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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
今日は収録しているのが、だいぶ取り溜めしているので何とも言えないんですけれど、金曜日です。春がだいぶ近づいてきたのでですね、嬉しい限りですね。
花粉症はどうなんですかね。僕も2年前ぐらいにデビューしたんですけれど、今までが花粉症だとカタクナに言ってなかっただけなのかもしれないですが、マスクしてるからきっと大丈夫でしょう。
今日はですね、腹式呼吸の続き、これまで腹式呼吸に関する3つの大きな勘違いをお話ししてきましたけれども、じゃあいよいよ腹式呼吸のやり方とか、そもそもどういうものなのか、そこからですね、学んでいくステップに進みたいと思います。
ということで、今日お話しする内容は腹式呼吸の原理ですね。原理、やり方とかどういう仕組みでやっているのとか、そういう意味合いのことになります。
そして結論から言いますと、腹式呼吸とは、丹田を使って息を吸って、丹田を使って声を出すということですね。丹田を使って息を吸い、丹田を使って声を出す。
これが僕の言っている腹式呼吸、死吟で使う腹式呼吸の原理になります。腹式呼吸という言葉がそもそもだいぶふわっとした定義なんですね。もちろん呼吸って書いてあるんで、お腹を使って息を吸えばいいだけみたいな風に書いてありますけれども、前回にも言いました通り、腹式呼吸をしたい人は腹式のいい声を出したいがためなんで、腹式の発声がセットになってきます。
そしてお腹で腹式呼吸の腹って書いてあるから、へそ回りとかそのあたりのお腹を使えばいいと勘違いしてしまうんですけれども、実際はそうではなくてですね、丹田の方を膨らませるということになります。ここがポイント。だから丹田を使って息を吸い、丹田を使って声を出すということになるんですね。
では、なぜ丹田を使う必要があるのかということをお話ししますとですね、腹式呼吸よくある説明というのは、この横隔膜を下げて息を吸うんだという話です。横隔膜。
へそ回りとかに体を分断するかのようにある膜があるみたいですね。この横隔膜を下げれば、その下げた分だけ口から息がスッと入るよということなんですけれども、横隔膜ってどうやって動かすんですかね。横隔膜。
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この横隔膜を膨らますために、別に横隔膜自体に下に引き下げる力とかそういう筋肉があるわけじゃないんですよ。
なので、このへそ回りとかを引っ張ったりすることによって、横隔膜がもともと上にくの字になっているから、それをへそを前に出すことによってキュッと下がる。ピンと伸びる感じですね。膜がピンと伸びるから、そのくの字からピンとなった瞬間にその分だけ空気が入るということ。
口で説明するのは難しいですね。
この横隔膜を下げたいというところは一緒なんですけれども、このへそ回りだけを意識すると正直あまり効果が微妙になってくるんですよ。
やっぱり膜を下げたいんであれば、その下の方から引っ張ってあげる方が一番効率的だと思わないですか。
その真正面からピンと一直線になるように引っ張るのではなく、もっと下にくぼむように、下の方をつまんで下へ引き下げる。
そういう風にやった方が横隔膜ってやっぱり下がりそうな感じがしますよね。
そういう意味でタンデンを使おうと言っています。
タンデンを使う。
タンデン自体は、触ってみたらわかりますけど、股間とへその間ぐらい。
へそよりももっと下の場所になりますけれども、そこは意識的に膨らませたりすることができるんですよ。
そこを膨らませてあげると、その分だけ横隔膜が下に引っ張られるようになるんです。
あと、横隔膜を膨らませようとすると、セットでへそ周りも膨らむようになるということですね。
なので、横隔膜を下げるために効率よくタンデンを動かしましょうということになります。
なので、タンデンを使って息を吸いというところがこういう意味になるわけです。
この後、たくさん話しすぎると仕事が遅れちゃうので、この辺にしておきますけれども。
今日お話ししたいところが伝わりましたでしょうか。
腹式呼吸の原理というものは、タンデンを使って息を吸い、タンデンを使って息を吐くということです。
なぜタンデンかというと、より効率的に横隔膜を下げることができるからということになります。
タンデンの方は手を当ててみれば分かりますけれど、そこを意識的に動かすことができますので、それであればコントロールできるよということです。
伝わったかな?もうちょいペラペラ喋れればいいんですけれども、まだ自分の中でもうまいこと、あと5回10回喋ればいいんでしょうね。
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まあまあ、これぐらいで何とか伝わってくれれば幸いです。
では後半の方、移りたいと思います。
今日の試吟はですね、今日収録しているのが3月26日ですね。
結構ニュースで戦争の話が出てきたので、僕もなかなか衝撃を受けているんですけれど、ロシアのウクライナ侵攻ってやつですね。
だいぶ自分の生きている時代にこんなことが起きるのかというようなことを思いまして、
ちなんでっていうのもなんか変な感じですけれども、実際に中国に戦争を仕掛けた時ののぎまれすけ将軍ですね。
金州城下の策、実際に戦場において作られた詩がありますので、そちらを吟じていきたいと思います。
金州城下の策、のぎまれすけ。
先に詩文を読んでいきますね。
この新しい広い戦場というのは、
十里どこもかしこも血玉臭い風が吹いていると、
戦場進まず人語らず、
この余りの詫びしい光景にですね、戦場軍場ですね、
馬も進もうとせず、また人も誰も語ろうと言葉もないと、
金州城外車両に立つ、金州城の外の夕日の中にですね、
車両、夕日ですね、万感の思いで立ち尽くすのであるということです。
ものすごく重たい詩ですね。
それが今実際に起きていると考えると何とも言えない気持ちになるんですけれども、
当時の当事者の人がどういう風に戦場に立っていたのかというところがわかるかなと思います。
この作者に関してもいろいろ賛否両論あるとは思いますけれども、
詩文として感じるためには感じる上ではとても素敵な詩だと思いますので、
ぜひ聴いてみてください。
金州城下の策、
のぎまれすけ
三千草木
歌った
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のぎまれすけ
三千草木
歌った
三千草木
人
金州
城外
城外に
立つ
このタイミングでこの詩を吟じるとなかなか感じるものが違いますね。
さらに言うとやっぱり腹式呼吸。
喉で吟じるのとお腹を使って吟じるのではですね、
込めたい感情、感情を込める力がだいぶ変わってきたりするので、
ぜひぜひやはり腹式呼吸、
身につけられた方がもっと詩吟を楽しめる感じることができるんじゃないかなと思います。
ということで、
今日は最後若干しんびりしちゃいましたけれども、
また明後日ぐらいに頑張って配信したいと、楽しく配信したいと思います。
リクエスト等あれればよろしくお願いします。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、今日は以上です。
どうもありがとうございました。
バイバイ。