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2022-02-21 11:17

【詩吟ch】腹式呼吸のよくある勘違い①<弘道館にて梅花を賞す>

弘道館に梅花を賞す / 徳川斉昭
弘道館中 千樹の梅
清香馥郁 十分に開く
好文豈 威武無しと言わんや
雪裡春を占む 天下の魁

#詩吟 #漢詩
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おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
はい、いかがお過ごしでしょうか。
今日も関東は天気が良いというか、ただひたすら晴れてますね。
北陸はその分大雪だということで、微妙な気持ちです。
だいぶですね、日、夜もオリンピック見続けていてですね、寝不足が続いているんですけれども、
まあ気持ちは元気なので、今日も頑張っていきたいと思います。
前回から始めました。改めて、その複式呼吸のやり方。
多分、詩吟やりたいよっていう人は少ないかもしれないんですけれど、複式呼吸を習得したいよとか、少しでも身につけたいよという人はいらっしゃるかと思いますので、
この詩吟を通じてですね、複式呼吸に関する語句、話せる範囲でできるだけ分かりやすくお話ししていきたいと思います。
今回は2回目ですね、前回複式呼吸でできること。
今回は複式呼吸のよくある勘違いということでお話ししていこうと思っております。
複式呼吸、まあ本当にこれは実体験で行ったほうがいいかと思うんですけれども、
僕は複式呼吸ができるようになるまで、そうですね、15年ぐらいかかりましたね。
そんなにかからんかいというところはあると思うんですけれども、だいぶ遠回りしてきたほうだと思います。
喉で声を出すのは普通の人より得意だったものだから、より遠回りをしてしまったというところもあります。
では私が本当にこの遠回りした原因、複式呼吸に関する3つの大きな勘違いがあったので、それを先にご紹介していきたいと思います。
1つ目、複式呼吸とはお腹に力を入れればできると思っていた。
お腹に力を入れればできると思っていた。
そして2つ目、複式呼吸はお腹を膨らませることだと思っていた。
3つ目、複式呼吸は骨をつかんだらバッチリできると思っていた。
今回はその1つずつ深掘りしていきたいと思います。
複式呼吸はお腹に力を入れることだと思っていた。
こちらについて話していきます。
カラオケとか歌、歌唱力とかのレッスンで行くと、お腹に力を入れてっていうよりは、もっとお腹を使ってと言われるかもしれません。
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ただこの死銀の世界においては、腹に力を入れろとか、腹から声を出して、もっとお腹を硬くしてとかですね、お腹硬くしてとか、そういう風にですね、とにかくお腹に力を込めることをひたすら指導されるわけです。
そしてこの指導はですね、僕の中ではどれだけ正しい指導かというと、100点中10点か20点ぐらいですね。
これは台場の勘違いさせてしまいます。
複式呼吸とは何かというと、お腹を使って声を、違うな、鍛錬を使って息を吸って、鍛錬を使って息を吐き出す、声を出す、この呼吸ですね、吸って吐く、この両方が揃って複式呼吸になるわけなんです。
この特にお腹を使うタイミング、お腹に力を込めるタイミングっていうのはどちらかというと、声を出すタイミングなんですね、吐くタイミング、息を吐くタイミング、この時に鍛錬をぎゅっと絞り込んでカチンカチンにした状態にしておくことで、体の中に溜まった空気にこの圧力がかかるんですね。
ぎゅっと絞り込むように形になるから圧が溜まるんです。その溜まった圧を口の方からドバーッと出す感じですね。
ホースでやるとイメージが湧きやすいんでしょうかね。
ホースの根元、大元のところでギュッギュッギュッと水圧を高めて蛇口をひねると、ただ軽く蛇口をひねるだけでもピューッと水が出てくるという状態です。
だから、お腹に力を込めてというのは、それだけでは決して腹式呼吸にはなり得ないんですね。
ましてや、呼吸をする時、息を吸う時に力を入れ続けていると、それだけでお腹が硬くなって膨らみにくくなって、あまり息が入らない。
息が入らないから、その後に息を出そうと思ってもいい声が出ないし、無理やり出そうとすればするほど喉が枯れてしまうということになるんですね。
なので、僕は本当に小さい頃から先生にお腹にもっと力を入れてと言われ続けてきてですね、ギュッギュッとひたすら力を込めるんですけれど、
あれ、これなんか別に声が大きくなった気もしないし、伸び伸びと出る感じもしないし、これはどうしたことかというふうに思ったわけなんですよ。
なので、このお腹に力を込める、それをできれば息式呼吸ができるというのは、大きな大きな勘違いです。
本当に気をつけてください。そんなところかな。お腹に力を込める。
ただ、これは本当に全てが間違いというわけではなくて、やはり力強い声を出すためには、力強い圧がかかった空気が必要になるわけで、
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その圧を高めるためにタンデン、お腹というよりはタンデンですね。そこを使うということになります。
これで伝わったでしょうかね。お腹にひたすら力を入れるんじゃないんだなというのがわかれば幸いです。
一番いいのは、自然とお腹に力が入るような状態というのが一番いいですね。
遠くに、僕がよく言っていますように、遠くに声を出す。遠くに声を届ける。10メートル先に突き刺すように声を出す。
おい!おい!というふうにやっていると別に能でもいくらでもできるんですけれど、
10メートルに、その10メートル先にいる友人に危機が迫っていて、そこに今すぐ大きな注意をそらさないといけない場合ですね。
おい!おい!というふうに声を出す場合、こういった時に自然と下っ腹に力が入る。これは最善ですね。
というところで、ぜひぜひこの力の入れ方を決して間違えないようにしてみてください。
はい、では後半ですね。後半はお腹に力を入れやすい、自然と力が入りやすい、むしろ腹式呼吸ができていないと形にならない死因を一つご紹介します。
徳川成明による行動感にて売価を称す。ちょうど梅の花の時期だからちょうどいいでしょうね。
行動感、あれこれどこの場所だったかな。下手なこと言うと僕のアホさがバレてしまうんで、行動感ググってください。
そこで売価、梅の花、その良さを見るわけですけれども、とにかく堂々たる監視なんですね。
だから死因も堂々と吟じていかないと形にならないわけなんです。
喉からひょろひょろと吟じていたら形にならないわけなので、しっかりと出だしからですね、お腹力入れて、お腹に力を入れて、正しい意味でお腹に力を入れて、腹式呼吸で声を出すということをやってみたいと思います。
じゃあ今日はたくさん話しちゃったんで、このまま吟じていきますね。
行動感にて売価を称す徳川成明
行動感中
戦時の憂い
成功
復育
十分に
09:05
開く
公弁
威武なしと
言わんや
節理
春をしめ
天下の
先駆け
はい、いかがでしたでしょうか。
若干多分あれですね、睡眠不足だから、喉の調子が良くないかもしれないですけれども、
腹式呼吸を使って何度か持ちこたえたという感じです。
ちょっとお腹に力意識しすぎましたね。
あまり表現力に対して意識していなかったんですけれど、
力強さは伝わったらいいかなと思います。
明日明後日かな、次はまた別の勘違いについて深掘りして話していきます。
腹式呼吸についてこんな風に疑問を持ってたよとか、
本当にできないんだけれどこうやってるんだけどどうしたらいいのみたいなそういう話があれば、
ぜひぜひ質問してください。
どんな内容でもですね、気持ちよくお答えさせていただきますんで、よろしくお願いします。
はい、今日は以上ですね。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。
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