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2023-06-05 30:43

#9 Joiさん休暇スペシャル!利休と空海をめぐる旅からAI&web3の今後を読み解く

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今週は休暇中のJoiさんが旅先から登場です。日本全国を利休と空海をテーマに旅をしているJoiさんにどんな旅をしているのかそしてその旅の過程で思ったことや気づいたことなどをお話いただきました。

意外なところでテクノロジーとの接点を発見したようで、とても有意義な旅だったようです。

どんな旅だったのか?是非番組を聞いてみてください。


【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。

6月のテーマは「生成系AIとビジネスの可能性」です。

GPTやmidJourneyなどの出現によりビジネスのあり方も変わりつつあります。この激変期にどんなビジネスが求められているのか?について深掘りしていきます。

「AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しい」「AIビジネスって、どうなの?」

「AI時代、私の仕事もこう変えなきゃ」などどんな意見でも構いません。

もちろんJoiさん、奥井さんへの質問も引き続き募集中です。

おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。おまちしています!

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【編集ノート】

編集ノートには難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2023/06/05/005891.html











【JOI ITO 変革への道 - Opinion Box】

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひ投函ください。

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【コミュニティ醸成実験について】

Joi Ito’s Podcastのリスナーを中心としたコミュニティを形成しています。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

https://community.henkaku.org/ja




この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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【求人サイトCool Job Listの開設】

