1. JOI ITO 変革への道
  2. #39 キャシー松井さんに伺う「..
2022-07-25 35:23

#39 キャシー松井さんに伺う「ウーマノミクスとESG」

今週のゲストは、ウーマノミクスの提唱者のキャシー松井さんです。松井さんは、ゴールドマン・サックス証券で副会長兼チーフ日本株ストラテジストを務めた後、2021年にESG重視型のベンチャーキャピタルファンドを共同で立ち上げられました。

金融業界から日本経済を30年以上見つめ続けた松井さんに、ウーマノミクスとESGの重要性について伺いました。


編集ノート

編集ノートには毎回番組で登場した難解な用語や固有名詞などの意味や内容をまとめています。また、ETHアドレスの取得方法やNFTの確認方法についても、まとめています。ぜひご参照ください。

https://joi.ito.com/jp/archives/2022/07/25/005809.html


JOI ITO 変革への道 - Opinion Box

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、伊藤穰一への質問があればぜひ投函ください。先日からイーサリアムのアドレス記載欄も設けました。お便りを採用させていただいた方には、番組オリジナルのNFT会員証がmintできるリンクをお送りしています。

https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0


求人サイトCool Job Listの開設

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

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【コミュニティ醸成実験について】

これまで番組で小出しにお伝えしてきたコミュニティ醸成実験。ようやくその中身をお伝えできるようになりました。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。詳しくは、下記リンクをご覧ください。

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この実験に参加をご希望の方は下記リンクから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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今週のシークレットキーワードの申請先

シークレットキーワードの申請先は、HENKAKU COMMUNITYの[こちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るかおたよりを採用されるまで送り続けましょう。

