2023-01-13 27:20

第331回【インタビュー回】日本で嫌われようが海外に居場所があればそれでいいじゃん!(中編、インタビュアー: フリーランスライター まあやさん)

今回は田村を深掘りするインタビュー回です!田村が東京外国語大学に入学して、在学中に約30か国を訪れる海外バックパッカーを経験し、その後海外系の社会保険労務士として独立したきっかけを語るインタビュー回です。今回は全3回シリーズの中編をお送りします!

以前サニーデーフライデーにゲストとしてご出演頂きました、フリーランスライターのまあやさんに今回インタビュアーをご依頼させていただきました!

田村が大学、社会人、その後独立してからのそれぞれのプロセスで、どんな事を考えていたか、どんな事を大事にしていたかを深掘りして熱く語る、とてもとても面白い回です!まあやさん、最高のインタビューありがとうございました!


【ハイライト】

・バックパッカー×デジタルデトックスについて語る

・自分軸vs他人軸 どっちで生きる?

・他人の目が気にならなくなった海外バックパッカーでの経験について

・海外で何も言わない事は何も主張していない事と一緒だ!

・日本で嫌われようが海外に居場所があればそれでいいじゃん!

・初バックパッカーのバングラデシュ旅行を思い出す

・インド×バックパッカーに勝てる国はバングラデシュだ!(笑)

・大学でベンガル語を勉強したらめちゃくちゃ面白かった件

・フットワーク軽く行動できる為に重要な事とは?

・バングラデシュ旅最後の日に出会った青年海外協力隊員の姿を見て田村が感じた事

・大学卒業後、産業機械メーカーでの海外営業マン時代の経験を振り返る

・海外出張中に出会った他社の海外駐在員の一言が田村の人生を変えた事について

・田村が会社員生活を経験して率直に感じた事

・海外駐在員は『専門職』だ!

・田村が考える「自由」「束縛」とは何だ?

・海外駐在員の成果を正当に評価するのは可能なのか論


まあやさんのTwitterアカウント(@maaya_minimal)です。


まあやさんが配信しているポッドキャスト番組「海外とミニマルとわたし」のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1573120362


まあやさんが以前サニーデーフライデーのゲストに出演した回はこちらです。


第291回 【対談】助け合いと思いやりの精神を忘れないようにしよう!(前編、ゲスト:フリーランスライターまあやさん)

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000558276470


第292回【対談】好きなことで生きる?嫌いな事で死なない?(後編、ゲスト:フリーランスライターまあやさん)

