亀がね、亀がいるんだけど、それをあの、6ピーチーズを小さく切ったのを、和尚様が、「祐子さん、餌をチーズあげてきて。」って言われて、
すごいいっぱい、なんかいろんな用事があるんだけども、亀さん、これなかなか上がってきてくれないし、でも和尚様に言われてるし、だからすごいその、私の時間と亀さんの時間が。
同じになっちゃったね。
Joi Ito's Podcast
デジタルアーキテクトで千葉高大の学長、Joiさんこと伊藤穰一が、最も鑑賞を寄せる分野に迫るJoi Ito's Podcast。
今週も先週に引き続き、和久伝のお上、桑村祐子さんをお迎えしています。
今日は、寮邸と茶道、そして禅の話をしているみたい。
哲学的に、あんま大きくしないっていうのも一つなのかな。
そうですよね。
だって今晩も僕行くとこも、ワンカウンターかなんかなんでしょ。
そうそうそう、ワンカウンターっていうか、なんか厨房の中で食べるキッチンと、2階はもうリビングみたいになってて、すごく小さな、スモール・イズ・ビューティフルを目指してるんですけど、
木って目に見えないけど、なんかそれはその本当にお寺にいるときから、なんか木の流れみたいなのはあると思っていて、それはあるのかないのかわかんない。
だけど、あると思ってやってると出会えるんじゃないかと思って、今もやっています。
そうだね、見てないとあっても見えないだろうしね。
だからなんかこう、そういうお掃除もそうだし、その人の笑顔もそうだし、こう硬直的なものってすごくよどむっていう感覚、イメージがあるので、なんかそうならないように、中央集権型にならないように、なんとなくこういうのを私の身体的にも、お母さん聞いてたらごめんなさいって感じなんですけど、
硬直的にされると、なんかこう弱いところしか出てこなくなって、なので多分スタッフもそうだろうっていうふうに思うし、料理人さんも何人かチームで動いてるんだけども、
ヒューってものすごく緊張とか気が高まったときと、すごい材料、高い材料使ってても、なんか本当にうまくいかないときって、どうしてもそういう段取りだけの問題もそうだけど、でもコントロールできないところもいいところかなと思ったりして。
でもそういうチームのモチベーションってどういうふうにあげてるんですか。
いや、まあ、自由にやってもらうこと。
好きにやってもらうって感じですか、そこに。
そうね、なんかだから、ちょっと指揮者さんみたいに、本番まではすごく話し合ったり、トライアルをすごい続けて、でも本番はもう任せるっていうか。
なるほどね。でもそれはわかる。お手前も、なんかもう練習して練習して、で本番直前になんか言われると絶対できないよね。もう本番はもう考えないで、エクセキューションじゃなきゃいけなくて、それ絶対僕そう思う。
本番直前とか本番中になんか変えられると結構大変だよね。とは言いながら本番は誰か、塾は必要だよね。ちゃんと回るためにね。
なるほどね。
でもこの間ね、工事使いはすごい方たちだったって聞いてるんですけど、しかもそれが50人の方が11回あったって、何回目のお手前がすごい自分の中でこう。
でもね、僕お手前してないの。定手だから、僕ただ喋ってるの。だから僕は去年の末、ほぼ1年近くお道具と何をするか、あとストーリーの準備。で、今回は奥谷先生の社長たちがメインで、それがいろんなとこから助けに来てるんだけど、確か30人ぐらいいて、で3月は奥谷さんの席で僕がお手前したので、
で、そのときは2、3回立てたのかな。で、そのとき大草集にも立てて。で、それはそれでお運びとお手前のこの練習。で、今回はそっちのお稽古は奥谷先生がやって、僕はどっちかっていうと中身に集中してて、で、全然やっぱり違う。違うけれども、さっきの例で言うと、だから僕は指揮者よりもちょっともうプロデューサー寄りのところで、で、奥谷さんは結構指揮者やってて、で、あと3月にほぼ同じチームで同じ部屋でやってたので、
だいぶ良くなった。結局一番大変なのが、この50人にお菓子を出して、お皿を下げて、お茶碗を出して、しかも一つの扉でお手前する人が出入りする扉から運びの人が出たり入ったりする。この交通整理がすごく大変で、1回目は3月はもっと人数少なかったので結構大変だったんだけど、でも今回はやっぱりすごいスムーズにいって。
で、あれも結構パニックしてるんだけど、3月はパニックしてたけど、9月はしなくて、でもあれもね、すっごい疲れるけど、結構楽しいんだよね。それもやっぱりお客さんたちが本当にこう握手してくれたりして、で、やってる側もやりがいがすごい出て、もうね、みんな楽しくて楽しくて。
すごい、劇場型?
ちょっとね、ピンマイクとスピーカーも置いて、ほとんどなんかテッドトークみたいな感じで喋って、ストーリーもやって、奥谷さんも本人も喋りたがってたから、僕に割り込んでちょっと漫才みたいになってて、それはそれでちょっとおかしくて、エンターテイメントになってたんだと思う。
それは、そういうふうにやろうと設計したわけじゃないけど、結果的に、なんかちょっと漫才テッドトークみたいになっちゃってたんだけど。
でもこの裏の準備と、で、あとは道具屋さんも結構助けてくれて、準備もちゃんとしたんで、すごく美しくうまくいったかなと。で、あとはそのおもてなしの気持ちで、ちゃんとこうハッピーに帰ってもらうことが嬉しかったんだけども。
でもこれは逆にこう、会社とか他の生活のところに、やっぱりだんだん影響があって、あと僕も結構片付けたりするのが苦手なんだけど、僕も最近ずれてるのが嫌だったり、今ちょっとバスルーム汚いけど、ちょっと時間があると歯磨き粉とか揃えたりするようになって、そういうの気になるようになってきた。
でも良くないのが、良くなくないのか分からないけど、他の人ができてないのも気になるようになってくる。打ち合わせ中になんか携帯が斜めになって、なんで斜めになってんだろうっていう、なんかちょっとそういうのが、余計なとこに目が行くようになっちゃったかもしれない。
昨年9月、後日会という大きなお茶会を開催したジョイさん。お稽古を重ねたことで、いろいろと感覚が鋭くなってきたのかもしれませんね。そして2人の会話は、今まで見えなかったものが見えるようになるというお話に続きを聞いてみましょう。