はい、こんにちは、田村陽太です。 今日も一人語り回をしていきたいと思います。
今日のテーマはですね、仕事ができるということは、多い仕事量を早くこなすことじゃないんだというテーマでお話ししていきたいなと思います。
皆さんは仕事ができる人というと、どんなイメージを持ちますでしょうか? 仕事ができる人っていうのは、たくさんのタスクを素早くこなすイメージだと思われている方もいらっしゃるかと思います。
私自身としては、個人的にはそうだとは思っていません。 本当に仕事ができる人っていうのは、仕事の何をすべきかっていう仕事の内容であったりとか、仕事の量っていうのをいろんなところから正確に見極めていって、
どの仕事に一生懸命注力していくべきかっていうのを判断して、必要に応じてその仕事の発注者に対して交渉するだったりとか、そういう能力を持つ人だと私は思っています。
今回はなぜそういうふうなことをしていくべきなのかっていうところの理由についてもお話ししていきたいなと思います。
今回のテーマに関連した雑談なんですけども、私は普段聞いているポッドキャストとして、TBSラジオでやっているJNSUの生活は踊るのお悩み解消コーナー、相談は踊るっていうのを聞いています。
コラムニストのJNSUさんがいろんな方から質問を受けて、そのお悩みを解消していくっていうようなコーナーなんですけども、
本当に勉強になるんですよね。
リスナーさんからのお話のお悩みをまず共感して、お悩み内容の現状を全部分析していって、リスナーさんの本当にやりたい欲求っていうのを全部定めて、
それに対してJNSUさんの今までのご経験であったりとか、知識から解決策を提案していくっていうような、
私たちコンサルティングがやっているようなところの全ての集大成がこれに含まれているなんて私は普段思っているんですね。
これは私もプライベートでも仕事でも活かさせていただいているすごい大事なポッドキャストなんですけども、
そこでよくJNSUさんがお話ししているのが、フリーランスで活躍していくためにはどうしていったらいいんですかねみたいなところを結構相談されるんですよね。
JNSUさんも普段フリーランスでお仕事されているので、
そういうところをリスナーさんも聞きたいんだろうなってところをたくさん相談を受けているんだと思うんですけど、
よくJNSUさんもお話ししているのは、自分の範疇の石、石ころじゃないのにそれを拾うなと。
その自分の範疇じゃない石が自分のところに転がってきたら、この石は自分が対応すべきなんですかっていうのをまず上司に確認しろっていうふうに言っているんですよね。
私もこれ同感で、僕も社会人の時にもいろいろあったんですけど、
いやそれ自分の仕事じゃないんで、これまずすべきなんですかとか、なんでしなきゃいけないんですかっていうのを上司に聞くっていうのは結構意識してましたね。
結局ね、仕事をしている内容っていうのは払われている給料に見合った分仕事をしなきゃいけないので、
一定程度一方的に全部受けるだけだと、そのちゃんと給料に見合った仕事ができるかっていうのがやっぱりできないパターンがあるんですよね。
それを見極めるためにも必ず上司には聞くようにしてましたし、それは逆に聞くことによって上司の方もしっかりとそれが適正に組織が回るように仕事が分担できるかっていうところを意識させるためにも私は重要だと思ったのでやってましたね。
あとは私定時で帰りたかったんで、定時でいったり仕事を終わらせて、どの人にも文句言われないためにやってるっていう感じだったんで、そういうふうにはしてましたね。
フリーランスになってからずっとそれを意識していて、自分たちの事務所でやるべきじゃないことが出てきた場合は、それはお客さんの仕事なのでお客さんやってくださいねって振り返したりとか、それすることは別料金なのでベッドをいただきますねって言ったりとかっていうのはしているんですよね。
全ての仕事は私がやらなきゃ回らないんだって考えるっていうのはそれは違うだろうっていうか、ビジネスをやっていく上では違うなって私は思ってるんですよね。
必ずその個人個人得意分野苦手分野がある中で苦手分野まで追ってまで仕事するってことは逆にそのコストパフォーマンスを悪化させていることになると思うんで、できないことはできないですって言った方が発注者にとっても仕事を受ける側にとってもメリットだと私は思っているんですよね。
