声で考えるしゃべり方
「声で考えるにはどんなしゃべり方がよいか」というテーマで少しお話をしたいと思います。
声で考えるということは、頭の中のことが声で外に出てくるわけですけれども、
その時にどんなしゃべり方をすればよいのかというのは結構重要な問題だと思うんですね。
今「ですね」って言いましたけれどもですます調でしゃべってますよね。
丁寧語と言うんでしょうか。
ですがこれが私はしゃべり慣れているしゃべり方ですけれども、
わりとかしこまった感じがしないでもないですね。
家族としゃべるときはこんなしゃべり方はしないし、また学生時代の親しい友達としゃべるときもおそらく
ちょっとこんなしゃべり方をすると、よそよそしい感じがすると思うんですね。
ですから「です」とか「ます」とか使わないしゃべり方になると思うんですが、
そうしますともっと頭の中のことがスラスラ出てくるのかなというふうに思ったりするわけです。
ですけれどもこのマイクの前でしゃべるときにですます調でしゃべるというのがもう習慣になってしまってますので、
これをやめるというのは結構難しいことなんですよね。
ちょっと試してみましょうかね。
マイクの前でしゃべるしゃべり方を変えます。
「ます」って言っちゃいましたね。
「ます」は使わないで変えるよ。
どうかな。
なんかこっちの方が不自然だね。
なんかすごい違和感があるんだけど、「ですます」使わないでしゃべるの難しい。
どうしようかこれ。
困ったな。
かえって頭が働かないね、これはね。
でも慣れの問題かな。
ちょっとこれはだんだんと慣れていけばスラスラ「ですます」使わずにしゃべれるようになるのかもしれないんで、
ちょっと試してみる価値はありそうだよね。
なんかこのしゃべり方の方が自分としてはよそよそしい感じがするね。
僕は普段どうやってしゃべってるんだろうか。
家族としゃべってるときはですます調じゃないはずだから、
自然に「ですます」なしに話してるはずなんだけど、
それを意識して話そうとするのはとても難しいんだね。
これは面白いね、これね。
難しい、難しい本当に。
なんだろうな、これ。マイクでしゃべってるから難しいのかな。
目の前に、例えば友達や家族がいれば普通にしゃべれるはずなんだけどね。
どうなんだろうか。
ちょっと困りました。
また「ました」になってしまいましたが、
これはとても難しいですね。
皆さんどうでしょうか。
しゃべるときにですね、しゃべり方を普段と違うしゃべり方でしゃべるっていうのは自然にできますでしょうかね。
今のところ私は、マイクの前でしゃべるときはですます調の方が自然にしゃべれて、
それを使わないでしゃべろうとすると、なんかすごいしゃべりにくくて不自然な感じになっちゃうんだけど、
これは面白い現象だなと思うよ。
ということで、それではまた。