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2023-05-29 20:10

#8 番組発の新たな子育てテックが誕生なるか!?寄せられたお便りから事業化の可能性を探る

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今月は子育て X テクノロジーをテーマにお届けしています。

Joiさんの知られざる仕事のひとつ、それが、エンジェル投資家です。

JoiさんはFlickrやらKickstarterやら ASAPPそれにTwitterなど創業初期段階で投資をしているんです。


今回は、番組に寄せられた子育てxテクノロジーに関するたくさんのアイデアをご紹介。これらのアイデアにJoiさんは一体どう反応したのか!?に注目です。


そして、これらのアイデアが、なんらかの形で実現し、番組発の子育てテック誕生…なんてことが起きると嬉しいなと思っています。


【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。

6月のテーマは「生成系AIとビジネスの可能性」です。

GPTやmidJourneyなどの出現によりビジネスのあり方も変わりつつあります。この激変期にどんなビジネスが求められているのか?について深掘りしていきます。

「AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しい」「AIビジネスって、どうなの?」

「AI時代、私の仕事もこう変えなきゃ」などどんな意見でも構いません。

もちろんJoiさん、奥井さんへの質問も引き続き募集中です。

おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。おまちしています!

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0



【編集ノート】

編集ノートには難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2023/05/29/005889.html



【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひ投函ください。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0


【コミュニティ醸成実験について】

Joi Ito’s Podcastのリスナーを中心としたコミュニティを形成しています。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