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

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【デジタルガレージ Web3のコア人材募集中】

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JOI ITO'S PODCAST 変革への道
こんにちは、伊藤穰一です。
こんにちは、奥井奈々です。
JOIさん、前回の配信では、旅に出てると聞きましたが、今日も旅先からの配信でしょうか?
はい、そうです。今、大阪にいまして、
昨日まで瀬戸内海の船に乗ってて、尚島とか手島とか行ってきて、今晩京都に行って、京都でカンファレンスあるんだけども、
なんか今月すごい海外からのインバウンドの人たちが多くて、別々の何組かといろいろコラボレーションしながら、いろんなとこツアー回ってたので、でもすごく僕も勉強になりました。
関西はよく来られるんですか?関西の印象、大阪とかはどんな印象ですか?
関西ね、うちの父親が西宮なので、なんとなくその父親を通じて関西っぽいノリは、なんとなくわかってるけど、生まれは京都なんで、こっち側なんだけども、2歳の時から離れてるので、関西に住んだことはないんだけども、
ただ今回いろんなところ回って、いろんな人の話を聞いて、関西系の偶事さんとかお坊さんの方が外国人に面白く説明するような気がして、なんかうちのいろんな友達たちは、なんか関西のお坊さんは結構人気だったような気がする。
いや、わかります。私も先週末、うちのおじいちゃんの7階期で帰ったんですけど、その7階期でお坊さんが来てくれてお経を唱えるんですけど、その後に、なんかアフタートークみたいなのが関西の偶事さんだけなぜかあって、それでみんな爆笑して帰るっていう、
本当は悲しいイベント?悔やむイベントなのに、最後みんなで笑って帰るっていうのはすごく大阪っぽいなと思ったので、確かにすごくわかります。
そう、あと直島で安藤忠夫さんが出てきてくれて話をしてくれたんだけども、安藤さんってもうがん2回で内臓5つ取ってるのにすごい元気で、なんか関西弁ですごいなんか力強い話をしてくれて、すごく迫力がある印象だったの。
そっか、でも直島で彼が作っている建築たくさんあって、その本人から直接お話を聞くことができるってすごく豪華ですね。
うん、すごい感動しました。
ありがとうございます。ということで、今週はジョイさんの休暇スペシャルと題して特別編成でお届けしていきたいと思います。
まずお便りが来てるのでご紹介したいと思います。トールスさんからのお便りです。
3週間の日本旅行、いいなあ、すごくうらやましいです。旅行中も何かしらのWeb3テクノロジーを活用するんでしょうか?
03:07
旅行中にWeb3テクノロジーって、例えば何が?
でも、どことは言わないけれども、いろんなお寺とか神社とか、日本のいろんな伝統工芸を作ってるところとかもあったんだけども、
NFTとかWeb3関係の企画を3つもらって、日本の伝統文化をどうやって保護するかっていうことと、Web3の関係性っていうのは結構あるんだなっていうのと、
Web3関係に興味ある人たちとも通話してたので、そういうところはアメリカよりも日本の方がそういうところでWeb3の関心があるんだなっていう印象は受けたし、
ちょこちょこニュースも出てるので、全日空がNFTマーケットプレイスやったとか、
あと、僕らが前ここで話したブライトモーメンツで、日本の新しいNFTのアートが、まだ日本ではちょっとエネルギーは減ってるけれども、まだ元気に進めてるっていう感じはしたので、そういう話は結構しました。
なるほど、なるほど。伝統工芸とNFT、Web3が絡むと、例えばどういった活用方法があるんでしょうか。
NFTを発行するお寺神社っていうのも前からあるし、コミュニティを作るとかDAOをやるとか、あまり新しいアイデアではないけれども、結構いろんな人たちが考えてるっていうのと、
あとは自分たちが作ってるものとか作ったものをNFT化するっていうようないろんなブレインストーミングが起きているのと、
あとは、前よりはWeb3を分かっている、技術も比較的に分かっている人たちが現場にいるっていうのは、前回京都に来た時よりは感じた。
そうなんですね。テクノロジーもそうなんですけれども、今回旅行のテーマが、離宮と空海というふうにおっしゃっていたのかと思うんですが、実際はこのテーマにどこを回られて、一緒についていたお友達たちはどういった反応だったんですか。
結構いろんな人たちが入ったり出たりしてるので、いろんな人たちが一緒だったんで。