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00:00
[音楽]
ジョイイトゥースパッケージ
こんにちはイトジョイスです今日のテーマはウメノミクスと
ESGの話ですゲストはエンパワーパートナーズファンドの共同創業者
とジェノールパートナーのカティ松井ですマジさんよろしくお願いします
キャフィーとはもうずっと前からいろんな
遠くからのお付き合いあったんですけども
今回のEmpower Partners Fundを作ったきっかけと
ミッションと少し話してもらっていいですか?
はい、私が日本に来てから
もう30年間日本の金融業界に
ずっと勤めてまいりまして
そこでいわばバブル崩壊後しか知らない立場から
日本のもったいないさっていう ことを常に感じてきまして
やはり特に私のリサーチ分野 日本の大企業を対象にした分析をずっとしてきましたが
バブル崩壊後の日本企業って迷い始めて
どういうふうに成長を促す鍵があるのかっていうところで
いろんな議論をしてきました もちろん投資家さんとも議論してきました
成長ドライバーが一体どこから来るのかっていう この会話入る時に結論は毎回ですね暗いなと
いうことになってしまえこの国が持ってる才能のある人材
豊富の資金 あと最先端技術
持ってるのに なぜこんな暗いのっていうのが常にまあアメリカ人ですから
いやこれしかないのかなと自分も思い始めたんですね
で特に大企業に私がずっと訴えたっていうか
まあ もう少しこういうふうにすれば
例えばもっと元気を出せるあるいはイノベーションが出てくるというところで
もう少しグローバル標準型のコーポレートガバナンスとか
イノベーションを起こすための多様性というところをずっと訴えてきましたが
長年これやってきたところでわかってきたのは
企業って組織としては大人になってから違う価値観を浸透し
違う行動に結びつくのがすごく大変
簡単ではありません
例えばボードに社会取締役を入れることなんて
私が仕事を日本株式市場を分析する最初の頃って
実はいらないじゃんということ
某大手の有料企業の経営者が言われたこと何度もありましたし
株の資本コストって何ですかと言える議論もありましたぐらい
03:00
まあなんかファイナンス理論のベーシックのところも
なかなか通じないか私の説明し方悪いかよく分からなかったんですけれども
じゃあ大人になってから大組織を変えるよりも
もう少しその手前の段階
例えばティーネイジャーである企業さんスタートアップさんに
良いガバナンスあるいはダイバーシティの価値というものを実装した方が
よりDNAに入りやすいかなというところで
長年の私とパートナーの2人、村上由美子さんと関美和さん
長年この金融業界でずっとサバイブしてきた女性たちと一緒に
ファイナンスの経験かける、今ESGたまたま言葉になってるんですが
昔からこういうコンセプトをずっと研究してまいりました
かけるスタートアップ、イノベーションが促すところを全部かけ算して
できる仕事ないのかなというところで
ベンチャーファンドをやろうかと
いうことで
すごい盛り上がりましたところ
でも全然経験ないじゃん
というところで
トラックレコードゼロっていうところが
ちょっとスタックしちゃったんですけれども
ただESGをスタートアップに
実装することにより
持続可能の成長により
つなぐという仮説に
基づいて作ったファンドですので
そのアイデアそのコンセプトを
まあいろんな機関
東四川さん、いろんなところに提案したらどうですか、どうですかって聞いたところで
「おぉ、いいじゃん」と言われて、そこから始めました。
で、去年の5月立ち上げました。
よく言うよね、カルチャーは最初から入れないとなかなか変えられないっていう、
すごい難しいですね。
そういう子供のうちに。
まあ、草食系の人間が肉食系に変えることと一緒ぐらいですね。
みんな、キャフィーのこと聞いたことあるかと思うんだけども、
知らない人もいるかもしれないので、ちょっとシェアして、間違ったら教えてほしいんだけど、
多分最初、Cathyと会った時は、僕もいろんなベンチャーとかやって、
初めて金融業界の人たちと付き合うことになって、
結構日本にいる外国人は、みんなCathyのフォロワーたちで、
日本を分析して、一番正確に英語で、海外の投資家に説明してた、
ゴールデメンのジャパンアナリストだったわけですよね。
一方、多分今おっしゃってたように、日本企業に
外国の投資家はどういう目線で見てくれるかっていうのがずっとやってきたことで
それでじゃあちょっと今の話を補足すると
そうやって日本をいろいろ変えてきたんだけれども
