こんにちは、伊藤穰一です。
こんにちは、奥井奈奈です。
はい、この番組は2021年10月に始まったんですけども、約2年経って、実は今日で終わりでございます。
JOI ITO'S PODCAST 変革への道
はい、えーという、私もものすごく驚きと寂しさを隠せないんですけれども、
私と同じ気持ちのリスナーの方も、びっくりされてる方が本当に多いと思うんですけれども、
もうドッキリとかじゃなくて、本当に終わっちゃうんですか?
そうなんですよね。ちょっといろいろあるんだけれども、ベンチャーの話の時、安く買って高く売るっていうのがベンチャー投資のポイントで、
日本人っていつも高く買って安く売るんだよね。
なんか一番いい時に会社の社長になってもうボロボロになったら辞めるとか、
ロッカーフェラーセンターを一番高い時に買って、もう全然価値がなくなった時に売るっていうので、
で、僕はなんとなく社長業もそうだし、プロジェクトもそうなんだけれども、大変な時に立ち上げて、
いい感じのとこでサッと辞めるのが一番かっこいいんじゃないかなっていうのもあるし、
やっぱりリスナーにとっても自分たちにとってもいいんじゃないかなっていうのと、
あとこの番組は本当に僕結構暇で寂しくて、WEB3についても話すことがいっぱいあった時に、
なんとなくもう暇だからなんかやろうみたいな感じで始まったんだけども、
結構我々が話してる話、もちろんまだ聞いていただきたい話もあるし聞いてくれてる人もいるんだけども、
僕もその時に比べたらもうすっごい忙しくなっちゃったし、
あと結構なんかもうパターンになってきたので、ここからまたいろんな発展があると思うんだけども、
このタイミングがいいかなっていうので、ちょっといろんな一つの話もあったんだけども、こんな風になっちゃいました。
なるほど。でもジョイさんのそうやって思いと時代の潮流を読んだタイミングだったということで、
寂しいですけれども、こういった美学とともに今回は最終回ということでしたけれども、
2021年の10月、およそ2年前に放送が始まったジョイ・イトーズ・ポッドキャストですけれども、
この2年分の配信の中から、特に人気だったコンテンツを今回は凝縮してお届けしていこうかなと思っております。
まずは、ちょうど2年前の10月18日に配信された記念すべき第1回の配信をお聞きください。
7月に日本のデジタル庁を助けてくれないかって言われて、日本に戻ってきたら、いろいろあって、今度は構想委員会っていう委員をやってるんですけども、
ちょっと時間があるので、研究所を立ち上げたり、ポッドキャストをやったり、もう10年離れてたので、
日本が今何が面白くて、どういう風に日本が変わっていくのか、それに対して私がどういう貢献ができるかっていうのを探り始めていくので、
ポッドキャストを実験的にやりたいと思っています。
基本的にはもう55歳になりましたので、自分がぬんぬんかんぬんよりも、周りでどんな面白いことやってる人たちがいて、
そういう人たちを紹介して、プラットフォームになって、社会に対して役に立つことができるといいかなっていうのが自分の希望です。
はい。心なしかジョイさんの声が若いような感じがするのと、やっぱり初回のフレッシュ感があるなっていう感じですが、
あとなんか音がちょっといつもと違いますかね。
そうですね。僕もちゃんと覚えてなかったんだけど、さっきプロダクションスタッフの人が言ったけど、
僕マイクの電源入れるの忘れてたぶんパソコンのマイクで拾ってるので、
ちょっと声が違うのもちゃんと低音を拾ってくれるマイクではないのもあったのかなと思うんですけど、
本当最初全く何かわからないながら実験をいろいろして、一番最初は結構音のところにエネルギーを注いでたのを覚えてます。
そうですね。今はもうすごく綺麗な音になってますが、やっぱりね初回ということで初回感があったような配信でございました。
そして第1回目の配信から本当にジョイさんとたくさんの出会いがありました。
シーズン1とシーズン2を合わせると今回で95回というなんとも中途半端な数字なんですけれども、
95回って本当にすごいと思います。
そしてほぼ毎週日本語で配信を続けてくださったわけですけれども、
ジョイさんがアメリカから日本に帰ったタイミングとほぼ同じかなというふうに思うんですけれども、実際こうやって来て95回いかがでしたか?