でも基本的に海外で、最初薬師間行って、二世湖行って、伊勢行って、高野山行って、奈良行って、京都行って、そして直島、手島、また大阪、これからまた京都行くっていうツアーで、
二世神宮とか高野山のお寺とかもあって、あと京都もいろんなとこ行って、空海と離宮の目線っていうのはピッタリだったと思うし、お茶会もあったし、職人の人たちの現場に行ったりして、すごく面白かったし。
あと思ったより外国の人はちゃんと勉強してて、日本のガーデンのお宅みたいな人もいれば、高野山行くと信長のお墓とか秀吉のお墓とかがあって、みんな行って写真撮って喜んでくれたりするので、日本の歴史を結構わかってる人たちも中にいたので盛り上がった。
06:20
意外ですね。そんなに北海道から関西に、日本全国に離宮と空海のストーリーっていうのがあるんですか。
北海道にあると、薬師場は関係ないけど、他は全部ある。東京にもなくはないんだけども、東京みんな何度も来てるので、東京はあえて行かないっていう人たちが今回多かった。
なるほど。世界の人たちが離宮と空海に見せられる理由っていうのは何なんですか。
空海と離宮の目線でやろうと思ったら僕がやって、結局普通にお寺行くとすごい細かい歴史みんな淡々と話してパンフレットもらって終わりなので、頭の中の整理がすごく難しいんだよね。
何々時代のなんとか天皇がうんぬんかんぬんって言ってすごくわかりづらくて、僕もわかりづらかったんだけども、最近お茶とかやりだして、離宮にハマると離宮のいろいろ話を聞くと結局そこにつながるんだよね。離宮から秀吉とか信長につながるし。
結構ストーリーとしてまとまるじゃない。空海の話と離宮の話って、ストーリーとしては面白いし、いろんなところにつながるので。
だからそういう意味で言うと、外国人に説明しやすいっていう意味でもそうだし、僕も個人的に本も読めるし映画も見れるし、そこから広げていくことはできるけれども、普通に日本で歴史を勉強すると何々時代っていうのがあって、
天皇陛下もこんだけいて、グリッドのように覚えるけど、なかなかそれって頭の中で記憶しづらいんだけども、空海と離宮から学んで、そこから拡大していくと、なんとなく頭の中で整理できるし、重要な時代が2つそこで変革の時代がつながるので、そういう意味ではわかりやすいかなと思って。
それも僕の勝手な思いなんだけども、刺さったかなと思った。
そうなんですね。日本人の方が知らないことが多いというか、歴史に関しては、実はもっと面白いのに知らないことたくさんあると思うので、改めて言ってみたいなと思いました。
先日の和みと生きがいの話にもありましたが、こういった日本の伝統工芸だったり伝統文化が持つサスティナビリティの要素が、AI時代の今、世界で必要とされているかもみたいな話があったと思うんですけれども、訪れてたお客さんの方々は、そのあたりについてはどういうふうに考えていたんですか。
そうだね。普通に会話していると、その話は出てきて、AI関係の人も多かったので、そうすると20何台の職人が頑張ってやってるし、結構若い何代目の人たちも、ちゃんとすごく一生懸命頑張ってるし、お茶室でお茶をやって、もう450年前の道具だったり、やり方だったり、お茶室だったり出てくるわけで、
09:18
そういうのがちゃんと元気に残ってる理由って何なんだろうって突き止めていくと、結局それは拡大よりも、その同じ大きさの中で自分たちの生きがいを感じるっていうことがすごく重要だよねと。
結局海外だと、ベンチャーって発展してないと死んじゃう。だから伸びるか死ぬかっていうことしかなくて、同じ大きさでずっと続くっていうのはベンチャーではあんまりないし、ベンチャーだけではなくて、西洋哲学の中での今の資本主義で、拡大してないものって死ぬんだよね、基本的には。
でもそこで伊勢神宮は1300年ずっと続いてるし、でも拡大しようとしてないわけだよね。だからそういう拡大しなくて、でもすごく元気な生きがいを持った人たちが中にいるっていうのがまずそれが何なんだろうっていうのは、でも感じるわけだよね。
レストランに行って食べたりしても、お寺に行ってお坊さんと話しても、だからそれはまず肌で感じてもらったのと、あとはそこの中で和み、お茶室でお茶をとるとか、高野山のお墓の中通って山に登っていくときでも、すごい気持ちよさっていうのもこれは和みの気持ちってあるわけで、それもやっぱり行けば感じるので。
だからそういうのを感じた中で、気分っていうのをどうやってAIと拡大の時代の中で表現するのってどうしようって話はいろいろできたっていう感じ。
伊勢もそうだけど、例えばお茶でも茶道具は基本的には永久に残るんだよね。いまだにもう400年以上前のお茶碗そのまま使うし。
