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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペース、最近ちょっと落ちてますけれど、配信するので、どうか聞いていってください。
ではですね、ちょっと最近、妻の出産に向けて、引越しの準備やらでドタバタしているんですけれども、
なんとか、隙間時間を見ながら収録していきたいと思います。
今日もですね、今日は雑談じゃないな、ちゃんと本編の話をいきたいと思います。
だいたい2回に、2回に分けて有名な詩吟を、僕がどういうところに注意して吟じているかというところですね。
一吟一吟を2回に分けてやっていくという形で、進めさせていただきます。
今日、吟じていく、解説するのはですね、僕のトップオブトップですね、一番大好きな、一番多分長い間吟じてきたやつですね、
9月13夜陣中の作、植杉謙信が作った、この9月13夜と言われる詩ですね、こちらを吟じていきたいと思います。
本当大好きですね。ではまず、詩文の内容をさらさらっといきますね。
9月13夜陣中の作 植杉謙信
霜は軍営に満ちて 周期清し
数光の花岩 月三光
閲山あわせた輪の宙の景 さもあらばあれ 花期を遠征を思う
霜は軍営に満ちて 周期清し 霜は真っ白く 陣野に満ちて 秋の気配がですね、どこまでもこの澄んで、この身に染みてくるということですね。
霜は軍営に満ちて 周期清し 数光の花岩 月三光
空にはですね、数匹のこの花岩、狩りの群れ、狩りの数匹、鳴き渡っていてですね、月三光、この真夜中の月がもう真上に、高校とさえ渡っているという状態です。
閲山あわせた輪の宙の景と、ここら辺は後半、次回の方にお楽しみください。
ではですね、まず、さらさらと吟じていって、それから解説するという流れに行きたいと思います。
9月13日、陣中の作、植杉謙信。
霜は軍営に満ちて
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周期清し
数光の花岩
月三光
こんなところですね。
なかなか、まず、順番に行きましょうか。
現代作者はですね、とにかく文字が多いんですよ。
9月13日、陣中の作。
これを、9月13日、陣中の作という風にババババーッと言うと、聴いている人はわけがわからんという感じになるんで、やっぱり聴いていて心地のいいリズムですね。
9月13日、陣中の作。
陣中、陣中のアクセントですね。
9月13日、陣中の作。
このぐらいのテンポだと、やっぱり聴いていて、きっと心地いいですよね。
9月13日、陣中の作、植杉謙信。
この出だしがちょっとパパパパーンと早めに行ったんで、植杉謙信。
この辺りでちょっと落ち着いて、で、たっぷりと間を取って、霜はこの霜は正直ここがですね、
一番難しいと言っても過言ではないですね。
僕も先生から師匠から教わったときに、ここを何回指摘されたかよくわからないと。
ここはですね、霜は霜ですよ霜。
真っ白くなってもう見えなくなってくるような霜ですよ。
霜が群影に満ちている。
これは何て言いますか。
まず一つ言えることは寒々しいような感じですね。
周りがちょっと煙っていてよく見えないような感じ。
そして決して元気のいい状態ではないんですよね。
どちらかというとこの植杉謙信の何とも言えないような心情を表しているとも言いますかですね。
なので少なくとも言えることは霜は霜はみたいな感じで。
この植杉謙信の師だから最初から力強くみたいな感じでババババーンとそのまま出すとですね。
もうダメなんですよ。
全部強いっていうのはダメでただこの強みをなくすっていうのもダメなんですよ。
この寒々しい感じだから霜は霜はみたいな感じでフワフワとやるとそれも違うんです。
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やはり力強さは欲しいけれどもこの寒々しいような気配何とも言えない気配これをですね表現しないといけないということで
霜は霜は強く入って呼吸だけ強くって感じですね。
霜もものところで一回抜くんですよ。
霜は和のところでまたこの和自体は弱いんですけどこの母音で和の伸ばしたところここでまた強くするということです。
すいませんねこの一番最初にめちゃくちゃ時間使ってしまったんですけど。
霜はという風にこういう力強くそして抜いてまた力強くしかもこの力強くっていうのも言葉に力を入れるのかこの成長に力を入れるのかというところでですねこの与えるインパクト硬いなっていう感じというよりはこの相手にボディーブローを与えるようなそういう力強さをここで与えたいということです。
霜は群英二ここもですね群英二群は力強く入って英二というところで抜くここはまあ似たような流れですね。
満ちて群英二群がしっかり強く入ったからこそこの満ちて。
満ちてっていうのもこれは満ちてというとこの満ちてる感じがしないんですよ。