はい。長いようで短くて、短いようで長くて、ちょうどWeb3が炸熱し始めたところだったのが、
なんとなく人並み起きたっていうのもあるし、僕もずっと離れてたので、
なんか日本誰も知らないし何が起きてくるかよくわかんないっていう、
あんまり当事者意識ないところからぐちゃぐちゃに忙しくもなったけどもなんかいろんなものが動いてて、
なんとなくまだ日本人離れはしながらなんかもうしっかりと日本に戻ったような感じがするのと、
もちろん人間関係的にはもう本当に結構寂しいぐらい誰もあんまり周りにいなかったのから本当に素晴らしいネットワークになったので、
そういう意味では自分の人生と、あとAIが流行っちゃってるっていうので、
だからその技術的な環境とマーケットの変化と自分の生活がもう全然180度以上違うっていうのが感じていて、
番組からすると僕はなんか結構貢献できたのかなっていう感じがして、
いろんな人の理解にも貢献できたし、Web3が変なふうに投機目的にトゥイストしないっていうのはみんなでやったんだけども、
なんかそれも少し貢献できたんじゃないかなっていうのもあって、すごく僕はハッピーな感じをしてます。
そうですよね、2021年というともうNFTの何億というふうな値段で落札化されて、
世間がこうNFT一気にブームになって、でWeb3っていう言葉もすごく流行り始めたっていう、
本当に黎明期Web3、黎明期な頃だったと思うんですけれども、そこからもうWeb3乱航芸時代を駆け抜けたような気がします。
はい、ただ一つ気をつけなきゃいけないのは、なんかこのポッドキャストが終わったからWeb3が終わったっていうふうに思われたくなって、
なんとなくこうみんなが何だろうと思ってた時代から、もう淡々とコツコツ組み立てるっていうシフトなので、
引き続きWeb3は僕もやり続けるんだけども、ちょっと史上の雰囲気が変わったって感じだよね。
そうですね、あくまで。そしてですね、続いては2022年で最も多く聞かれた配信回をお届けしていきます。
森美術館特別顧問の南條文夫さんとのNFTアートに関する対談になります。お聞きください。
アートの人の意見をちょっと聞きたい。やっぱり今どっちかっていうとね、
プロファイルピックになるようなアートの方が安定して伸びてるのね。
これ多分ゲームの中のアイテムってやっぱりその見栄えとか機能とかどのぐらいレアものなのかっていう感覚ってあるので、
ゲーム遊んだ子たちは集めやすいと思います。でもいってもののアートってあんまり値段が吹きづらいんです、今。
で、やっぱりそのいってもののアートのコレクションって統計的にみんなの雰囲気を見てオークションでやり取りするっていうよりも、
本当に自分のセンスがないと買えないじゃないですか、だから。
だからプリントといってものの違いで、プリントの方は結構盛り上がってると思うんだけども、ボリュームも動いてると思うんだけど、
いってもののアートがこれからどうなるかっていうのが知りたって。
そうですよね。だからダミア・ファーストが1万点刷って出したんですよ、NFTで。
で、普通は1万点すらないわけですよね。だいたい60とか100とか。
だけどその前にNFT上のアートの価値はどうやって維持されるのかって議論したときに、
中国人のジェシカ・ウォンさんっていうのが昨日スピーチで前回やったんだけども、その人が、
それを信じてるコミュニティの大きさですって。
だから彼女が言った面白いことは、これは1点しかないから貴重ですっていうかつての価値観は通用しません。
1万人に持たせた方が得だと。
1万人持ってると1万人の人がこれは良いものだと。
で、この価値は上がってほしいみたいな。
思ってる人がいるわけだから、それは安定すると価値がある。
でも1個だけだったら安定しないってことを彼女は言ってた。
逆転したんですね、考え方が今まで。
ブランドに近いよね。ロレックスとか車。もう一つはそのコミュニティの中身だよね。
常にふさわしい人たちに使ってもらいたいけど、
ちょっとブランドにマイナスの人たちを使わせたくないとかっていうのと同じで、
