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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
今日はですね、ちょっと疲れてます。
仕事が反応期、年度末ですからね、反応期になってきて、かつ奥さんが今妊娠中なんですけど、今12週とちょっとぐらいですね。
全然つわりが収まらない。
もう1月の半ばぐらいから、だからもう1ヶ月半ぐらいはずっと毎日吐いてるような感じですね。
本当大変だなと思いながら、自分も今日は今日はダメですね。今日は若干一緒に気持ちが見入ってしまったんで、こういう日もあるかなと思っています。
声に出やすいタイプなんですね。わかる方はすぐわかるかもしれませんが、よろしくお願いします。
では本題の方に移っていきましょう。
今日お話しする内容はですね、腹式呼吸で声を出す方法ですね。腹式呼吸で声を出す方法。
これまで散々言ってきましたけれども、腹式呼吸とは何たるかというと、丹田を使って息を吸い、丹田を膨らませて息を吸い、丹田を絞ませて声を出す。
これが腹式呼吸。僕が15年ぐらいかけてようやくわかってきた腹式呼吸なんですけれども、前回はこの息を吸うところをお話ししました。
丹田を使って息を吸うというのはなかなか日常的にやってないので、日常でできるように普段から意識してみてくださいというような話ですね。
今回が長くなりましたけれども、じゃあ実際にどういうふうに声を出すのかというところですね。
ある意味一番ここがわかりやすい重要なポイントになるかなと思います。
ただ声を出そうとするとですね、そんな丹田を使うなんてことをもともとやってないわけですから、喉声になるわけですよね。
あーあーとか、そういう感じの声になってしまいますけれども、この丹田を使って声を出す、どういうふうにするかというとですね、
イメージとしては子供の頃遊びましたかね、このホース、家につないであるホースの根元らへんをキュッと絞ませてより遠くにピューって飛ばすような、そういうイメージに近いかもしれません。
もっと機械的に理系向けで言えばですね、ポンプで圧力を高めて高めて高めて、エアーを吹いたりとかですね、水圧水をビューって飛ばしたりとか、
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そういうような感じで圧力を高めたものを口からピューッと出す、勢いよく出す、これが腹式呼吸のイメージかなと思います。
どういうことかというと、丹田を使って息を吸いました、その次に絞ませるんですね、ギューッと絞ませる、だけどもその時に口から息漏れ出ちゃダメなんですよ。
そんなザルじゃダメなんです。そうではなくて、お腹のこの中で、丹田かちょっとその上あたりですね、息がギューッと押し込まれるんですね、圧縮される。
圧縮された状態で、その圧縮された空気を口からポーンと出すんです、ポーンと。
そこがようやく丹田を使っている意味があるんですね。そこをお腹ギューッとしながら結局喉だけで出そうとするとですね、全く意味のないことになってしまうんです。
せっかく溜めたものがあるのにそれを一切使わずに声を出しているから、あなたはお腹固めているけれども全く腹式呼吸ができてないわね、という悲しいことになってしまいます。
では、そう大事になってくるのはですね、この丹田の圧縮された空気と声を出すこと、この2つが連動することなんです。大事なんでもう一回言いますね、連動すること。
じゃあどうやったらこの丹田と声、連動するのかというと、これ僕のチャンネルを過去から聞いている方はもう何回も聞いたかもしれません。
いやーだいぶ僕も5回10回近く言ってるかもしれないんですけれども、それはですね遠くに向けて多いと声を出すことです。遠くに向けて声を出す、呼びかけるように声を出す。
より具体的に言うとですね、10メートルぐらい先の人に向けて気づいてもらうように声を出すということです。
例えば、すぐ目の前の人に声をかけようとします。おいおい、あのー、あのーみたいな、そんなこんな感じになるんですね。
ちょっとそこのーみたいな、そういう風になるんですけれども、それがじゃあ10メートル先の人にこんな声のかけ方してたら絶対伝わらないですよね。
10メートル先にいる人においと声をかける、ちゃんとこっちに振り返ってもらうようにする。
おい!おい!おい!ちょっと!こんな感じですね。
ゴルフとかで危険なボールがいたらファーとかって叫ばないといけないです。
これはもう100メートル200メートル先の人にボールが飛んでって危ないよって言ってるわけなんですから、その危険に察知してもらわないといけないんで、ファー!ファー!という風に叫ぶことになります。
そういう時、やはり人間にはある程度大きな声を出す機能は備わっているんですよ。