https://community.henkaku.org/ja


この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

https://airtable.com/shrbDbYUBoFgkg0tY




【求人サイトCool Job Listの開設】

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

https://joi-ito-podcast-jobs.super.site/






【デジタルガレージ Web3のコア人材募集中】

https://recruit.garage.co.jp/fintech/


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JOI ITO'S PODCAST 変革への道
こんにちは、伊藤穰一です。
こんにちは、奥井奈奈です。
今月は、子育てはテクノロジーでアップデートできるかのテーマにお届けしています。
このテーマは、やはり皆さん関心がすごく高いようで、多くの方々からお便りを届いています。
まず紹介していきたいと思います。
一つ目は、まんじゅさんからのお便りです。
5月のテーマは、テクノロジー×子育てですが、自分の子供が生まれてすぐの頃を思い出すと、
寝不足になったり、外に出ることもあまりできなかったりと、精神的に孤独になりやすかったりすると思います。
そういう時に、子育てパパやママたちの助け合いだおや、コミュニティとかがあると、
同じ状況の人や先輩ママさん、パパさんがいて、アドバイスをもらえたりなど、
つながっていると感じられる安心材料となるので、とてもいいと感じました。
続いては、けんさんからのお便りです。
AIなどのテクノロジーが、どの程度子育てのサポートに役立つのかに興味があります。
各家族化が進んだ今では、どうしても子供が生まれると、
つきっきりになってしまい、仕事を離れなければいけないケースが多くなっていると思います。
リモートワークも進んでいるため、例えば家の中で仕事をしている間に、
AIが子供の遊び相手や会話の相手になってあげるなどが可能になれば、
子育て世代も仕事がしやすくなるのではないかと思っています。
続いては、ひろふみさんからのお便りです。
私は保健師をしています。
AIも興味深いですが、Web3において、
メタバース上での子育て相談や、ママ友同士で助け合った際のトークン交換など、
いろんな可能性があると考えています。
最後は、さまんささんからです。
私は2020年2月に初めて出産しました。
コロナ禍での子育ては大変なことも多かったですが、
テクノロジーの力に助けられました。
ミルクなどの記録は、アップルウォッチからアプリへメモして夫と協力できましたし、
抱っこしながらアレクサで子守唄を流したり、家電をおこがしたりしていました。
身近に子育ての先輩もいない中で、SNSの情報にも多いに助けられました。
ただ、SNSも逆に疲れることもあるし、商売の人もたくさんいるので見分けるのが難しいところです。
AIは生身の人間ではないから気兼ねなくていいし、誰かになりきってくれるのがいいなと思います。
私の育休中にチャットGPTがあったら、保育士の設定で育児の愚痴を聞いてもらったり、
赤ちゃんとの遊び方を劣挙させたりと、ワーキングマザー目線で働き方について考えさせられたり、
復職前に上司と面談する時のアジェンダを作り、ストレス解消法について考える質問をさせるなどしていたと思います。
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テクノロジーの力で社会が子育てにより優しくなることを願っています。
皆さんありがとうございます。すごくたくさん子育てとテクノロジーに関するエピソードやアイディアもたくさん届いていますが、
皆さん積極的にテクノロジーを取り入れようとしていますが、ジョイさんはこの子育て中の中で実際に良かったテクノロジーって何かありますか。
うちは今もうすぐ6歳の女の子がいて、彼女も自閉症スペクトラムなので、コロナの間にアメリカから日本に移って、
その時にいろいろセラピストだとか先生とかいろんな人たちといろんなコーディネーションをしたので、そのコーディネーションをスラックとかズームとかメールとかっていう、
多分それがなかったらできなかったようないろんな診断のシェアとかそういう企業のためにできたプロダクティビティツールを子育てに使うっていうのはこれはなんか普通にやって役に立ったかなっていうのはあるのと、
あとはうちの子は結構iPadとか携帯は好きで、写真とかビデオ、遊びのものもあれば彼女のビデオを撮って先生に見せてフィードバックをもらうとか、
僕らの彼女との接触のトレーニングにビデオを使っていろんなコーチと相談を受けて、僕らのトレーニングにズームとかビデオを使ったっていうのは多分一番メインに役に立ったのかな。
リモートのセラピーもやっているので、これはどっちかというと彼女がやるよりも僕らを見ながらアドバイスをもらって、僕らが彼女と接触するというケースが多かったんだけども。
そういうこのアドバイスを受けてアハ体験というか何かありますか。
