皆さん、こんにちは。株式会社10X執行役員の江波です。
この10Xfmは、10Xを作るというクレドと小売業の未来を開くをミッションに、小売チェーン向けECプラットフォームStaylerを中心としたプロダクトを開発している株式会社10Xのメンバーが、
キャリアや日々の出来事、学び、事業やプロダクトに対する思いなどを包み隠さず、リアルにお届けしていくポッドキャスト番組です。
今回は、前回に引き続き、橋原・江波の個室の第2弾として、10X執行役員の2人が10XStaylerの魅力などについて、ザック・バラにお話ししたいと思います。
はい、橋原さん。第2回が無事開催されることとなりました。
そうですね。反響があったということで、無事第2回が…
ありましたね。
許されてよかったです。
一応、ちゃんと聞いてくださっているリスナーの方が少しはいるということがわかったので。
はい、今日もお届けしていければなというふうに思います。
お願いします。
じゃあ今日はですね、まず最初に少しアイスブレイク的に、普段買い物しているスーパーはどこですかっていうお話からできればなと思うんですけど。
橋原さん、普段お買い物はどんな感じなんですか?
僕は近くのスーパーがいくつかあるんですけど、一番よく行っているのは我々のお客さんでもあるライフさんが近くにあるので、
そこが一番メインで使っているのと、あと少し小さめのお店なんですけど、
パルヤマトさん、僕今兵庫県に住んでるんですけど、多分リスナーの大半の人は知らないと思うんですけど、
兵庫県のローカルのスーパーがあって、そこはお店自体は大きくないんですけど、
小さいがゆえに便利だったりするものがあるので、ちょっとした足りないものとかを買いに行くときはパルヤマトさんっていうスーパーに行くし、
メインでがっつり買うときは結構ライフさんに行くことが多いかなと思いますね。
ちなみにえなみさんはパルヤマト、絶対知らないと思いますね。
関西ですね。
関西ですね。
そうですね、自分はまず家の近くに文化堂っていう、さっき調べたら主に東京、品川区大田区とか、
あと月島とか豊洲の方にも何店舗かあるんで、あとは横浜方面にいくつかお店あるみたいなんですけど、
文化堂っていう地場のスーパーに行くことが多いですね、近いので。
あと少し自転車走らせると大関さんとか、あとはライフさんもあるので、
こっち方面に用事があるときとかはついでに大関とかライフで買い物して帰ってくるっていう感じですね。
ちなみに橋田さんは普段ネットスーパーは?
ネットスーパーは時々使う形で、どちらかっていうと割とユースケースとしては、
牛乳とかお酒とか重たくて持って帰ってくるのめんどくさいなっていうときに、
ネットスーパーを使うの基本はライフネットスーパーなんですけど、
アプリ使いやすいなと思いながら使ってるっていう感じですね。
私も普段はライフネットスーパーを使ってますね。
うちは買い物の半分、6割くらいがネットスーパー。
ネットスーパーで買えなかったものとか、そのネットスーパーの注文と注文の狭間のときは、
普通のリアルのスーパーに行って買い物してるっていう、そんな使い分けをしてます。
なるほど。
結構でも都心だとネットスーパーって選択肢たくさんあるような気はするんですけど、
ひなみさんがライフネットスーパーを選んでる、
インサイダーが喋ってどうすんだって話はあるんですけど、
怖いライフネットスーパーなんですか、ちなみに。
最初試しに使ってみたのがライフネットスーパーだったっていうのもあるんですけど、
一応研究的に他のネットスーパーも使ってみはしたんですけど、
単純に慣れてるっていうのを含めて使いやすいので、
継続的に使うとなると使いやすいものになるかなっていう感じですかね。
あとライフさんの場合、結構PBが充実していて、
割とそこでしか買えない商品って結構気に入ってるものっていくつかあったりするので、
そういう使いやすさの観点と品揃いというか商品の観点と両方で
ライフネットスーパーを普段使いしてるっていう感じですね。
本当はおすすめの商品みたいな話とかもできればと思うんですけど、
一転買いじゃなくて、数十点をバスケットメイクして購入するというのも、
結構特徴的な行動というか体験ですよね。
そうですね。
