10Xのビジネス本部のBizDevの野地さんに、小売業の現場での取り組みについて話しました
▼スピーカー
- ビジネス本部 BizDev 野地哲矢
- ビジネス本部 本部長 橋原正明
▼ハイライト
- 野次さんの経歴と業務改善への取り組み
- 物流センターと店舗の改善の違い
- 現場重視の姿勢とその重要性
- AI発注の導入とその課題
- ネットスーパーと店舗の発注業務の違い
- 新しい挑戦と学び
- ボトルネックの改善と経験
- 業務の効率化と改善の体系化
- ケイパビリティを持ち寄った社内の協力
- 広がる業務と役割
- 現場での発見と改善の楽しさ
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●10X.fmについてこの10XFMは、「10xを創る」というクレドと、「小売業の未来を拓く」をミッションに、小売チェーン向けECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」や小売業の構造的な課題解決を推進するDXプロダクトを複数開発している株式会社10Xのメンバーがキャリアや、日々の出来事・学び、プロダクトに対する思いをつつみ隠さずリアルにお届けしていくポッドキャスト番組です。
サマリー
今回のエピソードでは、株式会社10Xの野地哲矢氏が小売業の改善策やネットスーパーのビジネス開発について語ります。特に、現場の課題を把握し、オペレーションの効率化を図る重要性が強調されます。このエピソードでは、ネットスーパーと実店舗におけるAI発注の導入プロセスや、その課題に対するビジネス開発者のアプローチが紹介されます。特に、現場とのコミュニケーションが重要であることや、発注業務の影響範囲と難しさが語られます。また、BizDevがどのように小売業の現場に深く入り込み、AI発注やネットスーパーの取り組みを通じて生産性の向上に寄与しているかについても探ります。ゲストの野地哲矢氏は、新しいプロダクトの開発において現場のフィードバックを重要視しています。
野地さんの自己紹介とキャリア
皆さん、こんにちは。株式会社10Xの橋原です。 この10Xfmは、10Xのメンバーがキャリアや日々の出来事などを
包み隠さずリアルにお届けしていくPodcast番組です。 今回は、ビジネス本部の野地さんと
小売業の現場での改善取り組みについて話していきたいと思います。 では、野地さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
初めにPodcast RRをやりたいんですけど、 まず野地さんの自己紹介からお願いしてもよろしいですか。
10Xの野地と申します。第2事業部という、以上括りになっているんですけども、 ビジネスディベロップメントとして、
地方のネットスーパーの黒字化であったりとか、 最近は地方都市部に関わらず横断的に、
主にオペレーションのエンジニアリングみたいなところで、 業務改善に取り組んでいるものです。よろしくお願いします。
わりと緊張しますね、これね。
確かにね。収録前は全然アドリブで大丈夫みたいな雰囲気ありましたけど、 実際話し始めるとちょっと緊張しますよね。
ちなみにこれまでの経歴とかもぜひご紹介いただきたいんですけど、
10X前に入る前にどういう仕事をされていたとかも含めて、お願いできますか。
大学新卒卒業後、生鮮食品の個別宅配事業会社のラディッシュボーヤというところに入社をし、
その後、Oisixと経営統合するので、 前職はOisixということが多いんですけども、
12年、2,3年かな、勤めていました。
結構ジョブ労手があったので、営業もやったし、 それこそ物流センターの総務経理みたいなものもやりましたし、
配送管理みたいなところをやりながら、 最後の4,5年は物流センターのセンター長として、
日々の業務マネジメントであったりとか、改善だったりとか。
あとはちょうど当時の物流の改変の過渡期だったので、
中間加工センターの立ち上げのプロジェクトだったりとか、
センターを統配合して効率化しましょうみたいなプロジェクトが多く立ち上がっていたので、
それに絡んでいたというようなところが、 バックグラウンドとして大きいかなと思っています。
よく、小売の皆さんに自己紹介するときにも、
生鮮食品の事業会社で本当に小売の現場にいたんですってことを話すんですけど、
もうちょっと遡ると、学生時代の4年間は、
とある西東京のスーパーで4年間バイトしていまして、
なんだかんだ巡り巡って、スーパーマーケットの現場と関わる、
運命なのかなみたいなことを思っていたりします。
オペレーション改善の現場
ちなみに10X入るときは、それまでのキャリアを生かそうという考えがあって、
10Xを選択したみたいな感じなんですか?