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000558988700


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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00:00
社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
確かに、田村さんがバックパックされてたのって結構前ですよね。
そうですね。2010年ぐらいですね。2010年から12年ぐらいですね。大学の時代なんで。
今だったら携帯あるから、現地でSIM買えばなんとかなるみたいな世界ですけど、その当時って結構大変じゃなかったですか?
そうですね。たぶんスマホがちょうど出始めたぐらいなんですけど、2010年ぐらいなんで。
出てたんですけど、僕は意地でもスマホ買いたくなかったんで、ちょっとガラ系だったんですけど、何もあえて持っていかずに行ってたので、
例えば、Facebookのメッセンジャーとか連絡取る時にはネットカフェとか行って。
なるほど。
5日間何もネットなしで生きて、5日後にFacebook見てみたいな。で、また5日後にネットカフェ行ってみたいな感じで過ごしてましたね。
なるほど。え、なんか結構サバイバル精神強くないですか?
そうですね。
いや、なかなかね、そんな生活大変だと思うんですけど。
まあやさんもあれじゃないですか、デジタルデトックスされてるじゃないですか。
確かに。
僕も超好きなんですよ、デジタルデトックス。ほんと誰からも連絡こないとかめっちゃ好きなんで、そういう風にしてましたね、大学生の時から。
そうなんだ。なんか逆に言うと、バックパックって田村さんにとって強制のリセットっていうか、
さっき大学生でそういう生活されてると、どうしても日常が決まってて、そこから外れるって難しいよねっていう話されてたと思うんですけど、
バックパックで海外行くことによって、あえて人との距離を立つというか、自分の世界を見つめ直すみたいな、そんな感じで過ごされてたのかななんて思いました。
その通りですね。本当に日本だといろんな情報入ってくるし、俺はそう思わないけど他の人が言うからじゃあそうしようかなみたいな、従う強制力みたいなのあるじゃないですか。
それから外れて、もう自分で判断するみたいな、これはちょっと信用しちゃダメだなとか、これはこういう風な道で行こうとかって自分で何でも決めてるじゃないですか。
それがすごい心地いいみたいなのはありましたね。
なるほど。他人軸で生きがちだけど、こうやって海外出て一人で何かすることによって、なんか自分軸で行動できるようになったみたいな感じですか?
それめっちゃありますね。今までは結構他人軸で生きてたなっていうのがあって、高校までずっと部活とかに入るじゃないですか。
集団行動みたいなのが、それが当たり前になってたんですけど、いざ個人行動ってなると最初は孤独って辛いなと思ったんですけど、これ結構楽じゃねみたいな、一人っていいなみたいな、自由さもあるしみたいな、それはすごい感じましたね。
なるほど。でもなんか結構周りの目とか気にならなかったですか?
めっちゃ気になりますね。めっちゃ気になってました。結構僕はいろいろ転勤族だったんで、いろんな小学校、中学校とかいろいろと転々としてたんですけど、やっぱり小学校、中学校だとそのクラスがそこのコミュニティというか集団じゃないですか。
03:14
いかに溶け込もう、溶け込もうみたいな感じで、結構周りを気にしてたと思うんですけど、それを消しましたね。なんかこうバックパックが消えましたね。
どういうこと?海外に行ってその辺が気にならなくなったってことですか?
そうですね。自己主張しないと海外とかって結構ガンガン来るじゃないですか。何も言わないことは何も主張しないみたいなことになって、いつの間にかトントントンって話進んじゃうじゃないですか。
人の話聞くのも大事だけど、自分の意見まず言わないとみたいなのがあって、そうなってから消えましたね。消えたってか消えてはないですけど。
なんか付き合い方が変わったみたいな感じですかね。周りを気にしすぎてたのがうまく自分でコントロールできるようになったみたいな。
それありますね。
確かにな。でも今お話聞いて、自己主張してないとやっていけないみたいなのはあるかもしれない。
ありますか?
それは言葉が話せないから自分が主張できないとかそういう以前の話で、例えばご機嫌が悪い時はちゃんと表情に出すとか、困っている時はモジモジしてるんじゃなくて助けてくださいっていうみたいな。
そういうちょっとした一歩というか、それは大事だなっていう風に今お話聞いて思いましたね。
ありますよね。主張しないのが美みたいなところってあるじゃないですか、日本だと。周りに合わせるとか空気をみたいなじゃないですか。
