1. 百百
  2. #007 大人の趣味、止まらない..
2023-01-06 34:10

#007 大人の趣味、止まらない物欲【器用貧乏は眠らない。】

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第7回のキーワードは、「大人の趣味」「古家具への寵愛」「屏風の由来」「去年のベストバイ」


🦜あなたの耳に百の話を。人生漫談ラジオ「百百」(ヒャクヒャク)

現代アーティストの立石従寛と現代人の陳暁夏代の深夜トークをポッドキャスト化。 宋の時代に生きた無文という禅僧は、悟ったのち、「百不知百不会(ひゃくふちひゃくふえ)」という言葉を残しました。知れば知るほど、経験すればするほど「無知」であることを知る。そんな境地に至った無文の想いを届けます。台本なし。完全フリーセッションから紡がれる「百のお話」。

※自由気ままなトークですので一部事実と異なる場合があります。おおめにみてください。

🦜出演

立石従寛 IG @jukantateisi

陳暁夏代 IG @chinshonatsuyo


🦜 番組の感想は、 twitter #百百 でお願いいたします。

🦜 Apple Podcasts Spotifyで毎週金曜配信中 🦜あなたの耳に百の話を。人生漫談ラジオ「百百」(ヒャクヒャク)

現代アーティストの立石従寛と現代人の陳暁夏代の深夜トークをポッドキャスト化。 宋の時代に生きた無文という禅僧は、悟ったのち、「百不知百不会(ひゃくふちひゃくふえ)」という言葉を残しました。知れば知るほど、経験すればするほど「無知」であることを知る。そんな境地に至った無文の想いを届けます。台本なし。完全フリーセッションから紡がれる「百のお話」。