そうですね。
ものすごい転職したいみたいな温度感ではなかったかなと思うんですけど、
ちょうど過渡期だった中間加工センターの立ち上げだったりとか、
センターの倒廃後が一段落したタイミングで、
そのとき30代中段、この後キャリアどうしようかなと思ったときに、
物流ロジスティックスというところの、
ドメインはそこでピン止めするのがいいのかなということを考えつつ、
面白いことがあったらチャレンジしたいなというようなタイミングに、
人の縁つながって、代表の矢本さんと話をする機会がたまたまあって、
若い世代でこんなことをしている人がいるんだ、みたいなところから
トントンビョーして移籍をするというような感じだったかなと思って。
前職でジョブ漏手でいろんな仕事をされていたみたいな話もあったと思うんですけど、
そこの現場のオペレーションの改善みたいなところが野次さんにとっては結構やりがいだったり、
自分のスキルだったりもマッチしやすかったみたいなところはあったりするんですかね。
そうですね。ずっと現場にいたので、
日々運営していると課題の一つや二つがポンポンポンと出てきていて、
日々それを何が問題なのかというのを現場のメンバーと会話をしながら改善するというのを繰り返していて、
やっぱり現場の面白さって、ここ課題だよねと思ったときに、
明日にはいい状態を作ることができるみたいなことが面白さかなと思っていて、
結果それを取り組んでくれた、本当に作業者のみんなとよくなったねみたいなことを話をしていくのが
一つ楽しかったっていうのは確実にあるなと思いますね。
ちなみに今半分ぐらいのお仕事がネットスーパーのビズデブとして、
ネットスーパー事業のビズデブとして働いていただいていて、
あと新規事業という形でAI発注という新しいプロダクトのビズデブとしても働いていただいていると思いますので、
どちらも比較的現場での改善っていうのは多いかなというふうに思うんですけれども、
もともと通販の物流センターっていう結構大きな箱の改善をやるのと、
今やっていただいているのってスーパーの1店舗1店舗、微妙にシチュエーションが異なる現場の改善みたいな、
違いはありそうだなというふうに思うんですけれども、
実際にTenXに入ってみて、物流センターの改善する話と、
そういうお店一つ一つの改善していくみたいなところって、
どういう違いだったり、難しさ、あるいは面白さみたいなのがあるのか、
もしあれば教えてもらえますか。
そうですね。物流センターと店舗の違いでいくと、
基本的に発注した商品が入庫して陳列されて、ピックされて出ていく、出荷していくっていうのは、
大きな流れは同じかなと思っています。
やっぱり違うのは、物流センターっていうのは大きな箱の中1箇所で広いエリアをカバーするというところなんで、
1つの物流センターにメスを入れると結構広いエリアの改善ができるっていうのが特徴かなと思っていて、
逆にスーパーマーケットっていう小売の現場だと、
1つの店舗の証券店、仮に2、3キロだとして、
50店舗、100店舗、200店舗って数あるので、
1つの改善をしたときに横展開をきちんとしていく、
みたいなところまで視野に入れなくちゃいけないっていうのが、
難しさでもあるいはポイントなのかなっていうのは思っています。
とはいえ、最終的に作業をしてくださっている人がいるっていうところは全く一緒で、
結局その人たちが何を思って、どう良くしようと思っているのか、
みたいなところに寄り添っていくっていうのが、
1週2週回ってきてやっぱり一緒だなみたいなところが今、現時点から。
自分も野次さんと一緒にネットスーパーの、
運営していただいている会社さんのセンターのバックヤードに行って、
会社さんにもよるし、実際お店によっても、
出荷能力を高めるためのボトルネック課題みたいなのもあって、
プロダクト導入と現場重視の姿勢
店ごとにやっぱり違うなっていうふうには思っていて、
一緒に現場視察に行って、
とあるお店はスタッフさんの稼働率が低い課題かもしれないし、
別のお店ではそもそもスペースが足りませんよ、
みたいな課題があったりして、
実際現場に行かないと話で聞いている、
ネットスーパーの担当者さんから聞いていたそのお店の課題と、
実際行ってみたときのギャップみたいなのは、
やっぱり現場見ないと分からないこと多いなっていうふうには、
自分も野次さんと一緒に視察しに行って感じることはあります。
野次さんが普段からよくおっしゃっている、
現場をしっかり見ないビジティブは落台だ、
みたいな話を知っていたような気がするんですけど、
そういう現場を重視しているところの理由とか、
