地域における野菜実験
あっちゃんかい、あっちゃんかいね、うん、やりましょうよ。
改めて自分たちのおかずについて考える。やりましょう。
あ、すいません。ちょっと失礼しますね。
朝のひとくちめ 夜の仕込み時間 この番組は広島の真ん中、東広島で野菜をもっと楽しんで欲しいと願う
あっちゃんこと、たのみあつよと、社会をもっと良くしたいと願うせりちゃんこと、なべしませりの、明日に向けた仕込み時間です。
良ければしばらくお付き合いください。
朝のひとくちめ 夜の仕込み時間
最近何してる人なんですか?みたいになってきてて、私も何してる人なんだろうなって思ってるんだけど
聞かれるってこと?やっぱり。
聞かれる、最近何してるの?って聞かれたときに、なんかパッと答えるのが難しい。
そう、だからちょっと改めて、話をしたいなって思うんだけど、
こないだものと言った話とか、あれは全然野菜とか関係なくて、
今一応自分で名乗ってる肩書きとしては、野菜実験の人と、コンセプトデザイナーって言ってるんだけど、
ここのコンセプトの意味は、概念っていう意味で使ってるとこがあって、
なんか今、ずっと野菜関係のデザインとか、でもそこから街作り系のデザインとかも色々させてもらう中で、
情報整理みたいなところが結構みんなしてもらいたいんだなっていうのをだんだん見えてきて、
デザインって結局最後、形にするんだけど、前段って、混沌とした情報をどうまとめるか、で、どんなタイトルつけるかとか、どれくらいのボリュームで配置するかみたいな、結局情報整理なんだけど、
なんかそれも、団体さんの今どうなってるかの現状って、意外と自分だと把握できてないところがあったりとかして、
そっちの需要が強いなって、すごい思うようになってきて、
で、なんだろう、最初はデザインでそういうのやってきてたんだけど、だんだんと、やっぱり街の情報をどう整理するかとか、
街づくり関係の企業さんとかの、なんだろう、この1年間の活動をどう整理するかとか、またまたこの事業、今事業をやってるけど、その事業の現状をどう整理するかみたいなものも、なんかちょっとずつさせてもらうことが増えてきて、
で、今は積極的にそういうところにも力を入れていこうとしていて、その関係で、のとも、のとのコミュニティ財団っていう地域でお金を集めて、地域で使うっていうお財布代わりとして活動してる団体があって、立ち上げたばっかりなんだけど、
そこが立ち上げたばっかりで、ゆっくりこう育てていこうとしてたところに震災が来ちゃったから、突然こう動かす金額が増えちゃったりとかして、で、ちょっと現状を整理したいみたいになったときに入らせてもらって、
それこそ、もうエクセルのシートに情報を整理するのもあるし、現状を図式化してスライドに整理するみたいなのとかも、もうほんとにありとあらゆる整理をして、今こういう状況だと思うんですけど、合ってますかって戻して、それを元にみんなでまた話し合うみたいなことをずっとやってた半年ぐらいの時期があったりとかして、
そういうことも、今させてもらってる。
そっか。あっちゃんもそうだよね。もともと、デザインの仕事をしてたもんね。そのときも、やっぱり、例えばクライアントさんの話を聞いて、コンセプトだったりとか、思いとかを聞いた上で、情報の整理をしていくっていう、ある意味ほんとに、今教えてくれたような情報の整理っていうのをしてたわけだもんね。
情報整理の重要性
その対象が変わっただけっていうことか。
そうだね。それがより、自分の中でも、野菜と向き合ってたい時間とかはあるんだけど、でも商品作って、売って世の中とやりとりしていくと、今の世の中に何を生み出したらいいんだっけ?みたいな問いを結構、自分の中で考えるようになって、
そこの自分のやってることへの答えって、1個はっきりとあるわけじゃないけど、そこへのヒントも見つけたいな、みたいな気持ちもあったりとか、今まさにできることないのかなとか、この時代にとか、この地域にとか、
何やったらいいんだろうな?みたいなのの、答えが、答えはないんだけど、答え探しみたいな感じで、何だろうな?