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立石従寛 IG @jukantateisi

陳暁夏代 IG @chinshonatsuyo


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00:14
【器用貧乏は眠らない。】
このラジオは、器用貧乏二人がお届けする雑談ラジオ。
器用貧乏ならではの好奇心と責任感で、膨らみすぎた知識や経験トークをお届けします。
今夜も作業が終わらない。そんなあなたへ、器用貧乏は眠らない。
はい、新年明けまして、もう4日目でございます。
改めて、明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
お願いします。お正月は短いですね、それにしても。
短いですね。4日から仕事始め?今日から?
今日から。
今日からって言わない?
はい、今日、1月4日に収録してるんですけれども。
あれですか、樹冠さんのお家はお正月行事をちゃんとやるタイプですか?おせちを作ったり年賀状書いたり。
作んないな。年賀状も書いてない。今時っちゃ今時かもしれないですね。
あれですか、大掃除とかはするんですか?
あんまりやってないな。あんまりやってない。全然できてないですね、今年特に。
なつよちゃんのところは?
私は毎年年賀状を欠かさず書いてたんですけど、今年初めてストップしましたね。
ついに。
ちょっと申し訳ないで、なんかちょっと気持ちが。
それはなんでだったの?
なんでですかね。結構今までは年賀状にそのエトの動物の絵を書いてたんですよ。
かわいい。
去年とかトラだったんで、トラすっごいいい感じに書けるから。
確かに確かに。
気合い入れて書いてたんですけど、今年は初めて書かなかったですね。
なんか周り、周りというか私も親族、いとこが30人いるんですけど、ちょっと違う話。
多い?多い?
めっちゃ多いと思う。
でその中で年賀状、ごめんなさい今年からもううちは書けませんっていうアナウンスが来てたりするぐらいなんか減ってるよね。
そうですね。でもなんかテレビで年賀状の出荷率っていうのかな、見たら大して減ってなかったんですよ。
そうなんだ。
03:00
だからやっぱその出すちょっと5年配の過程じゃないですけど、そういうとこは減ってないんじゃないかな。
でも明らかに私受け取る量減りましたね。
気分的に何割減ぐらいな感じ?
いやもうほぼほぼ減。
そうだよね。もう9割減ぐらいの気持ち。
そう届かないし、あと今までは紙の年賀状は届かなくてもメールとかチャットで挨拶来てたんですけど、それも結構なくなりました。
確かに。
私も送らなくなっちゃった。
確かに。
なんかCって言えば法人からの年賀状だけ来てるなって感じがする。
あーそうですね。
ご挨拶。
会社のね。
たぶんそこだけ、そこで出荷変わってないんじゃない?
あとなんかそのSNS、インスタグラムとかフェイスブックで出したら終わり感ないですか?
あーもうね、Nに対してってことね。
はい。
わかる。もうそれすら出してないな。
それも出してないですね。
まあ。
ねえ、いやでもまあ。
ちなみに今年の抱負を聞いておきたい。
今年の抱負。
うん。
今年の抱負は、んー、屏風を買う。
あのー、ん?屏風、屏風あるよね。屏風、屏風、あのー、つい立てというか。
そうそうそう。
屏風すか。
そうっす。トラディショナルパーテーション。
はい、まじきりですね。
はい。屏風。
屏風、いいね。すごくいい。初めて聞いた。
そうなんすよ。私結構あのフル家具集めてまして。
はいはいはい。
あのー、里長家具とか。
うんうんうん。
日本のあのー、伝統家具とか。
うんうんうん。
あとなんか中国のなんか唐の時代のなんか壺とか。
うん。空物。えーいいね。
空物とか集めてるんですけど、まだ5、6点ぐらい?
いや十分でしょ。空物5、6点は素晴らしいです。里長も結構持ってるんですか?
里長は、里長は2、2、3点ですね。
はい、全部ヤフオクです。
あ、すごい。え?里長のものが結構ヤフオクにあるんだ。
ありますよ。あのー、ラデン系とかはヤフオクが一番多いかもしれないですね。日本だと。
中後期、後期ぐらいか。
後期ぐらいの。
結構、あのー、見てると出品してる人はおじいちゃんおばあちゃんとかで、なんか家に置き場が大きいんですよね。古物家具って。
大きいから家に置き場がなくなりました。出品しますみたいな人が多くて。
06:00
いいね。
そう、だいたい2、3万ぐらいで。
あ、そんなもんなんだ。
売ってるんですけど、お店だとゼロが1桁から2桁増えるんですよ。
うん、そうだね。
で、古家具にハマりだしたのが5、6年ぐらい前で、もともとずっと、しのわずりっていうんですか、ああいうテイストが好きだったんですけど、
お金がないとできないことだったんですよね。完全に。家具は高い。
そうね。
ずっとこう、写真眺めたりとか憧れてたんですけど、やっぱね、30とか超えてこないとインテリア来れなくて、