そこ大事だよねって思えるようになった背景とかがあったら、
聞いてみたいなって思いました。
落台だよね、まだ言ったことがちょっと分からない。
現場を大事にしたいなっていうのは間違いじゃないなと思っていて、
ずっと現場にいたからっていうのももちろんあると思うんですけど、
この話する前に、
大前提、PenXいいなって思ったところが一つあって、
これ先にお話ししておきたいんですけど、
何が問題なのかっていう、
きちんとことに向き合って、
そのことを解消するために、
本質的に何をしたらいいのかっていうところを、
具体と抽象を行き来しながら、
問題として作り出して、
そこを点で攻めていくみたいなところが、
PenXのいいところだなと思っていて、
結構それが好きだったし、
憧れもあって、
共感をして入ってきたっていうところが、
大前提にあるんですけど、
一方で、どんなにいいプロダクトとか、
どんなにいい知見があっても、
最終的にそれを実行する現場っていうのがあって、
その人たちが普段何を考えているのかとか、
どんな我々には見えない制約の中で動いているのか、
っていうところを知らないと、
正しくプロダクトも使ってもらえないし、
使い続けてもらえないっていうところがあるなと思っているので、
もちろん現場に寄り添えすぎて、
ことを見失ってはいけないものの、
やっぱりそこに寄り添える人がいるっていうのは、
結構PenXとしても大事だなっていうところを思っていて、
少なくとも自分はそこにピン止めしていられる人でありたいな、
というところは特に最近思っているところなので、
中回りというか現場現場で言っている気がします。
確かに今すごいいいこと言っていただいたと思っていて、
我々ってお客さんが、お客さんでは小売業の方が、
言われたことをやるのではなくて、
その小売業の課題が何であるかをちゃんと見極めた上で、
それを解きにいくっていう姿勢は結構重視しているなっていうふうに思っているので、
Aを作ってくださいって言われてAを作るのではなくて、
Bという課題があるんじゃないかっていう、
その課題を見つけにいくっていうことを実際にお店に行くこともあれば、
データを分析することもあるし、
いろんなアプローチをすることによって、
その背景にある何が解決されたいのか、
みたいなところは結構重視して働いているので、
その結果として、実際の出荷のオペレーションだったりは、
実際場を見ないとわからないこと、
情報としては欠落していることが多いので、
そこをやるために必然的に、
実際のスーパーのバックヤードに行ったりする、
みたいなことはやってるなっていうふうに思えたので、
現場に行くことが目的ではなくて、
解決するための手段として、
そういう姿勢が必要だっていうふうに、
今お話を聞いていても確かになって思いました。
ちなみに、今ネットスーパー以外の事業で、
具体的に言うとAI発注っていう、
我々の新しいプロダクトの導入のところも、
のじさんに入っていただいているんですけれども、
実際複数のプロダクトに関わっていて、
扱うプロダクトが増えるだけでも大変だなって思うんですけど、
そこのキャッチアップするために意識していることだったりとか、
AI発注導入の挑戦
苦労話みたいなのがあったら、ぜひ紹介してもらえますか。
そうですね。
8月の途中ぐらいから、
AI発注の主に1店舗目の導入と、
その前提に展開していくためには、
どうあるべきか、どうすべきか、
みたいなところをメインに扱うVisDevとして今関わっています。
今行っていることとしては、
意識的にAI発注に関わる時間を優先して、
意識的に増やすということを今やっていて、
その背景としては、
ある程度新規事業が形になってきたタイミング、
途中から参加したというところがあるので、
私のプロダクトの背景にある、
どういう行為の発注業務があるのかとか、
どういう議論を得て今の状態があるのかというところのキャッチアップ。
ここが結構大変で、
ここが大阪になると的外れにもなりそうだし、
ことをかき乱すな、みたいなことがちょっと思っていて、
難しさを感じていました。
ビズレブとしてどうあるべきかというところを考えながら、
アクションを起こしていたんですけど、
結局現場に足を運び、問題を持って帰ってきて、
エンジニア、プロダクトマネージャーと議論をしながら、
改造したものをまた持っていくというアクションをしていく中で、
結局自分が大事にしている現場とのコミュニケーションというのが、
ビズレブとしての価値になるんだなというところを感じていて、
かっこよくスマートに立ち振る舞おうと思った結果、