例えばここで僕ボアデイクしてるとか、こういうとこでやってる人が嫌な人だったら離れたい。
だからそういう意味でそのコミュニティの中身と、あとそういう意味で人数がちょうどいい。
溢れちゃうと価値が下がっちゃうし、足りないと誰も持ってない。
ボアデイクっていうのはシリーズで出てる。
シリーズで出てる。確かに8000ぐらいかな。
でもね、今もボアデイクを買い占めて結構かっこいいボアデイクを集めたやつが、
今度はバンドのユニットを作って登場したり。
確かね、タレントエージェンシーとか結構お金になってる。
彼らもイベントやったり。
あとはボアデイクのジャンパーとかフィギュアとかパーティーに入るにボアデイクがなきゃいけなくて、
コミュニティがすごいんだよね。
すっごい高くなっても結構売らないのみんな。
あとはボアデイクに薬みたいなの配られて、
それを薬飲むとミュータントボアデイクっていう変な無茶苦茶なボアデイクが生まれるっていうのが出てる。
それはまたすごい値段がついて、
そいつもいたり、あとボアデイクのワンちゃんが届いたり。
だからボアデイク持ってる人たちにどんどんどんどん追加で。
その追加の色のアイテムとか構造、あとゲームもあったりね。
そういうのはボアデイクを最初作った人たちが、今どんどんどんどんボアデイクコミュニティにお金を投資してって。
すっごいビジネスですね。
すごいビジネス。
NFTについては、お笑い芸人の西野昭寛さんをゲストに迎え、こんな使い道についてトークを繰り広げていました。
こちらをどうぞ。
なんか旅客機を買ったんですよ。
国産のYS-11っていう旅客機が、日本が作った旅客機ですね。
ちょっと前にヤフオクで出てたんですよ。
オークションとか入る前にもう速血でこれ買おうと思って。
旅客機買ったんですよ。
今スリラン街に泊まってるんですけど。
飛ぶの?
もう運ぶ用に解体しました。
で、日本に持ってくるんですね。
やっぱ日本発の歴史を変えるタイミングって本当にないなと思ってて。
もう世界に2機ぐらいしかないですよ。
どうしようかなと思った時に、伊豆大島で飛んでた飛行機なんですね。
伊豆大島の土地を抑えて、旅客機が中に入ってるホテルを作ろうと思ったんです。
格納庫みたいなホテルのイメージ。
いろんな人に泊まっていただくのではなくて、1日1組。
それが別に2人でも3人でも10人でもいいんですけど、1日1組だというふうにしてみたら、
これどういう流れが生まれるのかなと思って、今それ進めているんですね。
で、土地を抑えて旅客機買って、今度持ってきて、
ここに今度旅客機がインテリアになるようなホテルを作るんですけど、
どう考えたって海外の方をターゲットにした方が、それは良さそうじゃないですか。
ここを上手いこと掛けるNFTいけると。
でも予約を単純にNFT化したらどうなの?
すると、NFTじゃなきゃいけない理由ってあるんでしたっけ?
オークションがしやすい。
だから僕だったらもう即クリスマスとか抑えちゃうよね。
で、すぐ売りに出すよね。
そうすると流行ってる日が。
この文化だと知らないかもしれないけど、
イズラエルではこれは休みの日だからこれを抑えておいて、
イズラエルの店売サイトで高く売るとか、
いろんな国がいろんな文脈でいろんな日を抑えたくなるよね。
そして結構僕もずっとこの予約のこと考えたことあるんだけども、
アメリカってコンシエージに行くと、ニューヨークなんか行くと、
どのミュージカルでも当日でも買えるんだよね。
必ず高い値段で売る人たちがいるんだよね。
そのマーケットってすごく…
なるほど。
これは結構いいマーケットなんだったっていうのは、
お金がたくさん払い…スノブの世界だったね。
なるほど。
さっきも触れたんですけれども、この森美術館の元館長、
南城さんとの対談を配信したのが2021年の12月ということで、
そこからもNFTがどんどん盛り上がってきました。
そしてキングコング西野さんとの対談では、
より一歩進んで一歩踏み込んで、
NFTの新しい使い方を議論もしておりましたが、
ほんの数ヶ月の間にかなり前に進んでいるような印象です。
ジョイさんは当時を思い出していかがでしたか?