やっぱり本当に変えるんだったら子供を変えなきゃいけない
そんな感じですよね
その通りですね
で、その大企業相手やってた時に
そのウメノミクスの話を始めたんですよね
それだから、まあ、ESGが流行る前から
その話をしてたと思うんですけど
そのウマノミクスのその時のこう言ってたことと今どんな感じになってるかって話を少ししてもらっていいですか
はいまあ実はウマノミクスの生まれた理由はですね
私の当時ま90年代日本株式市場を分析するアナリストというか
06:05
ストラテジストという役職の中に唯一の女性人でしたんですね
全員中年日本人男性のもので
一体どういうふうにこのマーケットにサバイブできるかっていうずっと思ってて
正直最初マネすればいいと思ったんですがコピーだけしますとなかなか進まなかったんですね
である日コピーの仕方だけではダメだと判断し
じゃあちょっと差別化するためにちょっと違うテーマを拾った方がいいんではないかと
でおそらくまぁ当時1999年でしたんですけれども最初馬のミックス取り上げた時に
競合他社さんのスタジイストの人たちが全員男性ですから
おそらくこのテーマを拾わないと思ってちょっとそういうすごく軽い考え方で取り上げたテーマの一つだったんですね
ただ当時思ったのは冒頭に申し上げましたようにすごく皆さん暗かったんですね
資産価格が下がる一方デフレが浸透され
日本の上位の自家装学ランクから消えてしまい
人口動態問題、日本の国の負債が富士山のように膨らむ一方
明るい財力がゼロだったんですね
毎日海外投資家から「松井さん、そもそも日本に投資する価値は何ですか?」と
すごいキツイ質問
毎日受けた私が96年最初の子供生まれて育児休暇とって
すぐ復帰したんですが、周りのママ友達を見て
大半が復帰しなかったんですね
そこでも一言もったいないと思ったんですよ
だってどの国でも成長を促す要因としては3つしかないんじゃないですか
それはその国の人材、資本、お金
そして3つ目が生産性
でご存じの通り日本政府の予測に基づくと2055年
あともうちょっとですけれどもこの国労働人口そのものが40%減ってしまう それをオフセットする生産性革命が起きない限りは
残念ながら国の成長率が低下する一方ですね そこでじゃあこの人材ところに特化しもちろん家の外で働きたくない女性をそれは尊敬しますが働き
その機会が与えてくれてない人たちが山ほど周りにいますと
そこで女性と経済、ウーマンとエコノミクスを合算した言葉を考えて
日本が当時比較的低かった女性の就業率 56%だったんですけれども
それ仮に男性並に上がった場合
どのぐらいGDP効果、どのぐらい経済規模が上がっていけるのかという試算をしました
そこから何が変わったかといいますと いいところが数がすごく増えました
09:00
56%当時からコロナ前までは71%まで 自分のアメリカあるいは欧州の水準を超えたんですね
だから数としてはすごくアップしましたことが良い点
もう一つは透明性
昔日本の企業の例えば財務指標とかいろんな報告書を見ても
何パーセントが女性社員と男性社員あるいは何パーセント女性マネージャーと男性マネージャーわからなかったんですよ
2015年初めて日本政府が強制的に女性活躍推進法を施行されその情報開示の義務がスタートしたんですね
だから初めて目で見える形に可視化できるようになりました
まだ一方何が変わっていないのか、何がまだ改善におちあるのかは、
一言で主導権を持っている女性の人たちはまだまだこの国、少なくていいです。
これは民間だけではなく、国会、公的セクターでも一緒ですね。
でもゴールドマンにいた時の暗い雰囲気よりは少し明るくなった感じ。
そうですね。もちろんまだまだ途中段階ですけれども、
昔はダイバーシティとかいう言葉自体が存在していなかった日本でしたので
私大きく変わったと思いますのは
なんとなく多様性ってある人によると人権問題とか平等問題の扱いじゃないですか
ただ安倍首相の時の政権の時に初めて国の成長ドライバーに
ウーマーノミクスが不可欠だとその言葉で初めて
あ、経済合理性に基づく対応性がなぜ重要なのかっていうのが、
初めて皆さんのメインストリームの理解が浸透されたかなっていう気がしますね。
まあ、それがあくまでもファストステップ第一歩ですけれども、
本当にこの意識改革から始めないと何も変わらないかなと思いますね。
で、今、ファンドの方もあるけど、メンターとして、
結構僕の周りの女性企業家は、みんなカティ・マツイがメンターだって言ってて。
そんなことありません。
でも、やっぱり、特にスタートアップとかで