その家具を買うお金がないから、ずっと見てたんですけど、ようやく最近ちょっと買えるようになってきて、ちょこちょこ集めてます。
なんか、僕もコットン好きだけど、お茶やってるからなの。
なので器の方に行っても鑑賞用というよりは茶器として使えるかなとか、見たてとして使えたら面白いなとかなんだけど、あんまり家具に行かないんでね。
たんすでもいいし、まじきり系でもいいし、それ何かいつから何かきっかけとかあったの?
そうですね、でもなんだろう、私はどちらかというと鑑賞用に、横の部屋の歌すごい聞こえてきません?
どっちだろうな。
こっち側にオペラっぽいの歌ってる。
そういう時間か。レッスンでいらっしゃるんですよね。
そうなんですね。
今日はね、初めての試みで、前回番外平面ズームでしたけど、レンタル、いわゆるリハーサルスタジオってやつのね、ボーカルブースで撮ってみてるんですが。
初のスタジオ撮り。
音はいい。
音は素敵ですね。
隣のピアノの部屋にオペラ歌手が。
オペラが聞こえてきますね。意外と某音なのに突き抜けるんですね、オペラってやっぱ。高音ってすごいですね。
やっぱりね、あのソプラノとかはね、上に行けば行くほど。
すごいですね。
いや、時々そうだね、こんぐらいの時間いるね、時々。
あ、そうなんだ。なんかさっきずっと部屋に蚊がいるのかなと思って。
でも冬だしなと思って。冬だけどスタジオ温かいから生き残りがいるのかなと思ったんですけど。
新宿にもいそうなやつだがね。
オペラでございました。
オペラだった。たぶん、1時間ぐらいで大体レッスン終わるので。
全然気にせず。どこの話?
家具家具家具。
結構鑑賞用が好きなんですよ。美しさを追求すると実用性って減ってくるじゃないですか。
09:03
そうだね。用の美とは言いつつも。
そう、やっぱり両方って難しいんじゃないかなと思って。
でも割とどちらかというと私は視界に入る方が好きなので、サイズを求めていくと家具になってくるんじゃないかなと思って。
究極にはやっぱり日本家屋とかすごい好きなんで。
そういう古家具ってマンションじゃダメなんですよ。全然似合わない。
間違いない。
ちょっと浮いちゃうんですよね。どれだけリノベーションで内装を変えても全然合わなくて。
だから将来自分の理想の空間を作るんだったら、ちょっと地方とかそれこそ京都とかで古い家、物件を探すしかないなって思ってますね。
やりたいですね。
やりたいんですよ。そういう家具も実用性を問われると低いんですよ。
小さい引き出しとか何入れたらいいねみたいな感じなんで、本当に鑑賞用なので、鑑賞用としての空間がやっぱりないとダメだと思って。
本当に屏風こそ自信とか考えたら立てれたもんじゃない?
そうだね。
真っ先に倒れてくるから、本当に現世を気にせず飾る、楽しむとかじゃないと全然。
そういう意味で言うと屏風は個人的にアリだと思っていて、もともとの特にちょっと中国でどうだったのかわかんないけど、日本の屏風だとある種一休さんの、屏風って鑑賞方法があって、ソプラノ?
うん、すごいですね。
これマイクに入ってないのかな。
椿姫とかやってんじゃねえかな。
入ってないですか皆さん聞こえますかね。
面白いねそりゃそりゃ。
面白いですね。
今日は今回BGMいらないかもしれないですね。
聞き慣れないのですごい耳に入ってきますわ。
二人とも結構ね、落ち着いた声してるから。
間があるとね、すごい。
ちょっと後でボリューム上げてみようかな。
屏風は調べたんですけど、中国で生まれたものらしいんですけど、最初は風受けだったらしいんですよ。
12:01
なるほどね。
家の玄関の、中国の家って多分昔、四合院っていう、なんていうんですかね。
日本語での説明の仕方が、玄関がありまして、その玄関は開いていて、扉は結構開きっぱなしの状態で、門ですね。
扉の前に門があって、その門に入るとお家があって、入るとすぐにリビングが直進であるんですけど、そこの間が結構吹き抜けというか、開いてるんですね。
そこのおそらく玄関に入る風、ビル風みたいな構造になっちゃうんですけど、それを避けるためにできたもの、道具らしいんですよ。
道具なんですけど、それが日本に伝わって、日本でやっとそういう観賞用にどんどんなっていったらしくて。
やっぱ日本からなんだ。
そうなんですよ。美しくなったのは日本からで、日本がすごく刺繍だったりとか、絵をあしらったものを唐とかに逆に献上してたらしいんです。
そうだよね、イメージ先に、それこそ空物、あれが空物なんかちょっとどんな時代かわからないけど、大体中国ものの風間屏風って、まず竹でできてるものが多くて、竹細工だったり、法が書いてあって、モチーフがしっかりしてるものが多いイメージもあるし、なんかなるほどね、道具なんだね。
金箔を張り出したのが日本らしいです。
リンパ?
そうですそうです。
なるほどね、面白い。それだとしたらなおさらイメージがつながってくるのが、さっきちょっと言いかけてた、観賞方法の話なんだけど、だとしたらやっぱり日本でできた観賞方法な気がするんだが、
