00:04
はい、では前回からの続きです。で、今回は
はい、前回、ジャガイモでも文明は生まれるぞっていうお話をしましたよね
うん
じゃあそのジャガイモ文明はどうなったかっていうお話をします
どうなったか
はい、メインはインカ帝国です
でた、インカ帝国
はい、皆さん聞いたことありますよね
名前だけね
はい、で、インカ帝国の話をするんですけど、その前に一点補足をさせてください
はい
前々回ですね、高所に人が住んだのはなぜか
うん
平地からどんどん上に登っていっちゃったけど、これ何でかっていうお話をしている中でですね
まあ
氷期から寒氷期になる時に海面が上昇するから、それで逃げてったっていう可能性もあるよねっていうお話をしたと思います
はい
はい、で、その時ね、僕はあんまり海面の上昇率とか、そういうのはちゃんと調べてなかったんですよ
うん
で、よくよく調べたところ、結構いろいろ分かったので補足をさせていただきますね
だいたいこのアンデス文明の元となった人類が進み始めた頃というのは今からおよそ1万年前とか1万2千年前とかいうふうに言われております
まずこれが前提ですね
1万年から1万2千年前
で、氷期光学を見るとですね、古い気候学ですね
はいはい
およそ1万8千年前から6千年前、まあこの期間1万2千年間ですね
この1万2千年間の間に地球全体の海面は120メートルほど上昇したと
120メートル?
120メートルほど上昇したと
120メートル?
もう一回言いますか、これ年間に直すと1年間に1センチから2センチ上昇すると
今はどのくらい変わっていくの今
今はね1900年後は1ミリから3ミリ
じゃ10倍以上?
10倍以上です
まあだいたい10倍からってことね
そんな変わる?
これね多分年間1センチだと気づくかな気づかないかななんですけど10年で20センチぐらい変わるわけですよ
だいぶきますよね
海沿いに住んでる方は想像してください海辺の海面が満ちた時アップアップだったりしますよね仮にね
そっから20センチ上に10年後に上がるわけですよ
じゃ今ある海辺に船とか船小屋っていうのかあれ10年後だいぶ埋まるよね
20センチ近く行っちゃいますからね
これが例えば人間が50年生きたとしますよ
おぎゃーと生まれてからぽっくりなくなる50年間の間におよそ1メートル上がるわけですよ
1メートルか
やばいよね
じゃあ子供の時に船小屋とかにまあ船小屋ばっかだけどそこにいたら1メートル上がったらもう家の下の半分は埋まるよね
はい葛飾区とか墨田区とか江東区とかやばいっすよ
その川の河口部が1メートル水面が上がったら河口部だいぶ内側まで来るよね
03:00
そういうことですそういうことですこれがこの時代に起きてたということだそうです
200年くらいあったら今の東京だったら200年くらいはなくなってるよね下の半分
だよね
4メートルでしょ
4メートル上がってんだよ
4メートル上がったら大概の部分なくなるよ
やばいよねそりゃね山の上登りたくなる
そりゃね
当然ですけどそれだけ海面上昇してるってことは同じ勢いで気温上がり続けてますからね
気温が上がるってことなの
気温が上がって陸地の上にあった氷所氷の床って書いてねすごい分厚い氷の塊があるけど
それが溶け出したってことですから溶けるってことは気温が上がってるってことじゃないですか
その溶けた氷が水になって海に流れ込むから海面が上がる
そういう原理ね
なんでこの安徹地域の人たちはどんどん気温上がってきて熱くなるしやべえどんどん海面上昇してるわみたいなのを
現代の温暖化の10倍以上のペースで感じてると
そういうことだよね
これはやばいっすよ
やばいね200年前今から200年前って1800年頃日本から今までで4メートル上がるとかって考えたでしょ
ないないないそんな上がってないです
そうだよね今はそんなに上がってないもんね
1センチとかそんなもんです
そうだよねそれに4メートル上がったらだいぶ文化変わるよね
そうなんです100年で1センチしか上がらないものが1年間で上がっちゃうってこと
やばいね
地形変わるわ
変わるね
ということでこれがちょっと長くなりましたけども前々回の補足でございました
はい
じゃあ早速早速でもねえなだいぶちゃっちゃっちゃったけど
今回の本編ね
はい今回の本編インカ帝国いきましょう
インカ帝国
今回ね残念ながらあんまりジャガイモの話出てきません
出てこないな
興味本位でしゃべります
っていうのもねインカ帝国って言った時点で古代だって思っちゃってる人が結構いるんですよ
だと思ってる
でしょ古代じゃないから
違うだろ
日本の歴史に直すと鎌倉から室町時代くらい
割と最近だね
はい
ちょっと最近って言ってもだいぶ
もうちょっとバグってるバグってる
古代って言ったらね弥生時代とかジョーマンとかって言いたくなるじゃないですか
うん
インカ帝国が成立したと言われてるのが1438年
めちゃくちゃ最近感じるわ
