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2023-04-02 19:36

【詩吟ch】保存版!?基礎を鍛えるのにオススメの漢詩7選<後半:雑詩>

雑詩 / 陶潜
人生 根帯無く
飄として 陌上の塵の如し
分散して 風を遂うて転ず
此れ已に 常の身に非ず
地に落ちて 兄弟と為る
何ぞ必ずしも 骨肉の親のみならん
歓を得れば 当に楽しみを作すべし
斗酒 比隣を聚む
盛年 重ねて来たらず
一日 再び晨なり難し
時に及んで 当に勉励すべし
歳月は 人を待たず


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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は今、絶賛、だいぶ眠たい感じに疲れ切っております。
えーと、そう、なんていうかな、僕の娘が今、もう7ヶ月過ぎたんですけれど、ここ数日がですね、ようやくあの、ずり映えをするようになって、よく動くようになったんですよ。
そして、とにかくおむつ交換が大変で大変で、今まで自分ずっとやってたんですけれども、それなりに自信があったんですけど、ここ数日でその自信がだいぶ打ち砕かれた感じでですね、おむつ交換がだいぶ苦手になりつつあります。
あとはですね、明日、明日から娘のならし保育が始まるんでですね、いよいよそれの準備とか、奥さんがだいぶ大半やってくれたんで多分僕に文句言いそうな感じはあってですね、それは甘んじて受け入れるしかないんですけれど、いよいよ明日からなんで、ちょっと僕と奥さんでですね、2時間ばかり娘が保育園になれるのかなとか、なんとか保育園で一緒に見学したいかなとか、そういう感じです。
あともう一個はですね、士銀の初心者のための教科書みたいな、そういう内容のKindle本がようやくできました。文章もできましたし、表紙を奥さんに作ってもらえましたんで、その詳細についてはですね、もう近いうちに整理して、発売日とかも合わせてですね、ご報告したいと思います。だいぶ遅くなりました。すいません。
よし、ではですね、今日本題の方に移りたいと思います。
今日はですね、これは確かうっちゃんさんからとかですね、あとゆきさんからもかな、こういうふうに提案していただいたんですけれども、士銀の練習におすすめの監視、これをあったら教えてほしいということを言われたのでですね、僕なりに、本当に僕の経験談ではあるんですけれども、そこから踏まえて、
この練習にはこの監視、この練習にはこの監視ということで、おすすめの監視を選ばさせていただきました。
全部で7つあります。
基本的なところは鍛えられるものが5つ、そしてあとちょっとプラスアルファ的なものを2つ選んだという形になりますので、選んだ理由も含めてですね、今日はさらさらとお話しさせてください。
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では早速いきますけれども、まず一つ目ですね、アクセント。
アクセントを鍛える上ではですね、領収詩、王観作領収詩、こちらをおすすめします。
これどういう詩かというとですね、全部が全部言わないんですけれども、
こういう出だしに入っていくんですね。
これなぜアクセントでおすすめかというとですね、
ここ、もう聞くからですね、すでに難しいんですよ。
この伸ばす音、長音って言うんですけれども、
この長音でアクセントを気をつけるというのが正直アクセントの中でもだいぶレベルが高い方になります。
放っておくとですね、
こういうふうにえぐるような言い方をすると、もう2音目のアクセントなんてもう完全に無視してしまう。
そういうふうになりがちなんですね。
なので、これは一際意識しないと、だいぶアクセントが崩れやすいということで、
こういうこの長音のところを気をつける意味で、領収詩を選ばさせていただきました。
そして2つ目ですね、音程を練習するには、長経作、風境夜拍ですね。
こちらがいいのかなと思いました。
これも出だし、聞くからですね。
音の動きが本当に出だしから複雑なんですよ。
