2023-06-02 16:07

第351回『一人語り回 Vol.19 純粋に自分が聞きたいことを相手にインタビューしてみよう!①』

いつもは色々なゲストをお呼びしインタビューしている田村の一人語り回Vol.19をお送りしたいと思います。今回は、「純粋に自分が聞きたいことを相手にインタビューしてみよう!①」というテーマで語っていきます。


※収録途中でトラブルにより音源が切れてしまっております。


【ハイライト】

・田村がインタビューをするときに大事にしている事とは?

・インタビュアーって黒子なイメージあるけど、本当に大事な仕事ですよ!

・ポッドキャスト『となりの雑談』を聞いて共感した事

・オンライン/リアルでインタビューのしやすさって違う?

・世にある対談系・ゲスト回の番組を聞いて思う事

・田村が好きなインタビュアーについて

・型にはまらない「うなずき方」を意識する重要性について

・リスナーさんを意識した質問力の大事さを語る

・ゲストの方が見せたいキャラに合わせた質問力を意識しよう!

・体からみなぎっている声は聴きごたえが良い論

・自分の経験に基づいた質問を意識してみよう!

・相手が考える事を遮断しないために端的に話を短くまとめてみよう!


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段の士業という固いイメージから外れ、働き方や働く価値観、働くマインド等と熱く向きあったり、人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、真剣に働き方を考える番組です。