唯一消耗品は茶せんで、茶せんが古くなったら茶せん供養の儀式をしてありがとうございます。
日本って針もやるんだけども、道具をすごく大事にする。
神道まで行くと道具の中に神がいるっていうのと、AIってスピリットがあっていいんだよね。道具とは対立関係じゃなくて仲間だよねっていうのと、あとはアフリカは象とライオンが人間の上にいるんだよね。
アフリカに住んでると、象が来ると人間は逃げるんだけど、ヨーロッパなんかだと人間は一番上なんだよ、西洋哲学では。
でも日本って、ものと自然と人間って同じ世界の中にいるっていうのがあって、
そうするとAIの時代だと、まず自分が奴隷にしてた機械が自分を奴隷にしちゃうっていう恐怖と、
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それと、物には魂はあっちゃいけないよねっていう西洋哲学と、日本みたいに道具を愛する。道具にも神がいる。
人間と自然は同じだよねっていうのの哲学の違いっていうのは、AIと向き合う中ですごく違う視点だと思うんだよね。
そういう意味で、海外だとAIが強くなることに関する恐怖ってすごくあるけれども、
前はちょっとここでも話してるよね。日本だと鉄腕アトムとか、そういうのを可愛く見せるっていうところがあって、
でもそれも本当に実際に茶せんを作ってる職人の人たちと話してても、そういうのは本当に感じることができてすごく面白かった。
物を供養するっていう、当たり前にやってるっていうか、お札とかも毎年捨てないで供養しに行くとか、
願いが叶ったらお守りとかをありがとうって言ってお寺に返しに行くとかも当たり前にやってますけど、それも特殊なことなんだなって聞いてて思いました。
なんか聞いた話によると、山とか川とか自然の中で茶道をしていたというふうにお聞きしたんですけれども、これはジョイさんのオリジナルなんですか。
野立っていうのがあって、これはキャンピングとか外に出ててお茶を立てるっていうことなんだけども、それは流行ってるかどうかわかんないけど、昔からあるよね。
リキューの時代からでもバトルの真ん中の林の中でリキューが侍にお茶立てたりしたので、外でお茶立てるっていうのは全然新しくないんだけども、
でも今回いろんなとこに、特に薬師間とかニセコは大自然だったので、ちっちゃなお茶のセット持って行って、野外で立てるっていうのを少しやってみて気持ちよかったかもしれない。
またお茶室の中でやるのと全然違う気分で、鳥の音とかいろいろ聞こえるのって楽しかった。
茶道人気って日本人の中でも昔から続けて流行ってるし、世界的な認知度も上がってきてますよね。
今回ジョイさんがご案内したお客さん、お友達の中で茶道のどんなところに魅力を皆さん感じてるって思ってるんでしょうか。
みんなちょっとずつ違うと思うんだよね。歴史の中での背景とか文脈、茶道が禅と時代の文脈の中でどういうふうに発展してきたかっていう話と、
その時代の道具がまだ残ってるっていう歴史の話が面白いっていう人もいれば、禅とか仏教との関係性とかの感じだとか、
あとはお茶を飲む気持ち良さ楽しさっていうのも感じてくれたともあるし、
あとどこに行っても京都なんか特にお茶が出てくるので、今でも普通にお菓子と抹茶が出てきてお話しするっていうのも、
もうちょっとキャジュアルな感じでもお茶は随分登場して、それがどういう歴史になってるか。
よく言われてるのはキリスト教を通じてヨーロッパは理解できる。お茶を通じて日本を理解できる。
お茶の中のいろんな、例えばポライトでいなきゃいけないとか、お客さんに対するもてなしの感じだとか、
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お茶室の中だと外のランク関係なく付き合うとか、あとは本当にわびさびの気分だとか、そういうのって表現されていて、
それってとても日本文化の特徴だと思うんだよね。それがあるからこんな狭い国でみんなギュってなっても生活一緒にできるっていうこともあって、
そういう意味でいうと、これ以上拡大できない環境問題も含めて、そこの中で僕らが平和で暮らすためには何が必要なのかっていうのと、
日本のポライトネスとお茶のルールって関係してるよねっていう話をすると、それもお茶を学んでいくと感じてくれるので、
それもなるほどなっていう感じがしてくれた。
ちなみに、野外で茶道を楽しんで、お茶室でやるのと野外でやった時のお客さんの反応っていうのは違いありましたか?
野外は基本的に1人かすごい少ない人たちなので、野外はどっちかっていうと自然の中での気分とか文脈なので、
お客さんはお茶が喜ぶよりも自然にいることを喜ぶっていう、主人公は自然だよね。
