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2025-02-10 24:58

#44 バイリンガル教育の落とし穴?シカゴ育ちと日英ハーフのパパ対談

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▼今回のトーク内容

子供達をインド系のインターから公立小学校に転校させることに決めた輝の真意とは?アメリカで生まれ育った輝と、イギリスのハーフとして日本で育ったリチャードがそれぞれ幼少期に感じた難しさをもとに、現代のグローバル子育てについて実体験を語り合います。

インド系インターってどんな?/焦る親たち/母国語が深い思考を作る?/親の都合での転校って/アイデンティティが固まるとき


▼番組概要

<商社マンから主夫になったリチャ> と <500億円を持ち逃げされて悟りを開いたかがやき>の2人が、はたらく30代がキャリアの選択肢を広げるためのヒントを探求していきます。

即効性重視の自己啓発や小手先のライフハックではなく、本質的な価値を一緒に見つけていきましょう。【毎週月曜日配信】


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▼番組ハッシュタグ:#戦略的幸福論


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▼パーソナリティ

岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ) https://x.com/tiedfamily244
日本育ちのイギリス系ハーフ。住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ。


河畠ライアン輝(かがやき/個人投資家/プロコーチ)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kagayakimann
アメリカシカゴ育ちの日本人。所属するコインチェックが役500億円盗まれ資本主義的幸せの限界を体感。出家体験で俗世を離脱後、仏教にはまる。エンジェル投資16社。元野総、エクサウィザーズ、VC、起業家、芸人。8店舗経営する2児の父。国際コーチング連盟認定コーチ。

サマリー

今回のエピソードでは、インド系学校に通う子供たちの教育について、英語力の向上とアイデンティティ形成の関連が語られています。参加者たちは、バイリンガル教育の現状とその影響について考察しています。シカゴでのバイリンガル教育に関する議論が進む中、親たちは子供たちにとって最適な教育環境を模索しています。インターナショナルスクールや現地校、日本人学校の選択肢について、それぞれのメリットとデメリットが浮き彫りになっています。バイリンガル教育の落とし穴については、子どもたちのアイデンティティ形成における苦悩が議論され、自己表現の重要性と親のサポートの方法についての視点が提示されています。