うまくいかないが、結局自分の強みとかを大事にしている現場との繋ぎというところに
ポジションを取ると価値が出せるのかなというところを改めて感じ始めていて、
そこは今の感覚を信じて、
ネットスーパーと実店舗の違い
この次の数ヶ月やっていきたいなというふうに思い始めたという感じがしています。
これ今実際、ネットスーパーの事業と、実店舗の小売の発注という2つの業務、
業務ないし事業を受け持っているという状態だと思うんですけど、
そこはお客さんはスーパーさんということは変わらないんですけれども、
支援している仕事の内容とかは全然違うとは思っていて、
頭の切り替えとか、その辺って我々って複数プロダクト、
まだたくさん数やってるわけじゃないし、
みんなが複数のプロダクトにまだ関わっているという状況ではない中で、
先鋒体として突撃していってるおじさんの現状の、
意図して苦労話をしてほしいというわけじゃないんですけど、
この辺を意識してマルチプロダクトに取り組んでるぞみたいなのがあったら、
単純な好奇心なんですけど、何かありますか。
そこでいくと多分大きな違いは、ネットスーパーだと、
小売の現場に行って関わる方って、ネットスーパー事業部の担当者の方と、
店舗で商品のピッキング、パッキングをしてくれるパートスタッフの皆さん。
ほと、店長さんにご挨拶する。
ここぐらいで関わる方って集約されるかなと思うんですけど、
発注業務の導入で店舗に行くと、
初回に研修したときに圧倒されたんですけど、
生活雑貨、グロッサリー、洋煮一杯、和煮一杯、
生肉の担当者、あとはグロッサリーでも飲料とお酒をメインにしてる方とか、
いろんな方がゾロゾロって入ってきて、いつまでの研修、
2、3人がお相手っていうことなんですけど、
十数に集まって、圧倒されたなっていうところがあって、
AI発注の違い、難しさでいくと、
影響の範囲がやっぱり大きいので、
プロダクトの安定性とか継続性とか、そういったところももちろん大事だし、
今までお店の中の数パーセントの売り上げのネットスーパーではなくて、
店舗の売り上げ全体にインパクトを与えていくような、
プロダクトに変わっているので、
関わる人、カテゴリーの広さ、
あとは扱う金額の大きさの違いっていうのは、
これをどう意識してどうアクションに結びつけていくのかってところは、
これから短冊かなと思うんですけども、
大前提そこの意識が持つ必要があるなっていうのが今感じているところです。
なるほど。確かにネットスーパーってお店の売り上げの5パーとか、
5パーセントとかそれぐらいの事業規模で関わっている人数も、
お店全体からすると一部の人がやっているっていう形になるけど、
高齢用のスーパーの店舗の発注っていう話になると、
基本的にはもう運営そのものに近い領域だし、
売り上げとしても95パー、100パーセントですかね。
発注ってネットスーパーにも関わってくるので、
そこの非常に重要なネットスーパーが重要じゃないって話ではないんですけれども、
より我々が影響を及ぼせる小売りの活動の広い領域にアプローチしているっていうのは、
規模感が全然変わってくる話だと思うので、
なおかつ新しいプロダクトを入れるっていうのは、
ボトルネックと改善の経験
確かにすごい緊張感のある仕事だなっていうふうに改めて思いました。
橋原さんがおっしゃった緊張感っていうのは違うものがありますね。
そうですよね。
ネットスーパーだとやっぱり、
なんだかんだ10Xもネットスーパーという領域に何年も関わっていて、
知見も溜まってきてるし、各担当者の経験値もあって、
助言アドバイスといってはあれなんですけど、
価値を提供しやすいというか、蓄積したものがあるのでアクションしやすいなと思う反面、
まだ発注に関しては我々も学びながら作って落とし込んでいくっていう流れなので、
そこの緊張感っていうのは確かにそうです。
しかも新しいことをやっているので、
ネットスーパーであれば過去にある程度知見があるので、
分からないことがあれば社内の誰かに相談すれば、
ここでこういうことをやってたよみたいな事例に当たるけど、
今回は1社目の導入から入っていってるので、
社内にそのプロダクトを使った知見があるかというと、
それはない状態で、自ら切り拓いていかなきゃいけないというところがあるので、
そこはチャレンジングだし、仕事としてすごく面白そうだなというふうには思うけど、
一方でこれを使っている広い領域というか、
機関となる業務を担うことになる、
そこのシステムを我々が担うことになるので、
そこの緊張感みたいなのは高そうだなと思います。
ちなみにちょっと話変わるんですけど、
野次さんと一緒にネットスーパーの現場の改善を考えるときに、