アクセントもありかなと思ったんですけれども、音の動きがとにかくやはり出だしからとても難しいんですね。
そういう意味では、ここで音は迷子にならない。
一音一音をちゃんと聞くのところで踏みしめるように、安定感を持って出せるかどうかがポイントになってくるのかなと思いましたので、
こちら選ばさせていただきました。
そして3つ目ですけれども、発声、主に声量なんですけれども、
この声量を鍛える上ではですね、石川城山作、富士山。
こちらがいいのかなと思います。
これはですね、もう転句ですね。転句と欠句。
元祖の如く煙は
このあ、あで思いっきり気持ちよく出せるのがこの富士山なんですね。
だから銀がまだ不慣れな人でものびのびと声を出せるんじゃないかなと思います。
むしろこの銀で声量が小さいっていう人はですね、やはりそれは鍛えるしかないのかなと思いますんで。
この富士山でですね、思いっきり声を出すというこの声量を鍛えるという意味で、ぜひやってもらいたいなと思います。
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4つ目が腹式呼吸。腹式呼吸を鍛える。
まあこの血を這うような声を鍛える上ではですね、徳川成明作、行動感にて梅花を賞す。
こちらが良いのかなと思います。
もうあのこれはですね、とにかく重みがあるんですよ。
行動感中千樹の梅っていう風にもう入るんで。
これシーシー全体が本当に重みがいるんでですね、声が僕が普段から言ってるように声が口の下半分から出ている。
もしくはもっと下から出ているような。
そして血を這うようなですね、抑えつけて抑えつけて決してふわっと浮つかないようなそういう声をこの丹田に力を入れながら出す声。
これが求められるのが行動感にて梅花を賞すになります。
この重みを出せるのかどうか、重みを出そうとするぞということをこの出だしから最後までですね、鍛え意識し続けないといけないのが行動感にて梅花を賞すということになります。
行動感中ともうここでですね、めっちゃお腹を使うんです。
ということでこちら腹式呼吸鍛える上でぜひやってもらいたいなと思います。
そして5つ目ですけれども、五言絶句を練習する上では患者苦労に上る、王子観の患者苦労に上るがいいのかなと思います。
五言絶句はですね、詩吟やり始めの頃はやはり七言絶句を主にやるかと思うんですけれども、五言絶句は何が七言絶句と違うかというと言葉が少ないんですね。
文字通り言葉が少ない。その分、節長が結構長く長くなってしまうので、そのゆったりとした感じだけれども間延びさせないような感じ、このバランス感覚が難しくなります。
この患者苦労に上るはですね、まさにこの五言絶句の美しいゆったりさ加減をですね、見事に表現しているんで、この言葉少なくしてだけれども表現力の高いようなところですね。
この患者苦労に上るを吟じて、何とか感じ取っていただきたいなというふうに思います。
そして6つ目、ここからはもうプラスアルファですね。初心者向けではないです。
高高音ですね。この高い高い音、これをやはり練習する上ではですね、高難の春、徒歩による高難の春が避けられないんじゃないかなと思います。
ティンクの方ですね、今日声出るか怪しいんですけれども、
こういう本当に高高音がですね、綺麗に鮮やかに出せるかどうかがこの高難の春のポイントになるかと思いますので、
鍛えたい方はぜひこちらでやってもらいたいなと思います。
最後はプラスアルファのもう一つですね、銀河割りですね。銀河割りというこの節調を学ぶ上では、野木丸助作、錦繡浄化の作がやはりいいんじゃないかなと思います。
09:07
この銀河割りという節調は、この一度、
こういう独特な節回しになるんですけれども、これはやはり暗さとか重みとか哀愁とかそういう気持ちをですね、表現する節調になりますんで、それを感じ取るにはですね、やはりこの錦繡浄化の作はだいぶ重ったらしいんですよ。
本当に重くて気が気分が全く晴れない、ズーンとするような詩文であるんですけれども、だからこそその銀河割りの良さをですね、こちらの詩で味わっていただきたいなと思います。
天空からも苦しいんですよね。
聖場、進まず、人、語らず。
錦繡浄化に従う。