バイリンガル教育とアイデンティティ
言語を突き詰めるっていう話、自分を表現する手段を持っておくって話だと思ったんですよ。
子供のアイデンティティ形成にすごい左右する話だなって感じたんですよね。
まあ僕も同じような感じだったなって思いました。小さい頃。
いつか子供たちが聞くかもしれないと思いながら喋ってるのでね。
戦略的幸福論です。
住友障子から専業主婦になった岡田リチャードと
会社が500億円持ち逃げされて悟りを開いた川端輝之です。
輝さん、最近知ったんですけど、お子さんをインド系の学校に通わせていらっしゃると。
そうなんですよ。西笠井にね、東京都内にあるんですけど、グローバルインディアンインターナショナルスクールっていう、
本当にインド人の子が通ってるような学校で、そこに現状は通わせていますっていう状況です。
そうなんですね。そんな学校があるんですね、まずね。
結構10年ぐらい以上あるのかな。昔からどんどんインドの生まれになっていくっていう学校なんですけど。
そうですね。それもそれで。でも学校で10年って言うと新しいですよね。だって僕らが子供の頃はなかったってことでしょ?
そうですね。なかった。比較的新しい学校です。
お子さんはいくつでしたっけ?
上の子が8歳、下の子が6歳です。
うちが9歳と6歳なんで、ちょうど同じぐらい。
ほぼ一緒ですね。
そうなんです。いつからなんですか?そのインド系の学校にうちはいつから?
インド系は下の子は1年で、上の子は2年通ったのかなっていう感じで通っていますと。
なんで僕が住んでるのが渋谷区の方なんで、毎朝アザブジューマンのバス停まで送っていくっていうことをしていて。
なんで結構、子供からすると朝1時間ぐらいかかってるんですよ。学校行くのに。
ドアドアで?
ドアドアで。
そうそうそう。
なるほどね。9歳、6歳、通学1時間、これは長いなと思うんですけど。
長いですよね。
なんでまたインド系の学校に入れようと思ったんですか?
インド系学校の特徴
入れようと思った理由としては、やっぱこれからの時代とか考える。
インド人と仲良くなっておくのはいいよねっていうすごく浅い理由。
あと昔から結構ペンチャーキャプテルとかで働いてた時に、結構インド系の会社の出資とかを上司の人がしてたので、
それで上司からこういう学校があるんだよみたいな話を聞いてて、そういった学校の自分の中でインプットとしてあったっていう感じで。
そういうのも、あと学費がね、比較的他のインターナショナルスクールと比べて安いんですよ。
多分半額以下ぐらいでいけるので、なんで1人バス代も入れて100万円ぐらいみたいな感じ。
なるほど、確かに。いわゆるインターナショナルスクールの相場より、確か半額ぐらいのイメージなんですかね。
半額以下ですね、多分。青馬とかああいう有名なところだと400万とかするんで。
へー、そうですよね。そういう感じだと聞いてました。
なるほどね。
そういった感じで、僕自身もアメリカで生まれ育っているし、英語は喋れた方がいいよねっていうところで、インターナショナルスクールに出ようっていう感じで、
2年前から通わせているっていう感じなんですけど、でもなんか通ってるんですけど、なかなか英語が上手くならないっていうところがあって、子供たちが。
そうですか。
上手くならない。
インドナマリの下手な英語だし、宿題とか見ててもあんま読解力が高まってる感じもないし、
やっぱりね、日本人が6割ぐらいなんですよね、学校は。
おー、なるほど。
どうしても子供が、友達が日本人だとどうしてもね、そっちの楽な言語のほうに引っ張られちゃうんで、
どうしても多分英語が上達しづらいだろうなっていうふうに思う。
なので、学校、すっごい厳しい学校だと先生がもう、ノージャパニーみたいな感じでめちゃくちゃ怒る学校もあるみたいなんですけど、
インドの学校はちょっと緩めなのかなっていうのもあって、結構日本語でしゃべっちゃってる感じがあったりとか。
で、そういったものもいろいろ加味すると、インターナショナルスクールで入れてる人間あんまないんじゃないかなっていうところと、
あと、両方中途半端になりそうだなってちょっと不安があったんですよね。
あ、言語が?英語も日本語もっていう。
英語も日本語も中途半端になりそうな。
学校では読み書きとか、そういったものは基本的には英語で授業を聞いて、英語で学んでるんで、
書いたり読んだりするのは英語なんですけど、日本語ではそこまで読まないので、
でも、しゃべるのは家では英語だったりみたいな感じ。
家では日本語で、友達とも日本語みたいな感じ。
なるほど。
で、なると、なんかね、これは僕の、僕も小さい頃、アメリカで生まれ育ってすごい中途半端だった時期があるので、