この人たち手伝って、成功してもらえたら、結構、私役に立てたって自分で思えるかもな、みたいな。
もう考えながら、広げてる感じはあるかな。
前に言ってた、マップ作り。地域の赤ちゃん子どもとお出かけマップ。もう結構、最初の方に紹介させてもらったけど、あれも、1個これやったら、もしかしたらいいんじゃないかの1個みたいな感じ。
あれは自分でやったけど、それをいろんな企業さんの中でさせてもらってるみたいな感じかな。
そっかそっか。
そういう意味では、もう地域とか問わずに、いろいろな地域だったり、会社だったり、団体のサポートを今しているということかな。
そうだね。
結構、ローカルがやっぱり多くて、ローカルで面白いことをやろうとしている人たちに出会える確率が結構高いなと思ってて、そこは嬉しいなと思ってる。
いいね。
それこそ、最近出た、またかさんのタニボン、ちょっと正規名称忘れたけど、略してタニボンに出てくる、舞台になりそうな地域のプレイヤーさんがいっぱいいるところと結構関わらせてもらってる感じかな。
そっかそっか。
そういう意味では、わりと人口減少地域というか、この先どうなっていくんだろう、このままで良くないって課題として思っているような地域に入っていくっていうこと?
そうだね。
この地域に入りたいって思ってるっていうよりは、ご縁があって、結果そういう地域っていうことがやっぱり多いんだけど、
ほんと結果的にだね。
なんか地域って、もうそこ、その地域にいる人たちでやるしかないからさ。
東京みたいに、次々と人が入れ替えられるわけではないし、やっぱり一人辞めてっちゃうみたいな、板出がすごい。
そうだよね。
やっぱり出会った人と、いかにこう、なんだろう、ビジョンを変えていくかみたいなのが大事だから、そこの、
そうだね、なんかそういう、その、なんだろう、対話、整理するって結構、問いかけていかないと情報って出てこなくて、
その、対話みたいなのも今大事にしてて、組織内で、成果から求めずに、関係性を大事にして、結果、成果出てくよね、みたいなこともすごく大事にしてて、
だから整理をしながら、ワンワンずっとしながら、なんか思いとかも聞きながら進めていく、みたいなのを今、やっている。
そうだよね、聞きながらその、情報の整理だったりとか、だから当事者も、やっぱりなかなかまとめきれてない状況だったりあるわけじゃない。
それをいかに聞き出して、整理をして、伝えて、そこを調整していくのか、擦り合わせをしていくのかっていうところで、結構高度だなと思うんだけど、
それはもうなんか、どのように進めているのかなと思うんだけど、
今言ったように、問いかけていく、意識していることとしては、なんかあるんだろうかって思うんだけど、
でもそれも今、その、なんだろうな、
型を言い始めると、今、一緒に作り上げてっている人がいるんだけど、たぶんすごい大変な話になるので、
大事にしてるっていう部分で話をすると、その人たち自身が一番大事に思っている価値観、みたいなのを見つけ出す、みたいなのはすごい大事にしてて、
全員が全員じゃないんだけど、組織の中で仕事をするときに、その人自身の価値観と、組織の目指しているビジョンの価値観がバラバラだと、お給料のためにやる、でしかなくなっちゃうんだよね。
もうそれって、すごくこの結びつきとしては弱くて、なんか問題があると、解決する体力を使うまでもない、みたいな状態になっちゃって、でもそれが自分のやりたいビジョンと、組織のやりたいビジョンが重なってくると、
自分のやる理由と仕事がすごく結びついてくるから、すごい強い組織になってくるなと思ってて、なんかその企業が大事にしていることを把握するのも大事だし、それぞれが、なんかただ漠然と働きにきてるにしろ、何を大事にしてるか、みたいなとこを探ってくのはすごく大事にしている。
そうね、なるほど。だからそこを引き出して、見える形にして、こういう点で重なってますねっていうところまで支援するというか、寄り添うのかな、単に聞くだけではなくて。
なんか、ビジュアルに落とし込んでいくのは、もう本当に求められているビジネスの概要図とか、それこそビジョンミッションを整理するとか、そこに向かってのルートを整理していくみたいなことなんだけど、それと同時に自然にやっとくみたいなとこかな。
それはわざわざ、この人この価値観大事にしてますって、別に資料にしたりは全然しないんだけど、でもそれがあるのとないのだと、全然その対話の仕方が違くて、だからそれは仕事と並行で必ずやっとく大事な、実は一番大事なとこ、みたいな感じ。
なるほどね。確かに、だから、もう本当にそのチームそれぞれ、チームメンバーそれぞれの立場に立ったときに、本当に何か、例えばこう大変なこととか困難なことがあっても、そこに立ち戻れば、あ、こういう点で私はこの組織と思いが一致しているとか、そういうのを振り返れる場所にもなるよね。立ち戻れるというか。
価値観の引き出し
一人一人メンバーが通常強大であれば、本当に組織として強いというか、まとまることができるのかなと思うから、あっちゃんの役割はすごく重要なんじゃないかなと思うね。なかなか本人でも当事者でもそこは言語化できてなかったりとか、見えてないこともあると思うから。
そう、なんか、自分だけでたぶんたどり着くって結構大変だなと思ってて、それこそこないだの、私が納豆ご飯の話で、せりちゃんにすごい質問してもらいながら話してたら、自分で思ってもみなかったぐらい、こだわりが強くて、ちょっと自分に引くみたいな状態になったけど、
でも、あれもすごい聞いてもらう力だなと思ってて、全然そんなこと意識してないわけよ、毎朝ね。でも聞いてもらって、あそこまで引き出されて、また自分知るみたいな、ちょっと知ってよかった部分かよくわからないけど、のはすごいあるなと思ってて、なんかそれは、やっていけたらすごいいいのかなって思ってる。
そうだね、自分だけではなかなか到達できない、見えてこないところだよね。聞いてもらって、ようやくわかってくるって。
ようやくわかってくるよね。
そうか、それをいろんな組織だったり、人に対して今してるってことだね。
そうなんです。
あちゃんにはなんか、心ひらけるって、たぶん思うと思う。開示していくというか、どうですか?