体験なんだろうね。これは僕らもそうなんだけれども、コロナになってセラピストといろんな自閉症スペクトラルの子もそうなんだけども、会えなくなっちゃったと。
何をそういう学校とかセラピストがしたかっていうと、親を教育することを始めるわけだよね。もちろんズームでできる子は直接ズームできるんだけども、結構親とやっていて。
これはセラピーの学校の先生と話したんだけども、昔はセラピストのところに子供を置いてポンっていなくなっちゃう親が多かったんだけども、でも一番子供と長くいるのは親じゃない。
そうすると親にセラピーを教えるとすごいインパクトがあって、だからこの親をズームで教育するっていうのがコロナ中に検証されてインパクトがあってめちゃくちゃ広がっていってるっていうのはズーム時代の大きな発見だったと思います。
僕らもそうなんですけど、その業界として。あと親が子供と一緒にいる時間も良くも悪くも増えたと思うので、そういう意味で親のトレーニングっていうのが大きかったかなと。
そうですね。教育って子供にどうさせるかっていうふうに思いがちですけど、やっぱり親が一緒について親をどういうふうに教育するかって自分自身の内省というかリフレクションになりますよね。
で、ちょっと思い出したんですけど、奥井さんなんか最近パレントトゥアーンっていうのなんか作ってると聞いたんですけど、それ何ですか?
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パレントトゥアーンは日本語で言うと育児、子育てというアーンなんですけれども、すごくシンプルに言うと子育ての価値っていうのをお金、日本通貨で見える化するサービスです。
なるほど。今どんな感じなんですか?
今はアニカナさんっていうトークンをNFT生成権を与えて、それを法定通貨に変えるっていうサービスがあるんですけれども、そのサービスと一緒に組んでパレントトゥアーンを発表して、5月の8日から今1ヶ月中のPOC実証実験中です。
じゃあもうベンチャー経緯者になるんですか?
ちょっと恥ずかしいし、そこまで全然自分で言うのは恥ずかしいですけど、パレントトゥアーンを運営する会社を立ち上げて、ゆくゆくはすごく私夢があって、ジョイさんもやってますけど、宅地証を世界中に作って、
例えば海外旅行行った時もここの宅地証に預けていれば安心って思えるような、そういう宅地証を世界中に広げたいっていうのがあって、
子どもと子育てに関する人々を幸せハッピーにする、そういうサービスを作る会社を起業しました。
いいですね。頑張ってください。
ありがとうございます。
今後もっともっと、さっきもお便りであったように、このママ友同士の意見交換会、もちろんパパ友もそうですけど、そういう意見交換会の場をみんなで作って、それウェブ通常なんですけど、
ウェブ通常でみんなで話して出てきたものを、例えば会社にあげて、子育てに関する企画会議、商品開発会議の場にあげたりとか、あと例えば行政省庁に意見をあげて、今の異次元の少子化対策のフィードバックをあげたりとか、
そういうみんなを巻き込んで社会をよくできたらなというふうに思っています。
ありがとうございます。
お便りの中でチャットGPTによる育児相談とか、産後の不安を解消するためのDAOのアイディアも出てきましたが、私もこの変革コミュニティのアイディアのおかげで、このPARENT2ARNを思いついたというところもあるんですけれども、やっぱり番組内でもすごくいろいろブレストができると思います。
ジョイさんもこれまでアイディアがビジネスになっていく実際の姿、ユーバリメロンNFTだったりとかもそうですけど、そういう姿を目撃してきたと聞きましたが、このアイディアがあってこれを実現したい、やりたいと思ったときに、私たちはどうすればそのアイディアを形にできるんでしょうか。
そうですね、特にこういうIT系だと技術が必要なので、まずコミュニティに技術者がいるかどうかで結構大きく違うと思うんですけども、僕もいつ頃かな、90年代はメールだったけど、2000年の頭頃からずっとインターネットリレーチャットっていって、チャットサーバーにみんなで入っていて、そこで今スラックの創業者もいたり、ツイッターの創業者たちも遊んでたりして、
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最初のソーシャルメディアっていうのはやっぱりみんなでこんなのあったらいいよねみたいな話をしてて、ハッシュタグなんかもあれは確かフリッカーのタグがハッシュタグになって、それでツイッターで広がったりして、コミュニティの中でみんなでやって、こんなのあったらいいよねって言って技術者が作ってみて、みんなで突っつきながらプロダクトができてくる。
だからもちろん会社の中でいろんなフィーチャー作るっていうのもあるんだけども、特にソーシャルメディアの時代になって、一般の人たちのアイディアがどんどん形になっていくっていうのがもう2000年の前半からずっとあって、今でも結構あると思うんだよね。だから今変革のコミュニティの中でみんなで新しいNFTの使い方とか、メンバーシップカードの使い方とか、今度のクリプトバーのアイディアでも、