やっぱりみんなWeb3って何なんだろうみたいなふうに考えていて、
今でも思っている人いるかもしれないけれども、
それが結構大きな話題になっていて、
前回のコクダカのプロジェクトもそうなんだけれども、
どっちかというと今は実際にやっている人たちの紹介ができるっていうので、
こんなのできるんじゃないかなっていうビジョンももちろんあるんだけれども、
毎週のように新しいプロジェクトが動いているので、
どっちかというと夢から実装のふうに切り替えているっていう感じなんだけど、
2021年、2022年っていうのは本当にそういう意味では期待の年で、
2023年が組み立てる時期だったっていう感じがするよね。
そうですね、本当に構造ともに実装を着々と進んでいるという印象でした。
そして多くのリスナーの皆さんもこの頃からやっぱり聞いていただいているようで、
あゆみさんからのお便りを紹介したいと思います。
2021年の暮れあたりからWeb3という単語を見かけるようになり、この番組を知りました。
回を重ねるたびに学びや新たな視点に出会えて、
特に音声でその機会を得られるということは本当に助かっています。
続いてはたけるんさんです。
Web3領域に興味を持った去年、書籍やYouTubeからジョイさんの様々な活動からこのポッドキャストのことを知りました。
実社会に変革をもたらす実験の場をぜひ体験したいと思い、
今年に入って念願の変革ディスコードコミュニティに参加。
その後、千葉工業大学のWeb3概論授業では、
プログラミングサポートとして受講生さんとのコミュニケーションを通じて、
共に学びを深めました。
変革に参加してから毎日が刺激的です。
以上、このポッドキャストのリスナーなどで構成されている変革コミュニティでは、
今や1200人規模の王女体だそうで、
こちらも番組と並行し始めて、ジョイさんいかがでしたか。
そうですね、これも2021年にディスコードで立ち上げたとき、
1回数字を見たら9割のコメントは僕が書いてるみたいな、
本当に1人の遊びみたいだったんですけれども、
その時代に比べてかなり活発なコミュニティになって、
先月沖縄に行ってコミュニティのイベントをやったり、
僕がついていけないぐらい元気で活発になったので、
すごくそれは楽しみだし、
そのコミュニティもこのポッドキャストとともに伸びた感じなので、
それを生き続くことはすごく嬉しいですね。
そうですね、まさに読む、書くだけじゃなくて、
参加するというWeb3的な要素がすごく詰まったコミュニティだなというふうに本当に感じます。
はい、そしてこの番組ではニューロダイバーシティについてもよく取り上げています。
ニューロダイバーシティを一番最初に取り上げたのが、
池上英子先生をゲストにお迎えした2022年1月の配信会になります。
はい、そのエピソードでは池上先生と一緒に、
鎌倉時代の無縁の話とニューロダイバーシティと、
日本文化と脳の多様性の関係性の話をします。
中世というと大体12世紀から戦国時代の前ぐらいをよく言うんですけれども、
あの時代結構面白くて、かなりコントロールがまだ緩いわけじゃないですか。
自分のことは自分で守らないとどうしようもない時代だったので、
隙間が多い世界だったんですね。
だから重構造の間に隙間というか、
それをつなぐような形でフリーエージェントみたいな人たちがたくさんいて、
その人たちは無縁の人たちというふうに。
無縁というのは縁がないという。
今の現代の日本語では無縁というと無縁ぼとけとか言うんで、
ほとんどネガティブな言葉ですけれども、
実はポジティブな意味があって、
これを社会学的にリアルにすると非常に強い絆じゃなくて、
弱い絆で動き回っている人たちのこと。
旅行する職人、商人、旅の行商人的な人、
それから友情、芸能者の人たち。
社会の中を動き回っていって、
実際そこから見ると非常に面白い日本社会の伝統が見えてくる。
そういう人たちが日本の社会のかなり身分制とか固い中で
風穴を開けていたことは事実だと思うし、
非常に日本の今の伝統だと思われている、
脳だとかお茶だとか仏陶、