経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

東京外国語大学外国語学部卒業。産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 『サニーデーフライデー』
はい、こんにちは。田村陽太です。
今日もね、一人語り回をしていきたいと思いますが、
今日はですね、インタビューを行うときに意識していることということで、お話をしていきたいなと思います。
私の番組サニーデーフライデーはですね、最初の方は、いろいろ対談系でね、させていただいたりとか、社労士の友達と対談とかさせてもらったんですけども、
途中から、従業員さんの働き方というか、働く上での大事にしている価値観ということをゲストの方にお聞きして、
リスナーの方が、自分もこういうふうな働き方の価値観で働いていこうかなというような、働くことに前向きになっていただけるようなメッセージをゲストの方から引き出したいなという思いで、対談系の番組をさせていただいております。
今までゲストに出てくれた方を数えていると、なんと50名の方にインタビューをしてきました。
たくさんインタビューさせていただいて、いろんな価値観、人の価値観というのを勉強させてもらったんですけども、
今日はですね、このインタビュー、自分がインタビュアーとして、いろんなゲストの方にお話を聞くときに、どんなことを意識しているかというところをお話ししていきたいなと思います。
これは1時間とか2時間とか、ゲストの方とお時間をいただきながらインタビューさせていただくんですけれども、
少しでもゲストの方からいい話を聞きたいなと、自分も勉強したいなという気持ちもありますし、
ゲストの方が話しやすい形でインタビューをしていきたいなということもありますので、
自分がいろいろ50名の方とお話を聞いてきた中で、こういうところは工夫してきたなというところもお話できたらなと思います。
本当にこのインタビューって結構裏方のお仕事というか、クロコ的なお仕事だと思うんですよ。
ゲストの方を呼びして、ゲストの方が働き方で大事にしていることというところとか、
仕事をしてきて、こんなことが培ってきたよというようなお話を聞くというのが、
むしろというと話し手の方が表に出るような形だと思うんですけれども、
話を受けて話を進めていく、収録を進めていくというインタビューの人って結構大事な仕事だなと僕は思っているんですよ。
最近聞いているポッドキャストで、TBSポッドキャストの隣の雑談というポッドキャストがあるんですよ。
桜林直子さんという方とジェーンスさんがやっている対談系の番組で、
雑談感覚でお話をするような番組なんですけど、
最初の方の回だったかな、エピソードでお話ししていたのが、
雑談をお互いに何かカフェとかでお話をしていても、
自分が話したなという気分になるかならないか、何が違うかというと、
話している方の話を聞いている方、聞き手の方がちゃんとそれを受け止めて、
それに対してちゃんともう一個詳しく教えてというような、ちゃんと質問する力があるから、
その話し手の方も満足して話したなという感覚が持てるという話をしていたんですよね。
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私もそうなんですよ。お話をしていて、話し相手がいるというのはすごいありがたいんですけれども、
ちゃんと自分の話を聞いてくれているのかなという気持ちになると、
そしても自分の巣を出せないというか、これはここまで話してもあまり伝わっていないなということで、
話を深いところまで話さないということもよくあるんですよ。
それを逆に考えた時に、私も話す側、ゲストの方がその聞き手、インタビュアーの方に対して、
ちゃんと話を聞いてくれているなというような感じを、ちゃんとその話し手の方に理解していただくというか、
ちゃんと感じてもらわないと、ベストな収録対談にはできないなと思っているので、
いかに受け手の人というのが大事だなというのはすごく思っているんですよ。
なので、なかなか受け手って黒子というか、話し手の方の話し方がうまいんでしょうみたいなところってあると思うんですけど、
実はインタビュアーも結構苦労してますよということがね、
いろんな対談系のポットキャストがあると思うんですけども、
ちょっと代弁して、いろんなインタビュアーの方を代弁して、その話をしていきたいなと思います。
今までオンラインもリアルもどちらもやってきたんですけど収録。
リアルだろうがオンラインだろうが、やりやすさとかやりにくさというのは特にはないかなとは思ってますね。
リアルの方がその方の話だけじゃなくて、どういう感じでのお話をするのかなというような身振り手振りだったりとか、
その話に対する情熱だったりとか、思いだったりとか、そこら辺が伝わるのでリアルの方が面白いなというのはあるんですけども、
自分がインタビューをするという目線で何を意識しているかというと、オンラインでもリアルでも特に一緒かなという気はしますね。
オンラインの方がお互いに移動しなくてもいいというところもありますし、
自分の空間で話を聞いたり話したりすることができるので、落ち着いて話すことができるのかなという気はしますね。
どうしてもリアルとかだとインタビュアーの方が聞きたい質問であったりとか、
その方がお話ししている内容であったりとか、話している時の空気を満たさないようにお話を聞いていきたいなというところが、
乗率に現れてしまうので、臨場感は盛り上がりますけれども、オンラインに比べて話が脱線したりとかいうところは結構あるのかなという気はしますね。
