詩吟の魅力と発声法
詩吟の魅力を発信する、詩吟ch
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今は必死にクライアントワークとyoutubeと並行しているので、ちょっとわけ疲れているんですけど、とりあえず金曜日なんですね。
今日乗り切って、また頑張りたいかなというところです。
昨日、娘が面白かったんですよ。保育園にお迎えに行くと、先生が少し笑いながら、娘が何かやってるなと思ったら、床のところで仰向けで、少し体を丸める感じで寝っ転がってるんですよ。
何やってるの?って言ったら、ピンクの団子虫って言ってたんですね。
そっか、団子虫のモノマネしてるんだ。ピンク好きなんだな、みたいなところを思ってました。
それだけなんですけど、ピンクの団子虫のモノマネっていうのはずっと頭に残っていて、しばらくはこれでご飯食べれそうだなというところです。
では、本題に行く前にちょっとだけ宣伝ですね。
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では、今日の本題に行くんですけれども、これまで2回ぐらいと続いて一緒なんですが、副式呼吸に関する話になります。
正確には副式を使った詩吟における発声の話ですね。
テーマとしては、副式の発声になると声量が落ちます。
そういう釣りのタイトルです。若干誇張表現はしているんですが、声量が落ちるんですよっていう話から行きたいと思います。
これは、もちろん本質的な話ではちょっとないんですが、
僕みたいに喉声で元々声が大きい人が副式呼吸に切り替えましょうってなると、一時的に声量が落ちるんですよ。
これは事実ですね。
だから元々そんなに普段から声が大きくないわっていう人が副式の方に鍛えていったらですね、よりもっともっと良くなるんですけれども、
元々喉声でうるさい人がやっていると声量が落ちますが、そこからですね、ちゃんと鍛え上げていけばもちろんもっともっと良くなっていくという、そういう話ですね。
だからちょっとタイトルは釣り気味にしているんですけれども、本質はこういうところになります。
なんでこの話をしたかというとですね、副式やる時の僕の中で感じていた壁の一つ、勘違いの一つがこれだったんですよね。
副式で良い声を出すということは声量も大きくなるはずだという、こういう勘違いがありました。
だからよく僕は夜中とかにですね、河原とか橋の下とか、なんか田んぼの真ん中とかそういうところでよく発声練習していたんですけれども、
広い外でやるとですね、声がなかなか返ってこないんですよ。
だから反響が出るぐらいに全力で出してやるぞみたいなのがモチベーションになって、それのおかげもあって声量が鍛えられたというところがあります。
一方でそれによってですね、ただただ声量ですね、音量と言ったほうがいいのかな。
音の大きさだけを追い求めてきた結果、副式呼吸をやる際にそれがですね、結構邪魔になったんですよ。
うるさい声、音量が大きい声が良い声ではないんですよね。
音量だけ大きくするというのは結構簡単にできるんですよ。
喉をギャンギャン鳴らすとかですね、喉から響いた音をさらにこの口の中ですね、上あごとか歯の間とかなんかその辺でですね、
ギャンギャンギャンギャン響かせることができれば、うるさい声って出せるんですよ。
子供が泣いてる時とか、キーンって鳴る時もちょっとそれに近しい感じはあるんですよね。
泣いてる声はいいんですけれど、子供がワーって出そうとした時は意外とそういう声質があったりします。
声量の変化と成長
えとかがやりやすいですかね。
えーって出すんじゃなくて、えーーーって。
非常に今うるさくやっちゃったんですが、こんな感じです。
喉でも鳴らして口の元でも、えーーーってやると遠くまでとりあえず音量だけはうるさいんでですね、
反響してきて、おー今日も俺はいい声が出せたなーみたいな。
そんな勘違いに陥っていました。
20年くらい前ですかね。
そこからですね、いや腹式の発声はこういうもんなんですよっていうのを先生から教わって、
そうかお腹を使うのか、丹念絞るのかとか分かりながら、
じゃあ外でですね、やってみようとすると、あれなんか前より声量が落ちた気がする。
本当にこれで合ってるのかなーみたいな。
そういう考えになって、なかなかにこの腹式の発声に至ることができなかったんですね。
だから今日お伝えしたいことはですね、
たとえ今の声から声量が落ちたとしても、その発声の仕方は正しいんでですね、
ぜひぜひ邁進してくださいと。