そういったものはほとんどそういった人たちにもともと中世で作られたわけですよね。
脳の罪悪みなんていうのもその中の、もともとはそういう土壌から出てきたわけだし。
その無縁の、お茶とか脳とかそういうのが無縁の人たちから出てきていると思うんですけれども、
社会の変革だとか、もっと根本的な構造を変わるときに無縁のネットワークというのって活躍したことってあるんですか。
簡単には言えないと思うんですけれども、
まず無縁的なもの、つまり弱いネットワークで飛び回る人たちと一応定義するとすると、
行い自体は何かを社会を変えようとかそういうことではないわけですね。
よく社会学で言うのはUnintended Consequencesという、つまりもともと計画していないインパクトみたいなものがものすごくあるわけで、
その人たちがいなかったら今のほとんど言われている日本の伝統芸能、伝統文化みたいなものは今と全く違っていたと思うんですね。
もしかしたら特に江戸時代の中では絵を描くっていうのがかなり、写真を入れるっていうのがものすごく面白い文化だったので、
もしなかったとしたらその漫画なかったかもしれないですね。
だからいろんな意味で、変革するために集団で行動したというエージェントではないんだけれども、
飛び回りながら自分のマージナルも、特に何か深い宗教的なものに結びついていくっていうようなこと。
そういう人たちの中にはかなりニューロダイバーシティの人も実際にはいたと思うんですよね。
日本でも海外でも同じだと思うんだけど、宗教的な天才みたいな人。
で、普通の人が見るようなものにまだ合わさないで、何か本質的なものにコネクトするような人。
宗教的な天才ってものすごくいたと思う。
そういう人たちがもしいなかったらって逆に考えると、今の人間の文化、文明、日本の文化も当然ですけれども、ひどい薄っぺらいものになったと。
先月もニューロダイバーシティの特集をして、どっちかというと最新の海外の研究をフォーカスしてお届けしましたが、
こうやって日本文化、歴史とともに紐解いていくニューロダイバーシティっていうのはすごいジョイさん、興味深いですよね。
そうですよね。で、たぶんニューロダイバーシティの話をしだしたのはこんなへんで、
最近、茶道とかいろんな話をしているので、また今日聞いて結び直したほうがいいかなっていうのも思い出しましたので、
ちょっとこれをきっかけに茶道とニューロダイバーシティもちょっと考えてみます。
そうですね。勉強すればするほど奥深いようなトピックになりますね。
はい。そして番組では子育てや教育についても大変人気がありました。
ジョイさんの妹さんのミミイトウさんがゲストにお越しいただいた回では、こんな話も飛び出しています。
やっぱり親はいつも子供から学ぶっていうスタンスじゃないと、
たぶん親がこうしなさいしなさい、1時間、2時間までみたいなそういうポジションだと、もう子供が呆れてしまいますよね。
親の古い観点からコントロールしていると、世代間のテンションがどんどん高まっていく。
やっぱり信頼関係って誰でも必要だけど、親子ってすごく必要で、
これ自閉症のウチ君がやっているフロアタイムもそうなんだけども、やっぱりその子が何を持っていて、
なんで楽しいのか理解して、そして一緒に理解してるっていうことも共有して、
そこから拡張していったり、こっちに誘導していったりっていうのはありだけども、
分かってないくせにってなっちゃうと、絶対言うこと聞かないよね。
言うこと聞かないふうになると、どんどん敵対関係になっていって、反抗になってくると思うんで、
そこでさらに1時間だっていうと、じゃあいかに親がやがるものをこの1時間でやろうかって必ずなっちゃうので、
だからやっぱり昔は親って信頼されてなくても命令すればいいっていうふうに思ってたかもしれないけども、
やっぱりそれって中長期的な、俺も親に言われたみたいな、
でもそれはさっきのデベロップメントでもそうだけれども、やっぱりコーチみたいな立場に親が絶対になったほうが、
特にこんなに技術がいろいろ変化してる中で、本当に分かってないことを親は平気で言っちゃうので、