一休さんいるじゃないですか、一休さんの話ってちょっと覚えてるかわかんないんだけど、中で虎を退治しに屏風の中に入っていくっていうくだり覚えてる?
はい、わかります。
あれなんでやねんってなるんだけど、実際当時の日本の観賞、屏風の観賞方法って本当にそうで、どういうことかって言ったら、屏風はあれは、今時、今時でもないけど、ちょっとわかりやすく言ったらもうどこでもドアみたいな。
で、あの屏風の世界に入っていくというのが正しい観賞方法。
で、実際になので、だいたい前景から中景、後景ってあって、で、だいたい一番向こうに急ないわゆる水墨かれが描かれるような崖があって、その手前に小さい小屋があって、そこに続く曲がりくねった道があり、その間をだいたいキリカクモが隠していて、
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で、その中に私たちが入って、その霧とか雲とかは自分のイマジネーションで埋めつつ、奥の小屋まで進んでいって、自分の身をその山の中に投じるっていう、描き方、観賞方法があると。
なので、すっごい元の話に戻って、屏風だけは観賞方法が体験型なので、まあまあどこにあっても問題ないっていうことが言いたかった。
そうですね、なんか用途が日本に来てからすごい増えたらしくて、なんかもともと屏風自体も文字で書く通り風を防ぐって書くんですけど。
だから最初はその本当に風避けの道具だったのが、それこそ王族とか宮殿への装飾品になった後に、まあ結構観賞用とか、なんか目隠しだったりとか。
なんか目隠しって、見えちゃいけないものを隠すから、美しい世界を構成するじゃないですけど、なんかそれがちょっと面白いなと思って。
というのもそれこそ最近時代的には結構現代アートをみんな買ってインテリアとして飾るみたいな風になってるんですけど、空間設計とかを考えるとインテリアって色彩だったりするじゃないですか。
だから流行りのアートを買うことが完璧な空間を作れるわけではないじゃないですか。むしろそのアートありきで、じゃあ他をそのソファーの色とかテーブルの形を考えるぐらいやらないと多分合わないと思うんですけど。
なんて言うんだろう。なんか屏風も一緒で、ただ結構派手だから主役級になっちゃうんですけど、私は結構最近のアートとかを買うのもいいけど、古き良き素晴らしい芸術品がたくさん残ってるから、そっちも所有していかないとなって結構。
よくわかります。
そうなんですよ。私すごい隙間時間があったらトイレとかずっとヤフオクとか見てます。
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最近中国のSNSで古美術とか古家具とかのインフルエンサー結構増えてて、それを紹介してるんですね。セレクトショップみたいな感じで。
そこの人とかから買えたりするんですけど、本当にその屏風から南部的から階段ダンスとかいろいろあるんですけど、やっぱ中国の空物半分、日本のもの半分なんですよ。
日本はどんぐらいの?桃山ぐらい?
桃山室町あたりですね。
結構古い。室町まで行ったら相当古い。
あと里長家具。割合がちょうど111ぐらいで。
ラデンのものはやっぱり里長になっちゃうんですけど。
もう本当に美しくて、これ全部欲しいわってすごい思いますね。
そうだね。欲しいよね。
そういう昔のものと今流行ってるデザインチェアとかを組み合わせられるインテリアコーディネートが一番センスがいいと思ってるんですよ。
今風の何ですか?今流行ってる椅子。
今流行ってる椅子?
みんなインスタあげてるやつ。
それだろう?なんだろう?
ど忘れしちゃった。忘れましたけど、最近の流行りの家具とかで空間を作るのって結構簡単だと思うんですね。
どちらかというとお金さえあればできちゃう。
けど古物って1点しかないんですよ。量産されてないから。
1点しかないもので空間を作るとその空間って世界に1つだけ。
だからそれこそ結構難しいんじゃないかと思ってて。
そうだね。
だし主張の激しいものでもあるから、それをついたてて裏のものじゃないですか。
裏のものなのに一番主張が激しいみたいな家具が結構多かったりするから、それをいかに料理するかっていうのはすごい難しいと思うから、そこをちょっと今年極められたらいいなって思ってます。
いいね。
ちょっとね、僕もやっぱりそうね。
さっきちょっと屏風もうちょっと話していいですか。
いいですよいいですよどうぞどうぞ。屏風僕も話したいです。はいどうぞ。
なになになに。
どうする?
じゃあじゃあ盛り上げよう。盛り上げようじゃない。膨らますと屏風は屏風でもどの時代の今でいうモチーフとか、モチーフでもいいしどこの流派のものなのかとかなんかあるんですか具体的に。
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それは特にないんですけどなんかこう自分のこだわりがあって、私あのこれ服とかもそうなんですけど、あの人間が描かれてるやつ嫌なんですよ。