大体30商品弱ぐらいを一度のご注文で買っていただくという形なので、
それが1.250円から300円ぐらいの単価だったり、
1品あたりの単価だったりするので、
7,000円から8,000円ぐらいの1回のお買い上げになると。
お店の単価って多分2,500円とか3,000円というところが平均だと思うので、
それに比べるとネットスーパーは結構一度にまとめてお買い物していただくというのが
特徴だと思っていて、
普通のECとかだと多分1商品、2商品みたいな形だと思うんですけど、
ネットスーパーは一度に結構たくさんの商品を注文されている傾向がありますし、
それをお店側はピックパックしてお届けしなきゃいけないので、
オペレーションとしては大変というか、
たくさんの商品はお店の中から選んでお届けする必要があるので、
そこの生産性を上げるという意味でもやることがたくさんあるような事業になっているという感じです。
店舗でのリアルなお買い物と比較したときの差分みたいなところでいくと、
お買い物に行くと当然、自分で店舗を歩き回って商品をカゴに入れていって、
レジに並んでお会計をして袋詰めをするみたいな形になりますけど、
ネットスーパーだと店舗内を歩き回って商品を集めるとか、レジ並ぶとか、
袋詰めするみたいなところはお客様ではなく店舗の方がやっていただけるということで、
ユーザーからすると利便性が高いとか楽な部分があったりとか、
あとは単純に持って帰らなくて良いので、
自転車に詰める量とか両手に抱えられる重さみたいなことを意識せずに買い物できるみたいなところが、
普通の買い物と比べたときの違いみたいなところであったりしますかね。
そうですね。なのでユーザーからすると、これまでお店に行って自分がやっていたタスクを
お店の側がやってくれる、要はピックパックして持ってきてくれるという形なので、
基本的には非常に便利なサービスであるという形ではなっています。
一方でお店の視点からいくと今までお客さんがやってくれていたピッキングだったりパッキング、
そうですね。ピックパックみたいな作業。
あと持ち帰るというところをお店側がコストとして負担しなきゃいけないというところがあるので、
多分この後も色々今日お話しする中で出てくると思うんですけど、
お店側がどうやってコストを負担しながら、ちゃんと収益性のあるサービスにしていくのかみたいなところが、
普通の意思に比べても難しさの一つになっているかなというふうには思いますね。
今のネットスーパーとはという質問はまさに次の質問につなげるための質問だったんですけども、
完全に次の質問につながる流れができたような気がしたので、
ちょっと次の質問に移っていきたいんですけども、
次2つ質問があって、Staylerとかこのネットスーパー事業のここが好き、ここが面白いというもの、
それからStaylerネットスーパー事業のここが難しいという2つの質問を用意したんですけども、
おそらく好き、面白いと難しいってだいぶ表裏一体だと思うので、
分けて聞くというよりはまとめて、
どういうところが好きだったり面白かったり、難しいと感じるかというところをちょっと深掘りしていければなと思うんですけども、
橋原さんいかがですか。
そうですね。ここまでちょっとお話した通りで、
節々にちょっと難しさの一端お話ししてきたと思うんですけれども、
ネットスーパーって歴史からすると多分2000年のほんと前半からあるので、
結構事業としては最近出てきたものでは全くなくて、
昔から試行錯誤がされてきた業界だとは思っています。
特にこのネットスーパー事業だからこそ難しい部分、
みたいなのってどのあたりにあるんですかね。
単的に黒字化するところのいろんなレバーがたくさんあるんですけれども、
これが例えば一つの事業を黒字化するだけであれば、
何らかそこの個別の最適解を解いて実現することではできるかもしれないんですけれども、
結構やっぱり今我々がご支援しているのって店舗型のネットスーパーですけれども、
お店によってもやっぱり結構事情が異なるという、
周辺の証券人口が違うというのがありますし、
お店の物理的な構造自体も違うので、
例えばピッキングとパッキングの動線を考えたときに、
最適解ってお店ごとに異なるというのがあるので、
それをプロダクトとして抽象化して、