そうするともう全然ダメだよね、僕は思う。
で、ジョイもやっぱり小さい時、すごい不思議な新しい趣味、パソコン通信とか、
うちの親が全く知らない世界に興味持ってて、うちの親もその辺珍しかったと思う。
自分もやっぱりジョイから学ぶ、まだ12歳とか13歳の子供なんだけど、面白いね。
ジョイもそうだけど、子供はだいたい、親が本当に興味を持って、いろいろゲームだの、ファンダムだの、アニメでも何でも、
本当に親も好奇心持って会話すると、子供はすっごく嬉しいんですよ。
親が、ゲームは1時間だけ、みたいで、その内容全然興味持たないとネガティブに出るんですけど、
そうやって、なに、これ、私の小さい頃のこれみたいとか、会話になると子供たちもすっごく嬉しいの。
はい、親が子供から積極的に学ぶっていうのは、特にテクノロジーとか、ゲームとか、遊びの分野っていうのは、
子供から勉強することの方が多いと思いますので、ミミさんおっしゃったように、
子供から積極的に時代をアップデートする力っていうのは、親世代に必須かなと思いましたし、
この回では、どうジョイさんが構築されたのかみたいな子供時代の話も聞けて、とても興味深い回でした。
はい、ありがとうございます。
うちの妹の方がいろんなものを覚えてたりすることもあるので、
なんかいつもこういう話すると、僕もそうなんだって感じになるので。
そうですよね。そしてこのミミさんの出演回はですね、今年最も聞かれたポッドキャストの回ということで、
やはりこのテクノロジーとかニューロダイバーシティだけではなくて、子育てや教育に関するテーマを多く取り上げたっていうのも、
この番組の特徴でしたが、ジョイさんは何か思い出ありますか?
そうですね。こういう話をポッドキャストですることによって、妹とも研究をしようという話のきっかけになったので、
千葉高大で初めて妹と学術的なコラボレーションを始めました。
楽しみです。ぜひそちらもチェックしてみてください。
そして最近よく番組でも取り上げているのがお茶ということで、
オリエンタルラジオの中田敦彦さんとのお茶に関する対談もかなり話題となりました。
それぞれのあり方だと思うんですよ。僕はその今リキューが言ったからいいって言ってるところが一番面白いと思っててね。
リキューは価値を規定した人じゃないですか。黒がいいとか、国産がいいみたいな。
そういう感じで僕はリキューになりたいんですよ。中田が作った茶番が今一番いいぞっていうふうにしたいんですよね。
ある本ですごい面白い話を聞いたのは、秀吉がやっぱり商売がうまい。
リキューを持っていると、リキューがテイストメーカーじゃない。
原価がこんなに安いものが、リキューがいいって言ったら価値が出るじゃない。
そうするといろんな家来にお金を分配しなくても、リキューの夏目を渡せばいうことを聞いてくれるから、無から。
トークンです。
トークンなんですよ。それを読んで、なるほどなと思って、自分で価値を作って。
なぜかというと、このテイストメーカーというリキューを持ってたから。
そうですよね。それに慣れるんだって思うんですよ。価値を発行すればいいんだって。
特にクラシカルなシャドウの世界って、ずっとリキュー以降の価値メーカーが絶対的な人がいないのではないだろうかと思っていて、
だから、価値を上げたものがすごくいいってなってるじゃないですか。
だから、僕もマッキン金のものを流行らせたいんですよ。
秀吉側の。金の茶室とか、いじられながらもみんな好きじゃないですか。
だから、僕も金の茶室を作りたいんですよ。
じゃあ、リキューの時代をこれで終わりにすると。
終わりにする。俺がリキューを終わらせると思って、金を一番いいものにしたくて。
もうすでに現代作家さんに金の器を作ってもらって、着物も和びたものじゃなくて、豪華なものを作って。
それで、そもそもお茶を飲む行為自体ってなんだろうと思った時に、小い茶を練るじゃないですか。
むしろ小い茶がメインじゃないですか。あれって異常なカフェインの量ですよね。