お茶室だと主人公がかき汁だったりお茶碗だったり、あとは来てる人たちなので、自然はもちろんお花とか部屋の中に表現はされてるけれども、
やっぱり野外だとドーンと自然がメインなので、そこは随分違う感じがする。
日本で自然ももちろんありますけど、それこそアメリカとか外国の方が山とか湖とか壮大な自然があって、
でもなんで日本に、特に関西とか来て、そういった自然を楽しみに来る外国の方ってとてもたくさん多いじゃないですか。
でも自国にあるじゃんって思っちゃうんですけど、日本の自然と海外アメリカの自然って何が違うんですか。
でも多分ね、ヤクシマのヤクスギはアメリカの一番古い木より古いんじゃないかな。
例えばね。
あとはやっぱり食べ物が美味しい。
あとはヤクシマなんか行くと、世界的に比べてもすごいよね。
もちろん世界にもいろんなすごいのあるけども、アメリカなんかでかいけども、
やっぱりヤクシマっていうのはなんかすごいっていう感じがするので、そこはなんか感じたのと、
あとはニセコなんか行くと、だから自然と人間の関係性だよね。
だから結局そのいわゆる原住民、同じ土地に1000年以上住んでるっていうのって日本って結構あるんだよね。
もちろんアイヌとか島の方に行くと島のいろんなポリネシアから来た人たちとかいう原住民と、
あとは日本人も結構長いんだよね。
伊勢神宮なんかでも1300年なので。
1300年、人間が土地と密着してる場所ってアメリカなんかあんまりなくて、
ネイティブアメリカンってずらされちゃってるんだよね。
で、結構他の国でもなくはないんですよ、オーストラリアとか原住民もちろんいるんだけども。
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でも聖神国でこんなに長く人間が土地と一緒に暮らしてるのがあんまりなくて、
そうすると城門の人たちが魚を取ってきて、
やゆいの人たちがお米持ってくるけども、そこら辺の山菜で料理とかのがあって、
地元から生まれた料理がそのままそこにあったりするし、
自然と歴史と今の文化がまだかなり接続されているのはすごく日本は、
他の国もあるんだけども日本ってたくさんあるので、それがすごく面白かったし、
やっぱり行くとこ行くところ、その季節と地元のものによって食べ物がすごく変わるっていうのもとてもジャパニーズだったので、
それも面白いんじゃないかな。
確かに珍しい国ですよね、そう思ったら。
今回のこの旅をきっかけに、次にやってみたいこととか、チャレンジしたいことっていうのは何か出てきましたか。
そうだね、もちろん勉強をもっとしなきゃなっていうのはあって、
これをきっかけにいろいろ勉強も始めるし、引き続き、お茶もなんとなくYouTubeとか、
うちのお茶の先生とか友達と話してたお茶があったんだけども、
京都に行ってお茶碗作ってる人たちだとか、お茶を語れるお坊さんたちとかと話すると、またもうちょっと深いレイヤーが見えてきたので、
どういう考え方で勉強すればいいかっていうヒントにもなったので、
だからちょっと勉強とか練習する視点とか方向性は少し変わったかなっていうのはあったのと、
あとやっぱり今回思ったのは、お坊さんとかぐうじさんでも結構上の人たちといろんな面白い話ができて、
すごくやっぱりオープンだし、あんまり賢かったところよりもスピリットのところを一生懸命語ってたので、
そういう正しい気持ちで勉強する必要性も重要なのかなっていうので、
もっと足を運んでいろんな人に会ったり場所に行かなきゃないかなっていうのは一つヒントとしてあったと思う。
お茶以外に何を勉強したいというふうに思ったんですか。
歴史とか、あとは植物とか自然のものももうちょっとちゃんと、木の種類とか覚えたいなっていうのと、
あとはいろんな竹の職人だとか刀を作ってる人とか、物を手で作る人たちの話を聞いたので、
もう一回竹の職人のとこに行って茶釈を自分で作ってみようとか、
少し修行まで行かないけど、もうちょっと体験ゆっくりしたいなっていう気持ちもなりました。
今このポッドキャストはWEB3とかAIとか最新のテクノロジーを紹介していくポッドキャストですけど、
歴史とか、さっきもジョイさんが言ってた伊勢神宮のように拡大はしてないけど、
長い歴史の中で生き続けている建物とか文化の話と全く違うようで、実はリンクしてる部分もあるのかなと思ったんですけど、
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そういう歴史をジョイさんも目の当たりにして、ジョイさんと周りの友人っていうのはどんな感想を持ったんでしょうか。
そうだね。NFTみたいなところとの接続っていうのはあるんだけれども、