僕もだからなんとなく半分ジョークで作ったものも重要なフィーチャーになるっていう経験があるので、常にみんなのアイディアを面白いのあったらみんなで作る方向にプッシュするっていうのは僕コミュニティにとっても重要なので、多分よくあるのは、なんかただジョークで言ったのにすごい大きい会社になってたりする時もあるので、だからそこはちゃんと面白いものは諦めないで形になるまでプッシュするっていうのは重要かなと思うんだよね。
そのジョークなのがすごく大きい会社になったっていうのは例があるんですか。
ジョークではないけれどもそのハッシュタグは結構最初ツイッターでやがってて、ハッシュタグは機械の読むやつなんかツイート使うなよって言ってて、でもみんな使って、そして使ってるうちにもうしょうがなくツイッターがハッシュタグをクリックすると見えるフィーチャー入れたらすごく当たったので、
だから本当はあれはもう会社自身はやりたくないんだけども、ユーザーがこういう最初は遊びみたいな感じで作ってたらそれができちゃったのと、で、そういうタギングっていうのも元々だから写真の整理とかに、なんかカテゴリーに分けるんじゃなくてタグでやったらいいじゃんって言って、なんかタグムーブメントみたいなのがあって、で、そのタグの人たちもどっちかっていうとちょっとメッシーな、だからタグってメッシーじゃない。
カテゴリーよりもっともっと草の根的に作れちゃうので、で、それもユーザーがなんかノリでやってたものが今も一般化したので、だからそういうのは、それだから遊びっていうかわかんないけども、そのユーザーのビヘビアが出てきてるものと、あとはそうだね、ブックマーキングのサイトで一時期有名だったんだけども、そのDeliciousっていうサイトもこれもみんなでなんとなく遊びながら作ってたものがプロダクトになったりするものもあったんだけども。
ノリって大事ですよね。
そうだね。
とりあえずわかんなくても、これいいと思ったら実際に行動に移してみて、協力者っていうのがそのアイデアが本当に良かったらジョインしてくれると思うので、なんか意外と前に進むことってありますよね。
そうですね、多分チャットGPTが今結構起こしてるムーブメントの中で、自分の生産性を上げる、前回のポードキャストにも出たような、それで時間を作ってテクノロジーと関係ないものを作るっていうこの生産性アップのところと、あとはプログラマーじゃなくてもプログラムみたいなものをチャットGPTでできるので、今なんか手動でやってるものをプログラムみたいなものをプログラマーじゃない人も書く。
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で、これは少しチャットGPTの使い方を勉強する、プロンプトエンジニアリングを勉強するっていうので、多分いろんなことができるのと、あと最後そのアイデアのところでも、やっぱりブレインストームの相手、なんか友達と一緒にブレストするとアイデアって進むけれども、友達がいなかったりたまたま起きてなかったりするときに、この友達としてチャットGPTを使うっていうのもアイデアとしてあると思うので、
だからそういう意味で言うと、もっと時間を余裕を持って、その余裕を持った時間で、なんか新しいクリエイティブなものを作ってみるっていうのをGPTみたいなものでできるんじゃないかなっていう気がします。
はい、ありがとうございます。アイデアが行き詰まったときに、ぜひここにお便りをくだされば、ジョイさんと私で突破口を見つけられるかもしれないので、ぜひお便りをお送りください。
では、リスナーの皆さんから、テクノロジーと子育てに関するジョイさんへの質問が届いていますので、紹介していきたいと思います。
まずは、マサルさんからの質問です。
ジョイさんお送りさん、こんにちは。私は放課後等デイサービスという、発達障害などを持った児童向けの保育施設を運営しています。
テクノロジーと発達障害の領域の融合テーマにいろいろと取り組んでおり、スクラッチなど子供向けプログラミング言語やマインクラフトなどは、児童も楽しんで学べています。
現在、ChatGPTなどのAIをどう領域に生かすかを検討しているのですが、発達障害領域におけるAIの活用について、ジョイさんの意見を伺いたいです。
ありがとうございます。ちょうど僕も今年の9月に発達障害ASDとテクノロジーの学術のカンフレンスを日本でやるんですけど、これ多分あんまり今までなかったみたいなので、研究テーマとしては面白いと思うんですね。
そこの中で、AIを使って発達障害の人たちにとってふさわしくないインターフェースとかツールっていうのもあるので、まず発達障害の人たちとかASDの人たちをサポートするようなインターフェースとか考え方っていうのがまずそれ一個あるのと、
あとはやっぱり人間とのコミュニケーション、例えばしゃべれないとか表現が上手じゃなかったり、結構そういう子たちに合わせることが、これは発達障害だけではなくていろんな障害に対してアクセサビリティを高くするっていうのはもちろんAIも含めてテクノロジーでできるっていうのはあると思うし、
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あとはその子に合わせた教え方とかその子が何をしようとしてるかっていうことをもう少しコンピューターとかシステムが理解するっていうカスタマイズされた学びの環境っていうのは作れるし、あとはこれ池上愛子先生がよくやってたのはやっぱりなかなか障害があるから人ごみに出たくないとか人と接触するのがちょっと苦手な人たちなんかでもオンラインでいろいろ、