要は汎用的に解いていこうと思ったときには、
やっぱり一段難しさはあるなと思っているので、
例えば1店舗だけ整理させるだけであれば、
そこにすごく深く入っていって、
やればできるかもしれないと思うんですけど、
それをより多くの小売業さん、
多くのお店で実現しようとしたときに、
より汎用的な考慮を解かなきゃいけないというのが、
ネットスーパーの問題を解く上での難しさになっているかなというのは、
思っていますと。
この話をすると、
センター型のネットスーパーをやったらいいじゃんって話はあるんですけど、
センター型はセンター型で、
難しさは別の側面であるので、
今我々としては店舗型を取り組んでいて、
そこの店舗型の個々の店の事情をうまく吸収しながら、
ちゃんと収益性のあるビジネスにしていくというところが、
チャレンジかなというふうには思っています。
普段橋原さんと、
ステーラーネットスーパー事業のここが好きだよねみたいな話、
自分と向かってすることは当然ないですけども、
この話はポッドキャスト抜きにしても、
ずっと喋ってられそうなトピックですね。
いろいろそうだよなと思いました。
逆にえなびさんの今の問いのアンサーを、
ぜひ聞かせていただきたいなと思ったんですけど、
好きなところとか難しいところとか、
その辺をぜひお聞かせください。
自分は大きく分けると2つあるかなと思っていて、
1つは前回、なぜ10Xに入社したのかのところでも
少しお話ししたんですけど、
やっぱりこのステーラーネットスーパーの事業というものが、
人々の生活を間違いなく便利にするとか、
良くするものだというふうに、
仕事しながら肌で感じられるというのが、
1つものすごく好きなところです。
その便利さって、ものすごく破壊的なものとか、
ものすごく革新的なものって感じではないと思うんですけど、
確実にじわりじわりと生活が便利になるとか、
それによって少し日々の時間にゆとりが埋めるとか、
そういうめちゃくちゃ派手ではないが、
確実に良くなっているみたいなところを感じられるっていうのが、
自分の好みとかスタイルにもマッチしていて、
それを実感しながら仕事できるっていうのが、
ものすごくこの事業の良いところだなっていうのが、
好きなところ、面白いところかなと思うところですね。
もう1つは、ちょっとこれ答えになりきってないかもしれないんですけど、
すごく難しいところが好きだし面白いなって思うところ。
自分は職種としてはプロダクトマネージャーなので、
プロダクト作りっていう観点で考えると、
銀の弾丸みたいなものってほぼ存在しないと思うんですよね。
何か1つのキラーな機能を作ったら、
なんか事業が爆発的に伸びるみたいな、
そもそもそういう事業ではないので、
着実に積み上げていかないといけないし、
良い機能を使ったらそれがそのまま使われるとか、
そのまま成果につながるっていうものでは全くなくて、
解いていく課題の順番だったりとか、
その課題を解くタイミングみたいなものっていうのが、
ものすごく複雑に絡み合って考えていかなきゃいけない。
これはプロダクト単体で考えられるものではなく、
当然ビジネス側と強く足並みを揃えないといけないし、
ビジネス側の先には当然パートナー様がいらっしゃるので、
そこも見据えて何をどのタイミングでどの順序で解くかとか、
かなりやらないことっていうのを
強く意識して決めていかなきゃいけないみたいなところっていうのが、
言ったらトレードオフがすごく大きかったりするので、
ものすごく頭を使ったりとか、
ものすごく大きい葛藤と戦わなきゃいけないという場面が多いんですよね。
やっぱりそういう難しさ、
ただ着実に前に進めていくみたいなところっていうのがやっぱりやりがいもあるし、
これまで経験してきたプロダクトと比べても、
なかなかなかった難しさだったりするので、
これっていうのをきちんとマネージしていくっていうのは、
ものすごくやりがいもあるし、面白く感じるなっていうところですかね。
一つ目の、実際使ってくれた人たちの生活の利便性なり、
体験を良くしているっていう実感が一つ魅力的だっていう話を多分されたと思うんですけど、
具体的にどういう時に今の仕事が世の中に対して貢献しているなみたいに感じる瞬間があるのかっていうのを具体的にもしあったら聞いてもいいですか。
