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2024-12-18 32:12

#6-2_「カブアンド」に潜む、気をつけないと大損する落とし穴

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話題の「カブアンド」に潜む落とし穴について、投資家・ファイナンシャルプランナーの山田がユーザー・起業家両方の視点から解説します。電気・ガスの料金調整制度における上限がないことや、株式への引換期間の制約など、利用者にとって気付きにくいリスクについて詳しく掘り下げながら、サービスの本質的な課題と今後の展望について考察していきます。

 

■パーソナリティ
山田尚貴(株式会社modo代表取締役)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却。上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。

 

■アシスタント
小林(株式会社modo)

 

■番組サイト(書き起こしはこちら)
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■memStockについて
memStockは、株式会社modoが鋭意開発中の家族向けのコミュニケーションサービスです。
memStock LifeStyle(https://media.memstock.com/)では、家族の暮らしがより良くなる情報を発信しています。

サマリー

カブアンドを利用する際のリスクや注意点について取り上げています。特に、電気料金の燃料調整単価に関する情報不足が大きな損失の原因になる可能性があることを警告し、利用者は慎重に料金プランを見直す必要があることを強調しています。このエピソードでは、カブアンドのサービスに関連するさまざまなリスクや投資の落とし穴が深く掘り下げられています。特に、未上場株式に関する問題や投資家の心配、不動産投資などが取り上げられ、その際のさまざまな考慮点が論じられています。また、カブアンド自体の複雑さや市場競争の厳しさについても話し合われています。特に、株式を不特定多数に配布する難しさや、前澤氏の挑戦が強調されています。

カブアンドの気付きにくい落とし穴
Naoki Yamada
カブアンドを使ってみた、後編。
こんにちは、株式投資をやっている山田です。
kobayashi
こんにちは、株式投資の経験がない小林です。
前回から引き続き、株がもらえるカブアンドについて、ということなんですけれども、今回はどういった話を?
Naoki Yamada
前回が良いところを結構お話ししたので、カブアンドを使う人にとって、結構危険だよっていうところのリスク、大損しそうな落とし穴というところをお話しできればなと思うので、
これ結構どこにも載っていない、どこにも載っていないかどうかわからないな、調べてないから、
どこにも載っていないかもしれない話なので。まあ載ってるんだよね。ホームページに載ってるんですよ、これ。
ホームページに載っている話なんですけど、これめっちゃ気付きづらいなというか、みんな多分ソフトバンクの契約並みに見落としそうだなっていうふうに思うので、ちょっとお話しできればなというところですね。
kobayashi
楽しみです。
Naoki Yamada
気付きにくい落とし穴として、サービス6つあるっていうふうに前回お話ししたんですけど、どれが危険だと思います?
難しい質問。
kobayashi
どれが危険か。そういう視点なんですね。
Naoki Yamada
危険なのがあるのよ。
kobayashi
危険なのがある。基本的に自分が思うのは、インフラとかなのでやっぱり電気とかですかね。ウォーターサーバーとかであれば、ちょっと何かあったらすぐ止めりゃいいやっていうのもあるんですけど、電気とかって乗り換えのハードルは低くはなっている、
電力自由化とかでなってはいるんですけど、めんどくさかったりするじゃないですか。
で、ほったらかしになるじゃないですか。
だからちょっとそういう意味では危険なのかなとは思うんですけど、どうなんでしょう?