僕がサニーリフライデーのゲスト会で意識していたのは、ゲストを呼んでいるからこそゲストの方が一番ゲストの方の魅力を十分に出せるようなインタビューをしていきたいなというふうには思っているんですよね。
本当に僕はポッドキャストの虫というか、いろいろポッドキャストを聞いて、結構対談系の番組を聞いているんですよ。
僕自身も話すことはもっと上手くなりたいし、インタビュアーとしてももっと上手くなりたいなという気はあるんですけど、
ゲスト会でとか対談会でとかやっているポッドキャストでも、結局ゲストの方に話せるんじゃなくて、自分たちのパーソナリティがメインに話すみたいな番組ってよく多いなと思うんですよね。
ゲストを置いてけぼりにしているような番組、ゲストの話を出しにして自分たちの話を思い切ってしようみたいな感じで、やれる方がやられる番組があるんですけど、
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僕それ嫌いで、ゲストの方が来ているのであれば、ゲストの方が話しやすいように話していただくっていうのが一番だと思うんですよ。
比率で言ったら1対9みたいなイメージでゲストの方が話してもらうというところは、やっぱりやっていかなきゃいけないなというふうには思っているんですよね。
なので、ゲスト会と言っておきながら自分が話すような番組にはしたくないなとは思っていますね。
もちろんゲストの方から、田村君はどう思う?って聞かれたらそれはもちろん答えます。それはもちろん答えるんですけど、
願わけばゲストの方が話せるように、事前に原稿とかを送ってますけれども、ゲストの方が話していて、思う存分話せたなという気持ちになれるように、
自分は黒コインとするというか、インタビュアーとしての仕事は全うしたいなという気持ちは思っていますね。
私もいろんなポッドキャストとかインタビュアーの方をYouTubeでもテレビでも結構聞かせてもらってるんですけども、
私が一番この人いいなと思っている好きなインタビュアーさんがまず1人いまして、遠藤和樹さんっていう方がいらっしゃるんですよ。
ポッドキャストでよくナビゲーターというかアシリテーター的な形で何番組かやってる方なんですけど、有名な方でいうと若心悠純さん、よくテレビ出てますよね、コメンテーターの方との番組、新しい系でしたっけ?やってたりとか、
あと質問型営業の青木さんとの番組のインタビュアーとかもされてますね。
この方の僕はもういろいろいいなって思いますね。いろいろって何でやってるとかもあると思うんですけど、
うなずき方であったりとか質問力であったりとかコメントのまとめ力であったりとか、あとMC力とかね、あと声、腹から出てるなーって声とかめっちゃ好きですね。
うなずきの方もそうなんですけど、自分の方にはまってないうなずき方っていうのは自分も遠藤さんの話を聞いて意識するようになったんですよね。
番組的にインタビュアーの方って話を聞いてるよってことで、はいとかうんとかうなずきをすると思うんですけど、
自分がそのゲストの方が話したことに対して答えようとすればするほど、そのうなずき方が適当になっていくっていうのは、自分も音声編集とかしててもそう思ったりするんですよ。
うなずきは相手を知ろうとする、本当に知りたいなって思ってて、自然な動きからこそうなずくっていうような、
自分の気持ちが乗っていないと、このうなずきっていうのもなんか不自然に感じるなってところ、耳障りに感じるなってところがあるんですよね。
勉強したいなとは思ってますね。
あと質問力ですね、対談系だったとしたらゲストの方、メインで話される方の話のスクリプトというか、話しやすいように持っていくのも大事なんですけど、
初歩的な方というかリスナーさんが話を客観的に聞いた時に、こんな質問は多分してほしいなっていうところを客観性を持って、第三者の目とかそういうのを持って質問するっていう力はすごい大事かなと思うんですよね。
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その質問力っていうのもゲストと対談でされてるってことはコミュニケーション、一対一のコミュニケーションなんで、
その尋問されるというか、質問ばっかりするとかじゃなくて、メインの話者の方が相手に失礼にならないような形で質問するというか、
ちょっと私初歩的な質問で申し上げないんですけどもとか、これ多分僕は分かるんですけども、一般的なリスナー方だったらこういうふうに思うんじゃないかなと思うんですけどとかいうような、
話者に対しての尊敬を持った形での質問というか、そういうことは本当に学びましたね。すごい大事だなと思いますね。
あとはコメントのまとめ力の話なんですけど、ゲストのお話を聞くじゃないですか、聞いてて自分自身も勉強になるなってこともあるんですけど、
それを聞いたことを短い言葉でまとめるであったりとか、あとは抽象的な話、具体で今までのゲストの方の経験談をお話ししたときに、
それは抽象的に言葉へ変換するとこういうことですねっていうような、一般論にまとめるっていうのが上手いなというのはありますね。
この辺はもっと意識したいなと思ってますね。
あとはMC力のところなんですけども、メインで話される方とかゲストの方のパーソナリティ的な性格に合わせていじったりだったりとか、
あえてそっとしておくとか、その方の話す性格とか、その人が見せたい雰囲気に合わせて自分の聞き方であったりとか、
いじり方であったりとか、そこら辺を変えてるっていうのが絶妙だなと思うんですよね。
その人が話しにくい雰囲気だったりとか、リズムであったりとか、ペースだったりとかっていうのを合わせないといけないなと思うので、