日本語も英語も中途半端みたいなっていう時期があったので、
それってなぜそういったことが起こるかというと、
一方の方の言語力が高まらないと、やっぱ深い思考ができないんです。
うーん。
深い思考をまず獲得してから、第二言語をしゃべれるといいんだろうなっていう感覚と、
それがもう本当に徹底して両方ちゃんとしゃべってバイリンガルするかっていう感じだと思う。
バイリンガル教育するんだったら。
転校の決断
なんで、今のこのインドの学校の環境だとすごく中途半端な感じがあって。
あとインターナショナルスクールに出てる親御さんとか見てると、結構海外への憧れとか、
意外とアメリカで生まれ育った僕の知人とか知事合とか、同僚企業の社長の知事合とかって、
全員公立に出てたりするという意味の本質を知ってるのか知らないかもわかんないですけど、
なんかそういう感じがある人たちは結構公立に出てるなっていう印象があるのと。
なんでなんかインターナショナルスクールに出てる人たちってやっぱこう、
英語喋れなきゃいけないみたいなそういう、そうしないと取り残されるみたいなそういう不安から入れてる感実感がなんかあるなって思ったんですよね。
それよりもやっぱ大事なのは自分の頭で考えることであり、
自分のなんか日本人としてのアイデンティティーみたいなものをしっかりこう持つこととか、
なんだろうな、なんかそういうことのほうが結構本質的なのかなっていうふうに改めて思ったんですよね。
こういろいろと自分の子供たちを観察していて。
そういうふうに思った時に、グローバル資本主義で考えると、やっぱりインターナショナルスクールに入れたほうがいいってなるんですよ。
本理的に考えると。英語を喋れたほうがいいんで。
それがまあ海外移住するとかが一番いい選択肢っていうことになってくると思うんですけど、
まあでも別に英語っていうもの自体は、多分中高でも学ぼうとかでも学べるんですよね、本人たちも。
やる気さえあれば。中高で海外留学してもいいし。
で、まあ僕の友達とかでも中高で留学して全然海外でやってきてる人もいるしっていうところで。
そういう人たちは何がやっぱできてるかっていうと、深い思考ができるっていうところがあると思う。
自分の頭で考えて、自分でちゃんとこう行動するみたいな。
とかできてるからそういうアクションが取れているっていうところもあると思うんで。
そう考えると、中途半端に英語だけ学びながら、友達は日本人で、そういうところは日本語で喋ってるっていう感じだと、
なんか、僕思考が浅い子供なんじゃないかなっていうふうに思って。
それでちょっと効率にこの4月、転校させようと思ってるんですよね、2人とも。
っていう経緯があるっていう感じですね。
そうなんだ。なんかだから、あれか。
そもそも英語がめっちゃ大事だろうと。
我々の時代よりもますます英語が大事になるし、
今後の2030年以降の世界で力を持っていくのってきっとインドみたいな国だから、
ロジーと仲良くしておくっていうのはめちゃめちゃ意味があるだろうと見立てていたんだけれども、
英語は朝晩片道1時間かけて通学する割には英語力はつかないし、
お友達も6割日本人だし、
インドのコネクションみたいなものっていうのを見につかないのであれば効率いいやというふうに思い直したわけですね。
なるほど。
で、お子さんたちは?子供たちはどんな感じなんですか?イエーイって感じなんですか?地元地元って。
子供たちは、下の子はどっちでもいいって感じで、
上の子はちょっと友達がいるからちょっと嫌がってる感じはね。
なるほどね。
でもまあ、まんまでもそれはそれで、話せばそこまで嫌がってる感じではない。話せば嫌がりしそうだなって感じ。
そっかそっか、そうなんですね。まあね、通勤大変だっていうのはあるでしょうからね。
もう友達と離れるのはでも確かにな、子供の時ってね、友達との関わりが世界のすべてじゃないですか。
そうですね。
だから、それがね、親の転勤で転校するとか、お家を引っ越すから学校変わるっていうのはあったし、
僕自身は小学校4年生の時に同じ地区内で引っ越すっていう機会があったんですけれども、
同じ町内なんだけど学校が隣で引っ越した後、隣の小学校に転校するっていう機会があったんですよ。
で、中学校でまた一緒になる2つの学校なんですよ。
へー、なるほど。
で、その時、学校は変わったけど、所属してた野球チームはそのまま同じチームにいたんですよ。
へー、はいはいはい。
そう、3年生の時からいた野球チームに留まったんですよね、6年生まで。友達と離れるのやだって言って。
うん、だから学校変わったけど、そのチーム別のとこに1人は聞いて、もう留まったチームの方が弱かったっていうね、オチもついてるんですけど。
