1. 1000人の声あつめ
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2025-10-27 13:27

#2-157 2024年10月5日/森ノ宮/もりのみやブックフェスタ/1

#2-156 2024年10月5日/森ノ宮/もりのみやブックフェスタ/1

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えっとね、やっぱりなんか、私建物のことをしようかなと思ったのは、やっぱりあの良人の田舎が九州と四国なんですけど、それぞれがとっても思い出深くて、あのちっちゃい頃って夏休み預けられたりするじゃないですか。
夏なので台風が来たんですよ。そしたら停電して真っ暗になるじゃないですか。
今だとね、なんか懐中電灯とかキャンプのランタンとかあるけど、宮崎はしょっちゅう台風が来るので、なんかこう備えてるのがガスランタン。電池とかじゃなくて。
それがね、ガスってカチャってつけたら青い炎が出るでしょ。あれなんですよ。まさにものすごく有言というか、子供ごころにもっと台風来いと。
楽しくなっちゃって、逆に災害が。
真っ暗な中で青い炎でご飯食べるって、普段絶対できない体験で、それに胸躍って、不謹慎なんです。そうなんです。それが楽しくてめちゃめちゃ覚えてます。
九州と四国の違いみたいな。
家の作りが全く違うくて、どう言ったらいいんですかね。台風よく来るから台風に備えるような感じになってるんですよね。
もちろん雨戸とかすごい頑丈だし、いろんなものが飛ばないように結びつけられるというか、になってるし、中庭にはすごい大きな木があって、それが防風の役目もしてるみたい。
四国は、昔岡井子さんは買ってなかったかもしれないけど、寿司に書いてまして、天井裏の低い、大人ギリギリ立てるぐらいの部屋があって、そこが大好きでした。こっそり登って。
そこは2階の高さが低いので、窓から1階の屋根に出れるんですよ。
実家が抵抗所だったんですけど、建材、要するにこういう建物の骨組みみたいなのを作るのもやってまして、でもクレーンとか危ないので絶対に入るなって言われてたんですけど、
原寸検査って言いましてね、本当の同じ大きさのものを現場で測って、ちゃんとミリ単位で仕上がってるかやるんですね。
それをロウセキってわかります?ロウセキでね、地面に置いてピッピってやって、それが面白そうで、それにちょっとでも混ぜてほしいというか、絶対にさせてくれないんですけど、子供が入ったらダメって。
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で、楽しそうだなーと思って。
あとは、ピカちゃんハウスってわかります?ピカちゃんが暮らしてるかわいいカーテンついてたりとか、かわいい家具があったりとか。
高いのでなかなか買ってもらえなかったんですよね。
で、靴箱を改造して、カバッて蓋を開けて、それで実際に自分でチョキチョキって切り開いて窓を作って、そこからハマったかもしれない。
でも絵は下手なんですよ。多分ね、工作が好きなんです、私。
でもやっぱり好き嫌いが皆さんあって、これは近代建築、ビルばっかりですけど、田舎屋というか、小民家が好きな人もいれば、すごい華やかなモダンなホテルみたいな建物が好きな人もいるし、すっごい幅が広いんですよね。
私はビルじゃなくて小屋みたいなのが好きなんですよ。小さくて全部手が届くような。
ほうじょうきの鴨の町名のほうじょうあんじゃないですけど、そんなののほうが好きです。
なかなか難しいですけどね。
最終的にはみんな平屋に行くとかって言うんですよね。
今平屋すっごい流行ってるんですよ。
ミニマリストとか流行ってるのもその系統なんですよね。
物が今多すぎる。物が多すぎるから、もう時は私とほうじょうあんにみんな戻っていくのかもしれない。
でもね、あれって究極の贅沢で、逆にああいう暮らしができる人は、例えばよど川永晴さんなんか、死ぬまでホテル住まいだったじゃないですか。
だから、別に自分の何かを預けれる場所とか、お金でどんどん買ってきたり持ってきてもらったりする、
余力がある人がするか、もしくは本当の自給自足。
なんか今ポツンと一軒家とかすごい流行ってますけど、とかかなって思ったりします。
全然私無理ですけど、ミニマリストじゃないんで。
かなとしたら自分にとっての理想的な家ってどんな感じ?
あ、もうね、実はね、設計図書いてるんです。
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どんな感じ?
皆さん多分ね、ランLDKとかって慣れてると思うんですけど、それで言うと2LDKぐらいの大きさで平屋で、
上にちっちゃいロフトがついてるお家です。
こだわりのそのポイント、その上の部分。
中庭がある。
昔の韓国の、木がちゃんと全体に。
