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2022-02-02 10:12

【詩吟ch】応用:仕上げ②アクセントを完璧にしよう<半夜>

半夜 / 良寛
首を回らせば 五十有余年
人間の是非は 一夢の中
山房五月 黄梅の雨
半夜 簫簫として 虚窓に灑ぐ

#詩吟 #漢詩

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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
えー、ということで、今日も頑張っていきたいと思いますけれども、先にあのプライベートな話を一つ。
えー、今日収録しているのは1月の25日、25なんですけれど、3日前ですね、1月の22日に、えー、ようやく、ようやくと言いますか、妻の妊娠が確定しました。
だから、これからいよいよ本当に、出産に向けて、えー、子育てに向けて、なんか準備していかないといけなくなってきました。
あー、もう少しですね、あのやっぱりちゃんと僕もしないといけないなぁということなんですけれども、新しくですね、あのちょっとブログを書き始めてみましたね。
出産まで今ちょうど220、今日の時点224日なんですけど、出産までの毎日をひたすら記録に残していくという感じですね。
自分が、まあいろいろ準備しないといけないこと、学んだこととかですね、そういったところも、まああのアウトプットする前提で書いていけば、
あー、やっぱり頭に入りやすいのかなとか、勉強しやすいのかなとか、細かいところにも気が付きやすいんじゃないかなとか、
そういうことを思いまして、思い立ってですね、そういう感じでブログを新しく書き始めてみました。
ツイッターのプロフィールの方にリンク貼っておりますので、興味があれば見てみてください。
では、まあこんな感じでいいですかね。
じゃあ、今日お話しする内容はですね、骨組み肉付け、そして今仕上げというところ新しく言ってますけれども、仕上げの第2回目になります。
今日お話しするのは、アクセント。アクセントをよりしっかりと仕上げていきましょうという話ですね。
結論から言うと、どうするかな、アクセント。アクセントはしっかりとまっすぐ声が出ているのか、それか明確に2音目が出せているか、正直それに尽きるんですね。
これは骨組みの時でもお話しした内容とそんなに大差ないんですけれども、僕もそれだけ聞いているとですね、アクセントというのは高い音と低い音、あと2音目ですね。
弁性、粛々、弁性だけしっかりと高く出せればそれでいいやとかですね。
あとはどうするかな、逆ですね。
富士山、尖閣、来たり来たり遊ぶ、運がいいの頂き、炭お湯とかですね。
03:00
この頭が高い場合は2音目をしっかり下げる、もしくは来たり遊ぶ2音目だけ高い場合とか色々あるんですけれども、
アクセントというのは基本的に音が高いか低いか、言葉を読む際にですね。読む際に音が高いか低いかだけで、じゃあそんなの余裕じゃんと思うんですけれども、意外とそうじゃないんですよ。
その難しさを知ったのはもう20年経ってからなんですけど、そんなシンプルな話じゃないんですね。
まずはその高い低い、そしてその2音目の音の変化、ほぼ全てのアクセントは2音目が音が変化するので、それを明確にすればいいだけの話なんですけれども、
その後に音を伸ばす場合が多いんですね。
弁性、粛々、平板の形が最も多いかな、2音目が高くてそのままずっとキープする、そういう形が多いんですけれども、
そのキープができない、できていない、もしくは2音目がやけにキープする音よりも高くなっている場合、そんな風に癖がついてしまうんですね。
弁性、粛々、本当だったら弁性、粛々、弧から弧、弧、弧みたいな感じでずっとまっすぐになればいいんですけれども、
粛々っていう風に粛々みたいな感じになる場合があるんですよ。2音目だけ意識しすぎて高く上がりすぎる。
もしくは弁性、粛々みたいな感じでだんだんと音がまっすぐできずに上がっていく場合があるんですね。
粛々、ここまではしっかり上げたのに粛々、粛々みたいな感じで言葉の雰囲気に誤感に惑わされてどんどんと声がまっすぐじゃなくて上がっていく、そういうような場合があります。
なので仕上げの場合、アクセントの仕上げ、今回お話ししたい内容は特にこの平板の形ですね。
しっかりと上げられているのかは基本なんです。ここからその音のまままっすぐ出せているのかどうか、まっすぐ出せているのかどうか、上がっていないか、途中で2音目で高くなりすぎていないか、そういったところを気をつけてアクセントを丁寧にやる。
これは本人の癖もありますし、漢詩によって言葉的に、言葉のリズム的に、誤感的にそういうふうになりやすいものがあります。
2音目が特に力入りやすい、2音目が詩とかそんな感じで入りやすいとそうなってしまうかなと思いますけれども、だいぶマニアックで高度な話をしていますけれども、そこら辺気をつけてみてください。
こんなところでいいかな。こんな内容はあんまり詳しく話しすぎてもですね、どうしようもないんで。
じゃあ今日の銀を一つご紹介していきます。
06:02
両観の半夜。やはり出だしがすごい頭に残るんですね。
神戸を巡らせば五十有四年。人間の是非は一無の内。三望五月、勾配の雨。半夜少々虚想に注ぐ。
振り返ってみればですね、神戸を巡らせば首を回すと書いて神戸を巡らせですね。振り返ってみれば私の人生も五十有四年が過ぎてしまった。
人間の是非は一無の内。過ぎ去った自分も含め人間社会のことは、是も非も全て夢の中のことのように思われる。
あっという間みたいですね。
僕も、僕もじゃないかな。今33歳ですけれども。
もう30結構過ぎてきたなぁと思っています。正直20代にもっとあれをやっとけばよかった。
10代ももっとこんなことをやっておけばよかったとか思わなくはないんですけれども、あんまり人生後悔するのは好きじゃないんで。
でもそれでもやっぱりもっとやりたいことはあるし、これからもっとやっていきたいなと思っています。
神戸を巡らせば五十有四年、こういうもんなのかなぁとか思いながら、
いやでもこうはなりたくないな、こうはなりたくない。ちょっと違うな。
あまり気を張りすぎても仕方ないのかなぁとか、いろいろ思ったりします。
ではこちら半夜吟じていきます。
半夜寮館
神戸を巡らせば
五十有四年
人間の是非は一無のうち
三暮五月
五昧の込み
09:01
半夜少々
虚相に
裾村
虚相、虚相かな、虚相かな、虚相な気がしてきましたね。
今日はちょっとダメな。
神戸を巡らせば五十有四年
これは30代で歌う歌じゃないですね。
ちょっと今日は若干疲れているので少しセンチメンタルな感じになってしまったんですけれども、
たまには良いでしょう。
ということで、次もまた明後日かな。
引き続きお楽しみください。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、どうもありがとうございました。
バイバイ!
10:12

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