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子供の時ですね、きっとね。
うちはでも、母の母と一緒に同居していて、その時に、両親と姉と弟と、6人家族だったんです。
その家は、大阪市内の路地、本通りがあって、行き止まりの道になっていて、そこに家が10軒ほどあって、そこが、
長屋みたいですね。
そうですね、本当に長屋ですね。壁ひとつでみんな繋がっていて。
でも、その家が一番端の家で、その裏が神社の裏庭なんですよ。
それが、家が2階建てだったんですね。
そこに2階に上がる階段の窓のとこから見たら、神社の裏の林が見えるんです。
それが、いつも記憶に残っているというか。
神社も遊びにはよく行っていたんですけど、表通りの方から行ったら、神社があって、そこで夜店があったり、いろんな催しがあったり、
祭りがあったりしているんですけど、その裏から見た神社の記憶がすごい残っている。
何か出てくるわけじゃないんですけど、森でもなく林ですね。
それが子供心に、めちゃめちゃ怖くはないんだけど、不思議な空間みたいな。
神社の奥で、多分社務所じゃなくて、もう一軒そこに神社のご家族さんが住まれていますよね。
ひとむね集会所みたいなのを作っていて、昔は夏休みとか夏の友とか冬の友という宿題を出されて、
それを持って行ったら、こういう机をばっと並べて、みんなで教えてくれるお兄ちゃんかお姉ちゃんか誰かが来ていて、
分かれへんわとか言ったら、宿題をやった記憶が、多分2、3年ぐらいの記憶ですかね。
その頃の記憶がすごい残っていますね。
やっぱり3年ぐらいからの記憶しか私は残っていなくて、そこに住んでいたのは3年生までだったんですよ。
そこから路地から小学校までずっと歩いて行く道があって、小学校までの間に市場が両側にあった記憶があったんですね。
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東なりだから、朝鮮の方とかも行くのが近いから、結構いらっしゃったから、
キムチとかも売って、キムチ屋さんみたいなのもあって、なんとなくキムチあるわみたいな感じで覚えていて、行き止まりが小学校だったんですね。
それは覚えていて、何年か前に行ってみようと言って、主人と2人で行ったら、
この道、この道ってわかるんです。
でも市場はもうさびれていて、キムチ屋さんだけはほとんどシャッター街になっていて、文房具屋さん1個と、
小学校は残っているのでね、文房具屋さん1個とキムチ屋さんみたいなのが1個残っていたと、シャッター街になっていたんですけど、
多分駅の方にみんな買い物出るようになっているから、その辺はもう買いに行かなくなって、古びた商店街みたいになって。
でも商店街の中を通って通学したという記憶もあったので、やっぱり3年ぐらいの時の記憶が一番古いかな。
その頃はどんな遊びをしていましたか。
近所の路地が、うちと3人兄弟の子と向かいが2人兄弟の子といたから、うち3人でしょ、10人ぐらいで鬼ごっこみたいなやねんけど、
1人が鬼になって、いとやのいっちゃんとか言ってね、今多分そんな遊びになると思うんですけど、
鬼の子がいとやのいっちゃんになって、いとやのいっちゃんが寝てる体から始まるんですよ。
起きたとか言って、遊ぼうとか言って、みんなで声かけたら、今起き上がったとこみたいな、じわじわやっていくんですよ。
今フックの上のブタに飛べたとこ。
それがだんだん言って、今靴片方履いたとことか言って、履き終わったって言ったら、わーっと追いかけてくるから。
で、わーっと逃げるみたいな、そんな遊びとかをしたり。
そのルールはもうずっとそこの…
誰が作ったんでしょうね。
だから多分、年坊とか言って、ちょっと上のお兄ちゃんとかを呼んでたから、
そのお兄ちゃんとかが考えたのか、そのお兄ちゃんが誰かまたどこかで、学校かなんかで教わって、
学校でひょっとしたらそれをしてやったのかもしれないですね。
で、それを教えてくれて、ちび分を巻き込んで、一緒にやったん違うかなと思って。
その遊びが一番一緒に残ってますね。
他もいろいろあったような気がするけれども、
鬼ごっこではそれが面白かったからね、このじわじわ感が。