一つやっぱりあるぐうちさんが言ってたのは、真実を表に出さない。知ってること全部言わない。
ちょっとずつ出していくとか、やっぱり人間関係のもとにあるとか、
だからなんとなく全部ネットに載っけて検索できるようにするっていうのは、そもそも美学として違うよねっていう話も随分出てきたので、
あとはお寺なんかでも普通は入れない部屋とか、普通はやっちゃいけないこととか、
特別の時しか出てこない道具とかいろいろあるので、そういう意味で言うとノンファンジブル体験じゃないけども、
何でもかんでも表に出しちゃうっていうのはふさわしくないっていう感じはすごくしたし、
連れて行った人たちもここに行かないと見れないもの、ここに行かないと食べれないものっていうのはすごく大切なので、
だけどそのナビゲーションしたりコーディネーションするのには技術も使うし、
あとはノンファンジブルトークンのほうが実は相性が良かったりするので、
そこの中でやっぱりお金だけでもないんだよね、すごく興味持ってて、
波長が合うと見せてくれるとか、本当にお茶碗売ってるお店でも1人の僕が連れて行った人がものすごく詳しくて、
すごく興味津々だったから、外国人なんだけどもすぐ上に連れて行かれて、
お父さんの宝物を見せてくれたりするので、そういうのは別に権力とかと関係なく、
ちゃんとわかってくれてる人には見せたいっていう気持ちってみんな持ってるので、
そういうエクスペリエンスっていうのはなかなかネットだけじゃできないなっていう感じをした。
今回のこの旅が世界の何かを変革するきっかけになったと思いますか。
一つ今回、外国から忙しい人たちが来たので、
もう本当に1週間半ぐらいにものすごいたくさん詰め込んだのが、逆に僕すごく良かったと思うので、
同じ1週間で伊勢神宮と高野山と東寺と隆光寺だと全部回るのってなかなかないと思うんだよね。
結構その伊勢から始まってガーってお茶と仏教の何百年をやって、
それからいきなり安藤忠夫と直島に行ってアートと未来の話になるので、
そうすると頭の中でフレッシュのうち日本の全体像がパッと見えた感じがして、
日本人でも多分なかなか一つの体験でないと思うんだよね。
僕もそれをコロナの前から企画してたので、
もう4年間ずっとそれをやっていて考えてるので、
普通の自分だったらなかなかやらないことだったのと、
あといろんなお寺のお坊さんと話したので比べることもできたんだよね。
神道と神言と神道との関係性とか、
24:04
あと神道の人が仏教の人に対してこう言ってるけど仏教の人は神道に対してこうだとか、
あとは外国の人たちは例えばその執着心について、
もともとの仏教っていうのはこの執着はしちゃいけないっていう強い気持ちがあるんだけども、
結構日本のお坊さんっていうのは、
その執着を捨てる、
執着しないっていう気持ちを強く持ちすぎちゃうと、
それに執着しちゃうから、
だから執着してもいいんじゃないみたいな、
プラクティカルな考えを持ってる人たちもいたりして、
だからそういう意味で言うと、
いろんな仏教の宗派に対して同じ質問をみんなでするので、
そうするとどういう出方があるか。
もちろん勉強してる人たちはみんなちゃんと知ってるからいいんだけれども、
そういう横で並べて比べることができたっていうのが一つ面白かったのと、
あとは外国人にいろんなルールを教えるんだよね。
例えばお寺に入ると、
畳の横のとこは踏んじゃいけないとか、
境のとこ踏んじゃいけないとか、
座布団の前に座ってから指でねじって上がって、
足は畳に出しちゃいけないとか、
すり足はなぜやるかとか、
でも普通の日本人って結構そういうの知らなかったりして、
ちょっと撮影が入って、
カメラマンの中がブシブシ畳の縁のとこ踏んでるわけよ。
そうすると外国人は、
でもなんで彼らが踏んでるのっていうのは、
若いから知らないんだよ。
でもお寺のカメラマンじゃないの?みたいな感じで。
言ってることやってることのずれも、
結局だから普通の日本人ってたぶん知らないんだよね。
だからそういう意味で言うと、
興味が持ってる外国人のほうが最後はちゃんとそういうルール全部守ってたし、
ちゃんと座布団、座る前は後ろに座って前に動くとか、
そういうとこはすごく丁寧だったし。
だからそういう意味では、
逆いう意味じゃないけども、
今の若い日本人よりも、
こういう興味持ってる外国人のほうが真面目に聞いてるし、
あとすごくありがたみも感じてくれたので、
僕もなんか、
でも出してるほうも丁寧だと思うんだよね。
修学旅行で、ただみんな写真撮ってインスタにアップして終わりっていうよりも、
しみじみとちゃんとお話ししてくれる人たちも対応してくれたので、
それはちょっと贅沢だったのかもしれないけども。