そうですね、いろいろコートハウスとか、ちっちゃい場所。夢ですよ、夢。
中庭いいですよね。
スーパーとか古い大きな団地とかでも、真ん中が空いてて、あそこでちょっと遊んだりとか、声が聞こえたりとかいいですよね。
友達がイギリス人と結婚して、結婚式に出るためにイギリスのロンドンに行ったんですけど、
ロンドンは、いわゆるフラットっていう、日本で言うところの長屋みたいな、表から見たら全部くっついてるんです。
そんなに大きな家に見えないんですけど、奥がすごい深くて、庭なんですよ。
家の2倍ぐらい庭があるんです。
そこにバラがブワーって咲いてたり。
家と家のその建物の中にも中庭みたいな。
京都で言うところのウナギの寝床みたいな、これぐらいでかい版みたいな。
普通、もっと住むとこ広く取るやろうみたいな。
住んでいる面積より庭の方が広い。
いいですね。
表からはわかんない。
入ったら奥がすっごい広くなってて、いろんな木が手入れされてて。
っていうのを見て、日本絶対かなえへんと思いました。
それが100年ぐらい前のお家らしくて、それがずっと続いてる。
石造りですけどね。
やはり私、宝塚に住んでいるので、
村野東吾さんっていう建築家の方。
亡くなるまで宝塚市にお住まいだったんですよね。
だから宝塚ゆかりの建築家で、それもあってこれ作ったんですけど。
これって一般の人のために書いている。
普通なんかすごい難しい本が多いじゃないですか。
理論的なことだったり、知識がすごい必要とか。
これってすごい私たちのために書いてくれた対談形式で、
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お話なのですごい読みやすいんです。
これ推しです。
タイトルは?
建築を作る者の心っていう本です。
話す内容は建築とか関わらず、日常のこととか。
そうですね。
要するに作家の偉い建築家の先生っていうふうに言ったら、奢らない。
私たちと同等の目線でいろんなことを話してくれている本で、
これは普通の高校生とか大学生の人とかに読んでほしい本ですね。
建築好きじゃなくても。
どんな建物有名な?
村野さんはですね、村野さんの作品ばっかり書いているのがあるんですけど、
私が一番好きなのは千代田生命本社ビル。
これ今、目黒区の統合庁舎で区役所になっているんですよ。
すごい遊び心がいっぱいあって、
もともとは生命保険会社の本社だったんで、
社員のクラブ活動のためにいろんな予約があるんです。
お茶をするために茶室もあるし、ここは中庭に池があって、
横には月山といって、土地の経営者を活かした小山に森のようなところがあったり、
すっごい面白いんですよ。ここ大好きです。
そのもの全体、区画全体をデザインする?
そうですね。土地の起復も活かし、
あと商業建築がお得意な方だったんですけれども、
こういう事務所とか企業さんの中にも遊び心を忘れないというか、
入り口入ると吹き抜けがバーンってあって、
4つのモザイクの飾り天井みたいなのがあるんですよ。
それが春、夏、秋、冬を表してて。
普通そんな作ります?
なんかやっぱり思想が合っているものなんですね。
効率というよりも意識みたいな。
面白さは別に追求していないと思うんですけど、
大阪で、普通皆さんなおが知れると東京行っちゃうじゃないですか、
死ぬまでずっと大阪に居合った人なんで、
関西の建築家って言ってもいいと思う。
なので推しにしておいてください。
一推し。
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メラノ東郷のこの本が推しです。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
つい熱く語りました。
今、クマ言語問題がすごいじゃないですか。
そうですね。
私も全然素人だから分からないですけど、
やっぱりそこまで考えていなかったってことですよね。
今後のその耐久性とか。
ですよね。
ある意味見渡しかったのかもしれない。
こういうコンクリートで作られた建物ばっかりが街にあふれて、
日本人はやっぱり木造だ。
木じゃないかっていう風に思ったのかもしれない。
その前の案のやつご存知ですか?
ザ・ハリドさんって。
はい。
こんなやつ。
すごいね。
あれがもし立ってたらすごいことになってます。
すごいことになる。
あれが。
あんな曲線できるんですか?
できるんです。
お金さえかける。
お金がある。
あれキールアーチって言うんですけど、
ちゃんとあれ構造的に理論上成り立ってるんですよ。
ただしすごい施工は大変なんです。
でもあれを作りたかった人はいると思います。
建築のやってる人は。
やってみたいと。
ただお金とか工期とかいろいろあって、
なくなっちゃったんですけどね。
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