Naoki Yamada
まさにですね。小林さんは前編で、大阪ガスだったりとか、大手だから安心っていうふうに言ってたんですけど、まさにそこが落とし穴で、ホームページを見てもらうと書いてるんですけど、しかも赤字で書いてるんですけど、赤字で書いてるからこそ見落としやすくなってて。
具体的に言うと、話としては一緒なんですけど、KABU&でんきでホームページに行ってもらえると、電気料金は地域の電力会社と変わらずって書いてて、あ、変わらないんだ、乗り換えようと思うと多分一番危険で、その下に赤字で書いてるんですよね、※で。
地域の電力会社の従量電灯には燃料費調整単価に上限があり、KABU&でんきには上限がありませんって書いてて。めちゃめちゃ危険なんですよね。わかりますこれ?燃料調整単価。
CDエナジーっていう会社が、ガスもそうなんですけど、提供していて、ガスの場合は燃料費調整単価じゃなくて、原料費調整制度っていうのがあって、話としては一緒で、急激に電力が上がったときにそれを電力会社とかがサポートしますよ、
そこまで顧客にとってリスクのある金額に値上げしませんよ、急激に値上げしませんよっていう制度なんですけど、それがないっていう話なんですよね。
なんでこれに気付いたかっていうと、電力自由化の時に僕痛い目に合ってて、これ。電力自由化の時に、みんなの電力かな?元々東京電力を使ってたんですけど、東京電力から乗り換えようみたいなキャンペーンをやってて、電気の金額変わりませんよ、むしろ安くなりますよみたいなキャンペーンで乗り換えたんですよね。
乗り換えて、翌月電気料金を見たら2.5倍くらいになってたんですよ、電気料金が。これ何なんだろうと思って、安くなるはずじゃんみたいな思ってたんですけど、要はこの燃料費調整単価っていうところを東京電力が調整してくれてたんですけど、
CDエナジーさんが提供してたやつは燃料調整費が上限なかったので、まるっと顧客に乗っかってきたんですよね、費用として。で、2.5倍ぐらいになったっていうところで。実際これ、どういう人が気をつけないといけないかっていうところで言うと、まさに電気をいっぱい使ってる人。
うちはオール電化で、4人家族で、エアコンとかもガンガンつけてますよみたいな家庭で、月間あたり数100後半からめっちゃ行く時で1000kW超えたりするので、めっちゃ高くなるし、今電気の価格どんどん上がってるので、やっぱりこれ本当に危険だなと思っていて。
一人暮らしだとここに当てはまらない、まあめっちゃ家でサーバー回しまくるみたいな人は知らないけど、一般の一人暮らしの人はそこまで気をつけなくてもいいかもしれないけど、ファミリー層は多分当たっちゃうんですよね、この上限に。
で、変えて一番困るのが、さっき小林くんも言ってたけど、変えた後に戻せないんですよね、簡単に。だから変えれるけど、東京電力とかを例にして言うと、プランがどんどん変わってるんですよね。
入った時のプランが多分一番安くて、どんどん値上がりしていて、前のプランに戻そうとすると戻せなかったりするので、結局高いプラン、変えても高いプランに契約しないといけないっていうふうになるので、今入ってる電力会社よりも短期的には安く見えちゃうんですよね。
見積もりとかみたいなのオンラインで簡単にできるんですけど、そこの上では安く見えるんですよ。でも実際に入ってみるとこの上限を超えてきたりするので、燃料費調整の。それでめっちゃ大損する人出てくるだろうなっていうふうには思ってます。これは間違いなく出てくると思うんですよね。
kobayashi
そういうのってでも、シミュレーションみたいなのってないんですかね。このカブアンドのやつとか。
Naoki Yamada
カブアンドでもないし、なんならCDエナジーのサイトに行ってもない。
kobayashi
でも東京電力とかはあったと思うんですよ。電力シミュレーション。
Naoki Yamada
ある。電力シミュレーションあるし、東京電力はこの上限があるから一気に上げられるっていうことはないんですよね。
でもそこが自由電力、自由に電力決めれますよみたいになってから、それこそ価格競争が生まれたところはいいんですけど、自由になりすぎて、なんだろ、第三のビールじゃないけど、第三の電気的なところで契約しちゃうと、
それこそ大阪ガスとかがパートナーでやってるけど、結果的にそういうところが、第三の電気的なところが提供することになってるので、
結果、めちゃめちゃリスクがある商品の可能性もあるっていうところですね。みんながみんなそうじゃないけど。
もちろん安くなる人は安くなるし、そこは普通に自由電力で一緒なんだけど、
ここの上限がないっていうところは本当に気をつけないとマズイところかなというふうに思いました。
kobayashi
その辺の目安というか、自分が今電力どれぐらい使ってて、実際に料金プランを見に行って、
KABU&でんきのやつは上限突破してるのかとか、どれぐらい自分がそうなっちゃうのかみたいなところは、ちゃんと計算してみたほうがいいってことですよね。
Naoki Yamada
そう。次のページ、次のページってなんだ?
