漢詩ロックの試行錯誤
おはようございます。詩吟ユーチューバーのheyheyです。
本日2本目の話になるんですけれども、漢詩ロックについて引き続き話したいと思います。
この漢詩ロックというものは、AIですね、SNOWというAIに漢詩を投げたらできるという、そんなシンプルなものじゃ全然なかったんですよ。
そこに至るまで結構紆余曲折があったんですよ、という話をしたいと思います。
本当にですね、このSNOWというものの、1年前ぐらいには知っていたんですけれども、
その時は別に曲を作ろうというクオリティまで考えてはいなかったんですが、
最近はですね、本当にバージョンが上がって、素晴らしい曲が、特に歌とかができるようになったっていうのが僕の中で大きな発見でですね、
それで是非その漢詩をまず入れてみようかなというふうに、まあとりあえず適当にやってみたんですね。
で、その時はですね、正直全然全然ダメでした。
その漢詩をそのままペッてぶち込んでもですね、そもそも漢詩ってめちゃくちゃ短いじゃないですか。
だから歌の定をなかなかなさないというか、もう延々とそれを繰り返すとか、あとは適当に作った歌でぐちゃぐちゃに回すか、とかぐらいしかならなかったんですね。
だから僕はまあこれじゃあさすがに全然ダメだなということで、このSNOWの中の機能でですね、
この文章を入力したら勝手にそこから歌詞を作ってくれるって機能があるんですね。
なので本当にただボタン一回押すだけです。
漢詩を入れて歌詞を作るみたいなボタンを押したら、なんかそれっぽい歌詞を作ってくれるんですよ。
で、そういうふうになったらようやくまあ言葉のボリューム感が曲と合うようになってきて、
ああまあまあいい感じの風になってきたなっていう、これがまああの最初のところですね、第一弾みたいな感じになります。
漢詩ロックの走りみたいなところですね。
で、だから僕は最初、実際この状況を抜け出すまでに多分8曲ぐらい作ってるんじゃないのかなと思います。
そう、だから8曲ぐらい作ってですね、まあまあこんな曲調いいよねとか、
ああ自分こんな音楽聴きたかったんだみたいな曲調ばかり重視してですね、
雰囲気は漢詩を知っている人が聴いたら、ああこれはなんとなくこの漢詩っぽいなーみたいな、そんなのがわかるレベルだったんですね。
ただその前提がありえないじゃないですか、この漢詩知ってるわって人が一体どれだけいるのかっていう話になってくる。
それを知っている前提で歌詞を理解しないと本当によくわからないし、
じゃあ実際にその歌詞のクオリティがどうなのかと言われるとAIが適当に作ったやつだからですね、本当に何とも言えないんですよ、何とも評価できないんですよ。
それでその8曲ぐらい作っていてからですね、やっぱりそのメインは、その次にですね、適当な歌を作るのがバージョン1だったんですけれど、
次はですね、適当な漢詩、2代目の適当な漢詩を作らせるっていうこともやってみたんですよ。
オリジナル漢詩の価値
これはチャットGPTを使って漢詩を作らせてみました。
だから指示としてはですね、これは誰々のこういう漢詩です。
で、これの雰囲気とかですね、この交渉さとかそういうものを理解した上で2番目を作ってみてくださいという、なかなか無茶なことをやったんですよ。
すげー無茶なことをやりました。
で、出てきたものはなんとなくそれっぽいなーみたいなものが出てきたので、
それを2番目として、1番目、2番目というこれだけのボリュームがあれば、歌っぽくなるなーというので、それもやったんですよね。
そう、それもあれだけどな、日は香炉を照らして深夜少女の、ロザンの幕府を望むか、
そう、それの歌はこの構成で作ってみたんですよ。
だから2番目、適当に作ったんですよね。それっぽいやつ。
で、それっぽいやつを作ってみてもですね、曲自体はいい感じになったけれども、
え、この歌詞結局何なんだっていうふうに聞いていたらですね、自分が一番違和感を感じるんですよ。
そう、やっぱ本家本元のオリジナルの詩があって、それに対して今度は2番目の詩があって、
で、これを、え、これ、これ何だろうね。
これ本当にいいセリフなのかなとかですね、自分も自信があるわけがないですし、
別に積み上げる自信なんて一つもなかったですからね、そういう。
この漢詩を作るということに対しては何のスキルもないので、できたものをただ雰囲気がいいなというので出しただけだと。
っていうふうになっていくとですね、やっぱり最初の方に戻ってきたんですよ。
やっぱり本家本元の1番のこの、この漢詩だけを使う、そのオリジナル原曲だけを使うと言いますか、原詩というんですかね。
これだけを使うことにやっぱり価値がある、意味があるんだなというところを、
ようやく8曲ぐらい作って気づいたわけです。
で、ただ戻ってきたらですね、やっぱりこれだけだと歌にならないからどうするんだというふうになったところで、自分も考えを巡らしてましてですね、
まあその起承転結で4つのゼクというタイプ、七本ゼクとか五本ゼクというスタイルであれば起承転結の4つの詩文があるんですね。
だからそれらをABCDで認識させてですね、これを歌になるようにうまいこと配置してくださいっていうような、まあそんな感じのプロンプトを作っていくわけです。
で最初のイントロはどうだとかバースはどうだとかコーラスはどうだか、ブリッジに何するのか、エンディングはどうなすのかというのをそこに合わせてどんどんどんどん配置していって、
その出た歌詞構成を素直にようやく読ませていくといい感じになってきたっていうところです。
でそれを後は実際に自分で聴きながらですね、聴きながら、いやここの構成やっぱりおかしいよなっていうのを手動でちょっとずつ直していって、それでようやく漢詩だけで歌ができた漢詩ロックというものが生み出されたというところなんですよ。
なのでそう、それなりに右右曲説があります。自分でも実際に曲を作ってみないとこの違和感とかは強く感じられなかったですし、自分そのものが持っている力強さ、洗練された具合というものもあまりよくわかっていなかったんですね。
まあそう、適当にやったらすぐできたんですよみたいな、そんなものじゃないというところだけとりあえず形に残しておきたかったんで喋らさせていただきました。
お付き合い頂きましてありがとうございました。バイバイ!