そうだね いわゆる職人キッス みたいな
そう これ 下の人と 新しく入ってきた 人と仲良くやっていかないと会社は
続いていかないし 例えば各部門 ごと 例えばよくあるのが 飲食店
のキッチンとポールがめっちゃ 仲悪いのがあるので ポールの人
が 俺たちがお客さんの接客を してるから お客さんは来てくれる
かっていうふうに言い張ってる けれども キッチンの人は 俺たち
が料理を作らないとお店自体は 回らないわけで ポールスタッフ
の人が すごい無理なんだよ 言って くる キッチンスタッフの要望
聞いてくれないみたいな感じで でも ポールスタッフは俺らの接客
がうまいから そことか会社は回 ってるんだっていうふうに思い
込んでるみたいなケースが結構 ありますね
はい ありますね
こういう部署間の対立とかも 非常 に悩ましい問題の会社はあった
りとか
そういう部署間のやりとりを 厳格にすることとか 横のつながり
ね そうじゃなくて 例えば縦の つながり 先輩とのつながりとか
後輩とのつながり こういう縦の つながりの団体として みんなで
うまくやっていく能力っていう のも すごく重要なんじゃないかな
それってやっぱり 従業員さんが もともとそういう素質を持った
人を採用するべきなんか 会社で そういう人を育てるための研修システム
を作んなきゃいけないのかとか どっちが大事なんだろう
会社の規模感によるかなと
規模感
もちろん こういうリスクを負う ような人を雇わないのが一番いいん
だけど 会社の規模が小さいと そうも言ってられない
そうだね
この人はダメだなっていうタイプ の人をバンバン切っていけるような
体力がある会社じゃない 人数も 少ない会社だったら 今ある人間
をやっぱり教育していくしかない と思うんです
そうだね
その教育する強化システムの基準 を やっぱり仕事ができるとか 売り上げ
が上げられるとか 営業ができる とか そういう軸とは別に 例えば
周りの人間に対する思いやりとか 別の部署とのやりとりを円滑に
しているとか そういう集団を利用 するための みんなで気持ちよく
仕事をするための取り組みをしている かっていう 別の軸での評価も必要
になってくる
なるほどね
これ 実は 今になって言われた 話ではなくて 日本で1966年に三隅
十二さんっていう心理学者の方が 提唱したPM理論っていうので発表
されました PM理論って何かっていう と PMのPっていうのがパフォーマンス
のP 目標達成能力のパフォーマンス のPを指していてて PMのMのほう
はメンテナンスのMらしくて 集団 維持をするための 集団を維持する
能力っていう軸の この二つの軸 を重要視して 会社の評価制度とか
目標設定とかをしていく必要が あるんだっていうのを三隅十二
さんの人が提唱したので 結構 ほっておくと このP機能 パフォーマンス
の目標達成のほうを追求する方 にすごいなりやすいな
そうだね あいつできてるなって 思うし あの人に任せとけば 従業員
さんでも任せられるのかなとか 思っちゃうもんね
例えば 体育会系の人が強かったり する会社ってあるじゃん 大学の
ときも結構 部活入っている人とか 体育会系の人が結構いい会社いる
じゃない
あるね
あるじゃん で 部活って結構P機能 があって 野球番組とか これ陸上部
だったんだけど 陸上部が速かった らしく P機能が強い人が上に上が
っていくのが部活だった
部活って3年間って言われちゃう 大学でも4年間
三回生で終わるよね 就活入って とか
3年間 4年間
で あれの我慢であれば 人間なん とかうまくいくけれども 会社って
3年 4年じゃ終わらないじゃん 3年 4年で耐えらんなくなってくる
と 結局 P機能が他の人より劣 ってる人っていうのは 辞めてい
ちゃうんだよね だから 結構 体育会型の人っていう 体育会系
の人が牛耳ってる会社っていう のは 結構 P機能追求型になりやす
くて 危険なんじゃないかなっていう ふうには思うし 日本の傾向として
このP機能追求型っていうのがやっぱ あるなっていうふうには思う
それ 今 思いつきなんだけど 就活とかでも質問される 人事
の人から質問されるのが 例えば 大学時代に何やってきましたか
とか それで得た経験は何ですか っていうのが パフォーマンス
に特化する質問とかも多いよね 実際に 例えば 組織で 仮でもいい
けど この組織で頑張っていくっていう のは どんなふうにして頑張ります
かみたいな こういうメインテイン の質問を続けていけば もっと
ミスマッチにならないとか そういう のもあったりするよね
おだしょー そうだね あまりにも P機能が強い人を採用するっていう
のが 強すぎるかなって思うし やっぱり 採用する社会人側の人
もM機能っていうのを軽視しちゃ ってるなと 集団維持のメンテナンス
の能力を軽視しちゃってるなっていう のは
大平 面白いね 確かに 短期的に 1年 2年でこの人の組織で
パフォーマンス出してくれるのかな っていう視点で 会社の日本企業
とかの組織で採用してるかもしれない けど 長期的にちょっとした歯車
がずれてきたりとかして その先の 長年いらっしゃったベテランの
方じゃないかもしれないけども ちょっとしたずれっていうのも
あるし その人がいずれ 例えば 採用担当になるかもしれないな
視点ごとに そういうときにずれ が生じてしまうなっていうのも
考えて 人事の人は採用できてる のか そういうのはあるよね
おだしょー ああ それ面白いな
こういう分野で いつか 食っていける社道士になりたい
なというふうに思ってて 個人的に 勉強している
おだしょー あんまりそういうことを やってる社道士っていないんじゃない
それ面白いわ インライト
そうだよね PM理論って 心理学の勉強をすると習う内容
らしくて 結構 社道士じゃなくて 学校の先生やってる人たちがいるんだけども
小学校とか中学校の先生やってるん だけども そういう人って教室の
経営をするから 結構 こういう のを知ってたりする
おだしょー 生徒がこんな感じの 方がいて こんな感じの方がいて
っていうので やっぱりこういう ふうな感じで振る舞わなきゃいけない
とか そういうのでPM理論とか考え なきゃいけないとか そういうこと
学級経営とかって 多分 本当に勉強ができる子 スポーツ
ができる子っていうのが覇権を握 っちゃうと そうじゃない子が隅に
追いやられてしまいがちじゃない だから こういう組織の心理学みたいな
ものを 結構 学校の先生は勉強 してたりする
おだしょー なるほどね そういう ところで今までの社道士の仕事
っていうだけじゃなくて いろんな 組織の中って いろんな現場で会社
で働いてる人がいて そこでの 経験論だったりとか 知識っていう
のがあるから そういうのを吸収 して それを社道士の仕事で落とし
込むとか それってすごい大事 だし 今 このハッキリ言った理論
とかも 俺も全然あんま勉強しなくて すごい大事なことだなってすごい
思いました
ありがとうございます
おだしょー ちょっとまだ時間が 20分ぐらいになってしまったんだ
けども また次 次回の続きという 感じでもお話ししたいんですけども
また来ていただけますか
ありがとうございます
おだしょー ありがとうございます
じゃあちょっとまた 社会保険ローム市の大田和さん
からお話し聞かせていただきました ありがとうございました
おだしょー ありがとうございました
社道士ラジオ サニーデイ フライデイ 今日はまた大田和さん