なのでそれは私の仕事じゃないですってはっきり伝えることっていうのはビジネスをする側、仕事を受ける側としてもやるべきだと思います。
発注者としては気軽にポンポンポンポン振ってみて、それが無理って言われたらそうなんだって気づかされることもあると思うんで、はっきりと言っても全然問題ないのかなって私は思っているんですよ。
そういう感じで雑談をさせておき、仕事ができる人っていうのは仕事が早くできる人じゃなくて本当に何が大事なんだよっていうのを見極めてその発注者に対して交渉したりとか、
自分たちの仕事をうまくしていく人だよっていう理由を今日はお話をしていきたいなと思います。
その理由として私4つあるかと思ってまして、まず1つ目は仕事を早くこなすことっていうのは別に多くの人を使っていけば対応できることなんですよね。
仕事を早く終わらせるだけであれば自分たちの組織を大きくして、外部従業員さんを雇用するでもいいですし、業務委託で外部リソースを活用したりすることで対処はできると思うんですよね。
なので自分の中で早く仕事をこなすんだってことは本当の意味で仕事ができるってことを私は意味しないのかなっていうふうには思っているんですよね。
かつ仕事の早くこなすんだっていうようなスピードだけに依存していくと結果としてどの仕事をやっていくべきなのかっていう事前のさばき、
前振り段階でがおろさかになってしまうので優先すべき仕事っていうのが集中できなくなる。
大事なやるべきことっていうのが対応できなくなるって意味でも早くこなすことが善だって思わない方がいいのかなと私は思っています。
2つ目はどんな仕事も段々と習熟していけば一定程度仕事のスピードが速くなるものだと思うんですよね。
やっぱりジョブローテーションって言って2,3年でいろんな物処理に変わっていくっていうのはあると思うんですけど、
これって一定程度お客さんとの癒着をなくすっていう意味でもそういうジョブローテーションをすることの意味ってあると思うんですけど、
もう一つ重要なのはある程度一定の仕事って2,3年積めばやっぱりできてくるものなんですよね。
それを超えてずっと同じ仕事をしているとその人自身も飽きが出てくるし、その仕事に対する執着というかマンネリ感出てくるので仕事の効率が下がっていくものだと思うんですよ。
ある程度習熟した分に関しては一定の時間が経てば仕事のスピードが速くなっていくものなので、
あえて仕事をこなすことに早くこなすんだって思わなくても正直いいのかなって思うんですよね。
早くこなしていくことを意識するんじゃなくて、どうやったら自分がお給料に見合った分売上を高めたりとか経費を削減するための仕事ができるかっていうような質の高い仕事を選ぶことにエネルギーを注いでいった方がいいのかなって思うんですね。
仕事のスピードっていうのは意識しなくてもだんだんと身につくものだと私は思っているのでそういう風にした方がいいのかなと思ってますね。
3つ目としては仕事を早くこなすことだけ考えてしまうと一方で無駄な仕事ばかりしてしまうっていうところがあると思うんですよね。
というのも仕事を早く終わらせることに集中しすぎちゃうと本来本当はやるべきだったことまで手を付けてしまうことってあると思うんですよね。
例えば何でもいいんですけどお客さんの訪問したときにローム関係の書類だということでお客さんから回収してうちの方でスキャンして保管しておきますよみたいなことってあると思うんですよね。
その時にも別に自分たちでやらなくてもお客さんが持っていて回収している書類なんだからお客さんにスキャンしてもらってそれをpdfデータでいただければすぐクラウドに移行してできるじゃんとかそういうのってあると思うんですよね。
自分たちの案件を早くこなそうとすることでだったらお客さんから自分早くもらって自分たちでやった方がいいじゃんって考えてしまうかもしれないですけど
お客さんの案件なのでお客さんがやるべきことをお客さんにやらせようっていう風に考えるっていうのはやっぱり重要だと思うんですよね。
そうすることでお客さんがやっている間に自分たちは大事な仕事をしておこうっていう風に考えるっていうのはやっぱり大事だと思います。
前もどっかの会話をお話したと思うんですけど仕事って線と点で意識して仕事をするっていうのは私は大事だと思ってまして