1. ギャップトマッチ
  2. ♯4「言葉にならない」
2024-03-27 17:02

♯4「言葉にならない」

即興の表現が大好きで、ほとんど言葉につまることがない2人。

でも、スラスラと話せることは本当に良いことなのか?

思っていることはそんなに簡単に言葉にならない。

00:18
ギャップトマッチ。年齢も性格も趣味も異なる石玉と和音の2人が、日常のあちこちからギャップや共通点を見つけ出す番組です。
はい。では、ギャップトマッチ。
第4回目。
はい。早くも第4回目ですね。
本当ですね。
はい。
あっという間だなぁ。
楽しんでますか?
いやぁ、楽しいと本当にあっという間だなって今思ってました。
うんうんうん。
前回あれでしたよね。
なんか好きなものの話からのずっと派生していって、最後の最後に、何をもって自分は今喋ってる相手が本当にそれを好きだと思ってると、自分が判断、ジャッジするのか、みたいなところを、
うわぁ面白いって言ってクロージングしたじゃないですか。
はい。
ちょっとそこからまた始めてもいいですか?
ぜひぜひ。
本当ちょっとびっくりしたんですよ。
はい。
なんか、何、ショーシャンクとかそんなお前みんな好きや!みたいな。
ひどいですよねこれ。ちょっとこれ私が違うかもしれない。
いやいやいや。
どうですか?
でもね、その感じ、ショーシャンクはもうもちろん本当に栗原さんが言ってるみたいにすごい素晴らしい映画だから、
素晴らしすぎてみんな好きでしょっていう。
っていうその感覚の話もめっちゃ面白いし、めっちゃみんな好きに決まってるんやからそれは映画が好きとかの話じゃなくて、
そうそうそう。
だから素晴らしいものを素晴らしいと思ったっていう話でしかないでしょって言いたいでしょ。
もうちょっとこう、
めっちゃウケる。
ね、例えば本とかスキーとかサーフィンとかいろいろある中で映画が好きだったらもうちょっとないの?っていうね。
熱々。
そういうことよね。なんかもう本当にいく千いく億までは言わんけど、
もういろんな面白いことが世の中にあって、
その中で今あなた映画を選びましたね。
自己紹介で言いましたねと。
選んだってことは他とは違う何かがあるってことですよねってことですよね。
そこを聞きたいっていう。
ひどい奴ですよ。
おもろ。
そうか。
それが今、今の話が私めっちゃ、
その話を前回した時に衝撃っていうか面白いと思って、
私結構本当にファーッと生きているので、
なんつーの、
おーそうか映画が好きなんや、そうかそうかって言って、
なんかそうかそうかから始まってしまうんよね。
優しい。
優しいのか。
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まあこれもう本当にちょいちょい言うけど、
私たぶん基本がさ、アホだからさ、
ほうほうへーへーから始まってしまう感じなんだけど。
もうだいたい肯定してくれますもんね石玉さんは。
私どんどん突っ込んでいくんでね。
いやすごく面白いけどね。
まあ悪く出る場合はですけど、
人が人を褒めている場面があるじゃないですか。
それこそ何か飲み会の場で、
いやダルダラさんって本当に頭いいよね、みたいな。
言うとするじゃないですか。
突っ込んじゃうんですよね。
それはダルダラさんどこを見てそう感じたんですか?みたいな。
これほんと良くない。
どっちにも良くない。
褒めた側にも褒められた側にも。
良くないんですよこれ。
あーウケる。
切り込みのシュッていうこの鋭角さとボールの速さもやし、
本人が言った後、言った自分にそれに気づいてて、
いや良くないって分かってるんやけど、その玉放ってしまうみたいな。
その感じがもうたまらん面白いよね。
もうね人生で何回それやってることかと。
でもやりたいんですよねやっぱ。
そういうことですよね。でもやりたいんですよね。
知りたいんですよ。
その人のどこを見てんのかっていうのを。
そういうことだよね。
疑ってるわけじゃないんですよ。
お前よく見てないだろ。見ずに頭良いとか言ってんじゃないのかって疑ってるわけじゃなくて、
どこを見てんのかなって。
すごい分かるし、今栗原さんが言ったことをめっちゃ私、めっちゃ今なんか面白いこと言ったと思ったんだけど、
そうなのよ。なんでなのかなとか、それどうしてって聞かれると、
疑われてるって思うことがあったりとかするじゃん。
ただ単にこっちはこう尋ねたいだけなんだけど、みたいな。
この、何だろう、さっきのその両方に良くないって言ってたじゃん。
言った人も言われた側の人にもそのつかめながら言ってる。
せっかくね、褒めたのに。
それって結局その今の、何でなんだろうって尋ねられた時に、
疑われてるのかなって思われたりとかしちゃう。
この心の動きとも関係があるなってちょっと思って、