女性のアンタープレーナーが増えているような気がするけれども、どう思います?
そうですね。増えているのが事実だと思いますし、
もちろん日本だけが女性企業家が少ないっていうことではないんですけれども、
企業家自体全体としてはご存知の通り、日本は男女問わず少ないなと思いますが、
その中で当然女性企業家自分の自己実現というか
企業とかある組織で働くんじゃなくて自分で自分の人生をコントロールできる
すごく魅力的な道かなと思いますのですごく私は期待してますね
ファンドのパートナーたちは全員女性だけどターゲットは必ずしも女性に乗っているんですね
そうですね日本初ESG重視型のBCファンドですが
例えばマイノリティファンダーだけに特化したファンド
12:04
アメリカとかよくありますけれども
そうではなくとにかく普通のVCファンドが狙う
比較的高いファイナンシャルリターンを目指すというのが大前提ですが
ただその高いファイナンシャルリターンの鍵の一つが
企業そのスタートアップが自分のビジネス戦略のコアに
EとSとGの様子を組み込むことによって
より高い成長に結びつくっていうのが 我々のティースというか仮説なんですよ
じゃあ売上げを減らしてまで ESGやるっていうんじゃなくて
両方やらなきゃいけないってことですね
トレードオフではなく ドライバーの一つになるっていう
投資先のスタートアップとの アライメントが必要なんですね
例えば、昨今、そのESGがある人によると、すごく流行り言葉で、なんちゃらESGっていうラベルをつけるだけでプレミアムのバリュエーションをつくということも当然ありますので、
いわゆるグリーンウォッシュっていうところをなるべく避けるために、組織の真のところに、自分にとって、自分の組織にとって、自分の文化にとって合うようなガバナンスのストラクチャーとか、
あるいは、従業員スタッフのエンゲージメントとか、ウェルビーングを図ることとか、
あるいは、属しているコミュニティ、あるいはターゲットしている市場、マーケット、顧客層に与えているインパクトとかね、
そういうところをきちんと最初の方から考えた方が成長していくにつれて、ものすごく新しい、例えばマーケットポテンシャルも開拓できますし、
あるいは新しい商品開発のアイデアもつながるし、
一方、リスクミティゲーション、リスク管理のところ、すごく大事な様子かなと思いますので、
まあ、言ってみれば、これ全部常識じゃないですか。
いい会社作るには、これ全部常識なんですよ。
ただ、いつの間にかこの常識っていう概念が、
なんか、もうとにかく株主利益のためっていうだけに、みんな走っちゃって、
で今自分のアメリカっていう国ご存じの通りすごくなんか分断社会ものすごい摩擦が起きてて
一体会社というか組織そのものが何のために作られていますか誰の利益のためですかというところすごくこの時代
まさにこのコロナ禍の時代で問われているかなと思います
健康管理みたいなもんだよね不健康な会社がいっぱいできてるけども健康管理ちゃんとやれば本当は生産性が上がるはずですよね
そうですね。
で、ターゲットは、でも日本ですか?
いや、3分の2が日本で、残りが海外ですね。
なるほど。
で、ステージはどういうぐらいの大きさの会社が多いんですか?
まあ、ミドル以降のところをフォーカスしている理由は、
まあ、日本のベンチャーランドスケープ、よくご存知のとおり、
15:00
アーリーとか、シードアーリーがすごく多いんですけれども、
もうレーターステージに入るとですね
そのリスク資本の提供者そのものが
最近ちょっと増えてますけれども
結構少ないマーケットじゃないでしょうか
だから大きくなったら
結局資金がないため
もうとにかくIPO
マザースかなんか
だからプリマチュアにIPOしちゃうと
それがなんかIPO祭りになって
その後ドーンと下がる傾向が
すごくあるじゃないですか
だから すごく それも もったいないかな と思いまして
だから きちんと ユニコーン希望の ビジネスに持っていってから
まあ 公開したり あるいは 円盤になり
そっちのほうが 海外では 主流のやり方なのに
日本って 小粒でIPをしてしまう傾向が あまりにも多いので
その辺はターゲットしています
ただ 一方 ご存じのとおり 今のマーケット環境を見てみますと
当然ちょっとそのレーターステージのバリュエーションとかマーケットの動きは結構ボラタイルですので
昨今少しアーリー目のところも見るようになってます
実は海外はどっちをついてもアーリーステージ見てますね
でもファンドを持ってる人に関しては今のマーケットの方がラシュナルになって
投資家の立場は全体的には良くなってるんですかね