料金プランのページに実際行ってみても、燃料費単価に関しては書いてないんですよ。
それは月々、3ヶ月平均とかで出すやつなので、実際、電力会社もわからないんだよね。
それを見に行ってもわからないので、結果、わからない。
結果、めっちゃ高騰して大損する可能性もあるっていうところは、本当にもっと大きく書いたほうがいいのになぁとは思いましたね。
大きく書いたほうがいいっていうか、そもそも表示義務とかないのかな?これ。これだけでいいのかな?これ本当に
kobayashi
でも正直なくてもおかしくないんじゃないですか。
どちらかというと、そういうのって東京電力とかの地域の電力会社側がやってくれてるっていう、そういう感じだと思うので。インフラだから。
Naoki Yamada
やってくれてる?
kobayashi
上限を設けてくれてる。
だから自由な層の側はわざわざそれを言う
必要がないんじゃないか。
Naoki Yamada
必要はないだろうね。
kobayashi
規制をされてるわけではないと思うので、
素人知識なのでわからないですけど。
Naoki Yamada
そうですね。わからないですね、その辺は。
kobayashi
書く書かないっていうのは、訴訟があるないっていう意味での書いたほうがいいっていうだけであって、表示の義務的なのはなさそうな
Naoki Yamada
義務はないだろうね。義務はないだろうけど、何が言いたいかっていうと、カブアンドのサービス自体が、言ったらあんまり株式のことやったことないし知らないよ、情報の取得確度が高くない人が多いと思うんですよ。
だからそういう人たちに対して、こういう裏のリスクがあるサービスを提供するのはどうなんだろうなっていうのをちょっと思った感じですね。
前編ではすごいいいことばかり言ってて、みんな使おうとなるかもしれないけど、実際こういうサービスを提供する、
CDエナジー自体はいい会社なんですけど、いい会社かどうかも知らないな、
そこのよくわからないリスクが潜んだ状態でサービス提供するのはどうなのかなみたいなところは思うところではありますね。
これガスも一緒なんですよね。ガスも原料費調整制度っていうのがあって、3ヶ月で一気に上がった場合、そこの平均を取って上限を決めて、それ以上になったらカバーしますよっていうふうになってるんですけど、それが無いから、いくらでも上がっちゃうみたいな。
電気に比べて一気に上がりきるとかはないと思うんですけど、ガスの場合は。
そういうリスクを伴っているっていうところを知っておかないと、前編でも話したけど、集中放火しそうで、フラストレーションがこのカブアンドに対して集中放火的に来そうだし、
なんならこれで結果的に初期段階でユーザーをめっちゃ集めたけどこういうので悪評が立って、めっちゃ損したぞみたいな人が大量に出ちゃうと、会社の存続にもつながる可能性はあるから、
これはちょっと本当に電気、ガスを使わない人も抱えているリスクなんじゃないかなというふうに思いますね。同じ株式をもらっている人、カブアンドを応援している人としては、リスクとしては考えておかないといけないところだなというふうに思いました。
ユーザーと投資家の関係
kobayashi
この落とし穴っていうのはちょっと普通の株式投資と違うなっていうところが。普通の株式投資は利用者もいれば投資家もいて、それが利用者兼投資家の人もいるだろうけど、投資だけをしている人もいたりする中で、カブアンドに関して言うと全員が利用者なわけじゃないですか。
だからサービスの落とし穴っていうところはちゃんと見ないといけないですよね。実際どういうサービスをこの会社は提供していくのかというところが、投資しているだけで自分がユーザーではないっていう場合であれば、悪い言い方をすればユーザーが損したところで投資家が儲かるのであればいいっていう考え方もなくはないじゃないですか。
だけどこの会社に関して言うと、投資家とサービス利用者は全員イコールなわけだから、実際にサービスに落とし穴があって利用者兼投資家が損をする仕組みになっていたら、それは投資家も増えなくなっちゃう可能性はあるしっていうところは。
Naoki Yamada
そうなのよ。ステークホルダーが結構複雑だから、その辺を意識しながら経営しないといけないというところが結構難易度高いだろうなとは思いますね。
kobayashi
めちゃめちゃ高そうですね、それを言われると。
Naoki Yamada