でこのインカ帝国の前身になったクスコ王国という国があります
このクスコ王国が勃起し始めたのか成立したのが1197年
ほう
1185年に鎌倉幕成立
いい国作ろうじゃなくてね今1185ですけどそのくらいの時代ですね
へえそうか
まだ源頼朝が生きているくらいの時代に
クスコ王国初代国王であるマンコカバックという人がケチュア族
その辺りにいる部族ですねをまとめて都市国家を形成したと
06:01
でこれクスコという町が元になるんですね
でこのクスコって町はチチカカ湖から見ると北に400キロぐらい行ったところ
じゃがいも文化圏なんだけどちょっと北に離れてるところですね
ここがだんだんと周りを吸収して吸収して大きく大きくなって
最終的には現代の国名でいきますね
飲み込んでいったのがエクアドルとかね
ペルーボリビアチリアルゼンチンコロンビア
めちゃくちゃ広いじゃん
めちゃくちゃ広いですよ
アンデス山脈の3分の2ぐらいはもうインカ帝国です
へえそんなでかいの
めちゃくちゃでかいです
へえ
人口1600万人
1600万人
だいぶでかいですよ
王国なのか帝国か
結構つかみづらくてですね
っていうのも文字のない文化圏なので推測して
研究者さんたちが発掘していろいろな説を積み重ねた結果でしかないので
なんですけど僕の個人的な感覚ですよ
なんかちょっと日本ぽいの
日本ぽい
統治が若干ゆるいの
それこそピラミッドのヒエラルキー構造を作って上位下達で
まあそういう側面もちろんあるんですけどそういう感じではないどちらかというと
インカ帝国の皇帝は太陽神の化身であると
太陽神インティーっていうのがいるんですね
インティー
インティーの化身が皇帝であると
なんか日本のアマテラスの化身みたいな感じじゃない
この宗教統治なんだよ
ああそうなんだ
でこのインカ文化圏の人たちはみんなその太陽神インティーを信仰しているので
お祈りを捧げたりとか
それこそよくゲームとかドラマになっていく
生贄を捧げてみたいな文化になっていきます
でもこのクスコというところは前回かな
ティワナク文化っていうのをやりましたよね
出てきたね
実はティワナク文化と同時代にワリ文化というのがあるんですね
ワリっていう国が出てくるんですよ
ワリは国なんだ
南のティワナク北のワリみたいな文化が若干違う
一応緩い統治された国なんでなんだろうな
弥生時代みたいな感じなんですよ
これインカ帝国の中で違う
インカ帝国ができるちょっと前の話ですね
ちょっと前なんだ
インカ帝国の元になったクスコは北のワリから勃興していきます
前回までお話ししていた古代アンデスのジャガイモがこういう農業やってたよすごいよねみたいな話は
ティワナク文化南側の話
400キロとかでそこそこ近寄った地域ではあるんですけどね
このインカ帝国の統治方法は結構さっきちょっと緩いって言いましたけど
ザクッと四つの州に分かれているそうです
州で分かれてる
四つの州があってその中に県がある
で県の中に村がある
で村はそこの元々いた部族に丸投げ
村は村の統治自体は
09:02
村の統治自体は何とか族って言ったらもうそれそのまんま村なんだ
へえ
そこにあんまり強制力働かせてない
そうなんだ
税金は収めてねなんだけど自治権認めてるんですよ
で一応情報のやり取りがあって上からの統治情報が来たりとか
皇帝から情報が来たりは逆に情報を上げたりとか
で県知事に当たる人県とか州のトップは一応インカ帝国の貴族が担う
みたいな感じで緩い平らる気構図を作って統治をしてると
それで日本とちょっと似てる そうなんですよ
現代日本人というよりは僕のイメージでは弥生時代とかね
なんか早藤とか大和とか出雲とかいろんな部落がありましたね熊荘とか
でこれがゆるっと天寺荘を中心として国家形成をしていくわけじゃないですか
なんとなくそれっぽい感じ
そういう感じね
なんとなく日本っぽいなっていう気が僕はしましたけどね
皆さんどう感じられるでしょうか
でこっからね僕調べてておもろいなと思ったのが
インカの特徴の一つとしてインカ道道ですね
インカ道道
ローマ一日にしてならずってすっごい道やったじゃないですかローマ帝国って
ああやったね
あれやってる
インカでも
インカでも
へえ
山ん中に総延長全部長さ足すと4万キロ
4万キロ
4万キロ張り巡らされてる
へえ
もう網の上にはありとあらゆる村と村都市と都市をぐしゃぐしゃぐしゃって繋いでる
ああすごいね
凄まじい道
じゃあちゃんと交通網は整備したんだ
はいでここをね茶漱きって言うらしいんですけど
駅伝的な飛客が走ってるんですよ
へえ
人がね山ん中だから人が走るくらいしかできるんですけど
車輪もないし
うん
ここの人たちがね茶漱きっていう制度があって
その人が情報とか物を運ぶ
ふーん
あのね読んだ本だと例えばクスコって山の上にありますね
標高3400メートルのとこにありますね
はいはい
ほら朝海で採れた海産物が夕方までにはクスコに届くって書いてありました
