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2020-08-28 09:34

第5回:腹式呼吸のコツ、「春望(国破れて山河在り)」

詩吟は腹式呼吸がないとできません!
ということで、詩吟で培った腹式呼吸のコツを話してみました^^
興味があれば聞いてみてください。 #詩吟
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おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルはですね、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験のある私、heyheyがですね、
詩吟を全く知らない人にその魅力を伝えようというチャンネルにしております。
このようにですね、雑音が聞こえているかと思います。これはですね、私が車の通勤時間の中、車内から配信しているということなので、
それに雑音に負けないようにですね、詩吟で培った滑舌と声量でカバーしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
今回は4回目になります。いつもと同じようにですね、前半に詩吟に関する小話、後半に毎日違った吟をですね、紹介していこうと思います。
基本的に平日毎日配信していきますので、よろしくお願いします。
今回はですね、4回目ということで、詩吟の腹式呼吸、腹式呼吸のコツについて話していきたいと思います。
詩吟はですね、腹式呼吸がないと正直やっていけません。
というか、それがあるとないとではですね、もう声の質に雲泥の差が出るということでして、小さい頃からとにかくそれがみっちりと叩き込まれていきます。
上に行きたければ、とにかく腹式呼吸をガチガチにやっていくしかないということで、それをやっていくとですね、鋭い硬いような声、ああああああと、そういったような声が出せるようになるということになります。
そこでですね、私の経験上ポイントとなったところを3点、腹式呼吸のコツというものをですね、それを3点話していきたいと思います。
1つはですね、お腹と呼吸を連動させるように意識することです。
息を吸ったらお腹が膨らむ、息を吐いたらお腹がへこむ、これが腹式呼吸なんですけれども、なかなかですね、そこが最初のうちは連動しないんですね。
だから、常日頃から、今息を吐いたな、だからお腹をへこまそう、今息を吸ったからあえてお腹を膨らましてみよう、そういうふうに意識的にまずお腹を膨らまして、へこましたりすると。
それをですね、日常的に繰り返していくとだんだんと連動してくるんですね。
といったところをまずポイントとしてやってもらえればいいのかなと思います。
そして2つ目、それはですね、お腹を使う意識を持つために、10メートルぐらい離れた人にですね、声をかけるように声を出すということですね。
1メートル手前だと、おいと声を出してもそれぐらいしかならないんですけど、10メートル奥にいる人であればですね、おいと、そういうふうに声を出すわけです。
そうするとですね、お腹が少し固くなってくるのが意識できるかなと思います。
その10メートル先の人に声をかけるように、指かけるように声を出すというところが2つ目のポイント。
そして3つ目はですね、ちょっと2つ目と被るんですけれども、へその少し下、そこが固くなる意識をですね、できるだけ持つようにしてください。
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腹から声を出した時はですね、このタンデンと呼ばれるへその少し下のところ、そこが必ず固くなってきます。
ただ意識的に無理やり固くしても、それはガチガチに固まった声になってしまうので、
どちらかというと、その遠くに声をかけるときにそこがタンデンがキュッと固くなる、そういった状態が望ましいです。
おいと、いうふうに声を出すとですね、このタンデンのところがずっと固くなり続けるということで、その意識を持っていただくということでですね、3点コツを話していきました。
なかなか死銀ででしか話さないようなコツだと思いますので、意識してもらえればいいのかなと思います。
では、後半の方に移りましてですね、死銀のポイント、本日の死銀を紹介していきたいと思います。
これもまたとても有名な漢詩ですね。
春暴、徒歩という方が作られた春暴という詩です。
国敗れて惨があり、杖を張るにして草木不可し。
この国敗れて惨がありというフレーズがものすごく有名かと思います。
これはですね、まず詩文を読んでいきたいと思います。
国敗れて惨があり、杖を張るにして草木不可し。
時に感じては花にも涙を注ぎ、
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす。
放火三月に連なり、
花書万金に当たる。
白刀掛けばさらに短く、
全て真に絶えざらんと欲す。
国が敗れて惨があり、杖を張るにして草木不可し。
自然が悠々と残っているんですね。国が敗れたとしても。
いろんなものに心が動かされるという状態です。
戦争というものが三ヶ月にわたって続いていくとですね、
だんだん心が荒んでいってですね、
ちょっとした手紙自体がとてつもなく価値があるように感じると。
ただやはりストレスが強く出てですね、
頭を掻くと白髪からさらに髪が抜け落ちてしまうということで、
とても辛いんですけれども、
自然も美しいなというような退避の気持ちが込められているということで、
とてもざっくりした説明でした。すいませんね、細かくなくて。
ということで、こんな感じでですね、死因を吟じていきたいと思います。
通常の吟より正直これは2倍の長さがあります。
絶句ではなくて立志ですね。
ということで、いつもよりも長くて3分くらいあるかと思うんですけれども、
どうぞ聞いていただければ幸いです。
ではですね、まあ死文をじっくりと味わいながら吟じていきたいと思います。
しゅんぼうとほ
破れて
三月露
06:03
春にして
草木
時に
感じては
花にも涙を
注ぎ
別れを
恨んでは
鳥にも心を
驚かせ
放火
三月に
連なり
花生
盆菌に
当たる
白刀を
開けば
さらに
短く
すべて
真に
絶えざらんとほす
以上となります。
すいません、最後ちょっとですね、間違えたかもしれませんが、
こんな感じですね、たっぷりしっかり吟じてみました。
なかなかですね、これだけ長い吟をやっていくと声が枯れていく人もいるんですけれども、
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僕も今話し声がちょっと枯れているんですけれど、
死吟の途中にですね、やはり腹式呼吸をしっかりしていれば吟の途中で声がガサガサになってしまうとか、
そういったところも解消されていくわけです。
ということで、死吟におけるこの腹式呼吸のコツを話していきました。
あと、しゅんぼうでした。
本日は以上となります。
またですね、平日毎日なので来週も配信していきたいと思います。
よろしくお願いします。ありがとうございました。
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