ほんとですか?
どうなんでしょう?そういう思いで、たぶんね、みなさんいるんじゃないかなと思うんだけど、結構、それぞれが大切にしている価値観にふれるというか、そこを引き出していく、言葉にしてもらうって、なんかさ、ここの人間関係ができてないと、なかなかこうしてもらえることじゃないと思ってて、
あちゃん、さっき高度かなって言ってたけど、わりと簡単なことではないかなって思う。なんか人間関係気づいたうえで、いろんな問いを投げかけて、引き出して、言葉にしてもらうって言って、それをまた情報として整理をしていくっていうのは、
ありがとうございます。
あちゃんだからこそ、できるんじゃないかなと思いましたけど。
磨いていきたいところですね。
そっかそっか、だからその、野菜実験の人とはまた違う、こう、あちゃんの側面というか、姿があるんだなと思いましたけど。
なんか野菜のことやってんのかな、この人って、すごい思われそうだなって思って、なんかそこはすごい気にしてるんだけど、でもちゃんとやってるんですよ、いろいろ。
やってますか。
そうだね、たしかに、このポッドキャストでもね、いろんな、なんか、え、あ、ノトに行ってるんだとかね、
どういうこと?みたいな。
ポッドキャスト、全然野菜のことしゃべんないじゃん、みたいになってて、そう、私自身もすごい危惧してるんだけど、
大丈夫かな、みたいな。
大丈夫かなって、自分でも思うんだけど、ちゃんとやってるんですよ。
こないだもね、学会でちょっと発表させてもらったりとかね、野菜のことで。
思った思った。
はい、あの、大学生の、今の私が作ってるペーストの商品を研究対象にしてくれてるゼミがあるんですけど、そこの合同ゼミに参加させてもらったりとかね。
すごい、研究対象になってるんですね、あすちゃんの取り組みが。
そうなんです。
素晴らしいじゃないですか。
そうなんですよ。
学会での発表と交流
え、じゃあその、学生のみんなと一緒に学会に行って?
学会は、私と教授の先生で行って、発表してきた。
そうそう。すごいね、学会でポスター発表やってきたっていうので。
やってきたんですよ。
内容としては?
内容としては、この3年間、離乳食を東広島の野菜で開発をして、その途中から必要性がわかってきて作った、
赤ちゃん、子供と出かけマップの作成があるんだけど、そのまるっと3年間の活動を、大学と連携して行った活動として、
もうまるっと全部、ポスターにまとめて発表してきたんだけど、
発表した学会が、調理科学系の学会でもあるんだけど、
一応その野菜のペーストの野菜実験とか、いろいろしてきたっていうつながりもあって、ポスター発表させてもらっていて、
はい、ちょっとわくわくする時間でした。
その分野での学会の中ではさ、わりと新しいというか、取り組みなんじゃない?地域の中で。
大学と連携してやっていくっていう。
大学と、でもね、意外と研究発表してるのもあったりして、
大学と企業ととか、
そう、意外と数としてはね、そこまで多くないんだけど、あったりするんですよ。
そっかそっか、実際どうでしたか?その学会でいろんな人と交流したりとか、話をするっていうのあったと思うんだけど。
そう、どうでしたか?学会の雰囲気。
私も学会には参加したことがなくて、どんな雰囲気なんだろう?とか。
学会、それこそ、最初は誰も知らないなぁ、みたいな感じで参加してたんだけど、
だんだん、今年とか、一緒に共同で出させてもらったひろたんの先生と、
その先生が仲良くて、一緒に共同研究とかしてる仲間の方々が結構全国にいて、
その方々とつながって、
会自体というより、終わった後に一緒に飲みに行かせてもらって、そこで学会の裏話とか、
なんか、昔研究室でこんな研究、なんか大変だったけどしてたよね、みたいな話とか、
なんか、そういう界隈の話が聞けたのが、すごい楽しかった。
それ面白いね。
裏話は、ちょっとここでは言えないですけど、
そうですね、そこは。
そういうことがあるんですね、っていう話とかね。
なるほどね。
知れたりとか、あとはその先生方にポスター発表してるときに、やっぱりポスター見てもらって、
調査の仕方とかで、アドバイスいろいろもらったりとか、
この調査の仕方だと、ここをこうするともっとよくなりそうですね、みたいな、
その研究としてのレベルをアップしていくためのアドバイスをたくさんもらえるのは、
嬉しいことだなと思いながら。
そうですね。
学術的な観点からのアドバイスがあったと。
そうそう。
だから、いったんは、今回だから、これまでの3年間をポスターとして発表したと。
継続的な研究活動
で、これからも、継続はしていくものなのかな、あっちゃんの取り組みとして、ライフワークとして。
いったんは、この取り組みとしては終わり?