そうなのよね。株主とユーザーって基本分かれてるから、両方に向けて目を向けないといけないんだけど、本来はそうなんだけど、そこは違う気の配り方ができればいいんだけど、今回一緒っていうところが結構ポイントとしては大きくて。
ただ、ZOZOを経営されてたじゃないですか。ZOZO自体はユーザーが株主っていうケース結構多かったと思うんですよね。
なので、同じような感覚でやれる、良いサービスを提供していかないと株主からも反発があるよっていう意味で言うと、そこまでやってることは違わないのかなと思うけどね。
ちょっとサービスのあり方が違うから。
kobayashi
そうなんですよね。ZOZOとかであればサービスを応援したいっていうのはあったかもしれないですけど、今回のカブアンドに関して言うと
Naoki Yamada
サービス応援したいじゃないな、確かにな。
kobayashi
扱ってるサービスも、国民の総株主でしたっけ?を達成するために、マネタイズとかっていう意味でサービスを後付けしたじゃないですけど、感じなので、
サービスを応援するっていう感じではないですよね。だから属性がどうしても違ってくる、株主の。なので、難しそうですよね。
Naoki Yamada
難しそう。これめっちゃ難しいと思うな。だから良いサービスを出すっていうのが大前提としてあるから、ここの一つでもコケちゃうと総崩れしちゃう可能性がある。
その総崩れするきっかけが電気、ガスになる可能性があるなっていうのがちょっと気になっちゃいました。
kobayashi
利用者兼投資家、株主になることを想定して一つ一つのサービスをちゃんと
Naoki Yamada
クオリティを上げないといけないけど、結果これ、代理店というかアフィリエイトっていうか自社で提供しているものじゃないので、そこまでサービスのクオリティって上げれるものじゃないし、リスクを減らせるものじゃないから、なかなか難しいだろうなっていうふうに思いますね。
今後、仰ってたのは、どんどんサービスを増やしていきたいって言ってたので、サービスを増やせば増やすほど難しくなると思うんですよ。
モッピーの時にもちょっと話したんですけど、なんか怪しく見えちゃうじゃないですか、不動産投資とか入ってくると。
それってこのサービスでも言えることかなと思ってて、今はインフラ的なことをやってるけど、なんならその不動産投資とかもできるわけじゃないですか。
そういうのも増えてきたりした時に、怪しさがどんどん増してきて、そこのバランスが保てなくなる可能性もあるなっていうところは、一つ懸念点としては持っておかないといけないなと思いますけどね。
kobayashi
そうですね。サービスが増えていって投資するのやめようかとか、いろいろ本来はできるんですけど、未上場だからできないし、未上場だけどじゃあ経営に参画できるかって言ったら
Naoki Yamada
できないんですよね、これね。
kobayashi
できないんですよね、権利として。
Naoki Yamada
議決権持ってないんですよね。
kobayashi
できないので、だからなかなか難しいですよね。
Naoki Yamada
難しい。
投資家の視点
Naoki Yamada
で、その議決権的な話も踏まえて言うと、世間的な評判としては、なんかすごい、SNS見る限り賛否両論。
良い、応援したいっていう声がある反面、投資家の人たち、いわゆる株式投資をやったことがある層、25%とかの層の人たちの大半が、これをやるのを考えたら、
例えば今別の、楽天とかで貯めたりとか、ポイントで今普通にもらえてる、株じゃなくてポイントでもらえてるポイントを、最近ポイント投資とか増えてるじゃないですか、
例えばPayPayとかも、
kobayashi
はい、そうですね。
Naoki Yamada
それで、なんかもっと利回りの良いものに投資した方が、最終的なリターンは大きいんじゃないかみたいな話してて、
多分計算するとそうなんだろうなというふうには思ったりはするんですよね。
kobayashi
確かにそうですね。全然考えてなかったけど。
Naoki Yamada
そうなんですよ。ポイント投資。
kobayashi
今ポイント投資ありますもんね。
Naoki Yamada
ある。ポイント投資があるから、結果なんか、株式持ってないけど投資してる人は意外といるんじゃないかなっていうところは、
落とし穴っていうか、実際のところであると思っているんですよね。
で、あと多分単元未満、
通常100株とかで株は買わないといけないんだけど、
LINE、LINEだっけ?
