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2025-10-26 07:36

#2-133 2024年3月30日/堺筋本町/踊る屋台パーティー/12

#2-133 2024年3月30日/堺筋本町/踊る屋台パーティー/12

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僕の一番の古い記憶は、トラウマなんですよね。
僕もほとんど記憶ないんですけど、
幼稚園の時に実家が一回火事で燃えてしまって、
それ自体がもうほとんど覚えてないんですけど、
それの夢を見たことがすごいトラウマになってて、
火事自体は全然覚えてないんですけど、
夢で、僕はその実家とは別のところで暮らしてたんで、
全く火事を見たわけでもないんです。
夜景落ちた後みたいな、家を見たわけじゃないんですけど、
猛烈に燃える家っていうのが、なぜか見たこともないのに記憶に残ってたりして、
そういうのがすごいトラウマになってたりしますね。
絶対読めないです。
そうですね。
それで結構、今すごいミニマリストになっちゃってて、
火事で一瞬で物とかが消えてくるじゃないですか。
そういう物に対して執着があんまりなくなっちゃって。
選択してミニマリストになるというのが、
もうなっちゃってって言われちゃったんです。
もうそうなってしまって。
もうそういう要因でどうせざるを得ない。
そうなんですね。
ジラコってわかります?
ジラコっていうな。
僕出身は近畿の、
近畿は普通に滋賀県なんですけど、
そこでジラコっていうゲームがあって、
なんか陣地を取り合うゲームなんですけど、
鉢巻きをみんな巻くんですけど、
後ろに巻くか、横に巻くか、首にかけるかで、
役職が違って、
例えば横に巻く人だったら、
後ろに巻いてる人には勝てるけど、
首に巻いてる人には勝てないみたいな。
首に巻いてる人が王様で、
その人が後ろに巻いてる人にタッチされたら、
そのゲーム終わるんですよ。
っていうゲームがあって、
ジラコっていうのを毎日やってましたね。
もっと単純な鬼ごっこ的なものよりも、
さらに高度なルールが付けられたっていう。
これが滋賀では割と一般的なんですか?
どうなんすかね。
僕たちの隣町の、
学童でやってたんですけど、
隣町の学童と勝負するとかあったんで、
結構滋賀じゃ知られてたりするのかな?
そうですね。
僕昔からあんまり、
お化けあんま信じてなくて、
すごいその、なんていうんですかね。
なぜかわかんないですけど、
お化けがいないっていう確証が、
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昔からずっと持ってて、
お化けのお化け屋敷とかあるじゃないですか。
ああいうのも全然怖くなれなくて、
お化けよりも人の方が怖いなって、
めっちゃ思ってるんですよね。
これはもう、みんな言うもんね。
これは大人の世界だよ。
すみません。
建築とかでもいいんですかね。
まあそれこそ、
僕の大学で、
今学生なんですけど、
教授の方が、
まあ言葉なんですけど、
先生はどこにでもっていう言葉を、
言ってらっしゃったことがありまして、
自分が、
周りにあるすべてのものは先生で、
どんな役職の人でも、
自分の視野を広げてくれるから、
あまり人に偏見を持たずに、
どんなものからも学び取ろうとする力を持とう、
みたいなことだと思うんですけど、
その言葉はずっと胸に残ってて、
今日ここでやられてる屋台の集まりとか、
すごい自分の視野を広げてくれるんじゃないかなと思って、
ちょっと今日、
先生はどこにでも。
あ、いますね。
一番好きなのは、
マキフミヒコっていう人が好きですね。
その人は、
日本の集落から、
集落のいろんなプロセスというか、
建築の形態から、
新しい建築を作り出すきっかけにしよう、
みたいな考えた群蔵系っていう概念を、
建築界にもたらした人で、
今までは日本の地方の集落とか、
何の意味もない、
無意味な存在だって思われてたんですけど、
そこにはすごい哲学があって、
今なり上がってる景色には、
いろんなネットワークの中から出てきた、
すごい英知の結晶なんだよっていうことを言ってらっしゃって、
そういうところにも偏見を持たずに、
ただの普通の集落の風景見えるところからでも、
何か学びを得ようっていうことを、
初めて新しい建築に持ち込んだ人なんです。
すごい面白い考え方で、
確かたぶんプリツカー賞ってわかりますか?
プリツカー賞っていう、
建築家のノーベル賞って言われて、
最近山本利賢っていう日本人が受賞されてて、
日本人最多なんですけど、
そこで2番目かな、
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短期建造の次にその方が取って、
すごい建築界では有名な方なんですけど。
建築って関わらない人は全然知らないせいかけたら、
ああいう賞とか聞いても、
賞を取るぐらいで有名なのに、
全然知らない人があるんですよね。
意外とメディアも出ないんですけど、
ローバー賞とかはめっちゃ出てるんですよ。
建築って今すごい近代になって、
すごい行き詰まっていて、
そこをどう脱却するかっていうのが、
今の建築界のテーマなんです。
はい、行き詰まってるんですよ。
すごいバブルの時は黒川希翔さんとか、
有名な建築家が新しい実験的なことをやって、
建築をさらにずっとアップデートし続けるって思われてたんですけど、
ここに来て、なかなか、
街の風景とかも結構変わらなくなってきて、
新しい建築ってほとんど生まれてないんですよ。
そこをどういう風に。
やり尽くした感じ。
そこで今結構テーマになっているのが、
さっき言ったように、
先生はどこにでもっていうか、
建築以外のことから持ってきて、
建築に輸入して、
それを設計のプロセスに
どう落とし込めるかみたいなところが、
すごい熱いところですね。
みんな聞いたら、考えさせられる。
行き詰まってて、新しい。
そうなんですよ。
ありがとうございます。
勉強になりました。
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