喉声が大きい人に対する私からの20年来の重みの込めたメッセージになります。
大事なのはですね、これまで2回ぐらいかけて話してきたように、
ちゃんとこのお腹で支えられているのかどうか、声の力点ですね。
声の力点がちゃんとお腹とか丹念に来ているのかどうか、ここなんですよ。
ここが使えているのか、声と連動しているかどうか、
それが必ずしもすぐにですね、声量として現れるわけではないんですが、
やっぱり体のどこを使っているかどうかなんですよね。
まずはそこから気をつける、意識を深めるということが大事になってきます。
わかりやすいところではですね、お腹を使っているかどうかは、
吟じ終わった時にですね、吟じ終わった時にお腹が疲れたってなるかどうかですね。
あ、もうお腹つらいみたいな。
つらいとかだったらまあいいですね。
ちょっとやりすぎ感あるかもしれないんですけれども、
本当に2分やれば、2分全力でやれば、もういいって感じになります。
もしくはちょっと汗が出るとかですね。
一方で喉が疲れたとかですね。
喉が枯れて声がうまく出ないってなった場合は、
それはやはり力がそこを使っているんですね。
そこに力みが入っている。力点がそっちに行っているので、
喉声になっている指標になります。
お腹が疲れているのか、喉が疲れているのかが大事なのであってですね、
声量がもうすぐに良くなったかどうかっていうのはあまり関係がないんですよ。
ただ、ちゃんとこのお腹が疲れた上でですね、
声と連動するように、この連動具合ですね。
この連動具合がどんどんどんどん良くなっていけば、
力を加えれば加えるほど、腹式の発声として声がどんどんどんどん鍛えられていきます。
喉だけで力んでいてもですね、なんか大して成長幅が限られているんですよ。
しかも持続しないしですね。
一方でお腹の方はですね、ちゃんと体をもっと全体を使えば使うほど、
そしてたくさん息を吸えば吸うほどですね、
もっともっと声量が伸びていきますし、
思考性もあるし、継続性もあるんですね。
だから今日はこの一時的に声量が小さくなったとしてもですね、
ぜひぜひお腹の視点、お腹に力が入っているかどうか、
「天文山を望む」の吟じ方
お腹が疲れているかどうかというところだけ気をつけて、
それができていればぜひ慢心してくださいというお話でした。
なんか同じことを何回も何回も言っているような、
うまく説明できなかったんですけれども、参考にしていただければと思います。
どうも気温が低くて雨が降っていると、ちょっと気分が落ち込んじゃいますね。
まあまあまあ、今日乗り越えればとりあえず終わりなんで、頑張りましょう。
では、今日後半ギンジるやつはですね、李博作天文山を望むになります。
これ何で選んだかというとですね、
僕が20年くらい前にギンジ切れなくて記憶に残っているギンなんですよ。
その、喉でやっているとですね、
喉がすぐ力んで冷え上がってですね、声が垂れると言いますか、
転句のところでギンジ切れない。
ヒョロヒョローって声になって最後までギンジ切れないとか、
音程がガタガタになるとか、それがこれだったんです。
しかも嫌なところはですね、これ両眼の正三、正三で、
あとは最後も、後半一辺とかですね、
このンが入ってくるんですが、転句でンが入ってくるとか最悪なんですね。
僕は今はだいぶ軽くなったんですけど、
鼻炎のアレルギーがあって、アレルギー性鼻炎だったんですね。
鼻が詰まるとそもそも辛いし、喉も冷え上がるし、
なんて辛いんだって思ったんですが、
振り返ってみたらですね、なるようになっているんですよ。
ということを言い聞かせたくて。
でも今日若干鼻詰まっているから若干嬉しいんですが、
頑張ってギンジしたいと思います。
天文山を望む利伯
円も中断して
碧水越しに
…が強かったですね。
やっぱり転句でンはやめた方がいいですよね。
もう本当に。
今になりながらもやっぱり今日はちょっと鼻詰まりが強めの日だったんで、
ギンジ切ることができたのはやっぱり大きな成長なんですけど、
率先してやりたくはないなって思いました。
では今日はこんな感じになります。
来週はたぶん月曜日は限定講科アドバイスになって、
火曜日収録するから水曜の朝、
水曜の朝発信かな、というところになります。
では、そうですね。
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では詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!