震災の関連で話して、意味があるかなと思うのは、やっぱり、野党団でもあったの。
今後の災害を踏まえると、結構復興ってロングタイムで時間がかかる話で、元気ではあるんですけど、
うーん、なんて言うんでしょう、やっぱり震災直後ってワーッて注目が集まりて、その、瓦礫撤去とかのボランティアの人とか、まあ短期的にものすごい人手が必要な時期ってありますけど、
結構長く寄り添っていかないと、まあ治癒に時間がかかるものだとは思っていて。
もともと復興系のコンサルもやってたんだよね。
あ、そうです。
だから復興の話少しして、僕も今ちょうどセーフキャストどうしようかっていう話やってて、
セーフキャストも放射線のセンサーをいろんなところに置いてて、結構ボランティアでやってるんだけども、
やっぱり10年経つとやっぱり疲れてくるんだよね、みんなボランティアでやってるのが。
じゃあどのぐらい価値があるかどうかっていうのも、瞬間ボランティアいっぱい集まるけれども、
ちゃんとこう、じゃあ復興につながるのには何があるのかっていうのは、その話をしようかな。
今日は3月11日。東日本大震災から14年が経ちました。被災地である気仙沼の今をお伝えします。
14年前の今日、午後2時46分。
三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。
気仙沼ニッティングの三田雷珠子さんは、当時ブータンに滞在していました。
先週の配信でもこんな下りがありましたよね。
やっぱり日本人としてのアイデンティティっていうのを意識するようになってきて、
その時に東日本大震災が起きたものですから、非常にこう、自分としてはここで東北のために復興のための仕事がしたいなと。
それをこのタイミングでやらないとなんかずっと後悔する気がするなと思って、
それでひとまずブータンの仕事は任期が1年だったんですけど、それが終わったタイミングで延長しないで帰国して。
日本に戻ってきて復興のコンサルティングかなんかやってたんだっけ。
そうです。金税に戻って、とある自治体の復興に携わるプロジェクトをやってましたね。
で、いくつか立場を変えながら復興に携わる仕事をして、
2012年から気仙沼ニューティングをスタートして、翌年法人化して、今に至るという感じです。
気仙沼では津波によって多くの家屋が流されました。
また、海岸沿いに立ち並んでいた船の燃料タンクが破壊され、重油が流出。
これに因果し、大規模な火災も発生しています。
被災した住宅の数は1万5千棟以上。
気仙沼ニューティングの編み手さんの中にも被災した方々がいらっしゃいました。
みんな家になくなったから。
ここに入った時は建てた後だね。
家流され、何もないんだけど、あれ片付けるのは大変だろう。
無くてよかったよねって。
片付けるものがない。
あれ無くてよかったっていう。
だって本当に、木も木のままね。
木のものももちろん無い。
無いよ。
花紙無いって言っていいじゃない。
全てが無いから、片付けも無い。
片付けも無くて。
あれね。
そのことだけ、私たちよかったねって。
それはね、考えような。
そうだね。
人々が自分の力で働き、
埃を持って生きていける環境を作ることこそが、
本当の復興なのではないか。
そういう思いにたどり着いた時、
巡り会ったのが気仙沼ニューティングの授業でした。
インフラ整備が十分でない、
大震災後の気仙沼でも、
毛糸と網針さえあればすぐに始められる。
これが決め手になったと言います。
この授業と元々やろうとしてた復興とかコミュニティ支援って、
今、学べることって何なの?
他の人たちも復興を助けたいっていうミッションがあった人たち。
これはこういうことをやるのが、
どういうインパクトがあるか?