これZoomでもあったんだけども、AIを使うとさらにもっと接続しやすいっていうことが可能になると思うので、でもそれは当事者っていうかASDの人の立場から考えないといいテクノロジーできないと思うので、やっぱりもっともっとこの開発とかデザインに当事者が参加するっていうこともアメリカでは結構ムーブメントになってるので、これはもう少し日本で起こしたいなっていう感じはします。
自閉症スペクトラムの人たちって論理的思考がすごく強くて、プログラミングに向いている方が多いと聞いたんですけれども、ASDとテクノロジーの親和性っていうのは高いんですか。
ASDってすごく幅広いので、いろんな種類はいると思うんですね。ASDの中ではビジュアルラーナーっていって構造が見れるとかパターンが見れる人とかいるので、そういう人にとっては数学だとか理系のものとかコンピューターが上手な子たちは中にはいます。
でも逆に全然そうじゃない子たちもいるし、でも音楽の天才とか数学の天才とかにはASDの人が多いんですけども、ちょっと気をつけなきゃいけないのは、自閉症の子たちはエモーション感じないとか人間性がないとか機械みたいな扱いされることって多くて、これ実は間違っていて、自閉症だとか発達障害の子たちもエモーションとか人間性は同じなんだよね。
だからよく数字が強いからコンピューターみたいに自閉症の子と接触するべきだみたいなロボット扱いしちゃうケースがある。これは全然間違っていて、自閉症の子だって同じぐらい愛が必要なのね。テクノロジーが強いからテクノロジーっぽく扱っちゃうっていうケースが結構あって、そういう間違ったインターフェースがあって、アメリカの当事者団体なんかはすごく指摘して、僕らはロボットじゃないんだよっていう指摘が出てるんだよね。そこも気をつけなきゃいけないかな。
実際にそういう人もいるし、ITで働く人も多いですけど、だから決めつけるっていうわけじゃないってことですよね。
あと、ジョイさんが実際に作ろうとしているニューローダイバーシティの学校っていうのは、テクノロジーを実際にどう取り入れていくんですか。
そうですね。多分どんな教育現場でもテクノロジーの使い方がたくさんあって、さっきの話もつながるんだけど、やっぱりアクセサビリティを高めるとか、あとはいろんな子どもたちのアクティビティとかプロジェクトの作り方とか、そういうリアルワールドではできないようなインタラクションの参加の場を作るだとか、あとはその子どもたちがコンピューターを通じて表現をする。
今度はREGIOっていうイタリアのプログラミング教育のシステムとも一緒にやってるんだけども、やっぱりテクノロジーを使ってそのアートだとかクラフトとか表現っていうのもあると思うんで、まだまだ開発しなきゃいけないことはたくさんあると思うんだけども、その多様性をどうやってサポートする。学びの多様だとか、そのいろんな視点の多様性を保つツールの使い方をいろいろ開発していきたいなと思います。
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すごく楽しみにしています。そして最後にジョイさんからお知らせがあると聞きました。
いくつか話があるんですけども、まず明日5月30日に僕のAIドリブンっていう本が発売されます。ぜひみんな興味ある人は見たり買ったりしてください。
それと6月8日にデジタルガレージのニューコンテクスコンフェンスが行われます。これオンラインではサインアップは必要なんだけども無料です。これは生成AIとかがインターネットのビジネスとか我々の社会にどういうインパクトあるかっていうコンフェンスです。
はい、ありがとうございます。どちらも楽しみです。そしてジョイさんはこれから旅に出るというふうに聞きましたが、どこに行くんですか。
そうですね。はい、明日からいろんなとこ、薬島など、北海道など、京都など、大阪など、直島など、いろんなとこ、3週間ぐらいいろいろいろな人と旅行しますので、ちょっと半分オフラインになるので、ぜひよろしくお願いします。
テーマあるんですか、旅の。
テーマは外国から来る僕の友達たちがなんか知らないけど今月はあったので、彼らをいろいろ日本中連れて回って、日本のいろんな場所を紹介して、ツアーガイドの人もお願いしてるんだけども、全体のストーリーを僕が作んなきゃいけないので、
だからちょっと今僕も考えてたんだけれども、離宮と空海の話をみんなにして、そこからいろんなお寺田の茶道具だとか、そういう職人の話もそこにこう織り込んで、日本をもうちょっとわかってもらえるかなと。
ぜひ戻ってきたらお話を聞かせてください。
はい、ありがとうございます。
はい、ジョイさんありがとうございました。お疲れ様でした。
ありがとうございました。
デジタルガレージは、危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを、創業以来大事にし続けています。
これからくるWeb3、オープンソース時代を見据えた、テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクより、ぜひご覧ください。
デジタルガレージ
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