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もう狂っちゃうみたいな。
まだまだ靴紐結んでないしみたいな、ちょっとウェイントかけたり。
それが面白かったから、その鬼ごっこが一番印象に残ってましたね。
今は多分そんな遊びないですよね。
隠れる場所もたくさん。
隠れる場所はね、ほとんどないですね。
神社まで行っちゃうと道路出るからみんな。
車はそんなに走ってなかったけど、その道路から、本当にくって入ってる道沿いに並んでるから、
その道より外出てあかんよってみんな言われてたと思いますね。
だからその中でどっか隠れるとこを見つけて、隠れたんちゃうかなと思う。
物置とか。
そんな遊びしてましたね。
その頃とか、今でもいいんですけど、好きな場所とか、こういうとこに行くと楽しかったなとか、ここによく行ったなとか。
ここですね、今は。
私は喫茶店を一人で行くのが好きで、10年くらいからちょっと余って、いろいろ行ってみて、
行って面白いとこの一つがここですね。
それはなぜかというと、来てみないとわからないでしょ。
誰と会うとかわからないし、空いてるか混んでるかもわからないし、
どんな人と出会うかもわからない、開けてびっくりみたいな。
アミちゃんの醸し出す雰囲気もあるのかもしれないけど、初対面でもすぐ話できる。
だからそれが楽しい、逆に。
だからお友達と一度も、その人としか喋らなくて、その店の雰囲気も味わえないし、
隣り合わせた人がどんな面白い人かもしれないけど、多分言葉交わすことないじゃないですか。
ここだったら多分一度しか会わないかもしれないけど、一期一会の面白さみたいなのとかがあって、
ここはもうたびたび起こるというかね。
だから面白いお店の一つ。
一人でゆっくり本読みたいなっていうときに、
隠れ家的みたいな、人が来ない店みたいな候補に一つ二つ持ってて、
そこ行って本を読んだりとかするのも好きですね。
家でいても一人で何かできるけど、家にいたらつい家の用事の方に気取られちゃうから、
やっぱり場所を変えるとそっちを忘れて、一時自分だけの時間になる。
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だから帰ってもまた頑張って家事しようみたいな、ちょっとスイッチを切るみたいな。
- 喫茶店は結構遠くにまで行ったりとか、それとも自分の生活範囲向き?
最初はね、だからね、今ちょっと体調悪いけど、
50代の頃は京都まで行ってみたり。
- 遠くまで?
うん、京都でちょっと気になる店をわざわざ地下鉄に乗って行ってみたりとか。
そうですね、それとか、何かの展示を見つけて、
それに行ったら必ずその近くに喫茶店を見つけて入ってみるとか。
で、ちょっとハズレもたまにあるんですけど、
喫茶店がわりと好きで、喫茶店行ったらなんかホッとする。
なんかこう、コーヒーの匂いなのか雰囲気なのかで結構行きますね。
で、最近は近場でなんか絞って、
- お気に入り?
お気に入りというか、ここ行こうみたいな。
で、あんまり近すぎると近所の方と会っちゃうと噂話とか。
ね、なんかそれが逆に現実からせっかく逃避したいって言うとあれだけど。
逃げられたくて言ってるのに、その話かみたいな。
- 近所すぎてもちょっと。
そうですね、近所にたまにモーニング、
ランチはママ友さんですごい予約満席の店があるんですよ。
モーニング時間だったら空いてるから、
その時間に行ったら空いてるし、ちょっと雑誌ちょっと読んだりみたいな。
そういう店一軒あるんですけど、
そこでもやっぱりお知り合いに会うから、
まあいいけどみたいな。
あの人がどうしてるみたいな話になっちゃうとね、
ちょっともうめんどくさくなっちゃう。
そんな感じですね。
- 夢とかで、こういう夢よく見るなとかある?
いや、でも最近はないですね。
一時なんかね、情緒不安定な時っていうか、
落ち着かない時。
あれ歯が抜ける夢見るんです。
そう、あれはね、怖いですよね。
もう見なくなったですけど、
一時それを何回か見て、うわーって目が覚める。
怖いでしょ。
もう今はないですね。
夢で言えば、子供の時はよく空を飛ぶ夢を見た。
で、スーッと落ちなかったですか?