LINE証券かな、少額投資の、少額の一株から買えますよみたいな、やってるやつは株券に名前が載らないので、
投資家としてみなされないというか、株式投資してる層としてみなされないはずなので、
多分数値として出てるよりも株式投資やってる、関わってる人はもっといるのかなっていうふうにはちょっと思ったりはしましたね。
kobayashi
その2、30%っていうの、データの抽出の仕方がわからないけど、
Naoki Yamada
その数字は出てて、証券会社、証券会社協会が調べた証券口座で株式を保有してる人の数なので、
kobayashi
それで言うと、少額投資とかのやつっていうのは、
Naoki Yamada
もっといる可能性はある。あとはウェルスナビとかね、自動のやつとかは自分の名前は載らないので。
kobayashi
自動というか、投資信託とかだと載らない。
Naoki Yamada
そう、投資信託とか載らないので、言ったら株式としては持ってる状態にはなるので、
こういうの考えると、ひょっとしたらもっと多い可能性はあるな、
特に今年になってから、新NISA始まってから多いのかなっていうふうには思ったりはしましたね。
kobayashi
確かにそうですね。今は結構気軽ですもんね、ポイント投資とか。
Naoki Yamada
そうなんですよ。何ならポイント投資結構儲かるからね、あれね。
kobayashi
やったことありますか?
Naoki Yamada
PayPayで、気付いたら2倍ぐらいになってた。
kobayashi
ポイント投資のやつって、自分やったことないんですけど、リターンはポイントでもらえるんですか?
Naoki Yamada
リターンはポイントですね。ただ、税金としては一定超えたら多分確定申告しないといけないと思うので、
めんどくささはある。これも上場して株式として売却したら確定申告はしないといけないけど、
それはもうポイントと一緒なので、多分めんどくささとしては変わらないかな。
kobayashi
うーん、なるほどね。
Naoki Yamada
でも、悪い点ばかり言うとあれなんで、いい点としては、上場して売却するタイミングまで証券口座作らなくても
持っておける、株として保有できるのは楽だなっていうのと、
口座登録してみたんですけど、めっちゃ簡単だったんですよね。
それこそ自分の個人情報は入れなくていいので、簡単に1分くらいでアカウント自体は作れるので、
そういう意味ではすごいハードルは低いサービスだなっていうふうには思いましたね。
さっきのガスとか電気とかもあって、自分が使えるサービス、頑張ってウォーターサーバーかなぐらいな感じだったんですけど、
キャンペーン的に株配り的なことやってて、アンケートに答えたら株引換券100枚あげますよみたいなのやってて、
もう終わっちゃってるんですけど、それで100枚もらったりとかしてて、今後もこういうのをやるって言ってるので、
単純に登録してみて、そういうキャンペーンに応募するっていうだけでも株式に触れる機会としてはいいのかなとは思います。
kobayashi
じゃあ使ってみたっていうので話してますけど、サービス自体はまだ切り替えれてない?
Naoki Yamada
まだっていうか、切り替えれない。
kobayashi
今ちょっと切り替えれるサービスをまだ提供してない?
Naoki Yamada
今のところね。今のところないですね。今後
kobayashi
登録したのと、キャンペーンで株式を保有する権利を付与いただいたと。
Naoki Yamada
そうですね、はい。カブアンドを使ってみたっていうか、カブアンドを使ってみたいですね。
株式への引換申込期間
Naoki Yamada
あとは最後にもう一個リスクとして、リスクというか多分株式交換できない人もいるんだろうなっていうのがあって、
株式に、この株引換券を実際の生株に引き換えられる期間が決まってるんですよね。
株式って、募集要項を出してそれに対して株式を買いたいよっていう人が応募して、実際株が買えたりとかするんですけど、
上場してない株の場合は、株の引換申込の期間みたいなところ、
上場してる会社も新規で募集したりするときは期間決まってるんですけど、
この決まってる期間が、第1回の引き換えが来年の5月2日から5月23日までっていうところで、忘れる可能性があるだろうなと思ってて。
一応通知は来るだろうけど、これを変えずに、気付いたら株引換券だけあるみたいな状態になった時はどうなるんだろうなみたいなちょっと気にはなりますけどね。
kobayashi
持ち越せるんじゃないですか?
Naoki Yamada
多分次の機会に引き換えれると思うんですけど、そのタイミングだと株価が上がっちゃってるはずなので、
もらえる株数が少なくなるっていうところで、結構忘れそうだな、みんな忘れるだろうなとは思いましたね。
特に切り替えちゃったら多分もう見ないと思うんですよ、このサービス自体。
よっぽどじゃないと、いくら貯まってるとか見ないと思うんですよね。
最初1ヶ月2ヶ月はひょっとしたら見るかもしれないけど、数ヶ月経ったら多分忘れると思うんだよな。
だからそこがちょっとね、難しいところですよね。それも狙いなのかもしれないけどね、わからないけど。
kobayashi
でもサービスの特性としては勝手に株に変わってくれないと困りますよね、その期間に。
Naoki Yamada
そうなの。でもそれはできないんですよ。
kobayashi
それは法律的な何かあるんですかね?
