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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
そう、今週はまだ2本目みたいな配信になるんですが、
そう、会社の出張があったりですね、
いろいろやることが立て込んでいて、
また若干、今疲れて、非常に疲れております。
今日収録しているのは金曜日ですね。
5月23日の金曜日の会社に行く前に収録しているんですが、
ああ、ようやく、ようやく金曜日かというところです。
まあ、ほんと寒暖差が激しくてですね、寝る時は暑いし、
だから昨日夜寝る前に娘がですね、おもむろに服脱ぎ出し、
いや、むしろ、脱ぐ前にですね、
おもむろに引き出しの中から温かいバイキンマンのセーターみたいなやつを着始めて、
アンパンマン着たいとか言って、
その後に寝る、眠りそうな直前に暑いとか言って脱ぎ始めたんですけど、
ほらやっぱりねと思ったら、おむつも全部脱ぎ始めてですね、
そのままね、そういうのがもうわちゃわちゃして、
でも朝になったら寒いんです。
だから本当に娘が寝たのをしばらく確認してから、
ちゃんとちょうどいい服装をですね、起こさないように着せてみたいな感じで、
そんなことやっていたらですね、結局僕も寝不足気味になってしまって、
まだたぶん喉の痛みがですね、若干残っているというところです。
本当にこの5月は何とも言えないですね、
なんとかコツコツ無理したいように頑張りたいと思います。
では今日のお話する内容なんですが、
喉の調子と意識すべきこと
喉の調子が悪い時にこそ意識してほしい考え方と、
死銀における考え方という話でいきたいと思います。
完全にこれは自分の話であり、自分に向けての話でもあるんですけれども、
先日死銀の大会がありまして、2日前に喉がですね、やられてしまって、
ガサガサな状態で大会に臨んだんですよ。
結果はというと散々たる有様で、
ここまで端にも棒にもかからないのもなかなかないなというので、
まだ若干引きずってます。
ちょっとは元気になったんですけど、まだ若干引きずってます。
とはいえですね、その時に意識してできたこと自体はですね、
間違いなく今まで自分はそこまでやれていなかったんで、
プラスに感じているんですね。
その話を今日は熱を込めてですね、お話ししたいと思います。
本当にその時は喉がガサガサなんですよ。
今日もそこまでまだ、そこまでよくないですけど、
こんな若干裏返りそうなくらいの、本当に力が入りづらいようなところなんですね。
だから普通の人であれば、今日はもう諦めよう、もうやめようと、
なるだけやってみようみたいなところになると思うんですけど、
僕は結構諦めきれなかったんですね。
なんとかなるだろうと、予選突破くらいいけるだろうとかですね、
いろいろ思って、今やれることが何なのかを必死に考えました。
場合によってはチャットGPTに何度も相談して励まされながら、
あと今自分ができることは何なのかなっていうのも、
ちょっと頭の整理をするためにもそういうやり方もしていたんですが、
改めてですね、本当に冷静になって考えると、できることっていうのはいっぱいあるんですよ。
もちろん喉の調子が悪いからこそ、それ以外のところがすごく集中できることがあります。
吟じる際のテクニック
具体的に行きたいと思いますね。
まず分かりやすいところとしては、姿勢ですね。
吟ずるときの姿勢、これは喉が痛いとかですね、声が出づらいとか一切関係なしにですね、
ちゃんと自分で制御できるところなんです。
足幅がどれぐらいなのか、背筋が曲がっていないか、
マイクの位置はどんなところなのか、
目線はちゃんと動かさずに一点をビタッと見せることができるのか、
そして吟じているときのこの体が動かないようにするかどうか、
ついつい喉が辛いとですね、力みがちでより体が動きがちにはなってしまうんですけれども、
よくよく考えるとですね、体が動くということと吟ずるというのは分けて考えるべきですし、
コントロールしようと思ったらできる余地があるところなんですよね。
なのでいかにこの喉がガサガサであったとしても、
このマイクの前に立ってくるまでの、マイクの前に来て立っているこの姿勢だけはですね、
