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2024-06-18 18:27

#19 一冊のノートが明かす、世界的サッカー選手の内なる強さの源泉とは|伊藤穰一 x 本田圭佑

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今週のゲストはサッカー選手の本田圭佑さん。サッカー解説はもちろん、現在はアスリート事業家としても活躍されています。そんな本田圭佑さんとJoiさんは、2010年代からの知り合いなんだそう。

「(自信をつけるには)情熱以外ない」「綺麗事や戦略ではなく、根拠なんかない。自信しかない。」「やるって言ったらやる」など、収録中も本田節が炸裂!

番組では2人の出会いはもちろん、現在の活動内容や、本田さんの情熱や内在的エネルギーの源泉などに迫りました。


【編集ノート】

編集ノートでは難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。 https://joi.ito.com/jp/archives/2024/06/18/005973.html


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サマリー

本田圭佑さんは海外で打ち合わせの合間にコーヒーブレイクを取り、ブータンについて話しています。また、投資とサッカーを両立しながら教育プロジェクトにも関わっています。伊藤穰一さんと一緒にノートについて話し合い、アウトプットの重要性やネットワーキングの意義について語っています。

ブータンの印象と出張仲間
今日のJOIさんは海外に出張中、打ち合わせの合間に少し時間ができたようで、
出張仲間とコーヒーブレイクを取っているみたい。
今、僕らはどこにいるんでしたっけ?
やわてな国、ブータン。
初めてですよね、ブータン。
もちろん、初めてです。なかなか来ることないですよね、この国。
僕もまだ2回目で、去年で。最近結構仲良くしてて。今回もどういうメンバーにしようかと思ったんだけども、
みんな全然異分野なんだけど、いがに楽しいよね。
確かに、バラエティ飛んだ。
もともと来る前の印象と、来てからの印象ってどうですか?
ブータンですか?およそイメージ通りだったかなと思います。
幸せな人が多いっていう感じも、だいたい印象通りでしたし、みんなすごく自分の国のことを好きなんだなとか。
あと、なんとなく貧しい国としてのイメージも、だいたい予想通りくらいかな。
でも、結構ホンダさんって世界中のいろんな国に住んでるから、その辺のチューニングは結構できてるんですね。
それはあるかもしれないですね。イメージはいろいろしやすかったかもしれないですね。
もうお分かりですね。トークのお相手は、世界で活躍するサッカー選手のホンダケスケさんです。
実は、ジョイさんとホンダさんは定期的に会って話をする仲なんですって。
いつ頃だっけ、最初に会ったのは。
そうですね。MITの時なんで、どれくらいなんですかね。
僕が投資をし始めた時で、いろいろ吸収したかった時で、知り合いを通じて紹介していただいて、僕はMITに行ったんですよ。
2016とか、7、6、7あたりだと思いますね。ミランでまだプレイしてたんです。
ミランに行って、うちのディレクターズフェローになって、あれも結構変わった組み合わせの人たちだったよね。
で、その後ちょこちょこ一緒に投資案件を見たり、一緒に日本を直そうとしたり。
でもMITに行った時もみんなホンダさんのこと知ってたけど、やっぱりすごいですよね、このサッカーパワーって。
サッカーパワーすごいですよね。すごく感謝してますね。
本田さんのビジネスとサッカーの両立
今、サッカーと、さっき投資の話も出たけれども、どういう割合でどんなことがメインにしてるんですか?
もともと個人で投資をしていたんですよね。で、それをアメリカでDREAMersファンドをやり始めて、今回新たに日本ファンドをやり始めてるんですけど、
今はプレイもしてないですし、カンボジアの監督も去年で終わっているんで、時間の配分で言ったらもうビジネスが今はもう、
9割ぐらいで。で、1割はもう自分のトレーニング。フィットネスレベルは落としたくないので、毎日トレーニングはやってますけど、
でもそれも基本ジムです。で、たまに近くのチームの方に参加させてもらったり、サッカーをたまにする程度で、それが今基本軸です。
ただ、ずっと表では言ってることなんですけど、ミッションとしてはワールドカップで優勝したいので、
それは監督としてなんですよね。なんで、そのビジネスは投資で、サッカーは監督として、こう両方をうまく行き来しながらやってます。
ただ今の時間の割合はもうほんと9割ぐらいはビジネスですかね。
でももともと本田さんはこう自分が小さい時からこう学びと、結構こうお父さんとかと、
自分をこう磨いていく青年がいて、そういうチャンスを他の子供たちに与えようというので学校をやったり。
で、ビジネスもそこから出てるんだよね。確か事前事業っていうか、その社会貢献のところから来てるんだよね。
そうです。もともと貧困に対して思うところがあって、
その使命というかミッション的なものを感じて、ちょっとこうビジネス的なことをやり始めたんです。
だから教育、サッカー事業みたいなことがそもそものスタートで、それから投資をやり始めたというところですね。
投資もどっちかというと最初はインパクト投資みたいなのが、
最初はインパクト投資みたいなものをやり始めたんですよね。
で、そのインパクト投資というのは、
それから投資をやり始めたというところですね。
だから投資も、どっちかというと最初はインパクト投資みたいなのが強かったです。
リターン動向よりも。
本田さんが投資を始めるようになったきっかけは、
名古屋からオランダのチームに移籍した21歳の時のこと。
アフリカや南米出身のチームメイトが、家族や友人に給料の大半を送金している姿を見て、
初めて世界の貧困問題を目の当たりにしたと言います。
誰もが夢を追い続けられる世界を作りたいと、
アジアやアフリカを中心にサッカー教室を開設。
そして、2016年にはエンジェルファンドを立ち上げ、
才能豊かな企業界の支援を始めました。
世界の貧困を解決したいという本田さんの強い思いが、
全ての原動力になっているようなんです。
今はグローバルがまだ多いんだよね、投資として。
でも日本最近結構、この間カンファレンスもやってたし。
今現在は本当に日本にフォーカスしています。
ただ、ポートフォリオで言うとアメリカも100社くらいやっていますし、
個人では結構バラバラと、インドもやってますし、
最近アフリカも個人ではちょこちょこやってますし。
アフリカ?
アフリカやってますね。
アフリカは実はウガンダと南アフリカしか行ったことないんですけど、
行ったことないエジプト、ケニア、ナイジェリアに投資したりしてます。
結構最近好きな人が多いので話は聞いてるけど、
僕あんまりやってなくて、何が面白いのアフリカの?
今でもやっぱフィンテックが一番熱いのと物流ですかね。
やっぱ物が届かないとかっていう問題まだ平気であるみたいなんで、
ここら辺はしばらくなんか盛り上がってきそうですよね。
やっぱり国の政治が安定してないので、
通貨は今回来てからドルの話とかもなりましたけど、
でもフィットコイン持ってる人とかの数はめちゃくちゃ多いみたいですね。
ポケットマネーで始めた個人ファンドは、
これまで200社以上に投資、幕開けや黒グリッドなど、
IPOやM&Aを果たした企業も多数登場しています。
それ以外にも俳優のウィルスミスとファンドを立ち上げたり、
日本のスタートアップに特化したファンドを設立したりと、
投資家として様々な支援を行っているみたいです。
ジョイさんもベンチャーキャピタルを運営しているので、
そういった場面でいろいろと本田さんと情報交換しているのかもしれないですね。
ちょっと聞きたかったのは、僕もこうやって賢く話すのが初めてなので、
少し困って話すのが初めてなので聞きたいのは、
本田さんの子供の時の話を聞いていると、
すごく練習したり考えて、英語ではself-actualization、
自分をどんどん常にインプルーヴしていっているということと、
結構でかいゴールを持ってやっているよね。
練習する時って、もちろん好奇心にも関係しているけども、
結構繰り返して、馬力がないとできないよね。
やるこの内在的な動機なのかないか、すごいパワーがあるじゃない。
そのパワーと好奇心とこのプロジェクトってどういう関係があるの?
本田さんの内在的な動機と教育プロジェクト
モチベーションは何なの?
結構そこはシンプルかもしれないです。
そんな誰でも持っているものなのかなと思うぐらい、
僕は小さい頃にサッカーを父親に見せてもらってですね、
それはペレのワールドカップだったんですけど、
そこから自分はどうにかすごい選手になりたいと思ったんですけど、
それはサッカーじゃなかったらもしかしたら良かったかもしれない。
要するに、何者かになりたかったっていうのがすごく強いんですよ。
これは多分誰でも、今ソーシャルメディアもそうですけど、
なぜインスタグラムに上げるのか、なぜティクトクに上げるのかは、
みんな見てもらいたい、認めてもらいたい、あるわけじゃないですか。
その子供の頃から一番になりたかったんで、
世界の人にすごいと言われたいというのが、