そこら辺をゲストの方が話しにくいことであったりすることにはそこまで深入りしないし、
ゲストが得意なことに関してはどんどん聞いたりとか、あえていじったりとかっていうところは、そこら辺の強弱というか、そこら辺が上手いなと思ってますね。
あとは声ですね。腹から出てるっていう感じはしますね。
もう、腹式呼吸を意識したりとか、ボイトレとかいったりとか、あとは声帯とか、カイロプラクティックとかいったりもするんですけど、
腹式がね、お腹から声出すっていうのはすごい大事だと思うんですよね。
お腹の筋肉も使えなきゃいけないなと思いますし、
身体からみなぎってる声っていうのは、聴いてるリスナーさんとしてもすごい聞き応えがいいなっていう気持ちもあると思うんで、
そこら辺も意識していきたいなと思ってますね。
好きなインタビュアーさんってことで遠藤さんの話したんですけども、
私がもう50回やってきて、ゲスト回やってきて、
本当に常に意識していることっていうのを何個かまとめてみたんですけれども、
4つありましたね、まとめてみて、自分が意識していることがありましたね。
まず1つ目はですね、インタビュアーとして自分が意識していることとしては、
純粋に自分が聞きたいことっていうのをまず質問しようとはしてますね。
お話をしていて、どういうことを今まで悩んできたかっていうのをいろいろお話したりとか働き方で大事にしていることをお聞きするんですけども、
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それを聞いてみた中で、自分だったらこういうふうな気持ちになるなとか、
この前こういうお仕事をしてて、こんなことで悩んだなっていうようなこと、
あとこの前お話聞いて、この前似たようなことがあったんですけどっていうような、
自分に置き換えて質問をするようにはしてますね。
聞いている方、リスナーさんとしても、その2人が対談している内容っていうのがちゃんと楽しい内容なのかとか、
ちゃんと対談を味わっているのかなっていうようなところって、やっぱり聞いているとわかると思うんですよね。
この対談は原稿に基づいてやっている内容なんだろうなとか、
これはなんかあらかじめこういう話すことが決まっていて、それを淡々とこなすようなものなんだろうなって思うと、
聞く聞いてなくなると思うんですよね。
その臨場感というか、収録している2人からこそ楽しんでるなっていう気持ちは伝えていきたいなと思いますし、
自分を勉強したいんですよね。
そのゲストの方の働き方で大事にしていることとか、生きてきた証というのは、
自分では100%経験はできないけども、
自分の経験と相手の方の経験を足したら、もしかしたらその方の人生っていうのを共感できる、味わうこともできるじゃないですか。
自分の経験というか、自分がどんなことを考えているのかっていうのを相手とすり合わせて、
それがつながった自分も今まで経験してきたなっていう、お互いに一緒な気持ちになれるというかっていうところは意識した方がいいなと思いますね。
それが臨場感というか、収録してみて楽しいなっていうところのところにつながるのかなと思いますね。
あと2つ目意識していることとしては、
相手のゲストの方と会ってとかメインパーソナリティで話されている方の発言を端的に短くまとめるっていうことはしてますね。
どういうことかというと、ゲストの方がメインで話してもらうので、それはもう全然話してもらってもいいんですけども、
話してもらったことに対して一定程度まとめなきゃいけないって思ってますね。
つらつらと話されたことに対して、その間で自分もうなずきを入れてあげないと、
本当はこういう質問をしていたのに違う方向に話されるっていうことがよくあるんですよ。
自分がうなずきというか、間に入ることによって質問に対してこういうことを今質問してましたよっていうところを、
ちょっと軌道修正するって意味でも自分も入ったりするんですけど、
その時にも相手の発言というものを短くまとめて、
今話されたことはこういうことですよねっていうような話で短くまとめるというのは意識してますね。
対談系の番組なので、ゲストの方も自分の経験を思い出しながらお話しされるので、
長く要約されたりとかすると、長く自分が合図を打って感想を言ったりすると、
今までこんなことを考えて話そうとしたのに、インタビューの方がめちゃめちゃ話すと自分が今までやってきて思っているのは、
ゲストの方がメインで話してもらうっていうのはもちろんあるんですけど、
話してばっかりいると、自分ばっかり話してて尋問されてるなみたいな、
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質問されてばっかり嫌だなみたいな方も少なからずいるんですよね。
その時に自分も相手の話をちゃんと聞いてますよと、
別にあなたは質問されるだけではなくて、お互いに会話を対談している中でもゲストですっていうような話でね、
自分が話す場でもあるんですよっていうような、そういう自由さっていうのは残しておきたいなというのはありますね。
質問されるのが嫌だなっていう方に関しては、自分も話しますよとか、
そういうのもお互いに話したり聞いたりする場ですよっていうところは作っていきたいなとは思っているんですよね。
はい、本日はここまでです。来週の配信もお楽しみにしてください。
シャロウシラジオサニーデイフライデイ、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
今日も気をつけて、いってらっしゃい。
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