が同じ場所じゃなくてもいいっていう。
そう。だし、僕の想像のつかないものができることがありますね。
はいはい。なるほど。
なんかこう、全てを自分で生み出して、発明してっていうタイプの経営者さんもいると思うんですけども、
僕全然新しいことやってると思ってなくて、むしろ普通のことしかやれてないんじゃないかなと思ってて、
やってくれてるのはみんながやってると思うんですよ。
そう言ってみると、厳選は出してるんですけれども、各プロジェクトのオーナーシップだったり、
その意思みたいなものは結構それぞれのメンバーが持ってるっていうような組織になってるんですか。
おっしゃるとおりで、そういった意味では僕よりもプロフェッショナルな人がそのプロジェクトを動かしてくれてる。
はいはいはい。
おっしゃるとおりだと思いますね。
だけどたぶん全部に行き届いてるのは僕だけだったりとかする。
そうですよね。厳選が行き届いてるっていうのは。
どこにも出没するんですけど。
そうですね。厳選を行き渡らせるためのやってることっていうのはどういうことなのかなって。
結構会社だと前者集会みたいなところで話すだったりとか、コミュニケーション取るだったりとか。
でも手放すことと厳選をやっぱり届けることと、ちょっとやっぱり修正しなきゃいけないこととかもしかしたら、
ある程度コントロールしていかなきゃいけないこととかもあると思う。
その辺のバランスだったりとか、どういう工夫をされてるんですか。
そうですね。でもやっぱりわんわんとよく話すっていうのはよくあるんですね。
わんわんは結構やられてるんですね。
やりますし。
これは不動産やってたことが生きてるのかもしれないんですけども、
プロジェクトとかタスクとかであんまり処理したくないんですよね。
例え話なんですけど、ビルオーナーなんですけども、誰よりも裏の非常階段のゴミとかが気になるタイプなんですよ。
だから僕、自分のビル巡回するときにエレベーターの音が鳴らないんで、とりあえず階段から攻めるんですよ。
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階段を上がって、普段誰も通らないところをあえて通ってみたくなって、
そこに普通不具合があったりすると、「よっしゃ!」みたいな感じだったりするんですよ。
結構気づくんですね。
そんなことをやりながらですね、結構いろんな人と話して、
こうだね、ああだね、あなただけ来るとこうだねって結構話したりするんですよ。
それが楽しいんですよね。
バレジメントとしては任せてるんでしょうけど、
関わってるみんなとやっぱりコミュニケーション取りたい。
それがなんか取らなきゃいけないとか、定期的に取らなきゃというよりも割とコミュニケーション取りたいっていう。
そうですね。ワンワンって言っちゃうとそれすら固いかな。
なんかもうちょっと違う感じですよね。
そうなんですよ。ちょっと今カッコつけて言っただけなんですけど。
雑談しに行くみたいな感じ。
話したいっていうね。自分の厳選使っていろいろやってくれてる人、
そんなのも話したいじゃんっていう感じですよね。
そんな感じですよ。
いいですね。
どうだの最近みたいな感じの話だったりするんですよね。
そうですね。
赤木さん、この間のバーとかでもすごく感じたんですけども、
やっぱり赤木さんがいい意味でお兄ちゃん感があって、
みんなそこにつるんでる仲間というか、
それやっぱり昔からあれなんですか。結構若い頃から、
割と人が集まってくるタイプでしたよね。きっとね。
でもそうだったかもしれませんね。
前、さっき冒頭にも話しましたけど、
ミュージシャンの中でやってる時はちょっと暑くなりすぎて、
ちょっと熱が、それこそ厳選の温度高いみたいな。
高すぎて、振れると切れるナイフみたいな感じはないですけど、
ちょっとトゲトゲしちゃったかもしれないですよね。
でもそのときにうまくいかなくて、
例えばメンバーが別れちゃったりしてバラバラになっちゃったりとか、
あんなに同じ思いで熱を持ってたのに。
でもそれはすごくいまだに悔しくも思うし、