しかも茶会ってお酒も出るじゃないですか。お食事とお酒とあって、小い茶行って薄茶行くじゃないですか。
アルコールを摂取した上で、カフェインの異常な量を摂取する。
あと糖分ね。
糖分と。糖、アルコール、カフェイン、それを密室でアートを見ながら決めるって、だいぶアバンギャルドだなと思ったんですよ。
それにゴールドで囲まれたら、これはかっこいいぞと思って。DJやってらっしゃるじゃないですか。そういうカルチャーだと思うんですよ、むしろ。
2人の熱量が伝わってくる。まさかの糖君とリキューの相関点がわかるような、大変面白い会でしたけれども、ジョイさん、振り返っていかがでしたか。
そうですね。この頃、僕も多分中田さんも、まだ結構お茶の世界だと初心者なので、初心者のくせにお茶の話をするのっていかがなのみたいに怒られそうな感じがして、
ちょっと恐れ恐れこのトピックに入っていったんだけども、意外に盛り上がっちゃったので、実はついこの間また中田さん、お茶のYouTube作ってるので、黙ってられないようになってきちゃったと思うんだけども、
でも結構この中田さんのこの熱さには圧倒されたのと、あとやっぱり僕はどっちかというと和美茶の方から入ってるので、全く真逆の方向から来てる中田さんのこの雰囲気が、でも結構面白かったので、とても刺激的でした。
うん、そうですよね。なんか2人、すごい上手いくらい交わっていて、すごい聞いていて、熱量も伝わってきて面白かったです。はい、そして先ほどのオリエンタルラジオの中田敦彦さんやキングコングの西野さんといったインフルエンサーとの対談を通じて、この番組を知ってくださった方もいらっしゃったようです。
番組リスナーのテコトンさんもその一人でした。テコトンさんのお便りをご紹介いたします。ジョイさんを知ったきっかけは、西野晃弘さんと中田敦彦さんのYouTubeチャンネルでの対談動画です。そこからジョイさんのYouTubeチャンネルを登録し、WEB3という新しいトレンドについて知り、自分でもいろいろなプロジェクトに参加したりと楽しみながら挑戦しています。
これからも貴重な学びを吸収していきたいと思います。
はい、本当にありがとうございます。そしてこの番組にとってすごく重要な存在がいて、それは奥井さんの話なので、ちょっとそれをフィーチャーしたセグメントに移りたいと思います。
皆さん、初めまして。奥井奈良と申します。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。ちょっと皆さんびっくりかもしれないですけども、数日前ニュースピックスの生放送に出たときに初めて奈良さんと会ったんですけども、そのときかなり奈良さんといろんな番組中もそうですし、バックステージもいろんなお話ができて、一緒に実験したいなというので番組に誘いました。
はい、ありがとうございます。ご紹介いただいて。私もすごくジョイさんのホットキャストを聞いていたので、ファンですみたいなことを突然お伝えしたら、今日のゲストにお誘いいただいて、今日出ています。よろしくお願いします。
私も音楽が大好きで、バンドミュージックが好きで、メロディーコアとか、すっごいパンクとか好きで、グリーンデイとか。私もDJじゃなくて、バンドやってて、社会人になっても下北沢のクラブステージですごい趣味でやってたんですけど、
人がどんな照明で、どんな導線で、どんな曲をかけて、どんなMCをお話をすると盛り上がるかみたいな、また来てくれるかみたいな考えてたんで、すごいUXみたいな、ユーザーエクスペリエンスをそこで学んだなと思って、それを今の番組作りにも活かされてます。
それは僕も同じ。僕のDJやってるとこって、僕とバーテンダーとマネージャーが電話でつながってて、離れてるんだけども、そうすると、じゃあ今みんな踊ってるやつらを、もうそろそろお酒飲ませようって言って、ダンスからちょっとゆっくりにしたり、あとあのスキンヘッドたちも帰らせようよって言うと、彼らが嫌いな曲をかけるし、全部DJとバーテンダーとで、この売り上げのコントロールできちゃうんだよね。