だからあのたっぷりとした言い回しですねたっぷりとした言い回しでだけれどもそんなワンワンと強いような感じは出さない。
群英二満ちてこのエになった後に力強くまた伸ばすという感じですねもうこの時点で7分か喋りすぎました。
で次ですね周期吉この周期これは秋の気配がですねあのこの気持ちいい感じでさえ渡っている澄み渡っている感じなんでこれまっすぐ出したいんですねここ変にたくさん節回しというよりは
周期このピーッとまっすぐこの澄み渡った感じを表現すると
気良しこの澄み渡っている様だから気良しって言うとちょっと違うんですよ。
気良し固くは出さずにだけれども強さ丁寧さあそこを意識する感じですね。
でここで場面がまた切り替わると今までこの周りの気配に焦点が当たっていたんですけれどもここ数光の過眼これは次に空を見るわけなんですね。
ここでちょっと場面が切り替わる気持ちもちょっと切り替わる。
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この辺はですねまあまあなんて言えばいいかなまあそんなにそんなに力強くもなく
淡々という感じになるかな僕はもうとにかく狩りの数匹上を静かに静かに飛んでいる様を思い浮かんでいます。
でここでまた周期と同じような感じで月もですねこの光光とさえ渡っている感じできればこれに明るい感じも表現できたらいいんですけどね難しいですよね。
月
三光
この明るい感じをちょっと伝わらして三光でここからですね越山合わせ得たりというここに一番気持ちが入ってくるところがあるのでそこに向けてですよ。
このちょっと強く入るんですね。
三光
ただそのブワーッとそのまま思いっきりブワッといくとちょっとちょっとやりすぎな感じやから最後丸みを帯びて閉じるという感じにしてます。
三光
ふわっとふわっと丸める。でそこから越山という風に入っていくとまあ聞いてる方がきっと気持ちいいんじゃないかなという感じです。
いかがでしたでしょうか。
まず前半ですけれどもねあの好きな足だけあっていっぱい習ったことだけあってですねあの気を気にしているところが山ほど山ほど出てくるんですけれどこれを言語化するっていうのはやっぱ難しいですね。
ほっといたらすぐ10分ぐらい失礼10分ぐらいもう行っちゃうんで難しいですね。
ということで 霜は軍営に満ちて周期休止
まあいっぱい喋ったところでもう一度この前半の方を吟じてみたいと思います。
思い出しながらちょっと聞いてみてください。
9月13日陣中の作植杉謙信
霜は軍営に満ちて
周期休止
通行の
間付き
参考
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いつという感じですね。
いかがでしたでしょうか?
だいぶあの僕のこの下手くそなイメージ先行型の説明で申し訳ないんですけれど
その代わりにたくさん言葉数で伝えようとするというスタイルなんですけれども
少しなりとこの感じが伝われば嬉しいですね。
はいこんな感じかな。
ではではでは次回の時にこのフルバージョンで9月13日やりたいと思います。
ではいつも通り後半もう一個の吟じていきます。
今日はまあちょっと元気が多少残っているみたいなんで
こちら磯浜忘葉廊に昇る三島中州
こちらの漢詩を吟じたいと思います。
夜昇る百尺海湾の廊
曲目いずれの変化これ米州
外前たちまち発す遠征の志
月は白し東洋万里の秋
これも秋ですねもう今から春だつうのに
これもですねあの百尺もあろうと言われているこの高い廊に登ってみるとですね
見渡す限りが大海原なんだと
目を細めてですね一体どこにアメリカがあるのかという風に
想像してるんですね
じっと見ているとそこにいずれ行ってみたいんだと遠征の志があると
気持ちがすごい来てるんですね
最後月は白し東洋万里の秋
そういう状況がですねきれいにまとまっています
もうこの天空の方がですねだいぶあのこれ元気いいんで
元気のいい時しかできないんですけれど
まあ頑張ってみたいと思います
磯浜忘葉廊に昇る三島中州
夜昇る百尺
海岸の廊
極目
いずれの変化
これ
米州
凱旋
たちまち発生
遠征の志
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月は白し
東洋万里の秋
だいぶ勢い先行型でやっちゃいましたね
凱旋
この凱旋本来はですね高校音かもしれないんですよね
凱旋
たちまち発生
遠征のという感じなんですけど
今日はちょっとダメだそこまでは行けませんでした
まあですね
エネルギーに満ち溢れてますね
僕もこんな30半ばでこんな疲れてますみたいなことばっか言っちゃいけないなと思います
では今日はこんなところにしますね
まあ引き続きリクエストまた質問等あれば
だいぶ嬉しいんで
あんまりですねあのたくさんいただけないんでもうちょっとだけでもらえるだけ
ともうすごく嬉しいんです
ということでお待ちしております
詩銀のミルクを発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