だからそのシチュエーションを真似してやれば自然とお腹を意識してくれるようになります。
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今私と同じようにこの10メートル先においと声を出す、これをやってみた方はわかるかと思うんですけれども、
その時にこの下っ腹、丹田あたりがくっと凹むような感じ、固くなっているような感じ、それが自然とできていたのであればバッチリです。
素晴らしい。
これがあえて言うならコツっていうことになりますけれど、ちゃんと言い含めておくと、
このコツを一つわかったからといって急に腹式呼吸ができるとか腹式発生ができるとかそういうわけじゃないですよ。
ただ、連動させるために体こういうふうに繋がっているんだとかですね、
この連動する感覚を覚えるためにはこのトークに声を出すというのが一番いいです。間違いないですね。
ただお腹に力を入れたとしても別に声は出ません。
いい声を出そうと必死に頑張っていても全然それもまた連動には関係ないんですね。
ちゃんとタンデンと声を連動させるためには遠くに声を出す。
これ、自信がある人なら設定を10メートルじゃなくて50メートルとかにしてみてもいいですよ。
僕も河川敷で100メートルぐらいにスマホを置いて発声練習したこともありますから、
それぐらいの意気込みで外でやるとですね、本当に出方がだいぶ変わってきます。
この連動する感覚をつかんでもらう。
これが注意点は山ほどあるんですけれども、これが一番大事かなと思います。
トークに声を出す。それ自体はきっとできると思うので、
これでまず全然できないよっていう人がいれば教えてください。
僕なりに次のあるアドバイスを悩んで考えてみます。
ということで今日は腹式発声ですね。腹式呼吸で声を出す。
ためのコツ一つ、大事な大事なコツをお話しさせていただきました。
10メートル先に向かって声を飛ばすということですね。
ぜひそれで連動する感覚をつかんでみてください。
疲れていても話しているとだんだんちょっとずつ元気になっていく感じはいいことですね。
では後半に移ります。
今日後半では参考動詞に示す草場廃線という方が作られた漢詩をご紹介します。
これはいいんですよ。若干疲れた時にヌメヌメした感じが好きなんですよね。
先に詩文を読んでいきます。
参考動詞に示す草場廃線。
道は幼鳥にいって石体なめらかなり。風は相手より雲をはろうて巡る。
山に登るはあたかも諸星の行に似たり。一歩歩多行して光景開く。
これ山を登っている途中なんですね。道がグネグネと羊の蝶のみたいにグネグネといって石体なめらかなり苔がむしむしているという感じですね。
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この登山ののったりとしたような感じが僕の今の若干元気のない感じにあっているんですね。
でも後半が山に登るはあたかも一歩歩多行して光景開く。最後の最後はですねパーッと条件が開くような感じがして少し明るくなっているんですね。
言葉が多いです。とにかく言葉が多い。言葉が多いのでその言葉運び、間合いとかですねそういったところが大事になってくるんですけれども
まだやりやすい方だと思います。でもこれはちょっと言葉多すぎかな。なのでいかに間延びしないように伝えれるかがポイントですね。
では今日はいつもよりちょっとヌメヌメと吟じてみたいと思います。
参考動詞に示す草場廃線。
道は幼鳥に行って
石体なめらかなり
風は相手より
雲を払って
巡る
山に登れば
諸星のように
似たり
一歩
ほたこして
光景
開く
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いやーいつもよりガス欠ですね。もうダメだな。
まあヌメヌメはいいんですけれど。後半最後
道は幼鳥に
ほたこして
三段上げよりは普通の一段で上げるだけでいいかもしれないですね。あんまりそこまで元気よく
景色が開けたーみたいなそんな勢いやる元気のいい詩ではないんで
そんな三段上げほどするほどじゃないないですね。
だから最後光景開くも僕なんかちょっと躊躇して中途半端な感じになっちゃいました。
反省ですね反省。
まあ疲れている時はあえて声を出すというのも手ですけれども
まあそれでもどうしようもない時もありますという個人的な教訓です。
では今日はこんな感じです。引き続き腹式呼吸に関する質問等あれば
YouTubeなりスタンドFMなり最近YouTubeちょっと登録者増えてて嬉しいんですよね。
言ってくれればちゃんとお答えしたいと思いますのでよろしくお願いします。
詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございましたバイバイ