それと、物には魂はあっちゃいけないよねっていう西洋哲学と、日本みたいに道具を愛する。道具にも神がいる。
人間と自然は同じだよねっていうのの哲学の違いっていうのは、AIと向き合う中ですごく違う視点だと思うんだよね。
そういう意味で、海外だとAIが強くなることに関する恐怖ってすごくあるけれども、
前はちょっとここでも話してるよね。日本だと鉄腕アトムとか、そういうのを可愛く見せるっていうところがあって、
でもそれも本当に実際に茶せんを作ってる職人の人たちと話してても、そういうのは本当に感じることができてすごく面白かった。
物を供養するっていう、当たり前にやってるっていうか、お札とかも毎年捨てないで供養しに行くとか、
願いが叶ったらお守りとかをありがとうって言ってお寺に返しに行くとかも当たり前にやってますけど、それも特殊なことなんだなって聞いてて思いました。
なんか聞いた話によると、山とか川とか自然の中で茶道をしていたというふうにお聞きしたんですけれども、これはジョイさんのオリジナルなんですか。
野立っていうのがあって、これはキャンピングとか外に出ててお茶を立てるっていうことなんだけども、それは流行ってるかどうかわかんないけど、昔からあるよね。
リキューの時代からでもバトルの真ん中の林の中でリキューが侍にお茶立てたりしたので、外でお茶立てるっていうのは全然新しくないんだけども、
でも今回いろんなとこに、特に薬師間とかニセコは大自然だったので、ちっちゃなお茶のセット持って行って、野外で立てるっていうのを少しやってみて気持ちよかったかもしれない。
またお茶室の中でやるのと全然違う気分で、鳥の音とかいろいろ聞こえるのって楽しかった。
茶道人気って日本人の中でも昔から続けて流行ってるし、世界的な認知度も上がってきてますよね。
今回ジョイさんがご案内したお客さん、お友達の中で茶道のどんなところに魅力を皆さん感じてるって思ってるんでしょうか。
みんなちょっとずつ違うと思うんだよね。歴史の中での背景とか文脈、茶道が禅と時代の文脈の中でどういうふうに発展してきたかっていう話と、
その時代の道具がまだ残ってるっていう歴史の話が面白いっていう人もいれば、禅とか仏教との関係性とかの感じだとか、
あとはお茶を飲む気持ち良さ楽しさっていうのも感じてくれたともあるし、
あとどこに行っても京都なんか特にお茶が出てくるので、今でも普通にお菓子と抹茶が出てきてお話しするっていうのも、
もうちょっとキャジュアルな感じでもお茶は随分登場して、それがどういう歴史になってるか。
よく言われてるのはキリスト教を通じてヨーロッパは理解できる。お茶を通じて日本を理解できる。
お茶の中のいろんな、例えばポライトでいなきゃいけないとか、お客さんに対するもてなしの感じだとか、
お茶室の中だと外のランク関係なく付き合うとか、あとは本当にわびさびの気分だとか、そういうのって表現されていて、
それってとても日本文化の特徴だと思うんだよね。それがあるからこんな狭い国でみんなギュってなっても生活一緒にできるっていうこともあって、
そういう意味でいうと、これ以上拡大できない環境問題も含めて、そこの中で僕らが平和で暮らすためには何が必要なのかっていうのと、
日本のポライトネスとお茶のルールって関係してるよねっていう話をすると、それもお茶を学んでいくと感じてくれるので、
それもなるほどなっていう感じがしてくれた。
ちなみに、野外で茶道を楽しんで、お茶室でやるのと野外でやった時のお客さんの反応っていうのは違いありましたか?
野外は基本的に1人かすごい少ない人たちなので、野外はどっちかっていうと自然の中での気分とか文脈なので、
お客さんはお茶が喜ぶよりも自然にいることを喜ぶっていう、主人公は自然だよね。
お茶室だと主人公がかき汁だったりお茶碗だったり、あとは来てる人たちなので、自然はもちろんお花とか部屋の中に表現はされてるけれども、
やっぱり野外だとドーンと自然がメインなので、そこは随分違う感じがする。
日本で自然ももちろんありますけど、それこそアメリカとか外国の方が山とか湖とか壮大な自然があって、
でもなんで日本に、特に関西とか来て、そういった自然を楽しみに来る外国の方ってとてもたくさん多いじゃないですか。
でも自国にあるじゃんって思っちゃうんですけど、日本の自然と海外アメリカの自然って何が違うんですか。
でも多分ね、ヤクシマのヤクスギはアメリカの一番古い木より古いんじゃないかな。
例えばね。
あとはやっぱり食べ物が美味しい。
あとはヤクシマなんか行くと、世界的に比べてもすごいよね。
もちろん世界にもいろんなすごいのあるけども、アメリカなんかでかいけども、
やっぱりヤクシマっていうのはなんかすごいっていう感じがするので、そこはなんか感じたのと、
あとはニセコなんか行くと、だから自然と人間の関係性だよね。
だから結局そのいわゆる原住民、同じ土地に1000年以上住んでるっていうのって日本って結構あるんだよね。
もちろんアイヌとか島の方に行くと島のいろんなポリネシアから来た人たちとかいう原住民と、
あとは日本人も結構長いんだよね。
伊勢神宮なんかでも1300年なので。
1300年、人間が土地と密着してる場所ってアメリカなんかあんまりなくて、
ネイティブアメリカンってずらされちゃってるんだよね。
