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この放送は、SWCコミュニティメンバーのnomaがお送りします。
はい、というわけで、今日冒頭の挨拶はですね、Kaoriさんリスペクトでちょっとやってみました。
なんかめちゃくちゃいいですね、これ。SWCコミュニティメンバーのnomaですって言うと、なんかすごい所属感が出ますね。
これが、kensuさん的に言うと、アイデンティティ感覚ってやつなのかもしれませんね。
これめちゃくちゃいいんでね、ちょっとしばらくやってみようかなというふうに思いました。
はい、というわけで、今日本題なんですが、今日はタイトルが感情のグラデーション-根底に流れる音楽-ってなってると思うんですけど、
このタイトルだけだとよくわかんないと思うんですけど、僕の中でここ最近の学びがめちゃくちゃ繋がったなっていうことを思ったので、
それをちょっと整理してお話ししたいなっていうふうに思います。
はい、これが整理されたきっかけなんですけど、僕がすごい好きな若松英輔さんという方のボイシーで、感情についてお話しされている回があったんですね。
概要をざっと話すと、感情に振り回されるっていうのに悩んでますみたいな悩みに対して、
それだったら感情っていうものを言葉で整理するといいよっていうのが若松さんの主張で、
その感情っていうのは言葉で整理すると3つに分けられるよっていう話をしてたんですね。
で、ここがめちゃくちゃ面白くて、その3つっていうのが1つ目が情動、2つ目が情念、3つ目が感情っていうふうに整理されてたんですね。
で、1つずつ説明していくと、まず情動、これは反射に近い心の動きですね。
例えばなんか部屋に虫が出てきたりとかして、怖いって思ったりするじゃないですか瞬間的に。
そういう心の動きを情動っていう。
で、その次、情念、これは浅い心の動きを定義してるって言ってて、浅い心の動きっていうのは具体的に言うと好きとか嫌いとか、
あとは怒りとかですね、あとは嬉しいみたいな感覚もこの情念に当てはまるっていう話をしてました。
で、じゃあそのさらに下の感情ですね。感情っていうのは何を指すかというと、深い心の動きっていうふうにお話しされてて、
深い心の動きっていうのは悲しみとか慈しみとか誰かとつながってる感覚みたいなものだっていうふうにお話しされてて、
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これでもなんとなくわかりますよね。情動、情念、感情っていうふうに整理したときに、確かにって思いますよね。
好きっていう感情ってやっぱりその慈しみとか愛情とかそういう感情まではいかないじゃないですか。
なんか浅いですよね。嫌いとかもそうだと思うんですよ。
あとは怒りとかもそうですよね。怒りってやっぱり深くなっていくときっとこれは悲しみっていうものに変換されていくんじゃないかなと思うんですよ。
それが深いところになってくると。だからそういうふうに感情っていうのは3段階で整理するとすごくわかりやすいなと思ったんですね。
で感情に振り回されるっていう言葉はこれは厳密には情動と情念に振り回されている状態だっていうふうに若松さんおっしゃってて、
そう考えたらめっちゃわかりやすいなと思ったんですよ。だからこれを全部一括りで感情って言っちゃうと、
なんだその感情を持つことが悪いことのように感じちゃうじゃないですか。
だけどこういうふうに整理すると、情動とか情念に従っちゃうと人は間違えるけど感情っていうものは大事にした方がいいんだなっていうふうにわかりますよね。
でこの話聞いたときに結構いろんなことが僕の中でつながって、まず香里さんがお話しされていた情緒の話。
情緒が美を感じ取るんだっていう話をしててすごい僕の心に残ってたんですけど、
おそらくそこで話に出てた情緒っていうのはおそらくこの若松さんの3段階の感情の中で言うと一番下のこの感情の部分のこととリンクしてるんだろうなって思ったんですよ。
そういう深い心の動き、悲しみとか慈しみとか愛情とかつながってる感覚みたいな、そういうものが情緒できっとそういう心の動きが美を切り取るんだろうなと思ったんですね。美を見つけるんだろうなっていう。
さらにもう一つ、ちょっと前に天使たちのシーンっていう曲を僕スタイフで紹介したんですけど、その時に白井さんもその曲を聴いて感想をくれたんですよ。
その時に白井さんが心に残った箇所として賑やかな場所でかかり続ける音楽に僕はずっと耳を傾けているっていうところが心に残ったっていう話をされていて、