その辺の学びって。
やっぱり一番、私も気仙沼という地域にコミットして思ったのが、
復興ってかなり時間がかかるロングタームのプロジェクトであるっていうことと、
だからこそ、息切れしないでやっていくには、
完全ボランティアのプロジェクトとか寄付に頼ったものよりは、
自分たちで持続できるような、
経済的に自立して続けられるような形にしておくのが、
良いよなっていうことは思いますかね。
時間がかかるというのは、例えば今気仙沼を見ると、
街並み綺麗になっているので、すっかり復興したねって思われたりもするんですけど、
例えば、家を失った方々は、
その後の住まいに関して選択肢が2つあって、
1つは市営の公営住宅にずっと賃貸で入るか、
もう1回建て直すかだったんですね。
建て直すときって補助が出たんですけど、
300万円ぐらいだったので、
基本的にはほとんど、自分たちでもう1回払って建ててるんです。
だから、もう1回住宅ローン組むと思わなかったって言いながら、
組んでいるような感じなので、
建物ができて住宅ができて、表面的には復興しているように見えて、
ファイナンシャルには非常にきつい状態であったりしますし、
こんなはずじゃなかったとか、計算が狂ったと思いながら
暮らしている人たちは多いんじゃないですかね。
そういう意味では、働き口を作るっていうのも非常に重要なことですし、
特にうちの見てさんたちは、
うちのような携帯の仕事でなければできないっていう人が多いんです。
やっぱり大家族で暮らしてて、自分が家のことをしなくちゃいけないので、
自分も外に出てフルタイムで働くのは難しいと。
パソコンとかが使えるわけではないっていう中で、
家で家族のこととか、家のこともしながら、
空いた時間に取り組むことができる。
自分のやってきたことが生きて、
一から苦手なパソコンで若い人と競争しなきゃいけないみたいなものではない。
長くやっても飽きないタイプの仕事ということで、
編み物の仕事だからできてるっていう人が多いんですよね。
でもそれで家族の中で一人働き手が増えるわけですから、
家計的にも助かってるっていう人もいますし、
あとはうちの見てさんで結構、旦那様を亡くされたりとかしていて、
一人で暮らされてたりもするので、
年金だけで生活するのは大変だったり、
でももう70歳過ぎてたりすると、雇用してもらうのは難しいという中で、
見てさんをやってたりとかですね。
そういう意味で、結構やっぱり震災によって人生設計が狂ってしまって、
そういった中で自分にできる仕事があって、
それは家計的にも助かるし、
自分がやれることがあるっていうことが精神的な落ち着きとか、
生き甲斐とか自尊心の元になっていくとか、
そういったことがあるかなと思います。
元でも地震があって、たくさんの人たちがボランティアに行ったと思いますし、
一方で何もできなかったなと思っている方々も多くいるかなと思うんですけど、
やっぱり復興って本当に長く時間がかかるものなので、
今動けなくても助けになりたいという気持ちがあれば、
動けるときに動くのでも遅くないというか、
非常にこれから被災された方々はすごく長い時間をかけて、
生活を取り戻していくことになると思うので、
それを見守っている人たちはそういう長く時間がかかるものだと思って、
自分たちも息切れしないようにしながら、無理しない形で伴奏する。
自分なりに助けられるやり方を探せるといいんじゃないかなと思いますね。
いろいろやっている中で、震災じゃなくても経済的に破綻している地域だとか、
こういうような事業が立ち上がることによって、
メリットがある地域ってあるような気がしていて、
うまく学びと元気づけが他にもいけたらいいかなと思うんだよね。
網手さんたちって本当に幸せそうなんですよ。
実は私も将来は会社の経営は誰かに任せて、
網手さんになるのが将来の夢なんですけど、
畑仕事をしたり、家の事もしたり、家族の時間も大事にしながら、
網手という職人仕事をしていて、社会と設定を持っている。
それがまず同僚たち、仕事の仲間がいるっていうのもそうですし、
自分のものを買ってくれているお客さんまでつながるので、
しかもそれが国内でたくさんの方に買っていただいてますし、
さらには海外の人にも喜んでもらっていたりという広がりも持っていて、
これ今度ロンドンに行くんだってよとか、ワイワイしてるんですよね。
気仙沼で地に足ついた暮らししながら、
そういったいろんなものとつながっていくのも楽しそうだなと思いますし。
いいことあってるよ。
本物っていう巡り合いだしね。
巡り合いだし、いろいろみんなともね。
そう、こうして集まってみんなで話しするのもやっぱり楽しいです。
楽しみが増えたぐらいのつもりでやってるんでしょうね。
自分の好きなことをやってるから、そんな苦悶もならないし。
そんなに泣いてるの?泣いたよ。
しばらく経ったのよ。
上なんか向けなくて悔しくて悔しくてね。
でもね、なんか海の人たちでしょ。ほら、治療民族だよ。
狩りをする。
だから意外にポーチって海が好きってすぐ言えるような人ばっかりなのよ。
土地柄で。だって海から恩恵を受けてるから、いつも。
震災から14年で気仙沼ニッティングも軌道に乗り、
そして町も再開発が進み、きれいになりました。
移住してくる若者も少しずつ増えてきたと言います。
ですが、地域が新しく変容していく中で、新たな課題も生まれつつあるようなんです。
やっぱり課題だなと思うのは、
一つは現象としては割と、地域の課題解決型の事業を、
自治体から補助金を受けてやるみたいなところに、
若い人が行きがちなんですけど、
その補助金の出元が、その自治体の市としての市勢ではなくて、
自治体が総務省にプレゼンして、地方交付税、交付金とかを付けてもらってたりするんですよ。