そうですねおかげさまで2,3年前もし立ち上げたらかなりきついかなと思うんですが
去年の5月に立ち上げたばかりで 今5社投資発表してますが まだ始まったばかりで
海外のBCの友達に話すと 1週間以内でDDO完了して
もうだんだん決定しないといけないのが 恐ろしいスピードだったのが
今はもう少し普通 ノーマルのスピードに戻りつつあるかなっていうところで
ちょっと前まで僕もWeb3の方やってるんだけども もう結構大のSilicon ValleyのVenture Capitalも
契約書 読まないのに お金を ふりこんでたりしてたんで、こわいの。
だから、ちょうど いいタイミングだと。
僕もちょうど、今 ファンドの準備してるんですけども、
でも、もう14年前なんだけども、
あの頃にくらべたら、
多少は BC のコミュニティが できつつあるような気がするけど、
どうなんだろう。
でも、まだ コミュニティって いうほど たくさんいないのかな、日本で。
そうですね。
この7、8年間、日本の BC 業界で 大きく変わったじゃないですか。
一つは資金の規模が大きくなり、ユニコーンも もう少し数として増えてきてますし、
あとすごく大事なポイントは人材の流れ。
以前はスタートアップに行く人って すごく変わった人とかしか行かなかったのが、
今、本当に投資銀行、コンサル業っていうところから スタートアップのCFOになったりとかなってるので、
そういう人たちがベストでは 悲しもないかもしれないんですけれども
そのレベルの人たちがすごく流れ込んでるということは
18:00
すごい良い健全的な流れかなと思いますね
あとその上に政府が推してるのが
本当にスタートアップエコシステムが
まあ日本のベンチャー市場が すごく伸びてはいるんですが
絶対的に言うとものすごい小さいんですね
だからさっきお金がある人もいる
技術を持っている国なのに What's missing?っていうところですね
そこで私たちが思うのは ESG の要素
あるいはグローバル・パスペクティブですかね
その2つのポイントを我々ちょっと投資先の企業に
最近日本政府もスタートアップと Web3 を
1つの柱にしてサポートしていこうと言ってて
僕も Web3 随分去年から一生懸命やってるんだけども
その ESG もそうだし ベンチャー ファンドからして
なんか Web3 についてなんか意見あります?
全然専門家ではないんですけれども
ものすごいポテンシャル大きいかなと思いまして
特に我々がいろんな例えばサスティネビリティ系のスタートアップ
内外見てますが
例えばサプライチェーンのトレーサビリティっていう側面で
いろんなスタンダードいろんな測り方あるわけですが
例えば ブロックチェーンの技術を使い
本当にこの実質は何なのか
どこでドレスを生産されたのか
最初のところから最後まで
ファクトベースでブロックチェーンが
トラックできるようになったら
これはもう革命的なことだと思うんですよ
製造業の企業ももちろんそうですし
あと例えばカーボン
炭素のトレーディングマーケットとかも
ものすごいこれは革命的な技術かなと
思いますので
いろんな形で
まあ、サスティネビリティでは、いや問題が大きすぎて、もうギブアップするんじゃなく、
こういう技術を使い、もっといいことできるかなと思いますね。
なるほど。
そうだよね。で、僕も最近DAOのトークン公開、まだ日本ではできないんだけども、見てると、
すごいトランスパレンシーが高い。
で、結構そのカスタマーにトークンが配られて、カスタマーがガヴァーネンスに参加したり、
結局いろんなデータが外から見れて解析できるので、
今はまだ解析の仕方みんな知らないけれども
中長期的にそのコープレート・ ガヴァーネンスの方も
もう少し透明性が高くなるような気はするんだよね
おっしゃる通り
だからそのすごく技術研の多く持ってる人握りの人たちが
この組織全体の方向性とか戦略を決める世界って今までじゃないですか
おっしゃる通りやっぱりもう少し民主化的に参加してる人たちが
一人ずつ一票というところで
もっとその分散型の組織のガバナーズになれば すごくいいなと思いますし
かつ例えば個人 投資の話に戻ると
個人の投資家ももっと声を表現できる形になるかな というふうに期待してます
でもこれも本当に僕の My own experience なんだけども
21:02
なんかやっぱり女性のアンタープレネーターも 特になんか面白いのはアーティストなんかは
結構海外は男性が多いんだけど 結構日本の女性が多かったりするので
女性がWeb3に映ってるのか
もう少しインデペンデントにできるのかわかんないけど