へえ
やばない
夕方までに届くの
うんやばない3400メートル登りきっちゃうのよ
へえ朝から夕方までの間に
はいはい
やばいね
すごいですよもちろん一人じゃなくてずっとバトンタッチのリレーなんで
でもそういう文明的な交通網というか輸送網があったんだね
はいそうなんですよ
へえ
しかもこれは主に物資の輸送だけじゃなくて情報伝達にも使われていたと
文字ないのにどうやって情報伝達したんだって話なんですよ
確かに文字ないって言ったのにね
口で伝えるにも限界があるじゃないですか
伝言ゲームは確実に間違えるからね
ねえ間10人とかいたらやばいよね
やばいね
伝えてたであろう情報の内容が今分かっててまず人口統計
村で誰々さんが死んだ生まれたとかって一人減った増えたですよね人口統計
12:02
それから農業の生産量数字ですよもはや
数字だよね
あと納税額あと小読み
へえ小読みも
今何月何日で今度にこの日にこういう審議をやりますみたいな
とかあと過去の判例裁判の結果ですよね
裁判
はいの結果なんかも情報として伝達をしていたと
へえすごいね
これをどうやってやっていたかというと
これぜひ手元でインターネットで調べられる方は調べていただきたいんですけど
キープという言ったら縄ですよ紐
この紐の束で情報伝達してるのね
紐の束
あと一本のちょっと太めの紐というかな
そこにすだれのようにだーっていっぱい紐が連なってるんですよ
例えばハワイのフラダンスするときに腰に巻くじゃないですか
スカートみたいな紐ぶらぶらしてるのあんなイメージ
でこの細い方の紐が一色の時もあるんだけどパラフルなものが結構多くて
何色で何番目の紐でどういう形状の結び目をどのあたりに結んだかっていうので
情報伝達してるの
結び目色と結び目
結び目色と結び目
暗号みたいな
これ基本的に実診法で成り立ってる暗号みたいなやつ
なんかコンピューターサイエンスっぽいですよねこれね
日進法よりも実診法使ってる分だけ情報量多いかもしれない
実診法みたいな感じなんだね
これで文字情報の一部とあと数字情報を伝達していた
だから数字が多いんだ
みたいですよ
裁判の判例とかわかんだね
文字情報も乗っけたっぽい
文字書けよそこまで文化言ってんなら
文字の概念がないから文字って何って
文字代わりか
文字だというものを知らないから存在をイメージがない
そういうことね
絵しかない絵も石に彫るとかそんな程度でしょうね
そうなんですよこれさすがに誰でも読めたわけじゃない
まあだろうね
こんなむずいもん
キープを作ったりとか読み取ったりする専門職がいて
キープマヨックという人がいますちゃんと
この専門職を育てるためのキープマヨックの育成の専門学校があった
その仕組みまではあったんだ
あった
へえ
すごいよね
そうだね確かに走って届けるには紐の方が結んだり便利だよね
そういうことかな
だって石板落としたら割れるしね
まあ紙があればね紙と文字があれば一本のように本当に飛脚でね
ホイル作って運べばいいんですけどないっぽいから
そうね紙がなかったらそういう方法しかないよね
ね紙ってありがたいっすよね
相当文明を変えたよね
はいすごいなと思いました
あとですね農業ちょっと職に関連しますね
15:00
もうねインカ帝国の農業といえばだんだん畑です
だんだん畑
もうまちゅぴちゅの写真なんか見たら絶対出てきますよね
あれ畑か
畑です
そうなんだ
あのものすごい何段にもこんな高低差あるような畑あるっていうぐらいのあれ全部畑です
ああそうなんだ
あれちゃんとね灌漑の仕組みが整っていて上から順番に水が降りてくる
で水の落とし方も外壁の外側を流れるケースもあれば石積みの石垣ですよねいわゆる
石垣の中を通って下側でじゅがっと湧き出すようにしたりとかそういうコントロールもしてますし
で植える作物によってここは水がたくさん欲しいこっちはあんまいらないというのも全部コントロールされてる
へえちゃんとやってたんだね
ちゃんとやってるで高低差がすごくあるじゃないですか
もう本当1000m単位とかですからねあそこなのでトウモロコシは比較的低い地域
要は標高を高すぎるとそもそも育たない限界を超えちゃうんで
確かに寒すぎるね
なんでちょっと低い地域にこういうのやってその横にジャガイモあるけどジャガイモはもうちょっと上まであるよとか
もうちょっと上の方に牧草があって山の飼料になるよとかそういうのを全部計算して割り振っていたようです
へえ結構な文化圏だな
はいちなみにこのダンダン畑のことをアンデネスと言います
アンデネス
はいこのアンデネスが語形になってアンデスと呼ばれるようになったそうですね
はあそうなんだ
本当どうでもいいティップスですけど
なんか謎は解けたよね少しね
あとねちょっと見ててすごく面白かったのが首都クスッコの北西50キロのところにね
モライカタカナでねモライ園形農業試験場というのがあります
試験場?
試験場
農業の?