あれは別にどうでもいいなっていうのを思いましたね。日本の人に嫌われようが何しようが海外にはもっといろんな、日本は1億人だけですけど海外60億人いて、別に自分の居場所は海外にあるんだったら別に日本に嫌われようが何しようが自分の意見通したらいいのかなみたいな。
そっちに合わせた方が良くねみたいな感じで思うようになりましたね。
でもそれが思えるようになったのって、そのバックパックでいろんな国に旅行してからっていう感じですか?
そうですね、それがめちゃくちゃ大きいですね。
なんか強くなってったってことですか、海外。
本当にサバイバル精神というかそういうのが続いてきましたね、めちゃくちゃ。
なんかさっきラオフのトイレの話がありましたけど、他にもこれやばかったなみたいな印象的な文化でも出来事でも何でもいいんですけど、思い出とかありますか?
さっき振り返ってたんですけど、一番最初の僕バックパックがバングラディッシュとかだったんですよ。
え、なんで?結構ハードル高くない?
日本よりまず小さい国なんですけど人口が多くて、もう行った瞬間人の多さにびっくりするぐらいのとこなんですけど。
だっかの普通空港って新しいイメージあるじゃないですか。成田空港でも羽田空港でも結構空港ってきらびやかというか綺麗な印象があるんですけど、だっかの空港ってもうクソおんぼろで古べかしいんですよね。
06:12
出た瞬間うわこんな空港かと思って出国ゲート出るじゃないですか。
そしたらやっぱ人が多いんかなんかわかんないですけど出国ゲートの網のフェンスにバングラディッシュ人がビタビタリってこう壁に壁をフェンスみんな待ってるんですよ。
やばいぞこの出国ゲート出たら襲われるんじゃないかぐらいのすごい圧迫感みたいな感じるぐらい人が多かった感じでしたね空港のところは。
実際なんか出ると空港車がビュンビュンビュンビュン走っててバスも走ってるんですけどバスも本当に人がもう乗れないぐらい人があふれるぐらい乗ってますしバスとか普通お客さんが待っててバスが来た乗るじゃないですか。
バングラディッシュと逆なんですよ。バスに乗ってる車掌さんがこのお客さんをどんどん乗ってこい乗ってこいみたいな感じで自分が乗るんじゃなくて乗らされてるみたいな感じの風景で。
ここはとんでもないところに来たなみたいな俺この後移動できるかなみたいなぐらいの熱い感じの国だなっていうのは思いましたね。
ちなみにバングラディッシュ選んだのは何でだったんですか?確か初めての海外だったんだけど。
そうですね。たまたま行ったのが大学の2回生なんですけどちょうどベンガル語を勉強したんですよ。バングラディッシュの公用語のベンガル語を勉強してて撮ってたんですけど。
ちょっと勉強してたら面白くて先生の教え方がうまくてこれちょっとベンガル語使ってみたいなっていうふうに漠然と思ってたんですよ。
僕のライバルの友人がいてバックパッカーの友人なんですけど同じ大学の同期なんですけどそいつが大学2回生になったらインドに行くと。
インドに2ヶ月半デリインデリアウトで2ヶ月半ずっとインドにいますみたいな感じをしてて。
当時はインドにインドってすごい憧れてたんですけど2ヶ月半もインドに行くってすげーなぐらい思ってたんですよね。
ライバルに勝てるためにはどっか違うところに行こうっていうところを持っててインドに勝てるところどこかなっていうところを自分で考えて
これはバングラディッシュしかないなみたいな考えてベンガル語をせっかく使ったのでバングラディッシュで行ってみようかなっていうので初めて行ったみたいな感じですね。
インドに勝てるっていうのが印象的だなって思ったんですけどどのアプリがバングラディッシュとインドを比較した時により魅力的だって思ったんですか?
多分バングラディッシュに行く人まずいないでしょっていうところが一つあって
日本人が少ないですか?
09:00
そうですね日本人自体が観光として行く人が少ないんじゃないかなってところがあって
結構ジャイカさんとかはいっぱい行ってるんですけど観光でって言った時に全然歩き方とかもないですしガイドマップもないですし
これ何が起きるんだろうなっていうそれって結構いいじゃないですか喋れるじゃないですか人にも
インドは結構行かれる方いるしすごい経験されることはわかるけど
バングラディッシュとかだったらまず何か経験できるのみたいなところって僕自身もわかんないですし他の人にも喋れるんじゃないかなみたいなところで
インドに勝てるとこっつったらバングラディッシュかなみたいな感じで考えたのかなみたいなありますね
なんかちょっと競争心じゃないですけどライバルに勝つぞっていう
楽しむという気持ちももちろんあったと思うんですけど
バングラディッシュに興味があってとかバングラディッシュの国がこういうところが魅力だからっていうよりかは
なんかちょっと面白そうだなぐらいのまあそういう大学生通りみたいな感じの