なんかそういう感じをするんだけど
それは
大チャンスじゃないですか
はいもう日本はコンテンツ王国ですから
大国ですから
ぜひ日本のコンテンツクリエイターを
特に頑張ってほしいなという気持ちがありますね
はい
本当に今日ありがとうございます
こちらこそありがとうございました
ぜひ今後Web3とベンチ一緒に
させていただきたいと思います
よろしくお願いします
はいよろしくお願いします
次はニュースのセクションです
アイリカのバイデン大統領は、20日、国内における気候変動プロジェクトに対し、23億ドルの資金提供を発表しました。
緊急事態宣言を発令するものとみられていましたが、これは見送り、近く大統領令を発令するものとみられています。
はい 実はアメリカで環境問題も含めた大きな法案を通そうとしていて
そしてバイデンと同じ民主党側のマンチンというやつが石油会社を少し卑機していて
そのすごく重要な大きな法案を一人でほぼ止めちゃったんですよね
それでアメリカのソーシャルメディアがものすごい炎上してて
すごいプレッシャーかかってる中で
今すごい温度が上がって
ドラゴンズ・ブレスとか言って
竜の息みたいな感じぐらい熱くなってる中で
今大変なことになってるんで
で、バイデンはすごいそのプレッシャーの中で
環境の緊急事態宣言をしろって言われていった中で
まあちょっとそれを寸前なとこで発表してる中なんで
そういう意味で言うと
もちろんコロナはすごく大きなテーマなんですけども
この環境変化における今のすごい熱が
アメリカの国民にとってはすごい今被害を受けているので
こういうようなニュース最近どんどんアメリカから出てます
世界中で今環境問題のことを
結構熱くなってるのも含めて
かなり政治家はみんな真面目でやってると思うんですけども
最近トランプがどんどん演説を増やしてるんですけども
彼なんかはもうほとんどこの環境問題の話は陰謀だ
みたいなことを言っているので
アメリカの共和党の中では
かなり世の中の流行と逆に走っている
人たちは結構政治家の間でもいて
今回のバイデンの話の中でちょっと不思議なのは
彼の法案を刺しちゃったのは
共和党ではなくて民主党だったので
それも多分アメリカの民主党からすると
結構ショックだったっていうのもあるんですけども
アメリカは多分他の国に比べて
この環境問題
コロナもそうなんですけど
24:00
環境問題を政治問題にして右と左で分かれている
まあもちろんヨーロッパとかでもグリーンパーティーとかあるんですけども
アメリカはこの共和党をはじめ
まあ一部の石油会社と繋がっている政治家が
いまだにこの環境問題は陰謀だという
言えるところが僕すごいなと思います
今年上半期にベンチャーキャピタルが行った
クリプト関連企業への投資は
昨年同期に比べ26%
ギャラクシ約93億ドルにとどまった ことがクランチベースの調べで
明らかになりました一方投資件数 は112件増加し456件となっています
はい僕が聞いたのは普通のweb2 の会社の投資はずいぶん減った
けれどもweb3のはあんまり減ってない っていう風には僕は聞いていたん
ですけれどもで実際僕も自分で投資しているのを見てても
ちょっとクレイジーな会社には最近投資は減っているし
あのバリュエーション株の値段投資するの株の値段は半分とか3分の1のもうちょっと実は
バブルだったのでフェアな価格にはなっているんですけれどもでも今のところ僕が見ている
限りはいい会社はちゃんとお金集まっているような気がするのでいい会社もお金集まなくなる
あると危険ですけれどもいい会社がお金がフェアで集まるんだったら逆にちょっと下がってもいいんじゃないかなっていうふうには個人的に思います
amazon 参加のズークスはこのほど自社の完全自動運転システムを搭載した 連動ロボタクシーを開発したと発表しました
すでにカリフォルニア州で試験走行の許可を申請しているということです
私も自動運転の会社に投資をして
ずっと MIT でも もともとやってたチームを知ってるんですけども
結構盛り上がって それでマーケットとして結構下がって
実は思ったより難しいっていう風に言われてはいる
結構複雑で お金は随分 積み込まれている分野で
こないだ噂なんですけども
Appleの自動運転のプロジェクトも思ったほど上手くいかなかったっていうニュースを見てるんですけども
そこの中でAmazonがこっそりやってたのがドーンと出てくるっていうのはすごくタイミングとしては面白いので
そういう意味ではちょっとAmazonって案外みんなが流行ってるタイミングとちょっとズレたタイミングでいろんなことやるのもさすがだなと思うんですけども