あーはいはいはい。ならね。
Tシャツも家具も屏風も人間が描かれてるやつが嫌で、なんか人間が描かれてるとなんかそこに命がもう一つ芽生えちゃってる気がするんですよね。
ぴょん吉みたいなね。
例えばあの家に飾る絵とかも、あの動物はいいんですけど人間が描かれてるとなんか常に誰かに見られてる気がしちゃって、ダメなんですよ。
だから人がいなければOK。
まあそういう意味で言うと屏風、国にもよるし、国によるけど結構日本のもので、ついたてに人間が描かれてるって多分ほとんどないから。
そうですね。
絵巻き系別ね。
空から見た雲がトランザクションになってるあのなんですか。
俯瞰図ってあるじゃないですか。
頂観図。
あれぐらいですかね。
そう絵巻き系。
絵巻き系ですね。中国は結構宮殿に使える女の子たちが描かれたやつとか結構ある。
ついたてであるんだ。
ありますね。
離聴家具はあんまり人間が描かれてるやつないかもしれないですね。
鳥とかお花とかが。
そうだね。後期に描かれた。前期なんて基本なんも描いてないし。
そうですね。だからお花とか鳥とか描かれてるのが一番。鶴とかいいですよね。
逆に竜とかちょっと強すぎちゃって、虎とか。
そうだね。
そうですね。
なんとなくそうだね。
落ち着くものが良いかなと。
日本で言ったら江戸初期から中期にかけてのあたりで。
リンパ最善になる前の頃って感じだよね。
そうですね。しかも結構こういう家具って私はヤフオクで漁ってるんですけど。
本当に売ってるところがないんですよ。
何だったら、京都行った時とかもわざわざ古家具通りとか見に行ったんですけど、本当に売ってなくて。
ちなみにそういう意味で言うと京都の話になっちゃうけど、銀座でも日本橋でも東京でもそうだけど、結構関係地次第だと思う。
そうなんですね。だから公に開かれてるお店には売ってないってことですよね。
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売ってない。
そうなんですよ。
関係地作って、こいつわかってんなって思わせる必要があるのと、こいつ金持ってんなって思わせる。
2つあればなんとなく出てくる。
そうですよね。それがない状態なのでヤフオクで買うって感じなんですけど。
そうだね。
だいたいいものだと10万前後、安いものだと3万とか4万。
だいぶ安いよね。
すごい安いですよ。で、だいたいそういうのって地域の古家具屋とかが出品してたりするんですけど、
それこそおじいちゃんおばあちゃん家で亡くなって回収されたものとか、そういうの扱ってるんですけど。
ほんとに地方こそ、その価値をわからずに粗大ごみで捨ててる話とかもよく聞くんですよ。
もったいないと思って。
解体業者がね、そのまま。
そうなんですよ。そういうのとか、たぶんね、状態のいいものはそうやって回収してる専門の業者がいるんでしょうけど。
なんか、だいたい収集家さんに聞くと、
済みで骨董屋を買いさずに直接やり取りされてる方、個人の収集家さんはだいたい、
地方のそういう解体業者なり、参拝ではないと思うんだけど、
例えば家電なら家電、骨董なら骨董とかに集められるらしいのよ、一度、一回。
だからそういうところに直接パイプ持っておいて、なんかおもろそうなやつ出てきたらとりあえず俺に電話してくれって言って。
で、こういう感じのもんなんだけどって言って、お眼鏡にかなうというか、
お目当てになりそうなものについては、もう一回はい、じゃあ私行くからちょっと待っててって言って買ったりしてるっぽい。
なるほど。
それこそ、こういう系のものって海外の方がその価値を求めてる気がしてて、
それこそさっき言った最近流行ってる中国のインテリアショップとかアンティークショップは、
日本のそういう屏風とかがすっごい高額で取引されてる。
でもそれ、ちょっと私もまだそこまで勉強しきれてないから、実際の相場はわからないですけど、おそらく結構高く取引されてるんですよね。
なんか聞くと、僕もそんなコットを釣ってもやっぱり茶器が多いので、鑑賞用のコット屋さんってそんなに行かないんだけど、
ちょっと面白いな、でも今の話ちょっと面白いな。
まず、海外のお客様がいらっしゃった場合、これ話していいのかな?わからない。
地雷?
怒られそう。どうだろう?刺されないかな?
27:01
ちょっとオブラートにお願いします。
オブラートに。ちょっと割高に設定するらしいですね。ちょっとね。
まあでもね、でも安くしてほしいんですよ。送料が大変なの。
辛き物とか漆物とか重いんですよ、家具。
結構私もタンスとか買うときに送料とか地方から送られてくると、送料だけで2、3万とかするんで。びっくりしますよ。ほぼ倍。
ちなみに言ってるとこだと、李徴の前期の器100万だったら、中国人が来たら100万で売れるし。
で、売れるんだって。
その商売やろうかな、私。
でももちろんやっぱりめちゃめちゃ目利きできないともちろんね。
ってことですよね。
だけど、それと面白いのはでも、今なっちょーちゃんが言ってたのは、もしかしたらSNSレベルなのかもしれないけども、