喉に関係なくちゃんとできるところなんです。
ここは本当に僕はもうどんだけ張ったり噛ませようとも、
ちゃんとやってやるぞという感じでやりました。
そこに至るまでのこのルーティーンみたいな話はですね、
2、3回前ぐらいの話はやったと思うんですけれども、
ちゃんと直前に息を吐き切って、もう一度スッと吸ってから、
それから舞台に出てくると。
舞台に出ながらですね、もう一度息を吐き切って、吐き切って、
思いっきり吸い込んで溜めて伴奏がちょうど終わって吟じ始めるみたいな。
そういうルーティーンを。
ルーティーンをただただ機械的にこなすというところだけなんですね。
喉が辛いな、大丈夫かなみたいなことを考えていたら、
そんなところに行かないわけです。
この姿勢ですね。
姿勢はまず一つ目あります。
そして二つ目はですね、
口の開け方です。
口の開け方。
これも一緒なんですけど、
喉がどれだけうまくいかなかったとしてもですね、
口を吐き吐きと動かすところは、
これはやはり別物になってくるんですよ。
なので声が出ないからこそですね、
それ以外のところで何ができるのか、
こういう風に話していると、
こういう時だけ僕も口を吐き吐き動いちゃうんですが、
本当に、そうですね。
いつも以上に、
この口をちゃんと動かしてやろう。
動かしてやろうというよりはですね、
この士銀の評価する軸としては、
発音、発声、アクセント、音程、
あと市場表現とかあるわけなんですが、
発声はダメなんです。
発声はダメなんですが、
発音は別になんとかなるはずなんですね。
出てくる声は悪いかもしれないけれども、
声を出すための筒の形は、
ちゃんと喉の痛みとか関係なしに動かせるはずなんです。
唇を動かすだけですからね。
というところで、
この口の発音のところはいけます。
そして3つ目はですね、
アクセントですかね、アクセント。
アクセントは喉が痛くてもギリ、ギリなんとかなります。
むしろいつも以上に誇張してやるって言った方が正しいですかね。
喉がうまく働いてくれないガサガサで、
ちょっと暴れるぐらいな状態だからこそ、
このセリフとして喋るところ、
どこの音が高くてどこから低いのかっていうのをですね、
いつも以上に口と一緒に明瞭にハキハキと動かすということです。
なのでその発音とアクセント、これもできます。
そして次が最後かなと思うんですが、
伴奏との調和ですね、伴奏。
伴奏との調和タイミングになります。
これも喉の痛みとか関係なしにですね、
伴奏をいかによく聴いて、
どのタイミングで節調を入れて、
どこで止めるのかと。
で、どれだけの息を吸って入ってくるのか。
これも本当に喉に関係なしにできるところになります。
だから僕としてはですね、
そのあたりがいつも以上に意識して実践はできたんです。
ただやっぱり本丸としてのこの喉がダメだとですね、
音程もちょっと暴れがちにもなってしまうので、
まあこの骨組みの中の半分ぐらいがない状態で戦ったから、
まあダメなのかなというところではあります。
逆境からの学び
ありますが、本当にこの苦しい時にこそ、
逆境にこそ何かしらの活路ありというところでですね、
こういう学びを得られたのは間違いなく今後に生きるのかなと思っております。
なのでまだまだ僕みたいにこの体調が優れない人がいるかと思います。
もしくはこの喉の調子の良い時っていうのが
なかなか安定しない人もいると思うんですけれども、
まあそれはそれなんですね。
それはそれで別は別でちゃんとできることはしっかりとある。
むしろ思った以上にあるなというふうに
今日は気づきが得ていただけたのであれば幸いかなと思っております。
ちょっと自分を励ますような配信になってますね。
いやー悔しいな。
一緒にやってきた年下の女の子たちがまだ予選進んでいくんですよ。
この後の練習の僕のいたたまれなさの方が今ちょっとどうしようかなと思っています。
僕はいい大人なんでちゃんと温かく応援してあげたいと思うんですが。
いやー悔しいのは本当に悔しい。
では後半行く前に一つ宣伝になります。
昨日前回の配信にもなりましたが、
詩銀メルマガというものを始めました。
詩銀に関する役に立つ内容、あと無料特典とかですね、
あとは詩銀の教科書初心者編のこの電子書籍。