そうダンダン畑が園形になってるんですよ
ダンダン畑が園形になっている
はい園の一番内側が一番低い
はあ
園形闘技場みたいに野球場みたいにだんだん外側に行くほど上に上がっていくんですよ
でこれすごいのはね高低差30メートルなんですよ
30メートル
結構あるじゃないですかでも他のアンデネスに比べればそんなにないですよ
はあそうか
この高低差30メートルでなんと気温差が15度あるんですって
15度
はい内側がくぼんでるんでここに熱溜まるみたいな
全体の山を利用したものに比べればかなり小さい規模なんだけれども
ここで15度の気温差を作り出してる
へえ
15度の気温差があるからいろんな作物がどのように育つかっていうのはここで試験をすることができる
ああ狭い範囲でいろんな温度帯のものを試せるのか
そういうことです
確かに1000メートルぐらいの標高差は行き来できないもんねわざわざ
そうこれわざわざ作ってねクスコで情報をねちゃんと集めてこれをキープで持って情報をわーって広げるわけですよ
へえ試験場までちゃんと作ってやってたんだ
これやばない
もう研究だよね
ねだから一応名前が農業試験場って書いてます
ああ
はいこれ標高3500メートルの位置にあります
18:01
結構上だったもっと低いところにあると思った
でもだってクスコ自体が標高3400メートルですからね
ああそっか
もうここが別だと思ってください3000メーター級は平地だと思ってください
はいはいはい
彼らにとっての平地ですね
平地ねなんかちょっと感覚おかしくなってきたな
ちなみにねなぜこんなアンデネスのようなすごい団団畑を作ることができたか
うん
これは石膏技術がすごいから
石膏
はい石工ですね石材工
はいはい
石をもう本当紙反り一枚も挟まらないって言われるぐらい
ピシーッと綺麗な石を組み合わせることができるからこういうことができる
じゃあ日本の石垣よりも精度高いのかな
ああそうかもねこの時代まだ
日本のお城の石垣は野面積みとか自然石積んでる時代だったりするので
そう考えるとすごいですね
すごいね
ピシーッと
神殿の写真とかがたまに観光サイトとか出てるので
石の神殿ありますよね
あれの技術が農業にももちろん使われていて
これだけ高度な団団畑を作ることができたそうです
ああそういう応用でね
はい
基本的に彼ら主食がやっぱりジャガイモじゃないですか
ジャガイモの育て方に関してはやっぱりいろいろと文章があるらしくて
この団団畑の中でもジャガイモ畑は2年ジャガイモを作ったら
1年間必ず休ませる
ああ休婚させる
はいこれはもうインカ帝国全体でも統一されてやってたっぽいですね
ああもうそれはちゃんと技術として広まってたんだね
はいでジャガイモが主食じゃないですか
うん
でもねなぜかトウモロコシちゃんと作ってるんですよ
ああトウモロコシも作ってた
トウモロコシも食べてたんだなあへえと思ったら
どうやらインカ帝国で作られたトウモロコシはほぼ酒に変わっとる
酒
はいチチャとかチーチャって聞いたことないですか
ええ聞いたことない
今でもペルーとかコロンビアあたりで上院されてる普通に飲まれてるお酒なんですけど
トウモロコシのお酒なんですよ
へえそんなお酒あるんだね
あるみたいですね
もちろん初期はねちゃんと口紙酒で始まる
口紙なんだスタート
スタートはやっぱ穀物だから
同じことやんだね
同じことやってるんですよ
まったく同じようにこれを宗教儀式で使う
へえ
だからちょっとねふわーっと酔っ払って神様と一体化する
その一体感を味わうっていう
日本酒の会でできた
まさに
まんまだね
まんまなんですよ
へえ
実は日本酒の会でこの話しましたよね
他人や神様との境目がなくなって一体感を味わって
融合していく感覚を得ると
これは世界中で見られる傾向があってですね
ああそうなんだ
この媒体にお酒を使ってる文化圏と
一部地域では麻薬を使ってる文化圏
へえ麻薬ね
はい我々の現代人の感覚では麻薬なんですけど
例えば北米ですね北アメリカ大陸のもともといたネイティブの方々
インディアンと呼び習わされてるような人たちは
21:02
テントの中で今でもマリファナなのかなあれな
あれを黙々たいてその中でトランス状態になっていく
ということで神の神託を受けるという文化があったりしますし
当然このアンデス文明の中でも
そういういわゆる麻薬にあたるようなもので
幻覚を見たりとかいうようなことがあったそうで
ちょっとこれ気持ち悪くなる話なんですけど
神に捧げられる生贄になる子
子供ですね基本的に若い女性なんで
生贄になることが決まったら
だいたい1年間の間はものすごくいい食事を与えられて
どんどん健康になっていくんだけど
最後の何ヶ月間で毎日お酒を何リッター
で食事の中にはそういう薬物にあたるようなものが含まれていて
最終的に生贄になる段階では苦しまないようにっていう工夫がされていたんだそうです
そんなのもちゃんと作られてたんだね儀式の中で
そうなんで僕らの感覚からすると生贄なんかひどいと思うんですけど
その生贄の文化が当然だった時代において
せめて人道的な行為をするためにお酒だったりとか薬物が使われていたという背景もあったそうです
