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2024-08-27 26:07

#28 コミュニティナースはニューロダイバーシティを実現できるか|伊藤穰一 x 深井龍之介 x 矢田明子(株式会社CNC)

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数週間にわたってお届けしてきた夏休み特別企画in出雲も、今回で完結です。今週は、COTEN RADIOの深井龍之介さん、そしてる株式会社CNCの矢田明子さんと一緒にニューロダイバーシティについて考えます。ニューロダイバーシティとは、脳神経系の多様性を指す言葉。思考や感じ方、行動などに「正しい」方法は多様にあり、そこに違いがあるというだけで「障害」とはみなさないという考え方になります。Joiさんはこのニューロダイバーシティにもう長いこと取り組んできており、そのヒントをコミュニティーナースの活動から探ろうとしているんです。

果たしてJoiさんは、現場をみてどう思ったのか。ぜひ番組をご覧になりながら、一緒に考えてみてください。


【編集ノート】

編集ノートでは難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。 

https://joi.ito.com/jp/archives/2024/08/26/005992.html



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ジョー・伊藤スポッドキャスト夏休み特別企画、島根県出雲市を訪れています。
ジョー・伊藤スポッドキャスト
先週は株式会社CNCの代表、矢田明子さんが運営するコミュニティナースの現場を、古典ラジオの深井龍之介さんと共に見学しましたよね。
実は今回の訪問、どうやらジョイさんにはある目的があったようなんです。
一つ僕が興味あった目的と、多分ここにいる何人かの目的は、ヌーロダバーシティ、脳の多様性向けの学校を今作っていて、
必ず自閉症とか障害者の子供の親、私もそうなんですけども、一緒になると、自分が死んだらどうしようかってみんな考えるよね。
お金ある人も、自分が死んじゃって愛がない看護師さんにお金がドボッといったら、うちの子どうなっちゃうんだろうっていう心配もあるので、
お金がある人も、やっぱり自分の子供を愛してくれるコミュニティってどうするんだろうっていうのがあって、
昔の貴族なんかだとお付きの人たちがテイクキュアすると思うんだけど、一般の人たちにないよね。
そこの中でやっぱりみんなで助け合うコミュニティがあって、昔みたいな子供が走り回ってみんなでテイクキュアして、
もちろん障害者だけじゃなくて健常者とか脳の障害だとかいろんな人たちがいたらいいよねと。
そういうの作れるんだったらお金も集めたいよねっていう人もいて、
村みたいなの作ろうとしてる事前事業者とかちょこちょこ出てきていたりするんだけども、それとコミュニティナースの話ってどうなんだろうなと。
今、昔のコミュニティでやろうとしてる人はいないかもしれないんだけど、どっちかっていうと新しくコミュニティを作ったり、
古いお城を買ってそこでみんなでやるとかっていう実験をやろうとしてる人たちはいるんだけども、
全く別物なのか、一緒にできるのか、学べることとかなんかあるのかとかってイメージってあります?
いや、重なることもあるし、学び合えることもあるんじゃないかなって想像するんですけど、
私たちのコミュニティナースの現場ってどちらかというと、例えば物理的にも空間的にも新しいところに新規で作るというよりは、
もう既にある皆さんの中に再発見していってその力とかを、それが引き出されるような声をかけたりとか、
エンパワーメントしたりとか、行動をたたえたりとかしながら、もう今ある実社会の中でそれを増やすっていう動きなんですよ。
だから全く新規のところでというよりは、再発見して最大化するみたいな動きなんで、
出来上がった景色とか人の付き合い方には被るものがもちろんあるんじゃないかと思いますし、学び合えることもあるんじゃないかなと思いますけどね。
これもアメリカ人で日本の空き家を買って、そこでみんなデザイナーとか環境保護団体とかで集まって、日本の都市を活性化しようというムーブメントみたいなのがあって、
でも意外にそれ難しいよねって彼女苦労してるんだけども、日本も今高齢化とやっぱり地方が今圧縮してるので、