3つくらいありますかね。
一つはシンプルに、自分結構ネットスーパーのヘビーなユーザーなので、
オンラインに注文しておけば、
実際店舗に行って書き集めて持って帰ってきてっていうことをしなきゃいけないのっていうのが、
何もせずに完結するっていう。
ネットスーパーの商品が届くたびに、
多分1時間とかそのくらいの時間を節約できているので、
これってものすごく大きいなって、
単純に自分が都度実感できているみたいなところが一つ。
もう一つは、
自分何回か実際の配達について行かせていただいたことがあって、
それは業務を理解するためとかなんですけど、
やっぱりそこで普段は見れない、
実際お客様に荷物を渡してそこで会話が生まれてみたいな、
そういうので自分とか身近な人以外にも、
やっぱりこのサービスで利便性を受けている人とか、
そこでの顔が見えたみたいな、
そこでもすごくこの事業の意義みたいなものを実感しましたし、
あとはアプリのレビューに書かれる内容とか、
もしくは問い合わせとか、
問い合わせに結構喜びの声みたいに届けてくれるお客さんもいらっしゃるんですけども、
やっぱりそこで書かれてくるポジティブな内容、
外に出れない時に届けられて、
それがすごく助かったとか、
本当に便利だったみたいな声って、
結構少なくない数届いていると思うんですけど、
やっぱりそういうのを見ると、
自分の体験とも合わさって、
確実にこの便利さみたいなものをお届けできているなとか、
そういうふうに実感できるという感じですね。
もう一つ質問したいんですけど、
さっき二つ目に話してもらった、
着実に積み上げていかなきゃいけないプロダクトだったり、
事業だったりするという話があったと思うんですけど、
結構自分も仕事をしていて、
Staylerネットスーパーというプロダクトそのものが、
結構一つの事業を支えるものではあるので、
巨大な一プロダクトになっているなというふうには思っていて、
そこのプロダクトマネジメントする上での意思決定も、
結構考慮しなきゃいけない要素だったり、
コンフリクトしていることがたくさんあると思うんですけど、
そういう意思決定をする上で、
心がけていることとか、スタンスとかそういうものって、
えなびさんの中にどういうものがあるのかというのを、
ぜひ聞いてみたいなって思いました。
話し始めると、
居酒屋で飲み交わしながら話さなきゃいけないくらい
たくさんあると思うんですけど、
自分が特にこれまでやってきた、
このプロダクトマネジメントと比較して、
より顕著だったり、新しい要素とか感覚みたいなところでいくと、
やっぱり明確に、
事業というのはまずパートナー様のネットスーパーの事業というものがあって、
それを支えるステイラーという事業があって、
そのステイラーという事業がステイラーというプロダクト、
プラットフォームで運営されているみたいな、
そういう構造だと思うんですけども、
なので、ステイラーの事業だったりとか、
その先にあるパートナー様の事業に貢献、
その事業成長に貢献しないと、
言ったら意味がないじゃないですか。
プラットフォームとしてはものすごくエクセレントなものなんだけども、
ステイラーという事業だったり、
パートナー様の事業に全く貢献していませんだと、
本当にただの自己満足で終わってしまうので、
いかにその事業に貢献するか、
事業を成長させるかみたいなところを、
強く意識しているというのは一つあります。
とはいえ、パートナーからの要求とか、
ビジネスサイドからの要求だけを、
ただ聞いていればよいかというと、
決してそんなことはないじゃないですか。
例えばそれこそ、プロダクトの保守性というものをきちんと保ちながら、
その要求も応えていかなきゃいけないみたいになると、
当然リソースのトレードオフとか発生するので、
やれることやれないこととか、
その要求に応えられるタイミングとか時間軸というものが、
ビジネス側の要求とかに100%応えきれないみたいな場面というのは、
どうしても生まれると思うんですよ。
そういう時に、
自分の中では常に協調と研制というスタンスを大事にしているんですけども、
プロダクトの事情だけを前に押しすぎてもいけない、
それでさっき言ったように事業に貢献できないので、