なかなかすごいですよね すごいね
このインカ帝国ね1438年にインカ帝国ででかいのがボーンって拡大して出来上がりましたよね
この時点でも知事加賀後金平なんかも全部飲み込まれて1600万人ですと
ですがこれ100年くらいで消えるんですよ
消えるんだ 1533年皇帝アタワルパが殺害されることによって
インカ帝国は文字通り滅亡をします
へえ滅亡 それはですねスペインの侵略です
ああスペイン もともとスペインじゃなかったですけどざっくとスペインって言いますね
ですがスペインのエリアの女王様から支援を受けて大航海時代のスタートを切りますね
1492年ですねサンサルバルトル島に到着をします
ここから先スペインの人たちがこぞってアメリカ大陸にやってきます
あったね 彼らのことをコンキスタドールと言います
コンキスタドール これ直訳しますね征服者です
生だね もう征服するための人たちです
そうだね ちなみにこのコンキスタドールこの人たちは
例えば王様に任命されてお前これやってこいって言われた人じゃないんですよ
ああそうだね 基本的にコンキスタドールのほとんどは個人事業主です
ああまあ故障の回そんな感じだったね そうもうオラー俺一発当てたるぜ
金と故障だったもんね はいまさにまさにそれそれ
金と故障探しに来て一発一攫千金で金借りまくった筆頭がコロムスみたいな
そうまさにコンキスタドールはその延長戦場にいるんですね
ただスペイン国王の認可を受けないとコンキスタドールとして認定されない
24:02
お前勝手に言って何征服してお前自分のものにしてんじゃい
スペインのもんじゃろがいって話になるじゃないですか
ああまあ国が公式に出してるかどうかっていうのは違うんだね
国王として勝手に言って勝手に征服して俺が国王じゃって名乗られても困るわけなんで
確かに なので一応スペイン王が許可をするというようなことになります
目的はですね植民地の獲得ですね土地と金銀財宝ですわ
あとその土地を支配してカトリックを布教すること
スペインってねこのちょっと細かく言わないですけどこの直前が結構やばいんですよ
イスラム教圏の人たちがバシバシ入ってきてるんですね
西暦700年くらいから1500年になるくらいまでのおよそ700何十年間
ずっとイスラム教の人たちとバチバチに戦ってる
スペインで イベリア半島ですねスペインがあるとこね
あそこがもう8割9割イスラム教の国に支配された時代があって
これをずっと押し返して押し返してカトリックの国にするんだ
お前ら出てけっていう運動が700年ちょっと続いてこの活動レコン喫茶って言うんですけど
追い出せ追い出せ運動をずっとやってるんですね
でそういう背景があるからもうねインカ帝国の宗教は邪教なんですよ
潰すべきものなんですよそういう意味で支配しようともしています
そうなんだ ちなみにこのスペインを統合した2人の王様が
この時代では2人のカトリック王とか言われるような熱心なカトリック信者の王様たちです
王様も女王様もそういう人ですね
でコンキサドールの中でとりわけ有名人になったのが2人
1人はエルナンコルテス エルナンコルテス
今回はあまり登場しません そうなんだ
エルナンコルテスは今のメキシコのアステカ文明を滅亡させた人です
滅亡させた人ね ぶっ殺した人です
で今回登場するのはフランシスピサロ フランシスピサロ
この人がインカ帝国をボコボコにやらかした人です
この人はね2人とも元々が軍人なんですよ ああそうなんだ
スペインが例えばイタリアと戦争バチバチでやってます時に彼らは現場に行ってたし
イスラム教系の人たちと戦う時もバッチバチで現場に行ったような人たちなんですね
でフランシスピサロが1502年にエスパニオラ島っていう西インド諸島のどっかの島に軍人として赴任するんですよ
これは自分の上官がそこの総督として赴任するんで軍人としてついていくみたいな感じ
でここの軍のお偉いさんがパナマに遠征するんですね
パナマ 1513年パナマ遠征が行われます
ああそうなんだ そしたらパナマで原住民から噂を聞くんですよ
近くに黄金郷があるらしいと そうなんだ
27:03
黄金の都があるのか儲かるやんこれ言ったら俺軍人としての覚悟めっちゃ上がるしめっちゃ儲かる
これ探したいわってことになってそこからもう10年後くらいですけどね
同僚のディエゴ・アルマグロ君とピサロ君は一緒に関係に出ます2年間で2回かな
南の方に行くんですよそしたら今のペルーの北西の端っこにある町のスンベスっていう町に到達するんですよ
だいぶ行ったね あるやん町なんやここ
町の人から情報を聞きつけるとここはめちゃくちゃでかい帝国の中のごく一部の町であるということが判明します
今優しく到達とか聞き込みをしてって言ってますけどこれの100倍エグいことしたと思ってください
そうなんだ ぼっこぼこですから
まあ侵略だもんね でねこの時にこのコンキスタドールたち余分なもの持ち込むんすよ
これね天然痘とかインフルエンザ
こっちにはなかったんだ そうアメリカ大陸にはないんですよ
でもヨーロッパではもう天然痘とかインフルエンザっていうのがあってみんな抗体持ってるわけ