そういう外国からリソースとか人間が入ってきて、一緒にやりたいっていう人たちが来るのにもやぶさかでもないような地域っていうのってありえるのかな。
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ありえると思います。ありえると思いますし、かつその人たちがやぶさかではないって思えるようなコミュニケーションを取ってくれるコミュニティーナースのような人がいれば必ず出てくると思います。
やっぱり自分で能動的にはいはいってそこに参加するっていうのは、特に高齢の方の中では一般的な感覚ではないと思います。
やっぱりアクティブシニア層って言われるぐらいの本当に20%ぐらいだと思うんですよ。でも真ん中の60%の人もいいですかちょっと手伝ってもらえませんかっていうコミュニケーションの最初のデザインさえされればやぶさかではないみたいな感じの、
言われたんで手伝いに来ましたみたいに面が立つ形で参画が始まるんで、ここをなんか全部自主的にそうしてくださいって言われると特定の人しか来れないんですけど、
コミュニケーションがデザインされれば入れると思います。もちろんそれでも入りたくないって方いらっしゃるんで、そこをどういうふうにこう緩くとはいえその分断してなくてなんか共存できているっていう状態に持っていけるかまた別次元のコミュニケーションがありますけど、
可能だと思いますよ。あともっとドライブできる可能性があると思うんですよ。
じゃあやってみます。
ぜひ。
僕もアメリカから、今回14年間離れてるんですけど、前回戻ってきた時、うちの奥さんが千葉の自然に住みたいっていうのをいろんなとこ探してるんで、家買ったんですよ。
日本家屋の家買って、入って最初の日なんか忘れてもう開けっぱなしで寝ちゃって、朝起きたらおばあちゃんたちが来て、もう開けっぱなしにするって決めたんですねって言って入ってお茶飲んで、
気がついたらそのちっちゃな村の本家買っちゃったの。で、その本家持ってた人がお金なくなっちゃって手放しちゃったんだけど、みんながそこで結婚してるし、みんな村の木で建てた結構大事な家で、でも僕らがオープンだっていうのでわざとじゃなかったんだけど、
でも結局僕らもちゃんとその新年会とかお葬式とか結婚式全部手伝わされたし、手伝いに呼び込まれて、で、うちの奥さんのお母さんも一緒に住んで、うちもバントをやったりして、
素敵。
すごく面白かったのは、うちの妹の子供とかが来るともう村中全部の家がプレイグラウンドで、で、たまにグワーってみんな家に来るし、で、まだ残ってんだよね、そういうとこ。
で、僕らは1世帯がたまたまポンって入ってきて、で、僕らも別に普通に、で、たぶん僕らが見えるところでは僕らを悪く言う人もいなくて、で、みんな名前同じだよ。
で、みんなヤゴーで、で、うちはナシアで、旅屋さんの隣のナシアで、もう30年後行っても、あ、元ナシアの伊藤ですって言うとわかるぐらいのところなんだけど、でもそういうところって結構あるはずだよね。
たくさんあると思いますね。
で、その入り方さえ気をつければ、まあうち特殊なのかもしれないけど意外にこう受け止めてくれて。
そうだと思いますね。
で、たぶんあそこ門閉めてたら何にも知らないで一人で住んでたんだろうなと思うんだよね。
何気なく開けてたんですか。
そう、間違えて開けっぱなし。
でも向こうはそれがシグナルだと思って。
そう、で嬉しかったと思います。嬉しかったと思います。
たぶんね、前のその本家とうちの間にもう一人いたんです、女が。で、その人は全部閉めてた。
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僕らが入ったら開けたら、あ、良かったってみんな。
もうあの野菜も朝行くと名前も何も書いてなくてポンって置いてあったり、何かトラブルがあると必ず助けてくれるし、すごく不思議な関係になったんだよね。
そうそう、それが買った家だと思うんですけど、その先代さんのナラティブの延長に伊藤さんが暮らしてるっていう状態が起きてる現象ですよ。
だからその世代だけで次は伊藤さんがそこでされた後にまたそれが次の代の人たちが伊藤さんの記憶があったり思い出がある人たちからまたぐるっと回って戻ってくるみたいな感じなんで、
コミュニティってなんか閉じてるようだけど全部開いちゃってるし、自分が認識できるコミュニティの一属性として結構相乗に重なってるものの中に自分が存在してるんで、なんかポンと来ただけで向こうからすると俺らのコミュニティの人になられた。