そう、そんな感じだったから、僕は今自分の子供たちイギリスに連れてきてるので、やっぱ来るときはめっちゃ嫌がってたけど、
で、来た後も学校最初の1週間とかはもう行きたくないと、英語全然わかんねえからもう勘弁してくれと。
はいはいはい。
バイリンガル教育の挑戦
もうソファーの後ろに隠れて、もうそれを引っペガして、行ったらレゴ買ってあげるからみたいなことをね、騙し騙しで行って何とか連れてったんだけれども、
なので、うちはだから帰った後効率化するつもりなんで、どうやってこれを維持するのかっていうのは課題になりそうだな。
維持難しいですよね。
うん。なんだけど、来るときに1回転校っていうのを経験していて、でまた帰るじゃない?
そこはやっぱり友達と離れるっていう、そして環境を劇的にいきなり変化させるっていうのはすごい忍びない子供たちには申し訳ない気持ちもある一方で、
いろんな環境で自分が適応できるんだっていう現体験になるんじゃないかなっていう期待もある。
それは確かに。同じこと思いますね。
ね。その、なんで学校変わらなきゃいけないのって言われたら、いや。
そうなの?そうなの?そうなの?
いやって、歯切れ悪い言い訳しかないでしょ?
そうなのよ。
めっちゃ歯切れの悪い。そうだ、うちとかは来たとき、まあ割と近くに日本人学校があるところに住んでるんですよ。
割とそう遠くない場所に。で、そこを通過して、現地校に通ってるから。
現地校ね。
え、なんで僕は日本人学校に行けないの?って言われて、いや、あそこは行けないんだっていう、その理由は未だに説明してない。
行けないとしか言えない。
そう、行けないんだよっていう、あそこは君の学校じゃないんだよみたいなね、その生ぬるい説明をしてるんだけど。
補修校は入れないんですね?
補修校は、行くの大変なんですよ、補修校って。前、かぐやきさん行ってたんじゃない?
僕は行ってましたよ、アメリカの近くで。
でしょ、だからそのね、毎週土曜日あるし、で、うちは行けないだっていうことで、代わりに久門で国語を毎日ちょっとずつやってるっていう感じで、
まあ長男はそれでなんとかキャッチアップできたから、あとあれだな、期間が2年間っていうちょうどいい期間限定だったので、まあなんとかキャッチアップできるだろうっていうところなんだけれども、
いやー、うん、だからこの話面白いなって思うのが、インドのインターイって英語めちゃできるようになってる子もきっといるでしょ?いないかな?
確かに、そうですね、人によってばらつきはある感じはあります。
うん、まあばらつきは絶対にあると思うんですよ、ばらつきは絶対にあると思う。
で、うちもやっぱ上の子と下の子で、まあ年が違うからっていうのもあるだろうが、やっぱ英語にキャッチアップするスピードは全然違かった、上の子の方がもうすぐ身につけていったなっていうのはあるし、
で、あと上の子のクラスメイト、新しく来る子とか前からいる子とかも、やっぱり最終的にはみんなすごくフルエントになるんだけれども、やっぱそこのスピードは個人差があるし、
インター行けばペラペラになるよとか、海外に連れてって、現地校入れればみんなペラペラになるよとか、そうじゃないんですよね、その間にあるすごく大変なトランジションのキャッチアップのためのプロセスをぜひ忘れないであげてほしいなっていうのは思いますね、聞いてる人に伝えられることがあるとしたら、当事者として。
うん、で、うちはすごい濁して日本人学校の前を見て見ぬふりしながら通り過ぎて、現地校にある種崖から突き落として這い上がってこいみたいな育て方をして、たまたま子供たちがキャッチアップしてくれたっていうパターンだと思ってるので、なんかやっぱ子供によって違うだろうし、最適な教育ってなんだろうなみたいなところは永遠の課題というか、子供が大人になるまでの課題だし。
教育環境の選択肢
そうですね。
で、大人なんだろうな、僕らみたいなね、30後半とかになった後に、いやー俺、小学校ああいうとこ行ってたら違ったのになーとかいちいち思うことないじゃないですか。
思わないですね、確かに。小学校に関しては、確かに。
僕が個人的に大事にしてるのは、自分がサポートできるかどうかって感覚なんですよね。
うーん。
なんか、知らないことをカバーできないみたいな、あーなんて言うんだろうな、これが果たしていい感覚なのかは分からない。
分からないが、例えば、うちの子供たちに関しては、日本の大学に入学して、そこからどこかに留学をするっていうルートに関してだったら、自分は知識を持ってるとは言わないが、大学受験までのサポートは僕ができるって思うので、
そこをどうやって戦い抜けるかみたいなイメージは持ってるから、帰国史上枠の受験とか、小学校受験、中学校受験とか、あんまり意識しなくても、本人たちの頑張り次第で行きたいところに行けるサポートができるかなっていう、自信というようなイメージを持ってるんですよね。