Naoki Yamada
そうそう。株の、株式のルールとしてできないので、自発的にやらないといけない。
まあでも、事前に何か意思とかを取っておけばいけるのかな。その辺ちょっとわかんないな。
kobayashi
その辺もしかしたら何か考えてるかもしれないですね。
Naoki Yamada
将来的にね。でも1回目は絶対にこれ自分でやらないといけないと思うので
忘れないように。使う人は忘れないようにしないといけないというところですね。これは落とし穴。
kobayashi
だとすると、最初6億円を想定してるんでしたっけ、6億株を想定してるんですよね。
Naoki Yamada
6億株なので30億円ですね。
kobayashi
それって5月の何日かから始まって、先着順みたいになるんですかね?
Naoki Yamada
いや、先着とかじゃないです。全部。
kobayashi
それか、応募があった分で割られるって感じ?
Naoki Yamada
うん、そう。株価が4月25日に設定、今の想定としては5円だけど、それが10円になるかもしれないしっていうのが4月25日に決定されます。
で、それに対して買いたいっていう意思表示を5月2日から5月23日までにやるっていう。
kobayashi
買いたいっていう分が6億株を超えてたらどういう扱いになるんですか?
Naoki Yamada
超えないんですよ、これ。多分6億株に達した時点で発行できないので、もう。
kobayashi
じゃあだから先着順なんですよね?
Naoki Yamada
あ、もらえるのかってこと?
そう、先着順だと思う。
kobayashi
だからなるべくその5月の頭というか始めからやらないと、
もう達しちゃったら
Naoki Yamada
先着順?いやなんか、目論見書を見る限り多分この引換券自体を発行できるのが、上限があるんですよ。
だからひょっとしたら、どうなんだろう?
そうですね、なんか気にしてなかったけどひょっとしたら
kobayashi
だってそうですよね。その期間内であれば大丈夫だって思っててもじゃあ20何日になって
Naoki Yamada
期間内だったら多分大丈夫な気がするんだけど。多分6億株以上を発行しない分の引換券しか付与されないんじゃないかな。
だから、サービス切り替えたけど下手したらユーザーが増え過ぎて引換券がもらえない
kobayashi
12月分だけもらえて1月分以降からはもらえないみたいな可能性が出てくるってことですか?
Naoki Yamada
あ、違うな。多分、どうなんだろう?そこを株価でコントロールしちゃうのかな?
kobayashi
薄まっちゃうんじゃないですか。
例えば、4月20何日の段階で1株10円になってて、その6億株発行しますよに対して応募がめちゃめちゃあったら
Naoki Yamada
その分薄まっちゃうんですね。
kobayashi
下がっちゃう。1株が5円とかにまた戻っちゃうとかっていう可能性は
Naoki Yamada
1株が100円とかになる可能性があるんじゃない?逆に。
100円とかになって、もらえる株数が100円だった場合、20株もらえてたのが1株しかもらえないみたいな形になって
最終的な株の発行自体は変わらないっていう感じになるのかな。
kobayashi
それもしかすると0株になる人もいるってことですよね。
Naoki Yamada
そう、それってなんか、ちょっと分からないですね。分からないことが多くてここで話すのもあれだけど、
株価って基本、外部算定的なところで決まるはずなので、
だって今の5円って
kobayashi
未上場の株価ってあるんですか?
Naoki Yamada
ある。あるっていうか、第三者評価機関で決めるか、
その投資、例えば投資家が投資する際はこれぐらいの株価だよねっていう
曖昧な評価額で決まったりもするんですけど、
今回の場合は、10月7日時点で第三者評価機関によって
会社の価値自体を算出してるので、
単純になんか大体これぐらいだよねで決めてないんですよね。
なので4月、来年の4月の段階でもそれをやらないといけないはずなんだけど、
ちょっと分からないです。
kobayashi
一応収録時点では11月27日で
サービスが始まってからちょうど1週間っていうところですね。
その段階の今の我々の理解度だと、ちょっと分からないかなっていう。
分からないけど、いろいろそういうことも考えながら
このサービスを使うかどうかっていうのを決めないといけないっていうことですよね。
Naoki Yamada
だから、単純に応援したいで切り替えるのは全然いいけど、
リスクも踏まえて、なんか株儲かる、儲かりそうだけで飛びつくのは危険だよねっていう話ですね。
危険だし、儲かるよだけだともっと良い投資商品がいっぱいあるので、
それはそっちに行ったほうがいいんじゃないかなと思いますね。
応援したい人はやったほうがいいっていう感じです。
エンディング
kobayashi
エンディングです。
前回から2回にわたって株がもらえるカブアンドを使ってみたということで
お話ししていただきましたが、どうでしたか?
