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2023-02-18 27:21

【詩吟ch】詩吟の公開アドバイス⑥ U氏:静夜思<春日の作>>

春日の作 / 新井白石
楊柳花飛んで 江水流る
王孫の草色 芳州に遍し
金罍の美酒 葡萄の碧
青春に酔わずんば 愁いを解かざらん

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00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はですね、我が家に、ちょっと多分遅いと思うんですけれど、ようやくひな人形が届きました。
というか、奥さんのお母さんにですね、買っていただいたやつが届いたということです。
いやー、僕全然今まで勘違いというか、認識してなかったんですけど、ひな祭りの時からひな人形を飾るわけじゃないんですね。
その1ヶ月前ぐらいからやるんですね。全然考えてなくて。
で、そのお母さんから届いたやつが、ポテッとした、ポテリヒナっていうやつらしいですね。
なんか本当にポテポテしていて、今僕の6ヶ月になる娘が本当にお餅みたいでですね、本当にそれに似通っていて可愛いんですよ。
そのポテリヒナ、それを何を聞き間違えたかわからないんですけど、うちの奥さんがですね、ポテリーナポテリーナって言い出したんで、
なんかちょっとイタリア人のような、フランス人のような、そんな感じの名前のひな人形が我が家にようやく届いたということで、ひな祭りまで楽しく過ごしたいなと思っております。
さて、今日はですね、まず1つご連絡が、2月21日から2月24日まではちょっと旅行とかあってですね、少しお休みをいただきたいということがありますのでご了承ください。
では今日本題の方に移りたいと思います。
今日はですね、恒例の人気企画である、詩吟の無料公開アドバイス、今回が6人目になるのかなと思いますけれども、それをやりたいと思います。
今回は男性のユウさんですね、ユウさん、いつもコメントとかいただいていて本当にありがとうございます。
今回はですね、聖夜詩を送っていただきました。
1分30秒の銀のところということで承知しました。
そうですね、ではでは、聖夜詩こちらもまずいただいた録音を流しまして、それに対してアドバイスしていくという流れで進めさせていただきます。
ではまず録音の方お聞きください。
03:15
聖夜詩
はい、こんな感じになりますね。本当に送っていただきましてありがとうございます。
そうですね、聖夜詩、聖夜詩、今ちょっと詩文のところをもう一回確認していてガサゴソしてしまったんですけれども、
そうですね、少々お待ちください。
聞かせていただいた印象はですね、これはなかなか味のあるというか、本当にいい銀だなととても感じました。
どこがいいかなと思ったのはですね、声に味があるんですよ、声に味がある。
なんかしみじみですね、聞いていて耳に染み渡るような小前月光を見る。
その声質そのものにですね、渋み解く。
ベテランさの感じがですね、しっかり染み渡っていて、味の染み込んだ荷物みたいな感じが伝わるから。
ということで、本当声質がですね、寝られていて素敵だなと感じました。
ただですね、これ細かく話していこうと思うんですけれども、音程に少し違和感を感じたんですよ。
そこがどこから来ているのかなというのをだいぶ悩んでですね、相当これ回数聞き込んだので、それもこの後順に話していきたいと思います。
ではまた最初の方から順番に行きますね。
06:07
まずここですね、ちょっと細かいところなんですけれども、銀台作者を言う時のテンション、声の高さと言いますか、銀字始める時がちょっとギャップがあるなと感じました。
小銭、聖夜市李伯、小銭という風に、この銀の入りが結構高めな感じがしたのに、銀台作者がちょっと低すぎる感じがしたんですよ。
なので、もう少し銀台作者を少し高めのテンションで発声した方が銀字始めもやりやすいんじゃないか。
あと聞いている際も聞きやすいんじゃないかなと思いました。