やっぱり反省もしてるという部分もあって、
それとあと不動産のさっき言った100年みたいな話になったときに、
やっぱり長い軸で自分の人生も社員の人生も、
プロジェクトのメンバーも、何なら友達もみたいな話なんですよ。
どういう何十年なのかなとかっていうのを考えたくなってきた。
それは別に保証みたいな話とは全然違って、
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単に想像してるだけなんでしょうと。
目の前のことを一生懸命やりながら、
長い先を見るってなかなかしないんですよ。
足元のミクロ的な部分を見ながら、
それを長く見れるかみたいな。
遠視眼的に見れるかみたいな。
ロックのマトリックみたいなのがわかりやすいですよね。
はいはいはい、そうですね。
遠視眼とミクロのところみたいな。
目の前のことを足元でやるのができるし、
目の前のことをマクロに映すことができるんだけど、
長くそれを見れるかっていうのは結構難しいなって。
そういうのが僕的に今割れたテーマだったりしますね。
なるほど。
91度の人生を歩みましょうっていうことですよね。
90度って直角で何も動きませんよって状態。
一度でも前に傾いたら、ずっと前に行けるじゃないですか。
心の中で一度でもいいから前向きにとか、
今日の一歩を頑張ってみようみたいなことを言ってるんですよ。
目の前の一度って多分目で見てもわかんないですよね。
もうほぼ直立で立ってるじゃんっていうふうに見えてるんですよね。
でもそれが目の前の一度の開きを
わーっと先まで広げるとものすごい広がるじゃないですか。
そうですね。
そういうことの違いを1日1日1枚1枚作れるかどうかみたいなのは
ちょっと矛盾した考えですけども、
近くのことを一歩一歩やることが
遠い先の影響をすごく作るじゃないですか。
そんなふうなことを考えますね。
もしかしたら若い頃は割と近くのことで
自分のエネルギーをばーっと集中してっていう
こう熱々だったけども、
今もうちょっと長い距離で考えてるからこそ
そこをうまく温度も適温というかいい温度で
島に巡り渡るようにできたりとか
そこはやっぱ短期で考えるとなかなかできないことっていう。
やっぱ長居をしたいじゃないですか。
そうですね。長居をしたいですよね。
長居をしたいですよね、いいもの。
はい。
そういう感じ。
なるほど。ありがとうございます。
僕も最近たまたま後継系の企業さんとかと
結構仲良くなることが多くて。
で、一方で僕結構スタートアップ
そもそもクラウドワークスが割とスタートアップから始まってる
成長して上場した会社で
クラウドワークスは割と長期見る会社ではあると思うんですけども
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他にいろんなスタートアップとか見てる中で
後継系の会社との違いは
後継系の会社って元々結構長期見てるので
いい面悪い面もしかしたらあるかもしれないんですけど
いい面としてはすごく本質的なことに
ちゃんと向き合えるっていう
自分も受け継いだ会社だし
次に受け継がなきゃいけないからっていう
100年のスパンとかで物事を考えてるんで
だからこそ一人一人が
ちゃんと生き生き働ける場所じゃないと意味ないとか
今年来年の利益ももちろん大事なんだけれども
成長とかですね。
それだけじゃない土壌みたいなものを
しっかりと受け継いでいくとか
この厳選を守っていくとか
そこはある意味
老舗企業だからこそ大切にできる
みたいなことが
もしかしたら今の時代にもちょっと合ってるんじゃないかなとかは
最近すごい思いながら
そういうので結構ファンになることが多いですね。
両方持ってるといいなってすごい思いますね。
なんか
自己肯定するわけじゃないんだけど
やっぱ62時のやつってよかったなって最近思いますよね。
不動産会社にちゃんと就職しなくてよかったんだなって
思いますよね。
22:35

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