とはいえ事業だけを優先しすぎると、
プロダクトとして守らなきゃいけないものって失われてしまうので、
そこっていうのをきちんと協調するっていう自分と、
研制するっていう自分を両立させて、
良い落としどころとか、
黄金の中央をきちんと探し当てるみたいな、
そういうところっていうのは結構強く意識している部分かなというふうに思います。
いや、さすがだなって思って聞いてたんですけど、
結構僕はあれやりたい、これやりたいをたくさん言う分類の方なんで、
いやどうなんかな、
協調と研制のバランスが僕はどっちかというと欠けてる方かもなって思いながら聞いてたので、
そこのバランスを個人の中でも整理させるのはリスペクトできるなって思いながら聞いてましたっていう感想でしたけど。
多分橋原さんとかビジネス本部からの要求に対して、
ストレートにイエスと言えない場面っていうのがやっぱりどうしてもある。
多分それは橋原さんも強く実感されてると思うんですけども、
当然橋原さんのことは嫌いだから答えないとか、
プロダクトでやりたいことを優先したいから答えないって話じゃなく、
やっぱりそこっていうのをうまくバランスしないと後々困ることになるので、
そこっていうのは意識してたりしますかね。
あとは心がけてるのは、やっぱり答えられなかったりしたとしても、
説明を尽くすとか説明責任を果たすっていうことも自分は結構意識的にやっているような気がしていて、
やらないにしても、とにかくやらないんだよみたいなことはないはず。
きちんと背景の部分だったり理由だったり、
もしくは代案として何ができるか提示するとか、
そういう説明責任っていうものをきちんと果たすっていうことを結構強く意識してます。
実際僕があれやりたい、これやりたいっていうのを、
えなみさんだってプロダクトの皆さんにお願いをしていて、
実際それがまだリソースの問題だったり優先順位の問題だったりがあって、
実現されてないことっていうのはあるんですけれども、
普段会話していて自分の中でどうそれを消化しているのかっていうところを話したいなと思ったんですけど、
結構このネットスーパーの事業を作るということ自体が短期では難しい。
短期でさっきえなみさんがおっしゃっていた銀の弾丸はないみたいな話があって、
結構積み上げていかなきゃいけないっていうことは割と所要だなっていうふうには思っているので、
もしこれ自分が例えば10Xに入社して2,3年で成果を出して出ていくみたいな話だったら、
自分のタイムラインに合わないんだけどみたいな話があると思うんですけれど、
ある程度中長期でこのGを作っていかなきゃいけないっていうふうな引いた目で見ている自分もいるので、
長期で考えたときにこの目の前の要求の出し引きみたいなのは、
そんなに重要じゃないって言われたんですけど、クリティカルではないなっていうふうに思えているので、
今はこっちの選択肢を取らなきゃいけないねっていうのが、
別に目の前の短期的な成果だけではなくて長期的に考えたときに、
その選択肢は全然合理的だよねみたいな話が普段会話していてできているので、
そこは納得感のある状態で、ビジネスの人間もプロダクトの人間も一緒に仕事できているかなっていうふうには自分としても思ってますという感じですね。
いい話が聞けました。でも確かに前回も少し10年理論の話を出しましたけど、
自分も長くやるって決めてるっていうのもあって、
そこの大きい意味での時間軸の目線が合ってるみたいなところは、話がかみ合うとか目線が合いやすいみたいなところは1個あるかもしれないですね。
そうですね。えなみさんもそうだし、石川さんと話してても、
確かに長期で考えたらそっちの方がいいなって思えることは結構これまでもたくさんあったので、
そこの目線が合ってるっていうのは前提として重要だなって思いますね。
おそらく第3回がもしあれば、ちょっと10年理論の話深掘りたいなと思うんで。
はい。じゃあこの話は一旦この辺りにして。
じゃあ、今ネットスーパーとかのSTAIRっていう事業の話を聞いてきましたけど、
10Xのここが好きっていう、少し組織とか人に目線を向けた話も聞ければなと思うんですけども、
柱田さんから見て10Xのここが好き、気に入ってるみたいなところってあったりされますか?