どんな感じで出てくるのかっていうのとあとは労働者に対してやや冷たいっていうAmazonのイメージがあるんで
自動運転とか、走行のロボット化とかっていうのも
淡々と進んでいるのは見えているのと
やっぱりロボットに関しては
結構Amazonで投資しているので
これ辺を一生懸命やっているのは
なんとなく想像できますね
はい、次はお便りのセクションです
27:00
最初のお便りはRussellさんからです
DAOは株主会社とに多機能を持ちますが
DAOが大企業化していく
または大企業がDAO化していくようなことは 中長期的にあるのでしょうか?
DAOのすごく正確な定義というのはなくて DAOのツールってあるんですよね
ブロックチェーンに ワレットとか残高を見れるようにするとか
投票のシステムはトークン使ったサインでやるとか
あとは透明性が高い パブリックブロックチェーンを使った
組織兼運営のことを大体DAOなんですけども
そういう意味で言うと 大企業がDAOのツールを使って
ある部署とかあるプロジェクトをDAO化するとか、あとは株式会社になる前に、例えば法人格がない社団みたいなものを
DAOのツールで作るとか、個人的にはスタートアップ企業の会社ができる前のフェイズを
DAOのツールで使って、その後例えば株式会社になって上場するとかっていうのも多分短期的にいろんな使い方があると思うんですけども
でも多分中長期的にはいろんなDAOのために開発されたツールとかガバナンスの感覚が一般の株式会社にも取り込まれていって
例えば株主総会の投票とかレジストリーはパブリックブロックチェーンでやろうとか
あとは会社の統計をパブリックブロックチェーンでやるといろんな国のややこしい手続きがいらなくなるとか
あとは会計を全部パブリックブロックチェーンですると、第三者とか僕ら自分たち自身で数字とかユーザー数とか確認できるようになるとか
そういうようないろんなDAO的要素を株式会社に取り込んでいくと思うんです。だから今も法律全くなくてもDAOっぽいものっていうのは作れて
そしてだんだん今あるいろんな組合とか株式会社がDAO的になっていくっていうふうに変わっていくんじゃないかなと思います。
次のお便りはケイトさんです
イサリアムは管理人のいない分散型の仕組みですが、彼らはどうやってザ・マージやザ・ダオなどのアップデートをしているのですか?
EthereumのGovernanceというのは結構フォーマルのプロセスがあって
EIPというEthereum Improvement Proposalというのがあって
これは誰でも作れるんだけれども
でもそのちゃんと通るためのEIPでは結構みんなの意見を聞いて
そしてあるチームとかコミュニティで結構作るんですけども
そのEIPがだんだんみんながいいんじゃないのっていうふうになってくると
正式にそれをプロポーザルするんですよ プレゼンテーションして
これはそのプロトコールのいろんなデベロッパーの前でプレゼンするわけですよね
そのプレゼンがみんないいじゃんってなるとそのまま通るんだけども
いろんな議論があって
やっぱり僕らはやだとかこうだああだって言って
ほぼみんながOKっていうまではそのEIPってどんどんどんどんやり直しやり直しになって
30:00
そのEIPを書いてるチャンピオンっていうリーダーみたいな人がいて
その人が大体担当みたいになるんですけども
ただ Ethereum の結構重要なポイントは ブロックチェーンとかオープンソース、DAISO なんですけど、最終的に
みんなで議論したけど、意見が分かれちゃうと、フォークっていうのが起きて
そしてコミュニティが半分に割れちゃうんですよね。で、一部の人たちはこのプロトコルにして、一部の人たちがこのプロトコル
で、実際あの Ethereum も
DAO っていうプロジェクトが、最初の DAO があったんですけど、その時にすごい
トークがバグによって盗まれて
巻き戻してなかったことにしようという人たちと
もうブロックチェーンなので巻き戻しちゃ駄目だよね
っていうふうに言ってる人たち両方いて
そしてEthereumのコンセンサスが取れなくて
2つのプロジェクトに分かれてEthereum Classicというのが
できちゃったっていう実際に割れた場合もあるので
だからみんなが合意するまで一生懸命提案を直して
提案が合意できないと割れちゃって
で割れちゃうとユーザーとかマイナーとかが
どっちかを選ぶわけなので
そうすると、ユーザーが投票してるというか、ユーザーが決めちゃうという結果になっちゃう
っていうのが、まあ細かく言うとガバナンスプロセスです