そうすると、そういうのって数年単位だったりするので、
終わっちゃうんだよね。
終わっちゃうので、その補助金の切れ目が事業の切れ目、
そして終わるとその人たちは仕事がなくなって、入れなくなっちゃうみたいなことがありがちなので、
やっぱりもう少し経済的に持続できるようなプロジェクトに、
どこかで転換していくってことは重要じゃないかなと思うのが一つと、
もう一つがこれ私、規制改革推進会議というところの委員をやってて、
そこでも一つテーマになってるんですけど、
やっぱり地方って一時産業がメインの産業だったりするんですけど、
そういう昔はこう人が多くて下等競争だった時代があるからだと思うんですけど、
その地域の本当のリソースにアクセスするところは、
事業権が新しい人が取れないようになってるものがすごく多いんですよね。
例えば、方やその漁師さんが足りない若い人たちに漁師になってほしいってこう思って、
リクルーティングとか頑張ったりとか広報頑張ったりするんですけど、
いざ例えば気仙沼のとある地域で、首都圏から移り住んで何年か修行して漁師になりたいと思っても、
家が賃貸で持ち家じゃないからみたいな、どうかなみたいな理由で何となく漁業権を許可してもらえなくて、
その人はこう地域を離れてしまう。そういったこともあるんです。
漁業権とか媒産権って言うんですけど、市場で競りに参加する。
ここも媒産権はだんだん各地で良くなってきてるんですけど、規制改革でも扱って。
要はその生産者さんたちが取った魚を市場にあげるわけですね。
で、買収権人の人たちが競りをして価格を決めて引き取っていくわけですけど、
高齢化によって買収権人が減ってるんですよ。
でも港によっては組合でここ新規参入実質的にできないような定館とかを作ってしまってるので、
人が抜けても増えないんですよね。
そうするとオークションの原理なので買収権人が減ると漁家形成されるので価格が下がってしまうので、生産者にとってもきついですし、
何より今は気候変動によって取れる漁種が変わってきているので、
あと例えば日本収は明治以降収蔵免許って一件も出てないですし、
新規収納したい人がその農地を取得するのも難しいんですよね。
結局ちっちゃい事業って脱税するために電子化嫌がってるんだけども、電子化されるといろんなファイナンシングできてくるんじゃないかなと思うんだよね。
それもどっかで実験してみたいなと。
それって、今日本の法律的にはそれできるんですかね。
アメリカではDPOってあって、Direct Public Offeringって言って、ベネンジェリーアイスクリームなんかそうなんだよね。
ちっちゃなローカルの人たちが自分たちのコミュニティだけに株売るのは、ちっちゃい会社でもパブリックオファリングできるっていう仕組みがアメリカがあるんだよね。
今日本はそれできないんですよね。
今は普通にはできない。
今やろうと思ってるのが、インボイスがデジタル化されるとこういうのできるよねって言って、今多分どっか地域を決めてトックにして、そこならできるっていうので実験的にやったらいいんじゃないかなと思っていて、
多分それはそういうのやってもいいっていう都市があったら多分できると思うんだよね。
国家戦略トックとかで、そうするとスタートアップ系の国家戦略トックって。
スタートアップ系もありだけども、むしろヌマニッティングとかラーメン屋さんとか八百屋さんとかそういうところがいいんじゃないかなと思ってて。
僕が思ってたのは、まずお客さんが買うと。
お客さんが商品を買うときに株も買うと。
アプリかなんかがあって、今会社がどのくらい健康感が見えて、自分のお客さんがみんな株買ってくれてたら銀行も信用できるじゃない。
多分普通の一般の人って株主っていうコンセプトあんまり理解してないと思うんだけども、株主優待じゃないけども、株主は安くなるとか、株主はマフィンがついてくるとかっていう感じで。
で、直接金融お客さんがあって、このお客さんがこんだけみんな価値を感じてやってくれてるっていうと、今度それに対して銀行も評価ができるっていう仕組みってあってもいいかな。
これ全部ブロックシェンカーなんかでちゃんと透明性が高く、きちっとアプリとして簡単に動くような。
だからなんとなくアプリで会社が黒字なのか赤字なのかどうなってるのかっていうのが誰でもわかるようになって。
今だと結局関数法人が入らなきゃいけないけども、入り手の請求者が全部電子化されて暗号化されてれば、それはもう結構フェアでわかるわけだよね。
で、アメリカは僕ずっとイントゥイットと話してて、アメリカは全部クラウドで、ターボタクスがほとんどマーケットに入手してるから、彼らは全部見えてるから、アメリカは結構持ってきやすいんだけど、日本ってみんなこう会計システムがバラバラなんで。
そうですね。
それ変えなきゃいけないかなとちょっと考えてる。
もし興味あったら気づいてもらって。
そうですね。なんかこう地域の人が持ってる会社みたいな感じに、ただその経営の意思決定がややこしくならないような形がいいなと思ってるんですけど。
そうだね。だからその株を、株の種類を分けて、参加して情報をもらう権利はあるけども、あんまり経営には入っていけないようなのでいいんじゃないかな。
そうするとそれ持ってる人にとってのメリットってなんだろうね。
だからそのメリットをきちっと明確にすればいいと思うんだよね。
だから例えば配当が、儲かったら配当が出るとか、株主優待があるとか、なんかこうお店のテーブルの優先権とか、なんかそういう権利はあって、一応オーナーなんだけども、例えばそのボーティングのライツがないとか、なんかそういうのでもいいんじゃないかなと。
なるほど。面白いですね。