聖夜市李伯、小銭、聖夜市李伯、小銭。
小銭公社の方がもしかしたら聞きやすいかなと思いますので、ちょっと細かいんですけれど、この銀台作者もう少し高めから入ると良いかなと思います。
この小銭月光を見る、ここはですね、とても良いと思うんですよ。ここ良いと思います。僕はこの良さ出せないですね。
いやー本当に味がある感じが染み渡っていてですね、すごく大好きです。
ここのところは、小銭月光。
ここですね、小銭のところは本当にとても良いかなと思いますので、次進みますね。
ここですね、大事なところが2つあります。月光を。
まずですね、月光をですね。月光を、この助詞になるを、ここが完全に潰れてしまっているなという風に感じます。
なのでちょっと僕も詩文を確認したんですよ。
おってあったかなというところを見たんですけど、やはりありますよね。
この月光を、ちょうど最近あの調音の時に言葉が潰れないためのコツみたいな対策みたいな話を確かしたことがあると思うんですけど、そちらを見ていただければですね。
意識的に、こういう場合はやはり間を設ける。
月光を、月光を、こういう風な吟じ方にして、を改めて強調しないとですね、本当にここは潰れやすいので、ここは大事にしてみてください。
そして音程のところでですね、ここは、確か音がですね、ちょっと怪しいところがあるんですよ。怪しいところがあるんですよ。
09:14
月光を、ここですね。月光を、月光を、この音はですね、だいぶ低いなと。
このユウさんの音程は本来の音に対して半音からもっとかな、もっと低いかもしれないですね。
ここの音の取り方はだいぶずれてしまっているので、ちょっと気をつけた方が良いということがあります。
ただまぁちょっとここはあくまで枝葉のところであるんですけど、あまりにちょっと気になったところですね。
月光を見る、ですね。ここのところ。歌の楽は、のところなんですけれど、歌の楽は、この歌の楽は、ラでちょっと言葉が下がっているような感じがします。
アクセントとしてはですね、歌の楽は、ずっとウ以降でタ、歌の楽はは基本キープ、まっすぐなんですよ。歌の楽は、というよりは歌の楽は、ということですね。
細かいんですけれど、月光の音とか歌の楽はとかですね、ここで無意識的に音が上がったり、上がりきれなかったり、下がったりしてしまうと、全体的に音が不安定になっていく要因になりますので、まずここですね、気をつけてみてください。
ここですね。歌の楽は。
これ地上の下かと。
この辺りから結構明確になってくるんですけれど、全体的に多分この2本で吟じられているんですが、本数がですね、半音0.5本分が常に低い感じになっています。
本数としては1.5本とか、そんな感じになるんですね。2本であれば、この音なんですけど、ちょっと暗いような不安定な感じがしてしまいます。
ただ安定はしているんですよ。この0.5本ずれた状態で安定しているんですね。だからここは本当にどういうふうにお伝えしたらよいのか、すごく悩んでいるんですけれども。
12:04
大事なところは、アクセントを言葉の音程ですね。アクセントを僕は言葉の音程とも言っているんですけど、そこをもっと明確に上がるところは上がる、下がるところは下がる。
そこを明確にするとだいぶ良くなっていくんじゃないかなと思います。
ちょっとですね、どういうかな。
ここら辺かな。
ここですね。
この音程ですね。
というふうに、ここで結構低くなっている。
その要因の一つが、このコという音があまり高くないんですよ。
ただ音を綺麗にとれば良いのかというと、そうでもないんですね。アクセントを丁寧にとるといった方が良いのかな。言葉を一層丁寧に、言葉の音程をもっと丁寧にやるという。
ではなくて。
この違いわかりますかね。
この違いなんですよ。だから本当に今回結構レベルの高い指摘になるかな、アドバイスになるかなというところを懸念しているんですけれども。
この明確な段差を見せているのかどうか。言葉のアクセントを表現するときにこの明確な段差を見せているかどうか。
