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2025-10-25 06:05

#2-61 2023年1月29日/阪神尼崎/6

#2-61 2023年1月29日/阪神尼崎/6

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原始記憶、たぶん2歳くらいの時だったんですけど、あの庭のある家で、軒先でデッキが、ウッドデッキみたいなのがあったんですね。
そこからに立っていて、飼い犬に背中をドンと押されて、そのデッキから転げ落ちて、痛くて泣いているっていうのが、私の一番古い、覚えている限り一番古い記憶です。
最初の遊びですか?
最初の遊びかどうかわからないですけど、ゲームとかはあんまり興味がなくて、庭にずっと穴を掘り続けるっていうことをずっとしてたんです。
もうでも、走ったりできるような年齢だと思うんですけど、ある程度力仕事もできるような年齢になってたと思うんだけど。
この掘り続けたら、マグマが出てくるかもしれないって思いながら、もちろんそんなに深く掘れるわけじゃないんだけど、ひたすら掘って掘って、掘り続けるっていうのをしてました。
その掘る遊びはいつ頃やめましたか?
そこから少しずつ興味が移っていって、泥団子をピカピカにすることにはまったりとか、磁石をぶら下げて歩いて砂鉄を集めるのに掘ってみたりとか、いろんなことに興味が移っていったんじゃないかな。
土が好きですか?
そうですね、土好きでしたね。土とか石とか、今でも自然博物館とか行ったりするのはすごい好きですけど、実際今触っているわけではないですね。
ちょっとそこに帰りたいなっていう気持ちも今はあるんですけど。
好きな場所、空間。
ずっと一人が好きだと思ってたんですけど、一人でそうやって黙々と作業をしたりとか、一人で行動することが好きだなーって自分で自覚してたんですけど、やっぱり思ったより人が好きで、人と一緒に過ごす時間が好きですね。
好きな場所、子が好きというのはないけど、散歩が好きなので、公園とか。初めて行くところもそうだし、近所のところもなんですけど、公園っていろんな人がいるじゃないですか。
いろんな子どももいるし、おじいちゃんおばあちゃんもいるし、目的があって来てる人もいるし、ぼーっとしに来てる人もいるし、そういうのを受け入れてくれる公園ってちょっと面白い場所だなと思ってます。
不思議な体験。
なんか、俺の話をすると霊感が強いんじゃないかみたいなことを言われるんですけど、そういうことではないんですけど、長崎の原爆の爆心地に修学旅行で行ったときに、そこの教会でものすごくしんどくなっちゃって。
霊的なものではなくて、多分その場所に人の思いがこもりすぎてることでっていうのがあったんだと思うんですけど、それはちょっと第六感的なところで自分の感じた経験だったなと思ってます。
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繰り返し見る。
最近あんまり見ないんですけど、子供の頃はずっと高熱が出たりとか体調を崩したりする度に同じ夢を見るんです。
真っ白な何もない広い部屋の隅っこに自分がずっとこうやって立ってるだけっていう映像と、ものすごい大きい重工の歯車がぐるぐるぐるってすごい音を立てて回り続けてる映像と、
野原かな?草原みたいなところでスミ入れが一輪ポンと咲いてるすごい静かな映像。それが交互に出てくる夢なんですよ。
原始作家なんですね。
そうですね。でもめちゃめちゃ怖いんですけど、自分の体感としては悪夢なんですよね。それが交互に出てくるだけなんですけど、それはちょっと忘れられるんですね。
すごいわ。
どういう意味?あんまり意味を考えたくないなと思うんですけど。
作品?
そうですね。作品で言ったら、難しい。好きなものたくさんあるんですけど。
最近面白かったのは小村ひろしさんと坂井こま子さんという絵本作家さんの「まばたき」っていう絵本があるんですけど、その作品が本当に言葉としてはそこまでたくさん文字数多いわけじゃないし、ページ数も多いわけじゃないんですけど、ちょっと読んでもらったらわかるって感じのものなんですけど、すごいいろんなことを考えさせられる美しい絵の絵本です。
女の子が出てくるんですよ。三つ編みの女の子が出てくる。内容としては、動作の動きとしては三つ編みの女の子が角砂糖を紅茶に入れるだけ。ただそれだけなんです。
角砂糖を紅茶に入れる。
その一瞬の角砂糖があった。下に落ちた。そのポチャンっていう、この一瞬の瞬きくらいの出来事にドラマがある。蝶が羽ばたいた。羽を開いて閉じた。その違いだけでもそこにストーリーがあるっていうのはちょっと説明が難しいです。
それを絵と言葉で。
絵と言葉で。言葉はほぼほぼないです。
一瞬の時の流れ。一瞬であっても時間が動いてるんだなっていうのをちょっと考えちゃいますね。
100年後の世界の人においしいご飯食べてますか?ですかね?って聞きたいです。
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