何でなんだろうね、あれ。疑われてるのかなって思う。
特に私がやっちゃうのって、私は聞かれても何にもそこに圧とかプレッシャーを感じずに、
言葉を紡ぎ出せちゃうから、他者にやっちゃうんだと思うんですよね。自分が困らないから。
で、やっぱりすぐに言葉にできないことってあるし、確かに頭がいいと思ってるんだけど、
何でって言われたら説明できないことってあるじゃないですか。
あるある。
だからね、言葉にするのが得意か得意じゃないかとかもあるでしょうし、
じゃあもうね、来年でもいいよみたいな。
来年答えてくれてもいいよぐらいですけど、私からすると。
ちょっと早すぎるんでしょうね。即興性がね、求められてると、
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本当に思ってるけど、圧になっちゃうかもしれない。
そういうことね。面白いね。
なんかさ、圧っていう言葉って、ちょっと今聞いてて面白いなって思ったんだけど、
結局圧って何かって言うとさ、空気の密度の話だったりするじゃん。
本当の圧。
そうそう、本当の圧の方からちょっと話すると。
その密度って結局さ、早いと密度が上がっちゃうじゃん。
早いものの速度に押されて、早いものが移動する側の方にある空気とかが、
空気がギューって押されて、圧が上がっちゃうじゃん。
だからやっぱりさ、圧と速度って結構大きな関連性があるんだろうなって今話聞いてて思った。
そうなんですよ。
で、多分私たち即興性好きだし、即興で何かを作っていくとか喋るとか好きだし、
スピード感もあるから、必ずしもそれ心地いい人、一人一人心地いいスピード違いますからね。
確かにね。
圧になっちゃう。ゆっくり聞こうかな。
ゆっくり聞く。
どうやったら聞けるんだろう。
ゆっくり聞くも面白いよね。
でもさ、すごい私、友達そんなに多くないんだけど、
友達多くないカミングアウト今する必要なかったね。
ここは後で切ってもらおうかな。つまんでもらおう。
友達が喋ってくれてた内容ですごい面白いことがあったの。
自分が思っていることとかを口に出す時の話で、
ごめんちょっと待って、一回振り返らせてもらっていい?
さっきどこからの話だったっけ?栗原さん。
すぐに聞かれるから答えられないのであって、
もしかしたら時間かけたら出てくるかもしれないし。
そうだったそうだった。
私たちがスピードを求めちゃうっていうね。
もともとその、もうちょっとこれあれだな。
だいぶつまんでもらう必要が出てくるかもしれないけど、
私のその友達が言ってて、めっちゃ面白いこいつって思ってたこの話がね、
その子はもともと結構せっかちで、
ばーっと喋っちゃうし、わーっと言っちゃう。
自分の心の思う通りにっていう感じだったんだけど、もともとは。
けどある時、あれこれダメだって気づいて、
ゆっくり喋るっていう癖を自分に身につけるさせるために、
ひたすらそれをやったんだって。
で、私はゆっくり喋るようになった後のその子と出会ってるから、
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ゆっくり喋る人だなと思ってたんだけど、
元はバリッバリ、なんかもうバババーって喋るし、
思ったこととかもパッパッパーって言っちゃうっていうタイプだったらしくて、
で、ゆっくり喋るようにしたことで、
なんかやっぱ人とコミュニケーションする時に、
なんかこううまくいかないとか、そういうのが減ったんだって。
分かりますよ。
私今更なんですけど、めっちゃ喋ってるけど、
コーチングやってるんですよね。
コーチングって話を聞く仕事じゃないですか。
そうですね。
こんな喋るやつがコーチングできるのかっていうのは、
私も以前疑ってたんですけど、
疑ってたんだ。
話すことはできるけど、聞くことが向いてるかどうかなんて考えたことなくって、
で、聞く仕事をもう3年くらいやって、
コーチングを通してやってるんですけど、
そこでやっぱ沈黙って大事だなっていうのを痛感するんですよね。
で、訓練すると確かに間を取れるようになってきて、
聞いてる時は、もうコーチってこの1時間はコーチとして関わるって思うと待てるんですよ。
で、やっぱりこうフィードバックとして、
なんか待ってもらう経験って普段あんまりないんだなってことが分かりましたとか、
言ってもらえるんですよね。
面白い。
で、多分それが良かったからだと思うし、
なんで日頃急いで喋っちゃうかっていうと、
沈黙してる時間って何も起きてない時間って思っちゃうと、
無駄になるじゃないですか。
でも本当は待って何も起きてないわけじゃなくて、
やっぱ考えてる時間とか、
自分の中に本当に今感じてることってその言葉で合ってるんだっけって、
吟味してる時間だったりするわけですよね。
ってなると沈黙ってすごい大事だし、