寝込んでも治るわけけどこの南米大陸では抗体がないんでかかったら死んじゃうわけですよ
まあそうねワクチンがあるわけでもないしね そうなんですよ
でこれもうインカ帝国の端っこですよ寸別なんてなんですけどめっちゃ大流行しちゃうの
へえそうなんだ まず知識がないことに加えてインカ道があって
めっちゃ好きの仕組み持ってたじゃないですか高度な流通システムこれに乗っかってっちゃうの
ああなんかアダントになった感じだね ああみたいな感じ
一瞬だね 一瞬で行っちゃいました
で一方このピサロはよっしゃ行けるやんっていうことを確信を得て一回スペイン帰ります
でスペイン王のカルロス一世このカルロス一世ってのは後の神聖ローマ皇帝カール五世のことですね
ああそうなんだ この時はスペイン国王なんですけど
彼にコンキスタドールの認可をもらいますこの時に与えられた権利がですね
まず第一に征服する権利策首の特権貴族の地位でヌエバカスティーヤの総得
ヌエバカスティーヤっていうのはインカ帝国を滅ぼした後の土地の総得をやっていいよってことですね
へえってか勝手にスペインが出す規模ではないよね
そうか勝手に名前つけて勝手に総得してお前らどけっていう話ですから
そういうことが国王に認可されます やばいよね
よっしゃこれで公認だぜコンキスタドールとなったぜって言って
軍人ピサロは4人の兄弟と180人程度の兵士を集めて
30:01
共にパナマに移動しますこれが1530年のことですね
1530年パナマに行く
で1531年翌年パナマを拠点にして南へ進行を開始します
パナマ拠点なんだね
拠点ごと映ってるんですけどね180人しかいないんで
まあそこから起点みたいな感じ
どんどん南下をして当然ですけどトンベスぼこぼこにもう一回し直して
皇帝を追っかけていきますで1533年
インカ帝国の皇帝ですね皇帝アタワルパとの会談がセッティングされます
何しに来たんお前らってちょちょちょ待て待て待てってなって戦ってたんだけど
これどっちかっていうとねさすがに180人しか来てないですから
一方でいかにねインフルエンザとか天然痘でやられてるとか言っても
軍人8万とか10万とかいるわけですから
そうだね
言ってもなんで一変会談しようかっていうことが起きるんですね
でもねこれすごいことなのよ
そうなの
ざっくり仮に8万人としましょうか
対180人だからね
そうだね
8万対1万でもやばいじゃん
180人だから
180人だもんね
なんか現代のデモの方はまだ割合いいかもしれないもんね
そうなん
目指すると
これあれだよ要求してる内容はスペインの支配を受け入れなさいと
めちゃくちゃ上から来たね
インカ帝国はスペインの背下でこのヌエバカスティアの中の一部族ですと
うん
これを認めなさい
もう受け入れられないで普通はね
そして宗教をカトリックに回収しなさい
はあって話じゃない
何言ってんのって話だね
だけどその階段が設定されるぐらい押し込まれたっすね
ああそういうことだよね
これ何があったかっていうと実はですね
まず天然とインフルエンザパワーはやばかったんですよ
ああそうなんだ
もう国めっちゃパンデミック状態なんで
うーん
みんなバタバタ人死んでますからね
そうだね
でこの翌年1527年その時の皇帝ワイナカパックっていうもう偉大な皇帝がいるんですよ
うん
この人ねなんとこの天然とインフルエンザのどっちかで死んじゃうんですよ
ああそうなんだ
急死
へえ
そしたら皇太子が継ぐじゃないですか
うーん
いるんですよ皇太子二乱九四っていう人が
ああいたんだね
同時期に同じ病気で死んじゃう
ああ後継もいなくなる
そううわってなるんですよね
うーん
でここから二人の兄弟がどっちが王様じゃって話して内乱始めるんですよ
へえ仲間割れだ
はいでワスカル君っていうお兄ちゃんがいて弟がアタワルパ君って言って後の皇帝アタワルパなんですね
ああそうなんだ
でなんでこの兄弟がめっちゃ喧嘩したかっていうと先代皇帝のワイナカパックがね余計なことしよるんよ
余計なこと
そうなんかねもともとほらクスコ首都じゃないですか
ああそうだね
であとはもう衛生都市みたいな感じバーってなったんだけど
33:02
はいはい
復首都作るのね
ほう
いいじゃないですか復首都作るのはなんだけど復首都を作った理由が奥さんの生まれ故郷だからめっちゃ悲喜するのよ
ああそれはまずいね
そしたらさ復首都キトっていう町なんだけどキトとクスコの貴族同士が対立始めるのよ
笑
クスコ派政権とキト派政権みたいになっちゃうわけ
はいはいはい
でお兄ちゃんワスカルは当然クスコにいるわけですよ首都に
うん
で弟のアタワルパはキトにいるわけですよ
うん
でお兄ちゃんがいやだがもう俺がワイランカップワークの後継いでインカットウォッチしてこれでもういろいろとやんなきゃいけないからお前ちょっと進化に入って従ってくれって言ったら
はあ何言ってんだって言ってキト派とともにいきなり反乱を起こすのよ
笑
まあ周りも反対してるからね多分ね
そうまつらげられちゃってるからでバッチバチにやって弟勝っちゃうんだよね
ああ勝っちゃうんだ
なんで正規軍もキト派の軍もボコボコになってる状態
まあそうね
しかも兵器の差やばいのよ