私なんかすごく高いところに飛んで、
スーッと落ちていく瞬間に、
落ちると思って目が覚めるのは、
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それはなんか子供の時だけですけど、
子供の時はよくそういう夢見ましたね。
空を飛んでる夢。
今は飛ばないね、全然。
飛ばなくなった。
大人になっても飛んでる。
飛ばなくなった。え、え、飛んでる?
大人になっても飛んでます。
え、今も飛んでるの?
かっこいい。
もう何年間に一遍ぐらいやけど、たまに飛んでます。
飛ぶ夢っていいんじゃないですか、なんか。
いや、分かんないです。
なんかいいような感じがする。
飛躍する?
知ってる人が出てくる夢の方が多いですよね、最近はね。
なんか知ってる子が出てきてとか、
もういなくなった親が出てきたりとか、
親と喋ってる夢とかありますよね。
最近はよく見る夢はないですね。
えっとね、本は、私はね、えっと、
200万回、何だっけ。
生きた猫。
生きた猫が好き。
だから置いて。
絵本はすごく好きで、集めてた時があって、
で、その横さん。
それは手放せないで、今も置いてありますね。
そうですね、なんかじわじわ好きになったっていうか、
その最後のね、あの、ご存知ですか?
大泣きする白い猫が亡くなった時にね、
大泣きして亡くなっちゃうのかな。
で、威張ってるじゃないですか、毎回。
それをなんかスルーする白い猫がかっこいいなと思って。
なんか私もあんまり、何ていうかな、
学歴とか職業とかであんまりなんか人を偉いとか、
あんまり思わないから同感するっていうか、
だから白い猫になりたいなみたいな。
ああいう猫とか飼ったりとか?
犬飼ってました。
ワンちゃんは16年。
でもベタベタにならないタイプで私は。
距離を置いてて、なんか自由に来たらみたいな。
お互いいてる感じ。
そうですね、その子自身がチババだったんですけど、
あんまり寄ってこない、最初から寄ってこない子で、
猫っぽい性格。
おいでで来ないんですよ。
使ったらおいでとか言ったら来るのに、来なくて。
で、自分の好きな時だけ寄ってきて横に座ったり。
それで在室で私がよくテレビ見てたんですけど、
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ちょっとどいてみたいな。
そんな感じで、同等。
私に対しては同等な感じで接してくる子だったから、
それが逆に面白い方ですね。
映画はね、私はカマメラ食堂かな。
あれがすごい好きで、映画館見に。
見れたんですよ。
高槻のね、もう潰れちゃった古いメジャーではヒットしない
マイナーな映画ばっかりを見せてくれる映画館があったんです。
センター街に。
で、そこで取り扱ってくれる映画が、
割とカマメラ食堂系の、
何て言うんですか、これを言いたいですみたいな視聴しない。
だからそれの本も買ってみました。
で、なんかこう出てくる料理が食べたいよね。
何回も見ました。
すごくおにぎりとかすごくおいしそうで、
ノルウェー行きたいとか思って。
よかったかな。
本はね、私一番好きなのはね、モモなんですよ。
ミハエル・エンデの。
読んだのも絵本つながりで、
40代くらいで。
大人になったから。
そうですね。
絵本が好きで集めてて、
自動書は図書館に知り合いの人が支障してて、
自動書のとこに行ったら、いろんな自動書を紹介してくれて、
それを30代か40代頃に借りて、すごく読んでたんです。
で、ミハエル・エンデのとか読んで、
モモを読んだらすごく何とも言えなくて、
一冊買って、今もだから色替わりして。
日焼けして。
そうそうそう。
モモって置いてありますね。
で、中も茶色くなってますね。
古い時に飼っているから。
それはでも、好きだからその名前を犬に付けましたね。
カタカノのね。
カタカノのね。
はいはいはい。
内容はすごく忘れちゃってるかもしれない。
大まかに皆が灰色人間に犯されていくじゃないですか。
時間泥棒に。
忙しくなくて、モモのとこに来てた人がどんどん来なくなって、
それがすごく悲しくて、
そのあたりかな。
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そうなりたくないな、みたいな。
自分は中だから、それまでずっと走ってきた感じがあって、
一回立ち止まったときぐらいにそれに出会っているから、
元には戻りたくないみたいな。
時間に追われる生活はしたくないみたいな感じですかね。
そうやね。
ウロ覚えですね。
ウロ覚えだけど、言いたいことは多分そういうことだろうなと勝手に解釈して。