そこが意識が弱いと、より不安定なギンになっていくということになります。
ただですね、流派によってはここまでアクセントは気をつけないと、重視しないというのはあるので、その場合は何とも僕は言いようがないんですけれども、音程が不安定に感じてしまうんですよね。
音が不安定に感じているとギンそのものに不安感を覚えてしまうんですよ。
声質はものすごくいいのにちょっともったいないなというところがあります。
その不安定さをなくすためにはやはり音程をですね、2本なら2本しっかりとギンジル。
その2本をしっかりと捉えるためには言葉のアクセントを明瞭に出す意識を持つと。
その積み重ねがですね、その全体の音と音の正しさにつながっていくというだいぶまどろっこしい話になるんですけど。
これここに結構つながっているんですね。
これこれではなくてこれ地上のここも地上のという風になっていくと。
15:00
しもかとしもかとしもかとではなくてしもかとという風になります。
本当に細かくて申し訳ないです。
で天空の方ですね。
ここの上がりも弱いですね。
地上のしもかとこのえぐるときに音がずれやすいんですね。
ここ結構気をつけないといけないんですよ。
えぐりたい気持ちはわかるんですけどしもかとえぐるのであれば一層高めを次の二音目を高めに意識しないと引っ張られちゃうんですね。
しもかとではなくてしもかとですね。
もうしっかりと上げないといけない。
音程がちょっと引き続き続くんですけど気になるところが続くんですけど。
この木区の方で気になったところそしてもう一つがここなんですよ。
この天空のところでものすごく音程が不安に感じたんですけどその原因はですね。
本来であれば。
ミシシシで行くんですよね。
ただ今聞いたところによるとファシシシに聞こえるんですよ。
ファシシシに聞こえるんですよ。
という風に聞こえるんですよ。
僕は他の方の弦でもこのファシシシで上がるところは聞いたことがないんですよね。
まあそういう風に指導されているというかそういう教室の教えであればそれはそっちを優先されてもちろんいいんですけれども。
もし無意識的にこのコの音が中途半端になっているだけであればこのミの音。
このミをしっかりと捉えられるかどうかですね。
それでこの天空の不安定さがだいぶ決まってくるので。
ではなくて。
という風にこの出だしの音をしっかりガッチリ掴んでみることをお勧めします。
ここのですね。
ってなっているので。
サが高くてン・エ・ツ・オが低いアクセントですね。
18:04
この音も結構低めになってしまっている。
という風になっているので。
というところになります。
細かい話になってくるんですけどここはポイントかなと思いますね。
ここも細かいんですけど。
コ・オ・ベ・オ。
1音からちゃんと階段状にカクンとコ・オ・ベ・オという意識を持つかどうかですね。
変わってきます。
というアクセントですね。
ここも
という風にちょっと聞こえたんで均等に。
の方が良いかなと思います。
このオは最初のところよりも明確に聞こえているので。
あともう少しですね。
このオをすごく丁寧に聞かせるんだという気持ちですね。
出すともっと良くなるかなと思います。
だいたいこんな感じですかね。
今回はなかなかレベルの高い細かい指導になってしまったかなというところはあるんですけれども。
本当に音が全体的に低めになっている。
だから全体的に高めにやりましょうって先生から言われかねないんですけれども。
そういうことで簡単に上がったりしないんですよ。
僕もよくわかるんですけど。
そうならないためには言葉の音程ですね。
アクセント。
特に1音目と2音目。
そこを自分で意識を持ってこの音を出すんだ。
ここで階段状に下げるんだ。上げるんだ。
その意識で踏みしめるようにですね。
出していく。
それを一歩一歩踏みしめていくことによって地面のしっかりした地に足のついたギンになると。
音程的にですね。
そうなると音程としてすごく安定して聴いていても聞き心地が安心感が違ってくるというところになります。
本当このユウさんの声質ものすごくいいんですよ。