ほんとね、学会の発表でいうと、ずっとやっていきたいなと思っていて、
実は、去年の秋にも、同じ学会の支部大会とかで、
学生さんが、野菜ペーストの人参にテーマ絞って、卒業研究をしてくれて、
それを、一緒に私もさせてもらったので、
それは、口頭発表っていうプレゼンの発表があるんだけど、
それを、私が担わせてもらって、発表するみたいなこともやってて、
ずっといろいろ活動していく中で、どれ出せそうかね、みたいな話とかも、すごい一緒にしてくれるんですよ。
だから、これ出せますかね、みたいな話をさせてもらいながら、
私は、淡々とチャンスを狙いながら、いかに深く潜るかっていうのを、狙っています。
なるほど。でも、ある意味、そういう意味では、継続してやっているってことですね。
うん、うん、うん、ずっと。
素晴らしい。そっかそっか、そういう、アカデミアの世界にも足を踏み入れているということですね。
そこで知れる情報が、やっぱりすごい面白くて、
私の今回の発表は、そのプロジェクト発表。
こんなふうにやりましたよっていうのを、一応こう、なんだろうな、事実をまとめて書く、みたいな感じだったんだけど、
やっぱり、日本調理科学会だから、
シンプルに野菜の加熱調理の実験とか、何日室温に放置してポリフェノールが増えますとか、
なんか、面白いね。野菜に関する、野菜がどう変化するかに関するものも多かったりとか、
今でいうと、そのAIを活用して、いかにデータをとるかとか、
そこもあるんだね。
そう、ほんと結構、なんだろうな、心理学に近いような分野で、人がどう感じるかみたいなのを分析しているものもあったりするから、
シンプルにそこはもう、興味ど真ん中の発表がたくさんあるんですよ。
そこで、情報を知りながら、聞いたからといって、たぶん全部言えなくて、論文が発表されたかどうかを確認しないと、たぶん言っちゃダメな情報だから、
ちょっと今日、どこまで発表されてるか確認してないから、話ができないんだけど、
そう、でもね、面白い話はいっぱい聞いたんですよ。
そっかぁ、そうなんだ。
野菜実験の人からすると、めちゃくちゃもう、そうだよね、興味ど真ん中ですよね、の話が聞けたと。
そうなんです。
おいおい。
おいおいですね、そこは。
確認したら言います。
はい、ぜひ教えてくださいよ。
なるほどなぁ。
意外とね、意外と、野菜ってなんか、買って新鮮なほうがいい、いいかなとか思うじゃないですか。
意外とほっとくと、いいことがあったりとか、するみたいなんです。
そういう話も、なんかこう発表とかであるんですね。
そうなんです。
面白いですね。
はい、また、また今度。
はい、教えてください。
学会で発表されたかって、論文になってるとはまた限らないから、そこの確認が必要ってことですね。
概要は発表されてて、そこに書かれてれば言えるんだけど、
論文としてまとめて発表される、その大元のほうに書かれてるだけのものだと、まだ発表されてなかったりするから、ちょっと確認が。
そこはもう重要ですね。
はい、はい、学術的なところを守らなきゃいけない。
間に合わせろよ、みたいな感じなんですけど。
そこはあるよね、研究者としてっていうのは。
いや、私がここでね。
そういうことね。
そういうことを確認しとけよってことですかね、そっち?
うん、そっち。
また教えてください。
はい、ありがとう。
今日の仕込み時間、いかがでしたか?
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ではまた次回の仕込み時間に。