こういう風に入っていくわけですから、この銀河割りをですね、ぜひこの詩文で味わっていただければと思います。
ということで、今回私からも独断と偏見でですね、7つ選ばせていただいたんで、ぜひぜひ、自分はこれが苦手だから、この詩文をやってみようみたいな、そういう感じで選んでいただければいいかなと思います。
では、今日後半一つ吟じていきます。
今日吟じるのはですね、当選作雑誌ですね。
これあの、いい詩文なんですよ。
長いんですけど、立詩じゃなくてちょっとさらに長いから調子になるのかな。
疲れてる時に調子やるんかいって思ったんですけど、まあでもこの詩文ちょっと今味わいたいなという気分だったんでやります。
まず詩文読んでいきますね。
雑誌 当選
人生根底なく氷として白状の塵の下し
分散して風を覆て転ず
これすでに常の身にあらず
地に落ちて渓底となる
なんぞ必ずしも骨肉の真のみならん
缶を売ればまさに楽しみをなすべし
年秘林を集め
生年重ねて来たらず
一日再び明日成り渡し
時に及んでまさに弁礼すべし
歳月は人を待たず
内容を読んでいきます。
人の命は樹木の根や果実の下手のような拠り所がない
まるでふわふわとした路上の塵のようなものだ
風の間に間にあちこちに飛ばされて
普遍の姿は保ちえない
この世に生まれたからには皆兄弟のようなもの
血縁などにこだわる必要はさらさらない
12:02
喜びはとことん楽しみ
酒は買って近所の仲間と飲むのがいい
人生若い時は二度とは来ない
一日に朝は二度とないのである
時を得れば思う存分楽しむべきだ
年月は人を待ってはくれないのだから
歳月は人を待たずという詩文本当にあると思うんですけども
よく聞いたことあると思うんですけども
それをじっくりと味わう
多分歳に応じて感じ方が違うんだろうなと思いますけれども
僕も今日は疲れてるんですね
自分でして味わいながら弦じたいと思います
雑誌当選
人生
根底
なく
ひょうとして
白状の
ちりも
おとし
ぶんさんして
かぜをおて
てんず
こり
すでに
つねのみに
あらず
ちに
おちて
けいていと
なる
なんぞかならずしも
こつにくの
15:00
しんのみ
ならん
かんの
うれば
まさに楽しみよ
あんなすべし
とし
ひりんご
あつね
せいにん
かさねて
きたらず
いちじつ
ふたたび
あした
なりがたし
ときに
およんで
まさにべんれい
すべし
さいげつ
ひと
もたず
いかがでしたでしょうか
いやちょっとあの節回しところどころ難しいところはあるなぁと思ったんですけれども
本当に
いや人生って何なんだろうなぁとかですね
ふわっとしてますけれど
なんかあの考えながら感じさせられながら
18:01
ちょっと吟じました
本当にやっぱ楽しむべきときは楽しむべき
だなぁと
思いますし何かあの別に何かいろんな血縁とか
いろんなしがらみにもこだわる必要がないのかなと
どうせと言いますか
ちりあくたのようなものですからね
そういうこともあります
だけれどもやはりあの明日というものは来ないからですね
先延ばしにするというかいつかやろうとか
そういうわけではなくて
一日再び明日なりがたし朝日は朝ですね
二度とは来ないんですね
だからまあ本当に今
思い立ったらですね
弁礼すべし
まあ僕にとってこの弁礼というのは
ただなんかの勉強というよりは
人生について真剣に考えるとか
人生を大事に
人生にとっての学びになるとかですね
人生がより良くなるように考えながら行動するとか
そういうことが含まれるんじゃないのかなとか
思います
まあこれも今35歳でこういうことを考えてるんで
もしかしたら40歳50歳60歳とか
そういう風になったら感じ方が変わってくるかもしれないなとか
思いながら
まあそのそういう風に変わっていくのもですね
詩吟の面白さなんだろうなとか
いろいろ感じながら吟じさせていただきました
いかがでしたでしょうか
では今日はこの辺に終わりたいと思います
明日も明日もですね
詩吟チャンネルやろうかなと思いますんで
よろしくお願いします
ではでは詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ
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