ちなみにベンガル語を勉強されてたっていう話があったと思うんですけど
授業で取られてたってことですか
そうですね取れるんですよね時間が決まっててこの時間空いてたら一応単位にもなるしということで取れたので
授業で取ってましたね週1ぐらいで
そうなんですか
めちゃくちゃ新日の国で現地のバングラディッシュでもいっぱいJICAの青年海外協力隊の単位とかいっぱい活動してて
結構新日の国でもう日本人の僕が行ったらめちゃくちゃこう見てきて
どこから来たんだジャパンかみたいな感じでめっちゃ優しくしてくれたんですけど
結構その優しくしてくれるバングラ人が多かったんで結構その俺の実家に遊びに来てくれみたいな
街に着くじゃないですかバスで街に着いてそこからバイクで1時間半ぐらいの田舎に俺のところに来てくれみたいな言われて
その現地で出会った人とバイクの元で2人でその田舎まで行って
ベンガル語も勉強してたんで
カタコトのベンガル語をしゃべると思うベンガル語しゃべれるのかみたいなんでしゃべったりとかしてやってたんですけど
これ今考えたらもしその人が悪い人で1時間半ずっとバイクで行って変なとこ連れてかれてたら
めっちゃ怖いなってちょっと今考えたらゾッとするみたいな
でもなんかそのフットワークの軽さってどこから来てるんですかね
どうなんすかね
でもやって後悔した方がいいみたいなのあるかもしれないですね
自分の友達とかもバックパッカーする人が多くてでいろいろ結構競ってたんですよね
俺はここ行ってみるわここの国行ってみるわみたいな
12:00
俺はバングラディッシュ行ったから俺はインド行くとか俺はなんか違うとこ行くとかって結構競ってたりしてたので
まずあいつよりもすごいとこ行かなきゃみたいなそれでまずは早く先手を必勝しなきゃみたいな
そこから何か行動力が身についたのかなちょっとわかんないけど何なんすかね
なんかそのフットワークの軽さが面白いというかなかなかその誘ってもらって行くかってなっても
初一人旅というかバックパックなわけじゃないですか結構不安がよぎったりすると思うんですよね
なんかそれがよしじゃあ行ってみるかみたいになれるのがすごいなと思うんです
確かになんかまーやさんも多分そうだと思うんですけど僕も結構引っ越す時とかって全然荷物がないんですよ
結構すぐいろんなところに逆にその土地に住み着くよりかはいろんなところに住んでいきたいタイプなんですよ
フットワーク軽いのはなんかいろんなところにいつでも行けるようにしてるみたいな
そういうのが関係してるのかなっていうのはちょっと思ったんですけどね
なるほどな確かにいいですねバングラディッシュの思い出というかそのお家でどんなことしたんですか
なんか普通に向こうの家族が作ってくれるご飯を一緒に食べたりとか
子供たち親戚がめちゃめちゃ集まって質問責めにあったりとか
あとなんかお互いのバングラディッシュの歌と日本の歌を歌い合うみたいな
よくわかんないバングラディッシュの歌を聴いて拍手して僕はさくらさくらを歌うとか
日本の歌をひたすら歌うみたいな感じでやってましたね
なんかその異文化交流すごいですね
日本の歌姫というかその歌の代表として良かったのかなみたいな今でも思いますけどね
それが心残りなんですね
心残りですね僕日本の歌の歌う人はもっと上手いよみたいな
この体験で感じたこととかってすごい経験をされてるなっていうふうに思ったんですけど
そこってやっぱりさっきお話しされてたことというか
人との接し方が変わったりあとは本当に自由に生きるみたいなのが自分に合ってるとか
そういう感じで結構いろいろつながってくるものがあるんですかね
それありますね
最初に行ったバングラデシュで2,3週間ぐらい旅行してたんですけど
一人も日本人と会わなくて
ずっとバングラデシュ人としゃべりまくってみたいな
正直疲れたところもあったんですけど
2,3週間ずっと旅行してて最後のバングラデシュの日の時に
ジャイカの青年海外協力隊の隊員さんがいたんですよ
出会ったんですよ偶然たまたま
その方がバングラデシュの病院の医療環境を良くしようということで
日本から派遣されている隊員さんだったんですけど
その人がベンガル語を使って
巧みにずっと現地の人と喋ってる姿がめちゃくちゃかっこよくて
15:02
いつか僕も海外で働きたいなみたいな
僕は言語を使って
しかもちゃんと使って現地の人とコミュニケーション取って
すごい楽しそうなバングラデシュを見てると
これってやっぱり言語を勉強する価値があるのかなみたいな
それは海外で関係して働きたいなってずっと思いました
そこが原点かもしれないですね
それでも本当にお休み使って
いろんな国回られてるんですよね
そうですね
すごいな
その旅を経て
多分今のコミュニケーションが
バチバチな田村さんになっていくかなと思うんですけど
今日本でお仕事をされているわけじゃないですか
また海外に出て
いろんなことを見たり
行ったりとかしたいなって思いますか?