何かボトルネックを見つけて、そのボトルネック改善すると、
これ改善したら次のボトルネックこうなるよねみたいな議論をすることを、
野次さんとやってるとよくあるなというふうに思うんですけど、
そこの経験のレベルが圧倒的に社内では高いなというふうには思って、
ザゴールの世界みたいな感じだと思うんですけど、
ここがボトルネックになったら次ここにボトルネックがいくぞみたいな思考って、
もともとそういうのが素養としてあったのか、
鍛えられているうちに身につけてきたことなのか、
どうやってその能力をつけてきたんですかっていう質問なんですけど、
意識していることとかもしあったら教えてほしいなと。
全職の最後5年間の物流センターやりつつ、
中間加工センターの件とかセンター等を配合で、
キャパシティを1.7倍から2倍にしなくちゃいけないみたいなことに取り組む中で、
こういうボトルネックの解消みたいなことに向き合ってきたのが土台にあって、
それが10Xに来てからのネットスーパーの分析で、
向き合っていく中である程度体系化されてきたみたいなのがあるかなと思ってます。
今話していて思ったのは、
全職時代に改善とか取り組み方が体系化されていたかというと、
多分そうではなくて、
事業者の中の人としてとにかく手足ぶん回していましたと。
それが10Xに来て、事業者ではなくて、
事業を行っている小売の方々に対して、
中に入ってやってるつもりなんですけど、
少し外から実際に動いてもらうというためには伝え方も必要なので、
少しずつ体系化して語れるようになってきたというのがあるかなと。
ちなみに今ビジネスとしては、
もちろんネットスーパーのオペレーションの改善とか、
AI発注の現場へのシステムの導入、
あと活用みたいなところもあるんですけど、
ネットスーパーでいくと、
反則とか売上げを上げていくための活動にも
アプローチをしなきゃいけないというふうに思うんですけど、
そこって過去の野次さんの経験からすると、
多少は営業活動とかされてたみたいな話をさっき聞いたのであると思うんですけど、
その辺のキャッチアップっていうのは、
入ってからどういう形で進めていったのかっていうのはどんな感じなんですか。
そうですね、前職で反則集客とか諸々やっていたので、
ベースの考え方っていうのはあったかなと思うんですけど、
そこで言うと、今、反則集客の部分でキャッチアップして、
リードできてますかっていうと、
自分はキャッチアップしきれているとは思っていなくて、
そこに関しては社内の誰かを頼るっていうふうにしている気がします。
もちろん知見が溜まってきてるんですけど、
やっぱりそれを専門として得意としている仲間が部内にも社内にもいるので、
聞くっていうところに徹するのがいいのかなっていう気は今でもしてます。
なるほど、例えばオンライン広告やりますとか、
ポスティングやりますっていう時にはそこのノウハウは、
そこのケーパビリティの強いメンバーにサポート入ってもらって、
一緒にパートナーを説得したりしてるってことですよね。
逆に他のメンバーからすると、
野次さんのオペレーションのノウハウっていうのは非常に会社の中でも貴重なので、
野次さんが関わってないパートナーって過去もうほぼいない説ありますよね。
そうですね、いない説ありますね。
ほぼ全てのパートナーの。
そうですよね。
何かしら新しい小売業さんにシステムを導入していく前の段階においても、
実際バックヤード見に行って、
ここだったらどれぐらいの出荷能力出せますってやるとか、
証券の分析をしてこれぐらいの配送効率でこれぐらいの出荷能力ありますみたいな、
供給側の課題をより高いレベルで解かなきゃいけない時に、
野次さんは必ず呼ばれるみたいなところがあるので、
一番広く案件に関わっているのは野次さんかもしれないっていうのはありそうですよね。
そうですね、供給側っていうところに限ると広く全てにちょっとずつ関わっているっていうのはありますね、間違いない。
まあまあ引っ張りだこですよね。
遠くに連れて行っても楽しみだから。
現場の重要性
確かに、遠いけどご当地の美味しいものを食べて最後帰るみたいなのは、
VisDevの楽しみの一つっていう感じはありますよね。
そうですね。
結構そこの帰りの飛行機の時間が気にしますよね。
確かに。
それでいくと、野次さん首都圏にお住まいで、首都圏に住んでいるとどこも行きやすくていいですよね。
そうですね。
そうですね。
もと入社したとき大阪にいたんですけど、2年目からは神奈川に引っ越してきて、
出張意識してオフィスへの通いやすさではなくて羽田と新横浜へのアクセスの良さ。