で、なったかどうかっていうのはもう開けてるかどうかで本人も承認したかどうか確かめてるんで、あ、僕もこのコミュニティの一員ですよってこの人は言っていると思ってわーって来たみたいな、そういう感じですよね。
面白いですよね。これがね、再発見なんですよ。そのコミュニティをゼロから作っているというよりは本来あるものを発見して。
そうだね、その人たちがちゃんとつながっているから安心していられるんだね。
そうそう、だからコミュニティナースってゼロからというよりは発見する目線をやっぱり学習して、あるものをより活かしたりとか。
このコミュニティで誰と話せばいいかとか。
伊藤さんが引っ越されたところのどのおばあちゃんが最初に世話焼きし始めたり、声を上げ始めるといい影響として他のおばばたちもやり始めるかなっていうのを、戦術を立ててそこに参与してパワフルにしていくっていう、なんかそういう感じです。
でもいろんなところにあると思うんだけどもちろん全部違うんでしょ。
違います違います。
でも中には職員のメンバーも入って常に回してるわけですよね。
そこに意識して関わりを持つっていうことをやっていて、なんか違うんだけどその原理原則的に決まってることってやっぱりあって、やっぱりそれは質もそうなんだけど数が物を言うっていうメカニズムがあったりするんで、
だから1回で何とかしようとせずにとにかく1年っていうスパンをかけて挨拶を繰り返すっていうことを積み上げた方が変に企画力がむちゃくちゃ高いより最終的に連携取れるようになるとか、そういうなんか原理に近いことってやっぱあるんですけど、それ知らないとすごい焦ってなんか交渉しようとしたりとかいろいろするじゃないですか。
でも今じゃないな、1年かけて顔合わせた時には必ず挨拶しようっていう風に取れれば、2年後にはめっちゃちゃんと一緒に連携取れたりするんで、そういうのを抽出してる感じです。
あとはそれをどうやってさせられ感じゃなくて面白がりながらみんながプロのコミュニティーナスになっていけるのかっていうのを工夫してる感じですかね。
実は今回の出雲旅行では、そんなジョイさんのニューロダイバーシティの思いが実現できるかもしれないある施設を見学しているんです。
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もちろんこの施設はヤタさんが関わっているもの。その模様を少し覗いてみましょう。
向かったのは出雲市街地から車で30分ほど離れたブドウ畑。その一角にある一軒の古民家を訪れました。
一緒に行きましょう。
子育て世代で各家族で奥さんと子供だけで頑張ってるみたいな。
奥さんはもっと遊ばせてやりたいんだけど、奥さんも誰ともつながってないみたいなところを間にコミュニティーナースが立って、
DIYがめっちゃ上手なおじいちゃんがいるんですけど、今度その人たちと子供のイベントやるんで、
子供は私たちがもしよかったら連れておくからイベントに来られませんかって言って、
お母さんたちのことも誘い出して、子供とおじいちゃんがお互いに知り合いになって、
おじいちゃんも超嬉しいし、子供も超嬉しいみたいなのを作る場所なんですよ。
それを企画する場所?やる場所?
やることもできるし、使い方はフリーなんですけど、
コンセプトが子育て世代とコミュニティーナーシングというのがコンセプトの中心になっているので、
今日来られているのもまさに今お話ししたような独居の男性がスタッフで入られています。
こんにちは。
ここは室山のお家と呼ばれるCNCの施設で、
コミュニティーナーサーもちろん、近隣の住民も巻き込んで地域全体で子育てをする取り組みをされているんです。
ここに来られている人たちは、コミュニティーナーサーが別々に知り合っていく。
だから出会った年次も、7年前くらいの方もおられれば、1年半前くらいの人もいる。
何でしょう?
多分なんかお節介会議っぽいことを、企画?何をしていくかなんて。
なるほど。
これはナチュラルに、ここに遊びに来たてでお節介会議もやっている。
子どもも関わっている。
場も持っているんですけど、アウトリーチしているスタイルの時も多くて、
今日はご説明もあって、アウトリーチじゃなくて、ちょっとここに寄せていますけど、
日々は、ここに座っている住民さんも、アウトリーチで別々に知り合いになっている人たちで、
アウトリーチとコーディネーションとが行ったり来たりしています。
ここのコミュニティーナーサーという人は今何人いるの?