僕こんな味のある声出せないんですよ。
聖夜市というセレクションも最高ですよね。
正然この出し方僕できないんですよ。
だからそこに不安定感があると本当にもったいないなと思いますんで。
音程ですね。音程ですね。
音程だけもっと良くなると。
21:02
だいぶそれだけで変わるんじゃないかな。
そうですね。音程アクセントかなと思います。
ということでだいぶコマゴマしてしまったんですけれども。
何かしら参考になりましたならば幸いです。
よし。では後半ですね。
一つ言じていきたいと思います。
後半はですね。
NOさんからリクエストいただきました。
あらい白石作。春日の作ですね。
今日はちょうどだいぶ関東の方が暖かくなってきたんで。
着ている服でちょっと暑いんですよね。
若干汗かいちゃうからちょっと脱ごうか。
ちょうど今日はこれを吟じるには良い感じだなと思いましたんで。
合わせてリクエストにお答えして一石二鳥だなという感じですね。
では私分まず読んでいきます。
春日の作。あらい白石。
夜流花飛んで香水流る。
王孫の装飾報酬に甘めし。
近来の美酒、ぶどうの緑。
青春に弱ずんば憂いを溶かざらむ。
溶かざらむ、溶かざらむ。ここ難しいな。
では私分の内容ですね。
夜流の花は爽やかな春の風に吹かれて。
大川の水の水面に飛び。
水は静かに流れていく。
筑羽草の若い間。あれ?若い間って言うんだ。
これ間違ったらすみません。
春の色が。
かんばしい花の咲く川の巣に一面に広がっている。
黄金色の美しい酒樽の美酒を。
美しく澄んだ緑色のぶどう酒を大いに飲もうではないか。
季節もうららかな春の日のこの若さに。
せっかくのこの美酒を大いに飲んで酔わなければ。
憂いは吹き飛んではくれないだろう。
今日はどうも日本語がうまく読めないですね。
お恥ずかしいところを見せました。
もう本当にこういう春の日はもうそろそろですね。
もう少しで来るかなというところなんで。
それをなんか想像しながら吟じたいと思います。
こういう明るい詩好きですよね。
ではでは。
春日の咲く荒い白石。
夜花飛んで
香水流る
大山の草食
24:04
星に
あまねし
金梅の美酒
葡萄の
青春に
酔わずんば
憂いを
と飾らん
いかがでしたでしょうか。
今日はちょっとイマイチかもしれないですね。
金梅の美酒
葡萄の
ここのアクセントはもうバッテンですね。
葡萄のとか言っちゃいましたからね。
正確には葡萄のですね。
今日はこんな感じになります。
もっとこれは本数を上げてですね。
気持ちよく爽やかに楽しく明るく
そんな感じで吟じてもいいなと思いました。
詩人では結構暗いとか真面目な堅苦しい感じが多いんですけれど
これは結構もっとはっちゃけて
やっても良かったんじゃないかなというところはありますね。
金梅の美酒
葡萄の緑
青春に酔わずんば
憂いをと飾らん
今酔わないでどうするんだよと
それほどにもう素晴らしいんだ
楽しいんだ
飲もうよっていう感じですよね。
最近そんなのやってないからなと思ったんで
これもちょっとリベンジしたいな
もっと楽しくやりたいですね。
ではでは今日はこんな感じになりますかね。
何か言っておくべきところがあったような
今いくつか質問をいただいてはいるんですけれども
ちょっとその旅行でしばらく休止になると
揃えまでにちょっとやらないといけない収録もいくつかありますので
質問に回答するのはもう少し後になってしまうかなと思いますので
そこはどうかご容赦ください。
ただ本当に質問リクエスト相談いただくのは本当に嬉しいんで
27:02
基本的には全部しっかりと回答していきたいと思います。
引き続き普段コメントしていない方もですね
書いていただけるとものすごく励みになりますんで
引き続きどうかよろしくお願いします。
ではでは今日は以上となります。
志銀のミルクを発信する志銀チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ
27:21

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