なるほど。
エリアを選んだので。
なるほどね。
なのでオフィスに行くのはめちゃくちゃ大変です。
なるほどなるほど。
まあそうですよね。
いや確かに。
僕は今兵庫県に住んでるんで、そんなに不便じゃないんですよね。
いろんなとこ、いろんな、大概の地方には飛行機で、
伊丹空港だったり神戸空港だったりから飛んでるのでそんなに苦労はないんですけど、
東京から地方へのアクセスのしやすさは当たり前ですけどダントツなので、
首都圏にいるとどこの地方小売でも比較的アクセスできるので、
それはなんか羨ましいなっていうふうには思いますね。
っていうなんかどうでもいい話してしまったけど。
そうですね。
あとそうですね。
もう一つぐらいなんか話せればいいかなと思っていて、
なんか今後なんかドジさんとしては、
今もちろん新しいプロダクトにも関わっていただいているので、
結構チャレンジングなことをしていただいているなっていうふうには思ってるんですけど、
なんかどういうことをTenXで成し遂げたいとかやりたいみたいな、
ウィルの部分ですよね。
最後にちょっと教えてもらいたいなと思ったんですが。
また現場の話しちゃいますけど、
現場に入りながらパートナーのネットスーパー、
何かAI発注の取り組みに対してコミットをしていくと、
やっぱり解像度が上がってきて、
こんなものがあったらいいよなとか、
こういう機能は必須だよなみたいなところが、
これまでのポイントポイントで出てきていて、
やっぱり面白かったのが、
一つは作業の生産性を計測する機能っていうのが、
当時はまだなくて、
それを実装するためにエンジニアと一緒にデータ解析しながら、
最小限の開発で生産性を出せるためにはみたいなのをやって、
今は標準の機能として使われていますというのが、
今振り返っても大変だったけど楽しかったなと思っているし、
やっぱりいろんなパートナーのネットスーパーの事業を展開していくと、
ビッグパックのオペレーション方式っていろんなものがあって、
ステイラーが対応しているものと対応していないものがあるが、
この新しい方式にも対応すべきだよね、みたいなタイミングは出てきていて、
そこでも中に入り込んでいって、開発の要件定義からやって、
実際今も振り返ってみると、
やっぱりそこが一番楽しいんだなというところは感じています。
なので、今後というところに目を移すと、
コミュニティとしてがっつり入っていけば、
そういう種を見つける機会には出くわすと思うので、
そこをしっかり社内にフィードバックしながら、
新しいプロダクトなのか、新しいプロダクトの一機能なのかというところの種を撒けると、
振り返った時に充実していたなと思えるんだろうなというところの確信はあるので、
引き続きことと現場に向き合って没頭していきたいなというのは思っていることですね。
いいですね。
実際現場に行って解決されるべきことを見つけて、
それをソフトウェアというかプロダクトで解決して、
より多くの交流予算にとって、
ネットスーパーはないし、発注という業務も、もちろんそれ以外にも多分これから広がっていくと思いますけど、
そこの我々としてもお役に立てる領域が増やしていく。
そのためには結局解決されるべき課題が何なのかというところを見つけないことにはスタートしない話だと思うので、
そこを我々BizDevとしてはしっかり取り込んでいくことが重要だという話だと理解しました。
新しいプロダクトの展望
ありがとうございます。
ちょうど30分ぐらいでいい感じになってきたので、この辺で締めたいと思います。
ビジネスホームの野次さんをご招待して、
我々TENXのビジネスホームっていろんなそのケイパビリティを持ったメンバーが働いていただいていて、
そこの得意な領域をお互い共有しながらお客様の課題を取り入れているということをやっていて、
前回データ分析の出雲さんにもお話いただいたんですけど、
データ分析だったり野次さんみたいなよりオペレーションの部分もよりがっつり改善していくBizDevのメンバーが揃っているので、
そこをご紹介できればなという形でお呼びさせていただきました。
ちょっといい時間になったのでこれで締めたいと思います。
TENX FMではリスナーさんからの便りを募集しています。
エピソードの感想やTENXメンバーの聞いてみたい質問などどんなことでも構いません。
番組概要欄にある便りフォームから投稿をお待ちしています。
今回はビジネスホームの橋原と野次さんでお送りしました。
それではまた次回。
31:36
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