ああそうなんだ
まずコンキスタドール側は基本鉄の鎧鉄の剣なんならまあしょぼいけど銃持ってるで馬乗ってるで馬はこの時代アメリカ大陸南北アメリカ大陸にいませんので
ああいないんだ
聞いたことあるかな牙兵1機で歩兵何十人分とかっていう計算あるじゃないですかちょっと忘れちゃったけどめっちゃ強いんですよ
牙が30何機いて大砲が2機だから持っていて鉄の鎧を着ていて鉄の剣を持っている一方をインカ帝国側は基本徒歩です
めっちゃ強い武器でも制動機かなんかですね
ああ制動機か
基本は金棒と革の鎧とかです
だいぶ違うな
ドラクエとか思い出してみ戦闘力の差やばいから
まあ初期ステーサス持ってる剣が木の棒みたいな
そうそう
対完全に現代に近しい鉄の刃物を持ってると
そうなんですよなおかつこのピサロたちはイタリア戦争とかも経験してます
ああはいはい
その手前でももう他の地域でボコボコにやってきてるわけですよパナマとかね経験豊富なんですよ
はい
これが難心してくるのね
まあそうね多分こっちは内山めのちょっと喧嘩ぐらいしかやったことなかったインカ帝国に対して相手は完全に武装だもんね
そうなんです比較的このアンデス文明って喧嘩少ないのよ
ああ言ってたね
豊かだから土地争って取らなくてもいいわけ
自分の主義主張がうまく通ってじゃあこれで仲良くいこうねって固まるときにいざこざするぐらいで
別に殺してまで土地奪うっていうほどではないわけですよ
だから村を残すわけだから
そうだね
もう殲滅とかしないんでね
ところがこのコンキサドールたちはそういう世界に生きてないので
そうだね
殲滅作戦やろうとするわけですよ
まあ普通に滅亡とかヨーロッパ市見てるとあるもんね
36:00
これがもう食糧事情の違いでこんだけ歴史と価値観変わるかっていうぐらい
そうだね奪う文化と強制文化との差がすごいよね
そこにもうフル装備の奪う文化の人が入ってきましたよ今
そして1533年皇帝アタワルパとの会談ですよ実現します
太陽の神殿までやってまいりますと
当然アタワルパは何のこっちゃって思ってるわけですよ
まあそうだね
お前ら本気でインカ帝国よこせって言ってるの頭おかしんちゃうってなるじゃない
でアタワルパは言います何の権威があってそのような要求をするのか
そしたらピスコの方は通訳はしょぼい現地民なんですけど
神父さんカトロックの布教しなきゃいけないんで神父さんがついてきてるわけですよ
そしたら神父さんがね答えるわけです何の権威があって要求するのか
この聖書に書いてある権威によってこれを要求しているんだと
言って何の説明もせずに聖書を渡すんですアタワルパに文字ないんすよ
アタワルパの返答なぜこれは喋らない
そうね文字の概念ないね
文字の概念自体が存在しないでなぜこれは喋らないって言って
聖書の意味もわかんないからポンって投げて返すんですよでぶち切れます
その信者からしたらね聖書ってかなり神聖なものだもんね
これねわざとやったかもしんないよね想像だけどさ
ああきっかけ作りみたいな 工事作ったかもしんないよ
この時周りに非武装のインカ帝国人が7000人ほどいたそうです
みな殺しです 7000人殺戮
すごいね 非武装ですから相手
じゃあ無抵抗に近いんじゃん みんなボッコボコにされます
で皇帝アタワルパは自分ところの玉座から引きずり降ろされて
太陽の神殿に遊兵されちゃいます そんなに戦力差やっぱあったんだね
殺そうとはしなかったっぽい始めは
これはねさすがに1600万人の人口がいるので
皇帝自身が宣言してほしかったんですよ
これからはスペイン廃下に入りますよってことを宣言してほしかった
確かに1600万人を説得してまわるって相当大変だもんね
国境も今までのキリスト教に回収しますよってことも宣言してほしかった
なんだけどピスコの側からするとあんまグズグズしてらんないのよ
言ってもだよ武装兵3万人に囲まれてるわけですよ
敵地のど真ん中なんで首都ですから
これどうするよどうするよみたいななってる状態の中で
まだこの時点でアタワルパは
こいつら本気でインカ帝国乗っ取ろうとしてるの頭おかしんちゃうって
冗談じゃないのくらいの感じなんですよ軽くね
言っても国じゃなくてどうせ金銀財宝欲しいんだろうと
いうふうになるので人質交換するんですねこれ申してます
39:00
大量の金銀と皇帝の身柄を交換しましょうと
で交渉が成立します ああそこで成立するんだ
これ大量の金銀やばいですよ
皇帝アタワルパが捕らえられていた牢獄
部屋ですねでっかい部屋この部屋に満杯の分の金
とその部屋2杯分の銀
すげえ量 これをちゃんと渡します
そしてアタワルパは処刑されます
そうか嘘つかれたというか出すだけ出して出し損みたいな
でもこれでインカ帝国滅亡ですよ
一応この後にね戦国70年くらいまでインカ帝国の残死が残るは残るんですよ
スペイン側がお飾りの皇帝を置いて軽い統治みたいなことをさせるんだよ
そのお飾りの皇帝が目覚めて反乱を起こしてまたボコボコにされて
2回ぐらいやって完全消滅します 結局は衰退してしまうんだそのまま
ちなみにこういうことをやったピサロコンキスタドール同士で戦います
一緒に探検したアルマグロとも戦っちゃいますで亡くなります