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あの白いTシャツを着ている子と、説明していたメガネの男の子と、だけです。
なるほど。
行きましょう。
あのババがヨネちゃん。
あの人超スーパーマン。超スーパーコミュニティーナーサーの人。
今の若いスタッフは、まだ2,3年かけてトレーニングしている感じなんですけど、
彼女はキャリアが長くて、コミュニティーセンターで福祉のスタッフをしてきたことがあるとか、
もともとJAに勤めていたので、地域との付き合いがすごく彼女の仕事だったんですよ。
だからすごく人脈もあるし、信頼も持っているので、
彼女もすごくハブの人で、あそこに一人暮らしの人がいるよとか、
最近出なくなってきたよみたいなことを教えてくれるし、
彼女が連れて歩いてくれると、若いコミュニティーナーサーの子たちも地域に入っていけるので、どんどん。
そして、この施設では、自閉症や学習障害など、
行きづらさを抱える子どもたちも少なからず利用しているそう。
地域の人々とニューロダイバースな人々との交流を、
コミュニティーナーサーが取り持ちながら、
お互い、頼り、頼られる関係の構築を目指しているんですって。
ここは、パスチャライズ牛乳の創業者の佐藤中吉さんの哲学のビレッジなんですよ。
28年前にここを作っているんですよ。
それまでは何にもない、ただの山間だったんですけど、
彼が自分でファンディングしたり、自分のお金を投資したり、仲間で出し合って、
ここを作られて28年前に。
あの建物も中吉さんが移築。
ダムの下に沈むはずだったものを、資材を投げ打ってこっちに移築しとられて、
さっきのコミュニティーナーサーが使っているあそこも、
中吉さんが自分のお金で5000万かけてここに移築させています。
自然との共存共栄というのがコンセプトで、
ここも全部無農薬のぶどう畑で、こっちにはベーカリーがあって、
ここに中吉さんのライブラリーがあって、
向こう側に見えるのは山水で作ったお豆腐屋さんなんですよ。
ちょっとちっちゃい屋根がありますよね。
ここにレストランとワインの製造工場がついているっていう。
なるほど。
中吉さんも100年、200年、やっぱり人間も環境との一部だから、
こっちが搾取してビジネスするとかじゃなくて、
続くように分かち合いながらサステラブルにビジネスするっていうのがすごく大事にされていて、
昨年亡くなられたんですよ、102歳で。
私たちも付き合いがすごく深かったんですけど、
彼が持ってたここの場所をコミュニティーナースに託してくださって、
彼の共存共栄というコンセプトとも混じるような形で。
ここに足りなかったピースは、
彼のイメージとか夢の中に障害者と子供っていうピースだけが足りてなかったんですよ。
15:05
物を作る、製造するとか健常者がここで働いている、過ごしているっていうところまではかなってたんですけど、
彼はもともとダイバーシティの中に子供とか生きづらい差があるような、
発達の人たちのことも全部その夢の地図の中には書いていて、
だけど彼が生きてる間にはそれを自分自身ではできなかったんですけど、
そのコミュニティーナースとセットされると、
ここに子供も障害者も入ってきたんで、すごく喜ばれてましたよ。
出雲で初めてリアルで対面した八田さんとジョイさん。
対話を続ける中でたくさんのクロスポイントが生まれてますよね。
実はこの二人、意外なところで接点があったようなんです。
そんな二人の見えない関係性がわかるようなエピソードがあったので、
ここで紹介しましょう。
コテンラジオの深井さんの歴史的な分析もとっても興味深いですよ。
どうやって面白がってプレイヤーたちが身につけられるのかなっていうのは、
創業して今だからもう7年ぐらい経ったんで、
コミュニティーナース本人たちがやりたいですって言って、
学んでいく人たちを見て、学びが止まっちゃう人、足が止まっちゃう人みたいなのも
自分たちなりに見るじゃないですか。
続けてる人にやっぱり共通してることあるなと思って、
ただなんか言葉になりきらないなと思いながらいろいろ学習してたときに、
ちょうど7,8年前にライフロングキンダーガーネっていう本を本屋さんで見つけて、
そこに出てた4つの原則みたいなのが本当そうだな、続けてる子はこれに突入してるなと思って、
引用させてもらった本があって、その前書きを伊藤さんが書いてられたんですよね。
その本の4つのパッションピアーズ仲間プロジェクトプレイで、
日本の話にちょっと戻るんですけども、なんか今の学校とかって遊んでないで勉強しなさいとか、
建前は結構真面目な仕事とか、仕事と遊び、学びと遊びとかって分けちゃってるよね、イメージ的には。