思いますね
僕が自分の仕事
シャロウ氏の仕事で独立したっていうのも
もともと最初メーカーの海外営業してて
そうなんですか?
海外営業してて
担当が僕インドとかパキスタン担当だったんで
インド行ったりとかパキスタン行ったりとか
出張めちゃくちゃ行ってたんですけど
海外営業のキャリアの一番目標っていうと
現地の会社
インドの会社だったら
インドの現地法人とかで
駐在員になるみたいなのが目標だったんで
それを目標に頑張ってたんですよ
そのお仕事を続けていて
その途中で社会保険労務士という仕事に
目指そうっていうふうに思われたと思うんですけど
それって何年目ぐらいの時ですか?
これは2年目ですね
社会時2年目ですね
結構早いですね
そうなんですよ
1年目の時は本当に新入社員なんで
雑用的な感じの仕事というか
仕事のイロハを覚えてたんですけど
2年目ぐらいから海外出張に行く機会が増えたんで
現地のローカルの社員さんと展示会出たりとか
一緒に商談出たりとかしてたんですけど
そこから社労審の仕事を目指そう
現地の駐在員の方
自社のメーカーだけじゃなくて
他の会社のお客さんのメーカーの人とも
喋る機会が
展示会とか行くと出てくるので
そこで駐在員の方の話のリアルを聞いて
そっちの人事労務の方をよくすることによって
駐在員の方の働きやすさを高めるんじゃないか
っていうので
労務について興味を持ったのが2年目ですね
たまたま労働組合っていうのが
会社にあるじゃないですか
経営者の方と
従業員さんの働きやすさがよくなるように
っていうことで
労働組合組んでるんですけど
そこの大議員っていうか
海外営業の部署の代表として
意見を出しましょうみたいなのに
選ばれたんですよ
なんかわかんないですけど
そこで毎月1回
18:00
労働組合の話し合いみたいなのがあったんですけど
そこで人事系のフレックス制とか残業とか
そういう話を聞くこと機会が増えて
これって面白いなっていうのがその機会があって
応援があって
人事労務について
海外営業の部署なんですけど
ちょっと勉強する機会があった
2年目ですねちょうどあって
なるほど
社会保険労務士を目指したいなと思ったのは
海外で刺激を受けたというよりは
日本で仕事の関係性が広がっていった時に
知ったっていうことですか
そうですね
どういうふうなキャリアにしていきたいかな
っていうのを考えたところ
ちょっと悶々としてたんですよね
労働組合のことをやってたので
人事のことしたいけど
思った時にたまたま資格学校とか行った時に
社労士っていう資格を見つけて
社労士って人の専門家だよね
人事の専門家だよねっていうのが書いてあって
これ多分資格取って
自分で例えば別の事業やるとか
っていうふうにしたら
今の会社だったら無理だけど
そういう社労士の資格って資格なので
活かせて自分でやりたいことできるんじゃないかな
みたいな思って
資格学校で見つけたっていうのがありますね
社労士っていう資格をっていうか
ただいろいろ駐在員の方と
出張で喋ったりするので
喋ったりとか
関係のメーカーさんとかと
駐在員の方と喋ったりするんですけど
どこの人も駐在員って結構大変な仕事なのに
お給料が良くないとか
日本に帰ってきても
ちゃんとした適切なポストが与えられてないというか
駐在の経験を生かしたポストがないみたいな
聞いてて
これはキャリアアップのプロセスの一部じゃなくて
ただ自分の見つめ直す時間なんだよ
みたいな感じで
っていうモラトリアム的な風に考えてる方が結構いらっしゃって
それってなんかもったいないなっていうか
駐在員の方をもっと人事の面から
輝かせることできないかなっていうのをすごい考えて
ちなみに駐在員ってキャリアアップのプロセスとかじゃないよみたいな
自分自身を見つめ直すための時間
言ってしまえば休憩時間みたいなもんだよねみたいな
お話もあったっていう風にお聞きしたと思うんですけれども
それは誰の言葉ですか?
その展示会でてやった他のメーカーの駐在員の方と
食事会するとこで会って
その時にお話を聞いたみたいな
僕がまだ2年目とかだったんで
その現地の駐在員の方も
こいつに喋ってもそこまで深刻にとらわれないかなぐらいで
軽く喋ったと思うんですけど
僕にとってはすごい大きくて
そうなんだみたいな
僕がその時24ですけど
15年後とかも駐在したらこんな気持ちになってるのかなみたいな
ちょっと愕然としたんですよね
喋った本人は正直深い意味を込めて
困ってるんだぜみたいな感じで言ったわけではなくて
お前夢ばっか見てんじゃねえぞみたいな
21:02
絶対はこうだぜみたいな
軽いノリで喋られたってことですね
そうなんですよ
マジっすかみたいなぐらいで
僕は結構落ち込んだっていうか
落ち込めますよね
この仕事続けてたら
駐在に楽しいもんじゃないのと思ったんですけど
そうじゃないんだみたいな
僕のメーカーの駐在員から聞いたわけじゃないんですけど