ちょっと事業の話と繋がってしまうかもしれないんですけど、
まず我々が今提供しているSTAIRネットスーパーって、
売上の上げ方が売上連動費をもらう形になっていて、
要は成果報酬でやってますよと。
なのでパートナーの高利用さんの側の売上が上がって、
そこの一定のレートで我々の売上が発生するって形なので、
基本的にはパートナーのその事業が成功しないと、
我々の売上が上がらないっていう構造になってますよと。
なので基本的にその事業に対して、
10X社内のその組織自体が、
要は高利用さんの事業の成功ないし、
一般消費者の方の利便性の向上に、
ちゃんとベクトルが向いている状態が作れていると思っていて、
それがあるがゆえに、
例えばですけど、ビジネス本部からすると、
売上が上がらない機能開発とかって、
本来はなかなか経済的には説明しづらいことがあったりするんですけど、
結局パートナーさんのその事業が上手くいって黒字化されて、
継続的に売上が伸びているっていう構造を作らないと、
自分たちの会社の売上も上がらないっていう、
アラインしている状況が作れているので、
例えばパートナーさんのコストサイドの改善をするような、
機能開発であったとしても、
ちゃんと社内がアラインしている状態で取り組めるっていうのが、
何よりもヘルシーにいろんな意思決定をできる状況になっていると思うので、
そこがまず事業と組織の関係性という中で、
気に入っているというか、良いコンディションだなというふうには思っています。
より組織の話でいくと、
比較的長期目線で考えて一緒に仕事しているメンバーが多いかなというふうには、
ビジネス本部でもそうですし、プロダクトもそうだと思うんですけど、
長期で達成したいことのゴールの共有が結構組織の中でできているかなというふうに思っているので、
そこは一緒に働いていて、良いなというふうには日々思っています。
他にもいっぱいありそうな気がするんですけど、
時間が長くなりそうなので、一回えなびさんにバトンを返したいなと思います。
えなびさんの組織の気に入っているポイントをぜひお願いします。
これ突き詰めると、創業者の人格みたいなところにたどり着く気もするんですけど、
すごく組織として堅実だし誠実だなというふうに思えるところが一つあります。
社内の制度だったりとか、発信される内容だったりとかもそうですけども、
結構至る所で堅実さとか誠実さみたいなものが垣間見える、それを実感できるっていうのが個人的にはすごく心地よいし、
自分のスタイルにも合っていてすごく好きだなって思えたりするところ。
その堅実さを表す一つのエピソードとして、簡素なオフィスっていうのがあると思うんですけども、
派手とは程遠いすごくシンプルなオフィスじゃないですか。
自分は結構そういうシンプルなオフィスが好き。
あまり派手な装飾とかそういうのはあまり必要としないタイプの人間なので、
今のオフィスの感じ、堅実みたいなところもすごく気に入っているところですね。
あとは人という意味で言うと、
シンプルに一緒に働いているメンバーっていうのがすごく良いメンバーが集まっているなというふうに思えていて、
もちろん堅実で誠実みたいなところもそうですし、きちんとことに向かうとか、
やっぱり対話できる人が集まっているので、議論することとか、
それこそさっきのようにビジネス本部下の要求に対して答えきれないみたいな、
そういう構造としては対立構造が起きたとしても、
それが苦にならないというか、きちんとコミュニケーションをして、
共に前に進んでいくことができるメンバーが集まっているなというのは、
ものすごくテイクスの良いところだなというふうに自分は感じていますね。
誠実さみたいな、社内の情報共有の透明性みたいなのは、
あんまり言うとあれですけど、僕が今まで働いてきた中では圧倒的ナンバーワンだなというふうには思っていて、
この情報が、それこそ入社した頃に思ったこととして、
財務的なその会社の情報もちゃんとオープンに公表されていて、
それこそキャッシーフローがどうであるかみたいなところの健全性だったりというところも、
結構フェアに社員の方にも発信されているのが、僕が入社したときに思ったことで、
そこの誠実さみたいなのは入る前から思っていましたし、
入ってからも結構そこがいいなというのは、今話を聞いて思いましたというところと、
すごい真面目で固いやつばっかりいるんじゃないかって、
今この視聴者の誤解を解かなきゃいけないなというふうには思ってはいて、
ちょっとエピソード1個追加させてもらうと、僕が気に入っていることとして、
今フルリモートなので、わりとスラックでコミュニケーションすることが主として多いですけど、
その中で面白いエピソードがあると、それをちゃんとスラックが自動で吸い上げて、
みんなに広めてくれるZ草っていうスラックチャンネルがあるんですけど、
要はボケたりするとそこに笑いのマークがつくと、
それを自動的に収集してみんなにさらしてくれる機能があるんですけど、
あの辺のみんな真面目だけれども、笑いを求めてボケているところとかも結構いいなと思っていて、
僕らも草待ちなところは少しあると思うんですけど、
時々面白いことを言って、これ反響ないかなみたいなのをやっているのが、
フルリモートで結構日々のコミュニケーション自体はオンラインが中心だと思うんですけど、
その中でもくすっと笑えることは結構社内で頻繁にあって、
その辺は面白いなというかいいなと思いながら、
時々ボケようみたいなところはありますよね、実際に。