そもそも誰でもあるような承認欲求みたいな、
良い面もあるし悪い面もあると思うんですけど、
それを僕は自分の内在的なエネルギーに変えていったんで、
すごくディスプレイを持って、大変なトレーニングも前向きにエネルギーに変えてやってました。
学校とかやるときって、その気持ちをその子たちにも感じさせる手段を教えているのか、
学校そのものがゴールだったり、どの辺がゴールになっているのか。
どっちもですかね。
すごく個人個人に対して、自分の経験を伝えたいという気持ちもありますし、
大きな夢を持ってやれば、叶うとは言わないですけど、必ず成長すると。
今日ちょっとでも頑張れば、昨日できなかったことができるようになるというような、
ベーシックなことを伝えたいという気持ちも人としてありますし、
そのプロジェクトとしてやっぱり大きなことを成し遂げたいというので、
新しいことをやりたいことに、その教育プロジェクトももちろん関わっていますし、
両方を僕は満たされるためにやっています。
どっかで言うんだけど、お父さんがノートに全部練習を書いて、
ノート本がいっぱいになったらマスターしてるよねっていうのを、
子どもたちにノートを渡してるっていう話を聞いたんだけど。
大叔父なんですけど、オリンピックでプレーしたことがある選手だったんですよ。
カヌーなんですけど、その大叔父にノートを書きなさいとアドバイスされたものが、
結果的にすごく良かったと思っているので、それを子どもたちに勧めたりとかはしています。
本田さんの親戚の一人、本田大三郎さんは、
カヌーで東京オリンピックに出場したアスリート、
息子さんをレスリングでオリンピックに3回出場させたコーチでもありました。
そんな親戚のおじさんに勧められ、プロになるまでサッカー日記を毎日書いていたそうです。
気づけ、体重、脈拍、握力、食事、練習、体調はもちろん、夢を実現させてくれました。
それに応援させるためのタスクや振り返りなど、毎日書いていたといいます。
ノートを書くって、ビジネス地点でもすごい深いなと思っているのが、
これだけデジタルの世界になっているじゃないですか。
もちろん僕はiPadでいろいろ書くようなことも何度も経験したんですけど、
いまだにノートに書くのが一番いいんですよ。
ちなみにそれって、ジョイさんの方が僕よりもデジタルネイティブで長年やってきて、
なんかもうデジタルに書き続ける。
いや、あのね、どっちもあって、デジタルの方が楽な場合があるので、
僕デジタルのメモのシステムもあるんだけども、
ノートカード、こういう紙にメモに書いて、それをスキャンするっていうプロセスもあって、
書くのも好きなのと、あとパソコンがあると相手がちゃんと聞いてないって思われるのもあるので、
特に年上の人と会う時には、なるべく紙でメモしてるっていうのは。
それちょっとあれですね、いわゆる見せる。
でもね、パソコンあるとどうしてもメールチェックしたりするから、
自分もちょっとディスプリントして紙でやるっていうのもあるんだけど、
ノートによるアウトプットの重要性
ただやっぱり紙で書いちゃうと認識ソフトが良くなってるけども、
後で検索したり処理するのがノートって結構大変で、
昔結構ノート取った場合は読まなかったっていうのもあったんだけども。
パソコンの方を使うんですね。
パソコンの方が多いかな。
いわゆる書くんですか?それとも打つんですか?
僕は打つ。打つ方が早いんで、僕全然。
書くより何倍も早いんで。
デジタルネイティブだ、完全に。
だからそっちなんだけど。でも今日のここは書いてたね。
じゃあ紙で書いてるの結構。どのぐらい使う?書いた後って。
後で見るのって。
それで言うとほぼ見直さないですよ。
じゃあ書くことが大事。
いわゆるアウトプットじゃないですか。
もうアウトプットすることで自分の記憶に多分なります。
僕だから本当ちょっと大げさなこと言うと、
ひどい日はどっかの作家がバーって書いて、
アイデアが浮かばないとかやってるようなぐらい、
書いては僕もちぎって、
もうちょっと思ったことを忘れる前にとりあえず書くんです。
書いたら一回話したことと同じなんで、
それだけに価値があるんで。
それがシェアするべきものなら、
もうちょっとちゃんと綺麗に書いて、
すぐ写真とか撮って、それをテレグラムとかでシェアします。
スラックとかで。
僕は後で読まないから、
僕ってダメなんだなっていう気持ちになっちゃったんです。
でも読まなくてもいいんだ。
それ面白いね。
アウトプットしてるんで。
勉強になります。ちょっとやってみます。
よかった、ジョイゾーに教え入れることあった。
ノートのところで行こうと思ってたのは、
あれは小っちゃい時だったと思うんだけども、
成功者とのネットワーキングの重要性
今すごいいろんな経験してきてるじゃない。