だけどなんか今のコミュニティナースはどっちかっていうとその4つのPがあるんだけども、
その遊んだりパッションを持つっていうことって日本の中でどういう位置づけなのかな。
今大学やってても、もちろん部活とかやってんだけども、じゃあ大学がすごくそれを大切にしてるかって言うとそうでもなくて、
なんか勝手にやってる感があるんだけども、今の日本の社会とかシステムでこの4つのPって、
例えば言ってて違和感を感じる人とかいる?何遊んでるの?みたいな。それとも当たり前じゃんみたいな。
それはね、なんかガチガチの専門教育してる人たちからすると、私たちがやってるその学ばせ方は、
なんか遊んでるだけだみたいな感じに言われることはもちろん過去にもありましたし、今も言われることもあると思うんですけど、
それはちょっと話が飛ぶんですけど、明治時代に日本人の暮らしを観察して、
その暮らしを3つのニーズに分けた金和二郎さんっていう民族学の先生がいらっしゃるんですよ。
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その人が明治時代の日本人の生活って一番最初の強いニーズは労働と休息で、
その後に暮らしの中で出てくる次のニーズが娯楽で、娯楽の次に乗っかってくる一番高次のニーズが教養だって書いてあったんですよ。
この時代は教養学習までが生活と分離してなくて、生活側にカテゴライズされてるんですよ。
だけどここでさっきの学校での勉強みたいなものをこの中でするんじゃなくて外出ししたじゃないですか。
学校の箱。だから暮らしと別のものっていうふうにあの机に座ってやる勉強スタイルってものが出来上がってきて、
暮らしの中でヘラッとしたり楽しく紅葉するのは良いけどこっち違うでしょみたいな暮らしと分離したものとして出来上がったということが書かれていて、
それも影響してるのかもなって正直思いましたね。
だからそのコミュニティーナースがやる学習のスタイルってフィールドも暮らし側だし、さっきの4つのPみたいなものを運用しながらやっちゃってるから、
あくまでも暮らし側の娯楽的なとか教養的なものであって、学校じゃないよねみたいに認識されちゃうっていうのはこれこういう感じかなっていうふうに解釈してます。
じゃあ僕も言うと、これも民族学からの知見ですけど、いわゆる晴れとけの日は未だにめちゃくちゃあるなと思ってて、
真面目にしなさいみたいな僕も小学生の頃よくけじめって言われてましたけど、けじめをつけさせようとするわけですよね。
休み時間が終わったらちゃんと授業に集中するみたいな、それはそれでしょうがないのかなと当たり前だしそっちの方がいいなって思いますけど、
それをやるっていうその真面目なパートみたいなものと、それが思いっきり外れるっていうパートっていう、この外れるパートみたいなもので息抜きをするからこそ真面目なパートは真面目にしなさいっていうスタイルが基本的な日本モラルのあり方だなと思ってて、
高校の時とかはね、僕その学校が言うことちょっとあまり聞きたくなかったら聞かなかったんだけど、ここの時受験の時に言われててびっくりしたのが、受験で大変ですごいストレスが溜まると思うんだけど、体育祭で息抜きしなさいと。
その体育祭でもうこう派手に踊ったりするんですよね、なんかよくわからない、なんで踊るのか僕はわからなかったんだけど、踊って体育祭をしてこれでどうぞストレスを発散してくれって先生が言うわけですよ、で周りの同級生たちがあんまり何も疑問も持たず受け取るんですよねそれを、そうかっつって
楽しく体育祭やるんだけど僕は比較的インディビジュアルが強いタイプだったんでこの土地に生まれながらも、すごい疑問でどこでストレス発散するかは俺が決めるだろ、お前じゃないだろっていう感覚がすごく強くあって先生に対して、なんでそんなことを僕が支持されないといけないのみたいな感覚がすごくあったんだけど、この感覚は多分会社に入ってもどのコミュニティに属してもこういうところではいガス抜きしてくださいみたいな感じで
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まあなんかマネージャーがいないのにマネージメントされてる、誰が決めたかわからないがそうなってるみたいなのはあるなと、まあいわゆる祭りですよね、いつもは農業で大変なんだがそこはちゃんと真面目にやりなさい、ただ祭りの時は弾けていいよみたいな、ハロウィンの時は仮装でぶっ壊れていいよみたいな、よくわからないですけど僕はね
完全に運動会で盛り上がっちゃってるタイプです、同じ格好でも、なんで踊るのと思って、踊っちゃってる、普段踊ってないのに
面白いよね、でもおっしゃるとおりやっぱりこのインディビジュアリスティックな人とそういう集団でそれをやっても違和感感じないので性格のタイプ違うよね