やっぱり知らない曲をかけられる瞬間と、やっぱりここは知ってる曲かけなきゃいけない瞬間とか、で、その辺も全部ね、こう見極めてやって。だからこのポッドキャストも同じなんだけども、何聞いてもわからないことばっかりだと来ない。でも一部わかんないことがあって、それがその数週間後、あ、あれだっていうのって重要じゃない。
で、それってね、音楽と同じで、好きな曲の合間に聞いたことない曲があって、でもここのDJがかけてる曲って、必ず後で流行る曲だから一生懸命好きになろうっていうのが、結構あのDJのファンたちはそれなんだよね。で、それとポッドキャストと似てて、なんかいろんなNFTだななんじゃらって言って、なんだこの話。でも、こないだもう伊藤さんが言ったことが本当に重要になったから、これ聞いとかなきゃなみたいな、こう、その関係っていうのがすごく重要で。
で、似てるんだよね。DJもバンドも同じだよね。
確かに。
ニューヨークが生徒や先生に対してチャットGPTの使用禁止したっていう法令出したんですけど、このチャットGPTを使って書いたレポートがバレたときに、先生に言う言い訳を考えてくださいってことできますか?
じゃあ、あの、GPTを使ってるのが捕まった学生がお詫びの手紙を先生に書かなきゃいけないんだけれども、この手紙の案を書け。
このような行動は許されないことを知っていましたが、急いでいたためにそれをしてしまいました。このような行動をすることに対してお詫び申し上げます。ケイル。
おお、でもすごいですね。全然、これコピーして、ちょっとチャット書いておくれば、また同じこと繰り返しそうですから。
全然反省になってない。
全然反省してない。
いや、でも、うちゃうちゃわかるな。反省文とか本当に私嫌だったんですよ。高校とか大学の日。これをこけてきたらいいですね。
この反省文をラブレターのように書いてくださいって。
このような反省文をラブレターのように書くことは適切ではないと考えられます。学校からの通知、説明、謝罪文には特定のフォーマットや言葉遣いが求められており、それに沿った形で適切な説明や謝罪が行われるべきです。
なお、欺瞞や嘘をついた行動に対しては謝罪だけでは解決しないことが多いですので、反省し学びをすることが大事です。
わお。
私事ではございますが、3級に入ります。
1ヶ月間実験的に出させていただきましたけれども、ぜひ続けたいと思っているので、ちょっと早く頑張って回復をして戻ってこれたらと思います。ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
奥井さんは3級で7月の最後の頃からいなくなって、今度はベイビーを持って戻ってきましたけれども、少しお話してくれますか。
7月14日に女の子を産みまして、4ヶ月お休みいただいて、ポッドキャストにカムバックしてきたんですけど、さっきも昼に赤ちゃんを預けてきて、
もうてんやわんやして、1日がすごいスピーディーだけど、まだ1時間みたいな感じで、なんかすごい変な時間軸で動いてるなっていう感じです。
僕もやっぱり子供が5歳になるんだけども、やっぱりいろいろ想像してたけど、全然想像と違うぐらい大変だったのを覚えてるので。
全然違いますね。本当におっしゃった通り、印象と違うので、計画通りに進まなかったり、そんなことばっかりで、学生が社会に出た時のようなギャップを今感じてます。
はい、ありがとうございます。なんかさっきの最後のこのサンキューの話で例えると、このポッドキャストとこの奥井さんの子供が生まれて立派になるっていうのって、なんかちょっとメタファーな感じがして、僕も本当になんかコツコツ一人でやってて、
奥井さんの番組に出て、奥井さんと会って、結構その当時、やっぱりなんかわかりづらいだとか、なんかちょっとエネルギーがちょっと違ったところに奥井さんが入ってもらって、なんか新しい今のポッドキャストに生まれ変わったような気がして、本当に後はリスナーたちの目線とこの奥井さんのエネルギーが入ることによってなんかホールになったような感じがするので、今のポッドキャストは奥井さんのおかげだと思いますので、本当にありがとうございました。