で、結構他の国でもなくはないんですよ、オーストラリアとか原住民もちろんいるんだけども。
でも聖神国でこんなに長く人間が土地と一緒に暮らしてるのがあんまりなくて、
そうすると城門の人たちが魚を取ってきて、
やゆいの人たちがお米持ってくるけども、そこら辺の山菜で料理とかのがあって、
地元から生まれた料理がそのままそこにあったりするし、
自然と歴史と今の文化がまだかなり接続されているのはすごく日本は、
他の国もあるんだけども日本ってたくさんあるので、それがすごく面白かったし、
やっぱり行くとこ行くところ、その季節と地元のものによって食べ物がすごく変わるっていうのもとてもジャパニーズだったので、
それも面白いんじゃないかな。
確かに珍しい国ですよね、そう思ったら。
今回のこの旅をきっかけに、次にやってみたいこととか、チャレンジしたいことっていうのは何か出てきましたか。
そうだね、もちろん勉強をもっとしなきゃなっていうのはあって、
これをきっかけにいろいろ勉強も始めるし、引き続き、お茶もなんとなくYouTubeとか、
うちのお茶の先生とか友達と話してたお茶があったんだけども、
京都に行ってお茶碗作ってる人たちだとか、お茶を語れるお坊さんたちとかと話すると、またもうちょっと深いレイヤーが見えてきたので、
どういう考え方で勉強すればいいかっていうヒントにもなったので、
だからちょっと勉強とか練習する視点とか方向性は少し変わったかなっていうのはあったのと、
あとやっぱり今回思ったのは、お坊さんとかぐうじさんでも結構上の人たちといろんな面白い話ができて、
すごくやっぱりオープンだし、あんまり賢かったところよりもスピリットのところを一生懸命語ってたので、
そういう正しい気持ちで勉強する必要性も重要なのかなっていうので、
もっと足を運んでいろんな人に会ったり場所に行かなきゃないかなっていうのは一つヒントとしてあったと思う。
お茶以外に何を勉強したいというふうに思ったんですか。
歴史とか、あとは植物とか自然のものももうちょっとちゃんと、木の種類とか覚えたいなっていうのと、
あとはいろんな竹の職人だとか刀を作ってる人とか、物を手で作る人たちの話を聞いたので、
もう一回竹の職人のとこに行って茶釈を自分で作ってみようとか、
少し修行まで行かないけど、もうちょっと体験ゆっくりしたいなっていう気持ちもなりました。
今このポッドキャストはWEB3とかAIとか最新のテクノロジーを紹介していくポッドキャストですけど、
歴史とか、さっきもジョイさんが言ってた伊勢神宮のように拡大はしてないけど、
長い歴史の中で生き続けている建物とか文化の話と全く違うようで、実はリンクしてる部分もあるのかなと思ったんですけど、
そういう歴史をジョイさんも目の当たりにして、ジョイさんと周りの友人っていうのはどんな感想を持ったんでしょうか。
そうだね。NFTみたいなところとの接続っていうのはあるんだけれども、
一つやっぱりあるぐうちさんが言ってたのは、真実を表に出さない。知ってること全部言わない。
ちょっとずつ出していくとか、やっぱり人間関係のもとにあるとか、
だからなんとなく全部ネットに載っけて検索できるようにするっていうのは、そもそも美学として違うよねっていう話も随分出てきたので、
あとはお寺なんかでも普通は入れない部屋とか、普通はやっちゃいけないこととか、
特別の時しか出てこない道具とかいろいろあるので、そういう意味で言うとノンファンジブル体験じゃないけども、
何でもかんでも表に出しちゃうっていうのはふさわしくないっていう感じはすごくしたし、
連れて行った人たちもここに行かないと見れないもの、ここに行かないと食べれないものっていうのはすごく大切なので、
だけどそのナビゲーションしたりコーディネーションするのには技術も使うし、
あとはノンファンジブルトークンのほうが実は相性が良かったりするので、
そこの中でやっぱりお金だけでもないんだよね、すごく興味持ってて、
波長が合うと見せてくれるとか、本当にお茶碗売ってるお店でも1人の僕が連れて行った人がものすごく詳しくて、
すごく興味津々だったから、外国人なんだけどもすぐ上に連れて行かれて、
お父さんの宝物を見せてくれたりするので、そういうのは別に権力とかと関係なく、
ちゃんとわかってくれてる人には見せたいっていう気持ちってみんな持ってるので、
そういうエクスペリエンスっていうのはなかなかネットだけじゃできないなっていう感じをした。
今回のこの旅が世界の何かを変革するきっかけになったと思いますか。
一つ今回、外国から忙しい人たちが来たので、
もう本当に1週間半ぐらいにものすごいたくさん詰め込んだのが、逆に僕すごく良かったと思うので、
同じ1週間で伊勢神宮と高野山と東寺と隆光寺だと全部回るのってなかなかないと思うんだよね。
結構その伊勢から始まってガーってお茶と仏教の何百年をやって、
それからいきなり安藤忠夫と直島に行ってアートと未来の話になるので、
そうすると頭の中でフレッシュのうち日本の全体像がパッと見えた感じがして、
日本人でも多分なかなか一つの体験でないと思うんだよね。
僕もそれをコロナの前から企画してたので、
もう4年間ずっとそれをやっていて考えてるので、
普通の自分だったらなかなかやらないことだったのと、
あといろんなお寺のお坊さんと話したので比べることもできたんだよね。
神道と神言と神道との関係性とか、