うん。なんだけど、うん、なんだけど、なんか例えば、こっちに留まって寮生活で、中学校をイギリスのなんかボーディングスクールみたいなところに行かせる?とか、
日本でインターナショナルスクールに通わせてみる?とか、そういうものは自分にとってはちょっと変化球すぎて、一体どんな暮らしになるのかイメージが湧いてなくて、そういうところに本人が希望してるわけでもないのに、わざわざ突っ込むっていうつもりは、あんまり乗らないっていうのはあるんですよ。
なので、自分が自信を持ってサポートできるかどうかっていうのが、学校選びの一つのポイントにはなってるかなって思うんですけど、どう思います?
なるほどね。まあ確かにその視点もありますよね。確かにサポートできるかどうか。
僕としては、まあ日本の学校は行ったことないんで、アメリカで生まれ育ってるんで、まあでも日本語もわかるんで、まあ多分どっちも勉強的な意味ではサポートできるっていう感覚はあるなっていうので、そうですね、そういった意味ではまあどっちでも行っちゃいいっていう感じだったよね、僕は。
なんで、なんだろうな、ただ、僕の場合だと、やっぱその、結構その言語の行き来で結構苦しんだ自分がいるんで、アメリカの学校通いながら土曜日は日本人学校通ってみたいな、で、家では日本語で、で、学校でもあんま友達ができなかったタイプだったんで、結構しんどかったんですよね、学校に通うのが。
すごく英語が大して喋れない、でも日本語が大好きな日本人みたいな、でも日本人の子たちと比べると全然漢字も書けないしみたいな、すごい中途半端だったんですね、自分自身が。
で、それによって、学校では英語で読んだり英語で書いたりして、でも家では日本語のアニメとか見ていて、感じで、まあ普通に一つの言語だけでそれを浴びせていたら、もうちょっと趣向深まるじゃないですか、たぶん、学校では、割とこう勉学的な日本語を覚えて、で、家ではちょっと遊び的な日本語で、で、たぶん趣向が深まると思うんですよね、そういった時の。
なんで、たぶん僕小さい頃の小中ぐらいまでは、めちゃくちゃ趣向浅かったんですよ。
うん、まあまあ、みんなそうじゃないっていうのはあるけど、まあそれを差し引いてもか、それを差し引いても、周りのこと比べてでも。
言語とアイデンティティ
そうですね、比べて浅々だったんじゃないかな、みたいな感覚があって、で、僕の趣向が深まり出したのは、やっぱり社会史になって、本をめちゃくちゃ読むようになってから趣向が深まったんですよね。
なんで、結構、なんだろうな、別に結構バイリンガル教育とか英語喋らなきゃいけないっていう不安でみんな動いてると思うんですけど、まあそうじゃなくて、やっぱ大事なのは一つの言語を突き詰めて深い趣向を得ることの方が圧倒的に大事だなっていうふうに思っていて、で、僕としては社会人からその状態になるんじゃなくて、小さい頃からそうだったら、より良かったなみたいな覚悟もあって、
まあそれが幸せかどうかはわかんないですけど、まあ一つの言語で深く考えるってのは大事だし、かつこれから日本人って要は絶滅危惧種になっていくじゃないですか。
まあ人口が減り始めましたから。
そういった意味ではなんかそういう視点で見ると、逆に希少な存在だなみたいな日本人であり、日本語をしっかり勉強してる人種というのは、そう考えると将来のAI時代とかに備えると、まあ別に翻訳とかも全部自動で英語になるし、むしろその日本人のやつ出てきたみたいな、日本語ネイティブのみたいな、完全なみたいな、
そういう感じの方が英語を中途半端に勉強するより、国際的なプレゼンスもあかんじゃないですか。これはちょっとだいぶ先読みしすぎてますけど、なんかそういう見方の方が、中途半端に英語を覚えなきゃグローバルな舞台で戦えないっていう浅い感じじゃなくて、
より変えがたい、リアルなものであり、もっとなんかそっちのほうが本質的な気がしたんですよ。なんか考え直し。
だからインターナショナルスクールに入れたっていう自分の動き自体が、結構その焦りから駆動してた。自分から見て、英語できなきゃって焦って、そういうインターナショナルスクールに入れてるっていうのと、同じ態度で自分の子供の学校決めてたんじゃないかって振り返ったってことね。
そうそうそう。っていうふうにちょっと思ったんだよね。
なるほどね。なんか分かるわ。なんか1個聞きながら思った話があって、言語を突き詰めるっていう話が、自分を表現する手段を持っとくって話だと思ったんですよ。
あー、たしかに。
僕自身は日本語の環境で育って、見た目が外人外人って言われながら、外人じゃないし日本人だしと思いながら大人になってきたので、割と自分のルーツってどこにあるんだろうみたいな悩みを持っていたんですよね。