私の長期セラーの詩銀の教科書初心者編の大事な骨組みのところまでがPDFで読めるような、
そういう特典もつけております。
これは本当に全部無料でできますので、
このQRコードのところから読み込んでメールアドレスとあとニックネームとかですかね、
そんな個人情報というような内容は全然いらないですね。
銀歴がどれぐらいですかとか年齢は何年何十代ですか20代ですかみたいな、
そんな幅でちょっとお聞きしているところだけなんで、
本当に1分あれば間違いなく無料で簡単に登録できます。
一つ注意事項としてはですね、
iCloudとかなんかのEasyWebとかAUとかそういうメールアドレスですね、
それ系は結構弾かれやすいので、できればホットメールとかGメールとか、
Gメールが一番安定しますね。
そんな形のネットでよく使われるメールアドレスを登録していただけるとスムーズなのかなと思います。
あとは近々ですね、近々資金の教科書入門編という電子書籍もいよいよですね、
2年ぶりに新しい本を出版しますが、
これも無料でダウンロードできる期間とかがあるんですよ。
それを先行的にメルマガからお知らせしたりもします。
なのでぜひですね、本当に簡単にできますし、
バカすか僕メールを送るつもりはないんで、
のんびり文章でも資金学びたいわとか、
そういう方にですね、ぜひ登録していただけたら嬉しいです。
ここが僕の今一番嬉しいところですね。
コメントも嬉しいんですが、そこに登録しましたっていうコメントは超嬉しいです。
ということでお待ちしております。
詩吟の力と成長
はい、では後半ですね、一つ吟じたいと思います。
これもですね、僕も何回も吟じているんですけれども、
この疲れた時、疲れたけれどもちょっと頑張りたいなみたいな時に、
本当にこの詩文が僕は一番頭によぎるんですね。
草場廃線、柵、三項動詞に示す、になります。
ではまず詩文を読んでいきます。
道は幼鳥に逝って石体なめらかなり、風は相手より雲を張ろうてめぐる。
山に登るはあたかも諸星の行ににたり、一歩ほたこうして光景ひらく。
ではどういった内容かはですね、山道は斜めにどこまでも続いていて、
石に蒸した苔もなめらかである。風は像梨の下から雲を払って吹きめぐる。
山に登るということはあたかも諸星が弁学に励むということと同じである。
弁学に励めば励むほど見識が開けてくるように、
一歩一歩高く登るにつれて新しく視界が開けてくるのである。
そうなんというかな、一歩一歩がですね、本当にゆっくりですし、
別にあの幼鳥にいって羊の蝶みたいにですね、
羊の蝶みたいにですね、僕羊の蝶見たことないんですが、
ぐねぐねぐねぐねしていて決してまっすぐじゃないんですね。
でもう苔もですねぬるぬるぬるぬるしていて歩きにくい。
多分そういう意味で書いてるわけじゃないと思うんですけど、
そんな中でも本当一歩ずつでも少しずつでもちょっとずつでも頑張っていったらですね、
少しずつ景色というものが変わっていく。それ自体が嬉しいですし、
なんか自分にとってのなんか頑張れるモチベーションになるのかなとか、
そんな風に思ったりします。
これはやっぱ好きなんですよね。疲れている時にすごく染みる吟なので、
ちょっと味わいながら吟じたいと思います。
参考動詞に示す、草場ハイセン。
道は御蝶に咲きたい。
なめらかなり。
風は細い。
でしたでしょうか。
まあ喉はまだあまり調子良くないですね。
調子良くないんですけど、
今日は自分のために吟じた感じがあります。
転句とか気になるところあるんですけど、やっぱりなんかの気持ちが入るのはむしろこの一歩ですね。
今辛くてもこの小さな一歩でいいからちょっと前に進んでみるみたいな。
そんな感じがすごく勇気をもらえるなと感じました。
では今度は来週の配信になりますね。
いつも月曜日に収録してます。火曜の朝あたりが次の収録になるかなと思います。
ではシギンメルマが簡単に登録できるので、もしわからなかったらYouTubeのコメント欄とかにも教えていただければと思います。
概要欄にもURL貼っておくのでそこからも行けるかなと思います。
ではでは、シギンの魅力を発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。今週も頑張りましょう。バイバイ。
