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えー、なんだろう、最初の記憶、私の祖父のお葬式ですかね。
観音家に祖父が入ってて、お花を入れてるのが一番古い記憶だと思います。
やっぱり、母とか、母のお兄さんとかおじさんとかが泣いてたりとか、
でも子どもたちは遊び回ってうろうろしたりとかしてたし、やっぱりそれが焼き付いてたんだと思います。
結構私、お葬式に行く回数がすごく多かったんで、ちょっと苦手なんですよね。
なんかちょっと気分が悪くなったりとか、でもそんなん関係してるのかもしれないなぁと思います。
えっと、祖母の家で遊びに行ったら、祖母と一緒にろう石を買いに行って、駄菓子屋さんで。
一人で遊ぶんですけど、祖母の家の前の路地とかでずっと絵を描いて、
気がついたら、路地から表の道路に出たりとか、ずっと描いているのがすごい楽しかったので、それですかね。
そうですね、祖母が神戸の出身なんですけど、雨が先にちょっと体悪くなってきたんですね。
で、その時にもうできなくなったんで、それで辞めたっていう感じです。
そうですね、弟もいたんですけど、弟は全然興味なくって、私一人でひたすら描いてました。
美術館です。はい、美術館がすごく好きですね。
そうですね、小学校2年生の時に初めて母に美術館に連れて行ってもらって、そこからもうハマっちゃって、
なんかすごく好きで、あの空間が。ずっと行き続けてます。
えっとね、最近行ったんですけど、あの滋賀県にある、何美術館だったかな、
もう本当に部屋のほとりにある美術館があって、そこがすごく良かったです。
あ、そうですそうです、佐川美術館です。バンクシー展やってて、それを見に行きました。
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えっと、子供の頃はなんかそういう体験がすごく多かったんですけど、
なんか夜に、なんか声が聞こえてきて、人の声が。あの耳元で寝てる時に聞こえてきて、
最初ボソボソボソって感じだったんですけど、なんか何十人もの声が聞こえてきたんです。
で、どんどん大きくなっていって、なんか怖くなったんですけど、
なんかそういう時って、なんかうるさいとかやめてとかって言った方がいいとかって聞いたんで、
あの心の中でうるさいって言ったらピタって止まったんですよ。
それがなんか今でも不思議な体験したなって思います。
不思議ですね。
はい、そうなんです。結構そういう霊感だったのかわからないんですけど、
大人になったらもう無くなったんですけど、子供の頃は多かったですね。
繰り返しはないですかね。なんかいろんな夢見るので、同じ夢は見たことないですね。
最近見た夢。
最近結構爆睡するので、でも最近じゃないんですけどいいですか。
なんかね、あの、なんか川の中に自分が沈んでて、
すごいシャガールの絵みたいに風景が水の中から見えてて、
なんか馬とか本当にシャガールの絵みたいな感じで見えてて、
なんかそれを自分が水の中から見てるっていう夢があって、
それがものすごい幻想的だったし不思議な夢でしたね。
好きな作家さんとかいますか。
そうですね、村上春樹さんが好きです。
ちょっとあの、作品がどれもなんか普通の、何ていうか、
どこにでも居そうな人が主人公で、
なんかすごく不思議なワールドに入っていくっていう。
普通だったら、小説とか読んでたら風景が思い浮かぶんですけど、
村上春樹は全く分からなくて、
情景も風景も何も思い浮かばないっていうのが、
なんか好きです、そういうところが。
想像がつかない物語の展開なんで。