外国に住んだり。
そのノートのもうちょっと大人になった晩で、
今のアントレプレーナーとか選手とかに、
これは絶対やれっていう、
自分の今のルーティーンの中でも、
必ず伝えておくべきものがない。
ルーティーンですか。
ルーティーンにはならないかもしれないですけど、
自分よりも成功してるような人と積極的に会う。
自分よりも何倍も経験を積んでるような人に、
できるだけ会って話をする。
そういういわゆるネットワーキング。
ネットワーキングって言ったらちょっとあれですね。
ネガティブに聞こえるけど。
上の人から話を聞くってことですよね。
それはもう積極的に絶対やった方がいいっていうふうには思ってますよね。
同等レベルの人とか、いわゆる経験的にですね、
年齢とか関係ないですけど、
なんとなく似たレベルの人たち、
またはもっと経験が浅い人たちとばっかり話してると、
絶対に良くないですよね。
それ多分、自信があるとできるんだよね。
自信がないと、やっぱり自分より弱い人と話したくなっていて、
僕は日本の教育の一つの弱点っていうのは、
自信をつけることってしないんだよね。
どっちかというと、人に言われたことをこなすっていうので、
自分がすごいっていう気持ち、なかなか応援しないよね。
だからネットワーキングって、
営業マンみたいなイメージが出るから良くないんだけども、
本来ネットワーキングって、
自分がとにかく人と会って、
直接経験してインスパイアされるっていうのが大事で、
ただアメリカなんか行くと、
もうパーティーとかカンファレンスとか日本人いないんだよね。
で、結構若手がもうハッスルしてて、
こないだもカンファレンスで日本で講演すると、
必ずサインを来て、名刺交換して、
またお前かって、今度会ってください、今度会ってください、
必ず何回も何回も来て、
ちょっと会ってくださいっていう人いっぱいいるからなんだけど、
でも3度目は30分だけ会うって言ったのに、
結構面白い人で、
でもそこで3回断っても絶対に接続できるという自信がその人にはあって、
自信と根拠のなさの重要性
で、会ったら実は結構面白い人だったっていうので、
でもそこってなかなか日本人にはその馬力がないんだよね。
で、多分僕本田さんはスポーツもあって、
自分の性格もあってどんどん行くから、
そういう人たちが逆に強くなっちゃうから、
だから一般の若い子たちにそれをどうやって伝えるかっていうのを、
僕も今千葉工業大学の学長として、
やっぱり学生にもっと自信持ってもらいたいっていうのがすごく大きい課題なんだけど、
なんかそれって多分違う視点でやってると思うんだけど、なんかあります?
でもそこってもう情熱以外ないんじゃないかなと思うんですよね。
もうやっぱり実力もまだまだでしょうし、
実績もない中で、
会いたい人に例えば会うとか、
何か新しいことをこうやるっていうのは、
なんか奇麗事とか戦略とかじゃなくてですね、
なんか根拠なんかいらないと思うんですよ。
僕も本当に今海外行く前のサッカー選手としての自分を振り返ったら、
根拠とかないですよ。自信しかないんですよ。
だから細かいこと突っ込まれたら何も答えられないですよ。
だってもういよいよそんなん分かんないですけど、
やるって言ったらやるんですみたいな、
これぐらいしかないですよね。
でも今ビジネスマンとして、
僕そんなフェーズです。
だからまだまだね、
本当ビジネスでは上にいる人たちがもう5万といて、
でまさにサッカー選手の時のプロの成り立て、
ようやく投資家としての一通りを、
何か良いところも悪いところもちょっと経験させてもらって、
ここからもうガッって行ったろっていう時に根拠ないですよ。
でももう何かそんな感じです。
でも本田さんいつもそう言ってんのね。
で、結構神人で大事なのは、
自信がなくて、
何かこう分かってるふりする人と自信があって、
でも自信があるけれども分かんないって言いながらどんどん行くのって、
これは僕すごく大事なんですよ。
何かちょっと微妙な違いなんだけど、結構大きい違いで。
そこはでもそういう人もいますよね、確かにね。
そうなんだよね。
ジョイさんと本田圭介さんのトークはまだまだ続きます。
お楽しみに。
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ご希望の方は、
特設サイトにて次の問題の答えを入力してください。
本日はご視聴ありがとうございました。
特設サイトにて次の問題の答えを入力してください。
本田圭介さんとジョイさんが訪れていたのは何という国だったでしょうか。
大文字半画A数字でお答えください。
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