でも、わざわざ来た感がいい意味で出たので、
僕もこういうのでもなければ、
僕もこんだけ勉強しなかったので、
すごくいい体験させてもらったような気がする。
口ではみんなインバウンドの話はしてるけども、
みんな今、外国から日本に来たい、興味持ってるし、
そしてそれが普通にただの観光客みたいなことをしたい人たちも中にいると思うんだけども、
本当に深く日本とつながりたいっていう人たちもいるので、
日本の未来を考える中で、
こういうもうちょっと文化的な体験とカンファレンスとか、
例えばうちもイベントやって、
もうちょっとちゃんとこういう体験をスピーカーたちに設計するとか、
27:04
そういうのもやったらいいかなと思って、
ちょっといろいろこれからイベントのやり方とかも、
少しヒントになったような気がする。
そうですね。
はい、ありがとうございます。
番組では引き続きお便りを募集しています。
6月は生成系AIとビジネスの可能性をテーマにお届けしていきます。
GPTやミッドジャーニーといった出現により、
ビジネスのあり方も変わっています。
AIに関するこんなビジネスがあったら嬉しいや、
AIビジネスって実際どうなの?という質問だったりとか、
あとは自分のキャリアとか仕事がAI時代にどう変えればいいかといったお悩み、
どんな意見でも構いません。
お便りを採用させていただいた方には、
変革コミュニティへご招待します。
はい、ジョイさんのAIドリブンの本がもう発売してますよね。
はい、ありがとうございます。
やっと出たし、ぜひ読んでいただきたいけども、
どんどん新しい情報が入ってくるので、
その辺の追加情報もポッドキャストとかで紹介していきたいなと思います。
本屋さんで見かけたスタッフがいるんですけど、
ジョイさんの本だけ減ってたという情報が入りました。
皆さん読んでください。
素晴らしいです。
でもすごく目まぐるしくAIの事情って変わりますけど、
ジョイさんのこのAIドリブンには、
もっと本質的な情報が載ってるっていうことです。
そうですね、できるだけわかりやすく、
自分の生活とか働き方にどういう影響があるかっていう、
結構プラクティカルな書き方をしていて、
だからあんまりスーパーインテリジェンスだとか、
いろんな社会的リスクのところってそんなに深く入ってないので、
それはまたずいぶん、
今回の一緒に旅行してた人たちともずいぶん議論になったので、
その辺もちょっと担い見ながら、
今年どんどんいろんなニュース出てくると思うので、
その辺も本当に深く考えながら、
ちょっと今はっきり言って、
流行りだしてからもう疲れてきちゃった、
お腹いっぱいって感じはあると思うんだよね。
チャットGPDでこんなことやったっていうのって、
もう出過ぎちゃってるので、
ただ中長期的にどんなことになるんだろうかとか、
今これビジネスのどういう会社がどういう競争をするかとか、
その辺って本当にまだ出てきてないし、
Googleもやっとなんか腰が上がってきたので、
トラッキングはしなきゃいけないけれども、
ただやっぱりノイズがすごく増えたので、
そこの中で役に立つものを出していくことと、
あとWebストリームを含めて他のものを忘れたり、
ちゃんと注目しないでAIばっかりやってると、
それはそれで僕は危ないと思うので、
その辺のバランスを気をつけなきゃいけないなと思いながら、
いろいろ話を聞いたりしたりしてます。
本当そう思います。
ぜひこの本ね、お手に取っていただいて、
本屋さんであるかわかんないですけどね、
減ってたので、ぜひ見つけたら読んでみてください。
30:00
はい、ありがとうございます。
そして最後にジョイさんからお知らせがあると聞きました。
一つ宣伝なんですけども、
6月17日、渋谷パークDGビルで
Neurodiversityと子どもたちの未来のイベントします。
野田聖子さんだとか、町の保育の松本さんとか、
ヘラルボニーの松田さんもスピーカーとして参加します。
今回はオンライン参加はないので、
ぜひ皆さんリアルで参加してください。
ランチも出ますので、みんなと会うのを楽しみにしてます。
はい、ジョイさん今日はありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込む
ファーストペンギンスピリットを
創業以来大事にし続けています。
これからくるWeb3、オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクよりぜひご覧ください。
30:43

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