その白井さんの中でそのかかり続ける音楽っていうのはその人の中にあるメッセージのようなものだっていうふうに感じましたっていうことをお話しされてたんですけど、まさにそれもこの一番深いところにある心の動きとリンクしてるんだろうなと思ったんですよね。
結局この情動とか情念って言ってみれば一時的なものなんですよね。
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だけどその一番下にある感情ってずっとなんか通停して流れ続けているものっていうイメージが僕の中であって、だからそこでかかり続けている音楽っていうのとすごくリンクしたんですよ。
この心の一番下のところでずっと鳴っているもの、それがこの3段階の中の感情っていう部分なのかなっていうふうに思って、そこもめちゃくちゃ繋がったんですよね。
なるほどなーっていう、この深い心の動きっていうのが人間にとってすごい大事なんだなっていうのをすごくストンと腹落ちしたっていうお話でした。
さらに涼太郎さんがスローラジで話されてたの中で僕すごい印象的だったのが、SWCは話をちゃんと聞いてくれる人が多い。
しかもそこから自分でも気づかないような宝物の存在に気づいて救い上げてくれる人が多いんだみたいな話をされてたんですよ。
それがね僕の中ですごいそれだーと思ったんですよね。そうSWCってそれなんですよ。なんかこうまず話をちゃんと聞いてくれるんですよ。
もうそれかなんか基本スキルみたいな、絶対それ基本スキルじゃないんですよ。それすら普通はなかなかできないことなんですけど、まず話をちゃんと聞いてくれる人が多いんですよね。
じーっと聞いてくれるんですよ。しかもなんだろうな、別に本当に自分が僕なんか自分が話したいことを話してるだけっていう感覚なんで、それをまず聞いてくれるっていうだけで超ありがたいんですよ。
で、なのにその上で、その話の中からなんかとんでもない宝物を拾い上げてなんか帰ってくるっていう、もうトレジャーハンターのような人たちがいっぱいいるんですよね。
えーみたいな、この話からそんな気づき得たの?みたいなことめっちゃ多くて、それにびっくりするんですよね本当に。で、それをしてくれた時の喜びっていうのはすごいものがあるなって思ったんですよね。
だから、結構前のスタイフであなたへっていうタイトルで、本当になんかいつも聞いてくれる人がいるっていうのがすごくありがたいって話をしたんですよね。聞いてくれる人がいるからこういうスタイフ続けられるっていう話をしたんですけど、それのなんかもっと解像度を上げた話っていうのが今日の話だと思ってて、すごいね、その深いところを見てくれてるんですよね。
だからさっきの感情の話で言うと、一番深いところの感情のところを救い上げてくれる。そこからなんか、そこまで潜ってくれてるっていうイメージですかね。そこまで潜って、あ、これキラキラしてるなあ、これ綺麗だなあっていうのをこう持ってきてくれるんですよね。深いとこまで潜って。だからなんかそれをしてくれる人って、これとんでもない希少価値が高いなっていうふうに思いました。
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SWCってそういう人がめちゃくちゃ集まってるっていうか、かなり多いと思ってて、そういう人が。だからね、そういう意味ではすごい環境に恵まれてるなあっていうのを改めて感じましたね。で、それに加えてやっぱコミュニティっていうのは、そういう人たちが支えてるんだっていうのも思いました。
うん。そういう力を持ってる人。だから言うなれば、何だろう、見つける力?見つける力みたいなのがすごい、すごい人。だからなんかそういう人たちの存在が、本当に奇跡、奇跡だなあみたいなふうにね、思いましたね。だからその見つける力がすごいっていうのも、多分その香里さんが言う情緒があるからだと思うんですよね。
情緒があるから、美しいものを見つけることができるわけなんで、見つける力があるっていうのはイコール、情緒があるっていうこと。で、情緒があるっていうのは、さっきの感情の3段階の話で、一番深いところの深い心の動きを持ってる人っていうことなんだろうなあっていうふうに思って。
なんかいろんなことがね、僕の中ですごいガチャガチャガチャって繋がって、めっちゃこれ話したいって思ったので、今日はちょっとスタイフを撮ってみました。ちょっとね、僕の中の興奮が強すぎて、うまく伝わらなかったらなったかもしれないんですけど、なんとなくふわっとニュアンスが伝わってもらえたら嬉しいなと思います。はい、ということで今日のお話は以上になります。最後まで聞いていただきありがとうございました。野間でした。