安易に言葉を出すことが本当にいいのかっていうと、
安易に出したからこそ自分の感覚と言葉がずれる可能性って、
むしろ高まるんですよ。
分かりながらね、このスピードで喋るっていう。
あーねー。
あるわー。分かる。
っていうトランボかもしんないけど。
確かに。
沈黙は無じゃないですよね。
で、言葉がパッと浮かばない人って言ったら、
その自分が発する言葉と自分の感覚のギャップに
慎重な人とも言えるんですよ。
いや、この言葉で合ってるかなとか。
だから、言葉をスラスラ出す人が頭がいいかとか、
優秀かってこととは全然違うっていうのを、
コーチングを通して聞くっていうことを訓練する中ですごい思いましたね。
あー、へー面白い。
私めちゃめちゃズレあると思います。早いから。
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そうかー、面白い。
今の話聞いてて、思いついたことが一個あって、
それは多分、ほら、早いから頭がいいかどうか分からないよっていうのを
今繰原さんが一個示してくれたじゃん。
で、私もう一つ今話聞いてそれ思ったのが、
評価基準が、やっぱり、いろいろあったほうがいいんだろうけど、
だいたい一個とかで評価されることのほうが世の中では多いから、慎重になっちゃう。
だから、一回言った1をその場で1だったら、その場での1。
で、カウントは1個しかない、その1の内容がこれでしたって判断されちゃうじゃん。
けど、本当は別の取り方もあって、5回、10回、30回ってあっていく中で、
その人が喋っていく言葉を点を取り続けていくと、
表面的には違う単語を使ってるんだけど、
根っこではこういうこととつながったことを言ってるっぽいなとかが、
分かってくることたくさんあるじゃないですか。
だからやっぱその、なんだろう、点をある程度打てる状況になるまでは、
判断を決めつけないみたいな考え方とかが、
その前提として共有されたりとかすることが増えると、
またその口を開きやすい、開きにくいとかが変わってくるとかありそうだなって今思った。
優しい。
ちょいちょい優しいって言ってくれるよ。
優しいでしょ。だってその、何ですか、さっき言ったみたいに、
その人は今、例えば怒ってるって今言ったけど、
怒ってると思ってずっと喋ってるうちに、
なんかこれ怒ってるってよりは、悲しんでるって感じだなみたいな。
変わったりとかするじゃないですか。
それはこう点を打ってみたから、怒ってるって声に出してみて、
うーんみたいな、吟味して、でも怒ってる、ちょっと違うなみたいな。
どっちかっていうと悲しいんだなって分かるわけじゃないですか。
だから言って引っ込めたり言って変えたり、
あとはそもそも変化していくものだって。
喋れるときは怒ってたんだけど、
喋っているうちに、なんかこう怒ってるっていう気持ちよりも、
悲しいっていう気持ちの大きくなったみたいに、
それを許容されている場所だと、言葉を紡ぐのが安心してできるようになりますよね。
確かに本当そんな感じかもしらん。上手いこと言ってくれって。
私がふわっと言ったことを、マジで具体的にこういうことだったら、
それって一つの例ですよねっていうのを言ってくれるの。
マジ上手よね。
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具体がね。
毎回感動するけど、本当に。
そしてその都度、己のふわっと具合に毎回びっくりする。
石澤さん、抽象が得意で、私結構具体的にするの得意っていう。
そうかもしれない。
あるかもしれない。
そやな、これはギャップなんかもしかしたら。
本当に今、繰原さん言ってくれた感じだと思う。
一つの具体例や。
本当。そんなすぐにね、自分が感じていることは言葉にならないです。
こんなに喋ってる我々でも。
本当。なんかその、さっき言ってた、最初怒ってると思ってたけど、
怒ってるって言った点が、あれって思わせてくれて、
もう何個か点打ってるうちに、これ本当は悲しいんだなぁみたいになったみたいな話。
めっちゃ、ほんまやねって思って素敵やわ。
なんか、そういう感じでなんかこうやっていけるといいね。
いいですよね。
素敵よね。
という感じで。
第4回。
はい、ギャップとマッチ第4回。
今回もいろんなギャップの話が出てきた気がします。
はい、じゃあ今日はこんな感じで終わっていきますか。
今日はこんな感じで、はい。
第4回もありがとうございました。
ありがとうございました。
ギャップとマッチ、お届けしたのは石玉と和音でした。
聞くほどに心がほぐれ、何かとの境界線が解けて、ちょっと豊かな気持ちになりますように。
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