で、そこにおいて、すごく自分が葛藤を抱えてるっていうことを理解してもらうことが自分にとってとても助けになったと思うんですよ。
で、残念ながら、あ、でもやっぱ思い出すな、なんか保健室の先生とか。
うん、なんか別になんか心を病んで行ったというよりは、病んちゃな子だったので結構怪我をしてよく行っただけなんですけども、
小学校の時も中学校の時も全然別の先生だけれども、なんか僕のことを、なんかリチャードくんは、岡田くんね、岡田くんはイギリスの地と日本の地が、地の話はしてないかな、イギリスと日本のルーツがあって、
グローバルなマインドが親御さんからしっかりと育まれてるんだねみたいなフィードバックをくれて、そうとは思わなかったけど、
アイデンティティと自己表現
あの、そういうふうにも見えるんだみたいなことがなんかね、自分が感じてきた難しさとかを理解してくれる人がいるんだと。
なんかね、手放しにいいねとか言われるのが一番辛かったんですよ。
あ、いいじゃーん、ねえ、アメリカ人みたいって言って、イギリス人みたいとか、なんか、え、すごい英語喋れるでしょう?みたいな、家では英語なの?みたいな、なんかね、その、
100%肯定的なものとして言われるのはすごく心外だったんですよ。なぜなら僕はみんなと見た目が違うことで苦しんでいるから。
うん。で、葛藤があるんだろうね、どんな苦しみかは私にはわからないけど、みたいな包み込み、需要?だね、需要をしてもらえたならば、どんなに助かっただろうか、あの頃の僕は、どんなに嬉しかっただろうかっていうのは、今、想像するんですよ。
なので、子どもたちがアイデンティティを確立するために必要なのは、自己表現をする手段だと思うし、
それに対して、親であり身近な大人が提供できるのは、需要なのかなって思いました。きっと葛藤があるはず、うまく言葉にできない苦しみとかの最中にいるはず。
うん。それを、なんだろう、なるべく打ち明けていいというか、そういう存在として接しつつ、適切と思われる学校を選んで送り込んであげたらいいんじゃないかななんて思いましたよ。
いや、よくそのとおりですね。需要っていうのは、まさに子どもが常に求めていることですよね。自分が常に見てみてって言って、それをちゃんと見てあげてっていうのを求めてますよね。
この話聞いて、僕も同じような感じだったなって思いました。小さい頃。
なんかきっとそう、自分の頭で考えていることと周りが自分に対して思っていることとのギャップがあるんじゃないかっていうのが、たぶんアイデンティティのクライシスの起こる構造なのかなっていうふうには思いますね。
それは最近の自分でも身に覚えのある話だし、なんかね、SNSで発信しているものと実態との乖離とか苦しいじゃないですか。
だからなるべくその乖離が無きように頑張りたいんですけど、どうしてもいい面を切り取って発信していくものだったりするから、ずれがちだし、結構私はその勇気づけに興味があるので、
こういうふうに捉えるといいぜみたいなことを言うんだけれども、家の中で全然できてないじゃんみたいな時にすごいもう一段深く落ち込んだりするんですよね。
なので、そういうの良くないなぁと思いながらどうしていこうかなみたいなことはよく考えますけど、こんな感じですかね。思ったより長引いたな、この話が。
親の役割と教育の重要性
そうですね。思ったより。
いつか子供たちが聞くかもしれないと思いながら喋ってるのでね。
そうですね。
パパたちなりに考えてるんだよっていうことで、収めていただければと思います。息子、娘たちには。
なんですかね。
そんな感じで、じゃあ、収めていきましょうかね。
はい。
戦略的幸福論では、キャリア、お金、家庭、教育といった働くことをテーマに配信しております。
このチャンネルのプロフィール欄からお便りを募集しているので、感想や取り扱ってほしいテーマなどぜひ投稿してみてください。
先日、感想のDMを頂戴しまして、とても丁寧に書いていただいて。
ありがとうございます。
本当に嬉しかったです。
その中で、女性のキャリアとか、女性のキャリアパス、ロールモデル、そういう話をぜひ聞いてみたいと。
なので、女性のゲスト呼んでくださいというリクエストもあったので、これは準備中ですので、お楽しみにしていてくださいというところですね。
はい。
あとは、ノートのメンバーシップも先月からやっております。
ぜひぜひ応援いただける方、300円から参加できますので、メンバーシップを覗いてみてください。
それでは、みなさんまたお会いしましょう。
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