どんだけお互い喧嘩好きなのかね
どうもピサロが国王の言うことあんま聞かんかったのよ
スペイン領とかじゃなくてここのトップは俺だみたいになっちゃって
いわゆる天狗になったというか
スペイン側とすると自分の植民地であり1個の県みたいな扱いにしたいので
お前は待て待て待てって討伐軍が派遣されてその代表がアルマグロだったとかねそんな状態
そういう感じね
その後ぐっちゃぐちゃになりながらコンキスタドールとかスペインの統治者たち何をしたか
街を装飾した金銀すべてを引き剥がします石作りなんだけど太陽信仰してるじゃね
キラキラしてるものは神の消しの毛よわ
神殿なんかもう全部金メッキとか金細工の看板とかでうわーってなってるわけ
まさに今もう再現しようがないですけどまさにクスコは黄金郷だったと言われてます
黄金郷実はあったんじゃない仮説ね
何となく噂ではなくてリアル黄金郷だったらしいと言われてるんですよね
木ともそんな感じこれをことごとく全部破壊して剥がして溶かして金の延べ棒に変えて持って帰る
でスペインはめちゃくちゃ金儲かるんだけどハイパーインフレを起こすわけ
金を持ち帰りすぎたんだ
金だらけになって金の価値下がっちゃうんですよ
しかもこのスペインっていうのは当然イタリアとバチバチしてるでフランスがブルボンチョウじゃないですか
でカルロス一世ての後の神聖ローマ皇帝なんでハプスブルーク系じゃないですか
バチバチなんで鮮皮で消えます
42:04
何やってんだろうね
彼らは土地と金が欲しくてこれだけやったけどジャガイモ一切出てこないでしょ無視してる
はあ
全く興味ないの
食べ物には全く興味なかったんだね
食べ物なのいやでもこいつら食べてるけど変なもん食ってんなキモっていうぐらいの感覚で無視
無視か
でもブルボンチョウのあたりはやっぱ故障の会で言ったもんね少しね
で金持ち帰りすぎてハイパーインフレを起こしたっていうくだりもちょっと入ってたと思う
それがスペインです
はあ裏事情じゃないけど南米ではこんなことが起こってたんだ
ちなみにですよ剥がしただけの金銀で満足するわけないので
インカ帝国領内とか今のアルテンチンとかねチリとかあのあたりには金山銀山がありますから
だから金銀で装飾されたわけですよねここを掘り返すわけですよ
なんか奴隷に取ったっていう
そうですそうですで地下からガスが噴出してても現地の人たちをバックスコに投入して
とにかく掘ってこいとふざけるなつって
やっと繋がったわ
そしたら人が足りなくなるじゃないですかもう現地の人たちみんな死んじゃうんで
女子どもで掘るには役に立たないような人しか残んないんで
労働力として連れてこられたのがアフリカ大陸からの移民
へえ
いわゆる奴隷黒人の始まりですよ
はいはい
で南北アメリカ大陸にアフリカの方々が強制的に引っ越しをさせられてきます
うーん
という歴史です
ああそうなんだこれでヨーロッパと南米が繋がってきたわアフリカと
アメリカと三つの大陸がこれで繋がった時代ですねこれがね
ああやっとわかってきたな
でこれだけ長尺で喋ったんですけど
ジャガイモどした
笑
そうだっけこれ食べ物ラジオだっけね
食べ物ラジオですはい
完全にただの歴史番組みたいになってたね
はい実はこの後にひょっこりとジャガイモが顔を出します
出てこなきゃ困るけどね
困るけどね
終わっちゃうかな
これちょっと僕の感想になっちゃうんですけど歴史を俯瞰してみるとですね
この時コンキスタドールやスペインが持ち帰った金銀よりも
ジャガイモの方が影響がでかいと僕には見える
ああそうなんだ
だってスペインに限定して言ったらさ一瞬ハイパーインフレを起こしてさ
で湯水の男使って消えて終わりじゃない
そうだね本当にあぶくぜにじゃないけど
ジャガイモはその後数百年単位でずっと文化に影響を与え続けますから
確かに
というふうに僕には見えます
こっからヨーロッパ行くんだもんね
そうなんです
で次回は大西洋を渡ってヨーロッパへ行ったジャガイモがどうなったかというお話にやっと移ります
これがないとジャガイモヨーロッパに渡る理由がわかんないもんね
そうですねあとここはもう半分くらいは共鳴本位で喋りました
45:01
コンキスタドールのところは世界史で詳しい人は知ってると思うんですけど
インカ帝国は結構教科書の中でも活躍されてるので
いい機会だからせっかく読んだしシェアしたいという気持ちがあふれてしまいました
全面に押し出してきたね
そういうことです
インカ帝国めっちゃ広かったね
ねえ
すげえ希望だね
すごい国でした
こんな希望なのに教科書だとインカ帝国の名前しか出てこないからね
そうなんですよ一瞬でしかもスペイン側の目線で一瞬で終わりますからね
そうだよね
中学校校ぐらいだとね
あんま文明があるかないかすらわからないし
うっかり古代だと思い込んじゃうしね
っていうぐらいの知識レベルしか僕には残ってないっていう
むしろ世界不思議発見とかあっちの方が詳しくやってくれる
そうだね
そうそうそうなんですよ
じゃあ次回はヨーロッパ編
そうですね海を渡ったジャガイモです
はいじゃあ今回はこの辺で終わりたいと思いますありがとうございました
ありがとうございました