Naoki Yamada
なかなか難しかったですね。
分からないことも、実際理解はしてるけど、
細かい点を話していくと、よく分からない部分もあるな、
多分どっかには載ってるんだろうなと思いつつ、
載ってない可能性はあるのかなっていうところは、
一応、株式発行の目論見書とかは読んだんだけど、
書いてるのかな?
読み込めてないかもしれないので、そこは次回、
次回というか、カブアンド以外のサービスを使ってみる際の、
もうちょっと粒度を細かく深く調べておかないと
しっかり話せないなっていうふうに、反省としてありました。
kobayashi
もしかしたら5月とか6月のタイミングで
もう一度触れてみるっていうのはありなのかもしれないですね。
Naoki Yamada
そうですね。それはありかもしれないね。
LUUPとかも半年後もう1回乗ってみるみたいなの
ありかもしれないですね。
kobayashi
前澤さんが何かの動画で言ってたんですけど、
こういうのをやりたいってなってから
実際にいろいろ検証して、やってみてっていうので
3年とか掛かったっていう話をしてると、
いろいろ裏側で複雑な仕組みを組まないと
このサービスをリリースできなかったってことだから、
目論見書に載ってるだけだと分からないところはあるかもしれないですね。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
やっぱりポイントだとできそうだなみたいなのは
みんなイメージとしてはあるけど、
株式を不特定多数に対して配るってめっちゃ難しいんですよね。
FUNDINNOとかイークラウドとか
株式型のクラウドファンディングっていうのもあったりするんですけど、
それって上限が1億円に決まってるんですよね、
法律的に。
今それを、上限を上げるみたいな動きはあるんですけど、
それぐらいやっぱ難しいんですよね。
だからこれを、今回の場合は30億円か、
を配るっていうので、めっちゃ難しい。
やっぱり3年かけて作られたけど、
まだまだハードルが高い部分とか、
それこそ今後、上場するにあたって
超えていかないといけないハードルがいっぱいあるんだろうな
っていうふうには思いましたね。
事業を作る身として
起業する身として
いろいろYouTubeとか
インスタとか
前澤さんの発言を見てて思ったのは、
かっこいいなと。
応援したいし、
すごい、自分はこの挑戦はできないなと思ったので、
これはちょっとすごい楽しみだし
応援したいなっていうふうには思いましたね。
kobayashi
C向けのサービスというか
ステークホルダーがめちゃめちゃ多くなるサービスに関して言うと、
やっぱり前面に出て、
しっかりこうなんだよって想いを伝えて
説明してっていうのを
根気強くやっていかなきゃいけないとは思うんですよね。
Naoki Yamada
見てたら、結構、高圧的に言われて
質問されたりとかするのに対して、
めっちゃフラットに
しっかり分かりやすく説明してたのが
すごい好印象だったんですよね。
そこはなんかやっぱりいろんな事業をやられてきた中で
大変なこといっぱいあったんだろうな
みたいなのを感じさせられたなっていうところですね。
kobayashi
山田さんもそうやって説明していかなきゃいけないんじゃないですか?
どうなんでしょう?
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
C向けのサービスを今作ってる。
Naoki Yamada
作ってるし、
今までも作ってきて、
いろんな人にいろんなことを言われて
イラッとすることはあったけど、
やっぱそれも踏まえた上で
しっかりと真摯に
顧客、ユーザー、
ステークホルダーに向き合うっていうのの大切さを
今回はすごく感じさせられた、
趣旨とは違うけどね、
感じさせられたサービスですね。
kobayashi
今回取り上げるにあたってね。
Naoki Yamada
そう。サービスでした。
ありがとうございます。
kobayashi
ありがとうございます。キリが良いので今回はこの辺で、ということで。
Naoki Yamada
分かりました。ありがとうございます。
kobayashi
また次回お会いしましょう。ありがとうございました。
Naoki Yamada
ありがとうございました。
32:12

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