言えないと思うんですけど立場的に
それを他の会社の人から聞くと
そうなんだっていう
そうかもしれない
それ聞いてどう思いました?
マジかよみたいな感じだったと思うんですけど
もともと僕
サラリーマン社会人になってやったんですけど
結構
なんだろうな
1年目2年目とか
不良社員というか
変だと思ったことはめっちゃ上司に言うし
おかしいことはおかしいって
めっちゃ言ってる人だったんで
普通の今まで社会人になる前とかは
自分が思ったことを自分で行動して
自分で何か得るみたいな
結構自分で何とか完結してましたけど
社会人になったら他の人との
接触したいとか
交渉したいとかみんなで動くチームじゃないですか
それに違和感というか
あったこともあって
もし会社員っていう
身分で駐在になったとしても
そういう
自分が頑張っても
他のこの会社でのルールで生きていかなきゃいけないみたいな
っていう風になるのかな
みたいな
もともとは駐在員としてなったら
向こうの代表になるので
結構自由に働けるのかなって思ってたんですけど
結局本社とか日本の本社の
ルールの上で働かなきゃいけない
っていうのが
自由じゃないのかなみたいな
それは本当にそうなのかな
自分の目指している駐在のキャリアとしては
それはあんまり良くないのかな
って思ったりもしたんですよ
頑張ろうと思っても会社のルールに束縛されるみたいな
みたいな
っていうのは
これは何とかしたいなみたいな
ありましたね
なるほど
確かに
田村さんの中で海外イコール自由みたいな感じだったんですか
自由の定義って結構人によって
個性が出る答えだなと思っていて
はい
田村さんが思う自由っていうのが
どういったものなのかな
っていうのを
今ちょっと考えてました
あー
海外で働く人たちって
僕結構専門職だと思っていて
日本と違う言葉を使って
なおかつ海外の価値観を
知りながら
しかも生活を解き込みながら
仕事をするって
一人三役ぐらいのことをしてるじゃないですか
それって本当は
めちゃくちゃすごいことやってるんだけども
それが日本の人にとっては
日本でずっと生活してきた人にとっては
そこのことが
理解できないみたいなところがあって
何だろうな
理解できないところを
理解させようっていうところがまず
あるっていうのが
根本にはあるんですけど
田村さんが考える
駐在院として残って
24:00
キャリアを積んだとしても
自由に働けないから
他の道を考えるみたいな
意味で言う自由が
それこそ
人によっては駐在院も
自由じゃないですか
人によっては
やることやっとけば
あと好きなことできるし
何なら日本で
いろんなしがらみに
囲まれてなかったりもするから
駐在院ってめちゃくちゃ自由だよ
っていう人の方が多いと思うんですよ
でもそこを
田村さんは駐在院は自由じゃない
って思って
別の道に行かれている
そこの決定がすごく
魅力的だなと思うんですけど
なんでそこが
会社の決めたレールとか
ルールに縛られない生き方
みたいなところに
どう伝えたらいいんだろうかな
みたいな
今話聞いて思ったんですけど
駐在院の方って専門職って
話したと思うんですけど
専門職だからこそ
結果だけしか求められないというか
売り上げが1億だったら
1億を達成したらその人が評価される
それだけでその人の
価値っていうか
本社に認められる存在なのかなっていうところが
思ってたんですけど
そうじゃなくて日本本社の方から
駐在院の方はこんだけ仕事してますよ
アウトプットよりかプロセス
みたいなところって日本の会社って
よく見られるじゃないですか
自分の実力じゃなくて
いかに日本の本社の人と
うまくやっていくかみたいな
結局駐在院の人も
日本の会社での働く
延長上なのかなみたいな
僕の価値観としては
タイトだと思ってて仕事するんだったら
このある程度のクオリティ出してるんだったら
プロセスは関係ないっていう風に
僕は思ってるので
仕事自身の納品のクオリティさえ
しっかり担保できていれば
その人がどういう性格なのかとか
どういう価値観なのかとか
そういうところって
本当はそこで評価されるべきじゃないと思うんですけど
それで
駐在院の方でも
めちゃくちゃ頑張ってるし
そういうところが見えてないみたいな
日本本社としては
ちゃんと評価できてないみたいな
ところって正当な対価として
評価できてないところ
それは不平等だなみたいなところがあって
そこが自由じゃない
っていう感じのかもしれないですね
ちょっと話してて思ったんですけど
なるほど
確かにな
見える部分が少ないですからね
駐在の方って
そこがちょっともどかしいな
っていうところは
ちょっとあったのかなと思いますね
いかがでしたでしょうか
次回もこのお話の続編をお送りいたします
魅力的なお話たっぷりです
お楽しみに
27:20

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