まあでも育ち方かな、僕いつもだけど比較的その分離した各家族であんまりそのしがらみのない分離各家族で育てられて、両親も比較的そういうしがらみが嫌いなタイプの一人っ子で育ったんで、この土地なんだけどこの土地の中ではハズレ地みたいな感じだと思うんですけど
なるほどね、両方あるよね、うちの妹は僕の真逆で学校できちっとできてたタイプ
個人差もあるんですね、両方あると思いますね、それこそ脳のねあれとかもあると思うタイプとか
うちは亡くなった父親がそういうコミュニティのメンバーな割に結構一人だけずっと可愛い可愛いって言ってくれる感じの人が真横にいたんですよ
だから私がすごくそれに反抗してたり、その運動会でしか発散できないことにイライラしてたりとかしても秋子は秋子の良さがあるよみたいなタイプの人が横にいたんで
救われてたと思いますね、だからなんか我慢身につけようっていう気持ちも多少なり湧いてただろうし、なかったら折れてたんじゃないかなと思います
ありのまま応援してくれる存在みたいな
いやそれすごく重要だと思う、うちの母親も妹と僕も全然違うし全然変だったんだけども、もう絶対サポートしてくれてたし
どっちの方がいいっていうのもなんなかったので、それ大切だよね
で学問見ててもやっぱり誰かが面白いねって言ってくれる学生は伸びるよね
それがいないと本当に何やってるんだろうみたいな気分になっちゃう子も多いので、だからそれももう一つコミュニティでうちも考えてるのはやっぱり大人と子供が、親じゃない大人と子供が接触するのってすごく両方にとって良くて
特に自閉症の子なんかは多分職人になったり大工さんになったり向いてる子たちってそういう職業を見る機会がないから
なんか普通の学校に行って発達支援センターに行って全然つまらない仕事に就いちゃう子が、もしかするとどっかでピカピカ磨いてる職人の下だったらすごく伸びるかもしれないし、数学だったりそういう自分の親じゃない変な大人が一生懸命夢中になってるのって見る機会がすごく大切だと思うし
そういう弟子がいると可愛いし、だから僕も変な趣味いっぱいあるんだけども、本当に熱心に入ってきてくれる人はもうすごい嬉しいし、すごく助けるし、そこのマッチングがコミュニティだったらできるんじゃないかなっていう気がするんだよね。そういうのあります?
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ありますし、さっきの4つが起きやすいですよね、その関係性って4つのPがやっぱり起きやすくて、それをなんか遅延とかだけでやろうと思うと変数が少ないんで起きないんですけど、それを他人で掛け合わせるとちゃんとその4つのP状態に皆さんが慣れるんで、能動的に相互に学習がずっと前向きに起きるっていうのはめっちゃあるなと思います。
他人同士で再編していくっていうのは可能性しかないなと思って、みんなそのネガティブな側面の方にやっぱり引っ張られて、それですごく強制されるんじゃないかとか、でもその外れる権利もお互いあるわけなんで、なんか一回外めてもなんかやっぱり人生の中っていろんなバイオリズムがあるんで、薄くなる時期ももちろんあっていいし、夢中になる時期があったっていいし、休む時期があったっていいっていう前提だと、もうちょっとカジュアルにやれるんじゃないかなと思いますけどね。
ただそれをはっきり口で言ってくれる人がいないから、なんか一回始めたらもうやめられないんじゃないかとか、なんか例えばついて弟子になったんだけど違うと思ってももうやめられないんじゃないかみたいな、なんかそうなると日本人やっぱ真面目なんで、一歩が踏み出せない。
1ヶ月以上にわたってお届けした出雲特別編、いかがだったでしょうか。
ジョイさんもたくさんの学びを得て、無事東京に戻りました。
出雲での対話が新たな一ペースとなることを期待しましょう。
番組ではオリジナルNFTを無料でプレゼントしています。
ご希望の方は特設サイトにて次の問題の答えを入力してください。
今回ジョイさんが訪れたのは島根県何市だったでしょうか。
スペースなし、大文字半角絵数字でお答えください。
サイトのリンクは番組詳細欄に記載しています。
また変革コミュニティのメンバーは答えをお見せサイトで入力してください。
正解された方には100変革をプレゼントします。
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを創業以来大事にし続けています。
これから来るWeb3、オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクよりぜひご覧ください。
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