最後のお便りは、ゆかさんです
組織に多様性は大事であると思う一方で、例えば会議などで異なる意見が多いと、結論が出にくいなどの弊害があるような気がしています
MITでは人種も考え方も研究分野も異なる人材が多くいらっしゃったと思いますが
意見もまとめ方向性を決めていく際、どのような点に注意していたのでしょうか?
はい、実はこれ結構難しい重要なことなんですけども
これMITでもあったんですけど、僕もICANNっていうインターネットのドメインメイとか決める組織で
多分一番多様性が多いプロセスを最初に経験したんですけども
みんなバラバラなんだけれども
大きな部屋の中で基本的にみんなでも前に進まないと
この僕らにとって大事なインターネット
もしくはメディアラボだったら
僕らにとって大事なメディアラボが
止まったらみんな損だよねっていうふうになるので
まず前進に関してみんなコミットしてる人たちだと
コンセンサってなんとかなるんだよね
でどうするかっていうと
とにかくみんなの意見を聞く
iCANなんかだとマイクがあって、そしてみんなに意見を聞く。
で、MITだと結構全体会議で、もう何百人で、誰でも喋れるようにして、
で、その大きな部屋で多分反対してる人たちも一生懸命喋って、
で、もう言いたいこと全部言っちゃった後、みんなが気持ちが変わらなかったら、諦めがつくんだよね。
で、誰かが反対意見言って、みんながそうだそうだそうだってなったら、
元の考え方の人はまた気持ち合わせなきゃないっていうので、だからみんながコンセンサスに向かうコミットメントとインセンティブがあれば、
それとみんなに言いたいことを最後まで聞いてあげると、
33:02
案外最終的に決まったことに関して自分はもうその部屋で自分も言いたいこと言ったから、
ベストエフォートやったっていう風になると、結構その後みんな
合意するんですよ。で、その部屋に居なかったとか、
みんなが居ないところで決めちゃうとか、それからみんな聞く時間がなかったとか言うと、
結構多様なコミュニティの中ではコンセンサスにみんな後からグチグチ言うっていうのがまずそのコンセンサス作りのところが一個と
あとはやっぱりある程度多様性があるとその反対意見の人たちを聞くやっぱり美学っていうカルチャーが必要なので
その多様性をエンブレイスするカルチャーっていうのが必要なので
だから多様なんだけれどもその多様性が大事だと思ってない人は絶対入れない
だからそこは多様性がない。そこはもうみんな信じてる人たちをメインに集めるっていうことも
とても重要だと思うので、だからまあその辺がキーポイントかなと思います。
次は家紋のコーナーです。このコーナーは
変革コミュニティのメンバーシップカードを持っている人たちだけのコーナーです。
今週の問題はこれです。
環境・社会・ガバナンスの頭文字を合わせた言葉。
今日のゲストのキャスティ松井さんも注目している言葉は何でしょうか?
正しい答えを変革コミュニティのお見せセクションで入力してください。
リンクはプログラムのディテールのページにあります。
答えは大文字半角A数字で入力してください。
正しい答えを入力できた人は100変革トークンをもらえます。
新しいメンバーシップカードを持っていない人たちはお便りを送ってください。
そのお便りは番組で作ったら コミュニティの入り方とメンバーシップの手に入れ方をお送りします
今日はここまでです また来週
このポッドキャストでお話しする内容は CryptやWeb3に関する一般的な情報に過ぎず
これらへの投資の関融を目的としたものではありません
また特定のトークンなどの推奨を目的とするものでもありません
クリプトの投資と売買はとてもリスクが高いものです
自分もやりたいと思ったら
プロのアドバイスをもらってから参加してください
また最終的な投資決定は
皆さんご自身の判断でなさるようにお願いします
デジタルガレージは
危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを
創業以来大事にし続けています
これからくるウェブスリー
オープンソース時代を見据えた
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す 仲間を募集しています
番組詳細欄にあるリンクより ぜひご覧ください
Web3 is here. Join us. Join the first penguins.
新しいコンテンツデザイナー
デジタルガラージュ
35:23

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