中国からでも日本のものに興味があると言われてるが、僕の知っている限りの骨董屋さんは、やっぱりどうしても日本に来て何を買ってくるのか、
っていうと、中国人だったらやっぱり空物を買っていくと。
で、韓国人だったらどっちでも李徴のものか、日本でいう今焼きって言っても江戸時代以降だけど、みたいなものを買っていくっていうことで、
結局そこまで価値は認められてないって私は聞いてるから、なんかすごい時代というかなんか変遷を感じる。
いやーでもすっげーすごい、そのSNSのコメント欄とかも欲しい。いくらですか?みたいなコメントばっかりいるんで。
重要あるなと思って。
これをやったら。
結構やっぱハリウッドとかでも日本風のインテリアとか、現代風の品祭りとか流行ってたりするから。
やろうかな。
実際、いやいやめっちゃやろうか。やったら。
だしなんか海外の方が家とかも大きいから、あの富裕層とか大事にしてくれそうじゃないですか。
そうだね。
アジアのそういう浄土品みたいな。
なんかコレクションに対する考え方がしっかりベースができているという意味で圧倒的にいいと思う。
海外、そのヨーロッパがアジアを、アジアがヨーロッパを好きなとこ取り合うのは分かるんで。
そうやってクロスしてた方が残る文化もあるかもしれないじゃないですか。
それも面白いなと思うのでちょっと海外輸入、
アンティークコーディネーターやろうかな。
いいと思います。
やりたいですね。
いやなんかちょっとこの話すごい好きなんでちょっと続けちゃっていいですか。
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伸びちゃうかもしれないですけど。
あのそれこそ今年は屏風が欲しいのが今年の夢なんですけど、
去年買った一番大きな屏風は何ですか?
アジアの屏風ですね。
アジアの屏風ですね。
アジアの屏風ですね。
それこそ今年は屏風が欲しいのが今年の夢なんですけど、
去年買った一番お気に入りのものは階段タンスなんですよ。
言ってましたね。
そうなんです。
あのずっと探してて、でようやくすごい好きなものに会えてもうすぐ購入したんですけど。
ちょっと先にあの階段タンスとはどんなものかを一応。
はい、あの引き出しがついた階段です。
難しい説明。
階段の下というかね。
そうですね。階段状の引き出しです。
で私は結構どの国に行くにも結構その文化視点だったりとかするんですけど観察対象が。
でそのさっき言った屏風が中国で生まれたのも中国の昔の家にその玄関のドアがないから風避け用についた手が生まれたっていう話もあると思うんですけど。
階段タンスこそ日本のその家具を象徴するものだと思ってて。
というのも日本って国土が小さいから家が狭いじゃないですか。
家が狭いから隙間を活用する発想があると思うんですよ。
でこれは海外にはないんですよ。
だから階段タンスっていうのは階段があってその階段の下のスペースも全部物置にしようっていう発想から生まれた家具なんで。
海外ではこの家具は生まれてないと思うんですよ。
それがすごい面白いと思ってて。
だからずっと階段タンスは欲しいんですけど。
現代のこのマンションになってしまった現代社会では階段タンスはいらないんですよね。
不要なものになっちゃったんですよ。
だからすごい捨てられちゃってるし世に出てるんですけど。
家の形が変わると家具の形も変わっていくから病分も不要になったし階段タンスも不要になっていく。
それが結構もったいないなと思って。
だから逆に大きいものの方がさっき私がなんでお皿とかチャッキとかじゃないのかっていう話なんですけど。
大きいものの方が過去への想像力が膨らむかなって。
そうか。暮らしそのものが見えてくる。
そうですそうです思ってて。
だから空間にそぐわない大型家具に結構その夢を抱いちゃうんですけど。
いいですね。いい話。
そうなんですよ。
結構その国の伝統家具ってその国の昔の家だったりとか暮らしが反映されてるからすごい好きで。
例えば分かりやすく言うと京都にある河合勘次郎の家。
記念館。
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記念館とかももう使われなくなったチャブ台とか階段タンスとかすだれみたいなのがいっぱい置いてあるんですけど。
ああいう家作りたいなってすごい思います。
あれは作りたいよね。
作りたいですね。
話し口広くて工房と暮らしとあって。
ああいう庭とかない限り石の飾りとか置けないっすもん。置くとこないっすもん。
そうだね。
すみません私くしの最近の趣味の話をすごい暴走して話してしまいました。
いやいい話。
じゃあちょっと長くなっちゃったので次回は樹冠さんの今年の抱負と去年のベストバイ聞かせてください。
ベストバイ。ありがとうございます。ありがとうございました。
ではまた来週。器用貧乏は眠らない。
34:10

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